村上春樹のレビュー一覧
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ネタバレほぼ、ジャケ買い。
というか、現物見る前に、新聞書評欄(毎日新聞だったか?)で見かけて、あ、欲しいな、と。
DSMの業績をまとめたものとして後世に残る?
「デヴィッド・ストーン・マーティン(DSM)のデザインしたレコード・ジャケットを手にとって眺めているだけで、なんだか人生で少しばかり得をしたような気がしてくるのだ。(…)本書はあくまで、DSMのデザインしたジャケットをひとつの柱として、僕がジャズへの想いを自由に語る本、という風に考えていただけると嬉しい」(まえがきより)
ということだけど、まだ拾い読み程度だけど(今後もそういう読み方をすると思う)、ジャズへの想いというか、脱線が -
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ネタバレ日刊アルバイトニュースに連載されたコラム集。
三十代の若き春樹さんのエッセイ。相変わらず自由でのびのび。安西水丸さんのイラストでさらに脱力感。
お気に入りは、
タクシードライバーがわけわからない民族音楽をかけて、「どこのくにの音楽かわかる?」と質問されるエピソード。スーダンの○○地方の音楽を当てるお客がいたなんて本当かな?
早稲田の映画演劇科卒業だったのか。映画を年間200本以上観ていたことにビックリ!お金がない時は、演劇博物館でシナリオをかたはしから読んだという。自分の頭の中だけの映画を作り出せるから。
知らない土地に行くと映画が観たくなるというのも面白い。
パートナーとの馴れ初めまで書 -
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ネタバレ冒頭の顔がない、時間のない、ペンギンのお守りを持った帽子の人は何者なのか?この後まだ出てくるのか?
エージェントの人に意見を聞いたとき、妙にわかったようなものの言い方だったが、今後絡んでくるのか?
「時間がついてくる」のような表現がチョイチョイ出てくるが、どういうことを言いたいのか?
主人公はなぜ免色さんの肖像画を従来の方法で描けなかったのか?免色さんが何か特別な存在なのか?
そもそも何で法外な金額で絵を描いてもらおうと思ったのか?石室のことを知ってて近づいてきたのか?
免色さんの肖像画は完成するのだろうか?
免色さんの恋人はなぜ免色さんの子どもを産まなければならないと思ったのか?(表現は忘れ -
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ネタバレ準古典ミステリ文学の巨匠、レイモンドチャンドラーの最高傑作と言われている。
古い本なので、展開的にはそこまであっと驚かせるようなものはないが、古きアメリカの退廃した社会や、登場人物たちの清濁併せ持つありのままの姿を、主人公フィリップマーロウの視点から切り取る。
村上春樹のあとがきもすごい難しいこと言ってるけど、「自我というものを、
ブラックボックスとして、各人の行動に反映されたものとして捉えている」というコメントには同意できる。
村上春樹が似た作品として挙げている、フィッツジェラルドのグレートギャツビーも読みたくなる。
個人的にはマーロウやレノックス、その他の人々達も「どこかやりきれない」まま -
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おおっ!これは! というのは意外に少なかった。残念。
でも、こうして気の利いたラインばかりをまとめて読むと、チャンドラーは村上春樹氏の原点なんだなぁ、というのがよくわかりますね。かなりそのまんまというか、春樹氏はコピーと言ってもいいんじゃないかと思うくらいに似ているというか。
そうか、村上春樹氏も自分だけの力でハルキ・ムラカミになったのではないのだな、と思った。
しかし、
「こっちはくたくたなんだ。君が差し出してくれたものについては感謝している。私なんかがいただくには立派過ぎるものだ」
なーんて好意を持っている男から言われた日には・・・
普通に「すいません、疲れ過ぎていて、お役には立てませ -
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予想外に手こずってしまった。短編集は嫌いではないのだけれど。そうか。村上春樹だからだ。
物語の最後の一行が、どれもちょっとキザだなあ、と思った。
僕の読書習慣の一端を。仕事の日は夕食後に本を読む。読みたくてページを開くのに、5秒を待たずに欠伸をしてしまう。まったく悪気はないのだけれど、いくらなんでも活字を見た瞬間の欠伸は、本に対して失礼だろう。毎夜のご無礼を申し訳なく思います。今夜は暖かだったので炬燵から出てソファの上で読んでみた。昨日読み始めた
『カンガルー日和/村上春樹』
の続きを。
毎度のこと、予備知識を入れずにページをめくる…
めくる…めくって…いるよな…?
笑い声で目が覚めた。目 -
Posted by ブクログ
読むのにかなり時間がかかってしまった。面白くないわけではないのだが、どうも先に花しっを進めていくエネルギーが弱い感じがした。次々の新しい展開が開けてくる感じは悪くないのだが、何事にも感情移入がしづらく、そういう意味では淡々と事件を追いかけている感じは悪くないのだが、ちょっと淡々としすぎている気がする。
前半は特に登場人物や風景が魅力的で、そのあたりはとても気持ちよく読めた。ただ、小説のメインプロットがありふれたもので、落ちが何となく読めてしまうし、そんなプロットをさも意外なように扱っている謎解き部分が、なんだか一番しらけて感じた。ただそんな中にも魅力的な登場人物は顕在で、犯人が正体を現してから