綾崎隼のレビュー一覧

  • 死にたがりの君に贈る物語

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    ネタバレ

    評判が良かっただけに物足りなかった
    どんでん返しという程のインパクトはない。

    ミマサカリオリが目立ちすぎて、浮きすぎて予想がつきやすい
    謎として隠してることが割と透けて見えたのが残念である

    それ以上に感じたのが、心理描写の深さというのかな?

    上手い人は深く潜ったり浅瀬にあがったり、高低差が上手く潜った時に重みと深みを感じるが、この作品はなんでかそらがなく、ただ起伏がなく真っ直ぐ平坦って感じた

    キャラたちは感情を出しまくってても、なんか起伏がないように感じた

    中盤から同じことを刷り込ませるような文章のさいなのか答えはわからないけど

    結末はよかった
    結構好きな終わり方だった

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    2026年09月13日
  • この銀盤を君と跳ぶ

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    どんなに才能があって天才と呼ばれる選手でも、それぞれに悩みやバックボーンがあって、それを踏まえての結果はなんだか感動しました。この本で感じた気持ちは、実際のスポーツ観戦でも大事にしたい。

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    2026年08月04日
  • さよなら、探偵

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    ⭐︎3.5
    『綾崎隼が描く余命×本格ミステリ』と謳われていて、ミステリビギナーの私は本格ミステリってなんぞや?ミステリ中のミステリって感じ?と訳がわからないまま読み始めましたが、本格ミステリっていう括りがあるとは!勉強になりました☺︎
    読者と作者が対等なルールのもと、純粋にトリックとロジックを楽しむものなんですね〜。そうとわかると、あれそういえば昔テレビでよく見てた古畑任三郎なんて、最初に犯人わかってたよな?とか考え出したりして、面白いですね。確かに組み立て方に違いがある。

    主人公は推理小説同好会に入っている、高校生の倉持椿。ある出来事をきっかけに休学してしまった親友の橘詩乃のためにとある決意をしていた…。そんな中、長期入院中の同級生・嗣永千早と出会い、二人はお互いが抱える謎を解くために、心の距離を縮めていく。この千早がなんと、病室から動けないにもかかわらず、鋭い推理で難事件に挑んでいくのです。
    青春と友情と、ちょっぴり恋愛要素の入った、本格ミステリ。それぞれのキャラクターも立っていておもしろいし、最後は胸が熱くなる場面も。あたたかい気持ちで終われるステキな作品でした。

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    2026年07月23日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    生きづらさや孤独を抱えた若者が、相互に助け合う綺麗な話だった。作家の苦しみを誰も否定せず、皆が寄り添い活力へとつなげた。ミステリーと言えばそうかもしれないが、青春小説としての温度が高め。

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    2026年07月19日
  • この銀盤を君と跳ぶ

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    フィギュアスケートに興味を持って、手に取った本。どれだけ優れた人でも、人に対する姿勢は気を付けなきゃ。

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    2026年06月24日
  • 愚者たちの箱舟

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    個人的にはラノベ感があり、本格ミステリーという感じはしなかったけど、まぁ読み物としては面白かった。ただSide AとBの仕組みを気にかけずに漫然と読み進むと騙される。

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    2026年05月14日
  • もの語る一手

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    白井智之さんと葉真中顕さん目当てで。
    白井さんの「誰も読めない」、白井さんの作風でどんな将棋テーマなんだろうと思ったら…最高でした笑
    青山美智子さんの「授かり物」もすごく良かった。

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    2026年05月09日
  • それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

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    物語で不幸な結末を迎えた登場人物が辿り着く物語管理局。
    記憶を失った主人公は、物語管理官として、先輩の王子と一緒に、物語の登場人物を救いながら、自分の正体を探っていく。
    王子が自分の物語に入るという禁忌に踏み切ったあたりから、一気にストーリーに引き込まれた。
    全体的にはあっさりとした印象ではあるが、多くの人が慣れ親しんだ童話を新しい視点で見ることができ面白かった。
    音楽とのコラボレーションや装丁の美しさも楽しめる貴重な作品でもある。

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    2026年04月29日
  • 愚者たちの箱舟

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    ネタバレ

    ところどころ違和感があって、しっかり読み込めば真相にたどり着けるかも。
    若手と言われていた学校の先生が、10年で白髪が増えて定年になるわけないよな、とか。

    それでも、ちいさな仕掛けも多々あり、伏線も回収されて、全体としては満足。ラストはラノベっぽい感じになってしまったけど⋯
    文庫のときは巻を別にしていたようで、それも読んでみたかったかな。

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    2026年04月28日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    1つの作品にここまで心酔したことがない自分には少し共感できない部分も多々あったけど、面白かった。
    視点が変わることでミマサカリオリが誰なのかわからなくなって、そこの考察はかなり面白かった。

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    2026年04月18日
  • もの語る一手

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    ネタバレ

    将棋は全く興味はないが好きな作者さんが多数いたので読んでみた。
    将棋が分かればもっと面白かったのだろうけど、分からないなりにも面白かった。


    ・授かり物 ★★★★★
    大好きな青山さんの作品。
    離婚して1人で子供を育てたお母さんの話。ほっこりとするし、泣きましないが感動する。


    ・マルチンゲールの罠 ★★★★
    1人語りの話。初めて読む作家さんの話。
    オチは読めたが、話に引き込まれ結構面白かった。


    ・誰も読めない ★★★
    将棋は全く分からないので、具体的な話はちんぷんかんだったがザ、ミステリーって感じでまあまあ良かった。


    ・なれなかった人 ★★★★
    読後がかなり良い!!
    将棋はちんぷんかんなので将棋については分からない事が多かったが、段の生き方が泥臭く良い!!
    最後は泣きかけた。


    ・王手馬取り ★★
    うーん、イマイチ。
    貴志さんの作品なんで期待してたが、ガッカリ。


    ・おまえレベルの話はしてない(大島) ★★
    イヤミスかと思ったら、ちょっとしたミステリー?的な話だった。


    ・女の戰い ★★★★
    初めて読む作家さんの話で読後感が良い作品。
    夢に向かって頑張ってる人って素敵だなと思いながら読んだ。


    ・桂跳ね ★★
    歴史もの?はあまり好きでなく、文章も昔風で読みにくかった。
    最後の諒四郎の将棋の指し方と彼の死に方が似てるというのが良かった。

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    2026年05月07日
  • 君に贈る15ページ

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    メディアワークス文庫創刊15周年記念アンソロジー。
    「1人15ページ」という制約のもと、15名の作家がそれぞれの物語を紡ぐ。

    この15という枠は単なるページ数だけでなく
    多くの作家さんが「15」というモチーフとしても回収しています。企画としての統一感が心地よい。短いからこそ、作家ごとの語り口や発想の癖が読メル一冊。

    斜線堂有紀、綾崎隼以外は初読。改めてレーベルの層の厚みを思いますね。

    掌編とも言える分量の中で、特に印象に残ったのは綾崎隼「十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語」。
    設定自体はどこかで見聞きしたような“ベタ”なものながら、その王道を真正面から引き受けてロマンに昇華していく語りが魅力的。この作家さんは 他の作品もロマンチック。

    もう一つは時雨沢恵一「前略、十五歳の僕へ」。
    こちらもモチーフ自体には既視感があるものの、15ページという制約の中に過去と未来の感情を
    想定外な落とし所で読めました。

    お題のあるアンソロジーって好き。

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    2026年03月30日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    人気シリーズ完結前に、謎多き人気作家の訃報。続編を求める熱狂的なファンにより、物語と同じ環境で過ごすことで、物語の結末を探る。テーマとしては非常に面白い。

    非常にテンポも良く読みやすいのだが、結末も読みやすい。

    また人気シリーズの登場人物、内容がちょこちょこ出てくるのだが、情報が薄くあまり頭に入ってこない。むしろ本作よりもそっちの内容の方が気になったし、なんか面白そう。

    ただ編集者の思惑、人気作家の謎、物事の結末と、多くの謎を抱えたままの終盤の展開は、読む価値はあると思う。若干若者向けかな。

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    2026年03月23日
  • それを世界と言うんだね

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    ネタバレ

    「物語で不幸になった登場人物を救う」という設定が魅力的で読み始めた。不幸や悲劇があるからこそ、物語に奥行きが生まれて読者の心を動かす要素となることは自明のことであるが、その上で「マッチ売りの少女」や「裸の王様」などの有名作品をどう救っていくのか大変興味深かった。物語の大筋は変更しない、などある程度のルールが決められている中でも、やはり無理やりハッピーエンドに持ち込む展開は綺麗事感が拭えず刺さらないなというのが正直な感想だった。だが後半で、この作品の本質の面白さはそこではないことに気付き綾崎隼さんの世界に引き込まれた。物語管理官の王子が作者であることを理解した上で考えると、作者は自分の不幸な境遇や悲劇体験での辛さを物語として形に表したが、物語管理官として不幸に立たされるキャラクター達を救いたいと願った、そしてキャラクター達自身も作者の根本的な部分にある辛さや孤独を救いたいと願った、この思いやりの連鎖が素敵で、物語というものは読者だけでなく作者までも救う力があることをこの作品が象徴していて、この世界に物語がずっと存在していてほしいなと思った。

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    2026年03月23日
  • 冷たい恋と雪の密室

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    武者小路実篤の友情のオマージュ作品。
    三角関係で語り手が順に変わるところや、最後の文面でのやり取りはまさにそれだった。
    電車の中で声を掛けてきたのが、千春と見せかけた冬子だったというミスリードは必要性が分からなかった。

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    2026年03月17日
  • 君に贈る15ページ

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    15ページでサクッと読めるので、隙間読書にピッタリ。
    個人的には以下の2作品が特に良かった。

    ▪️いざ、さらば(村瀬健)
    ▪️十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語(綾崎隼)

    短いながらも心がほかっとするような満足度の高い作品で、ちょっと元気をもらいたい時に読み返したいと思いました。

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    2026年03月16日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    ちょっと読むには遅い年齢だったかな。

    実際に世界的な人気がある表現者、アーティストの訃報があると、後追い自殺をする信者が絶対数現れるので、こんなもんでは済まないだろうな。
    …というのがまず思った印象。そういった面ではリアリティにかけます。

    周りの評価とか世間体とか気にし過ぎるのはやめましょう。疲れるだけです。

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    2026年03月16日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    読みやすく人物像も思い描きやすいため悪くはないが、、展開が読めてしまう…。

    ページ数の割にはミステリーの深みがもう一つ欲しかったところ。
    作中度々話題になる小説の詳細をもっと知りたい。

    きれいな終わり方では、ありました。

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    2026年03月11日
  • もの語る一手

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    8人の作家さんによる将棋にまつわる短篇集
    青山美智子さんの作品「授かり物」
    息子が旅立ちの日に「自分の好きなことを好きなように頑張れること、お母さん一番応援してるから」
    そして、離れることがこんなにさびしいのは幸せなのだと…
    相手を思って応援することで、自分も頑張れる気がします

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    2026年03月08日
  • もの語る一手

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    青山美智子さんのお名前があったので読みました。

    うんうん、
    息子さんの旅立ち、わかるよー。
    大昔に、あたしも体験しましたよー。
    ジーンとしました。

    将棋のことは、まったくわからないので、
    ちょっと流し読みしたけど、面白かったです。

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    2026年03月04日