村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026.4.8~4.26
(きっかけ)
・古本屋で110円
・好きな著者
(感想)
今更ながらの「騎士団長殺し」発読書。
発表は2017年。9年前か!
さて、村上春樹、やはり昔ほどのワクワクがないなー。
ねじまき鳥、スプートニクまでは好印象だった気がします。(はっきり覚えていない)
カフカ、1Q84、色彩はあまりピンと来なくて…
昨年読んだダンスダンスダンスは面白かったので、歳を取ったからつまらなくなったのではなく、昔の作品の方が好みにあうのかもしれませんね。
とはいえ、1巻の終わりの展開は少しワクワクしているので、2巻楽しんで読むぞ。 -
Posted by ブクログ
読んでいて「ノルウェイの森」が頭をよぎった。
でも、あの作品ほど深く心の底まで抉りこんだ作品ではなかったにせよ、ズンと突き刺さるような内容でした。
★が3つの理由としては、5人がなぜあそこまで強固な人間関係を構築できたのかが、読んでて伝わりにくく、主人公が一時、死ぬことを考えていた理由も「なぜそこまで?」と理解が追いつかなかった。
ただ、最後のフィンランドで過去の経緯が明らかになる展開は引き込まれた。
もっと早く、気付けていたらその後の展開も変わったのになあと。
ラストは賛否分かれるかな。
ハッキリさせるかさせないか。
「多分こうなるだろう(なって欲しい)」と読み手が都合の良いように解釈できる点は、良かったかも。 -
Posted by ブクログ
村上春樹の旅行エッセイ。ギリシャのキリスト正教の修道院が集う島と、トルコの旅の2本だて。
単なる旅行記と言われればそうなのだけども、やっぱり彼の文章はすごい。すらすらと読めるし、読んでいてなぜか楽しい。エッセイとかだと、奇抜な観点なんかが評価ポイントになるのだけども、彼のエッセイの場合は、そういったものよりも、流れるように書かれている文章の良さに感服することが多いかも。
以下、良かったところ。
・男しか島に入れない、アトス半島。それに対して、どんな時代になっても、1つくらいはこういう島があって良いと、サラリと書く。だって、自分も女性しか入れない島があっても気にしないから、という主張が、なんかなるほどと納得できた。この寛容さというか、余裕ある感じ、見習いたいね。
・キリスト正教の評価も面白かった。
「もっとつっこんで言えば、キリストという謎に満ちた人間の小アジア的不気味さをもっともダイレクトに受け継いでいるのがギリシャ正教ではないかと思う。」
・狼と山犬の違いについて。AC/DCとモータヘッドくらいの差もないのではないか。最高の音楽比喩である。こういうのを、説明なしにサラッとやる小説家って意外といない。海外だと多いけど。
・トルコ人が神経質が多いってのは、驚いたけど、歴史的に考えると納得。でも、根は親切という、不思議な民族。