村上春樹のレビュー一覧

  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    村上春樹は旅情を書く天才だ。
    村上春樹よ小説を読む上で彼が、彼として綴った体験を読むのは、非常に有益だと、改めて感じた。

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    2025年10月08日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村上春樹さんの作品は、難しそうなイメージがあったけれど、短編集なこともあってか読みやすかった。
    表現がとても知的で、堂々な印象を受けた。

    「偶然の旅人」が中でも好みだった。
    不可思議な話の中でも、こういう巡り合わせはあると、思っている。よく聞く言葉ではあるけど、縁ある人とは、離れてもまた繋がるのだと思う。

    そして、「品川猿」に出てきた嫉妬に関する話は共感した。どれだけ客観的に見て恵まれていたとしても、周りを羨むばかりの人もいる。その一方で、周りから見て羨まれることは少なくても、十分に満たされている人もいる。隣の芝生は青いと思うばかりではなく、自分と向き合える人でありたいと感じる。

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    2025年10月05日
  • アンダーグラウンド

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    残念だったのは著者自身が総括する最後の章「目じるしのない悪夢」も殆ど共感を感じなかった事。

    オウム真理教、地下鉄サリン事件の被害者インタビューレポート。読んだことあったが、だいぶ前の話だし、不思議に読んでみようと思い手に取る(寝る前に読む本が欲しかったからかもしれない)

    事件のレポートとしては大変貴重な情報で、よくまあこんなに多くの方にインタビューをして文字を起こしたなと思う。

    作者にとっては、自身の興味、伝える使命、成長になった本だとは思う。
    村上春樹を読みたいと思って読む本では無い。

    私も当日のニュースをテレビで見て驚いた記憶もあり、今回2度目読書をしたが読み終わった後でも、他人事

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    2025年10月03日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)

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    前編に比べると話の展開にスピードがあり、テンポよく読めました。天吾と青豆が間接的に絡んできて、果たしてこの2人は同じ世界線で生きているのかと興味深く読み進められました。
    リトル・ピープルとは何者なのか、ふかえり・つばさはどうなったのか、少しずつ核心に近づいてきて続刊が楽しみです。

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    2025年09月29日
  • ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編―(新潮文庫)

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    思い出してきた。完全にここまで読んだ、というところに辿り着き、そこからは初めて読んでる感覚がしっかりあった。クレタ島いかんのかい!って思って20歳ぐらいの時に読むの辞めたんだった。

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    2025年09月29日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    笠原メイの存在が物語の面白さを引き出していると感じた。主人公を中心に、多くの登場人物の関わり合いにワクワクさせられたし、繋がりという観点からそれぞれの心の空虚とそれを満たそうとする関わり合いに良さを感じた

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    2025年09月27日
  • 街とその不確かな壁(下)(新潮文庫)

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    小学校の時に外では全く喋らない女の子がいたがもしかして⁈
    追伸、この書き込みした夜、その女の子が夢に出て来ました。

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    2025年09月28日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)

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    ちょっと中だるみしてきてる。
    こっからなにか劇的な展開があることを望むけど、期待はできるのか、、、、。

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    2025年09月26日
  • プレイバック

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    特に印象に残った箇所は以下の通り
    ・「どこの誰かは知らないが、そういう台詞を思いつくには、うんと苦労したことだろう」と私は言った。「しかし苦労には才能の代理はつとまらない」(p.129)
    ・失敗の可能性なきところに成功はあり得ないし、凡庸なるものの抵抗なくして芸術はあり得ない(p.219〜220)
    ・「厳しい心を持たずには生きのびていけない。優しくなれないようなら、生きるには値しない」(p.293)

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    2025年09月24日
  • 中国行きのスロウ・ボート

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    新装版だというので20数年ぶりに再読。
    「村上春樹が好き」というより「村上春樹を読む自分が好き」だった若い頃を思い出して、なんだかもぞもぞゾワゾワした。そういう時代があった人きっとわたしだけじゃないはず。文体も雰囲気も今の自分にはもう合わない。でも懐かしかった。
    この本の装丁はほんとに大好きで文庫版をしばらく本棚に飾っていた。単行本になってもすこーんとしていてよい。安西水丸はおしゃれだ。村上作品との相性がすごくいい。わたしはなぜか文庫版の佇まいのほうが好きだな。

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    2025年09月18日
  • レキシントンの幽霊

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    - 掴みどころがなく、ラストも明確な描写が少ない → 読者が汲み取る必要がある。
    - ただ、その分文章に引き込まれるし、他では聞けない物語。
    - 全編を通じて「恐怖」について描かれている印象。
    - 恐怖にどう感じ、どう行動するのか。
    - 自分が最も恐れるものは何か。
    - 大事なものを失う前に理解し、目を逸らさずに向き合いたい。

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    2025年09月17日
  • カンガルー日和

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    彼の書く文章はおれには少しポエムすぎる。もうちょっと文学的なセンスがあったらこんなのを楽しく読めたのかもしれない。

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    2025年09月15日
  • やがて哀しき外国語

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    文庫を読んだのにこちらに電子版で登録してたのを直したく再登録。
    結構面白かった記憶。
    読んだの結構前だしせっかくだし読み直してまた感想書く。(Twitterか)

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    2025年09月15日
  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

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    ウイスキーに関する記述は、ちょっとマニア向けかも。少なくとも、そこまでお酒に興味がない私には正直あまりよく分からなかったかな。ただし、アイルランドの美しい自然とクラシックな建造物のコントラストが醸す雰囲気が楽しめますし、旅のフォト付エッセイ集と思えるならば、値打ちはあります。

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    2025年09月14日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    堅苦しい村上春樹
     受賞時のメッセージを読む。すると、村上自身はユーモアと思ってさうでも、言はれた側はたまったもんぢゃないよな。といふのがありさうだと気づく。早稲田にまじめに通ってないとか。坪内逍遥って読んでないとか。って。まあいいけど。

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    2025年09月14日
  • TVピープル

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    良さがわかった
     川上未映子の絶讃する「眠り」をふくめて、くだらないものからなんでもないものまで数篇はいってゐる。「ゾンビ」はくだらなすぎだが、ぼくは好きだ。やはりここにも男女の不幸のやうなことが書かれてゐる。

     「眠り」もやはり眠れない主婦のことがメインといふよりは、結婚生活の不幸みたいなものに別種の軸がある。「我らの時代のフォークロア」も、将来的な不倫を望む彼女、といふ点でなんだか共感できるやうなできないやうな微妙な話を書いてゐる。

     意外と乗ってしまへば気楽に読めるので、それはやはすごい技術である。
     しかし、ただそれだけだったのだ。

     結局のところ、熱心な文学読みにとって村上春樹

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    2025年09月14日
  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    かなり読みやすい作品であった。
    しかし、各々の作品の深みまではわからなかった。
    この時代の若者は性にも奔放であり、バー、クラブに通うのが普通らしい。
    今って、そんな感じの人いるのかな?
    俺の生活圏内にいないだけなのか?
    これから引っ越すので、引っ越し先では積極的に外に出てたくさんの人と関わりを持てるようにして、見識を広げたい。

    『しかし例外は認められんのです。この不確かな世界の中で、信用ほど得がたくそして崩れやすいものはないのです。(p.31-32)』

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    2025年09月14日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    序盤は官能的、終盤は暴力的と振れ幅が著しい作品。
    全て読み切った後に相対評価が変わる。旅ははじまったばかりなのだ。

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    2025年09月10日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)

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    2023/6/28
    騎士団長殺しの三冊目を読んでる途中なのだが、一冊目か二冊目に騎士団長殺しの絵図が載ってたような気がしてたのに、ない。何度も探してみたが載ってない…うそ〜ん、、わたしの頭の中に残ってるあの絵図は一体…?白昼夢か??怖…

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    2025年09月10日
  • レキシントンの幽霊

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    村上春樹といえば幻想的・ファンタジーというイメージがあるが、この短編集は今まで読んできた村上春樹の中でも一番ファンタジー要素が強め、なんなら荒唐無稽のようなお伽噺のような作品集。今まで読んできたものは幻想的ではありつつ、それでもリアリティもあった、いやリアリティの中に幻想的なものがあったが、今作はほとんどが幻想的だった。

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    2025年09月10日