村上春樹のレビュー一覧

  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    村上春樹のイメージが、この本で変わった。
    偏屈で筋の通らないことが嫌いなおじいさん、というイメージだったけど、ユーモアがあっていい具合にテキトーなおじさんだった。おもしろいなー。
    へりくつではあるかも。でもそのへりくつがおもしろい。

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    2023年08月06日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

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    なんのための戦争だったか思い出すことができない。
    これは本当に怖いことだと思った。

    さらっと読んでしまったが、じっくりとまた読みたいと思う。

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    2023年08月04日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    再読

    小説の方は残念ながら卒業したのだが、エッセイは相変わらず好きである

    なぜだろうか
    ちょいと分析してみることに

    ・独創的
    ・思考力が深い とことん考え抜く
    ・マイノリティを誇りに突き進む 周りなんて気にしない
    ・自分自身の世界が豊か 幸せオーラがある
    ・もちろんユーモアがある
    ・闇が見え隠れする精神が健全な肉体でしっかり相殺されている

    私自身もマニアックなことが好き、人と違うことに夢中になる、一人で深堀する…
    そして一人っ子である
    若い頃は共感できる人間がちっとも周りにおらず、なかなか辛いことも多かった
    そんな時結構救われたのである
    もはや今となっては辛いどころか誇らしくもあるのですが(笑)
    というわけで共感することが多いのです
    そして気取ってなくて居心地が良い
    気合いを入れず読める
    (春樹流にいうとパスタを箸で食べちゃう感じ?)

    そしてこの雑文集であるが今までのエッセイに比べると一つ一つがちょっと長い
    そのためいつもよりちょっと気合がいる(笑)
    名前の如くテーマは様々で、あいさつ、スピーチから大好きな音楽について、「アンダーグランド」にまつわる話、翻訳について、人物について、質問コーナーなどなど
    雑多ながら方向性が多様で面白い

    ちょこちょこと隙間時間に楽しめた


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    2023年08月04日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

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    今でいうヘタウマ?なんとも味がある絵。
    ラフなスケッチって感じ、でもテーマは重い。
    ロシアとウクライナにことを思ってしまう。
    学習しないのね人間って。
    一本の花と男と女は最後に残ったんだものね。
    そっからまたたくさんに花が咲いて木や森ができて犬たちも戻ってきて家を作りってまた繰り返し、エンドレスじゃん。
    いやいや、その花一輪を希望の光とみたいね。
    絵を描いたジェームズ・サーバー氏は幼少の頃、眼のキズが原因でほとんど全盲に近かったというから驚きだ。
    だからこんなに味がある絵なのね。

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    2023年07月23日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    「一九八四年」がマンガに?!
    それは読みたくなるではないか。シンプルな線がこのお話によく似合う。
    そしてまた原作を読みたくなった。

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    2023年07月22日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    ネタバレ

    星新一が好きでまあまあ読むんだけど似たニュアンスを感じる。
    エッセイかな、夢の話かな、みたいな短編がいくつも連なっている。それぞれに繋がりはそんなにないけど「ドーナツ」を空虚さを表す名詞としてちょいちょい使っていていいなあと思う。ドーナツの穴(虚ろな部分)についてみんな述べるけど、ドーナツ本体を愛してやりなよみたいな部分はわからないなりに興味深い。空虚さを表すドーナツにおいて縁の部分って何なんだろうな。まだわからない。

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    2023年07月17日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

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    本屋に平積みになっていたので、手に取ってみた。
    ヒトラーのポーランド侵攻により第二次世界大戦が勃発した直後に書かれた本。

    プーチンをヒトラーに準える意図が出版側にあるのかどうかよく分からない。

    作中で戦争が再度起こる筋書きからは、作者の諦観の方を強く感じる。それでも、人間の出直し力に期待してしまう、ということだろうか。

    ソ連の長さも、明治維新から太平洋戦争までも74年だが、2.5世代が経つと、じいちゃんばあちゃんの生の声(肉親の肉声)での、記憶の伝承が出来なくなって、同じような試行錯誤を繰り返すのだろう。

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    2023年06月25日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    文体に村上春樹さを感じ、クラシックを聴くきっかけになった本。
    オーケストラと文章のリズムは似ている。作文が上手くなりたい。

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    2023年06月24日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    タイトル通り、知識人がこぞって話したい思う河合隼雄さんに村上春樹さんが会いに行き、対談した様子をおさめた一冊。
    さすが、日々思いを巡らすお二人の会話は、、やはり難しい…。しかしわかる部分も一部あり、また再読するときに更に分かることが増えればいいな。時期的には『ねじまき鳥クロニクル』を書き終えたあたりで、作品についても触れ、さらに地下鉄サリン事件にも話は及ぶ。夫婦の関係性等、様々話は交わされ、いつしかその場にいるような気持ちになった。
    本書1995年時点の二人の未来予想も遠からず近からずだからスゴい…。

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    2023年05月02日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    初めて村上さんの書かれたものに接した。ノーベル賞を手にしようかという作家さんを敬遠していたわけじゃないけど、何となく敷居が高いと思い込んでたみたい。でも、このエッセイ本で村上さんの豊かな感受性と素直な表現に触れて、彼の人となりを知ることができ、村上さんにのめり込む予感がしてる。(o^^o)

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    2023年04月29日
  • 辺境・近境

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    村上春樹作品としては、一番好き。こういう、旅の記録書く際の文体がいいのかな。小説は読めたもんじゃない。オレハネ!

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    2023年04月25日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    平成元年に文庫化された、村上春樹エッセイ。安西さんとの第二弾。ちょい斜に構えた感じが当時は、面白かったんだろうな。
    No.319(個人的)処分。2023/4/12

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    2023年04月12日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    初期の昭和のエッセイ集。
    本についてのところは面白い。
    子供の頃、父親のつけで本を買っていたらしい。
    No.318(個人的通版) 処分

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    2023年04月12日
  • やがて哀しき外国語

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    がっつりディープなアメリカの実生活と彼の叡智に富んだストーリー

    アンダーグラウンドレイルロード
    南北戦争以前に建てられたシンシアさんの家
    ツルゲーネフの小説に出てきそうな光景
    かのスコットフィッツジェラルドの孫に当たる
    グレイトギャッツビー
    ゼルダの絵画

    “rough neighborhood”

    感謝祭の日にリムジンバスを運転する黒人ドライバーとジャズの話をするシーン

    床屋の話
    ちょきちょき→しゃきしゃき→さきさき
    これは日本だなあと思わせる説得感があった
    これは日本とその他諸外国の床屋を回ったからこそ気づくことができる著者の視点だと思う、それが面白い

    日本のヒエラルキー批判かつ描写はごもっともだった
    ー自分自身の個人的価値より自分の属している会社や官庁の名前や、あるいは自分が勝ちとった共通一次試験の点数の方を、ずっと「真剣に」大事にしている。。というか、それがおそらくそのままの自分自身の個人的価値になってしまっているという驚愕の事実

    ーそう思うとなんだか暗澹たる気持ちにならざるを得ない。
    でもまともな人はちゃんとまともですよね、
    僕はたまたま雪の朝に黒うさぎを見ているだけですよね、ぼくはほんとうに心からそう信じたい。

    せっかく日本から出てアメリカにいるんだから、
    少なくともその一年くらいは日本的なレールからひとまず離れて、ひとりの裸の人間としてみんなと気楽に混じりあえばいいのに
    いささかやばい人がおおい

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    2023年05月09日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    深い。深すぎてついていけない。
    なんだ、この知識量は!
    こんなふうに一つの曲を聴き比べたことなんてない。

    ピアノ曲はさすがに弾く人によって違う、好き嫌いもあることが体感としてわかってきた。

    でもオーケストラや指揮者の違い、プラスそのコンビネーション、さらにソロを取る人の組み合わせって計り知れない数になる。それらを飄々と語り合っちゃう二人、すごすぎる。

    慌てることはない。
    人生の最後までゆっくり音楽は楽しめばいい。
    とは、思っているけどね。

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    2023年04月16日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    サラッと読める50のエッセイ集。
    初めて村上春樹さんのエッセイを読んだけど、思考回路が面白いし、軽い文章ながらもセンスを感じる。挿絵も味があって良い!

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    2023年04月05日
  • 古くて素敵なクラシック・レコードたち

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    100曲のクラシック曲について4~6枚づつ、村上春樹氏所蔵のLPレコードを紹介するというもの。1940~1960年代のものがほとんどで、モノラルも多い。名前を知っていても聴いたことがない演奏家が頻出する。ほうほうって感じかな。まあ、クラシックが好きだから面白いんだけどね。

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    2023年04月03日
  • やがて哀しき外国語

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    マラソンや車の話が面白かった。
    当時はこんな感じだったのだな、と。
    村上さんのこだわりのようなものも垣間見れて、おもしろかった。

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    2023年03月22日
  • 更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち

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    3.5 賛否や偏りはあるものの、クラシック聴こうと思える本。それだけで出版された意味はある。好きなことで、仕事ができる村上春樹は幸せな作家。

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    2023年03月06日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    暴力性が必要っていうのはなんかわかる気がする。物理的に相手を殴るとか刺すとかいう意味じゃなくて。暴力的なものから癒やしが得られることってよくあるしなー。感覚的な話が多くて、お二人だから通じ合える内容であるように思うので、正直理解するのは難しかった。

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    2023年03月03日