あらすじ
幼い頃に両親を亡くした佳帆は、ずっと妹と二人で生きてきた。ある日、私立図書館の司書、舞原葵依に恋をした佳帆は、真っ直ぐな心で、彼への想いを育んでいく。しかし、葵依には四年前に失踪した最愛の妻がいた。葵依の痛みを知った佳帆は、自らの想いを噛み殺し、彼の幸せだけを願う。届かなくても、叶わなくても、想うことは出来る。穏やかな日々の中で、葵依の再生を願う佳帆だったが、彼女自身にも抱えきれない哀しい秘密があって……。これは、喪失と再生を描く、『雪』の青春恋愛ミステリー。【電子特別版】には、「東日本復興応援~電撃チャリティプロジェクト~ とどけ! 笑顔。」の一環として、2011年12月に発売した『電撃スマイル文庫 つなげよう!希望の絆!!』に掲載された『吐息雪色 after story』を追加収録しています。
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学生の頃に読み、ふいに読み返したくなってしまいました。
学生の頃の感想は「やられた」この一言に尽きます。綾崎先生の罠にまんまとはまってしまいました。
そして今、内容を知った上で読むと綾崎先生のテクニックに感動しました。さすがだなあ。
冬に読み返したくなる一冊だと思います。
Posted by ブクログ
昔読んだのを再読。この季節に読みたくなる素敵な本です。
一度目は綾崎さんが仕掛けたトリックにひっかかって、まんまと騙されました。そして二度目は意識して読み返したら、新たな発見があり、この作品は二度読むことでよりいっそう味がでる作品だと思いました。
Posted by ブクログ
1回目、終盤になって「ん?」となり始め最後になって「あー!やられた!」という感じで読み終えました。
2回目、意識しながら読んでいると所々に真奈を思う佳帆の思い、雪蛍を思う館長さんの思いが染み出ていて涙が止まらなくなりました。
切なくて、苦しくて、でも、とても優しいお話。
今でも、何度も何度も読み返してその度に泣いてしまいます。
館長さんと佳帆さんが幸せになってほしいなぁと心から思いました。
Posted by ブクログ
これは、やばい!
花鳥風月シリーズのなかで、一番好きです。
どんでん返しには本当にやられた!
綾崎さんの構成には毎回やられるのですが(笑)、これはやばい。
真奈、という名前のせいもあって、佳帆と同じくらい真奈にも感情移入していたのですが…それゆえに、余計に、ラストに涙が止まらなかった。
もう一度読み返そう。
Posted by ブクログ
一度だけではなく、二度三度...と楽しめる本でした。
最後の方は、先が気になってページをめくる速度が早くなっていくほど、続きが気になります。
切ないラブストーリーであり、ミステリーでもあり...人の心に雪のように積み重なる物語でした。
Posted by ブクログ
綾崎さんの作品で私の一番のおすすめです。文の読みやすさ、言葉の美しさなど相変わらずどれも素敵であり、恋愛ミステリとしてはわりとミステリ感が強いものだと思います。よく読むと簡単に気付けるトリックですが、私としてはさらーっと読んで騙されて欲しいです。そのとき涙なしにはいられないはず!一読の価値ありです。
Posted by ブクログ
これはもう最高傑作。久しぶりに泣いた。私には語れる言葉が見つからない。
恋愛物語というよりは、家族・姉妹を描いた物語と言えるでしょうか。
家族を想う気持ちは素晴らしいです。
Posted by ブクログ
花鳥風月シリーズの中で一番好きです。
簡単に言えば時系列的な問題なのですが、
私はまったく気づきませんでした(笑)
よくできてるなぁと思います。いろんな意味で(笑)
個人的に、主人公も今までの中では一番庶民的で好感が持てました。
Posted by ブクログ
いきなり明かされた真実にやられました。今回は思い続けても叶わない恋というものではなく大切な人を失ったふたりの恋です。シリーズのなかで1番のお気に入りです。
Posted by ブクログ
実は表紙が最近好きなイラストレーターが描かれてたから惹かれたのが最初
でも、本編にもすっごく惹き付けられた
ちょっと不思議な世界観だなとも思ったけど
登場人物のキャラもよくて
前半になんとなくある違和感が
後半での展開でハッキリするだけでなくその事実にビックリ!
そしてすごく切なかった・・・
でも最後の最後はなんかほっこりする感じ
人を失った悲しみはその人しか全てを知り得ない
それでも、その悲しみも引っ括めて愛したいという佳帆が素敵だった
あと、葵依さんの不器用な優しさが素敵かな
読んだ後になんだかじわじわくるものがあるかな
雪蛍さんの話を葵依さんから聞いた後の佳帆の
「なら死にますか?」のインパクトが強かった
キツい言葉だなって私は感じたけど、それ以上にいろんな形の愛が作品には詰まってて、一言で愛・愛するって言っても、形は本当に様々なんだなって思った
花鳥風月の最後から手を付けてしまったけど、
これを読んで、前の3作も読みたくなった
今度買って読んでみよっと♪
Posted by ブクログ
主人公・佳帆のもつ、秘密がわかったときの物語の展開に心が揺さぶられました。
葵依さんの不器用な優しさが素敵です(*´∀`*)
心にじんわりとくる小説です。
Posted by ブクログ
花鳥風月シリーズの4作目。
結城佳帆と舞原葵依の恋の物語。
互いが抱える孤独を分かちあうように惹かれあう。
そんな物語の流れになっています。
それがとても繊細で。ドラマチックで。
前作の「永遠虹路」、そしてノーブルチルドレンシリーズを読んだ後こちらを読むと、より物語に入り込めます。
次のシリーズも読んでみます。
Posted by ブクログ
見事にやられました。さすが綾崎さんです。
妻を亡くした男を思い続ける女性の、悲恋の物語だと思って読み進めていたのですが、恋愛ミステリーのトリックが明かされるや、また違った物語に変貌します。トリックが判明した後に、あらゆるページをめくり、色々確認しちゃいました。
悲しいお話しですが、希望もあり、読んでみて良かったです。
Posted by ブクログ
進むまでタネが全然わからなかった。面白かったし、あんまり恋愛小説を読まないからまた読みたいと思った。イニシエーションラブとタネの構造は似ているような気がしたけど、こっちのほうが好き。読んでいて悲しい気持ちになることもあったけど、かほのまっすぐな気持ちに救われた。
他のシリーズも読みたい。
評価は4.2
Posted by ブクログ
最初は一目惚れの話か。から始まって、妹がお姉ちゃん離れ出来ないのか。になって、最後はなるほどそう言う事かと納得して、泣けるお話です。
ちょっとご都合主義なところはありましたが読みやすかったし、話の流れも良かったと思います。
Posted by ブクログ
明らかに女の子らしい主人公に駄目な妹の組み合わせと聞いたら、読む気が失せてしまいそうなものだ。主人公のおとなしいようで妙に悟りきった風が気になり読み進め、こういうオチだったのかと世界観を変えられる。なんの先入観もなく読み始めた身としては、素直に脅かされた。あらすじを読んでしまうと、よくあるつまらない話に見えうから、何も考えずに読むことをおすすめしたい。失った者から見た物語は、残酷なまでに力強いから。
Posted by ブクログ
ヒロインの最初の印象と、最後の印象がまったく変わった!
人間には、思いがけない悲しいことがいっぱいあって、それに対する対応も人それぞれあって...
やっぱり、人は知らないところでいろんな秘密を抱えてるもんなんだなーって改めて実感。
とにかく、泣けるけど読み終った後に自分も今絶対できることがある!っていう勇気をもらえた!(*´ー`*)
Posted by ブクログ
や ら れ た !
最後のほうで「ん?」と思ったことがどんどん大きくなって、で「あー!?」と。
この構成には本当にやられた。
物語としては、いろいろと納得いかないものがあるけれども、楽しめた。
この人の話には良くも悪くも悪人がいないな-。
Posted by ブクログ
舞台を観賞してから遡って小説を読む。
舞台の役者さんたちの演技や演出がリフレインして実感を持って読むことができた。
舞台との比較で読んでしまうので、舞台観賞時の激しい感動はないが、優しさで包まれた作品は読んでいて快かった。
Posted by ブクログ
綾崎先生期待を裏切らないですね。
読み始め主人公の男に対する食いつきと運命とゆう言葉に、やりすぎではないかと思っていました。
こうゆう恋愛模様を書くのもめずらしいなと思いながら読み進めていくうちに主人公の秘密があかされ今迄の行動の意味を知りました。
読者を欺く構成も素晴らしかったです。
ただ一つ気になったことは二作目に出てきた星乃叶さんです。
これは別世界と捉えるべきなのでしょうか。
それとも意識を取り戻してからの星乃叶さんのその後なのでしょうか。
誰か教えてください笑
もし別世界なら残念です。
舞原家シリーズとしてみているので同じ世界観でみたかったですね
Posted by ブクログ
まさに「優しい「雪」が降り注ぐ切ないラヴ・ストーリー」という帯の惹句通りの物語というか。
オチというか構成自体は途中でわかったんだけどそれでもなお手紙のシーンは泣かせるものが、いやホント良かったです。
Posted by ブクログ
前回読んだ初恋彗星が、まったく好みの話ではなかったので、
恐る恐る読んだのですが・・・これは面白かった!
読んでよかったです。
主人公の行動も考え方も、同じ女性から見て感情移入がしやすく、すいすい読めました。
Posted by ブクログ
「今日、勇気を出せなければ、明日はもっと大きな勇気が必要になる。どうせ奮うしかない勇気なら、今日、奮いたい。」
「奇跡が起こるための条件に、想いの強さなんて関係ないのだろう。」
「幾つもの言葉に出来ない複雑な想いを抱えて、躊躇いや期待を混ぜ合わせながら人は恋をする。願わくば、それが誰かの幸せと繋がっていたら良いのだけれど。」
Posted by ブクログ
飽きずに綾崎さん!この人のは読みやすくてよい!真奈ちゃんのことはほんとにショックだったけど、主人公と葵依さんがうまくいきそうでほんとによかった。優しいお話でしたこういう恋もいいなって思えた。
Posted by ブクログ
花鳥風月シリーズで一番好きな作品。彼女同様、葵依さんに一目惚れ。深い傷を抱えているからこそ共鳴し、魅かれあう。そんな運命を信じてみても良いのかも。
Posted by ブクログ
君は知らないかもしれない。私が君にたくさん助けられたことを。支えになっていたことを。君は私に言った。ありがとう、と。こうやって人は気付かないところで感謝し合って生きているんだね。
愛で穿たれた傷は愛でしか埋められない。絶望して、もうこんなつらいものは要らないと思う時もあるだろう。それでも自分は決して独りぼっちではなくて、きっとその時ようやく他から注がれる愛に気付くのだ。傷跡は消えない。しかしその愛は雪のように降り積もり、時間と共にそっと傷跡を癒やしてくれるだろう。忘れられない想いは抱えたまま。
小さな嘘はいつしか愛に変わった。ただ、貴方に惹かれたのは嘘じゃない。この恋は本物だ。
Posted by ブクログ
終盤になって、ああーそういうことなのーーーとちょっとやられた感じ。
根底に流れるのはやっぱり切ない物語だけど、でも最終的にはこれから希望をもっていけるんじゃないのか??
と思える終わりで割と好きかも。
Posted by ブクログ
読み進めていくと、そういうことか!という真実に直面。佳帆がどうしても葵依をあきらめなかったのも納得というか。
個人的には、花鳥風月シリーズの中で、佳帆は一番好感の持てる主人公(ヒロイン)だった。
たぶん、佳帆は、とびぬけた美人でも、金持ちでもなく、どちらかといえば苦労人で、相手の気持ちを思いやれる普通の女性だからだと思う。
ノーブルシリーズを先に読んでしまっているだけに、雪蛍のことを思うと切なさが増す。
Posted by ブクログ
「大好きな人のことは忘れなくていい。忘れられなくていい。」って言葉を思い出す一冊。
表紙の様子も、登場人物のやたら宝塚的なネーミングセンスも、漫画のように流れる展開も、すべて初体験だったのだけど、主題が今の私にはずーんと突き刺さるものでした。
削り取られていく大好きな人の記憶。いつまでも覚えておきたいのに、ふとした瞬間忘れてしまってる自分に気付いて、そんな自分が赦せない。でもね、毎晩涙を流して時にもう立ち直れないんじゃないかと思う日もある。そんな葛藤を柔らかくしてくれる物語。
「私は、昨日より明日が素晴らしい日だと信じたい。もう何処にもいなくても、未来を過去より愛したい。」