綾崎隼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
誹謗中傷に心が傷つく。現代社会で常に問題になっている。SNSを殆どやってない自分には対面で人に言われることでしか傷つくことはない。面倒くさい世の中になった。
しかしどんな状況でも人を傷つけるのは簡単だ。ミマサカリオリが少数の否定的な言葉に心が折れるのも分かる。若い時の自分もそうだった。
嫌な奴を気にして放っておくことが出来ない。
何を持って救われるのか。人それぞれだけどミマサカリオリにとってはファンレターだった。それだけで良かったんじゃないか?と書いてみるもそれこそ人の心情なんで分からない。
面倒くさい佐藤に嫌気がさしてくるが、やはり救われるラストは予想出来るも良かったんじゃないか。
もう一人拗らせの純恋も佐藤と互いに補完出来る形となったと思いたい。死ぬなよ。 -
Posted by ブクログ
一つしかないオリンピックの出場枠をめぐって、激闘を繰り広げる二人の天才フィギュアスケーター、京本瑠璃と雛森ひばり。
本作ではそのどちらが主点になることもなく、彼女たちをサポートする振付師・朋花や、コーチの泉美などの、大人目線で描かれる。
最後までどちらが主人公かはわからないので、瑠璃とひばり、どちらを応援したらいいのかわからなくなり、終始ハラハラが止まらなかった
振り付けを文章で表すのは至難の業だと思うが、綾崎さんの情景描写はあまりにも巧みで、臨場感に溢れながらも、氷の薄膜のような繊細な美しさを保っていた。
滅多に他人を褒めない瑠璃が「世界一」と絶賛するほどの、朋花の優美な振り付けが、まざまざと目の前に浮かび上がってくるようだった
フィギュアスケートとは、煌びやかな舞台とは裏腹に非常にシビアな競技である。お月謝に加えて、リンクまでの交通費や大会に出る際の宿泊費、衣装代、シューズ代などがかかるので、年間100万以上の出費はザラだそう。メディアの注目度も高いので、ビジュアルや人柄も重視される上、横の繋がりも広いため、人脈も大事になるのだとか
本作は華やかな演技中だけではなく、そんな泥臭い舞台裏にも焦点を当てた、アスリート達の生き様の物語。
リンクを溶かすほど熱い白銀の闘い、ぜひご覧あれ -
Posted by ブクログ
ネタバレ氷の彗星が地球に落ち、日常が一瞬で消えた。日本は太陽が全く出ず、雨や雪か降り注ぐ大地へと変わってしまった。
17歳の小夜子が恋した担任の相原。そこから悲劇が起こり…
彗星落下によって様変わりした日本が、戦時中の様でゾッとしました。
佐鳥晶と娘の茜、そしてスラムに住んでいた少年・樹希。3人でその日本で暮らしていた所へ、オーストラリアのブリスベンへの日本移動の政府からの通達。ただ、晶は40歳で『40歳未満・日本国籍必須』と言う所で、年齢制限で移民資格を失っていて、そこからの展開がハラハラしっぱなしでした。
いつも偽りの姿しかできなかった晶だったけど、茜と樹希と共に幸せな未来を過ごしてほしいです。 -
Posted by ブクログ
長かったタイムリープも、これで最後になる。
綾崎隼さん著『君と時計と…』シリーズ最終巻の概要と感想になります。
概要です。
数々のタイムリープを経て、綜士はタイムリープのルールを理解してきたが、まさか彼が居ない世界が巡ってくるとは…。
混乱の中で綜士は、嘘をまとった雛美と共に、この世界で出来ることを探していく。もう残された時間は少ない。このタイムリープの果てにハッピーエンドは待っているのだろうか…。
感想です。
『君と時計と…』シリーズを読破した達成感と喪失感に浸っています。
タイムリープをテーマにした有名作『タイムリープ あしたはきのう(高畑京一郎さん著)』と似ていると思いました。
ただ特殊な発動条件や制約がハラハラを感じ、しっかりと綾崎隼さんらしい青春期の恋愛要素も盛り込んだ展開は、読む人によって涙がこぼれてしまいそうかと♪
『死にたがりの君に贈る物語』や『盤上に君はもういない』が好きで本作未読の方には、是非オススメしたい所ですが、なかなか書店やBOOKOFFで見つからない作品なので、ご注意ください。
(私は2巻以降、BOOKOFFのオンライン注文で在庫入荷をひたすら待ちました(^_^;))