綾崎隼のレビュー一覧

  • 世界で一番かわいそうな私たち 第二幕

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    うーん。やはりきみとけほど夢中になれないかも。
    そしてちょっと先が読めてしまう自分がかなしい。
    予想が外れていますように。

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    2019年03月22日
  • ノーブルチルドレンの初恋

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    『追想』が5年前ってマジ? どうりで全然覚えてないわけだわ……。    
    あ~また最初から読み直したくなるな~~。     

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    2019年02月27日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    館に関する謎のアンソロジー。

    自分だけが知っているらしい館。
    隔離された島にある学校。
    神社という隔離された空間。
    逆行すると噂される宿泊施設。
    雪に閉ざされた館。
    高速バスで交通事故にあった人達が避難した場所。

    もうわけが分からなくなってきたのは、修学旅行。
    話の運び方に、不思議な状態にのめりこみましたが
    驚きの結末。
    これは教えられたという事?
    気が付いたという事??

    落ち…というか、人物に対しての驚きは雪の館。
    断言されてしまうと、人間の脳はそれでインプットされ
    考える事を止めてしまう、というのは確かなようです。
    完全に騙されました。

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    2019年02月18日
  • 世界で一番かわいそうな私たち 第一幕

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    ネタバレ

    綾崎さん、ごめんなさい。
    佐伯が登場した瞬間に、こいつ犯人じゃね?と思って読みすすめてしまって、ラストを見てもはぁやはりなるほど、となってしまいました。
    でもちゃんと最後まで読みます。

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    2019年01月25日
  • 永遠虹路

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    シリーズ第3弾。
    今回の主人公は舞原七虹(なな)。
    今回も、話によって目線は変わるんだけれど
    彼ら彼女らが見ているのは舞原七虹。
    なんというか、やはり変な重さがある話だったりする。
    一途といえば、そうかもしれないけれど、異常なくらいの一途さだ。
    そのためには、仲間でさえ捨てることができる。
    どこかで誰かが傷ついたり、諦めたり、期待を持たせておいて
    どん底に突き落とす。
    どうしても誰かに悲惨な運命を背負わせたいとさえ
    思ってしまう。
    やはり、どうしても受け入れられないなぁ

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    2018年12月09日
  • 初恋彗星

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    シリーズ第二弾。
    小学生で仲良し4人組となった柚希、紗雪、星乃叶、琉生の
    大学生になるまでと、それからのお話し。
    なんというか、重い・・・
    重い想い・・・
    執着とでもいうのだろうか?
    ある意味、それを貫いたお話しだと思う。
    これこそが守るということなんだろうけど
    経験が無いから想像するしかないけれど
    これは受け止めきれなくて辛いわぁ~
    変な意味で引きずりそうです(-。-;)

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    2018年12月09日
  • 蒼空時雨

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    初めましての作家さん。
    カバーイラストに惹かれて購入。
    いやあ~・・・予想とまるで違っていて驚いた。
    メインの5人のキャラがいて、それぞれ兄妹や姉妹だったり
    血のつながらない兄妹だったり、友人だったり、知人だったり。
    それぞれの章で、それぞれの目線で語られるお話で
    同じ場面でも、目線が違うので感じ方も違う。
    重いような軽快なような切ないような
    それでも全ては「想い」のお話し。
    こういう描き方もあるんだなぁ~

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    2018年12月09日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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     特に館モノが好きとかではなく、手っ取り早く読んだことのない作家さんの小説を読みたい!と思い、手に取りました。

     ■はやみね先生といえば児童書というイメージが強いのですが、掲載作は大人が読んでも充分に楽しめるし、青少年が読んでも楽しめる話だと思いました。ガッチガチのミステリーを期待している方には物足りないかもしれませんが、1作はこういった話があってもいいのではないかと思います。
     ■恩田先生の作品はタイトルでわかるように『麦の海に沈む果実』のスピンオフで、私も楽しみにしていました…が、いかんせん話が短い!勿論、このページ数で恩田陸の世界を見事に作り上げる力量は流石ですが、『麦の海に沈む果実』

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    2018年07月28日
  • 君と時計と雛の嘘 第四幕

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    SF。タイムリープミステリ。シリーズ4作目。最終巻。
    ありがちな展開の最終話から、プロローグ、エピローグで完結。
    確かに、プロローグはこの位置でないといけませんね。
    で、エピローグでもう一工夫。上手くまとめたな~、という印象。

    シリーズを通して
    ・SF設定はそこまで難しくはなく、SFが苦手な人でも大丈夫そう。
    ・雰囲気は基本的に暗い。気楽に読む感じではないかな?
    ・登場人物、特に杵城綜士の後悔や苦悩を濃く描いている。陰気なキャラだった綜士が希望を見出す、青春的な展開が一番の見所?
    ・大きな盛り上がりはなかったと思うけど、シリーズ通して安定して楽しめる、なかなか良い作品でした。
    ・ほろ苦い青春

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    2018年05月29日
  • 君と時計と雨の雛 第三幕

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    シリーズ3作目。SF。ミステリ。青春。
    徐々に明らかになるタイムリープのルール。
    少しだけ見えてきた希望。
    やはり残酷なラスト。
    あと1冊で完結か~。どうなる?

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    2018年05月14日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    「思い出の館のショウシツ」★★
    「麦の海に浮かぶ檻」★★★
    「QED-鬼神の杜ー」★★
    「時の館のエトワール」★★★
    「首無館の殺人」★
    「囚人館の惨劇」★★★★

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    2018年01月09日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    二分冊で出た新本格30周年記念アンソロジーの、こちらは黒。
    白と同様に個性豊かな作品集で、穏やかなのからドギツいのまで、それぞれの著者の持ち味が良く出たアンソロジーになっていた。
    ただ、読んでいなければ分かり難いシリーズ物の番外編があったのと、生理的に苦手な作風の作品があったので、自分としては白の方が好みだった。

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    2017年12月15日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    【収録作品】はやみねかおる「思い出の館のショウシツ」/恩田陸「麦の海に浮かぶ檻」/高田崇史「QED ~Ortus~鬼神の社」/綾崎隼「時の館のエトワール」/白井智之「首無館の殺人」/井上真偽「囚人館の惨劇」
     はやみねさんと恩田さんはシリーズものの外伝という感じで、安定の面白さ。

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    2017年12月07日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    なんだか、館?という作品も混じっていたような。
    1番好きなのは恩田さんのかな。既存シリーズから来ているので懐かしい。
    はやみねさんも面白かった。児童書のシリーズとつながっているようなので、そちらも読んでみたい。
    終盤の2作は、ちょっとグロな感じで読むのがしんどかった。

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    2017年11月14日
  • 君と時計と嘘の塔 第一幕

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    友人が消えた、に加えて、知り合った破天荒同級生の
    家族までもが消えていっているという現実。

    自分だけが憶えている、という状態が、ぞっとします。
    自分が狂ったのか、はたまた周囲なのか。
    手を貸してくれる先輩はともかく
    同級生が謎です。
    一体何を目的として、手を貸してくれているのか。
    自分の家族が…と言われても、悲壮感がありません。
    焦ってる感もないので、嘘なのだろうか、と
    疑ってしまいます。

    誰を味方にして、どうすればいいのか。
    思考錯誤を繰り返せるのはありがたいですが
    正直、あの光景を何度も…は、心が折れます。

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    2017年11月08日
  • 君と時計と嘘の塔 第一幕

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    ある日突然一人の友達が世界から消えてしまい、いなかったことになっている。それは好きな少女が死んでしまったことから起こるタイムリープの副産物だった…
    タイムリープというSF的状況に巻き込まれた高校生たちが、その謎を解いて繰り返される世界から抜け出そうとする青春SFミステリ(?)。ありがちな設定だが、タイムリープのたびに大切な人が消えるというのは緊迫感があるし、なかなか面白かった。仲間になった先輩と同級生にも謎がありそうだし、続きが楽しみな展開である。

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    2017年11月06日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    恩田陸を目当てに購入。
    まさかまさかの理瀬シリーズのあの人が主人公とは!
    読み終え、なるほどーー!!とファンならば、嬉しい納得!
    もっともっと読んでいたかったーー。
    恩田陸の作品だけに星をつけるなら四つか五つなんだけど、後半の作品がグロくイマイチだったのが残念。

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    2017年10月26日
  • 風歌封想

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    ネタバレ

    久し振りの「花鳥風月」シリーズ。読んだ感想は「うわっ、やられた!」の一言。途中までは瀬奈と和颯の手紙のやり取りだと思っていたけど幕間から一転、そんな繋がりだったのかと読んでいてびっくり。そういえば、この方の作品はこういうトリックめいた関係が多いのだと他の方の感想を見て気が付いた。その点では楽しめたと思うが、不満も一つ。ラストは「これから恋が始まる」ではなくハッピーエンドにして欲しかったなと思う。(別な意味ではハッピーエンドだけどはっきりとした形にして終わってほしかったなと個人的に思ったので)。

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    2017年09月20日
  • 初恋彗星

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    長編恋愛小説。
    幼い頃からの淡い恋愛が軸になってストーリーが進んでいく。
    子供の頃の純愛が、それぞれ相手のために嘘をつき、秘密を作り、綺麗すぎるストーリーの裏側で、実はとんでもないことが起きている。
    嘘と秘密が増えるたびに、正論と感情論がぶつかり合い、正直こんなことはありえないだろうと思う。
    とにかく表向きは綺麗なストーリーで、美しい純愛の話です。
    が、綺麗な話の裏には、嘘や秘密があり、誰かの犠牲のもとに美しいものは保たれているんだなと思わせられる。
    序章の文章が、最初に読んだ時と、ラストに読んだ時で全く印象が違う。
    そう繋がるのかと最後に思います。

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    2017年04月02日
  • 蒼空時雨

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    短編連作。
    ストーリーは舞原零央が、アパートの前に倒れていた女性を助けるところから始まる。
    最初は意味がよくわからないのだけど、各章に出て来る登場人物が、章が変わるごとに立ち位置が変わり登場。
    章を読み進めていくたびに、登場人物のつながりがわかってきて、最後の章で全てが繋がった時に、この話すごい!!と思いました。
    恋愛や青春、人間ストーリーという内容ですが、話の進み方がミステリーっぽいです。

    表紙のイラストがワカマツカオリさんだったので、選んだ一冊でした。

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    2017年04月02日