村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最初の2巻はAudibleで、最後の1巻は本で。
『ノルウェイの森』が面白かったので、調子に乗って挑戦したら、いまいち面白さが分からず...。
おそらく本書の世界観が村上春樹の長編においてはスタンダードなはず。世界観は唯一無二で、癖になるのは分かるが、私は『ノルウェイの森』の方が好きだなあ。。。もし『ノルウェイの森』と似た作風の村上春樹の作品があったら教えてください。読みます。(次、挑戦するのはいつになることやら。やれやれ。)
最近、本作品のテーマである「悪」について、考えることの必要性を感じさせられている。今後、戦争が増えることが予測されるので、暴力や戦争といった明確な「悪」の発生要因 -
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Posted by ブクログ
「エレベーターはきわめて緩慢な速度で上昇をつづけていた。おそらくエレベーターは上昇していたのだろうと私は思う。しかし正確なところはわからない。(中略)あるいはそれは下降していたのかもしれないし、あるいはそれは何もしていなかったのかもしれない。」
というとても村上春樹的な読者に悶々としたものを残すような曖昧で煮え切らない表現から始まる。
序盤から村上ワールドが全開だ。
近未来の現実世界と幻想世界での2つのストーリーが平行して進んでいくため、序盤は話が飲み込みづらいが終盤にかけてこの2つの世界に繋がりがあることが徐々に明らかになっていく。
SFやミステリー的な要素が盛り込まれているため、序盤 -
Posted by ブクログ
不思議な感覚になる
初の村上春樹。友人に勧められ、読んでみることに。全8作の短編集。最初は主人公はバラバラであると思っていたのだが、後半にかけておそらく同じ人物が主人公なのではないかなと考えた。
音楽に関する教養が出る作品だと思う。ほとんどの話にクラシックやジャズなどの作品が登場していた。知らないものばかりで、知識をつけなければと思った。
現代では使わないような(少なくとも若者層には伝わらないような)漢字を取り入れていたり、言い回しが難しいところに村上春樹みを感じた。
1番好きだった話は最後のもので、主人公の思考回路にとても共感を覚えた。しかし、1番謎めいていた話もそれである。純文学を -
Posted by ブクログ
初めて読んだ村上春樹先生の作品。何年前に読んだか分からないくらい、すっかり忘れているので読み直し。
なんだかよく分からない不思議な雰囲気で進む。1984年の時代を背景に、実際の事象に関連して物語が進むのかと思いきや、微妙におかしな感じになっていく。
なので、どのように進んでいくのか検討もつかないところが面白いと思う。
登場人物は普通そうで普通じゃない。みんな優秀だけど、かなりアクが強い。これはお気に入りのキャラとか、言ってられないヤツだ。みんなが主張する。
一方で、雰囲気が上品で、流れが綺麗な文章。濃ゆい内容のところも、あまり疲れず読める気がする。
次の巻、楽しみというよりも、続きがどう -
Posted by ブクログ
ネタバレ人々が眠りにつき、世の中が静まり返る時間に起きていること。それだけでどこか美しさのようなものを感じた。静けさの中にある一人一人の感情は、昼間を生きる人たちよりも濃く、人生の色がより鮮明に感じられるように思えた。
物語は全体的に淡々としていて、読んでいると真っ白で何もない部屋の中に閉じ込められているような、不思議な感覚にもなった。
作中にはさまざまな音楽も登場し、実際に曲を聴きながら読み進めた。タイトルの「アフターダーク」は日没後、暗くなってからという意味で、ジャズの曲に由来していることもこの作品を通して初めて知った。
読んでいるあいだ、ずっと「よく分からない」という感覚が続いていたが、そ -
Posted by ブクログ
ネタバレあまり村上春樹さんの本を読んだことはないけど、どこかでおススメされていて気になって読んでみた。
ストイックという言葉でまとめてしまえばその一言に尽きるけど、小説と真っすぐ向き合うように、自分の体と向き合う姿はとても好感が持てた。
こういう真っすぐな人に憧れがある。
脇目もふらず、というほど堅くがむしゃらな感じではないけど、自分の目的のためにしっかり歩める人。
ちょっとかっこつけている?おしゃれな感じ?の言い回しが引っかかる部分はあったけど、全体通して楽しめた。
ランナーは楽しくて走っているんだと思っていたから、練習自体は「つらいな」「今日は走りたくないな」という日もあるということに驚いたし