綾崎隼のレビュー一覧

  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    予備知識なしに読みました。
    はやみねさん、恩田さん、高田さんの作品は前提となる本を読んだ方がよかったかもしれないですが、楽しめました。
    綾崎さんの作品は青春を感じさせる良い話でした。時と時計の作品も書かれているので読んでみたいです。
    白井さんの作品は好みが分かれるかも。かなり強烈な印象です。インパクトが強すぎて忘れられない作品となること間違いなし。
    井上さんの作品は少し前の事故をモチーフにしたのでしょうか。ちょっと怖い話でした。まさに館ミステリー。ラストが良かったと思いました。
    白編もあるので、そちらも読みたいです。

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    2017年12月26日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    新本格30周年アンソロジー。
    こちらも新しい作家さん探しのために購入。
    ちょっと好きな作家さん見つけたので満足。
    栞ガチャは綾辻先生

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    2017年12月04日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    初読みで、シリーズの雰囲気を掴めていないものがちらほらあったけれど、それを抜きにしてもなかなか楽しめた。高田さんは蘊蓄のハンパなさに圧倒された。白井さんは相変わらずヤバいくらいぶっ飛んでいたけど、オチが少しわかりづらかった。井上さんには完全に予想を外された。まさかあの流れからあんなラストに繋がるとは思いもよらなかった。

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    2017年11月07日
  • 初恋彗星

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    展開が斜め上を行く作品。
    星が降る夜、仲のいい4人がある約束をした。
    その約束が叶うまでに儚い苦難と葛藤があり、
    結末は捉え方によってはハッピーエンドであり
    バッドエンドでもある。

    恋愛、友情、嘘が行き交い、終始ドキドキしながら
    読める内容でした。

    綾崎隼さんの作品の中で一番好きな話です

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    2017年10月11日
  • 吐息雪色 【電子特別版】

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    見事にやられました。さすが綾崎さんです。
    妻を亡くした男を思い続ける女性の、悲恋の物語だと思って読み進めていたのですが、恋愛ミステリーのトリックが明かされるや、また違った物語に変貌します。トリックが判明した後に、あらゆるページをめくり、色々確認しちゃいました。

    悲しいお話しですが、希望もあり、読んでみて良かったです。

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    2017年07月28日
  • 君と時計と嘘の塔 第一幕

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    ネタバレ

    タイムリープの話ということですが、すごいよく出来てる。思わず唸った。想像しただけで辛い気持ちになるようなタイムリープを、ここに登場するキャラは体験していて、このままだとその辛いタイムリープから抜け出せないかもしれないというはじまり。とにかく続きが気になる。
    さて、きっとこの後主人公は人間的に成長を遂げていくのだろうと思うが、ここまでの主人公の態度や言動は反抗期真っ只中の思春期男子だということを差し引いても許せるものではない。はやく成長して盛大に後悔して反省して欲しいし、そうなるまでちゃんと見届けたい。

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    2017年03月31日
  • 風歌封想

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    うーん好きだなぁ

    綾崎さんは講談社タイガのシリーズしか読んでないけど他のシリーズも読みたくなった

    もし僕がかくならこういう雰囲気の小説を書きたい
    切なくて狂おしい、後悔が漂う小説をかきたいな

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    2017年03月25日
  • ノーブルチルドレンの愛情

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    ネタバレ

    シリーズ本編最終巻。歩夢の過去の告白から始まり、緑葉と吐季の別れ、吐季の生活の堕落・再生と話は進んでいく。ジェットコースターみたいな展開に一時はどうなるかと思ったが、やや強引な形ではあるものの吐季と緑葉が結ばれるハッピーエンドで締める形は良かった。しかしまあ、各キャラとんでもない人生を送る人たちが多すぎるなと思いつつも、吐季と緑葉の恋の行方を楽しむことができた。後は短編集。こちらも読んでいきたいと思う。

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    2017年02月07日
  • 命の後で咲いた花

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    近頃、帯をむしり取りたくなる小説が多くて参ってしまう。
    泣きたい時に読んでほしい恋愛小説No. 1ってなに。
    本文に素敵な言葉があんなにたくさん溢れているのに、こんな陳腐な言葉で包装しないでほしいなぁ。

    ある意味とてもストレートなメッセージが詰まった物語です。もちろんラブストーリーといってしまえばそれまでだけれど、愛は愛でもいろんな愛がきちんと描かれていました。
    彼女は、彼は、受け取ったバトンを今後どう繋いでいくのだろうと、少しだけ未来が楽しみです。
    麗羅と緑葉にも会えて、緑葉は大人になっても緑葉だなぁとなんだか嬉しくなってしまいました。

    綾崎さんはどんな作品を書いていてもきっといつも根底

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    2017年02月04日
  • ノーブルチルドレンの残酷

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    ネタバレ

    「花鳥風月」シリーズとは別の綾崎さんのシリーズ。「舞原」と「千桜」対立する地方の名家。その跡取り的存在の吐季と緑葉が運命?的な出会いをし、互いに惹かれていくという話の流れ。1巻目はミステリー的な要素も絡まり、花鳥風月シリーズとはちょっと違ったノリで読んでいてよかったなと思う。この二人の仲が進展することで、周りにどんな影響がでてくるのか?。引き続き読んでいこうと思う。

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    2017年01月20日
  • 君と時計と雨の雛 第三幕

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    千歳先輩がぁ!
    千歳先輩、めちゃめちゃいい人なのに
    先輩無しでどうしたらいいんだ!!

    タイムリープの説明はややこしくてちょっと理解できなかったけど、内容は好きだなぁ
    切ないのが好き

    雛美はどうなるんだろう
    元の世界に帰れるのかな?
    次の巻で終わるのかしら?
    千歳先輩は何を手紙に書いたんだろう

    ハッピーエンドはあるのかなぁ?

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    2016年09月10日
  • 赤と灰色のサクリファイス

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    (内容)
    北信越地方に浮かぶ離島、翡翠島。過疎に悩む小さな島で、突如、凶悪事件が発生した。次々に著名な建造物が燃やされ、最後には死者まで出てしまう。殺されたのは、誰もが憧れていた少年『ノア』のたった一人の家族だった。父を亡くし、親友にさえ別れを告げずに彼が島を去って十年。二十五歳になった真翔と織姫の前に、長く音信不通だったノアが現れる。三人の再会は、やがて事件の陰惨な真実を暴いていく…。哀切の赤い炎が焼き尽くす、新時代の恋愛ミステリー。

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    2017年03月02日
  • 風歌封想

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    久々に舞原シリーズ読んだら、久々すぎてキャラの関係性忘れてて最後の家系図がありがたかった。しかしこの手法には騙された。なるほどね!綾崎さん、策士だなぁ。

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    2016年08月07日
  • 君と時計と雨の雛 第三幕

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    案の定、ややこしくなってきました。タイムリープ物のあるあるでしょうか。
    しかし、今回は?も?、驚愕のラストが。
    え、次回で幕のはずだけど、大丈夫かな。
    その前に、第1章から読み直して復習ですな。

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    2016年07月09日
  • 君と時計と塔の雨 第二幕

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    今作から読んでも内容は追いつけた
    次の巻が気になるなー

    やりなおせたらどんなにいいかって過去は僕にはない
    身近な人を無くしたら違うのかな

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    2016年06月09日
  • 君と時計と塔の雨 第二幕

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    タイムリープ物好きとしては、はずせない。
    哀しい話だけど、続巻も期待出来る。

    と一周目で書いた。
    第3のタイムリーパーとそれが誰かまでは簡単に推理出来るのだけど、まさかこんな展開になるとは。こ、これは三すくみになるのか!
    3周目も期待。

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    2016年03月17日
  • 未来線上のアリア

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    もともと綾崎さんの本が好きだったので、書店で見つけてすぐに購入しました。
    いつもの綾崎さんの本と表紙の雰囲気がかなり違いますが、SFな世界観に合っていて、これはこれでいいと思います。

    内容は、と言いますと、最初は正直かなり面食らいました。
    今までの綾崎さんの本とは一線を画する物語で、とても新鮮でした。
    こういう話も書かれるのだなぁ、と、びっくり。
    ですが読み進めていけば、いつもの綾崎さんらしい、真っ直ぐな恋愛や趣向を凝らしたミステリが現れました。
    登場人物も、それぞれ個性的で面白いです。私は、ラヴェンダーが好きかな。

    綾崎さん本人が、「自分にはファンタジーが向いていないのかも知れないと気が

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    2016年03月09日
  • 青と無色のサクリファイス

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    (内容)
    北信越地方に浮かぶ離島、翡翠島。過疎に悩む小さな島で発生した連続放火事件は、やがて一人の男の命を奪う。唯一の家族を殺され、誰にも別れを告げずにノアが島を去って十年。事件を清算するため、二十五歳になった真翔と織姫の前に、不意に彼が現れる。あの日、あの時、あの場所で、誰が親友の父親を殺したのか。三人の再会は、やがて凄惨な真実を暴いていく…。贖罪の青い薔薇が捧げる、新時代の恋愛ミステリー。『サクリファイス』シリーズ解決編、登場


    (感想)
    伏線がありすぎて混乱したり、どっちの話か分からなくなったりしましたけどとても面白かったです。

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    2017年03月02日
  • 吐息雪色 【電子特別版】

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    進むまでタネが全然わからなかった。面白かったし、あんまり恋愛小説を読まないからまた読みたいと思った。イニシエーションラブとタネの構造は似ているような気がしたけど、こっちのほうが好き。読んでいて悲しい気持ちになることもあったけど、かほのまっすぐな気持ちに救われた。
    他のシリーズも読みたい。
    評価は4.2

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    2016年03月04日
  • 赤と灰色のサクリファイス

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    作品が変わってもいつもの綾崎ワールドです。
    無邪気なようで実は抗い難い運命に翻弄される若者たちの、どこか陰のある物語。

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    2016年02月20日