綾崎隼のレビュー一覧

  • 冷たい恋と雪の密室

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    ミステリ要素は薄め、恋愛要素濃いめで花鳥風月シリーズの頃を思い出して懐かしい。舞原世怜奈先生のサプライズ登場嬉しい! 最近は天才系のキャラが好きだっただけに、千春の好きになれなさに慄く。綾崎隼の書く女子に嫌われる天才キャラは解像度高い。

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    2025年04月29日
  • 君を描けば嘘になる

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    「大切なものなんて、手の平に乗るくらいでちょうど良い」って言葉が好きで気に入ったし、灯子の性格をよく表してる。遥都の中盤後期の言動は個人的に冷たすぎて嫌だったかな笑

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    2025年04月17日
  • この銀盤を君と跳ぶ

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    ネタバレ

    表紙から眼を惹かれる、表紙のように美しいお話でもあり情熱が感じられるとても好みの作品だった。

    物語はスケーター2人ではなくほとんどがその伴走者視点で描かれていて、スケーター2人のことは周りからの視点でしか描かれないのは面白いと思った。特にスケーター2人の癖がすごいから本人たちは本当の心の内で何を考えているんだろうと思ったりもしたが、スケート選手という意味では天才ではない、私たちにとって共感しやすい伴走者視点だからこそ物語に入り込めたと思った。1冊を読む中で私もそれぞれのチームを見守ってきたような感覚になれたのが良かった。(これも伴走者視点で読んできたからだと思う。)
    最後の展開は正直読み進め

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    2025年04月07日
  • 冷たい恋と雪の密室

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    ネタバレ

    【冷たい恋と雪の密室】
    武者小路実篤の「友情」のオマージュ。親友の男子高校生二人と『人を愛することが人生のすべて』となくなった母の教えを固守する女子高生。大雪で動けなくなった電車に閉じ込められたセンター試験を2日後に控えた日に、長年の停滞していた三角関係が動き出す。
    千春の無視されても、自分の愛に突き進む姿は、凄い。怖いくらい。この愛を逃したら、自分の人生が終わってしまうと思う人と出逢えたという事なのだけど、高校生なのに私の一生はあなたのものなんて、思い込んでいないか親目線では心配になってしまう。
    とはいえ、猛アピールに相手が落ちるのかが、気になり一気に読みすすめられました。もう一度、本家の「

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    2025年03月06日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    けんごさんの影響で購入。面白ミステリーでした。だいぶ前に読んだものだから話の設定とかは覚えてるんだけど細かいところが覚えてなくて……。あまり書けないのですがこのタイトルの意味もわかるし、今の時代だからこそ読んだほうがいい本です。

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    2025年02月12日
  • この銀盤を君と跳ぶ

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    性格や人間性に問題のある瑠璃ちゃんとひばりちゃんが人として成長していく過程にすごく良かったです。
    最初は2人のこと好きじゃなかったけど、読み終わる頃には2人を含めてこの本の登場人物全員好きになってると思います。
    時系列が行ったり来たりするのでちょっと混乱することがありましたが、途中からはそれすらあまり気にならないくらい話に入り込んでました。
    表紙の子は瑠璃ちゃんなのかひばりちゃんなのか気になります。


    皆、何かが足りなくて、それでも、配られたカードで戦っています。

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    2025年02月09日
  • 冷たい恋と雪の密室

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    私の住む地域では雪はほとんど降らない。ウィンタースポーツは好きだし、雪を見ると思わずテンションが上がる。災害級の雪というのは想像がつかない。豪雪地帯では雪は生活に大きな影響を及ぼすのだと実感した。

    よりによってセンター試験前の出来事。それぞれが色々な思いを抱えて、テストに臨んだことだろう。なんだか昔の恋愛小説を読んでいるかのような不思議な感じだった。

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    2025年01月24日
  • 君に贈る15ページ

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    アンソロジー初めて読んだ。
    今年読みたい本1冊読破☆

    *息継ぎもできない夜に
    *十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    *いざ、さらば
    *超能力者じゃなくたって
    *星空に叫ぶラブソング
    *余白の隠れ家

    この作品達が良かったかな。
    村瀬健さんと綾崎隼さんは特に良かったので違う作品も読んでみたいなって思いました。

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    2025年01月12日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    大好きな本の続きが読めないと言うことも悲しみはわかる気がする。
    最後のあとがきが素晴らしく、じわじわと感動が湧き上がります
    少し違うけど 大好きな辻村さんのスローハイツの神様をも一度読み返したいと思ってしまった。

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    2025年01月09日
  • それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

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    マッチ売りの少女
    はだかの王様
    人魚姫
    など
    悲しい結末で終える物語の主人公を救う。
    カレンと王子は、嘘の名前を与えられ、不思議な任務を親指ひめと雪の女王から指示をされる。

    本当の名前は?何のための任務?

    あっという間に読むことのできるファンタジーでした。

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    2025年01月05日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    ネタバレ

    この本の美しく儚げな世界観にすごく惹き込まれました。
    作家と読者の苦しみ、物語への愛情全てが心に響くいてとても面白かったです。
    私もswallowtail waltz読んでみたいって思いました。
    読んだあと自分がどんな感情になるのかが知りたい。
    ミマサカ先生の正体には全く気付かずびっくりΣ(º▵º*)自分を救ったひとりの読者のために書かれたあとがきがよかったです。
    きっと純恋はこれからも生きてくれると思う。

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    2024年12月29日
  • 永遠虹路

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    誰もがいろんな青春を送って、色んな感情に振り回されて大人になっていくことが綺麗な言葉で書かれています。
    シリーズが大好きで今回は虹をテーマな青春で、こんなキラキラした青春送ってみたかった!笑
    誰かのためなら頑張れる、支えてくれる人のために生きていく綺麗さが大好きです。
    個人的には不知火が好きです。その後の不知火の話とかあったら喜びます!

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    2024年12月12日
  • それを世界と言うんだね

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    ネタバレ

    え・・・・・・。”王子”の正体ってそうだったんだ・・・・・・。
    「赤いくつ」「人魚姫」・・・・・・。この物語に出てくる大体の物語を読んだことがあるけど、王子に言われるまで、”矛盾”には気づかなかった。
    最後のシーンには感動しました。
    みんな幸せが一番♪

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    2024年12月02日
  • 冷たい恋と雪の密室

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    ネタバレ

    大雪の日、列車に閉じ込められた幼馴染の博人、静時、千春。それぞれの想いが交錯して、それがどれも片思いでどうなるかと思いましたが、千春の粘り勝ちになってストーリー的にはハッピーエンドなんですが、私は博人推しだったので切なかったです。

    博人に家業を救ってもらった恩義を持ち続ける静時の生真面目さと、その不器用な優しさを母の遺言と共に振られてもずっと想い続ける千春のど根性が健気でした。

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    2024年11月25日
  • この銀盤を君と跳ぶ

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    面白かった!
    日本女子フィギュアスケート界に現れた2人の天才による、オリンピックへのたった1枚の切符をかけた美しき闘い。
    実際のエピソードや人物をモデルに書かれたであろう部分が、妙なリアル感を産んでいて物語に没入してしまった。
    面白いから集中してどんどん読みたいのに、時系列が行ったり来たりするせいで突っかかってしまうのがちょっと残念だった。
    天才2人はどちらも性格に難ありで、最初は絶対好きになれそうもなかったのに、少しずつだけど人間性が成長していく姿を見ていくうちに好きになっていった。どっちかが負ける姿を見たくないほどに。
    最終章の決着はどうなるのか、まるで本当に試合を見ているかのように心臓が

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    2024年11月07日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    つまみぐいにアンソロ

    母がフォローしている恩田陸を少し読んでみようと思ったのですがこういう方向性は求めてなかったなあ…という感じ。ファンタジーはちょっと。
    しかし高田さんの作品だけかなり刺さったのでシリーズ読みたくなりました。こういうのと出会えるから良いのよね。

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    2024年10月23日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    本で救われる人がいるんだ、ましてや救われる命もあるんだと気付かされる。もちろんフィクションだが本当にそんな人は世の中にはいると思う。
    それが本でなくても。作者の本に対する熱い想いが伝わる名書です。

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    2024年10月08日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    普通本って1巻に2巻と発売される事が少ないので、作中作の swallowtail waltzはライトノベルなのかなと思った
    読んでる登場人物も皆若いし

    ミマサカリオリは正体は予想通りの人物だった

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    2024年09月25日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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     ミステリー要素を持ちなら繊細で感動的な物語でした。たいへん楽しく読みました。「若さ」をお持ちのみなさんにおすすめします。(生きていれば濃淡あれど若さありますから、みなさんですね)

     物語を語ったり、書いたりすることと、物語を聞いたり、読んだりすることは、どれだけ離れたことなんだろうかと思いました。
     小説家と読者だと、まったく別の種類の人間のように思ってしまいます。
     でも、この本を読むと、そんなに離れていない、作家と読者は表裏一体、近しい存在なんのかなと感じられました。

     この小説の主要テーマである「誹謗中傷」なんかはすっ飛ばし、わたしなりの理解は、以下のとおりです。
    「遠いむかし、あ

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    2024年09月16日
  • 世界で一番かわいそうな私たち<特別ショートストーリー>

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     これは読みやすい。まだ恋をしたことがない17歳の少女。あるトラウマのせいで声が出せない。作中にお菓子づくりの場面が出てくるので、読みたくなった。

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    2024年09月02日