【感想・ネタバレ】陽炎太陽のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2015年06月19日

最後までこの関係がどうなるのかわからなくて、なんとも言えない不安な気持ちでページをめくり続けた。終盤の彼女の強い想いにはこちらも心を揺さぶられて、何度もそのシーンを読み返した。綾崎さん作品に描かれる、強くて、一途な愛の形が私は大好きです。一颯君には、どちらの気持ちもずっと抱きしめて、生きていってほし...続きを読むいなと思うのです。

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Posted by ブクログ 2014年05月11日

ハッピーエンドのようなバッドエンドのような…
もやもやした感じで終わったけれど、でも、すっきり…
なんなんでしょうねw
でも心なしか、私と彼氏に似ていて…
彼氏を守りたい気持ちになれた。
これも、私にとっては共感する作品です。

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Posted by ブクログ 2013年09月14日

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Wed., 13 Aug. 2013

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謎が残る…

--あらすじ--

陽炎太陽
憧憬の『太陽』が焼き尽くす センチメンタル・ラヴ・ストーリー
村中から忌み嫌われる転校生、舞原陽凪乃。
焦げるような陽射しの下で彼女と心を通わせた響野一颯は、何を犠牲にしてでもその未来を守ると...続きを読む誓うのだが……。
時は流れ、大学生になった一颯は、離れ離れになった彼女の想い出を片隅に残しつつ、嶌本和奏と交際を始める。
かけがえのない歳月が流れ和奏と共に生きる決意を固めた一颯だったが、ある日、音信不通だった〈彼女〉が約束通り現れて……。
今そこにある愛と、忘れられるはずもなかった愛。
『太陽』の恋愛ミステリー。

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花鳥風月シリーズはやっぱり好きです!!

最後にどちらの女性を選ぶのかがとても楽しみでしたが、
まさかそんな終わりだったとは…
という感じでした。
途中、あれれ?と思うところや、
陽凪乃がそんなこと言いそうにないなぁとか
勝手に思っていたりもしたのですが、
全体的には素敵な物語だったと思います。

最後の最後に
結局陽凪乃だったの?
親族じゃないの?
みたいな疑問が残りましたが、
今後どうにかして解明されるのでしょうか…?

次巻も楽しみです。


End.
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Posted by ブクログ 2013年06月20日

透明感のある切なさ。ぐいぐい引き込まれてしまうという強引さを感じないのに、自然と続けて読みきりたくなってしまう、凄く不思議な感覚。
凄く心地よいなぁと毎回思います

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Posted by ブクログ 2013年06月03日

やっぱり、この方の書く本は素敵です。
最後の展開には驚きました。
あっ、こんな展開があるんだって。
完全に作品に引き込まれてしまいました。

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Posted by ブクログ 2013年05月27日

本屋さんで並んでるのをみてニヤリ、としてしまいました。手にしてみると、いつもより薄い感じがして 中身もシンプルなのかなぁと思いましたが、やっぱり心地よい裏切りがありましたね。
あとがきにもありましたが、綾崎さんはどんでん返しがあると思ってしまいます。それでも、それを気にしていられないほど物語の中に引...続きを読むき込まれてしまう作家さんだなと改めて思いました。

ちょっと青空時雨読んできます。ひなの探してきますっ。

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Posted by ブクログ 2013年05月25日

手に取ってみて、今までより少し薄いなって印象に反し、内容は充実していて、タイトル通り暖かいお話でした。
読み返して、あぁだから陽炎か、だからコーヒーか、と気づきの連続でした。

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Posted by ブクログ 2022年07月20日

シリーズ5作目。
幼い頃共に辛い過去を過ごした一颯と陽凪乃。
ある事件を機に離れ離れになるも、大人になってまた現れて。
初恋の人と現在の恋人と。揺れる心のまま当時の衝撃的な真実を知るという物語。
主人公の身の上。物語もどこまでが真実で虚像か。
判断できないくらい物語とリンクしてて。
またページをめく...続きを読むる手が止まらない状態でした。
終盤の彼の大きな決断。
これで良かったと心からそう思いました。

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Posted by ブクログ 2015年06月14日

この作者の作品は大体似たようなパターンなのだけれど、それでも一筋縄ではいかなくて、読ませられてしまう。惹き込まれてしまう。  
そして悲しくも優しい物語。今回も。  
強くなろうと望むのではなく、強くあろうと決意さえすれば、人は揺るがない。  
「生まれてきて良かった」ってそう思えるように。

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Posted by ブクログ 2013年07月28日

今ある愛と過去の愛に板挟みになる男。
そんな男を支える今の恋人。
しかし、男は過去の愛を選ぶ。
そして、分かる真実。

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Posted by ブクログ 2013年06月02日

(若干のネタバレあり)


相変わらず素敵なお話を書かれるなあ、と思いながら読んでいました。
綾崎さんの文章は表現や描写が綺麗で、読むのが楽しいです。

最後のほう、少しずつネタバレされていくあたりで鳥肌が立ちました(笑)

個人的には陽凪乃と結ばれて欲しかったような気がしなくもないですが、これはこ...続きを読むれで、ひとつの幸せの形なのだろうと…
すこしだけもやっとしながら終わりました笑

3人の未来を知りたくなりました。

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Posted by ブクログ 2013年05月31日

どうして作者の綾崎さんはこんなに心を揺さぶられる文章を書けるのか。
花鳥風月シリーズ久々の第5弾、陽炎太陽。
終始圧倒されっぱなしでした。

ある意味鼻につく文章だし、ワンパターンだし、先の展開は読めるし、主人公は他作品と似たようなキャラだし…。
粗を探せばいくらでも見つかります。でもそんな読み方は...続きを読む“ロックじゃない”。
ただそこにある文章を一つずつ追いかけながら、登場人物の心情に触れながら、物語の世界に入っていけばいいんです。


主人公の一颯は、小学生の頃、同級生の陽凪乃を何よりも大切に思っていた。
陽凪乃もそんな一颯に全幅の信頼を寄せ、二人は周囲から孤立した二人の世界を生きていく。
そんな二人に訪れた、突然の別れ。
引越しにより陽凪乃と引き裂かれた一颯は、陽凪乃のいない人生なんて、と殻にこもった毎日を過ごしていく。
中学生、高校生、そして大学生。
相変わらず人を寄せ付けずに東京で一人暮らしをしていた一颯、そんな彼がバイト先で大学の後輩でもある若奏と出会う。
不器用ながら真っ直ぐで、自分の弱さを認めてくれる彼女に惹かれ、付き合い始めて数年。
結婚を意識し指輪を用意したところに、10年以上音沙汰の無かった陽凪乃が現れ―。


読んでいる最中真っ先に思い浮かんだのが新海誠の「秒速5センチメートル」。
綾崎さんがどこまで意識していたのかはわからないけど、貴樹と一颯がなんとなく重なる。
貴樹はラストで当時付き合っていた彼女と別れ一人でいることを選んだけれど、一颯はどのような選択をするのか―興味が尽きなかった。

また、同作者の「初恋彗星」とも重なる部分があったが、それもそのはず、「もう一度三角関係の物語が書きたかった」とのこと。
主人公に尽くしてくれるヒロイン美と人の舞原一族のヒロインという構図も一緒。
自分を大事にしてくれる今の彼女と、どうしても忘れられない昔の彼女。
よっぽど好きな設定なんだろうな。

「秒速5センチメートル」を取り入れた「初恋彗星」の焼き直し。
悪く言えばこんな言い方もできるこの「陽炎太陽」。
しかしそうした捻くれた捉え方をせず、物語に入っていけばそれらに勝るとも劣らない感動が待っています。
とにかく胸がいっぱいになった。
一颯たちの今後が、明るくありますように。

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Posted by ブクログ 2023年03月12日

再読。
中途半端な優しさって、一番残酷なの。っていう気持ち分かる。
信じて期待して裏切られるのは怖いってことを知ってるから。
切なくも優しさに溢れてる。
幸せになってほしいな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年01月19日

主人公が2人の女性で思い悩むシーンは、かつて読んだ「ノルウェイの森」のシーンが頭に浮かんだ。この主人公は人付き合いが悪いとは言いながらも非常に優しい性格の持ち主だと思う。そしてそれを理解してすべてを受け入れる和奏も。種明かしの部分は、ちょっと現実的ではないかなと思うけど、「この人と幸せに暮らす」と決...続きを読む心したからには、心はぶれずにこれからもやっていってほしいなと願う。感想が上手くまとまりませんがこんなところです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年03月20日

花鳥風月シリーズ。
吐息雪色で最後かと思ったら、2013年って結構前に刊行されてるー(°ω° )

花鳥風月シリーズで一番薄い物語かな?


小学生の頃に転校してきた陽凪乃。
舞原家というだけで、村全体から嫌われ者になり、いじめの対象。
そんな陽凪乃を、同級生の一颯は見逃せなかった。

ある日、同級...続きを読む生の玲輔の兄が陽凪乃を誘拐。
一颯は助けに行くが、陽凪乃と同様に捕まってしまった。

一週間後に発見され、一颯は病院で目を覚ました。
陽凪乃は死んだと伝えられた。
しかし、陽凪乃は毎晩一颯の病室に来て、夜の冒険に出かけていた。

一颯はショックで幻覚を見るようになったと大人たちは言った。

幻覚を見るのが減るようにと、一颯の家族はは引越しをした。

27歳。一颯はコンビニのバイトで出会った和奏と付き合っていた。
そんな時、陽凪乃に出会った。
隣の部屋に、陽凪乃が引っ越してきた…?
一颯は和奏を捨てて陽凪乃の元へ行こうとした。
和奏は親にも挨拶して、婚約指輪も買っていたのに。

大家さんによると、隣はずっと空家だという。

やっぱり一颯の幻覚だと結論付けられ、一颯は治療を開始した。
結婚式の日、一颯はまた陽凪乃の幻覚をみた。

それを和奏に伝えると、和奏もその姿を見たと言った。

そもそも幻覚にはできないことが起こっている。
オルゴールの交換。
陽凪乃が幻覚であれば、陽凪乃が持っていたオルゴールを交換することなんてできないし、一颯が住んでいるアパートを特定するのに、探偵である零央を使ったという陽凪乃。
零央は小学生の頃から探偵を目指していたのか?

みんな、舞原家の両親に騙されていたのではないか。
陽凪乃は生きている。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年05月02日

サクサク読めました。せつなくて、中盤少し内容わかったけど、最後にえって思う書き方で、再度盛り上がった。ただ、私的には舞原さんと結ばれて欲しかったなぁ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年11月16日

村中から嫌われていた舞原陽凪乃。一颯だけは彼女を守ろうと恋心を抱くが、彼が引越して以来疎遠に。
引越し前、「27歳になっても一颯くんが独身だったら私がもらってあげるよ」と彼女は言っていたけれど・・・

中学、高校、大学と誰にも心を許さない一颯。それまでも陽凪乃の事を忘れたことなどなかった。
そんな彼...続きを読むにもアルバイト先で和奏という彼女が出来る。穏やかに彼女との交際は続き、27歳でプロポーズを決意。
そんな時、一颯の前に突然陽凪乃が現れて。。。

ノーブルチルドレンを経て久々の花鳥風月シリーズ。
ちょっと私的にはイマイチだったかな~。誰にも感情移入できなかった。

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Posted by ブクログ 2013年07月29日

☆3.3
村中から嫌われる舞原陽凪乃。村の少年響野いぶきは彼女を守ると決めたのだが...。

結局陽凪乃は死んでいたのか、生きていたのか。いぶきがはっきりしなくてなんだかなぁー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年07月13日

うーん。驚きはあったけど、いつものような仕掛けは無かったかなぁ・・・。
そういう作品があってもいいとは思った。
でも、陽凪乃が出てきてからの展開がちょっと早すぎて、あーあーあーって感じだった。
私には、すこし合いませんでした・・・。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年11月12日

発売日が明日と知って、翌日すぐ買いに走ったのに、読むの遅くなっちゃった・・・

今作を読むにあたって、前4作を読み返しながら、相関図を書いてきてて・・・陽凪乃の名前を見た瞬間、1作目でその名が出てきてるのを確認してたのに、途中で一回騙されかけましたw
陽凪乃が生きてるって分かった瞬間、そういえば名前...続きを読む見たわってなりました
あとがきにあったように無垢な心で読んでしまったようです
(でも、オチもトリックも今作はないって綾崎さん仰ってるのに、陽凪乃が一颯の幻覚じゃなかったというどんでん返しは何なのでしょう・・・)

今回の作品は、なんか、ちょっと苦手なようです

一颯なんて純粋に陽凪乃を愛していただけなのに、運命というか、親の手によって二人の道が交差しなかったというのがなんとも
陽凪乃も陽凪乃でもう少し早く一颯の前に現れていたら、もっと違ったんだろうなって
最後、一颯が心を決めて、和奏と共にあることを選び、和奏を裏切らなかった一颯はとても素敵だったけど、個人的には陽凪乃とくっついてほしかったなー
陽凪乃の未来が気になる!

和奏は和奏でとっても一途で、一颯を本気で支えようとしてて、好印象なはずなのに、何となく好きじゃなかった 何か怖かったんだよね、読んでて 一颯への想いは一途だし、彼にとにかく幸せになって欲しいっていう想いは綺麗なもので強いものなんだけど、強すぎて怖いみたいな ちょっと好きになれなかったな


これでようやく、ノーブルチルドレンに移れる♪

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Posted by ブクログ 2013年07月04日

久しぶりの花鳥風月シリーズ
終わったと思っていたので嬉しかった。
短めで読みやすかった。
相変わらず敬遠される舞原一族。

ひなのが生きていて本当に良かった。
あまりにも辛すぎるから。

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Posted by ブクログ 2013年06月23日

“今そこにある愛と、忘れられるはずもなかった愛。”
ロックなのかは分からないが安定した綾崎テイスト。
それにしても舞原一族は・・・

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Posted by ブクログ 2013年06月16日

☆3.5

三角関係の話。
短い中にも物語とどんでん返しがあって綾崎らしさがでてる話だと思う。

結末にはなんとも言えない悲しさにも似た幸せがあって、でもそういうものなのかなとも思った。

人をただ純粋に思えることは忘れたくない。

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