村上春樹のレビュー一覧

  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    〈10-12〉前編 5
    ここから、各章の語部に牛河が加わる。
    牛河が、青豆と天吾の過去を調べて、二人の繋がりをたどる。このあたりは、読者は、もうほとんど知っているのだから、ちょっと二度手間。
    青豆は、この世界に入り込んだ場所に戻るが、入り口は閉ざされている。そして、聖母の様に胎内に生命を宿す。
    天吾は、昏睡状態となった父の看護にあたる。何故か、そこで空気さなぎに入った10歳の青豆を見る。いよいよ、青豆を探し出す決心をする。
    青豆は、潜伏先の近くの公園で天吾を見つける。
    さて、二人は出会うことができるのか?主題は、何であったかもう忘れてきてしまった。
    この巻は、看護婦が天吾を誘ったり、牛河が活発

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    2022年12月03日
  • 遠い太鼓

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    敢えて(どころが決して?)ギリシャにもイタリアにも行きたいと思わなくなった。
    それでも旅に行きたいと思う、不思議な旅行記。

    ローマでの路駐はかなり興味があるけど。
    ダンスダンスダンスをまた読みたくなる。

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    2022年12月01日
  • フィリップ・マーロウの教える生き方

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    巨匠チャンドラーが生んだ私立探偵フィリップ・マーロウの至言をテーマ別にチョイス。村上春樹の翻訳で贈る珠玉の名言集が文庫化。

    そもそも単行本で出ていたことを知らなかった。
    村上訳はまだ読んでいないが、いずれ。

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    2022年11月20日
  • 辺境・近境

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    メキシコ編で村上さんが旅行する理由のようなことを書いていて面白かった。
    旅行下手な私は、旅のエッセイで満足してしまうから、旅を好む人はそんな風に考えるのかと思う。

    旅行とは疲弊すること
    どこの国に行っても疲弊するが
    メキシコの疲弊はメキシコでしか得られない種類の疲弊なのだ

    若い頃、「行き惑いかねない旅」が差し出す幻想を切実に求めていた
    年を取ればとるほど、幻想の幻想性がより明確に認識されればされるほど、我々が差し出すものの量に対して、我々が受け取るものの量はだんだん少なくなってくるわけだから。
    とはいえ、まだ見たことのないような新しい幻想だって、注意深く目を開き、しっかりと耳を澄ましてい

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    2022年11月27日
  • 若い読者のための短編小説案内

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    はるきんの小説の読み方が垣間見れる1冊。こんな読み方があるのか、、!と授業を聞いているような感覚で読めて、なんだか新鮮な読書体験だった。

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    2022年11月19日
  • 若い読者のための短編小説案内

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    文体は(村上春樹特有の)比喩が多くてあまり好きではないが、それはさておき内容はそれなりに面白い。「作家の内なる『狂気』が作家自身を駆り立てた結果、ある種の破綻の顕われとしてできあがるもの」という小説の本質に関する見解は、かなり定まったものであるらしい(阿部公彦氏の著作にも同様の記述があったことを憶えている)。庄野潤三「静物」および丸谷才一「樹影譚」は読んでみたいと思った。

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    2022年11月01日
  • 大いなる眠り

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    なるほど、ハードボイルドとはこういうものかというのはわかった気がする。行動第一、とにかく自分から動きまくって、事件に自分から潜り込んでいく。論理的な謎解きを求める人には向いてないとも思った。
    終盤のマーロウの語りで明らかになる、大いなる眠り(死)に対する考え方にはドライさと情が同居するハードボイルドのかっこよさが表れていると思った。

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    2022年10月03日
  • TVピープル

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    「我らの時代のフォークロア」が最も共感しやすく面白かった。
    自分の中にある、名前もない、形もない感情のようなもの(自分の行動を根底から決定づけてしまう支配的なもの)を捉えてユーモアのある言葉で表現できる村上春樹はやっぱり凄い。

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    2022年10月01日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    都築響一さん本5冊目。村上春樹さんとのコラボということで、楽しみに買って帰りました。樺太旅情がいちばん面白かった。ゴールデンカムイ、熱源と樺太話にカブれていたので。

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    2022年09月18日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    一つ一つがかなり短いので、移動中とかちょっとした時間に最適。何気ないテーマの中にも村上春樹らしい哲学的な考察が随所に見られるところが好き。自分のフィーリングと合うエッセイを書く作家を見つけられると楽しい。他にもどんな作者がいるのか探す価値あり。

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    2022年09月04日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    人生初エッセイは、最近ハマっている村上春樹から。物語でなくとも、これといったテーマがなくとも、この人の文章はなかなか面白い。初めてエッセイというジャンルを読んだが、物語とも論説とも違って、著者の人生観に、文章を通して(直接的に登場人物を介在せず)迫れるということは、人生の先輩から色々と非日常的な物事等を学べるので非常に価値があると思った。またエッセイにもぜひチャレンジしたい。

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    2022年09月13日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    結婚式場と小岩井農場が頭に入ってきた。

    結婚式2時間半で300万か〜高いなー
    こういうものにコスパとか考えちゃいけないんだろうな
    まだ結婚は先だから分からないな

    小岩井農場。
    経済動物という言葉を初めて目にした。
    残酷だけど、現実。
    見たくない部分を見ないことは贅沢だ。

    自分も釣りをしているのだから、魚を殺して食べる
    だけど、大きい動物には情がわくのは何故だろう

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    2022年08月20日
  • 辺境・近境 写真篇

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    世界は広いということ…
    知らない場所、知らない人がたくさんあること…
    そのほとんどを知らないまま死んでいくこと…
    自分の目の届く範囲を生きるのに精一杯

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    2022年08月13日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    この本の感想は、言語化が難しい...。すごく面白かったのにこの思いを文字に起こせずすごくモヤモヤしている。もう一度じっくり読みたい。

    拙い言葉で一部書き綴ると...。
    色んなパターンで西洋と日本の違いを見比べた時に、あるものをあると認識するのは簡単だけど、ないものをある(逆も然り)と認識するのはすごく難しいなぁと思った。

    「治るばかりが能じゃないんですよ。そうでしょう、生きることが大事なんだから。」というフレーズにグッときた。

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    2022年07月30日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    疲れて頭がぼーっとしてる時でも
    読めてしまうのは
    文章が明快で
    読みやすいからだろうか?
    村上春樹すごいなと思う
    大誠堂書店(一宮市)にて購入

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    2022年07月20日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    村上春樹版『グレート・ギャツビー』。
    村上春樹的要素が随所に出てきて、近作では感じられなかった初期作品的なユーモアがある。そういう意味ではほかの近作よりも面白い。

    もちろん、「向こう側」へ行ってセックスをする。
    (村上春樹の小説にセックスは付きものだが、今回はその割り合いが多かったんじゃないだろうか。
    個人的な体感としては、ストーリーの半分くらいはセックスをしていたように思う。)

    音楽家(主にジャズとクラシック)の名前がたくさん出てくる。

    主人公の画家が語る作品製作論は、そのまま村上春樹の小説執筆論なのだろう。

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    2022年07月04日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    相変わらずくだらない笑

    しかしながら、うちの親族も太ってるなあ………わたしもしっかり根性を入れて運動と食事の節制に励も。

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    2022年06月28日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    若い頃の村上さんがなかなかに体当たり的でハラハラしながら読みました。とんでもない目に何度かあってるのに、あの村上節で書かれるとどこかシュールなコントのようでした。

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    2022年06月25日
  • さよなら、愛しい人

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    マーロウが時折見せる「弱さ」が意外で、読みどころの一つ。

    事件が大詰めとなり、大ボスとの対決を前にあれこれと考えを巡らせ、くじけそうになるマーロウ。

    「私には酒が必要だった。郊外の家が必要だった。しかし今のところ私が手にしているのは、上着と帽子と拳銃だけだ
    だからそれらを身にまとい、部屋を出た」(p380)

    マッチョ一辺倒ではないからこそ、かっこよさがより際立つし、そんなマーロウを応援したくなる。村上春樹作品はチャンドラーを中心にアメリカ文学をうまく掛け合わせたブレンドウイスキー。そして、こちらは原酒。やっぱり原酒にトライしたいところだ。チャンドラー万歳。

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    2022年06月23日
  • 若い読者のための短編小説案内

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    小説と、書き手の分析が面白くて、へー、こういう見方面白いな、個人の思想や思考の、小説への反映のされ方とか、なるほどな、と、たくさん感じました。
    が、惜しむらくは、分析の題材となった小説が、ぽいっと!簡単に手に入りにくいことでした、、、
    これらの小説を読んでもう一度読むと、何度も読むたびに気付かされることがありそうです。

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    2022年06月13日