無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2023年09月03日
とても印象的なワード、センテンスの多い小説でした。
第四部のタイトル「ある恋のない愛の物語」は、読めば「なるほど」と思います。その一方で小説のタイトルである「君を描けば嘘になる」は作中にも出てきますが、ハッキリと意味がわかる言葉ではありません。(物語上の二人には通じ合っているのでしょうが……)意味が...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月16日
タイトルと表紙に惹かれて購入。その帰り道のバーで、一気読みしました笑
どんな話かといえば、第四部のタイトルそのまま、『ある恋のない愛の物語』というひとことに尽きると思います。
芸術の神様に愛された二人の"天才"、灯子と遥都。
ふたりを取り巻くひとたちの視点で、物語は進みます。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月11日
綾崎さんの小説はいつも、欲に抗えず一気に読み切ってしまう。儚くて美しい文章の中毒に飲み込まれて幸せだった。
極端な天才がいるとき、一定の距離や立場がある人しか1人の人間として認められないことがある。
タイプの違う天才でも、天才とその他という構造は崩れにくいからこそ生まれた「ある恋のない愛の物語」...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月20日
「盤上〜」がめちゃくちゃ好みだったので、同じく綾崎さんの作品を。
電子書籍で細切れに読んでいたけど、続きが気になってしまう推進力のある文章は相変わらず。
色んな登場人物からの視点で話が進んでいく構成。
電子書籍だったため残ページ数を意識していなかったがゆえに、最後には遥都視点になるのかと思っていた...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月04日
天才と秀才。
芸術の才に恵まれた男女の「ある恋のない愛の物語」。ほんとに的を射た表現。遥都の気持ちは意味ありげに終始ぼかされていたけどある意味一番分かりやすかったかも。ツンデレか?遥都が一番めんどくさいな。
終わって見れば、なんだこんなものか、と思われるかもしれないが、とてつもなく極端で普遍的な愛の...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。