綾崎隼のレビュー一覧

  • 死にたがりの君に贈る物語

    Posted by ブクログ

    すごかったです。よくこんな設定や物語を書けるなぁ天才だ。って思いながら読んでました。
    最後の最後の一行がとっても粋で、自分でもよくわからないくらい涙が出ました。流行りが緩くなってから読みましたが、読んでよかったです。

    0
    2023年08月25日
  • 死にたがりの君に贈る物語

    Posted by ブクログ

    小説家、ミマサカリオリの死から始まる物語。
    最後には衝撃の事実が告げられる。
    登場している人物一人ひとりに共感できるものがあり、全員に感情移入してしまうような作品でした。しかし、1人の少女にだけ共感できませんでした。
    生きていれば、逃げたくなる時、逃げている自分が嫌な時、どうでもよくなって楽しんでいる時、たくさんあると思います。
    少女に共感できなかったのは私がまともな証拠だと思いました^_^
    この本を読んでどんなことも全て人生だからと受け止めるべきなんだなと思えました。
    ぜひみなさんも読んでみてください。

    0
    2023年08月19日
  • 未来線上のアリア

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の選択に心が苦しくなった。愛する人の為に命を捨てられるって自分ならできない。投票によって死ぬ人を決めるのも、その中で人間性が浮き彫りになっていくのも残酷で面白かった。本当は生きているなんてハッピーエンドを望んでいたけどやっぱり駄目だった。最後の口付けは本当に綾崎さんだなって思った。きっと主人公の事を思いながら生きていくのだろう。

    0
    2023年08月17日
  • それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

    Posted by ブクログ

    不思議な世界観ながらも簡潔でわかりやすく、様々な思考を凝らして大きな謎に迫っていく展開は先が読めず面白かった。

    0
    2023年06月25日
  • それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

    Posted by ブクログ

    カンザキイオリの「それを世界と言うんだね」が小説になってる!?しかも綾崎隼!?ということで、読みました。
    表紙は音楽の方の絵に寄ってるけど、内容は童話ファンタジー。曲の方の根底にある、"創作頑張っていくんだ”という意識で本と曲が繋がっている印象です。
    赤い靴の主人公らしいけど、私は記憶を亡くしています。目覚めた場所は、物語で不幸になった登場人物の運命を、物語を曲げないようにしながら救済する物語管理局。そこにいるのは全て物語の中で不幸になった者。自分の物語には入れません。
    私は王子と呼ばれる素敵な人と一緒に物語に入って仕事をこなしていきます。マッチ売りの少女、裸の王様、人魚姫。そして、

    0
    2023年06月20日
  • 君を描けば嘘になる

    Posted by ブクログ

    生きていて何かに打ち込んだことのある人は大体ぶち当たる壁や苦しみが書かれていて自分の心も少しちくちくした

    いろいろな愛の形がある、正解はない

    0
    2023年05月19日
  • 蒼空時雨

    Posted by ブクログ

    ミステリーな感じがちょっと入ってて面白かった
    章によって書いてる登場人物が違うのでそこもいいと思った

    0
    2023年05月10日
  • それを世界と言うんだね【試し読み】

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    爽やか

    興味深いストーリーと素敵な挿絵が特徴的な作品です。ヒーローは頭脳明晰そうな感じかあって爽やかな印象なのが良いです。また、製作の裏側には読者からのアイデアを内容に取り入れている点は斬新で画期的な方法だと思いました。続きが気になるのでぜひ本編を読んでみたいです。

    #深い #カッコいい

    0
    2023年04月01日
  • 永遠虹路

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    花鳥風月シリーズ3作目です。周りの方々から見た〝舞原七虹〟のお話でした。
    何人か不憫な方々もいたけれど、最高に大好きなラブストーリーです。一応恋愛ミステリーらしいですが、ミステリー要素は薄め。

    ただただひたすらに不器用な七虹が歩いてきた道を社会人から大学、高校、中学…どんどん遡りながら、七虹が本当は誰を〝愛して〟いたのか。

    割とストレートに進むので、相手が誰なのかはすぐに分かります。
    個人的には夕空さんの不憫さが性癖( 叶わない恋だけど諦めずに好き )にグサグサ刺さって好きでした!

    どんなに美人で浮世離れしていてもきちんと人なんですよね。とても面白かったです。

    0
    2023年03月16日
  • 君を描けば嘘になる

    Posted by ブクログ

    タイトルと表紙に惹かれて購入。その帰り道のバーで、一気読みしました笑
    どんな話かといえば、第四部のタイトルそのまま、『ある恋のない愛の物語』というひとことに尽きると思います。
    芸術の神様に愛された二人の"天才"、灯子と遥都。
    ふたりを取り巻くひとたちの視点で、物語は進みます。

    どうしても愛さずにいられない何かや誰かがある人、強烈に何かに惹かれたことがある、"目を奪われる"という経験がある人は、読書中「わかる!そうなんだよね…」という気持ちで、一気読みできてしまうと思います。

    また、最後まで読むとタイトルの『君を描けば嘘になる』の意味がわかって、優しい

    0
    2023年02月16日
  • 君と時計と塔の雨 第二幕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    救えたと思ったのに。。。
    3人目のタイムリーパーの存在、雛美が嘘をつき続ける理由。絶望トライアングル。
    もろもろの諸事情が明かされはじめて、綜士がとった決断はどんな結果を示すのか。
    にしても千歳先輩がいなかったらと思うと……(いや、そこは考えちゃいけないか)。

    0
    2023年02月12日
  • 蒼空時雨

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ちょっと思うところがあって再読しました。

    綾崎さんのデビュー作で、『花鳥風月シリーズ』の第一作目です。『好きな人が好きな人を、強がりではなく好きになれたらいい』そんな言葉から始まるお話でした。とても読みやすいのでサクサク読めます。

    初めて読んだ時はまだ中学生の子供で成長して、主人公達と同い年になって当時よりも刺さる言葉が沢山ありました。成長してないと思っていたのが、実はきちんと成長していたようで心が痛いです。
    子供の頃は純粋に「好き!」だけで行動出来たのが、大人になると恋愛とはまたちょっと違うんですよね。なんでだろう。

    決して夢物語ではなく、登場人物たちに甘く優しいだけではない。その塩梅

    0
    2023年02月09日
  • 世界で一番かわいそうな私たち<特別ショートストーリー>

    購入済み

    女子高生の初恋と

    この作者らしい謎解きサスペンスと女子高生の初恋の組み合わせの物語である。女子高生の心情をお菓子作りの工程とともにみずみずしく描き出しているとこなどはとても雰囲気があって良いと感じた。ただ謎解きとしては比較的簡単な部類に属するのかな。

    0
    2023年02月01日
  • セレストブルーの誓約 市条高校サッカー部

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文庫で再読。
    確かに恋愛小説として独立はしているが、なんだかんだレッドスワンサーガを読んでた方がしっくりくる。とは思う。なんなら『混沌』、『死闘』までのセレストブルー視点の物語を始めちゃえばいいのでは(笑)(簡単な話ではないだろうが)とにかく何が言いたいのかというと、彼らの物語は今でも続いているのだから、またいつか彼らの活躍が読みたい!赤と青の融合。別々の師に育てられた最高の監督と最高のプレイヤーのタッグ。ラストのワクワクする締め最高でした!

    0
    2023年01月16日
  • 君を描けば嘘になる

    Posted by ブクログ

    登場人物のそれぞれの背景、視点からストーリーが深掘りされていく手法が新鮮で面白かった。印象的な作品だった。

    0
    2022年11月18日
  • 世界で一番かわいそうな私たち 第二幕

    Posted by ブクログ

    バスジャックの背景、よくできていると思った。
    その痛々しい正義感。
    13歳の計画にしてはうまく行きすぎなところはある気もするけど、説得力はあった

    2022.10.8
    152

    0
    2022年10月08日
  • 世界で一番かわいそうな私たち 第一幕

    Posted by ブクログ

    最後にどんでん返し。
    ゆうきの事件の後味もなんかあんまりよろしくないけど、最後のぶっ込みで全部飛んだ。続きも楽しみ。

    2022.10.1
    147

    0
    2022年10月01日
  • 青と無色のサクリファイス

    Posted by ブクログ

    シリーズ後編。
    今回の物語の3人のそれぞれの時間軸。
    その時間軸のトリックに見事やられました。
    ともすれば身勝手にも感じられる愛。
    その頃はそれが全てだった。
    そんな物語だったかと思います。
    中表紙の笑い合う3人の姿はどの時代のものだったのだろうか。
    まさに恋愛ミステリーと呼ぶに相応しい作品でした。

    0
    2022年09月17日
  • 赤と灰色のサクリファイス

    Posted by ブクログ

    北信越地方に浮かぶ離島「翡翠島」。
    ここに住む若者とかつて住んでいた者と。
    過去の陰惨な事件を軸に、当時と現在に時空を置いて進む物語。
    全2冊に及ぶ物語の序章といった内容。
    活発だったスポーツ少女が障害を患うまで。
    その彼女をを見守りながら生きる若者と。
    何とも言えない切ないストーリーになっています。
    ただ物語の本質は後編から。
    こちらも続けて読んでみます。

    0
    2022年09月15日
  • INNOCENT DESPERADO

    Posted by ブクログ

    「この世界には想うしかない恋もある」
    この背表紙の言葉の意味を最後に知ることになる、とても切ない物語。
    とあるきっかけでの5人の少年少女の家出。
    そこで交差する様々な想い。各登場人物の視点に立って進んでいきます。
    未熟な感情も17歳の子供であるが所以だろうか。
    これを読んだ後「蒼空時雨」を読むと、より楽しめそうですね。

    0
    2022年09月07日