村上春樹のレビュー一覧

  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    ○単行本:1983年12月
    ○文庫本:1986年12月
    ○分類:「素敵な絵と文書」の本
    ○私の偏見的感想
     ・安西さん、村上さんの名コンビが世に放った記念すべき第一作。
     ・あと書きによれば、画集を出すのがいやと言う画家と、エッセイ(随筆)を出すのが恥ずかしくていやと言う作家が、誰かと一緒だったら、相乗りだったらと思って出来上がった、引っ込み思案なお二人だからこその作品。
     ・安西さんのイラストは、雑な様で実は緻密で、相変わらず良い味出てますよね。(うふふ)
     ・村上さんの文書はエッセイと言うより、小品集という感じでまとまっています。(ご本人は否定するでしょうが、個人的には非常に朗読向きな文書

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    2010年08月15日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    名古屋に旅行に行くといったら、友人の目が光った。そして差し出された一冊の文庫本がこれ。

    国内外の突っ込みどころ満載な都市を訪ねて、素朴な疑問や毒舌をまじえつつ突っ込みまくっているトラベルエッセイ。でも、なんというかこういう旅の仕方が好きな私としては大変楽しく読ませていただきました。

    「地球のはぐれ方」っていうタイトルもつぼ。

    いつか江の島に猫に会いに行きたいわ~。

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    2011年01月07日
  • 意味がなければスイングはない

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    あまり知らないミュージシャンでもなんとなく親しみがわくし、ちょっとでも知っているミュージシャンはすごく好きになる。すぐにでも聞いてみたくなる(なかなかそうもできないけど)。
    どの節もとってもいい。「ゼルキンとルービンシュタイン」がお話としても最高に面白い。
    村上春樹という人はやっぱりこういうふうに大切に、好きな音楽を聞いているんだなあ、となんだか嬉しくなった。やっぱりそうなんだ、と。

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    2009年11月19日
  • 1973年のピンボール

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    処女作『風の歌を聴け』の続編。生きるため、新しい一歩をふみだすために清算された過去の残骸。生きることの難しさが、哀しいほどにユーモアたっぷりの軽妙な文体で描かれています。

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    2025年08月11日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    この人の妄想というのか、こんなデタラメなことをよく思いつくよな
    ところどころ笑ったところがあったけど忘れちゃった
    村上春樹の考え方の芯のようなものが、ちょっとわかるような気がする

    村上春樹の顔をネットやテレビで見たことがあるけど、それより安西水丸の描いた顔の方がそれらしい

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    2019年01月16日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    内容(「MARC」データベースより)
    「自由な半時間ができると、窓辺に座る。彼女は待っているのだ。」 たった三冊の短篇集で、40年間、圧倒的支持と尊敬を受け続けている作家グレイス・ペイリーの不思議な小説世界を村上春樹訳でおくる短篇小説集。

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    2009年10月04日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    私にはまだ難しすぎたかも知れない。整ってるんだけども「え、これ誰?いつ出た?」みたいなところが多かったんですが、私だけでしょうか。カタカナ苦手だなあと改めて思った。ところどころ怖かった。

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    2009年10月04日
  • レキシントンの幽霊

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    20年ぶりに再読した。どの作品もあまり印象に残っていなかったけれど、いま読むととても丁寧でおもしろい。
    庭の地中から現れる獣と住人の女性が対峙する「緑色の獣」はいまこそ読まれて欲しいし、「氷男」の永久凍土、「トニー滝谷」の都市の暮らしでの、大波の描写が圧巻の「七番目の男」の、それぞれの絶対的な孤独に痺れる。また何年か後にも読みたい。
    2025.02.17

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    「めくらやなぎと、眠る女」が好き。
    2005.05.29

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    2025年02月18日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    本国で非常に根強い人気のある作家なのだそう。(訳者によれば)。難解、とかいうことらしいが、それは用いられている語句の問題というより、語り口やいくつかのレベルでの空白によるのではないかと思う。小難しい、という感じはしない。短い一遍を読み終えた後、読み流すことも可能なのだけれど、腑に落ちない何かがあってつい読み返してしまうといった味わいの本。個人的には近年の収穫である。

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    2009年10月04日
  • 女のいない男たち

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    全く自分には縁のない状況や、事象なのに、
    今自分に起きているようひ、自分の友人から話を聞いているように感じる。

    言葉の複雑さ、文章で伝える難しさ?というか奥行きを感じた

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    2026年04月20日
  • 女のいない男たち

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    映画『ドライブ・マイ・カー』の原作というのが気になって購入。まだ映画の方を見れてないけど。

    強いていうなら、表題作と『独立器官』が好き。でも全体的によくわからなかった。特に、『木野』はなぜ逃げなければならなくなったのか、何から逃げてるのか抽象的。彼が自身が深く傷ついていたことに気づいたというのはわかったけれども。

    本の最後まで読んで浮かんだのは「女のいない男たち」になったからといってそれがなんだというんだろう、という気持ち。

    映画が絶賛されていたので大変気になる。

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    2026年04月19日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    村上春樹作品特有の美しい情景描写、写実的な心理描写、甘美な性的描写、不可思議な夢想描写。これらが紡ぎ出す言葉は非常に解りやすく、そして読みやすい。
    15歳の誕生日に家出をした少年と小学生の頃に事件に巻き込まれ既得知識を失った老人の物語が交互に進んで行く。

    主人公の少年が15歳とは思えないほどの心理描写というか、考え方があり得ないほど達観している点が気になり物語にのめり込めない。大人でもそんなに物事を知らないと思うし、どれ程の素晴らしい教育を受けてきたらそう言う考え方が出来るのだろう?と気になってしまう。

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    2026年04月18日
  • 国境の南、太陽の西

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    数年ぶりに再読した。
    好きな加減が大きいほど逢えない時間が辛くなる。
    分かる気がするけど死を覚悟するまでは…
    やはり私には分からないかも。

    私は男だけど主人公ではなく、妻の内面を考えてしまう。
    「そしてあなたは何も尋ねようとはしないのよ」や
    「あなたは私に向かってまだ何も尋ねてない」など。

    歳を取った今だから、とても分かる気がする。
    主人公は何も分かってないと…
    結局、それぞれの心の内は自分だけしか分からないのだろう。

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    2026年04月18日
  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村上春樹翻訳の作品を読んでみたくて。
    「納屋を焼く」等の短編集を読んだばかりだったから、なんとなく村上春樹がカポーティに影響を受けているのが感じられた。結末が曖昧なところなど。

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    2026年04月18日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    村上春樹の旅行エッセイ。ギリシャのキリスト正教の修道院が集う島と、トルコの旅の2本だて。

    単なる旅行記と言われればそうなのだけども、やっぱり彼の文章はすごい。すらすらと読めるし、読んでいてなぜか楽しい。エッセイとかだと、奇抜な観点なんかが評価ポイントになるのだけども、彼のエッセイの場合は、そういったものよりも、流れるように書かれている文章の良さに感服することが多いかも。

    以下、良かったところ。

    ・男しか島に入れない、アトス半島。それに対して、どんな時代になっても、1つくらいはこういう島があって良いと、サラリと書く。だって、自分も女性しか入れない島があっても気にしないから、という主張が、な

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    2026年04月15日
  • スプートニクの恋人

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    ネタバレ

    ギリシャの描写がよく描かれており海外に行った気分になれた
    精神世界の話を書いていた
    ある日突然人は変わってしまう
    だけどすみれを信じて待つ主人公がすてきだなとおもった。
    不思議な気持ちになる本だった。

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    2026年04月13日
  • 女のいない男たち

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    アカデミー賞候補と言われて、空振りの連続 娯楽短編小説はつまらない 「女のいない男たち」を読み終えたとき行きつけのスナックの常連客を思い出し小さく笑った。そこで私は謂われている。美味しい豆腐を買いに出かけたママ10年帰って来ない奧さんを待ち続けている男!

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    2026年04月12日
  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)

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    大好きな映画の原作なので、映像が思い浮かびやすかったけど、なんだか読みにくかった……どうして?
    自由に生きてるけど、実はとっても繊細な彼女
    ホリーが猫ちゃんのように誰かに愛してもらえてますように
    フランス語をカタカナで読むとちょっと不思議な気持ちになります
    映画の方が好きかもなので見てきます

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    2026年04月11日
  • パン屋再襲撃

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    村上春樹を読んだ事無いと言ったら、会社の先輩がとりあえずこれを読んでみてと。
    短編集なんですね、ふむふむ。
    パン屋再襲撃…おや、なんだろう。
    これは何だろう、ファンタジー???
    具合悪い時の夢のような世界観、メタファーなのかな。春樹を読み慣れてないから、むずかしいのか…
    全編読んでわかったことは、ストーリーを求めて読む作品ではなく考察を捗らせたり、リアルのようなファンタジーの言語化を楽しんだりする作風なんですかね。
    先輩にこれを薦めた理由を詰問してみます。

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    2026年04月11日
  • 風の歌を聴け

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    小説を読んでいるというよりは、映画を観ているようだった。会話も朗読を想定してそうだったり、音楽やラジオの要素が多かったりと、字を読むよりは音を聴く体験が多く感じられました。

    実は村上春樹は数作品しか読んでいなかったけれど、これをまだ若いうちに読めてよかった。

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    2026年04月09日