村上春樹のレビュー一覧

  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)

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    彼女の「野生のものを好きになっては駄目」というセリフに妙に納得してしまった。映画もちょっと気になる。

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    2025年06月08日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    村上春樹のエッセイに、安西水丸がイラストを加えたもの。
    「週刊朝日」に1985年から1986年にかけて連載されたものを、単行本化→文庫本化したものである。内容的には、どういえば良いか、「脱力系」とでも言うと、あてはまっているような気がする。ものすごく面白いという訳ではないけれども、でも、最後まで読んでしまって、しかし、特に後に何も残らないという類のエッセイ集だ。まぁ、肩の力の抜けたエッセイ集というのは、そういうものだと思うけれども。

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    2025年06月09日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    ⭐️3.5
    初の村上作品だが、文体が結構好きだった。けど下ネタが好きなのか全作品に出てきて少し合わなかった。

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    2025年06月06日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    上巻と同じく、なかなか読む気になれずだいぶ時間がかかった。なかなか進まない世界と展開に精神がすり減る思いをした。後半胸が熱くなる盛り上がりを一瞬見せたけど、そこから最終にかけて特に思うことなく終わった。最後に主人公は別の選択を選ぶと思っていたから、狐につつまれた気分になったと同時に、そのまま終わっていたらもっと好きだったなと残念に感じた。
    ただ、ここまで風変わりで、人生三回やり直しても思いつかないような設定なのにちゃんと話の筋が通っていることは凄い。全てが新しく、予想もつかなかった。ただ、必要とも思えないセクシャルな会話や、女の子がみんななぜかすぐに主人公と寝たがるところは村上春樹さんの文学に

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    2025年06月02日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    「地球のはぐれ方」がいいね
     タイトルは面白さうだが、中味はふつうなので、名古屋の得体の知れぬB級グルメとか、ハハアとなる。
     で、そのうち、こんなん読んでる場合ぢゃないんだけどな……みたいな気持になる。きっと、向こうはしめしめ、とおもってるに違ひない。くだらないからね。それがいいのかも、だけど。

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    2025年06月02日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)

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    脈絡のない短編集が繋がってできたような不思議な話。読み終わったが、ここから主軸が何の話になっていくのか全く検討がつかない。面白くなくはないけど、すごく面白いかというとそうでもない。
    夜中に突然聞こえてくる鈴の話で終わった。入定(にゅうじょう)した人が鈴を鳴らしているのではないかと疑い祠を掘り返したところ。怪奇現象のような不気味な終わり方だった。

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    2025年06月01日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ▼あらすじ
     老婦人からの暗殺依頼を受け、”さきがけ”のリーダーとの面会に成功した青豆。しかし、リーダーは既に青豆が自分を暗殺しようとしている事に気づいており、2つの運命を唱えるー「青豆が生き残り、天吾が死ぬ運命」「天吾が生き残り、青豆が死ぬ運命」。彼女は、どちらを選択したのかー。
     一方の”さきがけ”から狙われている天吾は、ふかえりと”オハライ”をする。その中で何故か青豆との体験を思い出す。そして、過去の清算をするために認知症の父親に久々の再会を果たすー。
     迷い込んだ1Q84の世界の中で、青豆と天吾はそれぞれの事を想い、巡り会う事を渇望する。果たして彼らは望み通り巡り合えるのか、物語は続い

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    2025年05月31日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    「日々移動する腎臓のかたちをした石」と「偶然の旅人」が特によかった。キリエの職業に関しては自分の予想からは大きく外したけど、それはそれでいいなあと合点がいくものだった。Charles Dickensの荒涼館は読んでみようと思う。

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    2025年05月30日
  • アフターダーク

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    ネタバレ

    都会の一角の真夜中から朝のお話だった?

    私は、村上春樹がよくノーベル賞候補になる人ということしか知らない教養不足の人間です。初めて彼の本を読みました。
    白川が捕まることもなく、浅井エリが目を覚ますこともなく、オチなしでびっくりしました。読み終わって???ってなりました。こういう小説もあるのですね。
    加えて、カメラの私が結局誰だったのか?第三者の目線から光景が見えていたという認識であっているのかな?

    結局何がいいたいのか分からなかったが…
    最初は特に物語がどう進むか全く予測できなかった。ただ、途中から話が理解できてきて、一気に読むことができた。

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    2025年05月30日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    ギリシャは、憧れの地。眩しく、カラッとしていた。トルコは、行った事がない。はて、どんな場所やら。計画迄は、立てたが…。

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    2025年05月29日
  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

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    うまい酒は旅をしないとよくいうらしい。ほほう。
    これ読んだらウイスキー全然知らないけど、自分も蒸留所とか見てみたくなった!なんだろう、読んでる最中に匂いが香ってくるような感じ。短くて写真もよく(アイラ島かわいい)とっても読みやすかった。

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    2025年05月28日
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

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    ネタバレ

    5~6年ぶりに再読。「螢」では自宅近くの情景(和敬塾、椿山荘等)が記されており、特に親近感を持って読むことができた。また、「納屋を焼く」や「踊る小人」は率直にどのようにそのような世界観を着想する/提示することができるのか...と感じさせられた。久々に著者の初期作品の文体に触れ、なんとも言えない読後感を体験。以下の通り、印象に残ったフレーズはありつつも、やはり自分は著者の長編作品を好むのだと再認識した。

    特に印象に残った箇所は以下
    ・しかし僕の友だちが死んでしまったあの夜を境として、僕にはもうそのように単純に死を捉えることはできなくなった。死は生の対極存在ではない。死は既に僕の中にあるのだ。そ

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    2025年05月26日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    2部構成のエッセイ。パートⅠは、J・プレスの、パートⅡはパーカー万年筆の雑誌広告のために書かれたもの、ということだ。本書の「あとがき」の日付は、1995年の4月のこととなっているので、今から30年前に最初に発行された本であることが分かる。
    J・プレスは、アイビースタイルの洋服屋さん。ブルックス・ブラザーズとともに、アイビーを代表するブランドだった(私はファッションに知見があるわけではないので、私のファッションに関する乏しい知識によれば、という前提)。ファッションにさほど興味のなかった私ですら、J・プレスとブルックス・ブラザーズのスーツやブレザーを(数は少ないけれども)持っていた。
    というような

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    2025年05月24日
  • 翻訳夜話

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    ネタバレ

    本作は、作家でありながら、翻訳にも精力的に取り組む村上春樹氏と、東大で長年教鞭をとり現在は名誉教授教授の柴田元幸氏の対談集。
    対談は、一つは東大の生徒を前にしたもの。もう一つは翻訳会社のフォーラムにて。

    更に、同じ文章を村上氏と柴田氏が翻訳したもの2篇、その原文、またこれらを踏まえて他の(当時の)若手翻訳家たちとの座談会を行った様子も、併せて収録されています。

    なお本作は2000年の出版。もう25年も前の話なのですね。

    ・・・
    翻訳の世界。憧れがあります。カッコいいなあって。

    でもgoogleで「翻訳 デビュー どうやって」とか「翻訳 英語 収入」とかで見てみると、余りいい話は出てきま

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    2025年05月22日
  • レキシントンの幽霊

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    読みやすいのに、少し考えさせられる話の詰め合わせ。
    短編集は好みでないけど、村上春樹なら読めるなぁ。
    特に好きな話はなかったけど。

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    2025年05月20日
  • スプートニクの恋人

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    初村上春樹
    読み始めてわりとすぐにこれ中学生の頃に国語の問題集で読んだなと気づくあたりすごい作家なのかなと思った。十数年も前なのに覚えてるってすごい。
    比喩が秀逸というか、よくこんな表現思いつくなーと思いながら読んでた

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    2026年02月25日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    友人に、村上春樹はモテない男の願望ぽいと言われた。
    なんかわかる気もする
    魅力的な女性の細かい表現は好きだな

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    2025年05月17日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    牛河視点の物語が交差してくる展開は意外だった。最終巻で革新的なところにまで繋がってくる人物なのだろうか。。?

    青豆が妊娠していることがわかった所からもうなんでも好きにやってくれ感~が、、笑

    これは村上春樹にとっての世界を巻き込んだ壮大すぎる純愛物語なんですかね。

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    2025年05月16日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    この巻から専門用語が急に増えてきた。ちょっと整理して読まなくてはならないぞ、、

    銃が物語に出てきたらどこかで発砲されなくてはならない だったか、の言葉好き。頭に残る。

    物語も佳境に入ってきてどんどん村上ワールドの混沌とした現実と幻想の境界が曖昧になるような感覚が味わえて、これこれ~となった。

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    2025年05月13日
  • アフターダーク

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    なるほどな。って思ったセリフ(コオロギ)

    p.250-251
    「人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくものなんやないかな」

    「大事なことやらしょうもないことやら、いろんな記憶を時に応じてぼちぼちと引き出していけるから、こんな悪夢みたいな生活を続けていも、それなりに生き続けていけるんよ」

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    2025年05月11日