村上春樹のレビュー一覧

  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

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    まだ荒削りな時代の村上春樹の短編集。
    納屋を焼く、踊る小人は結構不気味で面白かった。

    蛍はノルウェイの森だね。懐かしい。

    めくらやなぎと眠る女は短編にしては盛り込みすぎな感じがしてあまり入り込めなかった。

    三つのドイツ幻想、超短編なんだけど、なんとなく凄い心に残る作品だった。なんでだろう..??
    特にヘルWの空中庭園に関しては、村上春樹の世界観や想像力に感服する。

    ヘルWの空中庭園の絵があれば買って飾りたいな。
    すごく素敵な情景。

    ドイツ行ってみたいな、来年行ってみよう。

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    2025年09月03日
  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)

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    ちなみに訳者は龍口直太郎であり、村上春樹ではなかった。
    魅力的な女性を主人公としたタイプの作品。ファムファタールとでも言おうか。思っていたのとは違うお話。
    面白いかと言われれば普通。

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    2025年09月01日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    割とわかりやすい物語でした。
    もう村上春樹作品を読むときはきちんと終わるかどうかというよりもこの設定についていけるかどうかになっている。
    現代の話であるから突拍子もないことはあまりなかったけれど、シロの身に何が起きたのかははっきりせぬまま終わってしまったし、つくると紗羅がこの後どうなったのかが気になる。

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    2025年08月31日
  • ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編―(新潮文庫)

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    ますます謎が深まるばかり。
    これが村上春樹ワールドだなとしか思えない。
    色々解決してすっきりするのだろうか。

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    2025年08月31日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    全部読み終わっての感想。

    海辺のカフカに続き二作目の村上春樹。
    登場人物たちが次第に寄り合い、ふたつの物語がひとつの物語になること、全部を説明しきらないことが村上春樹流なのだなぁと彼の作風理解がちょっぴり進んだ気がした。

    世界が元に戻って、主役2人以外の登場人物の末路には全く触れずに物語が終わる。消化不良感もありつつ、2人がもう1Q84年に戻れないのであれば他の人々がどうなったのかなんてわかるはずもない、そう考えるととてもはっきりした終わり方であり、主役のはっきりした作品だと感じる。

    そしてやっぱり手放しで面白かった!とはならないのも私にとっての村上春樹。なのにどういうわけか手に取ってし

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    2025年08月31日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    文庫本4冊中1番ワクワクしたのは1部上巻で最終巻は正直退屈だった 特にぼくが異世界に迷い込むあたりはスティーヴン・キング「ダーク・タワー」 の劣化版で まりえの失踪劇にいたってはまったく面白味もおかしさもなし 嫁との別れから妊娠発覚出産して家族が平和に暮らすぼくみたいな...めでたしめでたしって 最後はなんだか説教臭いしこりゃダメだ 唯一の救いは1部上巻のプロロークを読み返すとなにやら怪しい雰囲気があること

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    2025年08月30日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    村上ラヂオに続いて相変わらず面白い。
    難しい本は今読みたくないけど、何か読みたい時にピッタリ。くだらない面白さだけど私の知らないことが沢山書いてあって面白かった。

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    2025年08月29日
  • 大いなる眠り

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    フィリップ・マーロウのシリーズ。クライアントである老いた将軍への友情のようなもののために無理を通す。

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    2025年08月29日
  • 虚言の国  アメリカ・ファンタスティカ

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     原題はAmerica Fantasticaで、アメリカ万歳とも訳せるようなタイトルだが、書かれた内容を読み進めると、何が何だかわけがわからなくなる。虚実(小説はそもそもフィクションだが)が混沌として、理解が追いつかない。SNSが醸成した世間が、トランプ大統領の登場とともに現実として世界に表出し、著者はそんな現実をシニカルに、いや本気で嘆くさまを本書『虚言の国』に結実したんだと思う。

     また、訳書のタイトルにアメリカという固有名詞を出さずに、“ 国 ”と普遍性を持たせたところに訳者の強い思いがうかがえる。

     銀行強盗を働いた主人公の男は、その時窓口にいた行員女性を誘拐し、そのまま逃走する。

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    2025年08月28日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    イデアは屋根裏に隠されていた騎士団長殺しの絵を解放したせいで人間界に現れた 目に見える個々の物事の背後にある変わらない真の実在のことをイデアと言うらしい 哲学用語なんでしょうか 2部上巻では期待した白いスバルフォレスターの男もイデア周りもさほどの進展なし P94「すべての女性にとってすべての年齢はとりもなおさず微妙な年齢なのだ...」女性の描き方が片岡義男に似てると感じる

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    2025年08月29日
  • 1973年のピンボール

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    ネタバレ

    振り返ってみたら鼠三部作(というか四部作?)を読むのは10年ぶりらしい。...新鮮な気持ちで読みました。笑

    それぞれの方法で過去を清算して、未来へ進む直前の話。手放し方も立ち直る方法も人それぞれ。
    あと鼠って25歳だったのか、もっと年上のイメージだった。

    読みながらこの時代に生きていたらもっとこの本を興味深く読めたんだろうなぁとどうしようもないことを思ったり...。次回作にどう繋がっていくのか楽しみ。

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    2025年08月27日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    自分だけ色がない時点でアイデンティティとして確立してる。それをわかった上で卑下してるかんじ

    限定された目的は人生を簡潔にする

    大きな意味を持つ物事であるなら、ちょっとした過ちで駄目になったり、宙に消えたりすることはない

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    2025年08月26日
  • 虚言の国  アメリカ・ファンタスティカ

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    正直、ボイドとアンジーの逃走劇にフォーカスしすぎて読んでいたのか、このメインストーリーと、虚言症が蔓延する世界の噛み合い方がよくわからなかった。。。

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    2025年08月24日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    上巻P121で「騎士団長殺し」と名札の付いた絵が屋根裏から偶然に発見された 真夜中の裏庭から聞こえる鈴の音の正体が騎士団長そっくりのイデアと分かる ホラーから一転ファンタジーなところがやっぱり村上春樹だった そして下巻でも官能小説ぽさは抜けず 最後には主人公36歳と女子中学生13歳の下の会話を読ませられることになるとは~キモくてエロぃ 2部では白いスバルフォレスターの男周辺に期待大

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    2025年08月23日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    絵を完成させたことで動き始めた物語なだけあって、完成しない絵の方も大きな意味を持っていることがよく分かった。たぶん「白いスバル・フォレスターの男」は主人公のよからぬ感情の象徴で、「秋川まりえの肖像」はまりえを手に入れたいと望む免色の怖さを表している。前者の未完成は主人公が真っ当な人生を歩むことに繋がり、後者の未完成によってまりえの安全が保たれた。「騎士団長殺し」は焼失することで役目を終えた。最後に主人公によって「白いスバル・フォレスターの男」が未来の「騎士団長殺し」のようになることを危惧しながらもその完成を最終的には望んでいることが示唆されるが、再婚することによって独りで無くなった(=他人と共

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    2025年08月23日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    前半は良かったのですが、後半パートはあまりピンとこずでした。具体的に説明するのが難しいのですが。
    昔の小説に比べたときの先が気になって読み進みたい感情が湧かない感じでした。
    ただそれは自分が歳を重ねて感受性の感覚が昔と異なってしまったせいなのかもしれないのでこの機会にまた昔の作品を読んでみようかなと思いました。。

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    2025年08月23日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)

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    村上春樹ワールド全開 そこが楽しめないとページをめくる手は止まり早々に捨て置かれる 少し趣に違いを感じたのはエロ描写の生々しさと最後のホラーな味付けからの続きは下巻で~みたいな感じ 表題の騎士団長殺しとどう関係していくのか更なる展開に期待する

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    2025年08月21日
  • パン屋再襲撃

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    ファミリーアフェア。兄妹がまるで熟年夫婦のようなやり取りで、婚約者と妹の会話はまるで仲の良くない兄妹のよう。そう感じるのは、自分と妻とが上手くいっていることの証明みたいなものだなと、良い気づきを得られた。それでなくとも、この話はどこか共感できるところも多くて凄く好きだった。

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    2025年08月21日
  • 街とその不確かな壁(下)(新潮文庫)

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    上巻から続くストーリー展開に気になったが、これは予想できなかった。いつもの通り伏線回収するわけでもなく、多くの謎を残しながらの結末となった。これがもしも全ての謎が解けてめでたしめでたしとなると、それは村上春樹小説ではなくなってしまうので、致し方ないところではある。

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    2025年08月20日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    最近、恒川光太郎氏の小説ばかり読んでいたので、この村上春樹氏の小説も幻想ファンタジーのような趣きで読み進めた。ツッコミどころはあるにしても村上春樹氏の独特な比喩表現は健在のようだ。ストーリーに関しては村上ファンでないと途中で読むのをやめる人も多いかもしれない。

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    2025年08月20日