村上春樹のレビュー一覧

  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    古き良き村上春樹だ、と言うレビューを見て久しぶりに古本ではなく本屋さんで購入。この時代やむなしだがまず驚いたのは文庫本の値上がり。

    他の作家を読んでいて村上春樹を読み始めるとラジオのチューニングを合わせるように周波数を変えないとなかなか入ってこない。これが読み始めてもなかなかピタッとこないので少しスタートに時間がかかる。
    いずれにしても良い意味で「文学」。
    文章の最後に頻発する「〜のように。」の春樹文体には若干飽きてくるけど。。。

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    2025年06月23日
  • 虚言の国  アメリカ・ファンタスティカ

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    虚言壁のある男が銀行強盗をしてその窓口の女性と逃げることになる、それまでの禍根といろいろないまぜになって行く先々で起こるアウトローな世界。自国第一主義を掲げるアメリカの大統領や、空気のように浸透するフェイクが主題の様。何とか読んだけど印象に残る場面は少なかった。

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    2025年06月21日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    村上春樹をはじめて手に取った。
    話しが飛びまくって、「何じゃこりゃ?」ってなりながら1巻を読み終わる。

    こういう文章は、考察好きにはたまらないんだろうな。

    気が向いたら、続編に手を伸ばして見たいです。いつになるだろうか。。。

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    2025年06月21日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    おすすめポイント
    ・ランナーの皆さんにおすすめ
    ・村上春樹の文体でランニングやマラソンを語るとこうなるんや〜!という新鮮さを味わえます
    ・私は特段ハルキストではありませんが、言葉選びなどはやっぱり絶妙。さすがだなと思いました。

    残念ポイント
    ・中身は普通のランニングエッセイ。特段の驚きはないです。

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    2025年06月19日
  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)

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    海外文学は「そして誰もいなくなった」からの2冊目の読破。
    普段読んでいるものに比べて読むのが難しかった気がする。
    四つの短編からなるが、個人的に一番好きな作品は「クリスマスの思い出」だった。

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    2025年06月16日
  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

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    健康診断の待ち時間に読んだ本
    仕事忙しすぎて精神的な逃げ場としてすごくちょうどよかった
    ウイスキーにもどこかのタイミングで挑戦できるといいなあ


    「人生において、結論を出さずに大言壮語しないとことは非常に重要なことなのでは」
    これが特に響いた

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    2025年06月15日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    村上春樹と安西水丸による、工場見学記。見学は1986年に行われている。見学先の工場は7つ。
    ①人体標本工場②結婚式場③消しゴム工場④小岩井農場⑤洋服(コム・デ・ギャルソン)工場⑥CD工場⑦アデランス
    残念ながら、工場見学をして、それを村上春樹が文章を書き、安西水丸がイラストを書くという企画は、成功していない。この本を読んで、「面白いな」と感じるには、訪問した工場自体が興味深いものであることが必須だと思うが、7つの工場の選択が、あまり良い選択だったとは思えないのだ。
    私個人の感想で言えば、「人体標本工場」「アデランス」は興味深かった。「へぇ~っ」と思うこともたくさんあった。「小岩井農場」は、農場

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    2025年06月14日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    高校生の時、村上春樹を読んでいる人になりたくて購入。そして積読になった本。10年経った今読むとスルスル読める。これから物語がどう進むのか期待!

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    2025年06月09日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    初めてこれだけ長い長編小説を読み終えました。
    村上春樹の小説を初めて読みましたが、表現方法やストーリーが独特で、今までで一番難しかった小説であると同時に、何故か読み進めてしまう魅力がありました。

     まずは、リトルピープルに関して明言されていなかったので、解説動画を見た上で個人の解釈でリトルピープルに関して書こうと思います。まずリトルピープルとは、「大衆の悪」だと思いました。自分は表に出ずに他者を使って都合の悪いことを排除していく存在。これは、「匿名の存在でSNSで誹謗中傷を行う」という現代のSNS問題に通ずると思います。そして、これに対して村上春樹は1Q84の中で2つの対抗策を提案しています

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    2025年06月09日
  • リトル・シスター

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    ハリウッドを舞台にした探偵小説。訳者あとがきでも触れられているが、プロットはかなり入り組んでいて判然としない。初めに登場する不思議な依頼人が怪しいというのは、あまりに古典的だが、むしろこの作品から始まりなのだろうか。

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    2025年06月08日
  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)

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    彼女の「野生のものを好きになっては駄目」というセリフに妙に納得してしまった。映画もちょっと気になる。

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    2025年06月08日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    村上春樹のエッセイに、安西水丸がイラストを加えたもの。
    「週刊朝日」に1985年から1986年にかけて連載されたものを、単行本化→文庫本化したものである。内容的には、どういえば良いか、「脱力系」とでも言うと、あてはまっているような気がする。ものすごく面白いという訳ではないけれども、でも、最後まで読んでしまって、しかし、特に後に何も残らないという類のエッセイ集だ。まぁ、肩の力の抜けたエッセイ集というのは、そういうものだと思うけれども。

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    2025年06月09日
  • 1973年のピンボール

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    I barely understood what was going on.
    Apparently, this book is considered one of Haruki Murakami’s “failures.”
    But honestly, life itself feels like chaos when you just string together random words like “wedding, public bath, reply, job change, Asakusabashi, fake plants.”

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    2025年06月07日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    ⭐️3.5
    初の村上作品だが、文体が結構好きだった。けど下ネタが好きなのか全作品に出てきて少し合わなかった。

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    2025年06月06日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    上巻と同じく、なかなか読む気になれずだいぶ時間がかかった。なかなか進まない世界と展開に精神がすり減る思いをした。後半胸が熱くなる盛り上がりを一瞬見せたけど、そこから最終にかけて特に思うことなく終わった。最後に主人公は別の選択を選ぶと思っていたから、狐につつまれた気分になったと同時に、そのまま終わっていたらもっと好きだったなと残念に感じた。
    ただ、ここまで風変わりで、人生三回やり直しても思いつかないような設定なのにちゃんと話の筋が通っていることは凄い。全てが新しく、予想もつかなかった。ただ、必要とも思えないセクシャルな会話や、女の子がみんななぜかすぐに主人公と寝たがるところは村上春樹さんの文学に

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    2025年06月02日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    「地球のはぐれ方」がいいね
     タイトルは面白さうだが、中味はふつうなので、名古屋の得体の知れぬB級グルメとか、ハハアとなる。
     で、そのうち、こんなん読んでる場合ぢゃないんだけどな……みたいな気持になる。きっと、向こうはしめしめ、とおもってるに違ひない。くだらないからね。それがいいのかも、だけど。

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    2025年06月02日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)

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    脈絡のない短編集が繋がってできたような不思議な話。読み終わったが、ここから主軸が何の話になっていくのか全く検討がつかない。面白くなくはないけど、すごく面白いかというとそうでもない。
    夜中に突然聞こえてくる鈴の話で終わった。入定(にゅうじょう)した人が鈴を鳴らしているのではないかと疑い祠を掘り返したところ。怪奇現象のような不気味な終わり方だった。

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    2025年06月01日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ▼あらすじ
     老婦人からの暗殺依頼を受け、”さきがけ”のリーダーとの面会に成功した青豆。しかし、リーダーは既に青豆が自分を暗殺しようとしている事に気づいており、2つの運命を唱えるー「青豆が生き残り、天吾が死ぬ運命」「天吾が生き残り、青豆が死ぬ運命」。彼女は、どちらを選択したのかー。
     一方の”さきがけ”から狙われている天吾は、ふかえりと”オハライ”をする。その中で何故か青豆との体験を思い出す。そして、過去の清算をするために認知症の父親に久々の再会を果たすー。
     迷い込んだ1Q84の世界の中で、青豆と天吾はそれぞれの事を想い、巡り会う事を渇望する。果たして彼らは望み通り巡り合えるのか、物語は続い

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    2025年05月31日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    「日々移動する腎臓のかたちをした石」と「偶然の旅人」が特によかった。キリエの職業に関しては自分の予想からは大きく外したけど、それはそれでいいなあと合点がいくものだった。Charles Dickensの荒涼館は読んでみようと思う。

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    2025年05月30日
  • アフターダーク

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    ネタバレ

    都会の一角の真夜中から朝のお話だった?

    私は、村上春樹がよくノーベル賞候補になる人ということしか知らない教養不足の人間です。初めて彼の本を読みました。
    白川が捕まることもなく、浅井エリが目を覚ますこともなく、オチなしでびっくりしました。読み終わって???ってなりました。こういう小説もあるのですね。
    加えて、カメラの私が結局誰だったのか?第三者の目線から光景が見えていたという認識であっているのかな?

    結局何がいいたいのか分からなかったが…
    最初は特に物語がどう進むか全く予測できなかった。ただ、途中から話が理解できてきて、一気に読むことができた。

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    2025年05月30日