村上春樹のレビュー一覧

  • リトル・シスター

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    映画はイマイチのと村上氏のコメントをみたので、逆にどんなものか観てみたい。初めて読んだチャンドラーがこれでよかったのか、と今になって思う。

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    2014年05月15日
  • アンダーグラウンド

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    1995年3月20日に(昨日がちょうど事件から19年目でした)
    オウム真理教による地下鉄サリン事件が東京で発生しました。
    死者は13人、被害者は6300人(本書には3800人)にものぼりました。
    事件当時僕は17歳で、教室で1時限目か2時限目の生物の授業の時に、
    教室に入ってきた先生が興奮しながら「ひどい事件が起こった」
    といって、結局授業にならなかったことを覚えています。
    そのくらい、インパクトの大きな事件で、その後もしばらく
    世間はこの事件とそしてオウム真理教に関する報道にくぎ付けになりました。

    本書は小説家・村上春樹さんが初めて手掛けたノンフィクションで、
    彼がインタビュアーとなって、

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    2025年06月24日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    文庫が出てすぐ買っていたんだけど、あまりにもかけ離れていて、数ページではじき返されてしまった。8年たった今気まぐれに読み始めると、すごく近く感じた。自分も大人になったんだーと風呂で読みながらぼんやりと感じた。

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    2014年03月16日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    ジャズが好き、和田誠さんの絵が好き…で購入したのですが、この本を読んで村上春樹さんの短いエッセイのファンにもなりました! 行間から、「音が聴こえてくる」んです。この本を読んでから聴いたビル・エヴァンズ「My Foolish Heart」、マイルズ・デイヴィス「Four &More」…ああ、村上春樹はこの音をそう表現するのか…と、うっとりしました。まだ聴いていないとっておきの曲がまだまだたくさんあって、考えるだけでわくわく。CD化もされていて、村上さんがエッセイを添えていますが、これも涙もの。ジャズとはどういう音楽か? 村上流のめちゃくちゃ素敵な答えがそこに。これもぜひ読んでみていただきたい名エ

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    2014年02月22日
  • ロング・グッドバイ

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    レイモンド・チャンドラーの長いお別れ、村上春樹訳。
    まずそのタイトルに惹かれた。ロング・グッドバイ。
    なかなか粋なタイトルである。

    フィリップ・マーロウの織り成す物語に、
    読んでみて大分想像してたものと違っていた。
    いわゆる推理物と呼ばれる、事件が起きて推理していって犯人を暴いていく、
    そんな王道パターンとはどこかズレているような、
    まずもって、人間臭さが全開である。そして何処までもキザな。
    そんなフィリップ・マーロウという男の魅力を存分に味わう、
    読んでいくうちに珈琲を深く味わうような、
    そんな苦味にも似た切なさがそこには広がっていた。

    ハードボイルドとはこういうことなのかもしれない。

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    2025年04月01日
  • 若い読者のための短編小説案内

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    第三の新人と呼ばれる作家たち・・・恥ずかしながら、ほとんど読んだことがなかった。
    代表作といわれるものが一作、読んだことがあるかどうか。
    『翻訳夜話』を楽しく読んだので、この本も読んでみようという気になったのだが・・・なかなか馴染みのない作家の、しかも初めて聞くような作品ばかりで、びっくりした。
    もう少し、本文の引用があるとうれしかったけれど・・・
    読んでいくと、どこか、村上ワールドに重なるような何かをもった作品たちなんだな、と思わされた。
    特に、達者とされる作家(吉行淳之介や丸谷才一)の中に、ぎこちないなにか、ごつごつしたなにかを感じ取る、こだわりのようなものを感じた。

    巻末についている、

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    2014年01月31日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「ハイファッション」という雑誌で連載されていた春樹氏のエッセイ。小説も大好きだけど、彼の本はエッセイも好き。お馴染み、安西水丸氏のゆる〜いイラストが絶妙の31編。
    中でも、山羊座のやり切れなさを語った「わりくう山羊座」、東京と千葉のタクシー運ちゃんの違いを説く「千葉県タクシー・ドライヴァー」、レイモンド・チャンドラーが小説を書くコツについて持論を語る「チャンドラー方式」、一人旅の若い女の子と電車で相席になったときの戸惑う心境を語る「ひとり旅」、春樹氏御用達のコロッケ定食がとても美味しいお店の話「うさぎ亭」の5編が好みかな。

    千葉県のタクシー運ちゃんは、東京に比べるとよく客に話しかけ、また

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    2014年01月29日
  • 意味がなければスイングはない

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    音楽や美術、映画とかの好みは人それぞれだから、ある意味では本を書くには難しいテーマだと思います。しかしそこは村上氏。いつもの感じで飄々と、愛を込めてときに辛辣に音楽を語ります。この本の面白いところは、村上氏がスガシカオについて語ってるとこ。そこがハイライトだと思います。

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    2014年01月29日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    村上春樹さんはホントのように嘘のお話を書くのが上手い方だなぁ、ということをしみじみ感じ入りました。マイ・スニーカーストーリーなどは「えええ!?嘘でしょ?でもホントかな?」と突っこみながら読んでいたらやはり嘘だったので大笑い。ユーモアの中に知的センスと哲学がさりげなく含まれていて、誰かがそう簡単に真似できるような類のものではないとおもいます。安西水丸さんのイラストにも同じことが言えますね。真似できそうで出来ない、親近感をもたせながらどこかきわめている。そんな感じ。忘れかけていた遠い日の夢を呼び覚ましてくれる、大人のポエム、大人のメルヘン集ともいえる本だと思いました。

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    2014年01月23日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    1980年代の話なんでかなり古いんだけど、読み物としてはかなり面白いです。
    製品の話聞いてわけがわからないので「うなずきトリオ」になっちゃうとか……。

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    2013年12月01日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    社会見学本。ここでのカツラメーカーでの取材経験がばっちり『ねじまき鳥クロニクル』に生かされてるんだなぁと。『ねじまき鳥〜』では何でここでカツラ!?と思ったけど何となく謎が解けた。こういう本また出して欲しい。2011/016

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    2013年09月13日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    これもなかなか面白かったけど、「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」の方が面白かったかな。本著を書いてから15年近くたって、言葉の選び方なんかがさらに成熟していたように感じる。

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    2013年08月23日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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    村上春樹が翻訳について熱く語る「翻訳夜話」シリーズ2作目

    本書はJ・D・サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の翻訳について語ります

    青春小説の古典として親しまれている名作を村上春樹がどのように新訳に挑んだのか?

    その想いが尋常では無いほどよくわかります。

    なので、村上春樹が解説するキャッチャー・イン・ザ・ライの副読本としても読める内容です。

    しかし、村上春樹さんって翻訳が大好きなんですね。

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    2013年08月02日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    ジャズの入門書としてよいかも。
    もちろんジャズをそれなりに聴いてからでも、そういう聴き方があるのかと参考になる。
    ジャズ批評家の書いた偏見丸出しの文章にはない、知性と文章力と余裕がある。

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    2013年06月17日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    バブル前の7つの工場見学の模様を安西水丸さんのイラストを交え伝える本。村上春樹の筆力に脱帽でした。話の内容も今読んでもあたらしかったです。

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    2013年05月03日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    大体の話が、
    「えっ、その続きは、、?!」
    と思わせる終わり方だけど、
    嫌な終わり方ではない。

    個人的に、村上春樹の文章は
    デトックス効果があるみたい。
    心地よい。

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    2013年04月12日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    ネタバレ

    発売からかなりの年月が経ってしまってるから
    タイムリーでなくノスタルジーになってしまうけど
    1つ1つの言葉から生まれる世界観が楽しかった。

    とても単純だったけど、シンプルで心が中心にあった
    昔の優しい日本のクリスマスもほんとよかったなぁって
    あったかいキモチに包まれたり。

    日常の一端から生まれた非日常の匂いがよかった。

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    2013年07月23日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    「フェア」かどうか、が村上春樹の行動規範のようである。本エッセイになかに何度もそのキーワードがでてくる。基本的には肩肘はらないゆるいエッセイだけど、村上春樹の主張は伝わってくる。通勤電車での読書にうってつけ。

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    2013年02月21日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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    『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を訳した時のことなどを両氏があれこれ語っている内容ですが、
    これは一粒で何度もおいしいような本ですね。

    『キャッチャー』の巻末に理由あって載せられなかった訳者解説は読む価値があるし、
    サリンジャーという人物にまつわる話もおもしろいし、
    翻訳の奥深さを感じさせてくれる内容だし、
    アメリカ文学の解説としても分かりやすい。

    家に眠ってる米文学本でもぼちぼち読んでいこうと思いました。
    『キャッチャー』の原書と野崎訳の『ライ麦畑でつかまえて』も家に眠ってるので、
    時間があれば読み比べてみようかな~。
    時間があれば、ですがね。

    バルトは「作者の死」

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    2013年01月25日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    何度目かの再読。
    古い文章なのに、今考えさせられていることにつながることが多々あってはっとした。
    村上さんの先見性を感じることも。
    そして、自分も歳をとったということか。

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    2013年01月22日