綾崎隼のレビュー一覧

  • レッドスワンの絶命 赤羽高校サッカー部

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    怪我で選手としての復帰の見込みが立たない高槻優雅、新しく監督になった舞原世怜奈、編入してきてマネージャーとなった楠井華代をはじめとするキャラがしっかりしている。
    サッカー部の危機、高校生たちの日々の悩み、監督の何かを期待させる言動が楽しめる。

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    2026年04月11日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    世間を震撼させた超人気作家の死。
    それにより最終巻は発行されずに終わってしまう。
    それを聞いた熱狂的なファンたちは自分たちで物語を再現することに。
    そして、共同生活を送ってく彼らに訪れる衝撃の事実とは!?
    勇気を貰うことができる1冊だった。
    人を救うことができるのは人。
    感動するラストだった。

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    2026年04月04日
  • 雨のやまない世界で君は

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    氷の隕石と大地震で北半球が壊滅的な被害を受け、雨が止まない日々が続く中で何とか活動する人たちを描写した物語だが、宮瀬樹希君の活躍で次第に先が見えてくる.佐島晶と茜の母娘は樹希君に助けられる.オーストラリアのブリスベーンへの大規模移住計画が進行する中で、樹希の様々なアイデアが功を奏していく過程が楽しめた.二人に先生の存在も話を面白くしていた.

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    2026年04月04日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    東野圭吾ばかり読んでる今感じたのは、今どきっぽい小説だった。ちゃんと泣けた。
    作家さん、世の中、ありがとう。
    みんなに価値があって生きてるだけで偉いし、昨日の自分を見つめて良くしていこうとすることは、素晴らしいから自信持とう、ってみんなと自分に言いたい。

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    2026年04月02日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    死んだ作家の作品の結末を探るために、というフレーズにそそられてSNSでブックマークしていた本を購入して読んでみたのだが、まさか涙するとは思わなかった。御涙頂戴でも感動ものでも人が死ぬのでもなく、ただただ涙とは、「人の感情」に動かされて出るものなのかと驚いた。感情の厚みに心が動かされた作品だった。

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    2026年04月01日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    エンタメ系ミステリー作品。
    人気作家の訃報の衝撃が走った。未完小説の結末を占おうと熱狂ファン7名が山中の廃校に集まる。小説をなぞる半自給の共同生活の先に意外な結末が見えてくる。

    導入部で予想した通りの結末だったので気持ちよかったです。鈍い自分の予想は大概外れるので。それだけ真っ直ぐなストーリーということでしょうか。
    エンタメ系ゆえに多少の論理矛盾には目を瞑る必要があり、リアル系ミステリーのゾクゾク感を求める読者には合わないかもしれません。

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    2026年03月20日
  • この銀盤を君と跳ぶ

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    勝負の世界のお話。
    華やかな世界の裏には、それぞれのパーソナルストーリーがあり、きらびやかなだけではない部分もある。
    そこをどう感じ、乗り越え、最後にどうなるのか。
    楽しい本でした。
    文章も私は読みやすく感じました。
    ※ただし、時系列があちこち飛びがち

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    2026年02月28日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    誹謗中傷に心が傷つく。現代社会で常に問題になっている。SNSを殆どやってない自分には対面で人に言われることでしか傷つくことはない。面倒くさい世の中になった。
    しかしどんな状況でも人を傷つけるのは簡単だ。ミマサカリオリが少数の否定的な言葉に心が折れるのも分かる。若い時の自分もそうだった。
    嫌な奴を気にして放っておくことが出来ない。
    何を持って救われるのか。人それぞれだけどミマサカリオリにとってはファンレターだった。それだけで良かったんじゃないか?と書いてみるもそれこそ人の心情なんで分からない。
    面倒くさい佐藤に嫌気がさしてくるが、やはり救われるラストは予想出来るも良かったんじゃないか。
    もう一人

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    2026年02月27日
  • この銀盤を君と跳ぶ

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    一つしかないオリンピックの出場枠をめぐって、激闘を繰り広げる二人の天才フィギュアスケーター、京本瑠璃と雛森ひばり。

    本作ではそのどちらが主点になることもなく、彼女たちをサポートする振付師・朋花や、コーチの泉美などの、大人目線で描かれる。

    最後までどちらが主人公かはわからないので、瑠璃とひばり、どちらを応援したらいいのかわからなくなり、終始ハラハラが止まらなかった

    振り付けを文章で表すのは至難の業だと思うが、綾崎さんの情景描写はあまりにも巧みで、臨場感に溢れながらも、氷の薄膜のような繊細な美しさを保っていた。
    滅多に他人を褒めない瑠璃が「世界一」と絶賛するほどの、朋花の優美な振り付けが、ま

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    2026年02月01日
  • 盤上に君はもういない【電子特典付き】

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    ぼくらに嘘がひとつだけを先に読んでしまった。
    諏訪飛鳥と千桜夕妃という棋士を目指す二人の奨励会員をえがく。棋士を目指していても、戦い方も生き方も異なる二人だが、同じ時期に奨励会にいることで、お互いを意識しながら強くなっていく。
    将棋の話ではあるが、将棋とどう向かい合うのか、どう将棋と生きていくのかを描いており、男性目線の将棋の話とは異なる要素が多いと感じた。

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    2026年01月26日
  • もの語る一手

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    タイトルどおり将棋にまつわるお話たちです。「おまえレベルの話はしてない」は別で読んだことがあったので流し読みでした。「桂跳ね」は史書の解説みたいで、読むのが苦しかったです。将棋のルールをそもそも知らないので、そこが分かればもっと楽しめたのかもしれません。全体としては満足です。

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    2026年01月25日
  • 雨のやまない世界で君は

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    隕石が降りそそぎ、壊滅的な状況に陥った地球で暮らす人の話。色々あってもハッピーエンドでよかった!
    でも、なんかもやもやする。なんでだろう。
    この主人公、高校生の時には家族でもない成人男性に守られ、40歳の時には家族でもない10代の少年に守られている。都合が良すぎる。なんか乙女ゲームみたいな設定。
    もやもやの原因がわかってほっとした。

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    2026年01月24日
  • 雨のやまない世界で君は

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    ネタバレ

    氷の彗星が地球に落ち、日常が一瞬で消えた。日本は太陽が全く出ず、雨や雪か降り注ぐ大地へと変わってしまった。
    17歳の小夜子が恋した担任の相原。そこから悲劇が起こり…

    彗星落下によって様変わりした日本が、戦時中の様でゾッとしました。
    佐鳥晶と娘の茜、そしてスラムに住んでいた少年・樹希。3人でその日本で暮らしていた所へ、オーストラリアのブリスベンへの日本移動の政府からの通達。ただ、晶は40歳で『40歳未満・日本国籍必須』と言う所で、年齢制限で移民資格を失っていて、そこからの展開がハラハラしっぱなしでした。

    いつも偽りの姿しかできなかった晶だったけど、茜と樹希と共に幸せな未来を過ごしてほしいです

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    2026年01月21日
  • 君と時計と雛の嘘 第四幕

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    長かったタイムリープも、これで最後になる。
    綾崎隼さん著『君と時計と…』シリーズ最終巻の概要と感想になります。

    概要です。
    数々のタイムリープを経て、綜士はタイムリープのルールを理解してきたが、まさか彼が居ない世界が巡ってくるとは…。
    混乱の中で綜士は、嘘をまとった雛美と共に、この世界で出来ることを探していく。もう残された時間は少ない。このタイムリープの果てにハッピーエンドは待っているのだろうか…。

    感想です。
    『君と時計と…』シリーズを読破した達成感と喪失感に浸っています。

    タイムリープをテーマにした有名作『タイムリープ あしたはきのう(高畑京一郎さん著)』と似ていると思いました。

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    2026年01月04日
  • 君を描けば嘘になる

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    ネタバレ

    崖の下のアトリエに通う天才と、そのまわりの人たちの葛藤を描いた小説

    お兄ちゃん言葉足りなさすぎてハッピーエンドになるのだろうかとひやひやしながら読んでたけど、
    収まるべきところにおさまってよかった
    いやお兄ちゃん本心隠しすぎ。灯子ちゃんじゃなきゃ伝わらないって

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    2025年12月12日
  • ぼくらに嘘がひとつだけ

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    重たい本だった。(「話が重たい」というより1ページ中の文字数が多くて読むのに疲れたという意味)

    話はサスペンスからミステリー寄り。
    倉科朱莉の平和な葛藤ももっと見たくなった。

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    2025年12月06日
  • 盤上に君はもういない【電子特典付き】

    購入済み

    まずまず

    過酷な戦いを続ける棋士たちの話が経糸になり、それに半作の作者得意の恋愛模様を緯糸として絡ませている。将棋界の話は他の様々な小説家がテーマとして取り上げている。それらの作品群と比べると迫力 ワクワク感がやや劣る感じもするが、なかなかの出来である。一方の緯糸側は、ややありきたりのお展開である。竹森名人夫妻のややコミカルな関係を取り上げたほうが良かったのではないかと感じた。

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    2025年11月28日
  • もの語る一手

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    ネタバレ

    綾崎隼さんが将棋のアンソロジーに寄稿してると聞いては読まないわけにはいかない!
    今回の綾崎さんの作品は、「僕らに嘘が一つだけ」の2人と同世代の朱莉さんが主人公。もう一度僕らに〜も読み返した上で、こちらも読み返したいな。

    一話目は青山さんのお話らしく、前向きな気持ちになる門出の話。
    葉真中さんは初読み。ただただ少年の手腕に鳥肌。
    弟子にしたかった少年を冤罪から救うという白井さんの話にはびっくり。そういう将棋との絡め方もあるのか。
    橋本さんも初読み。この一戦を勝てば夢が叶うという相手への対応って悩ましい。そこで手を抜かれて夢を叶えること、本気で相手してもらって破れること。
    芦沢さんは気になってい

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    2025年11月24日
  • 雨のやまない世界で君は

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    隕石どーーーーーん!である

    わいは「終末系小説」としてタグ付けしている

    どんな結末になるんだろう?と結構ドキドキした
    ちょっとこれでいいんか?この終わり方で正しいんか?とカンガルーじゃなかった考えてしまった
    いや違うんだって!読めば分かるけどカンガルーって結構ネタバレギリギリな重要ワードなんだって!(読めば分かる大胆な嘘)

    ただね〜
    なんつうかこうなんつうかな〜
    人はみんな身勝手なんかな?
    相手を想うことって結局自己満足に過ぎないのかな?

    でもやっぱりその自己満足の先に幸せってあるのかもしれんな〜

    そんなお話でした(ほんとかよ)

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    2025年11月22日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    『死にたがりの君に贈る物語』を読んで、正直かなり心に刺さった。
    タイトルからして重そうな話だと思ってたけど、読んでみると「死」よりも「生きる」ことの意味を静かに問いかけてくる一冊だった。
    人間って、誰でも弱さとか、誰にも言えない痛みを持ってると思う。
    この物語は、そんな“どうしようもない夜”を知ってる人ほど響く気がする。

    登場人物たちの言葉は、どれもまっすぐで、少し不器用。
    でもその不器用さがリアルで、読んでて何度も胸が詰まった。
    「生きるって苦しいけど、それでも悪くない」──そんな想いが少しずつ積み重なっていくような感じ。
    読んでる途中は切ないのに、最後のページを閉じた瞬間には、なぜか温か

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    2025年10月09日