村上春樹のレビュー一覧

  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    本国で非常に根強い人気のある作家なのだそう。(訳者によれば)。難解、とかいうことらしいが、それは用いられている語句の問題というより、語り口やいくつかのレベルでの空白によるのではないかと思う。小難しい、という感じはしない。短い一遍を読み終えた後、読み流すことも可能なのだけれど、腑に落ちない何かがあってつい読み返してしまうといった味わいの本。個人的には近年の収穫である。

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    2009年10月04日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    書き続けるためには体力が必要。そんなことを感じた本だった。膝の痛みや疲労からお休み中のランニング、また再開してみようかなぁと思わせられた。村上春樹やってたんだと言う意外な驚きもあった。

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    2026年06月13日
  • 1973年のピンボール

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    うーん、スルスルと読めたし、後半のピンボール探しのところはグッと惹き込まれたけど、自分には難しすぎた!
    ちょっと芸術的だったかも。

    なまじストーリーがある分、意味の分からなさに戸惑ってしまった。

    詩みたいに味わうしかないのかもだが、それなら処女作の『風の歌を聴け』の方が好きだったな。

    以下好きな文章

    1日に20回もペニー・レインをサビ抜きで歌う、脚の長い事務の女の子。これは春樹にしかできない表現。

    鼠にとって時の流れがその均質さを少しずつ失い始めたのは三年ばかり前のことだった。
    p44

    それは不思議な重みだった。男を愛し、子供を産み、年老いて死んでいく一個の存在の持つ重みであった。

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    2026年06月13日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    総合すると、内容が独特すぎてついていけなかった。
    文学的表現が多いというか。2020年代の小説メインで読んでる私には難しかった。
    結局なんだったんだろう、みたいな疑問が残る。
    考察とか見て少しだけ腑に落ちるけど完全には落ちない。上下通して結構長いので、
    違う世界観の長い旅をしたな...という気分で終わった。

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    2026年06月12日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    村上春樹さんの作品を初めて読んだ。
    生々しい表現とかもあり苦手だなと思いつつ、独特な雰囲気の話が続いていってファンタジー要素もあり?続きが楽しみになってきた。二つの話が繋がるようで?どうなっていくのか下巻もすぐ読みたくなった。

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    2026年06月12日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2026..5.24~6.9

    (きっかけ)
    古本屋で100円

    (感想)
    秋川まりえの肖像画を描く場面から、秋川真理恵失踪まで。
    あいかわらずのくどさはあるが、軽く読み飛ばしている。
    だめじゃないんだが…。
    2週間で読めたということは、面白がっているのだろうか。
    まあいい、最終巻に行こう。

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    2026年06月11日
  • 遠い声、遠い部屋(新潮文庫)

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    「ティファニーで朝食を」、「冷血」が非常によかったためこちらも読んでみたが、正直これはあまり楽しめなかったかもしれない。

    少年が遠路はるばる旅してきていろんな登場人物と出会う、なぜか父親は姿を現さない、風景の描写が美しい、同年代の女の子とのひと夏の冒険感もある……などなど中盤まではおもしろく感じる部分も多くスラスラと読めたけど、後半にいくにしたがって詩的で幻想的な場面がどんどんと増え最終的にはかなり難解になる。
    後半はなにが現実でなにが夢でこの登場人物はなにが言いたいのか……ということの連続だった。

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    2026年06月11日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ストーリーへの理解は難しかったけど、哲学的な思想とかは興味深いなと思った。

    「すべての物体は移動の途中にあるんだ。地球も時間も概念も、愛も生命も信念も、正義も悪も、すべてのものごとは液状的で過渡的なものだ。」
    あらゆる時間が止まればいいと思うことがあるけどそんなの無理
    すべてのものごとは移動の途中だと思えば、何かを人に押し付けてしまったり、潔白でいる為に変わらないように務める必要も無くなるのかなーとおもた(倫理が許さないことは嫌いだけど)

    「自由になるものの象徴を手にしていることは、自由さそのものを手にしているよりも幸福なことかもしれない」

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    2026年06月10日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    分からない!分からなすぎる!
    結局何の話でしたっけ?
    色々な異なる場所での異なる人々の断片的なエピソードを脳内で繋ぎ合わせるのが困難だった。

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    2026年06月09日
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

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    どれも面白かったけど、1番好きなのは『納屋を焼く』。凄く印象的だった。『踊る小人』と『めくらやなぎと眠る女』の不穏な空気感も好き。

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    2026年06月08日
  • 女のいない男たち

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    好きになりすぎないように、基本的にはネガティブなことを考えるようにします。
    こんな女を必要以上に好きにはなるまいと自分に言い聞かせます。

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    2026年06月04日
  • アフターダーク

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    一夜の出来事。
    視点を変えることによって見えてくる様々な夜の形。
    最後まで夜のように暗く、深く、不思議なお話。

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    2026年06月04日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    ああ、村上春樹さんってこういう感じなんやなと。ふわふわしていてわかりづらいけど、そこは何かを含んでいて魅力的な文章なんだろうと思う。

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    2026年06月02日
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

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    『ノルウェイの森』や『1Q84』など後に名作長編となる物語の原型が詰まった短編集。個人的には『めくらやなぎと眠る女』の少しホラーがかったバス移動の場面が好きでした。行き先のないバスに乗り続ける同じような格好をした老人の集団は一体何者なのか。村上春樹にしてみれば、取り立てて意味は無いと言われそうな気もしますが。『踊る小人』と繋ぎ合わせたリメイク長編が出ないかなあと密かに期待しています。

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    2026年06月02日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    やっと読み終えることができた。理解できなかったが、この物語はメタファーなんだって思ったら少し納得できた。15歳の時に読んだ方が良かったと思った

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    2026年06月01日
  • 風の歌を聴け

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    ネタバレ

    情景描写がすごい。細かな描写を丁寧に拾ってくれるおかげで、シーンがわかりやすい。ただ、心情描写に全く共感できないから、淡々とストーリーが進んでく。結局はセックスの話で、皮肉なのか自戒なのか。

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    2026年05月31日
  • スプートニクの恋人

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    ネタバレ

    パッとしないんだけれど、悪くない。

    私の中ではKは最後、実際にはすみれと話していないんだと思う。
    それでも、すみれは完全に消えてしまったわけではない。
    あちら側へ煙のように去ってしまったすみれと、こちら側に残された僕はもう会えないのかもしれない。でもそれでいい。お互いの中には確かに存在し続けている。その繋がりだけで十分なのだと思った。

    【わたしはそのへんにうようよしている世間知らずのトンマな女の子たちの一人で、自意識だけが強くて、かなうわけのない夢を追いかけていただけなんだって。】
    すみれはとてもかわいい

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    2026年05月30日
  • スプートニクの恋人

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    村上春樹節がよく出た言い回しの文章で、少々くどい事もあるけれど、すらすら読み進めることができた。
    音楽や風景の描写がギリシャでの主人公の焦りや矛盾する心情を美しく映し出していたと思う。
    ノルウェイの森と似ていて、好きな女性の喪失が描かれている。
    全体のテーマとしては現実の自分と空想の中の自分の対比。空想の中の自分と比べて、現実の自分の居場所や立場が分からなくなってしまうという物語。
    最後にすみれと電話ボックスから話す場面があるけれど、それが現実での出来事なのか、主人公ただの空想なのか、結局その後に出会うことができたのか、何も分からないまま物語が終わる。その後の物語は読者に委ねられる辺りも凄く良

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    2026年05月28日
  • カンガルー日和

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    久しぶりに村上春樹読んだけど、よくわかんない時もあるけど、やっぱ文章上手いな〜と当たり前なんですが改めて思いました。4月のある晴れた朝に100%の女の子に出会うことについて、鏡、この二作品が特に気に入りました。短編なので読みやすいし、この短さで面白くできるの凄い!と思いました。

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    2026年05月26日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    2026.4.26~5.24

    (きっかけ)
    ・古本屋で110円
    ・好きな著者

    (感想)
    今更ながらの「騎士団長殺し」2巻。

    1か月かかってしまった。
    面白くないことはない。
    あと2巻、楽しもう。

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    2026年05月24日