綾崎隼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
どうして作者の綾崎さんはこんなに心を揺さぶられる文章を書けるのか。
花鳥風月シリーズ久々の第5弾、陽炎太陽。
終始圧倒されっぱなしでした。
ある意味鼻につく文章だし、ワンパターンだし、先の展開は読めるし、主人公は他作品と似たようなキャラだし…。
粗を探せばいくらでも見つかります。でもそんな読み方は“ロックじゃない”。
ただそこにある文章を一つずつ追いかけながら、登場人物の心情に触れながら、物語の世界に入っていけばいいんです。
主人公の一颯は、小学生の頃、同級生の陽凪乃を何よりも大切に思っていた。
陽凪乃もそんな一颯に全幅の信頼を寄せ、二人は周囲から孤立した二人の世界を生きていく。
そんな -
Posted by ブクログ
プロローグは桜塚歩夢の独白で進められる。
歩夢が緑葉の為に、たった一人でどれだけ苦悩してきたのか、文字通り血を吐くような苦しみを経て、すべてが破綻する。
千桜緑葉の痛々しいまでの真っ直ぐさ。その直視できないほどの輝きに、皆、惹きつけられたのだろうか?
そして、舞原吐季のあまりにも深い絶望は、読んでいてここから抜け出すことはあり得ないのではないかと思わざるを得ないほどだった。
大人に翻弄されるばかりだった学生時代とは違い、自分の力で歩くことができるようになった大人の自分。
でも、吐季と緑葉たちは、どんなに傷ついても心のやわらかな部分は失くしていなかったことに安堵した。 -
Posted by ブクログ
綾崎先生期待を裏切らないですね。
読み始め主人公の男に対する食いつきと運命とゆう言葉に、やりすぎではないかと思っていました。
こうゆう恋愛模様を書くのもめずらしいなと思いながら読み進めていくうちに主人公の秘密があかされ今迄の行動の意味を知りました。
読者を欺く構成も素晴らしかったです。
ただ一つ気になったことは二作目に出てきた星乃叶さんです。
これは別世界と捉えるべきなのでしょうか。
それとも意識を取り戻してからの星乃叶さんのその後なのでしょうか。
誰か教えてください笑
もし別世界なら残念です。
舞原家シリーズとしてみているので同じ世界観でみたかったですね