村上春樹のレビュー一覧

  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    センテンスも分かりやすく情景がリアルに思い描けた。
    やはり何となくオシャレ。
    どの編も異性との距離感がテーマのようだ。

    日常の些細なことも角度を変えれば物語になるんだな。その辺りがセンスなんだろうと思った。

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    2024年04月20日
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

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    ネタバレ

    まあ悪くないけど特別良くもないかなぁという感じ。もう村上春樹は飽きちゃってるのかもしれない。慣れているから安心して読めるから手に取ってしまうだけな気がしている。そろそろ別の作家を見つけたい。
    螢。ほんとにそのままノルウェイの森。人物に名前がなくて、ミドリが登場しない。
    小人の話は割とよかった気がする。御伽話のような感じ。欲に目が眩んだ主人公がいっときは欲しかったものを手に入れるけど、結局のところうまくいかない。彼は最終的にどちらを選んだのだろうか。俺なら踊り続ける気がするな。
    従兄弟の病院の付き添い。病院に対するイメージはノルウェイの森で書かれていたのとどこか共通するものがあるような気がする。

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    2024年04月19日
  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    下手な写真よりも鮮やか。

    まるで現地に足を運んだかのように
    肌ざわりや土地の息遣いを感じられる。

    距離感を保ちつつ
    カジュアルに語りかけてくれる筆致が心地よい。

    村上ラヂオよりは村上節は強め。

    なーんか肩の力を抜いて、フラットに感じられるこの感性と
    気取らないアウトプット、かっこいいよな~~~

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    2024年04月19日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)

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    2~3冊目は話がどこに向かって進んでいるのかがわからなかったせいか、中だるみ感があったが、4冊目で話が急に展開して、楽しくなった。

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    2024年04月13日
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

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    早稲田の村上春樹ライブラリー(安西水丸展)に行こうと思う。電車の中で読む本がなかったので、これは春樹氏の本を持っておくべきだろうと思い、古本屋に入って本書を購入、表紙も水丸さんのモノだし申し分ない。

    他の作品は結構繰り返し読んでいるのに、これはあまり再読した記憶がないな。ページをめくる。像工場の話は出だしほとんど覚えていなくてびっくりする。
    春樹氏の本に共通する、死、現実みたいな夢(あるいは夢みたいな現実)、友人女性の消失。納屋を焼くは映画化されていたのか、尺的に話を膨らましているだろうから見てみたい気もする。ドライブ・マイ・カーはそんなに面白くなかったけれど。

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    2024年04月11日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    肖像画家の「私」は、近くに住む免色(めんしき)さんの依頼を引き受ける。

    まりえは叔母とやってきて、スタジオで2人きりでデッサンを始める。まりえが気にしていたのは、自分の身体的なことだった。そんなことを口にする少女っていないと思うけど。

    妻のゆずから手紙が届く。離婚届にすぐに捺印をありがとう。妻も何を考えているかわからないわー。

    叔母は免色に興味をもったようだった。車の話で意気投合する。まりえは警戒している。

    まりえのお父さんは、ある宗教団体にのめり込んでいた。妻の死がきっかけ。なんてこと。

    友人の雨田(あまだ)から、有名な日本画家の父の弟の話を聞く。戦地に連れて行かれ、壮絶な体験をし

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    2024年04月10日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    肖像画家の「私」は、友人の父で、有名な日本画家の別荘に住むことになる。しかし、夜中になると外のほこらから鈴の音が聞こえるようになる。
    そこで、同じく山の中に住む免色(めんしき)さんと一緒にほこらを開けることになった。
    開けてみると、そこには何もなかった。ただ鈴があるだけだった。

    免色さんの絵。とうとう書き終わった。しかし不思議な声がした。その声のおかげで白髪を加えて書き終えた。緑色で素敵な絵だと思うけど、声が聞こえるなんて怪しい。

    免色さんは石碑の中に入り蓋を閉めてほしいと言う。どうかしている。それを本当にする主人公もどうかしている。

    「私」が放浪していた時。20代の女性と肌を重ねあった

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    2024年04月10日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    素敵なtシャツを通じて、村上春樹さんの思い出に触れられる本でした。
    いい意味でチープ感のあるtシャツが自分も好きなので、集めてみようかな。

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    2024年04月10日
  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    最後のハンティングナイフが印象的だったな
    精神疾患の母と足の悪い息子
    別れる前に打ち明けるだなって
    訳あり親子なんだろうなって想像してたけれど
    精神疾患は自分も一時なったけど、他人に言われたくない気持ちもあるし抵抗感あるかな

    作者が野球好きなん知ってたけど神宮球場周辺の話じゃないんやって思いながら野球の話読んでたなw

    村上春樹作品ほど単語の意味調べる本はないw

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    2024年04月06日
  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    かなり脱力した感じで書かれている旅行記。
    旅で感じた色々な匂い、空気、音。それが一体何の役にたつのかは分からない、役に立たずに終わるのかもしれない。しかしそれが旅というもので人生というものだという記述が、この本の全てを物語っている気がする。

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    2024年03月30日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    分厚くはあるもののパッと読める

    少し古い本なので、あまり観光地の参考にはならない
    しかし、旅をどう楽しむか、それは一緒に行く人と何を見つけ、何を思うかにより左右されるものなのだと再認識した

    村上春樹作品は、小説よりも紀行文のほうがやはり自分は楽しく読める

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    2024年03月26日
  • レキシントンの幽霊

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    ただ「読む」だけではどれも抽象的な話の短編集。
    読み終えてからネットで様々な人の考察を読むと、小説の楽しみ方、ハルキストの読解力の高さ、そして自分の想像力の浅さを痛感する。

    村上春樹の作品は、登場人物の想像で繰り広げられるファンタジー、のような作品が多い気がする。だから親近感を抱くことができるし、現実の世界に希望を抱ける。

    短編集のような毎日を多角的に、想像力豊かに過ごしてみようと思った。何かが変わるわけでなくとも。

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    2024年03月20日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    村上春樹さん、36歳ぐらいのエッセイとあって、
    自由奔放で楽しい。
    fの鉛筆が、セーラー服を着た鉛筆にみえてきて困ってしまう話や高所恐怖症の話、ヤクルトスワローズの話など肩が凝らなくて面白い。
    アトムズ時代、本当に弱かった。ジャイアンツにかもにされていた時代を思い出した。
    ストの話も懐かしい。車のなかった我が家は、同じ学校に通う同級生の家にたのんで乗せてもらってた。
    村上春樹さんの違う一面が見えますよ!

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    2024年03月18日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)

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    むず

    初めての村上春樹、ちょっと難そうな小説
    やっぱり読むのに時間はかかった気がする
    ただ、おもしろい

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    2024年03月16日
  • デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界

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    ネタバレ

     ほぼ、ジャケ買い。
     というか、現物見る前に、新聞書評欄(毎日新聞だったか?)で見かけて、あ、欲しいな、と。

     DSMの業績をまとめたものとして後世に残る?

    「デヴィッド・ストーン・マーティン(DSM)のデザインしたレコード・ジャケットを手にとって眺めているだけで、なんだか人生で少しばかり得をしたような気がしてくるのだ。(…)本書はあくまで、DSMのデザインしたジャケットをひとつの柱として、僕がジャズへの想いを自由に語る本、という風に考えていただけると嬉しい」(まえがきより)

     ということだけど、まだ拾い読み程度だけど(今後もそういう読み方をすると思う)、ジャズへの想いというか、脱線が

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    2024年03月12日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    ネタバレ

    日刊アルバイトニュースに連載されたコラム集。
    三十代の若き春樹さんのエッセイ。相変わらず自由でのびのび。安西水丸さんのイラストでさらに脱力感。

    お気に入りは、
    タクシードライバーがわけわからない民族音楽をかけて、「どこのくにの音楽かわかる?」と質問されるエピソード。スーダンの○○地方の音楽を当てるお客がいたなんて本当かな?

    早稲田の映画演劇科卒業だったのか。映画を年間200本以上観ていたことにビックリ!お金がない時は、演劇博物館でシナリオをかたはしから読んだという。自分の頭の中だけの映画を作り出せるから。
    知らない土地に行くと映画が観たくなるというのも面白い。
    パートナーとの馴れ初めまで書

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    2024年03月10日
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

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    久しぶりに村上春樹さんの文体に触れたくて読んだ。
    「螢」を読んでいたら「ノルウェイの森」につながっていた。
    「納屋を焼く」は彼らしさ全開の短編。きっと実際に焼くのではなく、女性に関わる比喩なのだろう。
    「踊る小人」これも面白い。非常にグロテスクで想像したくないけど想像してしまう。逃れられない小悪魔。
    「めくらやなぎと眠る女」「三つのドイツ幻想」もシュールだった。
    これらの短編が後に読み応えのある長編に成長していくことを思うと愛おしくもある。
    やはり私の身体にも
    踊る小人ならぬ踊る春樹が憑いている。

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    2024年03月10日
  • デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界

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    村上春樹⇒スタン・ゲッツ⇒ヴァーヴ⇒デヴィッド・ストーン・マーティン、実に判りやすいリンケージではある。

    いつも通りのズーズー弁で、
     ジョニー・ホッジズ
     ウィズ・ストリングズ
    ときて、でも、
     フリップ・フィリップス
    なんですねぇ、そこは濁っちゃいかん、と。

    しかし、
     ボブ・エネヴォルドセン
    はどうなのかなぁ、現地ではそう発音するの?

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    2024年03月02日
  • ロング・グッドバイ

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    ネタバレ

    準古典ミステリ文学の巨匠、レイモンドチャンドラーの最高傑作と言われている。
    古い本なので、展開的にはそこまであっと驚かせるようなものはないが、古きアメリカの退廃した社会や、登場人物たちの清濁併せ持つありのままの姿を、主人公フィリップマーロウの視点から切り取る。
    村上春樹のあとがきもすごい難しいこと言ってるけど、「自我というものを、
    ブラックボックスとして、各人の行動に反映されたものとして捉えている」というコメントには同意できる。
    村上春樹が似た作品として挙げている、フィッツジェラルドのグレートギャツビーも読みたくなる。
    個人的にはマーロウやレノックス、その他の人々達も「どこかやりきれない」まま

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    2024年02月28日
  • レキシントンの幽霊

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    恐怖はたしかにそこにあります。・・・・・それは様々なかたちをとって現れ、ときとして私たちの存在を圧倒します。しかしなによりも怖いのは、その恐怖に背中を向け、目を閉じてしまうことです。そうすることによって、私たちは自分の中にあるいちばん重要なものを、何かに譲り渡してしまうことになります。私の場合にはそれは波でした

    やけにリアル
    トニー滝谷が個人的に一番村上春樹感を感じて好きだったな。上の波の話、7番目の男もリアルさとノスタルジーを感じて感情移入した。

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    2024年02月27日