綾崎隼のレビュー一覧
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ネタバレ"吐息雪色"を読んで、気になったので
まさかの後ろから前に戻って読むことに・・・
いくつかの短編で、色んな人からの視点で紡いであって
全てのストーリーは、最後の一話で集結する形で
ホンワカした中にも、ちょっと切なさがある感じ
最初はちょっと微妙かなって思ったけど、今回も先に進むにつれて引き込まれた
伏線、徐々に明らかになる人間関係、そして物語の展開がそうさせてるのかな
今回もそれぞれのキャラがよかったけど
夏音と零央のキャラが全く読めない
特に夏音
夏音のストーリーはちょっと"P.S. I love you"を思い起こしてしまったけど、これはこれで -
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君は知らないかもしれない。私が君にたくさん助けられたことを。支えになっていたことを。君は私に言った。ありがとう、と。こうやって人は気付かないところで感謝し合って生きているんだね。
愛で穿たれた傷は愛でしか埋められない。絶望して、もうこんなつらいものは要らないと思う時もあるだろう。それでも自分は決して独りぼっちではなくて、きっとその時ようやく他から注がれる愛に気付くのだ。傷跡は消えない。しかしその愛は雪のように降り積もり、時間と共にそっと傷跡を癒やしてくれるだろう。忘れられない想いは抱えたまま。
小さな嘘はいつしか愛に変わった。ただ、貴方に惹かれたのは嘘じゃない。この恋は本物だ。 -
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ずいぶん遠回りで、長い長い旅をしているような、そんな恋の物語。ひたすらに不器用で、ありったけの力で背中を押してたくなる。もっと信じてやれよと言いたくなる。きっとその思考には至らなかったんだろうなとは思うものの、きっとあの時から恋に落ちていたんだろうなとぼんやりと思う。だけど彼には、勿論彼女にも、時間が必要だったのかもしれない。
ただ、この物語をハッピーエンドという言葉で締めくくることには抵抗がある。それは読後にもやもやしたようなものが残るから。最後まで語られなかった人たちのことを想うから。永遠虹路という物語に生きる人たちはみんな情が写らずにはいられない不思議な魅力がある。だからこそ彼らをもっと -
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ネタバレ将棋は全く興味はないが好きな作者さんが多数いたので読んでみた。
将棋が分かればもっと面白かったのだろうけど、分からないなりにも面白かった。
・授かり物 ★★★★★
大好きな青山さんの作品。
離婚して1人で子供を育てたお母さんの話。ほっこりとするし、泣きましないが感動する。
・マルチンゲールの罠 ★★★★
1人語りの話。初めて読む作家さんの話。
オチは読めたが、話に引き込まれ結構面白かった。
・誰も読めない ★★★
将棋は全く分からないので、具体的な話はちんぷんかんだったがザ、ミステリーって感じでまあまあ良かった。
・なれなかった人 ★★★★
読後がかなり良い!!
将棋はちんぷん -
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メディアワークス文庫創刊15周年記念アンソロジー。
「1人15ページ」という制約のもと、15名の作家がそれぞれの物語を紡ぐ。
この15という枠は単なるページ数だけでなく
多くの作家さんが「15」というモチーフとしても回収しています。企画としての統一感が心地よい。短いからこそ、作家ごとの語り口や発想の癖が読メル一冊。
斜線堂有紀、綾崎隼以外は初読。改めてレーベルの層の厚みを思いますね。
掌編とも言える分量の中で、特に印象に残ったのは綾崎隼「十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語」。
設定自体はどこかで見聞きしたような“ベタ”なものながら、その王道を真正面から引き受けて -
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ネタバレ「物語で不幸になった登場人物を救う」という設定が魅力的で読み始めた。不幸や悲劇があるからこそ、物語に奥行きが生まれて読者の心を動かす要素となることは自明のことであるが、その上で「マッチ売りの少女」や「裸の王様」などの有名作品をどう救っていくのか大変興味深かった。物語の大筋は変更しない、などある程度のルールが決められている中でも、やはり無理やりハッピーエンドに持ち込む展開は綺麗事感が拭えず刺さらないなというのが正直な感想だった。だが後半で、この作品の本質の面白さはそこではないことに気付き綾崎隼さんの世界に引き込まれた。物語管理官の王子が作者であることを理解した上で考えると、作者は自分の不幸な境遇
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オリンピック、フィギュアペアの演技に感動して、その勢いのままに読んだこの本
女子フィギュアの世界って、世代交代が激しすぎますよね
だいたい10代後半がピークのことが多い
この本では、女子が4回転バンバン跳んでて、こんな世界ありえないだろう……そう思いつつもフィギュアという競技に魅了され、氷上の芸術を味わうことができました
綾崎隼さんも久しぶりですが、相変わらず個性が強い登場人物たちですね
雛森ひばりと京本瑠璃
この2人の戦いは、きっと現実でもありえないことではない
どちらが好きか、と聞かれたらなんだか私は京本瑠璃の方が好きかもしれない笑