村上春樹のレビュー一覧

  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    春樹氏の小説はなかなか先に進まないけれど、エッセイはサクサク読めてよい。自分の書きたいことを書きたいように書いているのが好ましい。「3」も読もう。

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    2021年11月16日
  • さよなら、愛しい人

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    今回もやはり途中からよくわからなくなってしまった。
    マーロウはなぜあのような暴力を受けなくてはならなかったのか。
    なぜ麻薬中毒者の病院に入れられたのか。

    最初の方のグレイル夫人とのお酒を飲むシーンが一番印象に残った。。。

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    2021年11月16日
  • 辺境・近境

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    村上春樹氏の小説はあまり肌に合わないが、エッセイは大好きだ。彼の感じたことに共感でき、それでいて自分自身ではうまく表現ができないので、読むとすっきりとした気分になる。
    今回は、旅をテーマにしたエッセイ集。メキシコや香川など、いろいろな旅行先の出会いやエピソードを綴っている。
    メキシコやアメリカ横断は、「あるある」と思いながら読んだし、行ったことがないモンゴル・中国はやっぱりそうかと感じたし、香川のうどんを食べる旅の章は本当に面白くて、ゲラゲラと笑ってしまった。そして、香川に行きたくてたまらなくなった。
    読者に行きたい!と思わせることが旅のエッセイの目的ではないが、村上氏のやや冷めた表現がなかな

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    2021年10月31日
  • 大いなる眠り

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    「長いお別れ」に続いて再びチャンドラーに挑戦。
    長いお別れがあまりにも面白く、同じようにあっという間に読めるかな、と思っていたが、この本はそうではなかった。
    とにかく登場人物や事件が入り組んでいて、話の筋が理解できない。
    最後のどんでん返しでも、いまいちよく意味がつかめず、読み終えた。
    結構時間がかかってしまった。
    訳者のあとがきを読んで、納得した。

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    2021年10月22日
  • やがて哀しき外国語

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    24年ぶりに、ふと読んで見ました。「六年前には大学ノートに手書きで『ノルウェーの森』を書いていたが今はマッキントッシュ」という件には時代の流れを感じました。逆に「冷戦にも湾岸戦争にも勝ったこの国の人々がそれで幸せになれたわけではない」「アメリカ人の敵対意識がフセインから日本経済そしてネオナチに移り変わる」様子には、アフガンを撤退し、コロナによるアジア人差別に繋がっている今のアメリカと何ら変わらないと感じました。その時代の空気を感じられることに併せて、やはり村上春樹のエッセイは素敵です。

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    2021年10月09日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    村上春樹の音楽の話を聞くと、話題に上がっている音楽が聴きたくなるし、読んでいると1対1で話している感覚になってすごく気持ちが安らぐ。
    こういった雑文みたいなのも僕には性に合ってるんだなと思った。
    たぶんだけど。

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    2021年09月12日
  • TVピープル

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    TVピープル
    自分だけが気づいている世界のちょっとした違和感がどんどん増幅して行って、ついには平穏な日常が奪われる。しかし、そのことに気づいた時にはもう遅くて、日常は帰ってこない。なぜならもう駄目だから。
    TVピープルがなんで小さいのか、なんでテレビを運び込むだけなのか、妻はどうしていなくなったのか、疑問点はたくさんあるけれどなによりも哀しい話として読んだ。そもそもTVピープルって悪なるものなのかな?そこもはっきりしないところが春樹っぽい。

    我らの時代のフォークロア
    人生のある一時点でしか成立し得ない男女のみずみずしいケミストリーみたいなものが年月を経て、失われるのを見るとなんとも言えない寂

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    2021年09月08日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    ドーナツとコロッケの話を読んで、無性に食べたくなった。
    ドーナツは昨日食べたんだけどね。
    コロッケは水野屋で買い食いしたいなー。

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    2021年09月06日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    村上春樹さんにとって小説とは何なのか、について、川上未映子さんが質問攻めにしている本でした。

    村上さんは、読みやすい文体を大事にされてること、物語にメッセージや意味を込めたり伝えたりしようとはしてないこと、自我に関する悩み(やその解決)という次元で書いてはいないこと、それよりもっと、無意識(深層心理?)に近い領域で物語をかいていること、読み方は読者に委ねていること、などがわかりました。

    川上さんの質問が鋭く熱心なのに対する村上さんの脱力加減というか自然体加減がすごい。面白かった。言及される作品も読みたい気持ちになった。

    村上さんが人として謙虚だが小説家としてはプロ意識・自信に満ちてるとこ

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    2021年09月05日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    コロナ禍で旅行に行けない今読むのにぴったり。
    ギリシャのアトス半島と、トルコの黒海地方+東南部を周遊した旅のもようを綴っている。旅行記なのでかなりスラスラと読めた。
    ギリシャ編ではいくつもの修道院を訪れ、出会った人や食べものを宗教的な要素にも簡単に触れつつ紹介しているが、なかなか一般的な観光客は足を踏み入れないような場所であるから興味深い。
    トルコ編では、トルコのキラキラした部分だけではなく、旅で起こったことをもとにその地の雰囲気、トルコ人の気質や現地人はあまり話したくないような暗い部分に触れたりしていることに好感を持てた。クルド人の話であったり、東南部の街の雰囲気など、少し重い話題であっても

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    2021年09月02日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    作品全体に暗喩の雰囲気が漂う村上春樹がよもやプラトンについて明るくないどころか洞窟の比喩も知らないとは、、、、。
    徒然に、ある種、語感だけでメタファーとイデアを持ち込んで騎士団長殺しを執筆していると考えると身震い。作品を読むたびにこの人物が象徴しているものはなんなのかなあ、わかんないなあとか思ってたけどそんなこと考える必要もないんだな。
    「もやっとした総合的なものを読者がもやっと総合的に受け入れるからこそ、それぞれ自分なりの意味を見出すことができるんです。」

    わかりやすいステートメントではなく、善き物語としての小説、それもわりかし長い小説という形で発信を続けていく村上春樹の作品を今後も追い続

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    2021年09月01日
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村上春樹が小説を書き始めたきっかけは前から知っていた。ヒルトンも赤鬼もすぐ思い浮かぶ。
    音楽と読書が彼の抽斗を増やし、それが多彩な小説を生み出す素となっている。

    もし全員を楽しませられないなら
    自分で楽しむしかないじゃないか

    という歌詞には勇気づけられる。
    面白い箇所はたくさんあったが
    河合隼雄先生の思い出は興味深い。
    河合先生が、意識してとった受動体勢アンダーグラウンドの春樹の姿勢とシンクロする。

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    2024年02月08日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    対談である。そして、その作品として「騎士団殺し」があげられている。自分は未読なので、内容を理解できないと思われた。あとで機会があれば読み直したい。

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    2024年07月22日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    温い共感と温かな違和。素面のままでも心地よい微酔。夢と現の境目が消えかかる頃に読み終わる。旅先で読むにもってこい。

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    2021年08月13日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    約1時間半程度で読み終えてしまうエッセイだったけど、Tシャツのデザインやそれにまつわる思い出やら背景やらとにかくいろんな意味で楽しめた。
    改めて感じたのはTシャツのデザインはやっぱり海外ものに限るなと言うこと。特にアメリカ。
    個人的気に入ったのはスピードメーターを動物で表したプリント柄のTシャツ。
    欲しい。

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    2021年08月12日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    村上春樹氏の、これまでの国内外でのインタビューや雑誌に寄稿した前書き的な文章、結婚式に送った電報や賞受賞時のスピーチ原稿など、さまざまなシチュエーションにおける彼の文章を楽しめる一冊。エッセイとは違い、小説とも違う、新しいタイプの本。これらの文章を読み進めるうちに、彼の小説のスタイルの大枠が見えてくる。現実と、非現実との狭間。世界の果てと、生と死。

    個人的にやはり刺さるのは、「アンダーグラウンド」「約束された場所で」を軸にした地下鉄サリン事件やオウム真理教に関する記述。そして、彼の見解がとても興味深い。

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    2021年08月08日
  • 女のいない男たち

    購入済み

    ドライブマイカーの映画が楽しみ

    ドライブマイカーは絵になると言うか、情景が浮かぶ良いストーリーでした。その他のお話は独立機関、シェラザード、木野と表題作まで、女性を何らかの形で求める男の満たされない気持ちがあふれているように感じました。コロナで人々のふれあいが不自由になる中で求めていたショートピースを一個いただきました。

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    2021年08月07日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    村上春樹36才頃のエッセイ。
    最近と逆の事を言っていたり、昔から変わらない考え方だったりするところが面白い。でもやっぱり何でもないことを分析して文章に出来るっていいなぁって思う。自分なんか本は読んでる方だと思うんだけど表現力がないんだよなぁ。この年令(50才)になっても。

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    2021年07月22日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    ステーキの描写があまりにも美味しそうすぎて、ステーキ屋さんに行きたくなった。。。
    あとはスペースシップの話も好き。

    家庭というのが暫定的な制度であって移り行くものである、て箇所とまず自由を手に入れ、それを維持するために問題を解決していくこと、という箇所は個人的に響いた。

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    2021年07月15日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村上春樹さんのエッセイを初めて読んだ。隣でぽつぽつ話して聴かせてくれているような口調の中に、映画をひたすら見たりシナリオを見て想像を膨らませるエピソードはじめ、節々に凄みがあるのが良い。そして、安西さんの挿絵も素敵。さらに、安西さんの挿絵が描きづらい題材を持ってきて困らせてやろう、という狙いで豆腐の話が立て続けにきたり、嫌いな虫の話を敢えてしたりするのが妙にカワイイ。

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    2021年07月09日