村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読んでいて「ノルウェイの森」が頭をよぎった。
でも、あの作品ほど深く心の底まで抉りこんだ作品ではなかったにせよ、ズンと突き刺さるような内容でした。
★が3つの理由としては、5人がなぜあそこまで強固な人間関係を構築できたのかが、読んでて伝わりにくく、主人公が一時、死ぬことを考えていた理由も「なぜそこまで?」と理解が追いつかなかった。
ただ、最後のフィンランドで過去の経緯が明らかになる展開は引き込まれた。
もっと早く、気付けていたらその後の展開も変わったのになあと。
ラストは賛否分かれるかな。
ハッキリさせるかさせないか。
「多分こうなるだろう(なって欲しい)」と読み手が都合の良いように解釈で -
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Posted by ブクログ
村上春樹の旅行エッセイ。ギリシャのキリスト正教の修道院が集う島と、トルコの旅の2本だて。
単なる旅行記と言われればそうなのだけども、やっぱり彼の文章はすごい。すらすらと読めるし、読んでいてなぜか楽しい。エッセイとかだと、奇抜な観点なんかが評価ポイントになるのだけども、彼のエッセイの場合は、そういったものよりも、流れるように書かれている文章の良さに感服することが多いかも。
以下、良かったところ。
・男しか島に入れない、アトス半島。それに対して、どんな時代になっても、1つくらいはこういう島があって良いと、サラリと書く。だって、自分も女性しか入れない島があっても気にしないから、という主張が、な -
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公多崎つくると四人の男女は、高校時代のボランティア活動をきっかけに仲良くなった。その後も良好な関係であったが、あることをきっかけに、彼はグループから省かれてしまう。多崎はその理由がわからないまま現在に至る。30代後半となった彼は、仕事を淡々とこなしていたが、そんな彼でも、かつての仲間に絶縁されたことに悶々としていた。それで、彼は恋人の沙羅をきっかけに、かつての仲間のところに個別に訪問する。本作にあるように、時が経てば当然、これまでの価値観、考え方は変化していく。それにより、それまでの関係と自然と距離を置いていくことは珍しいことではない。このように、本作は、ある程度社会人生活を送った者ならで