村上春樹のレビュー一覧

  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    イデアは屋根裏に隠されていた騎士団長殺しの絵を解放したせいで人間界に現れた 目に見える個々の物事の背後にある変わらない真の実在のことをイデアと言うらしい 哲学用語なんでしょうか 2部上巻では期待した白いスバルフォレスターの男もイデア周りもさほどの進展なし P94「すべての女性にとってすべての年齢はとりもなおさず微妙な年齢なのだ...」女性の描き方が片岡義男に似てると感じる

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    2025年08月29日
  • 1973年のピンボール

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    ネタバレ

    振り返ってみたら鼠三部作(というか四部作?)を読むのは10年ぶりらしい。...新鮮な気持ちで読みました。笑

    それぞれの方法で過去を清算して、未来へ進む直前の話。手放し方も立ち直る方法も人それぞれ。
    あと鼠って25歳だったのか、もっと年上のイメージだった。

    読みながらこの時代に生きていたらもっとこの本を興味深く読めたんだろうなぁとどうしようもないことを思ったり...。次回作にどう繋がっていくのか楽しみ。

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    2025年08月27日
  • 虚言の国  アメリカ・ファンタスティカ

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    正直、ボイドとアンジーの逃走劇にフォーカスしすぎて読んでいたのか、このメインストーリーと、虚言症が蔓延する世界の噛み合い方がよくわからなかった。。。

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    2025年08月24日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    上巻P121で「騎士団長殺し」と名札の付いた絵が屋根裏から偶然に発見された 真夜中の裏庭から聞こえる鈴の音の正体が騎士団長そっくりのイデアと分かる ホラーから一転ファンタジーなところがやっぱり村上春樹だった そして下巻でも官能小説ぽさは抜けず 最後には主人公36歳と女子中学生13歳の下の会話を読ませられることになるとは~キモくてエロぃ 2部では白いスバルフォレスターの男周辺に期待大

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    2025年08月23日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    絵を完成させたことで動き始めた物語なだけあって、完成しない絵の方も大きな意味を持っていることがよく分かった。たぶん「白いスバル・フォレスターの男」は主人公のよからぬ感情の象徴で、「秋川まりえの肖像」はまりえを手に入れたいと望む免色の怖さを表している。前者の未完成は主人公が真っ当な人生を歩むことに繋がり、後者の未完成によってまりえの安全が保たれた。「騎士団長殺し」は焼失することで役目を終えた。最後に主人公によって「白いスバル・フォレスターの男」が未来の「騎士団長殺し」のようになることを危惧しながらもその完成を最終的には望んでいることが示唆されるが、再婚することによって独りで無くなった(=他人と共

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    2025年08月23日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    前半は良かったのですが、後半パートはあまりピンとこずでした。具体的に説明するのが難しいのですが。
    昔の小説に比べたときの先が気になって読み進みたい感情が湧かない感じでした。
    ただそれは自分が歳を重ねて感受性の感覚が昔と異なってしまったせいなのかもしれないのでこの機会にまた昔の作品を読んでみようかなと思いました。。

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    2025年08月23日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)

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    村上春樹ワールド全開 そこが楽しめないとページをめくる手は止まり早々に捨て置かれる 少し趣に違いを感じたのはエロ描写の生々しさと最後のホラーな味付けからの続きは下巻で~みたいな感じ 表題の騎士団長殺しとどう関係していくのか更なる展開に期待する

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    2025年08月21日
  • パン屋再襲撃

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    ファミリーアフェア。兄妹がまるで熟年夫婦のようなやり取りで、婚約者と妹の会話はまるで仲の良くない兄妹のよう。そう感じるのは、自分と妻とが上手くいっていることの証明みたいなものだなと、良い気づきを得られた。それでなくとも、この話はどこか共感できるところも多くて凄く好きだった。

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    2025年08月21日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    最近、恒川光太郎氏の小説ばかり読んでいたので、この村上春樹氏の小説も幻想ファンタジーのような趣きで読み進めた。ツッコミどころはあるにしても村上春樹氏の独特な比喩表現は健在のようだ。ストーリーに関しては村上ファンでないと途中で読むのをやめる人も多いかもしれない。

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    2025年08月20日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    雑木林の中の穴の不気味さがうまく描かれている。私や免色より前に穴の存在を知っていたまりえが姿を消したのが何故なのかわくわくする内容。私が穴を描き切った事実、白いスバルフォレスターの男は描き切らなかったし、白スバルと違って穴は写実的に描いたところも違う。穴が第一部で明るみに出て、第二部の前半で作品として完成してしまったことが悪しきものを引き寄せているのではないかと落ち着かない気持ちにさせる。免色が穴に受け入れてもらえなかった理由もまだ分からない。謎がたっぷり残っていて次を読みたい気持ちにさせる内容だった。

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    2025年08月18日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    「村上ファンになりたいのに、今迄しっくりくる作品に出会ってない」という話をしたところ、この本をオススメされました。

    が、これまた、どうも何と表現したら良いのか分からないのだけど、自分には合わないなぁ〜って感じでした。


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    2025年08月17日
  • アフターダーク

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    特に特徴的なシーンや盛り上がりがある訳でもなく、ただ淡々と物語が進んでいく。村上春樹の小説にしては単調で、少しつまらなかった。

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    2025年08月16日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    村上春樹あんまり読んで無かったけど、ファンタジー要素が多いな
    でも不思議とサラサラ読めて引き込まれる世界観ではあった

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    2025年08月11日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    ネタバレ

    特に印象に残った箇所は以下の通り
    ・僕は高校時代にこのモームの文章を読んで「うーむ、人生とはそういうものか」となり素直に関心してしまった。それで大人になってバーのカウンターで働いていたあいだも、「どんなオン・ザ・ロックにも哲学はあるのだ」と思いながら八年間毎日オン・ザ・ロックを作っていた(p.67)
    ・「ウォークマン」は果たしてそこまで進歩する必要があったのだろうかという疑問を僕は抱いてしまう。そりゃひとつの機械が安くて小さくて便利になること自体にまったく異論はないけれど、引退した初代ウォークマンをじっと見ていると、「べつにこのまま進歩なんかしなくったってとりたてて不便はなかったんじゃないか」

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    2025年08月11日
  • 心は孤独な狩人(新潮文庫)

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    村上春樹さんの読みやすい訳で楽しく読めましたが、自分自身の、物語の時代背景への理解が乏しいのが残念でした。

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    2025年08月11日
  • 中国行きのスロウ・ボート

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    村上氏初期の短編集。タッチがとても軽くて、1日で読んでしまった。
    もちろん、ところどころに村上氏でなくては書けない描写は健在であるが、それほど村上くさくはない。彼の小説にありがちだが、ここの短編はすべて日本人の青年の一人称で語られる。
    最後のシドニーの作品が良かった。設定がばかげているのだけれど、妙にリアルで楽しかった。

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    2025年08月10日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    村上春樹先生の世界観がこの本には詰まってます。幻想的ですが描写が細かく仮想世界と現実の境目が無い世界。現実逃避してしまいます。

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    2025年08月05日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    色々なことがはっきりせぬまま、繋がらぬまま終わってしまった感が拭えない。
    第一部ではよく登場した加納マルタ、クレタ姉妹が一切出てこないこと。ナツメグとシナモンが去っていくこと。間宮中尉の話が再び登場したけど、繋がりは?
    はっきりさせぬまま終わるところが村上春樹さんらしいといえばらしい。

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    2025年08月04日
  • アフターダーク

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    不思議な内容で特に盛り上がりがあるわけでもなく淡々と話が進むけど読む手は止まらなかった。
    デニーズでの場面から始まりある1日の夜が描かれているがマリの孤独感みたいなのが夜と相待って印象的だった。
    白川はこの後マフィアに捕まってしまうのか、それともコオロギのように逃げ回るのか気になる。
    エリの話は結局どういうことなのか、さっぱり。

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    2025年08月04日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    (感想を書くのはこの本で丁度1000冊目)

    1995年の阪神淡路大震災をモチーフとした地震にまつわる短篇集。連載は1999年7の月(ノストラダムスの大予言でお馴染みの恐怖の大王が降ってくる月)の翌月から12月まで、プラス書き下ろし一篇。

    村上春樹らしいといえばらしいような。
    ラストの「蜂蜜パイ」と「アイロンのある風景」がよかった。沙羅(友人の子)と淳平の間で語られる、熊のくまきちととんきち(淳平本人も途中で間違えるが「とんちき」ではない)の話がとてもよい。

    表題作になっている「神の子どもたちはみな踊る」が小説的には一番凝っているのだと思うけれど、「蜂蜜パイ」中の言葉を借りれば、「小説的展

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    2025年07月31日