村上春樹のレビュー一覧

  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    上巻P121で「騎士団長殺し」と名札の付いた絵が屋根裏から偶然に発見された 真夜中の裏庭から聞こえる鈴の音の正体が騎士団長そっくりのイデアと分かる ホラーから一転ファンタジーなところがやっぱり村上春樹だった そして下巻でも官能小説ぽさは抜けず 最後には主人公36歳と女子中学生13歳の下の会話を読ませられることになるとは~キモくてエロぃ 2部では白いスバルフォレスターの男周辺に期待大

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    2025年08月23日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    絵を完成させたことで動き始めた物語なだけあって、完成しない絵の方も大きな意味を持っていることがよく分かった。たぶん「白いスバル・フォレスターの男」は主人公のよからぬ感情の象徴で、「秋川まりえの肖像」はまりえを手に入れたいと望む免色の怖さを表している。前者の未完成は主人公が真っ当な人生を歩むことに繋がり、後者の未完成によってまりえの安全が保たれた。「騎士団長殺し」は焼失することで役目を終えた。最後に主人公によって「白いスバル・フォレスターの男」が未来の「騎士団長殺し」のようになることを危惧しながらもその完成を最終的には望んでいることが示唆されるが、再婚することによって独りで無くなった(=他人と共

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    2025年08月23日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    前半は良かったのですが、後半パートはあまりピンとこずでした。具体的に説明するのが難しいのですが。
    昔の小説に比べたときの先が気になって読み進みたい感情が湧かない感じでした。
    ただそれは自分が歳を重ねて感受性の感覚が昔と異なってしまったせいなのかもしれないのでこの機会にまた昔の作品を読んでみようかなと思いました。。

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    2025年08月23日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)

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    村上春樹ワールド全開 そこが楽しめないとページをめくる手は止まり早々に捨て置かれる 少し趣に違いを感じたのはエロ描写の生々しさと最後のホラーな味付けからの続きは下巻で~みたいな感じ 表題の騎士団長殺しとどう関係していくのか更なる展開に期待する

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    2025年08月21日
  • パン屋再襲撃

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    ファミリーアフェア。兄妹がまるで熟年夫婦のようなやり取りで、婚約者と妹の会話はまるで仲の良くない兄妹のよう。そう感じるのは、自分と妻とが上手くいっていることの証明みたいなものだなと、良い気づきを得られた。それでなくとも、この話はどこか共感できるところも多くて凄く好きだった。

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    2025年08月21日
  • 街とその不確かな壁(下)(新潮文庫)

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    上巻から続くストーリー展開に気になったが、これは予想できなかった。いつもの通り伏線回収するわけでもなく、多くの謎を残しながらの結末となった。これがもしも全ての謎が解けてめでたしめでたしとなると、それは村上春樹小説ではなくなってしまうので、致し方ないところではある。

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    2025年08月20日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    最近、恒川光太郎氏の小説ばかり読んでいたので、この村上春樹氏の小説も幻想ファンタジーのような趣きで読み進めた。ツッコミどころはあるにしても村上春樹氏の独特な比喩表現は健在のようだ。ストーリーに関しては村上ファンでないと途中で読むのをやめる人も多いかもしれない。

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    2025年08月20日
  • 一人称単数

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    初めての村上春樹作品。
    帯に人生にあるいくつかの大事な分岐点。そして私は今ここにいる。8作からなる短編小説集、とあるけど、実際に村上春樹として文章にも出てくる場面もあるので、小説と言うよりエッセイ?私小説のようにも感じた。

    私は音楽にあまり詳しくないから、音楽の説明や音に対する描写がつぶさに見える文章に少し困惑した作品も多かった。

    ヤクルト・スワローズ詩集と品川猿の告白、最後の一人称単数はあーなるほどそうなんだー、と納得しながらクスッとして読んだ。

    まあでも文章は独特の雰囲気だと全体を通して感じた。コレが村上春樹作品?まだ全貌はわからないので、他作品も読んでみますか。

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    2025年08月19日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    雑木林の中の穴の不気味さがうまく描かれている。私や免色より前に穴の存在を知っていたまりえが姿を消したのが何故なのかわくわくする内容。私が穴を描き切った事実、白いスバルフォレスターの男は描き切らなかったし、白スバルと違って穴は写実的に描いたところも違う。穴が第一部で明るみに出て、第二部の前半で作品として完成してしまったことが悪しきものを引き寄せているのではないかと落ち着かない気持ちにさせる。免色が穴に受け入れてもらえなかった理由もまだ分からない。謎がたっぷり残っていて次を読みたい気持ちにさせる内容だった。

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    2025年08月18日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    「村上ファンになりたいのに、今迄しっくりくる作品に出会ってない」という話をしたところ、この本をオススメされました。

    が、これまた、どうも何と表現したら良いのか分からないのだけど、自分には合わないなぁ〜って感じでした。


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    2025年08月17日
  • 街とその不確かな壁(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    結局現実世界の私が影なのか本体なのかという点が難解。たぶん影を残して本体が壁の内側へ→壁の外側に脱出(本体)→本体が川を登って少年時代に戻って壁を抜けた時に内側の影と入れ替わり(たぶん「イエローサブマリンの少年」の記憶も無くなった)→本体外側の世界で影と一つになるの流れだと思う。
    あと今一つテーマが分かりづらい。恐らく「生と死」「死への希求としての青春時代への懐古(少女への想い)」みたいのが個人的に読み取ったもの。少女と別れて「内(→死)」に入る。最後に「外(→生)」の世界で影と一つになる、の流れなのでたぶん「後ろを振り返らず新しい人生を生きていこう」みたいな感じかと思われる。

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    2025年08月17日
  • アフターダーク

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    特に特徴的なシーンや盛り上がりがある訳でもなく、ただ淡々と物語が進んでいく。村上春樹の小説にしては単調で、少しつまらなかった。

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    2025年08月16日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    村上春樹さんの作品を初めて読みました。自分自身も走っているけど自分がなぜ苦しくて辛いフルマラソンやらトレランにハマっているのがなぜか分かったような気がしました。

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    2025年08月12日
  • 女のいない男たち

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     村上春樹の短編は久し振りに読んだ。面白くはあったけれど、長編小説を読むほどの充実感はなかった。
     
     「さあ、これからどうなるんだろう」と思うところで、つまり、導入があり、展開があり、さあこれからと思うところで終わる感じがしてならなかった。そして、転結を省略する代わりに、一種まとめ的なパートがあり、そのあたりも説明的であまり好きになれなかった。書き下ろしの「女のいない男たち」に至っては、全体がそういった説明的なまとめに過ぎないような印象さえ会った(文章は印象的であったが)。どの作品も、「これで物語が語られ尽くした」という気持ちで読み終えることができなかったのは、作者の狙いかもしれないが、個人

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    2025年08月12日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    村上春樹あんまり読んで無かったけど、ファンタジー要素が多いな
    でも不思議とサラサラ読めて引き込まれる世界観ではあった

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    2025年08月11日
  • 女のいない男たち

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    言葉の美しさとオシャレな雰囲気を纏った作品ですが、総じて暗く、繊細で深い傷を負ってしまった男性たちの話。これ、逆に「男のいない女たち」ってことだったら、結構爽快な明るい話になったりして・・と思ってしまった。一番面白かったのはシェラザードかな。

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    2025年08月11日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    ネタバレ

    特に印象に残った箇所は以下の通り
    ・僕は高校時代にこのモームの文章を読んで「うーむ、人生とはそういうものか」となり素直に関心してしまった。それで大人になってバーのカウンターで働いていたあいだも、「どんなオン・ザ・ロックにも哲学はあるのだ」と思いながら八年間毎日オン・ザ・ロックを作っていた(p.67)
    ・「ウォークマン」は果たしてそこまで進歩する必要があったのだろうかという疑問を僕は抱いてしまう。そりゃひとつの機械が安くて小さくて便利になること自体にまったく異論はないけれど、引退した初代ウォークマンをじっと見ていると、「べつにこのまま進歩なんかしなくったってとりたてて不便はなかったんじゃないか」

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    2025年08月11日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    最初に読んだ村上春樹さんがこの本でしたが、難解で何度も途中で挫折しそうになりました。最初は他の長編から読まれるのをおすすめします。

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    2025年08月11日
  • 心は孤独な狩人(新潮文庫)

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    村上春樹さんの読みやすい訳で楽しく読めましたが、自分自身の、物語の時代背景への理解が乏しいのが残念でした。

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    2025年08月11日
  • 中国行きのスロウ・ボート

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    村上氏初期の短編集。タッチがとても軽くて、1日で読んでしまった。
    もちろん、ところどころに村上氏でなくては書けない描写は健在であるが、それほど村上くさくはない。彼の小説にありがちだが、ここの短編はすべて日本人の青年の一人称で語られる。
    最後のシドニーの作品が良かった。設定がばかげているのだけれど、妙にリアルで楽しかった。

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    2025年08月10日