綾崎隼のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「残酷」とはまた違ったびっくりと衝撃でした。丁度シリーズ折り返しの巻だからなのか、物語の急展開にドキドキしながら、「残酷」よりもじっくりと進むお話だった気がします。まあ読み終えた時間はほぼ変わらなかったんですが、1ページに詰まってる文字とか、情報とか、感情の量が多く感じました。前巻「ノーブルチルドレンの残酷」から時間が空いて読んだのですが、まず最初の麗羅君についてのエピソードが衝撃的、というか、とってもびっくりしました。そのエピソードで一気に自分の中での麗羅君の好感度が上がり、惚れました(おい)
真ん中あたりでは麗羅の妹バカっぷりに、吐季と一緒に呆れながらも緑葉の可愛さにニヤニヤしつつ読んでいました。
そしてまさかのあの事件。そしてあの結末。
麗羅をぶん殴りたくなりました。吐季を慰めたくなりました。緑葉が可愛くてしかたありませんでした。
ここからどう展開していくのか、吐季の母親の謎や、これから緑葉とどうなっちゃうのか、次巻は出てくる気配のない麗羅はどうなるのか。
やっぱり綾崎さんの執筆を待つばかりです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ"吐息雪色"を読んで、気になったので
まさかの後ろから前に戻って読むことに・・・
いくつかの短編で、色んな人からの視点で紡いであって
全てのストーリーは、最後の一話で集結する形で
ホンワカした中にも、ちょっと切なさがある感じ
最初はちょっと微妙かなって思ったけど、今回も先に進むにつれて引き込まれた
伏線、徐々に明らかになる人間関係、そして物語の展開がそうさせてるのかな
今回もそれぞれのキャラがよかったけど
夏音と零央のキャラが全く読めない
特に夏音
夏音のストーリーはちょっと"P.S. I love you"を思い起こしてしまったけど、これはこれで結構好き
ただ、人前と語り手の時とで喋り方が違うのがちょっとねー
人前のは作ってるとは言え、違いすぎて違和感取れないし、同じキャラだと思えなくなってしまった
あと、結構主要なはずの朱利目線が少なすぎて、心情が読み取れず、最後がまさかの形で収まった・・・
にしも、風夏さん・・・吐息雪色の時とキャラ違くない・・・?
でも、いいキャラしてた こっちの風夏さんの方が好きかも -
Posted by ブクログ
君は知らないかもしれない。私が君にたくさん助けられたことを。支えになっていたことを。君は私に言った。ありがとう、と。こうやって人は気付かないところで感謝し合って生きているんだね。
愛で穿たれた傷は愛でしか埋められない。絶望して、もうこんなつらいものは要らないと思う時もあるだろう。それでも自分は決して独りぼっちではなくて、きっとその時ようやく他から注がれる愛に気付くのだ。傷跡は消えない。しかしその愛は雪のように降り積もり、時間と共にそっと傷跡を癒やしてくれるだろう。忘れられない想いは抱えたまま。
小さな嘘はいつしか愛に変わった。ただ、貴方に惹かれたのは嘘じゃない。この恋は本物だ。 -
Posted by ブクログ
ずいぶん遠回りで、長い長い旅をしているような、そんな恋の物語。ひたすらに不器用で、ありったけの力で背中を押してたくなる。もっと信じてやれよと言いたくなる。きっとその思考には至らなかったんだろうなとは思うものの、きっとあの時から恋に落ちていたんだろうなとぼんやりと思う。だけど彼には、勿論彼女にも、時間が必要だったのかもしれない。
ただ、この物語をハッピーエンドという言葉で締めくくることには抵抗がある。それは読後にもやもやしたようなものが残るから。最後まで語られなかった人たちのことを想うから。永遠虹路という物語に生きる人たちはみんな情が写らずにはいられない不思議な魅力がある。だからこそ彼らをもっと追い続けていたかったという気持ちがどうしても残ってしまう。だから彼らのその後が気になって仕方ないのです。とにかく、みんなが幸せに生きていてくれるのなら嬉しい。だって七虹は幸せを手に入れたのだから。 -
購入済み
面白かった
麦の海に浮かぶ檻(恩田陸)。謎の島。ここに来ると原則外と繋がりはなくなるのと変なルールもあるみたいです。そんな島に外部から新入者が来ました。タマラとゆう女性で接触恐怖症があると校長が説明を受けます。要と鼎が一緒のファミリーで仲良く(鼎が特に)なろうとします。この学校には毎週お茶会があり要と鼎とタマラが呼ばれます。タマラがお茶を飲んだ後体調を崩します。それからもタマラはしばしば呼ばれは真っ青な顔して戻ってくるの繰り返します。それを見ていた鼎はタマラのカップに毒物が盛られてると疑います。しかし何のために?なぜタマラはお茶会を断らないのか?読み終わってもうーん、もやっとする感じでした。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ【収録作品】
小論文を書かされたの。おかしいと思わない? 金曜日なのに
私が君を嫌いな理由
お前を絶対に許さない
いつか必ず報いを受ける時がくる
やさしい贈り物
高校生の椿は、ある事をきっかけに休学した親友・詩乃のため復讐を企む。そんな中、会ったこともないのに一方的に嫌っていた長期入院中の同級生・千早の元に行かなければならなくなってしまう。
初めは顔を合わせることも拒んでいた椿だが、だんだん、病院で起きるさまざまな事件を解決している千早との会話が楽しくなっていく。
若いってすごいなあ。
ただ、相手が生きている以上、復讐には仕返しの危険があることも考えておいたほうがいいと思う。つまり、情熱は建設的なことに使うのが吉。