村上春樹のレビュー一覧

  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    村上春樹の小説を読んでなんとなくジャズというものに興味をもち、そして、本作を読んで「よし、ジャズを実際に聞いてみよう」という第一歩を踏み出すことができた。
    今ジャズを聴くようになったのも、村上春樹のおかげです。

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    2010年03月15日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    村上春樹の作品には何度もジャズやクラシックが登場してきます。それは作者が好きだし、精通しているからとききました。

    どれくらいなのかなぁ~と思って購入してみました。

    内容は作者の著名なジャズミュージシャンに対する作者の個人的な想いがつづられています。

    著名な音楽化が説明する説明書よりかは敷居が低くて、ジャズのCDを借りる度に参考しております。

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    2010年02月24日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    ○単行本:1983年12月
    ○文庫本:1986年12月
    ○分類:「素敵な絵と文書」の本
    ○私の偏見的感想
     ・安西さん、村上さんの名コンビが世に放った記念すべき第一作。
     ・あと書きによれば、画集を出すのがいやと言う画家と、エッセイ(随筆)を出すのが恥ずかしくていやと言う作家が、誰かと一緒だったら、相乗りだったらと思って出来上がった、引っ込み思案なお二人だからこその作品。
     ・安西さんのイラストは、雑な様で実は緻密で、相変わらず良い味出てますよね。(うふふ)
     ・村上さんの文書はエッセイと言うより、小品集という感じでまとまっています。(ご本人は否定するでしょうが、個人的には非常に朗読向きな文書なので、敢えて詩集と呼びたい所です)
    ○おまけ
     実は今回の文庫本、古本屋で手に入れたのですが、なんと安西さんの自筆サイン入りでした。

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    2010年08月15日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    名古屋に旅行に行くといったら、友人の目が光った。そして差し出された一冊の文庫本がこれ。

    国内外の突っ込みどころ満載な都市を訪ねて、素朴な疑問や毒舌をまじえつつ突っ込みまくっているトラベルエッセイ。でも、なんというかこういう旅の仕方が好きな私としては大変楽しく読ませていただきました。

    「地球のはぐれ方」っていうタイトルもつぼ。

    いつか江の島に猫に会いに行きたいわ~。

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    2011年01月07日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    この人の妄想というのか、こんなデタラメなことをよく思いつくよな
    ところどころ笑ったところがあったけど忘れちゃった
    村上春樹の考え方の芯のようなものが、ちょっとわかるような気がする

    村上春樹の顔をネットやテレビで見たことがあるけど、それより安西水丸の描いた顔の方がそれらしい

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    2019年01月16日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    内容(「MARC」データベースより)
    「自由な半時間ができると、窓辺に座る。彼女は待っているのだ。」 たった三冊の短篇集で、40年間、圧倒的支持と尊敬を受け続けている作家グレイス・ペイリーの不思議な小説世界を村上春樹訳でおくる短篇小説集。

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    2009年10月04日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    私にはまだ難しすぎたかも知れない。整ってるんだけども「え、これ誰?いつ出た?」みたいなところが多かったんですが、私だけでしょうか。カタカナ苦手だなあと改めて思った。ところどころ怖かった。

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    2009年10月04日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    本国で非常に根強い人気のある作家なのだそう。(訳者によれば)。難解、とかいうことらしいが、それは用いられている語句の問題というより、語り口やいくつかのレベルでの空白によるのではないかと思う。小難しい、という感じはしない。短い一遍を読み終えた後、読み流すことも可能なのだけれど、腑に落ちない何かがあってつい読み返してしまうといった味わいの本。個人的には近年の収穫である。

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    2009年10月04日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ネタバレ

    主人公の夏帆がいつの間にかもう一つの世界線に入り込んでしまってそこから脱出するまでのお話。不思議の国のアリスみたいと読みながら思った。
    色々引っ掛かる表現はいつも通りあるのだけど(なぜそういう表現を使うのか知識が足りないせいか理解できないという…)全体を通しては面白かったと思う。けど村上春樹作品の中ではそんなにかな?前半はちょっと退屈しそうだったけど後半は割とよかった。と思ったけど一般的な評価は前半の方が高いの?
    猫のスカーレットが出てきて、爆笑問題の太田さんちの猫と同じ名前!と思ったけど太田さんちは『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラからきてたのでスカーレット違いだった。

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    2026年11月01日
  • 1973年のピンボール

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    ネタバレ

    個人的な思い入れになってしまうけど、今年の夏に「風の歌を聴け」を再読し、秋にこの小説を読んだので、登場人物たちと一緒に時間を歩んでいるような感覚を覚えた。季節の描写に没入できてよかった。

    「これはピンボールについての小説である。」
    新宿にあったスペース・シップの台はもう会えない人のメタファーで、物語冒頭に登場する死んだ直子の存在に重ね合わせられていると思う。直子の故郷に行くほどだから、主人公は彼女と十分な別れができていなかったのではないかな。
    ノルウェイ、多崎つくるで描かれた「遺された者の生き方」の土台がここにある気がする。死を受け入れて前に進んでいかなければいけない。
    主人公はスペース・シップに、鼠は街とジェイに別れを告げたことで、彼らの青年期が終わったのだと思う。風の歌は夏が終わり秋に向かうメランコリックな終わり方だった印象だけど、こちらは秋の澄み切った空気をそのまま感じさせるようなすっきりとしたラストで良かった。

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    2026年10月31日
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

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    村上春樹さんの小説は『ノルウェイの森』しか読んだことがなく、エッセイ的な作品は今回が初めて。

    特に好感を持ったのは、自分の考えをあくまで個人的な意見として、明確に伝えているところ。主語を大きくせず、自分の経験や価値観に基づいて語る姿勢に誠実さを感じた。

    また、いい意味で自分を過信せず、常に内省を重ねながら、物事を客観的かつ俯瞰的に捉えている印象を受けた。自分自身を冷静に分析し、論理的に考えを整理できる人なのだと思う。

    小説家というと感性や才能が重視されるイメージがあったが、創作活動を続けるには健康な体や体力、何より継続する力が欠かせないという考えにも共感した。

    一般的な社会人に求められる能力と本質的には変わらない部分があり、それを長年第一線で活躍してきた村上春樹さんが語るからこそ、説得力があった。

    小説の創作論だけでなく、仕事への向き合い方や物事の捉え方についても参考になる一冊だった。

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    2026年10月31日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    学生時代、仲の良かった友人たちから突然絶縁された主人公がその理由を探るために過去と向き合っていく物語。
    喪失感や孤独、自分には何かが欠けているという思いが繊細に描かれています。
    過去の傷をたどる旅は、やがて自分自身の存在や他者との繋がりを見つめ直す旅へと変わり、静かな文章の中に深い孤独と哀愁が漂い、読み終えたあとも登場人物たちの心の行方や、過去に失ったものの意味を考え続けてしまう。静かな寂しさと、かすかな希望が胸に残る一冊。

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    2026年10月31日
  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

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    酒のことは正直よく分からない

    が、

    老人が一人で酒を呑んでいる、その描写がなぜか村上春樹感を感じる

    何かがはじまりそうな感じがするのが不思議

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    2026年10月31日
  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    独特な読後感。

    p13.自己表現が精神の解放に寄与するという考えは迷信であり、好意的にいうとしても神話である。少なくとも文章による自己表現は誰の精神をも解放しない。〜自己表現は精神を細分化するだけであり、それはどこにも到達しない。もし何かに到達したような気分になったとすれば、それは錯覚である。人は書かずにいられないから書くのだ。書くこと自体には効用もないし、それに付随する救いもない。

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    2026年10月31日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    面白かった。

    あまりこの作家さんの作品は読んで来ていないが、読みやすかった。

    深く何を言いたいのかとかは、私には無理かな。
    でも面白く読めた、

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    2026年10月30日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    村上春樹のショートショートに安西水丸のイラストがマッチして読んでいて楽しい。頭を空っぽにして読めるところがこの本の良いところ。

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    2026年10月30日
  • アフターダーク

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    映画のカメラのような視点で上空から徐々にクローズアップしていき、それぞれの人物にフューチャーするといった手法がとられている。夜間の東京の暴力の渦巻く闇の世界や深夜帯の時間にしか話すことのできない積もる話など「夜」の持つ両面を描いていると感じた。

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    2026年10月30日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    単行本で完読。
    ペーソス溢れる文章での1986年当時の工場たちの紹介記。春樹さんが若干下ネタに走りやすいのが玉に瑕ですが笑、水丸さんのイラストが工場の穏やかさを表してる。
    この工場たちは、今はロボットやAIに様変わりしているんだろうな。

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    2026年10月29日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ★★★3.5

    主人公は26歳の絵本作家、夏帆
    知り合いの編集者から紹介された、佐原とデートを
    した際に、「正直いって、君みたいな醜い相手は
    初めてだよ」と侮辱的な言葉を告げられる。
    だが、この佐原との出会いによって、夏帆は境界線を一つ踏み越えてしまう。

    ありくいの奥さん、ありくいのだんなさん、
    夫婦を執拗に狙う邪悪なジャガー、
    刃物研ぐ店「とぎや」の耳の尖った店主
    シロアリの女王、守護天使界のジャック・ケルアックなど、不思議世界の村上ワールド全開

    今作の大きなテーマは母娘の和解と再生(成長?)
    夏帆と母親はいつも少し線を引いており、二人の
    間にはいつも冷ややかな空気が漂う。そんな母親がある者に体を乗っ取られそうになった時、彼女は
    母親を助けるべく動き出す。

    久しぶりの村上春樹氏の本。
    女性を主人公にした村上春樹氏の初の長編。
    今作は、賛否両論の評価を受けているようで、
    ハルキストには少々物足りなかったかもしれない。でも、私はとても読みやすくて面白いと思った。

    ありくいの奥さんと、「とぎや」の耳の尖った
    店主がなかなか素敵

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    2026年10月29日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ネタバレ

    面白いけど女の感情の描き方だけ男の妄想すぎて少し気持ち悪い 母親の不倫場面を想像して顔を赤らめたりするのは架空の女すぎる  男主人公で女が架空なのは気にならないんだけど女主人公の視点で追っていっているのに架空すぎると急に冷める気持ちになる 奇想天外なファンタジー要素、文章の面白さ、母親との対峙などの要素は良かった

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    2026年10月29日