村上春樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
村上春樹さんの小説にハマってしまいました♡
消せない過去とか
満たされない想いとか
生きていく上で運命的に抱えてしまった傷跡に
向き合う彼らたち…
その時に与えられる 極上の孤独感や喪失感など
どれもその時にしか感じられない感情ばかり…
自分と向き合うことって
幾つになっても
苦しくて辛くて少し重い…
言葉にできない想いを
いつも求めていた言葉として表現してくれている
読み終えた時は 不思議と満たされた想いになる…
特に短編の中で
『蛍』の小説がお気に入り♡♡
『ノルウェイの森』の原型に
なっている小説ようで
遠い日の記憶や 夢を辿っていく柔らかい空気感が
小説の -
Posted by ブクログ
ネタバレ哀しいカフェのバラード
著者:カーソン・マッカラーズ
訳者:村上春樹
銅版画:山本容子
発行:2024年9月25日
新潮社
村上春樹が翻訳をして、山本容子が銅版画を描いている。まあ、これだけでも売れそう。1951年に書かれた名作らしいけど、村上春樹の翻訳ってどうなんだろう。これまで、レイモンド・チャンドラー以外であまり面白いと感じたものはなかった。今回も、うーん・・・って感じ。
長身で骨格と筋肉は男性並、腕力も強い女性、ひどい内斜視のアミーリアが主人公。彼女は父親から町のメインストリート(といってもわずか100メートル)にある建物を引き継いだ。元々は飼料や肥料、粉や嗅ぎ煙草などを販売す -
Posted by ブクログ
村上春樹の世界観がとても好きだ。
アメリカの少し古い感じ、ゆったりしている感じ、気ままな感じ。
忙しくて明日のこと未来のことを考えすぎてる時に読むと、今を丁寧に大切に楽しんで生きようと思える本。
結局のところ自分の身の丈にあったものしか、見に纏うことができない。合わないものを押し付けられても、そのうちに自然に剥がれ落ちてしまう。だから合わないものを押し付けられるのも、一つの立派な教育と言えるのかもしれない。
村上さんのなんというか気を張らない流れに身を任せるような考え方がとても好きだ。私に合うものや人は考えてできるものではなくて、自然に身についてくるんだろうなあ。 -
-
Posted by ブクログ
村上春樹が雑誌に連載していたもの、その他を集めて編んだエッセイ集。オリジナルは平成元年というから1989年の発行。35年前のものである。
30強のエッセイが収められているが、興味を持てないもの、全く面白いと感じなかったもの、逆に、なかなか興味深いと思ったもの等、自分的には玉石混淆のエッセー集だった。
村上春樹が、朝日新聞の記事の引用から始めた「日本長期信用銀行のカルチャー・ショック」という題名のエッセイがある。引用された朝日新聞の記事の部分を下記する。
【引用】
ごくごく一部とはいえ、女子行員が制服から私服に変わったことは、やや大げさにいえば、日本長期信用銀行の男子行員にとって、カルチャー・ -
Posted by ブクログ
「優しい心を持たずに生きのびてはいけない。優しくなれないようなら、生きるに値しない」あの有名なセリフの村上春樹訳である。「プレイバック」の小説そのものよりもこのセリフの方が有名である。
「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」という有名な訳は生島治郎によるもののようだ。
田口俊樹訳だと「タフじゃなければここまで
生きてはこられなかった。」になる。
こんな話だ。朝の6時半、マーロウは知らない弁護士からの電話で起こされる。列車で到着する若い女性を尾行してくれという依頼だった。マーロウは駅へ行き、女性を見つけ尾行するが、彼女の周りにはおかしな男たちがまとわりつ