村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
○単行本:1983年12月
○文庫本:1986年12月
○分類:「素敵な絵と文書」の本
○私の偏見的感想
・安西さん、村上さんの名コンビが世に放った記念すべき第一作。
・あと書きによれば、画集を出すのがいやと言う画家と、エッセイ(随筆)を出すのが恥ずかしくていやと言う作家が、誰かと一緒だったら、相乗りだったらと思って出来上がった、引っ込み思案なお二人だからこその作品。
・安西さんのイラストは、雑な様で実は緻密で、相変わらず良い味出てますよね。(うふふ)
・村上さんの文書はエッセイと言うより、小品集という感じでまとまっています。(ご本人は否定するでしょうが、個人的には非常に朗読向きな文書 -
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Posted by ブクログ
村上春樹の旅行エッセイ。ギリシャのキリスト正教の修道院が集う島と、トルコの旅の2本だて。
単なる旅行記と言われればそうなのだけども、やっぱり彼の文章はすごい。すらすらと読めるし、読んでいてなぜか楽しい。エッセイとかだと、奇抜な観点なんかが評価ポイントになるのだけども、彼のエッセイの場合は、そういったものよりも、流れるように書かれている文章の良さに感服することが多いかも。
以下、良かったところ。
・男しか島に入れない、アトス半島。それに対して、どんな時代になっても、1つくらいはこういう島があって良いと、サラリと書く。だって、自分も女性しか入れない島があっても気にしないから、という主張が、な -