綾崎隼のレビュー一覧

  • INNOCENT DESPERADO

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    自分の行動を愚かだと感じつつも、それを実行するのが最善だと自分に思い込ませて逃げていたどうしようもない感情があったことを懐かしく思い出せた。

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    2012年04月01日
  • ノーブルチルドレンの残酷

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    この人の書く女性にまともな精神の持ち主はいないみたいだ。
    だからこそ予期出来ない言動で物語が転がっていくんだろうけど、結構な割合で苛々させられる。
    し、好きになれない。
    共感しづらい。

    でも、その煩わしさを加味した上でも、テンポ良く読み進められる、読み進めたくなるのが、綾崎さんの魅力だと思います。
    まだ序章だから、かもしれませんが。

    「長く哀切に満ちた物語」で「残酷な未来」が待ち受けているのだから、続巻から段々と息苦しくてどうしようもない感情にさせられるような展開になるのだろうな。
    それでもきっと私は読んでしまうのだろうな。

    まずは舞原七虹の出てくる『永遠虹路』が未読だから、その後で『告

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    2012年03月05日
  • INNOCENT DESPERADO

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    ネタバレ

    「蒼空時雨」の登場人物、朱里と夏音が主人公のスピンオフ(?)。他にも魅力的なキャラがたくさん出てくるので、蒼空~を既読だと読んでいてとても楽しい。綾崎さんの作品は全て世界観が統一されているので、伊坂さんや辻村さんの作品を読んでいるときのように、「あの時のことはここに繋がっていたんだ!」感が至るところで味わえてとても好き。

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    2012年03月03日
  • INNOCENT DESPERADO

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    ネタバレ

    やっぱり、綾崎さんの小説が好きだ。プロローグの時点でそう痛感してしまった。

    朱利の、不器用な恋愛パターンに思い当たる節が多すぎて途中ちょっとつらかった。ひねくれ者って純粋な子を好きになってしまうものなのかも。

    けれど、嫌われてるってわかってても好きな人の幸せのために冷静に判断し行動できるって、男性として凄く魅力的だと思う。

    蒼空からずっと朱利押しだったけど、さらに好きになった。

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    2012年03月01日
  • INNOCENT DESPERADO

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    綾崎さんの作品はやっぱり好きです。
    私の中で蒼空時雨の時と朱里のイメージが少し変わりましたが、やっぱり素敵なお話でした!

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    2012年02月28日
  • 吐息雪色 【電子特別版】

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    「今日、勇気を出せなければ、明日はもっと大きな勇気が必要になる。どうせ奮うしかない勇気なら、今日、奮いたい。」
    「奇跡が起こるための条件に、想いの強さなんて関係ないのだろう。」
    「幾つもの言葉に出来ない複雑な想いを抱えて、躊躇いや期待を混ぜ合わせながら人は恋をする。願わくば、それが誰かの幸せと繋がっていたら良いのだけれど。」

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    2012年02月10日
  • ノーブルチルドレンの残酷

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    最初は吐季も緑葉も好きじゃなかったけど、読んでくうちに惹かれてきた。

    現代のロミジュリと銘打ってたのでそのつもりで読んでみたら、キャラクターの印象はだいぶ違うし日常ミステリだったけど、これはこれで好きだなぁ。

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    2012年02月09日
  • ノーブルチルドレンの告別

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    吐季と麗羅の過去が判明して話がぐっと進んだ感じでした。
    麗羅との別れの場面がすごく印象に残って、早くこの先がどうなるのかを見たいと思いました。
    また「残酷」では緑葉のポジティブさに少し呆れる部分があったけど、この「告別」ではその明るさに救われた感じ。緑葉のことも好きになれた巻でした。

    続きが楽しみです。

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    2012年02月02日
  • ノーブルチルドレンの残酷

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    登場人物のキャラが個性的で好きだな(o^^o)人間関係にまだ色々ありそうで、この巻読んだだけでは、まだわからないからこそ次巻が楽しみ♪

    医者の家系で、その地区の医師会をも牛耳る病院長の孫娘と鉄道で財をなしたその地区の由緒のある家柄の御曹司との恋が始まるまでのお話。この両家は昔からの犬猿の仲なんだけれど•••その後はノーブルチルドレンの告別へ

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    2012年01月15日
  • 永遠虹路

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    蒼空時雨から期待しての3冊連続買い。
    七虹視点が出てこない、また面白い書き方だった。でも七虹視点もみてみたかった。

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    2011年12月04日
  • 吐息雪色 【電子特別版】

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    飽きずに綾崎さん!この人のは読みやすくてよい!真奈ちゃんのことはほんとにショックだったけど、主人公と葵依さんがうまくいきそうでほんとによかった。優しいお話でしたこういう恋もいいなって思えた。

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    2013年12月23日
  • ノーブルチルドレンの残酷

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    ラノベ風味だったけど好みでした!緑葉がお嬢様なのに庶民よりも低レベルな生活をしてて応援したくなってしまう。吐希はもうちょっとデレるようになったら私好みのキャラになるのではないかな?続編に期待。

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    2013年12月23日
  • ノーブルチルドレンの告別

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    ネタバレ

    「残酷」とはまた違ったびっくりと衝撃でした。丁度シリーズ折り返しの巻だからなのか、物語の急展開にドキドキしながら、「残酷」よりもじっくりと進むお話だった気がします。まあ読み終えた時間はほぼ変わらなかったんですが、1ページに詰まってる文字とか、情報とか、感情の量が多く感じました。前巻「ノーブルチルドレンの残酷」から時間が空いて読んだのですが、まず最初の麗羅君についてのエピソードが衝撃的、というか、とってもびっくりしました。そのエピソードで一気に自分の中での麗羅君の好感度が上がり、惚れました(おい)
    真ん中あたりでは麗羅の妹バカっぷりに、吐季と一緒に呆れながらも緑葉の可愛さにニヤニヤしつつ読んでい

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    2011年11月12日
  • 吐息雪色 【電子特別版】

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    花鳥風月シリーズで一番好きな作品。彼女同様、葵依さんに一目惚れ。深い傷を抱えているからこそ共鳴し、魅かれあう。そんな運命を信じてみても良いのかも。

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    2012年10月27日
  • ノーブルチルドレンの告別

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    麗羅の気持ちも吐季の気持ちも痛いな。そして緑葉にどうしても嫌悪感を抱いてしまう。S&Mの萌ちゃん並に好きになれない、、、

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    2011年09月02日
  • ノーブルチルドレンの残酷

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    謎ばかりで今はなんとも。続編が出てからしっかりした感想書きたいなと思います。ふとした瞬間に恋に落ちてしまう、そんな女の子はやはり可愛いですね。綾崎さんは作品を出す度に新しいことをして読者を楽しませてくれるのでそこも楽しみの一つです。今までとは違ったはっきりとしたミステリーや、どうにもハッピーエンドが見えてこない2人の関係がどうなるのかに注目していようと思います

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    2012年10月14日
  • 蒼空時雨

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    恋愛と言っていいのかよく分からないけれど、色々な人間関係を描いた連作短編。とても読みやすくて一息に読みたくなる。
    2011/8/6
    2012/10/16再読
    2013/05/19再読

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    2013年05月21日
  • 蒼空時雨

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    ネタバレ

    "吐息雪色"を読んで、気になったので
    まさかの後ろから前に戻って読むことに・・・

    いくつかの短編で、色んな人からの視点で紡いであって
    全てのストーリーは、最後の一話で集結する形で
    ホンワカした中にも、ちょっと切なさがある感じ

    最初はちょっと微妙かなって思ったけど、今回も先に進むにつれて引き込まれた
    伏線、徐々に明らかになる人間関係、そして物語の展開がそうさせてるのかな

    今回もそれぞれのキャラがよかったけど
    夏音と零央のキャラが全く読めない
    特に夏音
    夏音のストーリーはちょっと"P.S. I love you"を思い起こしてしまったけど、これはこれで

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    2013年07月07日
  • 吐息雪色 【電子特別版】

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    君は知らないかもしれない。私が君にたくさん助けられたことを。支えになっていたことを。君は私に言った。ありがとう、と。こうやって人は気付かないところで感謝し合って生きているんだね。
    愛で穿たれた傷は愛でしか埋められない。絶望して、もうこんなつらいものは要らないと思う時もあるだろう。それでも自分は決して独りぼっちではなくて、きっとその時ようやく他から注がれる愛に気付くのだ。傷跡は消えない。しかしその愛は雪のように降り積もり、時間と共にそっと傷跡を癒やしてくれるだろう。忘れられない想いは抱えたまま。

    小さな嘘はいつしか愛に変わった。ただ、貴方に惹かれたのは嘘じゃない。この恋は本物だ。

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    2012年03月29日
  • 永遠虹路

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    ずいぶん遠回りで、長い長い旅をしているような、そんな恋の物語。ひたすらに不器用で、ありったけの力で背中を押してたくなる。もっと信じてやれよと言いたくなる。きっとその思考には至らなかったんだろうなとは思うものの、きっとあの時から恋に落ちていたんだろうなとぼんやりと思う。だけど彼には、勿論彼女にも、時間が必要だったのかもしれない。
    ただ、この物語をハッピーエンドという言葉で締めくくることには抵抗がある。それは読後にもやもやしたようなものが残るから。最後まで語られなかった人たちのことを想うから。永遠虹路という物語に生きる人たちはみんな情が写らずにはいられない不思議な魅力がある。だからこそ彼らをもっと

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    2012年03月29日