綾崎隼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「館」をテーマにしたアンソロジー。新本格30周年記念アンソロジー第3弾。
はやみねかおる『思い出の館のショウシツ』
メタブックという設定が面白い
恩田 陸『麦の海に浮かぶ檻』
シリーズものの外伝(シリーズ未読…)
高田崇史『QED~ortus~ ―鬼神の社―』
こちらもシリーズものらしき。理屈っぽい先輩
綾崎 隼『時の館のエトワール』
タイムリープとSFチックと思わせて、こう来るか
うん。ヒロインの感想に同じ。
白井智之『首無館の殺人』
グロい。汚物方面でもグロ、トリックもグロ、例えの表現すらも。
井上真偽『囚人館の惨劇』
先の読めない展開
シリーズの外伝が多いのと、ミステリー要 -
購入済み
時震のこと、どういう設定にしているのか、先輩はどうしてこの事象にかかわっているのかとかは気になるけど、主人公とかヒナミとかセリナとかキャラにはあまり魅力を感じないなあ。
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購入済み
女性陣が好きじゃない
あえて見ぬふりをしていましたが、もともと華代が振られた後、優雅の恋愛を小馬鹿にしている態度が嫌いだったし、楓を追いかけ回す女優にも腹が立ってました。極めつけは出番が少ないのライバル校のマネージャーである真樹那の存在でしょうか。人の親子問題にああも押し付けがましく自分の正義感を振りかざし優雅を責めるとは…周りは何も思わないんでしょうか。出番は少ないですが、気持ち悪くなりました。
サッカーの話以外は流し読みしてます。 -
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Posted by ブクログ
想い人が死ぬと同時にタイムリープが発生し、改変後の世界では自身の周囲にいる最も親しい人間が消失するというアイディアは興味深い。失敗が許されず、親しい人間をまるでシューティングゲームのような残機としてカウントするのは面白いが、作品全体に漂うのは不協和音のような陰鬱さとウエットな感情が先走るばかりで、いまいち緊迫感や残酷さには欠けると思った。歪んだ関係はこの作者の持ち味なのであろうが、主人公には感情移入できず、タイムリープして想い人や親友を救うことに切迫した感情を感じないのもまた事実だ。やはり独りよがりな面が鼻についてしまって、高校生はまあこんなものなのであろうが、それにしてもその自分語りの多さが
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Posted by ブクログ
ネタバレ解決編ではあったが、ほぼ犯人や物語の抱える謎が予想通りの内容だったのが残念。足の怪我という似た症状の人間が同時期に複数いることや、その発端となった行為も上巻を読めば想像がつき、それほど上手く隠されていたわけでもなかった。ただ回想の時系列トリックは少々意外で、登場人物に注意していてもやや予想外だったのは面白かった。舞台設定やその動機、島の行く末などの言いようのない切なさや悲しみはこの著者独特の筆致だとは思う。凄く細かい箇所だが、あまりキャラクターが好きにはなれなかった……。流石に親しいとはいえ、ヒロインを猿呼ばわりするのは色々と引っかかる所も。端的に言えばあまり可愛げはなかったかなあ。
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Posted by ブクログ
三部作の最終巻です。
読み始めたからにはどんな終着点になるのかを見極めないと。
で、見極めてみました。
率直な感想としては、これはネタを盛り込み過ぎなのではという気がしました。
いくらなんでもそんな何から何まで繋げちゃうの!!??とハートが置いていかれそうでしたが、ラストはなかなか潔くてわりと好きです。
誰も彼もが間違っていて、人間くさくて、たいへんよろしいと思います。
でも杏ちゃんは、女からするとものっそイライラする女性だなぁ(苦笑
これ、ストロベリーナイトの姫川玲子と同じタイプですね。かわいそうなのはわかったからその無意味な強がりと意固地はどうにかならんの?かわいそうな自分に酔って