村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
良さがわかった
川上未映子の絶讃する「眠り」をふくめて、くだらないものからなんでもないものまで数篇はいってゐる。「ゾンビ」はくだらなすぎだが、ぼくは好きだ。やはりここにも男女の不幸のやうなことが書かれてゐる。
「眠り」もやはり眠れない主婦のことがメインといふよりは、結婚生活の不幸みたいなものに別種の軸がある。「我らの時代のフォークロア」も、将来的な不倫を望む彼女、といふ点でなんだか共感できるやうなできないやうな微妙な話を書いてゐる。
意外と乗ってしまへば気楽に読めるので、それはやはすごい技術である。
しかし、ただそれだけだったのだ。
結局のところ、熱心な文学読みにとって村上春樹