村上春樹のレビュー一覧

  • 意味がなければスイングはない

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    村上春樹の音楽エッセイ集。

    音楽はとても個人的なものなので、周りの評価がどれだけ高くても、自分の感性に合わないものは好きにはなれない。
    たとえ、それが自分の好きな作家が愛する音楽だったとしても同じことです。
    そういう意味では、好きな作家の音楽エッセイを読むというのは、ちょっぴり勇気が必要かも・・・などと、思いながら読み始めました。

    しかし、「音楽についてそろそろ真剣に、腰を据えて語るべきではないか」という帯書きのとおり、その真摯な文章に最初から引き込まれます。

    村上作品の中には、色々な音楽が挿入されているし、知識が豊富であることは周知の事実かもしれませんが、この本で取り上げられ

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    2010年03月28日
  • スプートニクの恋人

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    村上春樹はなんとなく敬遠していた、今回が初体験なのである。とにかくお洒落、知識が豊富で文章がキラキラしている。受ける印象は人それぞれなので、そこが嫌味に感じる方もいるだろう、わたしは正直良い意味で驚いた。遅きに失した感はあるが、村上春樹は要チェック。

    スプートニクとはロシア語で「旅の連れ」という意味だとか、すみれの周りを回る彼とミュウが旅の連れだとしたならば、彼らはけっして交わることが出来ない。なぜならば彼らは地球の周りを回る人工衛星なのだから。謎かけの様にラストの場面でにんじん(彼の生徒)が万引きで補導される。にんじんの母親は彼の恋人でもある。彼がにんじんを連れ立って帰宅する途中、排水溝に

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    2026年05月13日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    村上春樹の小説を読んでなんとなくジャズというものに興味をもち、そして、本作を読んで「よし、ジャズを実際に聞いてみよう」という第一歩を踏み出すことができた。
    今ジャズを聴くようになったのも、村上春樹のおかげです。

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    2010年03月15日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    村上春樹の作品には何度もジャズやクラシックが登場してきます。それは作者が好きだし、精通しているからとききました。

    どれくらいなのかなぁ~と思って購入してみました。

    内容は作者の著名なジャズミュージシャンに対する作者の個人的な想いがつづられています。

    著名な音楽化が説明する説明書よりかは敷居が低くて、ジャズのCDを借りる度に参考しております。

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    2010年02月24日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    ○単行本:1983年12月
    ○文庫本:1986年12月
    ○分類:「素敵な絵と文書」の本
    ○私の偏見的感想
     ・安西さん、村上さんの名コンビが世に放った記念すべき第一作。
     ・あと書きによれば、画集を出すのがいやと言う画家と、エッセイ(随筆)を出すのが恥ずかしくていやと言う作家が、誰かと一緒だったら、相乗りだったらと思って出来上がった、引っ込み思案なお二人だからこその作品。
     ・安西さんのイラストは、雑な様で実は緻密で、相変わらず良い味出てますよね。(うふふ)
     ・村上さんの文書はエッセイと言うより、小品集という感じでまとまっています。(ご本人は否定するでしょうが、個人的には非常に朗読向きな文書

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    2010年08月15日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    名古屋に旅行に行くといったら、友人の目が光った。そして差し出された一冊の文庫本がこれ。

    国内外の突っ込みどころ満載な都市を訪ねて、素朴な疑問や毒舌をまじえつつ突っ込みまくっているトラベルエッセイ。でも、なんというかこういう旅の仕方が好きな私としては大変楽しく読ませていただきました。

    「地球のはぐれ方」っていうタイトルもつぼ。

    いつか江の島に猫に会いに行きたいわ~。

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    2011年01月07日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    この人の妄想というのか、こんなデタラメなことをよく思いつくよな
    ところどころ笑ったところがあったけど忘れちゃった
    村上春樹の考え方の芯のようなものが、ちょっとわかるような気がする

    村上春樹の顔をネットやテレビで見たことがあるけど、それより安西水丸の描いた顔の方がそれらしい

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    2019年01月16日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    内容(「MARC」データベースより)
    「自由な半時間ができると、窓辺に座る。彼女は待っているのだ。」 たった三冊の短篇集で、40年間、圧倒的支持と尊敬を受け続けている作家グレイス・ペイリーの不思議な小説世界を村上春樹訳でおくる短篇小説集。

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    2009年10月04日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    私にはまだ難しすぎたかも知れない。整ってるんだけども「え、これ誰?いつ出た?」みたいなところが多かったんですが、私だけでしょうか。カタカナ苦手だなあと改めて思った。ところどころ怖かった。

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    2009年10月04日
  • レキシントンの幽霊

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    20年ぶりに再読した。どの作品もあまり印象に残っていなかったけれど、いま読むととても丁寧でおもしろい。
    庭の地中から現れる獣と住人の女性が対峙する「緑色の獣」はいまこそ読まれて欲しいし、「氷男」の永久凍土、「トニー滝谷」の都市の暮らしでの、大波の描写が圧巻の「七番目の男」の、それぞれの絶対的な孤独に痺れる。また何年か後にも読みたい。
    2025.02.17

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    「めくらやなぎと、眠る女」が好き。
    2005.05.29

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    2025年02月18日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    本国で非常に根強い人気のある作家なのだそう。(訳者によれば)。難解、とかいうことらしいが、それは用いられている語句の問題というより、語り口やいくつかのレベルでの空白によるのではないかと思う。小難しい、という感じはしない。短い一遍を読み終えた後、読み流すことも可能なのだけれど、腑に落ちない何かがあってつい読み返してしまうといった味わいの本。個人的には近年の収穫である。

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    2009年10月04日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    4は特に回想だったり、思考を研ぎ澄まして経緯を考えたりするのが多かった。
    最初と最後に展開が大きく動いた分、真ん中辺りは中弛みしたような感覚。
    気合いを入れないと1Q84という長編でリタイアしてしまうのは、恐らくこの巻だと思う。

    ただ、作中の『空気さなぎ』を読んで、1Q84の世界観を細部まで理解することができるのもこの巻。
    天吾がリーダーの後継者のようになるのではないかと、予想して読んでるからたのしい。

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    2026年09月14日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    最近走り始めたのでモチベーションアップのために読みました。
    世界的な作家の村上春樹さんも、こんなにも心に「情けなさ」が同居していることを知って少し親近感が湧いて嬉しい気持ちになりました。

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    2026年09月13日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    成長するために親を殺す、というテーマにエディプス王をモチーフにした「海辺のカフカ」に近いものを感じた。
    春樹作品の中ではストーリーがかなりシンプルで読みやすい。

    アリクイの夫婦には好感を持てたが、カフカに出てくるナカタさんほどの魅力的なキャラは登場せず。

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    2026年09月13日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    読んだ!難しすぎた。
    1と2の半分くらい面白かったが、長いし難しかった。。読み飛ばしたところも多い。
    井戸の孤独な描写、間宮中尉の拷問のところには凄みがあったし、加納マルタやクレタが出てきたあたり、笠原メイのバイク事故や一緒にアルバイトしてたとことか楽しかった
    後半は思ったより戦争や争い、暴力などが多くかなり重かったし、難しかった。。芸術的って感じだった

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    2026年09月12日
  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    ネタバレ

    「はじめに・回転木馬のデッド・ヒート」
    「レダーボーゼン」
    「タクシーに乗った男」
    「プールサイド」
    「今は亡き王女のための」
    「嘔吐1979」
    「雨宿り」
    「野球場」
    「ハンティング・ナイフ」

    久々に村上春樹を読んだ。エッセイのような小説なのだろうか?村上春樹の作品は雰囲気が良くて内容的にはなんだかよく分からない感じになっていても面白いな~と思ってしまうな。

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    2026年09月12日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    このほんは、タイトルの通り、村上春樹さんの雑多な文章が集められています。
    村上春樹さんという人は、とてもセンスのいい人だと感じましたね。

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    2026年09月12日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    村上さん初の女性主人公かな?
    読んでて、統合失調症の人の思考ってこんな感じなのかもと思った。なんとなく。
    村上さんの小説にしては話が入り組んでいなくて、それなりに分厚い本だけど、さっと読めた。女性主人公だからといって特にいつもの村上さんの小説って感じで変わり映えはしなかった。むしろ世界観が小さめ(ブラジルのジャングルとか出てくるけど)で話の筋もシンプル。
    最後の感傷的な終わり方は嫌いじゃなかったけど、読み返しはしない部類。母娘の関係がこう言ってはなんだけど、男性の考えたものって感じであまり感情移入できない。小説だからそれでいいのかもしれないし、世の中にはこういう母娘関係の人もいるかもしれないけ

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    2026年09月12日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    村上春樹、初の女性視点の小説。
    いつもの魔法みたいな空気感があまり感じられなかった。ただ、娘の感想は聞いてみたい。

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    2026年09月11日
  • スプートニクの恋人

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    ある瞬間を境に全く別の自分になる。表面的には何も変わらない、誰も気づかない、けれど明確に今までの自分は存在しない。

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    2026年09月11日