村上春樹のレビュー一覧

  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

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    SEKAI NO OWARIのSaoriが書かれた「読書間奏文」で紹介されていたので読んでみた。

    村上春樹っぽい文体そのままにウヰスキーについて書かれたエッセイ。一つ一つの比喩表現が高尚というか生活からかけ離れたものばかりで、これを理解できる人になりたいもんだと思わされた。きっと理解できるほどの学を身につけたなら、星5の本になるのかもしれない。あとウヰスキーを嗜めるほど酒に強くなれたら。

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    2024年12月01日
  • 哀しいカフェのバラード

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    ネタバレ

    哀しいカフェのバラード

    著者:カーソン・マッカラーズ
    訳者:村上春樹
    銅版画:山本容子
    発行:2024年9月25日
    新潮社


    村上春樹が翻訳をして、山本容子が銅版画を描いている。まあ、これだけでも売れそう。1951年に書かれた名作らしいけど、村上春樹の翻訳ってどうなんだろう。これまで、レイモンド・チャンドラー以外であまり面白いと感じたものはなかった。今回も、うーん・・・って感じ。

    長身で骨格と筋肉は男性並、腕力も強い女性、ひどい内斜視のアミーリアが主人公。彼女は父親から町のメインストリート(といってもわずか100メートル)にある建物を引き継いだ。元々は飼料や肥料、粉や嗅ぎ煙草などを販売す

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    2024年11月29日
  • ロング・グッドバイ

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    事件起きてから解決編に移るまでが長い!
    そこまで我慢できれば後半は展開が変わりまくりで飽きなく読めた。
    春樹さんぽさが万歳で洋書を読んでる感じは無かった。

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    2024年11月13日
  • 中国行きのスロウ・ボート

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    今年、復刻版の作品。久々の村上春樹氏。久々に読むとやっぱキザと言うかおしゃれと言うか。文章が綺麗です。比喩なのかそのまま鵜呑みにしていいのか、相変わらず迷うけど、そこまた村上春樹氏の良いところ。最後のシドニーグリーンストリートが1番好きかな。

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    2024年11月11日
  • リトル・シスター

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    映画ビジネスという日本であまりきかない題材のせいかわかりにくいところもあった。春樹は気に入っているようだが。

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    2024年11月09日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    少しダレてしまってなかなか進まなかった。
    面白いけど一気には読めない感じ。
    青豆と天吾がやっと出会えると思ったらまたすれ違い?
    小松さんが出てきてどんな風に話が進むのか楽しみ。

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    2024年11月08日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    村上春樹の世界観がとても好きだ。
    アメリカの少し古い感じ、ゆったりしている感じ、気ままな感じ。
    忙しくて明日のこと未来のことを考えすぎてる時に読むと、今を丁寧に大切に楽しんで生きようと思える本。

    結局のところ自分の身の丈にあったものしか、見に纏うことができない。合わないものを押し付けられても、そのうちに自然に剥がれ落ちてしまう。だから合わないものを押し付けられるのも、一つの立派な教育と言えるのかもしれない。

    村上さんのなんというか気を張らない流れに身を任せるような考え方がとても好きだ。私に合うものや人は考えてできるものではなくて、自然に身についてくるんだろうなあ。

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    2024年11月07日
  • ロング・グッドバイ

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    ロマンチストで飲んだくれの少し話しただけの友人の濡れ衣を正してくれる正義感の塊の主人公すてきだったなー

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    2024年11月04日
  • 中国行きのスロウ・ボート

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    著者の初期の短編集。自由に書いているなあ。恐れを知らない感じがした。
    それぞれ全く違うタイプの作品で読み応えはあった。

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    2024年10月15日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    村上春樹が雑誌に連載していたもの、その他を集めて編んだエッセイ集。オリジナルは平成元年というから1989年の発行。35年前のものである。
    30強のエッセイが収められているが、興味を持てないもの、全く面白いと感じなかったもの、逆に、なかなか興味深いと思ったもの等、自分的には玉石混淆のエッセー集だった。

    村上春樹が、朝日新聞の記事の引用から始めた「日本長期信用銀行のカルチャー・ショック」という題名のエッセイがある。引用された朝日新聞の記事の部分を下記する。
    【引用】
    ごくごく一部とはいえ、女子行員が制服から私服に変わったことは、やや大げさにいえば、日本長期信用銀行の男子行員にとって、カルチャー・

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    2024年10月03日
  • カンガルー日和

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    村上春樹氏の短編集の2作品目。
    村上春樹主義で、短編集も結構好きなのだけど『中国行きのスロウ・ボート』を含め本作はそれほど印象に残っていなかった。
    ただ、『バート・バカラックはお好き?』『鏡』は何故か印象に残っているし、とくに後者はさりげなくゾクッとする感じがあって結構好き。

    読み終わった後に少し調べたら後に『象の消滅』『めくらやなぎと眠る女』にも再編集されていたみたいで、こちらと二重に読んだせいで印象深いだけなのかもしれない。

    ※audible版

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    2024年09月26日
  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    ベトナム人にラオスにいったい何があるのか?と聞かれたら春樹さん。興味深い問い。何があるかは行ってみないとわからない。それを探すのが旅だ。と春樹さん。早朝から托鉢の僧侶に正座して餅米ご飯を差し出す。春樹さん。そこでしか体験できない本物、場の力を感じたそうです。これも旅の醍醐味だろうか。イタリア、トスカナのワインも飲みたくなった。

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    2024年09月22日
  • プレイバック

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    「優しい心を持たずに生きのびてはいけない。優しくなれないようなら、生きるに値しない」あの有名なセリフの村上春樹訳である。「プレイバック」の小説そのものよりもこのセリフの方が有名である。


    「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」という有名な訳は生島治郎によるもののようだ。


    田口俊樹訳だと「タフじゃなければここまで
    生きてはこられなかった。」になる。


    こんな話だ。朝の6時半、マーロウは知らない弁護士からの電話で起こされる。列車で到着する若い女性を尾行してくれという依頼だった。マーロウは駅へ行き、女性を見つけ尾行するが、彼女の周りにはおかしな男たちがまとわりつ

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    2024年12月19日
  • フィリップ・マーロウの教える生き方

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    123冊目『フィリップ・マーロウの教える生き方』(レイモンド・チャンドラー 著、マーティン・アッシャー 編、村上春樹 訳、2022年2月、早川書房)
    チャンドラーの生み出した傑作探偵小説『フィリップ・マーロウ』シリーズから名言を蒐集し、カテゴリごとに配置した語録。ついつい口に出して言いたくなるカッチョいい名文の数々が並ぶ。
    オタク趣味全開な一冊なのだが、これは村上自らが出版社に持ちかけ翻訳を行ったもの。大作家にも可愛らしいところがあるのね。

    〈時が足音を忍ばせ、唇に指を当てて、しずしずと過ぎていった〉

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    2024年09月21日
  • 辺境・近境

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    寝る前の読書は春樹氏のエッセイみたいな読み物が良いことに気付き、実家に帰った時に、本書も何回も読んだが持って帰ってきてまた読んだ。

    春樹氏が国内外の旅行に行ったときのエッセイ。私が興味を持って読んだものに関してははっきり覚えているのに、興味がないものはほとんど覚えていない事に気付き、脳の面白さを感じる。

    無人島
    →多くの虫に悩まされた事を覚えていた

    讃岐うどん紀行
    →ほとんど全部覚えていて行ってみたいなと思う、お店まだ有るのかなぁ。

    ノモンハン
    →ほとんど覚えていなかった。

    アメリカ大陸横断
    →あまり覚えていなかった。著者自身もあまり楽しい思い出でも無いようなのになんの為にエッセイに

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    2024年09月19日
  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    聞いた話を物語(小説)にした短編集。ただ聞いた話をそのまま文章にすればいいわけではなく我慢強さというフィルターをとおして、村上氏自身のなかに溜まっていってこの物語を作ったと序文で言っている。人から聞いた話だからリアリティなのかと言えば、なんかちょっと不思議なこともあったりして、やっぱりそこは村上春樹っぽさ(視点)なのかなあとか。
    個人的には「雨やどり」と「ハンティング・ナイフ」が好きでした。ハンティング・ナイフの最後はどういう意味だったんだろう。

    「野球場」では「小さな灯というのはとてもいいもんです。僕は飛行機の窓から夜の地上を見下ろすたびにそう思います。小さな灯というものはなんて美しくて温

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    2024年09月16日
  • フィッツジェラルド10 傑作選

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    学生時代、村上春樹さんの世界に少しでも触れたくて、繰り返し読んだフィッツジェラルド。世界大恐慌の前後のアメリカに合わせて、当時の「酒と薔薇の日々」のような、主人公たちの繁栄と衰退を描く。

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    2024年09月16日
  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    アイスランド滞在記がお気に入り。
    アイスランドに生息する鳥パフィンの件を読んで、パフィンの愛らしさのとりこになりました。

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    2024年09月12日
  • カンガルー日和

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    今の私には難しすぎるな…っていうのが正直な感想
    でも、「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」は好き過ぎて何回も読み返した

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    2024年09月04日
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

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    村上春樹の創作観や人生観が、これほど率直な言葉で語られている本も珍しいと思う。エッセイとして気軽に読める一方で、小説を書くという営みの奥深さや、村上作品そのものへの理解を大きく広げてくれる一冊だった。

    特に印象的だったのは、「小説を書くというのは鈍臭い作業である」という感覚だ。ひとつのテーマを、何度も形を変え、メタファーとして繰り返し描き続ける。効率とは真逆の営みだが、その非効率さこそが小説という表現の本質なのだろう。実際、最近読んだ『センスと哲学』とも重なる部分があり、村上作品における反復や“語り直し”の意味が少し腑に落ちた気がした。

    また、「文章を書くというより、音楽を演奏している感覚

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    2026年05月23日