村上春樹のレビュー一覧

  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    文庫本を購入しました。
    上の前半と後半とではまるで色が違って感じられました。
    前半は淡く色味のないモノトーンのような世界観。
    冷たく感じられる部分が多い印象でした。
    後半は色味と呼吸を感じられるような世界観。
    前半とは異なり生きている人間を感じました。
    どちらの世界観もとても好きなのですが、後半に入っていく部分から展開のテンポが早まったように感じられてより引き込まれます。早く下巻を読みたいです。

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    2025年07月17日
  • レキシントンの幽霊

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    綺麗な文章で意味は分からないけど良い感じ。村上春樹だなぁって感じ。いい意味でも悪い意味でも。もちろん好きなんだけど。
    物語を読むというより、文章のリズムと雰囲気を楽しむ感じ、な気がする。まぁいいのか、これで。

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    2025年07月14日
  • 女のいない男たち

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    収録作のドライブ・マイ・カー、映画が気になってまずは本から読んでみて、意外にシンプルなストーリーでした。次に映画を見て、他の村上春樹作品でイメージが大分ふくらませてあるのが分かって、どちらも良かったです。
    さて、この本、短編集ですが比較的読みやすいシンプルな話が多く、でも村上春樹らしい雰囲気は感じられて、良かったです。
    最後の表題作、女のいない男たち、は、この前に読んだ初期短編「ある晴れた朝に100%の女の子に出会う」とつながっているのかなと思いました。出会いというのは必要なあるとき(女のいない、では、14歳)になされないといけないのだな、と。それはそれでとても良く分かるのですが、でも、そうい

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    2025年07月13日
  • 1973年のピンボール

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    初期は特に物語に流れも感じられずかなり読みにくい…!
    うーんしかも三部作の2と3を読んでしまったからなおさら頭混乱して難しかったなあ。
    なんかやはり作品を書き続けるにつれ進化・深化していくというのはあるんじゃないか。

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    2025年07月13日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    心の深層に触れる、静謐で奇妙な全5編。喪失と繋がりが幻想的に交錯する作品集。最新短編集『一人称単数』に登場する品川猿の前日譚も必読です。

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    2025年07月12日
  • 翻訳夜話

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    村上春樹さんと柴田元幸さんという2人の翻訳家(?)の対談と、1つの小説を2人がそれぞれ訳したものが載っていた。

    本当に小説の一文一文を丁寧に読む方々だなぁと思った。自分はどうしても話の展開が気になるタイプで、一文一文を味わっていないなぁと思ったり。

    以下メモ
    村上さん:どうして翻訳をしなければいけないのか。翻訳をすると生き生きとした気持ちになれる。自分が何かの一翼を担っている。
    小説を書くのと翻訳するのでは脳の全く逆の部分が使われる。
    良い文章とは、人を感心させるものではなくて、人の襟首をつかんで物理的に中に引きずり込めるようなもの。

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    2025年07月11日
  • 1973年のピンボール

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    何十年振りだろう?再読。
    確かに、20から30にかけて、自由は奪われ、セックスは自分の遺伝子のコピーを作る儀式となる。
    しかし、長い年月を経れば自由はまた戻って来る。
    妻への責任というちょっとした荷物は残るが、悪くない荷物だ。それに、人の世に生きていれば、完全な自由は無い。

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    2025年07月10日
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

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    どことなく概形を掴むのがむずかしい作品が多かった
    きっとこの作品の消化を良く見るのが村上春樹の短編集の読み方なのであろう

    象徴的な比喩描写と,感想描写
    無理をしたような言い回しもどことなく多い気がした
    何かを描くために何も描かない
    そんな本作を読むにはきっと村上春樹を読み続けるしかないな

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    2025年07月06日
  • アフターダーク

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    都市の闇に潜む孤独とつながりを、登場人物それぞれの視点から静かな語り口で描いた物語。夢と現実の境界線が美しい。

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    2025年07月06日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    間宮中尉の話が怖かった。
    あれ?この小説ってこの話がメインだっけ?と思ってしまった。
    村上春樹さんの作品はいつも、はて?だらけで、とりあえずついていけてるかな?が基準になってしまってます。

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    2025年07月06日
  • TVピープル

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    TVピープル。実際にこういうことが起こることはまずないと思う。だけど、どうしてもその存在が気になる。みんな普通に「在ること」を受け入れているけど、この状況には違和があるのでは?と感じてしまう。そういうのはあるのかもなって思った。

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    2025年06月27日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    古き良き村上春樹だ、と言うレビューを見て久しぶりに古本ではなく本屋さんで購入。この時代やむなしだがまず驚いたのは文庫本の値上がり。

    他の作家を読んでいて村上春樹を読み始めるとラジオのチューニングを合わせるように周波数を変えないとなかなか入ってこない。これが読み始めてもなかなかピタッとこないので少しスタートに時間がかかる。
    いずれにしても良い意味で「文学」。
    文章の最後に頻発する「〜のように。」の春樹文体には若干飽きてくるけど。。。

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    2025年06月23日
  • 虚言の国  アメリカ・ファンタスティカ

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    虚言壁のある男が銀行強盗をしてその窓口の女性と逃げることになる、それまでの禍根といろいろないまぜになって行く先々で起こるアウトローな世界。自国第一主義を掲げるアメリカの大統領や、空気のように浸透するフェイクが主題の様。何とか読んだけど印象に残る場面は少なかった。

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    2025年06月21日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    村上春樹をはじめて手に取った。
    話しが飛びまくって、「何じゃこりゃ?」ってなりながら1巻を読み終わる。

    こういう文章は、考察好きにはたまらないんだろうな。

    気が向いたら、続編に手を伸ばして見たいです。いつになるだろうか。。。

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    2025年06月21日
  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)

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    海外文学は「そして誰もいなくなった」からの2冊目の読破。
    普段読んでいるものに比べて読むのが難しかった気がする。
    四つの短編からなるが、個人的に一番好きな作品は「クリスマスの思い出」だった。

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    2025年06月16日
  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

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    健康診断の待ち時間に読んだ本
    仕事忙しすぎて精神的な逃げ場としてすごくちょうどよかった
    ウイスキーにもどこかのタイミングで挑戦できるといいなあ


    「人生において、結論を出さずに大言壮語しないとことは非常に重要なことなのでは」
    これが特に響いた

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    2025年06月15日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    村上春樹と安西水丸による、工場見学記。見学は1986年に行われている。見学先の工場は7つ。
    ①人体標本工場②結婚式場③消しゴム工場④小岩井農場⑤洋服(コム・デ・ギャルソン)工場⑥CD工場⑦アデランス
    残念ながら、工場見学をして、それを村上春樹が文章を書き、安西水丸がイラストを書くという企画は、成功していない。この本を読んで、「面白いな」と感じるには、訪問した工場自体が興味深いものであることが必須だと思うが、7つの工場の選択が、あまり良い選択だったとは思えないのだ。
    私個人の感想で言えば、「人体標本工場」「アデランス」は興味深かった。「へぇ~っ」と思うこともたくさんあった。「小岩井農場」は、農場

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    2025年06月14日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    高校生の時、村上春樹を読んでいる人になりたくて購入。そして積読になった本。10年経った今読むとスルスル読める。これから物語がどう進むのか期待!

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    2025年06月09日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    初めてこれだけ長い長編小説を読み終えました。
    村上春樹の小説を初めて読みましたが、表現方法やストーリーが独特で、今までで一番難しかった小説であると同時に、何故か読み進めてしまう魅力がありました。

     まずは、リトルピープルに関して明言されていなかったので、解説動画を見た上で個人の解釈でリトルピープルに関して書こうと思います。まずリトルピープルとは、「大衆の悪」だと思いました。自分は表に出ずに他者を使って都合の悪いことを排除していく存在。これは、「匿名の存在でSNSで誹謗中傷を行う」という現代のSNS問題に通ずると思います。そして、これに対して村上春樹は1Q84の中で2つの対抗策を提案しています

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    2025年06月09日
  • リトル・シスター

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    ハリウッドを舞台にした探偵小説。訳者あとがきでも触れられているが、プロットはかなり入り組んでいて判然としない。初めに登場する不思議な依頼人が怪しいというのは、あまりに古典的だが、むしろこの作品から始まりなのだろうか。

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    2025年06月08日