村上春樹のレビュー一覧

  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    肩の力を抜いた緩い内容と独特な雰囲気が良い。村上春樹さんと安西水丸さんのコンビはマッチしてる。はいほー。

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    2019年09月19日
  • リトル・シスター

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    春樹版チャンドラー三作目。三作も読むと村上春樹の魅力の原点はやはりチャンドラーから来ているのだなと感じた。訳者も言っているが、内容云々ではなくマーロウ節を愉しむべきだと。内容が複雑で些か読むのに時間が掛かってしまった…まあ面白かった^^ 星三つ半。

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    2019年09月16日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    『日刊アルバイトニュース』に連載されていたエッセイ。2ページの分量という制約のなか短サイクルで生み出される創作物に凄みを感じるものの、著者が別の作品で語っていたような「物語に成らなかった物語の澱」みたいなものなのかなと思った。読み易く消化抜群だが、後味めいたものは覚えておらず。安西水丸氏との(日本独自の文化の)対談は緩くてなかなか好きだ。

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    2019年09月12日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    不気味で非現実的なようでいて、一線は超えない。そんな印象を受ける作品だと改めて認識した第3部。

    これまでの村上春樹作品は現実的な物語と非現実的な物語とがはっきりと分かれていたけれど、これはちょうどその中間の、線引きできない領域を狙っているように感じられる。そういう意味で新しい物語とも感じる。


    ただ、良くも悪くも村上春樹の”色”をやや薄めたように感じてしまい、これが新しい読者の獲得のためなのか、新しい村上文学の地平なのか、よく分からない…。

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    2019年09月10日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    ギリシャとトルコ、(刊行当時は治安も安定し)風光明媚で異境感もある人気観光地であるが、そこは村上春樹、ギリシャはアトス島というギリシャ正教の聖地、トルコは黒海側のクルド人地区寄りというなかなか渋いセレクト。国際化から取り残されたような、文明的にも文化的にも特殊性が残る土地柄で相当ヘビーな場所であることが伺えるが、村上氏の文章を通して見る2つの国にはなんとも愛くるしい魅力に溢れた地域に思えるから不思議だ。死ぬほど甘ったるいルクミを食べてみたくなった。

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    2019年09月06日
  • リトル・シスター

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    お気に入りの私立探偵フィリップ・マーロウシリーズ。
    今回のはとても登場人物が多く、話も込み入っていてシリーズの中でも分かりにくい作品でした。
    毎回マーロウは損な役回りをさせられていますが、今回も同様、それ以上かもしれないです。何とか探偵免許は剥奪されなかったのと別ルートで報酬もらえたのが救いかな。
    それにしても依頼者のオーファメイが気にくわないな。
    チャンドラーの作品は男性と女性の書き方に差がありますが、女性の闇を見せられた気がしました。
    読後のスッキリ感が薄いですね。
    ウイスキーで流し込んで胃袋の底に落としこみたい作品でした。

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    2019年08月03日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    「他人のセックスが笑えない」が好きです。もともと雑誌に掲載されたエッセイをまとめた本。3pで終わるし、かなり読みやすいので隙間時間にぴったりでした。次は長編あたりに手を出そうかなー。

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    2019年07月24日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    ギリシャとトルコの村上春樹による紀行文。

    かなりハードな冒険で、著者としても当時は若かったからできたのだろうなと思いました。かなり昔に書かれた本なので、今とは事情も変わり色々なことが改善されているのかもしれませんが、当時は色々なことが遅れていて大変な時代だったんだなと思います。
    今はこれらの町がどのように変わったのかとても気になります。気楽に行ける場所になっているのであれば、是非著者に再訪してもらって、紀行文を書いて欲しいです。

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    2019年07月08日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    村上氏がジャズに造詣が深いのは知っていたけど、小澤氏からこれだけ引き出せるほどクラシックにも造詣が深いとは。

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    2019年06月27日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    ビールと豆腐と引越しとヤクルト・スワローズが好きで、蟻ととかげと毛虫とフリオ・イグレシアスが嫌いで、あるときはムーミン・パパに、またあるときはロンメル将軍に思いを馳せる。そんな「村上春樹ワールド」を、ご存じ安西水丸画伯のイラストが彩ります。巻末には文・安西、画・村上と立場を替えた「逆転コラム」付き。これ一冊であなたも春樹&水丸ファミリーの仲間入り!?

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    2019年07月09日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    そうそう春樹って確かに小説一本じゃない、エッセイも翻訳も紀行もウェブ記事も幅広く営業しているんだよなー。
    帰りの電車で読んでいい気分になって。

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    2019年04月27日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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     『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(以下、この本に沿って『キャッチャー』と呼ぶ)の翻訳を手掛けた村上春樹と、彼の翻訳仲間である柴田元幸が、翻訳者という視点からサリンジャー及び『キャッチャー』について縦横無尽に語る本。

     小説について作家が語る本を読むのは、おそらく初めてだと思う。読書ガイドとして書評集を買うことはあったが、どれも一冊につき2~3頁程度で語られており、こうして一冊の本としてガッツリ語られたものを読んだことはなかった。 読むことになった理由は、『キャッチャー』を読んだ時の印象が、普段読む多くの青春小説に比べ非常にもやもやした感覚が残ったため。
     青春小説というと、例えば主人公に好

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    2019年04月20日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    「一昔前なら、この話は比喩か、あるいはメタファーかもしれないなどと小難しく考えながら読んだかもしれないけど、深く考えずに寝付きのウイスキーのような感覚で枕元に置いてた。事実よく寝れた気がする」

    「きっと度数が高かったのね」

    「こんな感じの超短編小説なるものを一回書いてみるという健康法が世界のどこかで行われているかもしれないなと思ったよ。一度やってみたいな。体内の何かをデトックスできそうじゃないか?」

    「例えば?アニサキス的な思考習慣だったり」

    「そんなことより、そろそろペルソナの交換やらない?」

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    2019年04月04日
  • ノルウェイの森

    購入済み

    村上春樹さんの小説を読むきっかけになった一冊です

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    2019年02月13日
  • プレイバック

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    ネタバレ

    チャンドラーの小説は、省略が多くて、途中でストーリーについていけなくなる事が多いんだけれど、これは話がそんなに長くないせいか、最後まで迷子にならずに済みました。しかしあの有名な台詞、角川春樹のせいで私たちの世代(アラフィフ)にはすっかりお馴染みなんですが、日本以外ではそんなに知られていなかったとは・・・。広告代理店の力、恐るべしですね。

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    2018年12月08日
  • 意味がなければスイングはない

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    タイトルからは意外だけれど、ジャズだけではなく、ロックや、ポップス、クラシックに至る村上の音楽エッセイ。
    この幅の広さが楽しいですね。
    結構、取り上げられているアーティストの作品を訊いたことがあったのでなおさらです。
    一つのジャンルに集中しないで、このくらい幅広く聴いた方が音楽っていいんじゃないかと思うな。

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    2018年11月12日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    名古屋とか熱海とかもう行ってみたいところばかり。(^^
    ま、名古屋はいろいろ美味しそうだから良いとして、熱海は微妙に寂れているようですけどね。
    村上さん以外の作家の文章も好みに合っていて読みやすかったですね。
    サハリンとハワイはやはり空気感が違うので外国編として別にした方が良かったかも。

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    2018年11月12日
  • プレイバック

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    いつも楽しみにしてるフィリップ・マーロウシリーズの村上春樹翻訳、6作目。ロング・グッドバイや高い窓には劣るけども、楽しめます。次の7作目で最後か。

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    「銃ではなにごとも解決しない」と私は言った。「銃というのは、出来の悪い第二幕を早く切り上げるためのカーテンのようなものだ」

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    「厳しい心を持たずに生きのびてはいけない。優しくなれないようなら、生きるに値しない」

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    2018年11月06日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    読み始めて、こういう感じのエッセイってあまり読んだことないな、ということに気づいた。有名な男性作家さんの、雑誌の寄稿連載・・みたいな。(女性作家さんのセキララ系とか、子ども産んで人生観変わりましたみたいのはよくあるけど。ちなみに三浦しをんさんのが大好きです)
    やはり文章がきれいな人のエッセイはキレイです。読んでいてすうっとした気持ちになります。最近疲れすぎてずっと本を読んでなかったのですが、こういう本なら読めるし読んでもいいなと思いました。前、どなたのエッセイか忘れたけど書くことない〜とか〆切が〜とかの回が多すぎるエッセイを読んで、ほんと読む価値ないなって思ったのがありました(笑)そういうのけ

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    2018年11月06日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    スラスラ読めて楽しい。でも昔の同シリーズにくらべて(村上春樹も年をとったのか)ちょっと小言っぽいところが多いのがまた笑える。「夢のサーフシティ」もはやく読まなきゃ。

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    2018年10月15日