村上春樹のレビュー一覧

  • 人生のちょっとした煩い

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    ペイリーの第一冊目の短編集。
    自由でユーモアがあって、その時代の人々の生活をふんわりと掬い上げている物語の数々。

    くせになる作風で魅了されます。

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    2010年09月09日
  • 人生のちょっとした煩い

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    女は散漫で思いつくままに喋るから、話があっちこっちに飛ぶ、なんて云われます。ええ、思いあたりますとも。この小説も筆者の思考の流れるままにひょいと飛躍するところがあるので、ぼやっとしてると置いてきぼりを食らうことがあります。でもちゃんと帰ってくるから大丈夫です。
    そんなわけで、時代とか社会背景とか民族がなんちゃらとか、そういう問題はいっさい置いといて、ようは50年代のガールズ・トークだと解釈すると、もろもろ腑に落ちました。原題は“The little disturbances of man”なんですけど、訳者の村上春樹センセイは「女の人生の煩いのモトはたいてい男だからね、フフフ」といいたいのかも

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    2011年02月03日
  • 辺境・近境 写真篇

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    村上春樹と松村映三の辺境・近境 写真篇を読みました。村上春樹のコクのある文章と松村映三の味のある写真で構成された10年以上前の旅行記でした。二人のコンビネーションが他の土地に旅行したときのわくわく感を醸し出していて、面白い読み物になっています。ところで、村上春樹はSF作家である、という意見を聞きました。確かに考えてみると私の気に入っている「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」や「アフターダーク」「海辺のカフカ」などはSFと言っても遜色のない構成になっています。語り口が独特で読みやすいので、純文学系のように錯覚してしまいますが。まあ、面白く読めて、何か考えさせられる小説であれば、どの分野で

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    2011年07月18日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    もともとジャズは好きだし、好みが似ていたので、読んで楽しかった。分かりやすく、ジャズを知らない人にとっても良い本だと思う。

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    2010年04月19日
  • 意味がなければスイングはない

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    村上春樹の音楽エッセイ集。

    音楽はとても個人的なものなので、周りの評価がどれだけ高くても、自分の感性に合わないものは好きにはなれない。
    たとえ、それが自分の好きな作家が愛する音楽だったとしても同じことです。
    そういう意味では、好きな作家の音楽エッセイを読むというのは、ちょっぴり勇気が必要かも・・・などと、思いながら読み始めました。

    しかし、「音楽についてそろそろ真剣に、腰を据えて語るべきではないか」という帯書きのとおり、その真摯な文章に最初から引き込まれます。

    村上作品の中には、色々な音楽が挿入されているし、知識が豊富であることは周知の事実かもしれませんが、この本で取り上げられ

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    2010年03月28日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    村上春樹の小説を読んでなんとなくジャズというものに興味をもち、そして、本作を読んで「よし、ジャズを実際に聞いてみよう」という第一歩を踏み出すことができた。
    今ジャズを聴くようになったのも、村上春樹のおかげです。

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    2010年03月15日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    村上春樹の作品には何度もジャズやクラシックが登場してきます。それは作者が好きだし、精通しているからとききました。

    どれくらいなのかなぁ~と思って購入してみました。

    内容は作者の著名なジャズミュージシャンに対する作者の個人的な想いがつづられています。

    著名な音楽化が説明する説明書よりかは敷居が低くて、ジャズのCDを借りる度に参考しております。

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    2010年02月24日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    ○単行本:1983年12月
    ○文庫本:1986年12月
    ○分類:「素敵な絵と文書」の本
    ○私の偏見的感想
     ・安西さん、村上さんの名コンビが世に放った記念すべき第一作。
     ・あと書きによれば、画集を出すのがいやと言う画家と、エッセイ(随筆)を出すのが恥ずかしくていやと言う作家が、誰かと一緒だったら、相乗りだったらと思って出来上がった、引っ込み思案なお二人だからこその作品。
     ・安西さんのイラストは、雑な様で実は緻密で、相変わらず良い味出てますよね。(うふふ)
     ・村上さんの文書はエッセイと言うより、小品集という感じでまとまっています。(ご本人は否定するでしょうが、個人的には非常に朗読向きな文書

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    2010年08月15日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    名古屋に旅行に行くといったら、友人の目が光った。そして差し出された一冊の文庫本がこれ。

    国内外の突っ込みどころ満載な都市を訪ねて、素朴な疑問や毒舌をまじえつつ突っ込みまくっているトラベルエッセイ。でも、なんというかこういう旅の仕方が好きな私としては大変楽しく読ませていただきました。

    「地球のはぐれ方」っていうタイトルもつぼ。

    いつか江の島に猫に会いに行きたいわ~。

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    2011年01月07日
  • 意味がなければスイングはない

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    あまり知らないミュージシャンでもなんとなく親しみがわくし、ちょっとでも知っているミュージシャンはすごく好きになる。すぐにでも聞いてみたくなる(なかなかそうもできないけど)。
    どの節もとってもいい。「ゼルキンとルービンシュタイン」がお話としても最高に面白い。
    村上春樹という人はやっぱりこういうふうに大切に、好きな音楽を聞いているんだなあ、となんだか嬉しくなった。やっぱりそうなんだ、と。

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    2009年11月19日
  • 1973年のピンボール

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    処女作『風の歌を聴け』の続編。生きるため、新しい一歩をふみだすために清算された過去の残骸。生きることの難しさが、哀しいほどにユーモアたっぷりの軽妙な文体で描かれています。

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    2025年08月11日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    この人の妄想というのか、こんなデタラメなことをよく思いつくよな
    ところどころ笑ったところがあったけど忘れちゃった
    村上春樹の考え方の芯のようなものが、ちょっとわかるような気がする

    村上春樹の顔をネットやテレビで見たことがあるけど、それより安西水丸の描いた顔の方がそれらしい

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    2019年01月16日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    内容(「MARC」データベースより)
    「自由な半時間ができると、窓辺に座る。彼女は待っているのだ。」 たった三冊の短篇集で、40年間、圧倒的支持と尊敬を受け続けている作家グレイス・ペイリーの不思議な小説世界を村上春樹訳でおくる短篇小説集。

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    2009年10月04日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    私にはまだ難しすぎたかも知れない。整ってるんだけども「え、これ誰?いつ出た?」みたいなところが多かったんですが、私だけでしょうか。カタカナ苦手だなあと改めて思った。ところどころ怖かった。

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    2009年10月04日
  • レキシントンの幽霊

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    20年ぶりに再読した。どの作品もあまり印象に残っていなかったけれど、いま読むととても丁寧でおもしろい。
    庭の地中から現れる獣と住人の女性が対峙する「緑色の獣」はいまこそ読まれて欲しいし、「氷男」の永久凍土、「トニー滝谷」の都市の暮らしでの、大波の描写が圧巻の「七番目の男」の、それぞれの絶対的な孤独に痺れる。また何年か後にも読みたい。
    2025.02.17

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    「めくらやなぎと、眠る女」が好き。
    2005.05.29

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    2025年02月18日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    本国で非常に根強い人気のある作家なのだそう。(訳者によれば)。難解、とかいうことらしいが、それは用いられている語句の問題というより、語り口やいくつかのレベルでの空白によるのではないかと思う。小難しい、という感じはしない。短い一遍を読み終えた後、読み流すことも可能なのだけれど、腑に落ちない何かがあってつい読み返してしまうといった味わいの本。個人的には近年の収穫である。

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    2009年10月04日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)

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    少しずつ面白くなってきた
    リトルピープルがますます気になる
    内容はまだまだこれからだろうけれど、村上春樹が持つ知識量の深さに思いを馳せてしまった、、。

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    2026年01月04日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    以前、100分で名著で取り上げられていたので読んでみた。

    村上春樹を読み慣れていないので、どういう感想を持ったらよいのかわからないような不思議な物語。

    登場人物の中で唯一理解できたのは、笠原メイだったが、それは一番マトモだったから?

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    2026年01月04日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    まだ序盤なので何もかもが不明なまま物語は
    進んでいる。
    が、不穏な雰囲気しかない。
    主軸になる2人。
    青豆と天吾がどのような接点を持つのか。
    また、2人を取り巻く人物たちもどのように
    なっていくのか。
    続きが気になる小説ではある。

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    2026年01月04日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    さきがけ、戎野先生、ふかえり、リトルピープル、空気サナギ、天吾の母、安達クミなど、何もわからないまま終わっていった。まあ論理が通用しない世界ということなのだろうが、もっと幻想的なものを求めてしまったのかもしれない。何かを示唆しているのだろうが自分の読解力、考察力では厳しかった。小松が誘拐されたのと対比して、タマルが徹底したプロなのが面白かった。牛河をしっかり殺してくれてありがたかった。牛河の死後の視点も斬新だった。終始、青豆と天吾の孤独感は、単純明快だと思った。もう少し言いずらいくらい凡庸で複雑な孤独感を知りたくなった。

    小説全体としては、やはり序盤が面白かった。色々な種類の天才、孤独な人間

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    2026年01月04日