村上春樹のレビュー一覧

  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    2016.12 本棚整理のため再読。☆3.5くらい

    収録作の中では◎蜂蜜パイ、○UFOが釧路に降りる。いずれも村上春樹得意のモチーフ。

    2025.12 MUFGパーク内まちライブラリーで◎のみ再読

    0
    2025年12月18日
  • リトル・シスター

    Posted by ブクログ

     マーロウのもとを訪れた娘は、行方不明の兄を探してほしいと依頼した。

     チャンドラーの「可愛い女」の村上春樹訳です。
     最後の解説に「結局何があったか人に説明しろといわれると上手くいえない」ってあったけど、まさにその通り。
     一応兄の行方不明から始まって、殺人事件がいくつも起こるのだけど、じゃ犯人は動機は、ってなるとよくわからない。つか、印象にのこらない。
     マーロウが、妹や女優やそのとりまき(?)らの周りをぐるぐるしてるって感じ。

     ま、その辺がクールを気取っていても、そうなりきれないマーロウの可愛さなんだろう。

     …当時の風俗を愛で、よくわからんままに振り回されるのがこの

    0
    2016年10月17日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    このお二人のつくられる世界が好きだ。

    読んで、眺めて、幸せな時間が
    この本の中にある。

    少し不思議な物語もあったりしたけれど、
    「あとがきにかえて」を読んで、
    それもこれも、全部、
    A DAY in THE LIFE

    あたたかく、幸福な気持ちになった。

    0
    2016年07月15日
  • さよなら、愛しい人

    Posted by ブクログ

    チャンドラー作品、二作目(村上春樹訳)。訳者自身がかなり影響を受けているためか、“ハルキっぽさ”というのは“チャンドラーっぽさ”と同一のものなんだなぁ、と読んでてずっと思いました。これは内容を愉しむものではなく雰囲気、またはマーロウという人物の言動、行動、仕草などを愉しむもののようだ。この点もハルキ作品と同じである。

    0
    2016年07月14日
  • 翻訳夜話

    Posted by ブクログ

    村上春樹さんが、「趣味で訳す」という趣旨の話をしていて、柴田元幸さんが「読み手がいないならしない」と言われてたけど、私はまちがいなく前者。読む人が自分以外にいなくても、訳したい。好きなお話や、歌や、詩を、思う存分訳したい。読んでくれる人がいれば尚いいし、いつか小説の訳をしてそれが本になったりしたら、さぞ素敵だろうとも思うけど。

    0
    2016年07月08日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

    Posted by ブクログ

    遥かに過去の話題なったようなところや場所を探して、旅をしていくも次第に帰り道が解んなくなってしまうようなビミョーな旅行記。

    0
    2016年06月15日
  • 人生のちょっとした煩い

    Posted by ブクログ

     “生きている物語と、生きている言葉―”

     アメリカ文学のカリスマにして伝説の女性作家、グレイス・ペイリーの第一短編作品集。平凡な日常を描いたようで、でも一筋縄では噛み砕けない難解な文体。誰にも真似できない特徴的なストーリーテリングは、どれも読み込むほどに色彩を帯びていく。


     ・さよなら、グッドラック

     自らの在りし日の恋愛談を語る叔母。劇団俳優との盲目的な恋は、白昼夢と悪夢の積み重ねの日々。そんな半生を生きた二人が迎える現在の姿とは。永く永く、時に激しい音を立てる、柔らかい水面のようなお話。

     ・変更することのできない直径

     仕事で訪れた家で出逢った少女と恋仲になってしまったエア

    0
    2016年05月17日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    エッセイは、電車に乗り移動の時、短時間でかるく読めるのがうれしい。
    「『スペースシップ』号の光と影」
    「貧乏はどこに行ったのか?」
    年月が過ぎ、社会も自分も変わって、昔は感じたことが感じられなくなる、ノスタルジックな雰囲気が気に入りました。

    0
    2016年05月25日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    小澤征爾という人は人を惹きつける不思議な魅力を持っているな。何を語るにも全く鼻に付くところが無い。
    もっと多くの言葉を後世に伝えてほしい。
    村上春樹のツウぶりには辟易するところもあるけど、彼の感性とそれを表現する力は認めざるを得ない。

    0
    2016年01月28日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    読みながら音楽を聴ける環境推奨。セットで音つきで高くなってもほしい。小澤さんが砂糖だよねと確認したものはどんなものだったのか見たい。

    0
    2015年11月27日
  • ロング・グッドバイ

    Posted by ブクログ

    1953年に発表された本であることにびっくり、第二次世界大戦中の空襲やナチによる残酷な扱いを受けた心の傷は重要な意味をもってはいるものの、翻訳が新しいせいもあるのだろうが、古さを感じない。緻密な凝ったストーリーに魅了された。

    0
    2025年07月27日
  • 意味がなければスイングはない

    Posted by ブクログ

    最近は聴き放題サイトが便利なので、AppleMusicで紹介されている音楽を聴きながら読んだ。これがとてもおもしろい遊びでした。ポートレートインジャズではひとつひとつの紹介が短すぎてあまりその音楽を味わえなかったけど、これは読み応え&聴き応えありです。
    まあ、昔からアメリカンポップス・ロック好きということもあり、ブライアン・ウィルソンとブルース・スプリングスティーンの章はなかなか感慨深いものがありました。これを読まなければビーチボーイズのサンフラワーなんて一生聴かなかったかもしれなし、ボーンインザUSAなんてこんな歌詞だなんて気にもしなかっただろう。改めてまだまだ知らない音楽とその歴史があると

    0
    2015年08月09日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    新たな地平の開拓という意味で最近jazzを聞き込み始めております(最近のrockはどうも、、、何というかキャッチーさが足りないんですな。やたらとギターとドラム音をがなり出してるだけみたいな、、、うーん、当方も年を取ってしまったのか。とは言いつつclassicとは結局折り合えなかったところ、中途半端でもあるのだが)。
    そこで何か素人に取っ掛かりを与えてくれる本はないかと探していたところ本作に出会う。この本が入門本として良いのか否かは正直判断できないけれども、この本への賛否両方の反応に対応していけば、jazzの世界には浸れるということではないかな?
    ともかく村上春樹のjazz愛は半端なものではない

    0
    2015年07月07日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    最近は友人に誘われてライブに行くこともあるのですが、実はこれまでほとんどジャズは聞きませんでした。でも村上春樹は大好きなのでこの本を手には取りましたが、普通に読んでもピンと来ないのでそれぞれのミュージシャンのエッセイに合わせてその演奏を聴きながら読むことにしました。最近は月額固定の聴き放題サービスを使っているので、そちらで検索しながら少しづつ読んだのでめちゃくちゃ時間はかかった。
    が、これが大正解。春樹氏の文章の意味するところがなんとなくわかるし、これまで敷居が高かったジャズという音楽が少し好きになりました。
    何名かはお気に入りができました。今日車でソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス

    0
    2015年06月28日
  • 翻訳夜話

    Posted by ブクログ

    村上春樹と柴田元幸の翻訳フォーラムとそれぞれが訳したオースターとカーヴァーの短編が収録されている。私は村上春樹が好きだし、柴田元幸の翻訳も好きだ。ふたりの翻訳を比べるとやはり柴田元幸の翻訳のほうがスッキリとしていて読みやすく感じる。春樹本人も語っていたが春樹のカーヴァーの翻訳は「~した」の過去形が並びまくり文章が硬かった。今ならこんな翻訳はしないのかもしれないけれど。

    0
    2015年06月22日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

    Posted by ブクログ

    外国のホテルの部屋でたまたまつけたテレビでやっている、とてもドメスティックで上質な昼ドラを見ている感じ。アメリカの複雑に絡まった移民文化に由来する難解さと普遍的な下世話さを軽やかに縒り合わせた語り口が滋味深い。寡作だという作者の続く作品も読もうと思う。

    0
    2015年06月07日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

    Posted by ブクログ

    同時代に生きている作家か、自分が特別に好きな作家の本しか翻訳してこなかった村上春樹。
    サリンジャーを訳すという考えは、当初なかったそうなのだ。
    そうか。サリンジャーはすでに古典になりかかっているのか。(サリンジャーが亡くなったのは2010年)

    何人かの人に「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を訳さないんですか?と言われ、長く残る作品については複数の翻訳テキストがあってしかるべきとの持論もあり、野崎訳をも出版し続けることを条件に「キャッチャー~」を訳すことにしたのだそうだ。

    時代の空気を伝える訳は、翻訳としての賞味期限が短くなってしまう。
    しかし、時代の空気を無視して「ライ麦~」を訳すことはでき

    0
    2015年04月15日
  • 翻訳夜話

    Posted by ブクログ

    二人の翻訳愛が溢れ出ている。村上春樹が翻訳の愛情を迸らせ、柴田元幸がそれよりも少し冷静に見えるのが面白い。様々な質問を巡り、議論が交わされるが、結局、答えの向かう先は翻訳に対する愛なのだ。

    0
    2015年04月02日
  • 翻訳夜話

    Posted by ブクログ

    一部は東大の学生の前で、二部は翻訳の専門学校生の前で、そして三部は中堅の翻訳家・研究者の前で二人が翻訳に着いて語ったことが収録されている。

    言葉を訳す。文章を訳す。雰囲気、世界観を訳す。
    どう訳すかの選択から翻訳がはじまるのだと思った。

    村上春樹と柴田元幸がそれぞれに、カーヴァーとオースターの短編小説を訳し、そのちがいを読み比べる第三部が面白かった。
    本来村上春樹が訳しているはずのカーヴァーの作品でさえ、私には柴田訳の方が読みやすかった。

    もともと村上春樹は英文で書かれた小説を読んで自分の文体を作ってきたのだそうだ。
    だから彼の小説は、脳内では英文で構成されているものを、書くことによって

    0
    2015年03月31日
  • 村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    海外滞在エッセイ。うずまき猫(寝てる猫がうずまきっぽいからかな?)についても書かれています。ほのぼの。

    0
    2015年03月24日