村上春樹のレビュー一覧

  • リトル・シスター

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    お気に入りの私立探偵フィリップ・マーロウシリーズ。
    今回のはとても登場人物が多く、話も込み入っていてシリーズの中でも分かりにくい作品でした。
    毎回マーロウは損な役回りをさせられていますが、今回も同様、それ以上かもしれないです。何とか探偵免許は剥奪されなかったのと別ルートで報酬もらえたのが救いかな。
    それにしても依頼者のオーファメイが気にくわないな。
    チャンドラーの作品は男性と女性の書き方に差がありますが、女性の闇を見せられた気がしました。
    読後のスッキリ感が薄いですね。
    ウイスキーで流し込んで胃袋の底に落としこみたい作品でした。

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    2019年08月03日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    「他人のセックスが笑えない」が好きです。もともと雑誌に掲載されたエッセイをまとめた本。3pで終わるし、かなり読みやすいので隙間時間にぴったりでした。次は長編あたりに手を出そうかなー。

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    2019年07月24日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    ギリシャとトルコの村上春樹による紀行文。

    かなりハードな冒険で、著者としても当時は若かったからできたのだろうなと思いました。かなり昔に書かれた本なので、今とは事情も変わり色々なことが改善されているのかもしれませんが、当時は色々なことが遅れていて大変な時代だったんだなと思います。
    今はこれらの町がどのように変わったのかとても気になります。気楽に行ける場所になっているのであれば、是非著者に再訪してもらって、紀行文を書いて欲しいです。

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    2019年07月08日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    村上氏がジャズに造詣が深いのは知っていたけど、小澤氏からこれだけ引き出せるほどクラシックにも造詣が深いとは。

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    2019年06月27日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    ビールと豆腐と引越しとヤクルト・スワローズが好きで、蟻ととかげと毛虫とフリオ・イグレシアスが嫌いで、あるときはムーミン・パパに、またあるときはロンメル将軍に思いを馳せる。そんな「村上春樹ワールド」を、ご存じ安西水丸画伯のイラストが彩ります。巻末には文・安西、画・村上と立場を替えた「逆転コラム」付き。これ一冊であなたも春樹&水丸ファミリーの仲間入り!?

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    2019年07月09日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    そうそう春樹って確かに小説一本じゃない、エッセイも翻訳も紀行もウェブ記事も幅広く営業しているんだよなー。
    帰りの電車で読んでいい気分になって。

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    2019年04月27日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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     『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(以下、この本に沿って『キャッチャー』と呼ぶ)の翻訳を手掛けた村上春樹と、彼の翻訳仲間である柴田元幸が、翻訳者という視点からサリンジャー及び『キャッチャー』について縦横無尽に語る本。

     小説について作家が語る本を読むのは、おそらく初めてだと思う。読書ガイドとして書評集を買うことはあったが、どれも一冊につき2~3頁程度で語られており、こうして一冊の本としてガッツリ語られたものを読んだことはなかった。 読むことになった理由は、『キャッチャー』を読んだ時の印象が、普段読む多くの青春小説に比べ非常にもやもやした感覚が残ったため。
     青春小説というと、例えば主人公に好

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    2019年04月20日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    「一昔前なら、この話は比喩か、あるいはメタファーかもしれないなどと小難しく考えながら読んだかもしれないけど、深く考えずに寝付きのウイスキーのような感覚で枕元に置いてた。事実よく寝れた気がする」

    「きっと度数が高かったのね」

    「こんな感じの超短編小説なるものを一回書いてみるという健康法が世界のどこかで行われているかもしれないなと思ったよ。一度やってみたいな。体内の何かをデトックスできそうじゃないか?」

    「例えば?アニサキス的な思考習慣だったり」

    「そんなことより、そろそろペルソナの交換やらない?」

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    2019年04月04日
  • ノルウェイの森

    購入済み

    村上春樹さんの小説を読むきっかけになった一冊です

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    2019年02月13日
  • プレイバック

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    ネタバレ

    チャンドラーの小説は、省略が多くて、途中でストーリーについていけなくなる事が多いんだけれど、これは話がそんなに長くないせいか、最後まで迷子にならずに済みました。しかしあの有名な台詞、角川春樹のせいで私たちの世代(アラフィフ)にはすっかりお馴染みなんですが、日本以外ではそんなに知られていなかったとは・・・。広告代理店の力、恐るべしですね。

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    2018年12月08日
  • 意味がなければスイングはない

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    タイトルからは意外だけれど、ジャズだけではなく、ロックや、ポップス、クラシックに至る村上の音楽エッセイ。
    この幅の広さが楽しいですね。
    結構、取り上げられているアーティストの作品を訊いたことがあったのでなおさらです。
    一つのジャンルに集中しないで、このくらい幅広く聴いた方が音楽っていいんじゃないかと思うな。

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    2018年11月12日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    名古屋とか熱海とかもう行ってみたいところばかり。(^^
    ま、名古屋はいろいろ美味しそうだから良いとして、熱海は微妙に寂れているようですけどね。
    村上さん以外の作家の文章も好みに合っていて読みやすかったですね。
    サハリンとハワイはやはり空気感が違うので外国編として別にした方が良かったかも。

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    2018年11月12日
  • プレイバック

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    いつも楽しみにしてるフィリップ・マーロウシリーズの村上春樹翻訳、6作目。ロング・グッドバイや高い窓には劣るけども、楽しめます。次の7作目で最後か。

    52
    「銃ではなにごとも解決しない」と私は言った。「銃というのは、出来の悪い第二幕を早く切り上げるためのカーテンのようなものだ」

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    「厳しい心を持たずに生きのびてはいけない。優しくなれないようなら、生きるに値しない」

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    2018年11月06日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    読み始めて、こういう感じのエッセイってあまり読んだことないな、ということに気づいた。有名な男性作家さんの、雑誌の寄稿連載・・みたいな。(女性作家さんのセキララ系とか、子ども産んで人生観変わりましたみたいのはよくあるけど。ちなみに三浦しをんさんのが大好きです)
    やはり文章がきれいな人のエッセイはキレイです。読んでいてすうっとした気持ちになります。最近疲れすぎてずっと本を読んでなかったのですが、こういう本なら読めるし読んでもいいなと思いました。前、どなたのエッセイか忘れたけど書くことない〜とか〆切が〜とかの回が多すぎるエッセイを読んで、ほんと読む価値ないなって思ったのがありました(笑)そういうのけ

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    2018年11月06日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    スラスラ読めて楽しい。でも昔の同シリーズにくらべて(村上春樹も年をとったのか)ちょっと小言っぽいところが多いのがまた笑える。「夢のサーフシティ」もはやく読まなきゃ。

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    2018年10月15日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    中身がないと入ってしまえばそれまでなのだが、やはりそれをここまで読ませてしまう文章ってなんだかすごいと思う。ハマル人しか楽しめない作品なんだろうなあ。でもそんななかで「夜中の汽笛について あるいは物語の効用について」の様な作品が出てくると思わず「うーむ、さすがだ」とうならざるを得ない。

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    再読 19980813 19991002

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    2018年10月15日
  • プレイバック

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    同じ小説なのですが、清水さん訳とは全然違った印象で読ませていただきました。どちらかといえば、しっかりとした筋で、読みやすい印象でした。読後の感想としても、どこで何が起こったのかがよく分かりました。ただそれ故に、この作品の独特の分からなさ、不気味さが減ってしまっている印象があり残念でした。もちろん残っていますし、その中で十分面白かったのですが。
    主人公が、面識の無い弁護士からの電話で急に事件に巻き込まれていきます。そこからその背景を知りたいという主人公の悪い性格が出てきて、事件が進んでいく。それだけでは陳腐な物語ですが、そうさせない、それぞれの場面があり、それを楽しむのがチャンドラーを楽しむとい

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    2018年10月12日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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    小説家であり翻訳もこなす作家の村上春樹と訳書をいくつも出版している柴田氏の対談。翻訳夜話という新書の2にあたる。
    タイトルにあるように作家サリンジャーの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」の翻訳にまつわる様々なエピーソードなどを対談形式で送る本。

    文学や翻訳に興味がない人はまったくおもしろくないだろうが、そういうのに少しでも手を付けている人はなかなか興味深く読めるとおもう。

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    2018年10月09日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    普通のツアーでは行くことがない、ギリシャの女人禁制のアトス島、トルコを自動車で一周。面白くないわけがない。
    小説とは違った村上春樹の文章で、読む旅行記で、面白い。
    ヨーロッパへの難民問題を匂わせるトルコの風景描写があるのは、印象深い。

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    2018年08月15日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    広告の横に掲載するために毎月書かれていた短編集。内容がない作品集(冗談めいていたりする)は頭を使わないで済むため、気だるげな日常にマッチしやすく、読みやすい。安西水丸氏の絵が沢山載っており、暗い夜に照らされる灯りのように和ませてくれる。

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    2018年07月11日