それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

少女は、薔薇の花畑で目覚めた。自分は誰? ここはどこ? すぐ先には白い小城があり、そこは物語管理局という時空の狭間だった。城には物語に登場するキャラクターが暮らし、城主は親指姫。少女は自分の正体を突き止めたいと「王子」と呼ばれる少年と“物語管理官”として活動することに。ふたりは物語の世界で不幸になった者を救うため「マッチ売りの少女」「裸の王様」などの作品に入るが、王子がある禁忌を破ってしまい……?

...続きを読む

それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月24日

    嘘は嘘でも、幸せにするためにつく嘘もある。
    童話好きの人たちに送る一冊の本。アルデンセン童話が元ネタになっているこの本は、童話という悲しい場面のある話をフル活用して、読者を感動へ導いています。
    花譜さんの「それを世界と言うんだね」(歌の方)も、聴きながら読んでみてください!

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月02日

    普段、ほとんどミステリーばかりなので、こう言う話しは久々に読んだが、とても楽しく読め感動もした。

    初読みの作家さん、もっと他にも読んでみたいと思った。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月26日

    凄く素敵な表紙!
    クリアカバーに少女が描かれていてとても綺麗だ

    大好きな綾崎隼先生の作品
    綾崎先生の新たな一面を見れるような作品であった
    こんな作品も描けるのかと、素直に驚いてしまう
    ファンタジー感の強い今作はドンピシャに好み
    子供の時に読んだら、今以上にワクワクしただろうなって断言出来る

    何も...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月02日

    〜童話を愛したすべての大人へ〜

    アクリル?プラスチック?製の特殊なクリアカバーと綺麗な女性が空から降るような書影が気になり、本日衝動買いして、一気読みして、大号泣なぅ。

    タイトルと書影から連想してたんとちゃう内容に意表を突かれ、こんな展開で泣かせてくる本作は、もっともっともっ〜〜と宣伝しなきゃダ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月24日

    「裸の王様」「人魚姫」「赤い靴」「みにくいアヒルの子」「親指姫」…懐かしい童話と、その物語の登場人物達が出てくる。

    【物語の中で不幸になった者だけ】

    が、集まる世界。
    彼らを幸せな結末へと導くのが、「物語管理官」の役目。
    大変面白い設定と、本来の物語に主人公達が介入して結末を変えていく過程が、よ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月25日

    不思議な世界観ながらも簡潔でわかりやすく、様々な思考を凝らして大きな謎に迫っていく展開は先が読めず面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月20日

    カンザキイオリの「それを世界と言うんだね」が小説になってる!?しかも綾崎隼!?ということで、読みました。
    表紙は音楽の方の絵に寄ってるけど、内容は童話ファンタジー。曲の方の根底にある、"創作頑張っていくんだ”という意識で本と曲が繋がっている印象です。
    赤い靴の主人公らしいけど、私は記憶を亡...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月01日

    物語で不幸だった登場人物が集められた国にやってきた赤い靴のカーレンが他の物語の不幸な人物を助ける話。赤い靴、人魚姫、裸の王様とかつて読んだ物語が出てきて懐かしさが込み上げる。違和感から大体は察してたけどそこが気にならんくらい話の先が読みたかった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月06日

    今まで自分が読んでいたのと違うジャンルを読んだ。
    不思議で独特な世界観と設定が面白かった。
    「裸の王様」の部分は、特に面白いのと同時に読者にも大事なものを教えてくれる内容だったと思った。
     
    ただ、展開や今後の展開はなんとなく予想が付いてしまう部分も否めず、同時に登場人物全員が「綺麗」であった為に、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月24日

    感想
    定められたプロットを破壊する。幼少の頃には空想できた。しかし今ではできない。その限界を軽々と超えていく。世界との接点を再構築する。

    0

それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    238ページ
  • 電子版発売日
    2023年03月29日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す