村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『大いなる眠り』に続き、村上訳チャンドラー五作目。内容はわりかし入り組んでて、ひとことで説明するのは難しい…。
原書もこんな感じなんだろうか——というのも、村上氏の作品(ま、これも翻訳しているとはいえ村上作品と言えなくもないが…)を読んでる如し…なので。訳し方を通常の村上作品に寄せているのか、はたまた原書もこんな風なのか…気になるところ。
何作かチャンドラー作品を読んできて感じるのは、物語を楽しむというか"マーロウ"の仕草、言動を楽しむ作品だということだ。そのために事件他、すべての物事が存在するのだ。これは彼自身の作品にも通づることだと思う。ひとつひとつの比喩表現を愉しむことに——。星三つ半。 -
Posted by ブクログ
映画も原作も有名だけれど、どちらも観たことも読んだこともなかった。
感想で結構、オードリーヘップバーンが頭に浮かんでしまうというものが多かったしあとがきでもそのことに触れられていた。
私はその有名な画像や映像を知らなかったので、自分なりのホリーを想像して読むことができたのは映画見てなくてラッキーと思った。
ホリデー・ゴライトリーはこの世のものとは思えない魅力的な女性なのだけれど、この小説が発売された当時「ホリデー・ゴライトリーのモデルは自分だ」と主張する女性が沢山いたらしい。【自認ホリデー・ゴライトリー】だ。笑
現代日本でも【自認レゼ】【自認猫猫】【自認ぼっち】などいるし国や時代を超えて、 -
Posted by ブクログ
主人公の男の子Kがすみれの質問に答えるかんじがとても好きだった。ちゃんと中身と意味のあることをでも簡潔に伝えてくれる感じ。
これまで読んだ村上作品に登場する男性の中で1番好きかもと思った。
登場人物全員が満たされていないことがこの物語のキーポイントで、それゆえにむこうの世界を想像したり、実際にそちらに行ってしまう人がいるという話だと思った。
私も最近とくに、この現実で生きるよりもどこかに行ってしまいたい、ずっと眠りこんでいたいと思うときがあるため、なんとなくこの物語の主題に共感を覚えた。
ミュウからの連絡で外国に行くあたりはなんだかありきたりでつまらなく感じた。
すみれと主人公の会話にすべ