遊女作品一覧

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  • 【復刻版】古典コミックス 万葉集
    完結
    -
    全1巻1,100円 (税込)
    ※本書は一九九一年刊行「古典コミックス 万葉集」をデジタル化したものです。 地名等は刊行当時のままであり、現在の呼び名とは異なっている場合があります。 ※「万葉集」四五〇〇首から約一割の長歌・短歌を選び、歴史的事件を背景にして ほぼ年代順に構成しています。歌を含むエピソードを詞書・左注などによって物語化しました。 ※新元号「令和」の出典は「梅花」の歌三十二首の序文とされ、本書には 紙版の三〇六ページ目にあたる「七三〇年 大伴旅人の邸」の項に掲載があります。 新元号「令和」の出典元となった万葉集をわかりやすくマンガ化。 飛鳥・奈良を舞台に、愛と政争に生きる大宮人から農民、防人、遊女などの庶民まで、 多彩な歌の謎をドラマティックに解き明かす! 作画:荘司としお 監修:黛弘道
  • 冬の花火
    -
    1巻781円 (税込)
    昭和短歌界に颯爽と出現した中城ふみ子。 彼女の歌集『乳房喪失』は、歌集として異例のベストセラーとなる。 その美貌と才能に恵まれながらも、乳がんを患い、激しく生き抜き、31歳で夭折した女流歌人・中城ふみ子の評伝。 【著者プロフィール】 1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療と並行して小説を執筆。1970年『光と影』で第63回直木賞受賞し、本格的に作家活動を開始。1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞を受賞。1997年に刊行された『失楽園』は大きな話題をよび、映画化、テレビドラマ化された。2003年には紫綬褒章受章。著書は『鈍感力』『ひとひらの雪』『化身』『化粧』『孤舟』『うたかた』『花埋み』など多数。
  • ぷらっと江戸吉原-タイムトラベル案内帖-(1)
    完結
    -
    【「大門」からは男も逃げた!?】 江戸時代最大の遊郭・吉原。 男女の夢と欲望が渦巻く華やかな街ーーしかし、色恋だけが魅力じゃない! 遊女の他にも約一万人が暮らしていたとされ、そこには人々の知られざる日常があった。 「令和江戸百景ー浮世絵の場所全部行くし老舗グルメも食べるー」のナリムラが、今度は吉原の裏側に迫る…!
  • ぷらっと江戸吉原-タイムトラベル案内帖-【コミックス版】
    完結
    -
    【遊郭に住む1万人の日常。】 ファッション、グルメ、祭り、しきたり… 花魁にまつわるアレコレを集めてみました! 花魁は会いに行けるアイドルだった!? 遊郭「吉原」ーーそこは1日に千両が落ちる場所。 遊女を含めた約1万の人々が暮らし、様々な仕事をしていた。 その中でも花魁と呼ばれる位が高い遊女はとてつもない人気を誇った。 女性はこぞって彼女たちのファッションを追いかけ、 男性はいつか自分も呼んでみたいと憧れを募らせた。 江戸時代の最もホットなスポットをのぞける初心者向けガイドブック。
  • 紅簪
    -
    1巻330円 (税込)
    遊女おこまは傘屋の大店の息子、銀之助と恋仲に。 銀之助は嫁をもらう事になり、最後の逢瀬で心中を図ろうとするおこま。しかし、銀之助はおこまと心中など考えてもいなかった。時は流れて昭和の春。大学生の銀次はダンスホールで赤線の女、駒子と出会う。隅田川に架かる永代橋で、次々と奇怪な事件が起こる……愛と狂気は背中合わせ……禁断の恋人達の物語。恋愛ホラー小説、ラブホラ。こんなラブホラーストーリーはいかがですか?【主な登場人物】◎おこま 遊女。その一途な思いのために妖となってしまう

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  • 方向音痴のツアコンですが、幕末では活躍しています!
    完結
    5.0
    ツアーコンダクターの真央は迷子になったツアー客を探している途中、突然マンホールに吸い込まれ、幕末の横浜外国人居留地へ飛んでしまった! 意識を失い倒れていた真央を救ったのは、アメリカ公使館のエリート官僚でイケメンのフィリップだった。 英語が話せる上にこの時代の日本人女性らしからぬ容姿の真央に対して、フィリップは不思議そうにしながらも真摯にもてなしてくれる。しかし真央は現代に残したツアー客のためにとにかく早く帰る方法を見つけなくてはいけない。 公使館を飛び出した真央だが、ひょんなことから遊郭に売られてしまう。粗相をして座敷牢に連れて行かれそうになった時、偶然にもフィリップと再会し、遊郭から出られることに。どうやらフィリップは日本国政府との交渉の為に来日しているオランダ語通訳で、今は外国人居留地の男性と遊郭の遊女との間にある結婚話が難航していることに困っているという。 遊郭との縁ができた真央は、英語通訳としてフィリップをサポートすることとなった。そこで本来の仕事であるツアコンの発想を活かして提案してみたところ――。
  • 【星合 操の秘密の図書館】妖花の迷宮
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    色とりどりの振り袖も豪華なレースの夜会服も私には煩わしいだけよ。軟弱な体を身分と家柄に隠した男達の気取った素振り。お愛想だけのくだらないおしゃべりも私はもうあきあきだわ。そんなものは欲しくないのよ。私が欲しいのは、ほら…道端に立ち媚びた目つきで男を誘う、あの遊女の暮らし。「…織人さん…ああ、お願い。もっと…もっと強く…!」女は恥ずかしげも無く、大きく脚を広げ、男のモノを受け入れながら叫ぶ。「もっと…!ああ…織人さん。もっとよ…」男が女の体を離す。「いやっやめないで」「降参。少し休ませてくださいよ」「いや、もっとして欲しいの」「いったいどうしてこんな淫乱な女になってしまったんでしょうね」「私にこれを教えたのは一体誰なの」
  • ホラーグッド! ~おかず開発部へようこそ~
    -
    第3回お仕事小説コン「楽ノベ文庫賞」受賞作! 勤めていた会社が倒産し、転職先を探していた小神日那子が偶然見つけた『おかず開発部』のポスター。料理のおかずと思いきや、『おかず』=『オカルトグッズ』の略称だった! ホラーが苦手ながらも、日那子は少し風変わりな先輩や上司に囲まれながら、ホラーグッズの開発に関わっていくことになる。 ホラー風味のショートストーリー集。 ●目次 ファイル1  :引きずり這いずり幸子さん(仮) ファイル2  :遊女の小指 ファイル3  :影踏み鬼 ファイル3・5:小神さんと小虎 ファイル4  :はじめての御使い サンプル4・5:幸子さんは語りたい サンプル5  :おばあさんと猫 ]サンプル6  :ネクタイ、締めませう サンプル7  :イタズラか、ゴチソウか ファイル8  :メリーさん人形はいかが? ファイル9  :鬼市の誘惑 ●著者:クロサキリク 長崎生まれ宮崎育ちの九州人。第四回ネット小説大賞を受賞し、2017年『白いしっぽと私の日常』(ポニーキャニオン)でデビュー。また、第六回同賞にて『帝都メルヒェン探偵録』(宝島社/黒崎リク名義)がグランプリを受賞。本屋と洋館と博物館巡りが好き。 ●カバーイラスト:紡きいと
  • 惚れたが悪いか(小学館文庫)
    3.7
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 『曾根崎心中』で徳兵衛と心中したはずの遊女おはつは生きていた?『八百屋お七』の事件とそっくりの火付けをした娘がいた?唐人お吉は異人の妾ではなかった?稀代の妖婦・阿部定には娘がいた――?江戸から昭和にかけて、情念の事件と関わりをもった“伝説”の女たちの物語を下敷に、著者一流の筆致で構築した“異聞”短篇集。可愛くも逞しく、業が深くも切ない女たちの心模様が描き出される。『八百屋お七異聞』『東海道四谷怪談異聞』『曾根崎心中異聞』『女殺油地獄異聞』ほか全七篇収録。
  • 籬の雪は愛に蕩けて
    -
    女性の出生率が減少し、男性の公的な性のはけ口として、第三吉原という歓楽街が設置されていた。西の大店の遊郭にて、下の下の遊女をしている主人公の白雪は、本日も売れない。その為、他の遊女のお手伝いに出かけた所、階段から落ちそうになる――と、一人の客が助けてくれて、一晩白雪を買うと言い出した。

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  • 麻酔
    -
    1巻836円 (税込)
    1時間ほどで終わる予定の、子宮筋腫の摘出手術を受けた妻・邦子だったが、麻酔のミスが原因で意識が戻らず、植物状態に陥ってしまう……。 医療過誤が原因となり、変わっていく夫婦の在り方、子どもたちとの絆・関係を描き、テレビドラマにもなった渡辺作品の名作。 【著者プロフィール】 1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療と並行して小説を執筆。1970年『光と影』で第63回直木賞受賞し、本格的に作家活動を開始。1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞を受賞。1997年に刊行された『失楽園』は大きな話題をよび、映画化、テレビドラマ化された。2003年には紫綬褒章受章。著書は『鈍感力』『ひとひらの雪』『化身』『化粧』『孤舟』『うたかた』『花埋み』など多数。
  • magenta-大人のための物語
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    1巻440円 (税込)
    淫靡でありながら美しく、苦しく、切なく、時にはクスリと笑える。そんな奥深い官能世界を描き出す創作文芸サークルによる完全オリジナル小説集を電子化しました。某国の花街を舞台に悲運の遊女と天才刺青師の切ない恋を描いた「蝶々妓唄」/義兄との許されない歪んだ愛を綴った「雪花」/奇病に冒された青年の最期の数時間を圧倒的な筆力で表現した「走るな歩け、死んでみろ」/鹿鳴館時代、美しき舞姫に恋をした青年子爵のいびつな愛情表現が甘美な「心恋舞曲」。全4話を収録した珠玉の物語集第一弾!

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  • magenta 合本版 その愛は、甘く危険な香り
    5.0
    1巻770円 (税込)
    好きになってもらえなくたっていい。嫌われようと、憎まれようと、たとえそれが負の感情でも、なにか特別な思いをこめて自分を見てくれるのなら、それだけで震えあがるほど嬉しかった――義兄との歪んだ愛の行方(「雪花」)。「悪いのは俺だ。君の魅力に抗いきれない俺が悪い。…けれど、これからも抗い続ける自信がない。もうこれは不治の病のようなものだ。どうかそんなところも俺の一部だと、丸ごと受け入れてくれないか?」身体の関係に悩む侍女と近衛騎士の極甘な恋(「胸さわぎの月夜」)。遊女と彫り師、舞姫と主、令嬢と森番、淫魔と吸血鬼、神女と軍人……実力派作家陣が語る、11の愛のかたち。※本書は弊社既刊「magenta vol.1~3」を合本したものです。
  • 真昼の心中
    -
    江戸を襲った大火で出会った寺小姓への恋心から付け火をしたといわれる八百屋お七。だが本当は、あの阿鼻叫喚の火の海の中で芽生えた、ある欲望が彼女を突き動かしていて――(「火の華お七」)。伊勢の遊女・おこん、大奥大年寄・絵島、「ご淫奔」と呼ばれた尾張藩主側室・本寿院…江戸の世で色事をめぐる事件を起こした女たちの心の内に渦巻いていた渇望とは。人間の欲望に迫る官能小説集。
  • まやかしの花嫁
    3.0
    1巻935円 (税込)
    時は明治、幼い頃に両親を亡くし吉原屈指の遊郭『春日楼』へ使用人として引き取られた高中佐以と双子の妹亜弥は、親の借金を返すため日々懸命に働いていた。ある日、美しい双子の評判を聞きつけた子爵家の真行寺鷹彦が内密に亜弥を身請けしたいと申し出てきた。だが遊女でもなく結婚を控えていた妹を逃すため、佐以は妹に扮して座敷へと上がり囮になるものの、すぐに男とばれてしまう。必死で事情を話し助けを求める佐以に鷹彦は、妹の代わりに抱かれる事、そして真行寺家の「花嫁」になる事を要求してきて……。

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  • 丸山蘭水楼の遊女たち
    4.0
    一八六三年。数年後に控えた明治維新という一大転換を予感するかのように、時代はその歩みを早めていた。長崎は丸山の遊廓界隈を舞台に、時代の波に翻弄されながらも、ひたむきに生きようとする男女数名の愛憎、苦悩、希望が同時進行の形で描出されてゆく。綿密な考証に裏付けられ、土地の言葉を自在に操って、抒情性と力感溢れる文体で生き生きと語られる、著者初めての歴史小説。
  • まんがグリム童話 愛欲まみれの曽根崎心中
    完結
    -
    「身体を売っても心は売らず…」遊女・お初と醤油屋の手代・徳兵衛の悲しき純愛劇! 江戸時代、実際に起こった心中事件をもとにして書かれた近松門左衛門の名作『曽根崎心中』を、大胆な解釈でより妖艶に、より悲劇的に描く! 童謡『しゃぼん玉飛んだ』の歌詞に隠された悲しき子供の死を描いた『しゃぼん玉』、継母が憎き継子を鍋にして食べてしまう残虐童話『ねずの木の話』など、売春・カニバリズム・近親相姦・子殺し…… 過激で残酷な愛憎劇が満載の短編集!
  • まんがグリム童話 悪女魔物語~蝮蛇草
    完結
    -
    実子を虐待する鬼母! 実父と姦淫する遊女! 夫を八つ裂きにする悪妻! 妖艶な肉体を武器に男を喰ってのし上がる女たち――。まんが界の巨匠、初のグリム文庫化!!
  • まんがグリム童話 大奥いじめ地獄
    完結
    -
    「ああ……上様よりもいい……!」背徳の関係に乱れる月光院! 女の淫らな業を目の当たりにした絵島の一世一代の恋!(「絵島生島」) 「この娘感じてるぞ!」「全部のみこめ、このビッチが!」「いやああ!」処女の遊女が異人たちと乱交! 異国に売られた哀しき女の涙の物語。(「からゆきさん」) 将軍の乳母は元服した将軍の閨の手ほどきまでがお仕事!? 「おなごとは……みなこのような形を?」「確かめてみましょうか…?」淫靡なレッスンが始まる!(「今参局」)ほか全4作収録。
  • まんがグリム童話 大奥・肉欲地獄~絶倫将軍の餌食~
    完結
    -
    「若君様の貴重な子種、私の女壺にくださりませ」 女を犯し抱き漁る絶倫将軍に「女」にされた幸は、生きるために淫蕩な女を演じる!(大奥・肉欲地獄~絶倫将軍の餌食~) 憧れの家康との間に子供をもうけたお福。のちの徳川家光を育てあげ、春日局として大奥に君臨した女の母性愛の物語!(春日局~たらちねの章~) 「許して、死んじゃう!」「うるせえ、ハメ殺してやる!」 強姦され、湯女から最下層女郎に堕とされたおちょうの成り上がり人生!(遊女勝山) 牛のような巨躯の山姥は、麗しい美女だった!? 女たらし男とウブな山姥の切ない恋物語!(牛方と山姥) 淫靡な女たちの激動人生を描く全4作品を収録!
  • まんがグリム童話 月光の彫師
    完結
    -
    江戸の世には、知られざる凄腕の職人がいた。名前は弦(げん)。刺青の彫師。遊廓を逃亡しようとした遊女の背中に刺青を依頼された弦は、模様の色つやをよくするために、交わりながら彫るのだった。そして彫る相手を観察して彫りあげられた、あでやかな模様とは…! 彫師がその技で彫りきった、苦悶と愉悦の哀しい美! お江戸・刺青秘めがたり。
  • まんがグリム童話 最下層淫売遊女
    完結
    5.0
    里見の伏姫に与えられた番犬・八房。醜い風貌で人の言葉は分かるが発さない、気味の悪い男。伏姫は婚約者・孝徳の自分を人と扱わない態度に不信感を抱くとともに、徐々に八房の優しさに触れ、信頼を寄せるようになる。里見の危機に、孝徳は八房が敵将の首をとったら伏姫を差し出すと言い出し――。江戸文学をベースに、大人の悲恋をドラマチックに描いた珠玉の作品集!
  • まんがグリム童話 最下層遊女~陰湿いじめ・残酷折檻~
    完結
    5.0
    「ひいい…アソコも、尻の穴までベロベロ舐めないでェ…」 幼馴染の花魁に騙され、変態客ばかりを相手にさせられることに!? 恋に狂った女の愛憎劇「最下層遊女~陰湿いじめ・残酷折檻~」、姫の命を救うには、孕み女の腹を裂いて胎児を薬にするしかない…! 残虐な任務を受けた白拍子の選択とは―――「安達ヶ原の鬼婆」、強気で美しい姫は日夜兄の慰み物に…!? 「お市~華の戦国~」、出兵した夫の弟に娶られ昼は馬車馬のように働き、夜は激しい情事に追われ――戦時中の動乱を生きた女の生きざま! 「兄弟嫁」。汐見朝子がおくる、愛を貫く女たちの物語4作品を収録!
  • まんがグリム童話 女子割礼
    3.0
    娘だけが受ける特別な儀式――女性器の一部を切除し縫い合わせ、性欲を制御し夫への忠誠を誓う「女子割礼」。麻酔も消毒もせず、錆びたナイフで切り取り閉じられた女性器を、性交によって再びこじ開けられる地獄の日々。村の因習に人生を狂わされる女たち!「女子割礼」、それは小さな吹き出物から始まった…。「腐敗する女―真景 累ヶ淵―」、遊女・小糸は、呉服屋の若旦那と惚れあう。しかし若旦那が百日間蔵に閉じ込められてしまい―。「吉原たちぎれ線香」、吉原で孕んだ遊女が辿るのは地獄しかないのか!? 「吉原孕み地獄」、女郎屋の娘として生まれた澄は女郎から蔑まれ、周りからも色眼鏡で見られていた。そんな澄の前に現れたトップ女郎を目指す少女・まつ。まつの妊娠が分かり、ある提案を受けるが――。「香月楼生まれの女」、自国を守るため人質として敵国に嫁いだオーロラ姫。待っていたのは性奴隷の日々。しかし姫の出生には更なる秘密が…。「13番目の魔女~眠れる森の美女ダークサイド~」、金や名誉のために売られた女が、身勝手な男たちに翻弄され、女の嫉妬の標的に…。人気作家、池田ユキオが女心を繊細に描く極上女の人生ドラマ6編をお届け! ※「吉原孕み地獄」は『まんがグリム童話 吉原地獄哀史』に収録されています。重複購入にご注意ください。
  • まんがグリム童話 纏足遊女~チャイニーズ・シンデレラ~1
    完結
    3.0
    賭博に溺れた父に遊廓に売りとばされた少女・梅窓は、纏足を好む客から苛虐な要求され、唯一残っていた親指の爪をはがされる。その傷が悪化し床についてしまった梅窓は、身ひとつで遊廓から放り出され、このまま死ぬのみかと思ったその時……。月森雅子が描く、残酷なフェティッシュエロス漂うチャイニーズストーリー!
  • まんがグリム童話 奴隷に堕ちた姫君
    完結
    5.0
    ●白人奴隷…トルコ・スルタンの奴隷から寵妃となった姫の壮絶ヒストリカルロマン。●山椒太夫…遊郭の女主人と、遊女に身をやつした姫の泥沼バトル!●宮刑~朽ち果てる花の如く~…中国宮廷で濡れ衣を着せられ拷問にかけられた悲劇の姫君の物語。●王妃と侍女と黒の呪文…若い侍女たちが次々と消える城に隠された真実とは!?●トゥーランドット~氷の姫君~…陰謀と裏切りの渦巻く中国王宮で生きるふたりの姫の残酷な運命。●長靴をはいた猫…世間知らずでウブなお姫様にイケメン執事が性のお手ほどき! 世界各国の王族・貴族たちの淫靡なストーリーを描いた唯一の官能ヒストリカル!
  • まんがグリム童話 淫らな女復讐鬼
    完結
    -
    「あたいを思う存分なぶって犯してェ!」淫らに身をくねらせ男を誘惑する女の正体は、姪を男たちに殺された叔母! 淫靡な復讐が今始まる!(「女復讐鬼エルバ」) 「そこの娘、わしのシモの世話をせい」鬼畜な武士が娘を強姦、両親を殺害! 娘は遊女に身を落とし、静かに敵討ちの時を待っていた……!(「廓姉妹之仇討ち」) 「いやらしいメスの匂いが儂の部屋まで匂ってきよるぞ!」醜い老人に襲われ、強引に妾にされたベル。幸せを求める彼女は、ついに斧を手にした――!(「女青髭 ベル・ガネス」)ほか全4作収録。
  • 【漫画】風俗裏街道。スキンレス春川が往く!全国遊郭巡り ■情深い女の子がネットリと・・・■旅館/福岡・久留米編
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 出張や旅行で欠かせない楽しみといえば 【風俗】 【ちょい観光】 【地元人との触れ合い】 知らない土地で、知らない文化、風習、女性と触れ合うのも楽しみの1つ。 到着後の時間がない中で、どこのエリアに行けばいいかや、相場も分からない。 そんなお悩みを、全国の風俗巡りをしているスキンレス春川氏が解決。 著者のリアル体験記を読んでテクニックや知識をいかそう。 【大阪・滝井/ポン引き】熟女町の強引客引き 元ヤンキーっぽい吉川ひなの似23歳 馬乗りフェラに片手で指マン。声がデカくて近隣に丸聞こえ 60分 大1.4 お好み焼き肉玉天 【山口・周南市/デリヘル】予想外に若いギャルと・・・・ ミニスカナース姿の菊池亜美似20歳 昨日まで生理で欲求不満だもんはすごい 60分 大1.5 【川崎・堀之内/ちょいの間】肉布団に包まれ発射 胸の谷間がすごい常盤貴子似38歳 豊満ボディに阿阿藤されながら中出しゴール 30分 大1 川崎競馬で一発 【北海道・すすきの/ヘルス】地元20代娘と絶頂昇天 スケスケキャミの深田恭子似26歳 色白おっぱいプルルンは積極的 30分 大1.2 豊川稲荷札幌別院には遊女の慰霊碑あり 【大阪・尼崎/ちょいの間】顔見せで安心の色街 黒TバックのAKB48柏木由紀似 生の方が めっちゃ愛あるやんか だから 遊女5人が川に身を投げ奉られたという遊女塚 【大分・都町/一発屋】地元娘が情熱的な腰振り 【島根県・出雲市/台湾エステ】サービス満点エロマッサージ 【愛媛県・松山市/ラーメン屋】素人系美女を堪能 【香川県・高松/旅館】薄暗い部屋で悶絶プレイ 【三重県・渡鹿野島/某食堂】昔と変わらぬ桃源郷 【新宿・歌舞伎町/立ちんぼ】路地裏に群がるギャルたち 【大阪・飛田新地/ちょいの間】年末年始の色街は・・・ 【兵庫・福原/お座敷サロン】ソープ仕込みのテクが炸裂 【名古屋・納屋橋/デリヘル】巨乳専門店で裏サービス 【北海道・函館/小料理屋】四十路美女と濃厚遊び 【福岡・久留米/旅館】情深い女の子がネットリと・・・ 【京都・五条楽園/ポン引き】ちょいの間 壊滅後は・・・ 【栃木・宇都宮/サロン】人妻が性欲解消に没頭! 【大阪・日本橋/ポン引き】コスプレギャルと濃厚H 【栃木・佐野市/デリヘル】熟女の羽交い絞めに悶絶 【和歌山県・向之島/サロン】暗闇で地元娘がサービス 【群馬・桐生/エステ】マッサージでも癒される! 【兵庫・姫路/ポン引き】Gカップ女子と肉弾戦 ■著者 スキンレス春川
  • 万葉集原論
    -
    「おそらく、私は「万葉集原論」を生涯の課題としていくことだろう」。  本書は日本を代表する文学者、中西進の真骨頂である。  現存する最古の歌集『万葉集』。七、八世紀の歌、四千五百首余が二十巻に収められ、額田王、柿本人麻呂などの著名な歌人、天皇、皇族から、防人、遊女に及ぶ作者と作品の豊かさは、世界的にみても異彩を放っている。  この『万葉集』研究の第一人者であり、幅広い文学活動でも知られる著者は、古代日本文学の本質に迫ると同時に、世界のなかの日本文化を問う視座を持ち続けてきた。  『万葉集』とは何か。真摯にそれを見極めんとした本書が示すのは、学問とは何か、その方法はいかにあるべきかという切実な問題意識に裏打ちされた、著者だからこそ到達しえた比類なき『万葉集』の姿である。(原本:『万葉集原論』桜楓社、1976年) 【主な内容】 学術文庫版まえがき  一 万葉集研究の方法 文学史の方法――その「歴史」について 文学研究の方法 万葉集研究の方法 研究と批評  二 万葉集の構造 万葉集の構造 万葉集の生成 万葉集の原点 万葉集の集団性  三 万葉集の表現 万葉歌の形式 万葉歌の方法 古代的知覚――「見る」をめぐって 古代文学の言語 万葉集の漢語 桜楓社版後記 解題 犬飼公之
  • 万葉集講義 最古の歌集の素顔
    4.2
    奈良時代の後期に成立し、短歌・長歌など四五一六首を収める『万葉集』。歴代天皇や皇族、宮廷貴族、律令官僚がおもな作者だ。他方で防人、東国の農民、遊女といった庶民の歌も含む。幅広い階層が詠んだ、きわめて日本的な「国民文学」のイメージで語られるが、それははたして妥当か。古代日本が範を仰いだ中国の詩文の色濃い影響をどう見るべきか。代表的な歌々を紹介・解説しつつ、現存最古の歌集の実像を明らかにする。
  • 万葉集のこころ  日本語のこころ
    4.0
    「令和」や出典の『万葉集』にイチャモンつける人たちにも読ませたい!! 渡部昇一さんの“正論” 万葉集から選ばれた新元号「令和」 日本人なら知っておきたい万葉集 万葉・大和言葉によって日本人は作られた 欧米人や近代人は個人生活においては「神の前で平等」「法の前の平等」を実現していたのだ。『万葉集』は、大伴家持が重要な役割を果たしているが、カースト的偏見はなく、農民、遊女の歌まで収録されている……。
  • 水底の月
    4.0
    1巻935円 (税込)
    最初から叶うはずのない恋だった---  老舗遊郭・三浦屋の深月は、ある秘密を守るため男でありながら遊女として育てられてきた。「外」の世界を知らず従順に日々を過ごしていた深月は、楼主の命で「島」へ渡ることになる。そこで出会ったのは異国船の船長・コンラートだった。深月をからかっては面白がるコンラートにやがて深月は惹かれていく。だが、同時に、それまでなんの疑問も抱いていなかった自分の立場がどうしようもなく苦しくなり…!?

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  • 美童物語(1)
    完結
    4.0
    全2巻701円 (税込)
    魂(マブイ)還る島、沖縄(ウチナー)。――過酷(かこく)な戦局に揺さぶられながらも、独特の死生観や古来伝わる風習を慈(いつく)しんできた、沖縄の人々。活写される彼らの「生と死」、そして哀しみと深い感動に満ちた短編集!! 「風葬」:興味本位から“風葬と洗骨”を取材した女性作家。やがて号泣した理由とは!? /「ジュリ馬」:貧しさゆえに「ジュリ(=遊女)」となった少女の、擬似家族との出会い。/「方言札」:“標準語”を強制された人々の苦悩。ほか、「仁政(じんせい)叔父さん」を収録。
  • 向島心中 風烈廻り与力・青柳剣一郎
    4.0
    「ふたりで暮らすにはあの世しかない…」想いを遂げるため情死を選んだ吉原の遊女と沢次郎。沢次郎の正体は、庄内藩酒井家の勤番者・大出俊太郎だった。その亡骸の検視をした青柳剣一郎は、酒井家家中の者たちの言動に不審を抱く。剣一郎の命を受け、倅・剣之助は鶴岡へ赴き、藩内の確執を探り出すが…。哀しい男女の末路に秘められた、驚くべき陰謀とは?
  • 娘を売る街~昭和の赤線・吉原~
    4.7
    昭和の赤線を生きる女たちの悲哀を名手が描く衝撃作! 「指きりげんまん」昭和31年、吉原。「花之家」の藤江は己の性技一本でのし上がるが……。「吉原・投げ込み寺」女郎の子と知らず育った娘は、養い親が死んだことから生まれた見世に引き取られるが? 「吉原の赤い花」名家の令嬢が父親の死をきっかけに女郎に堕とされ……。「おちょろ舟」船上で春をひさぐ最下層遊女たち!
  • 無役御家人隠密帖 売られた女房
    -
    お節介が身上の無役の御家人・一色東馬は、実は老中の隠密。だが老獪な爺様である老中は、密命と称して雑用も押し付ける。ある日、花屋の女房が借金のかたに連れて行かれることに。女房は元売れっ子遊女で、再び彼女を苦界に落とす企みが進行していた……

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  • もう一枝あれかし
    3.5
    すれ違う子供が泣き出すほどの醜男の、愚直な恋のゆくえ(「甚三郎始末記」)。騙されていると知りながら待ち続ける遊女の哀しき運命(「風を待つ」)。自ら始末をつけるべく散り急ぐ男に、残された妻の覚悟を描く表題作など、心に染み通る5篇。四季の彩り溢れる情景と、男女の一途な愛を細やかに綴る傑作時代小説。解説・大矢博子
  • モテる女は知っている!花魁から学ぶ良い女の極意!10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量12,000文字程度=紙の書籍の24ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 『花魁』とはただの『売春婦』だと思っていないか? 現在、日本一のソープランド街とされる東京都台東区にある吉原(よしわら)。 住所として[吉原]は現在存在しないが、江戸時代は吉原遊郭と呼ばれる江戸幕府公認の売春地区エリアがあり、そこで働く遊女とは娼婦だった。 現在の吉原には総額一万円の格安店から総額十万円の高級店まであるが、 江戸時代であれば遊女のなかでも位が高いとされた『花魁』と床入りする迄には、数百万円かかったとも言われている。 安くなったもんだ。安い女も増えたもんだ。 上級遊女である花魁のなかでも更に位の高い『呼出し昼三』と呼ばれる花魁と遊べる客とは、 豪商や豪農、大店の旦那であり、現代で言うエリート中のエリート。 『花魁』とは庶民には手が届かない『高嶺の花』の存在だったのだ。 男性たちはなぜ、高嶺の花の存在を求め、大金を払ってまで足繁く吉原に通ったのか? 遊女とは性サービスを行うだけの娼婦ではない。 男性客を夢中にさせ、“惚れさせる”テクニックを持ち合わせた花魁は、ただの売春婦でもなければ、性サービスを中心とした現在の風俗嬢とも違う。 恋愛とは何かを教えてくれる場所が吉原であり、本気で惚れさせるプロであった『花魁』の務めだった。 男性が本気で惚れてしまう『花魁』と呼ばれていた良い女とはどんな女性であり、男性をどんな方法で虜にしていたのか? 花魁から【良い女の極意】を学べば、今日から貴女も男を虜にする良い女の仲間入りだ。 著者紹介 皐月ゆりあ(サツキユリア) 波乱万丈な職業経験(飲食業、風俗、水商売など)と闘病経験(睡眠相後退症候群、双極性感情障害(躁鬱病)、薬物依存など)から得た教訓と人間のおもしろさを、 脳科学、心理学、精神医学を活用し独自に発信中。
  • 闇の大奥秘事作法~月光院伝~
    -
    時間をかけてゆっくりと牛馬に四肢を引きちぎられる――。日本の歴史上、もっとも残虐な処刑のひとつ「牛裂きの刑」に処せられた異国の遊女。秀吉の家臣に献上された彼女には、ある「望み」があった…。「朱き罪・牛裂きの刑」 運の良さだけで、町娘から将軍の側室にまで成り上がった女が巻き起こした、江戸期最大の姦通スキャンダル「絵島生島事件」。1500人以上が処分された事件の全貌は!?「月光院伝」 16歳で生涯を閉じ「大奥女中の鑑」と讃えられた伝説の女中「桂川てや」。家計を支えるため12歳で大奥に上がり、わずか4年で異例の出世を遂げた「てや」の、大奥性愛人形として耐えた波乱万丈人生絵巻。「おてや人形」 負け戦の人質として差し出されたのは、月光のごとく美しい若君。その若君に恋した猿顔の姫。美男と醜女、見目不相応なふたり純愛の行方は!? 戦国乱世を舞台に送る、日本版、男女逆転「美女と野獣」。「猿姫恋草子」 男の所有物として生きてきた女たちのが、何度虐げられても己の欲望と誇りを貫き通し生きる。人気作家、安武わたるが女心を繊細に描く極上女の人生ドラマ4編をお届け!
  • 遊郭に散った処女-女郎にされた私(1)
    完結
    2.7
    全2巻330~495円 (税込)
    巧みな愛撫で執拗に攻められ、初めてなのにもうビショ濡れ…ウブなカラダは淫らに開発されていく――。彼氏との初エッチになかなか踏み切れない唯。そんなある日、突然、江戸時代の遊郭にタイムスリップ!!混乱する唯の前に現れたのは、彼氏そっくりの楼主、左文だった。「お前はいい遊女になる」と強引に与えられる快感に、別人だってわかってるけど抗えない…。私、遊女にされちゃうの!?
  • 遊郭の花嫁
    2.0
    薄紅色の瞳を持つことから気味悪がられ、虐げられて育った吉乃。多額の金銭と引き換えに遊郭に売られた吉乃は、遊郭の頂点に立つ男・咲耶にある異能を見抜かれる。吉乃が流す涙には“惚れ薬”の効能があり、それは遊郭で天下を取れることを意味していた――。しかし、吉乃の力に気づいた遊女や妖たちに吉原内で狙われることになり…咲耶は、吉乃を守ると誓う。「お前は俺の最愛の花嫁だ」――架空の遊郭を舞台にした、花嫁シンデレラ物語。
  • 遊女哀歌~母に売られた大正生き地獄~【第1話】吉原、そこは地獄の一丁目
    -
    大正六年、東北の寒村の少女ちゑは貧しい家の窮状を救うため、母に千円でその身を東京・吉原の遊郭へと売られていった。「珍しいものたくさん見て、キレイなべべ着て毎日笑ってるだけでいい」…そう吹き込まれて遊女となったちゑだったが、現実はまさに“この世の地獄”――。醜い老人に処女を奪われ、客の残飯を漁り、姐女郎を見舞った残酷な破滅を目の当たりにし、そして挙句の果てに信じていた身内にまで裏切られ…! かんざし職人の男性への純愛を胸に秘めながらも、ついにおのれの命を懸けた決断をするちゑだったが――!?
  • 遊女勝山(単話版)<まんがグリム童話 大奥・肉欲地獄~絶倫将軍の餌食~>
    -
    「許して、死んじゃう!」 「うるせえ、ハメ殺してやる!」 強姦され、湯女から最下層女郎に堕とされたおちょうの成り上がり人生! 淫靡な女たちの激動人生を描く! ※この作品は「まんがグリム童話 大奥・肉欲地獄~絶倫将軍の餌食~」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
  • ゆうじょこう
    3.8
    貧しさゆえ熊本の廓に売られた海女の娘イチ。廓の学校〈女紅場(じょこうば)〉で読み書きを学び、娼妓として鍛錬を積むうち、女たちの悲哀を目の当たりにする。妊娠する者、逃亡する者、刃傷沙汰で命を落とす者や親のさらなる借金のため転売される者もいた。しかし、明治の改革の風を受け、ついに彼女たちはストライキを決意する――過酷な運命を逞しく生きぬく遊女を描いた、読売文学賞受賞作。
  • 遊女の江戸 苦界から結婚へ
    4.0
    「遊女が結婚する」――江戸時代、男の享楽の道具として、一見、華やかで、その実、苛酷な運命を強いられ卑しめられる存在だった遊女たちにも結婚の話がなかったわけではない。浮世に流されることなく苦界の垢を清めようとしたもの、「人並み」の結婚生活を夢見たもの――その人生は様々だった。本書は、賢くも逞しく「遊女のその後」を生きた女や願いかなわず身を持ち崩した女、これに関わる男の話を、随筆から拾って紹介する。

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  • 遊女の恋~碧い瞳に濡れて~ 1
    完結
    -
    全3巻275円 (税込)
    「こんなに僕のもので溢れさせて」金髪碧眼のレジナルドの巨大なものが、白梅の奥を獣のように激しく貫く――。外国人の船にカラダを売るために送られた遊女・白梅は、美しき男性・レジナルドと出会う。あくまでひとりの女性としてあたたかく扱われた白梅は、彼の夢を追い求める姿と、海と自由を見つめる碧い瞳に惹かれていく。自身の穢れたカラダゆえに想いを伝えられない白梅をレジナルドは求める。「君がいとおしい」彼の指が、唇が白梅のからだ中を撫でまわす。彼にカラダの奥を責められながら、今までに感じたことのないやさしさと快感に白梅は秘所を湿らせる――
  • 遊女の恋~碧い瞳に濡れて~【単行本版】
    完結
    5.0
    全1巻715円 (税込)
    【この作品は同タイトルの単行本版です】「こんなに僕のもので溢れさせて」金髪碧眼のレジナルドの巨大なものが、白梅の奥を獣のように激しく貫く――。外国人の船にカラダを売るために送られた遊女・白梅は、美しき男性・レジナルドと出会う。あくまでひとりの女性としてあたたかく扱われた白梅は、彼の夢を追い求める姿と、海と自由を見つめる碧い瞳に惹かれていく。自身の穢れたカラダゆえに想いを伝えられない白梅をレジナルドは求める。「君がいとおしい」彼の指が、唇が白梅のからだ中を撫でまわす。彼にカラダの奥を責められながら、今までに感じたことのないやさしさと快感に白梅は秘所を湿らせる――
  • 遊女の性人式
    -
    1巻330円 (税込)
    成人式に行く途中、遊女姿の私に興奮した恋人の海斗は、興奮して、誰もいない場所に車をとめ、私にすぐさまつながってきた。まさにそこは遊女が原だった。あっという間にイってしまった海斗は、外に遊女の格好をしたもう一人の女の子を見ていた……。
  • 遊女のあと
    3.6
    八代将軍・吉宗の時代、質素倹約を強いる幕府に対抗して、尾張名古屋は遊興を奨励し、空前の繁栄を見せていた。異人との出会いから、夫をすて福岡を出たこなぎと、女敵討ちのために江戸を離れた鉄太郎。長い旅路の末に名古屋の地でめぐり逢った二人は、それぞれの秘密を胸に秘めたまま接近する。巨大な政争の具となっていることも知らずに──。著者渾身の傑作歴史時代小説。
  • 夢の碑 とりかえばや異聞
    完結
    3.8
    古今東西幻想綺談、夢の碑シリーズ第一弾。 昔むかしこの世には、鬼や精霊、妖魔変化ら人外異形のものどもが、闇から現れ闇に消え、ひっそり暮らしていたそうな。人と交わり人に恋し、争うこともあったという。…とある数奇な物語、京の遊女紫子と安芸の大名佐伯碧生の身代わり劇。兄に代わりて武将となった紫子は、織田、毛利の軍勢に立ち向かい、鬼の血をひく異能者風吹と天に昇って消えたという…。 古今東西幻想綺譚「夢の碑」ここに始まる。
  • 酔酒場愚陀愚駄咄
    完結
    1.0
    全1巻550円 (税込)
    遊廓の用心棒、古本屋、アンテナ売り、屍人駆逐隊、遊女、ごろつき、フーテン…… 荒廃したSF的世界を舞台に様々なヒトビトがうごめき、酒を呑んだり暴れたり生きたり死んだりする様を描いた漫画ち。全8編収録。 砂摺岬泥鰌書房 10ページ 中央政府標準時午後十時 4ページ 城塞遊廓真喜楼 20ページ 中央政府標準時午後弐時 2ページ 桃源郷ブルース 8ページ 中央政府標準時午前零時 3ページ 残像都市 6ページ 黒鉄とひな菊 14ページ
  • 夜桜~新東京廓恋酔夢II~
    3.0
    時は20XX年、場所は東京・新宿(しんじゅく)に新政府によって作られた、国営の花街「新吉原(しんよしわら)」。その新吉原の最高級娼館のナンバーワン遊女・あやめは、ある日、国家機動警察の三番隊副長・古川隼人(ふるかわはやと)に囲われた。次第に身も心も隼人のことを愛するようになったあやめだが、遊女という廓(くるわ)から出られない身分に苦しむようになり…。待望のシリーズ第2巻!! ●収録作品/夜桜~新東京廓恋酔夢3~/霜華~新東京廓恋酔夢4~/カラダだけじゃダメかしら/死んでもいい
  • 夜汐
    3.0
    やくざ者の蓮八は遊女に身を落とした幼なじみを助けるため、無宿人たちの賭場を急襲した。報復のために差し向けられたのは、謎に包まれた無敵の殺し屋・夜汐。蓮八は身を隠すため、新選組隊士となるが……。
  • 吉原裏同心シリーズ合本版1~40
    -
    1巻30,800円 (税込)
    意に添わぬ婚姻に苦しむ汀女と共に故郷の豊後岡藩を出奔。妻仇討の追手に怯えながら、江戸は吉原遊廓に流れついた神守幹次郎。剣の腕を見込まれ、廓を守る陰の用心棒「吉原裏同心」となった。千金の集まる吉原を狙い、次々に現れる敵から、遊女たち、廓の人々の暮らしを守るために奔走する幹次郎と、周囲の人々との絆を描く大人気シリーズ。40巻までを一冊にした合本版(41巻以降も刊行予定です)。

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  • 吉原花魁事件帖 青楼の華
    4.0
    夢も現実も紙一重。ならば今宵は覚めぬ夢を。ここは吉原、幻の城――。花魁道中の最中に矢で狙われたのは、花魁かそれとも客か。得手の三味線を乱した芸者が文に託した真意とは。叶わぬ思いに自害を図った遊女の“想い人”の正体は。吉原と島原を表す料理とは一体……。吉原随一の花魁となった華舞が、欲望と嫉妬が渦巻く世界で、不可解な謎を艶やかに解き明かしていく連作短編小説。

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  • 吉原下級遊女 ~変態客に畜生道に堕とされて~
    -
    変態客専門遊女が見た吉原の闇! 「吉原下級遊女 ~変態客に畜生道に堕とされて~」。/姫に成り代わった宮女が辿る数奇な運命! 「妓楼の皇女 ~封印された洗衣院~」/一夜を共にした男には必ず不運が訪れる、中国・絶世の美女の波瀾な人生! 「夏姫」/美人妹を妬んだデブス姉の下剋上!! 「珍妃 ~姉妹で皇帝に嫁いだ姫~」/傲慢な男たちに人生を狂わされた女たちの生涯を描く!!
  • 吉原芸者心中
    3.0
    吉原遊廓の人気花魁・村雨は、厳しい表情で引手茶屋の座敷にいた。初回の客・越前屋又四郎の熱い視線が、座敷を盛り上げるはずの芸者・小染に向けられていたのだ。吉原屈指との呼び声は高いが、小染は芸が売り物の芸者。吉原の主役である遊女を差しおいて客と関係を持つのは御法度だった。が、男の想いに小染の心も揺れ始め…。恋に墜ちた吉原芸者が運命に身を焦がす表題作のほか、江戸の人々の息吹を伝える初文庫化作品集。
  • 吉原代筆人 雪乃 一 色もよう
    3.0
    吉原で読み書きのできない遊女にかわって文を綴る代筆屋を営む雪乃。持ち込まれる文の因縁を図らずも解く内に雪乃の秘密も少しずつ明らかになっていく。人情、色恋、謎解き全てが詰まった傑作時代小説登場!
  • 吉原と日本人のセックス四〇〇年史
    -
    《吉原とはいったい何なのか? 吉原の“虚”と“実”に迫る! 》 あなたが落語・歌舞伎・錦絵などで知る吉原は本当の姿なのか? 性風俗研究の分野で活躍する二人、下川耿史氏と永井義男氏が開業400年を迎える「吉原」を軸に日本人の性愛観の変遷を語り下ろす! 【構成】 ●第一章 吉原前夜~元吉原 「売春」の定義/新興都市としての江戸/元吉原の成り立ちと、湯屋の繁栄/王朝文化への憧れ/「揚屋」というシステム/新吉原への移転/「市民」という意識 ●第二章 新吉原 吉原の幻想/大名と吉原/作られていく吉原のイメージ/吉原の高級アミューズメント化/宝暦という時代/吉原の大衆化 ●第三章 岡場所 岡場所の定義/岡場所のピンとキリ/芸者と遊女/岡場所の発展と摘発/岡場所と神社仏閣との関係/民俗学はメルヘン ●第四章 地方の性風俗 筆おろしと青年団/夜這いの歴史/盆踊りと性の関係/赤飯と夜這い/性に対する倫理観の変遷/戦後の性教育 ●第五章 近代以降の性生活 「遊廓=吉原」という幻想/「遊廓」の定義/遊女と芸者の地位の逆転/遣手と幇間/娼妓解放令の弊害/カフェー文化の誕生/ハイレベルな雑誌文化/日露戦争とエロ写真/赤線と売防法/「変態」を取材する/性風俗への興味/歴史を後世に残す/今後の仕事について ●コラム 売春防止法とは何か?/「四十八手」の由来/「三回目で肌を許す」は本当か/近世以前の日本人のセックスについて 【筆者プロフィール】 下川耿史(しもかわ・こうし) 1942年生まれ。新聞社勤務後、作家として性風俗研究についての著作を多く執筆している。近著に『エロい昔ばなし研究』(ベスト新書)、『混浴と日本史』(ちくま文庫)、『エロティック日本史』(幻冬舎新書)、『盆踊り 乱交の民俗学』(作品社)、『遊郭をみる』(共著・筑摩書房)などがある。 永井義男(ながい・よしお) 1949年生まれ。『算学奇人伝』で第6回開高健賞を受賞。時代小説家として100作以上の著作を持ち、最近では江戸の性風俗を研究した著作を多数刊行している。近著に『本当はブラックな江戸時代』(辰巳出版)、『江戸の売春』(河出書房新社)、『江戸の糞尿学』(作品社)などがある。
  • 吉原の舞台裏のウラ 遊女たちの私生活は実は○○だった?
    -
    遊女は月に何回髪を洗えたのか? 女を鑑定する専門職「女衒」とは? 遊女の実像や当時の大衆文化に迫り好評を博したWEB連載を、一冊の本にまとめて収録。大幅な書き下ろしを加え、連載時よりもさらに充実した内容でお届けする。
  • 吉原はスゴイ 江戸文化を育んだ魅惑の遊郭
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます】現代人が知らない「夢の世界」がよみがえる! 遊郭・吉原は、江戸の人びとから愛され、江戸文化の形成に貢献した重要な場所。カラー極彩色の浮世絵や精細な版本をふんだんに使って、「目で見てわかる吉原の世界」にお連れします。吉原の花魁は江戸の大スターで、流行の発信源でもありました! 江戸人たちの憧れの的だった吉原は、様々な工夫に満ちた夢の世界。人々はいかに遊び、いかに働いていたのでしょうか。もちろん、遊女になるのは社会的には下層の人々が多かったのですが、そんな彼女たちがスターになれるのが、江戸の寛容性でした。しかも「浮気は厳禁」など粋で独特なしきたりが魅惑をさらにかきたてていたのです。遊び方から、歴史、時代ごとのスター名鑑までを生き生き解説。当時の浮世絵などもふんだんに盛り込み、艶やかな吉原をよみがえらせます。日本文化の魅力の源泉、ここにあり。 【目次より】●第1夜 苦界は“公”界! お江戸の特殊空間・遊郭への誘い ●第2夜 スターとスキャンダルと共に振り返る★ 吉原の歩み ●第3夜 夢の国のリアル
  • 吉原彼岸花<電子限定書き下ろし付>【イラスト入り】
    4.5
    【泣ける究極の純愛!!】絢爛豪華な吉原の老舗遊郭『桜華屋』で最高位の花魁・千早を務める凛は、廻船問屋の若旦那となった幼馴染みの惣一郎と再会する。将来を誓い合いながらも離れ離れになった惣一郎と凛。胸の奥に秘めていた恋心は一気に熱く高まり、互いに激しく求めあう。でも客と遊女――許されない恋。二人の恋の運命は……!! 【選べる2つのエンディングを収録!】悲恋エンド「遠い日の約束」……愛おしい人とずっと一緒にいたい――凛が選んだ愛の形。/幸福エンド「許された未来」……吉原から足抜け後、夫婦として幸せな時間を過ごす二人。 儚くも美しい恋の結末、悲恋と幸福、どちらを選びますか? 話題の乙女ゲーム「吉原彼岸花」が待望のノベルズ化!! オリジナルエンドの単行本書き下ろしのほか、電子限定の書き下ろしショートも収録!
  • 吉原夢景
    完結
    -
    親のため、兄弟のため、片田舎から吉原に売られてきたよし乃。純粋で朗らかなよし乃に、秘かに恋心を寄せる女衒見習いの辰也。――「たとえ血縁だろうと恋慕だろうと、男衆は女郎と情を通じてはいけない」。吉原の固い掟に、辰也は本当の気持ちをよし乃に打ち明けることはできない。一方、よし乃はいつか田舎へ帰り、大きな枝垂れ桜を見ることを夢見ていたが……『夏散華』。艶やかに咲き、儚く散る、花街に生きる遊女たちの愛と運命を描く7編のストーリ―。
  • 吉原遊女絵伝
    完結
    -
    全1巻942円 (税込)
    遊女として吉原に咲いた紅花魁の過去とは…!?~花魁・紅の姫言~ 遊郭に咲いた妖艶なる花二輪…!!~初見世の名代~ 舞う「花魁人形」そこには女たちの悲しい性が…!!~花魁人形 恋の駆引き~ 遊郭・甲羅屋に現れる幽霊の正体は…!?~球響花魁俄之怪談~ 雪の吉原―遊女・舞雪の白い世界が…!!~羅生門河岸色慕情~
  • 吉原用心棒 密命居合剣
    -
    蔭山半十郎は齢四十一で隠居を余儀なくされ、以来四年、一人暮らしをしている。そこへ旧知の渡辺崋山が尋ねてきた。半十郎の腕を見込んで、吉原の妓楼の用心棒を頼みたいというのだ。だがそれは吉原に潜入し、遊女を探し出して欲しいという密命だった!!

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  • 吉原夜伽帳-鬼の見た夢-(イラスト簡略版)
    -
    異色の新人デビュー!遊郭の華と陰を描く! 江戸の遊郭――吉原。外道菩薩と呼ばれる美貌の青年・弥太郎には、“死んだ人間が見える”という噂があった。ある日、奇妙な来客を受けた弥太郎は、一人の元遊女の不審な死について調べ始める。その矢先、彼が廓内で唯一気にかける少女に異変が起きて!? 胸に秘めた恋心、愛憎入り混じる肉親への情。吉原に生きる者達が抱える、心の闇に「鬼」が憑く――。死者を映す瞳が暴く、鬼の正体とは? 美しき吉原幻想鬼譚! ※この作品はフィーチャーフォンサイズの小さいイラストが収録されています。

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  • 吉原夜伽帳-鬼の見た夢-
    3.8
    異色の新人デビュー!遊郭の華と陰を描く! 江戸の遊郭――吉原。外道菩薩と呼ばれる美貌の青年・弥太郎には、”死んだ人間が見える”という噂があった。ある日、奇妙な来客を受けた弥太郎は、一人の元遊女の不審な死について調べ始める。その矢先、彼が廓内で唯一気にかける少女に異変が起きて!? 胸に秘めた恋心、愛憎入り混じる肉親への情。吉原に生きる者達が抱える、心の闇に「鬼」が憑く――。死者を映す瞳が暴く、鬼の正体とは? 美しき吉原幻想鬼譚! ※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
  • 夜露に濡れて薔薇の花咲く
    -
    1巻550円 (税込)
    不吉な紅い髪の娘は恋を知って【薔薇色の乙女】に花開く……夜露の蜜夜浪漫譚■「がいこく」の血を引く母を持つ紅い髪の娘・かづきは、天涯孤独の身で花街に売り飛ばされた。珍しい髪を、見世物のように女衒たちの前に引きずり出されて、好色な瞳で値踏みされる。けばけばしい化粧をほどこされ……おしろい臭い遊女の着物で飾り立てられ……耐えきれず女衒から逃げ出してしまった少女。花街の大門で捕えられ、せめて純潔だけは守りたいと自身の生命を絶とうとした時、かづきの命は通りすがりの青年に救われた。惜しげもなく大金を女衒に払い、彼女を身請けした青年は、大富豪の嫡男・高見原省吾。「新しいメイドが欲しかった。身請け代金分働いたら、辞めればいい」紅い不吉なメイドとして同僚に虐められていた或る日、ふと、省吾はかづきに異国の本を見せてくれる。「君は……この薔薇の花のようだ」「ばら?」「花街での凛とした姿が……まるで、この花のようだと思ったんだ。闇に揺れる紅い花を見て…思わず駆け出した。まだ散らしてはならないと、手を掴んでいた」
  • よもだ俳人子規の艶
    4.2
    34年の短い生涯で約2万5千もの俳句を残した子規。中には遊里や遊女を詠んだ句も意外に多く、そのような句においても透徹した観察眼が味わえる。ユーモアあり、反骨精神あり、ダンディズムあり。見つめるものをあるがままに切り取り十七音で詠む表現者。そんな子規俳句を縦横無尽に読む、松山・東京・道後にわたる全三夜の子規トーク!
  • 羅城門に啼く(新潮文庫)
    4.0
    平安の都は荒れ果てていた。親に名前もつけてもらえず、一生消えぬ傷痕を背負ったイチにとって、盗みも人を殺(あや)めるのも生き延びる手段だった。そこに聞える空也上人の念仏。反発しながらも上人に従うイチは、ある時瀕死の遊女(あそびめ)を救う。初めて感じる人のぬくもり、娘との平穏な時。だがそこに現れたのは……。悪夢、慟哭、人生の再生。地べたに生きる人々を描く著者の傑作。京都文学賞受賞作。(解説・細谷正充)
  • 落花狼藉
    4.0
    戦国の気風が残る江戸時代初期、徳川幕府公認の傾城町・吉原が誕生した。吉原一の大見世「西田屋」女将の花仍は、自身の商いは二の次で町のために奔走する夫・甚右衛門を支えながら、店を切り盛りしていた。幕府からの難題、遊女たちの色恋沙汰、陰で客を奪う歌舞伎の踊子や湯女らに悩まされながらも、やがて町の大事業へと乗り出していく――。時代小説の名手が、江戸随一の遊郭・吉原の黎明と、そこに生きる人々の悲喜交々を描く傑作長編。
  • Love Jossie 哀しからずや、空の青~明治少年初恋記~ 1巻
    完結
    -
    時は明治。ノスタルジックでほのかな恋の物語――。生まれつき身体の弱い青年・千弘は病院通いが欠かせなかった。千弘は、父親が頼もうとする往診を断って自分の足で病院へ出向く。その理由は、病院の先生の妹・お結さんに会いたかったから。尊大な父と違って、先生は優しく気高く、お結さんもまた優しく朗らかで。ずっとこの時間が続けばいいと思っていた千弘だったが、心の奥底で静かに燃える、お結さんへの恋心は千弘の身体を、病より熱く焦がす。そんなある日、先生が遊女の毒殺の疑いで取り調べを受けていると聞いて…!?(48P)
  • 琉球歌劇の周辺
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第7弾。 著者は、近現代沖縄文学とそれに係わる幅広い問題について研究を行い、ぼう大な成果を発表してきた仲程昌徳氏(元琉球大学教授)。 本書は琉球歌劇の名作「伊江島ハンドー小」、「泊阿嘉」、「奥山の牡丹」をとりあげて、その成り立ちなどについての論評に始まり、第2章では尚泰王の歌や遊女よしや(女性琉歌人)の琉歌について、さらに第3章では戦後琉球民謡集の変遷について、そして附章では宮古歌謡・伝説の潜勢力を紹介している。なかでも「戦後琉球民謡集」は、戦後に普久原恒勇をはじめ著名な方が編集した民謡をずらりと列挙していたり、またその時代時代で異なる屋嘉節(沖縄民謡)の歌詞を比較していたりと沖縄民謡好きには楽しく読み進めることができる1冊。「三大名作歌劇「泊阿嘉」「伊江島ハンドー小」「奥山の牡丹」はどのようにして作られたのか。各々の舞台が感動的であるだけに、その創作の秘密を探ってみたいと思うのはごく自然なことである。作品の創作過程は舞台をみただけではわからない。その秘密を探るには、見るだけでなく読むことが必要となる。うまく読むことが出来さえすれば、その謎は明らかになる。歌劇の感動がどこからやってくるのか、といった興味ある問題を始め、沖縄のこころを言い表した名言として知られる『命ど宝(ヌチドタカラ)』という大切な思想がどこから生まれてきたか、さらには、沖縄ブームを呼んでいる沖縄民謡の民謡集の刊行を見ていくと、そこから何が読めるかといった、沖縄を知る為の、興味ある課題を解きほぐしていく楽しみを本書は満喫させてくれるであろう。(1994年当時のあとがきより)。」
  • 梁塵秘抄
    -
    遊女や巫女など、歌や舞いを生業として諸国をめぐり歩く女たちが歌い継いだ流行歌「今様」。後白河はそれら、やがて消えゆく「声わざ」を蒐集し、「梁(うつばり)の上の塵も動くほど妙なる歌」という意味の名前をつけた。それが梁塵秘抄である。法皇をも虜にした、アウトサイダーたちの歌うたの調べを、稀代の古代文学者が耳をすませて読む。
  • 梁塵秘抄
    4.0
    遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん――平安時代末に大流行した「今様」を時の帝王・後白河院が編纂した『梁塵秘抄』。目新しく派手な魅力をもつがゆえに今様と呼ばれた歌謡は、貴賎を問わず大流行した。その主な担い手は社会の底辺を生きる女性芸能者であったが、今様の魅力に取りつかれた院は、周囲に眉を顰められながらも、遊女や傀儡女を召しては習い、狂おしいまでの熱中ぶりであったという。本書には、みずみずしく時にユーモラス、また時に悲惨でさえある、『梁塵秘抄』の生き生きとした今様から代表歌を収録。懇切な解説によってその世界が現代によみがえる。
  • 別れぬ理由
    4.5
    1巻462円 (税込)
    現代の夫婦とは? 結婚して17年目を迎えた、速見修平と妻・房子。 お互いに愛人がいることがわかり、相手に対し、疑心暗鬼になり、揺れ動きつつも、紆余曲折を経て奇妙な安定期に入る。 夫婦の抱える問題を2人の心模様から見事に描き、テレビドラマ化、映画化もされた話題作。 【著者プロフィール】 1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療と並行して小説を執筆。1970年『光と影』で第63回直木賞受賞し、本格的に作家活動を開始。1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞を受賞。1997年に刊行された『失楽園』は大きな話題をよび、映画化、テレビドラマ化された。2003年には紫綬褒章受章。著書は『鈍感力』『ひとひらの雪』『化身』『化粧』『孤舟』『うたかた』『花埋み』など多数。
  • 技あり!dancyu 鍋もの
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 呑みたい27鍋。 【目次抜粋】 江戸っ子の鍋もの遊女としっぽり「小鍋立て」がはじまりでした 教える人・飯野亮一 食文化史研究家 いつから「鍋=家族団らんのシンボル」となったのか? 鍋と日本酒、そして酒鍋 酒に合う酒肴家のとっておき三鍋 おいしい!元気鍋 忘れられない味 地鶏しゃぶしゃぶと揚げうどん 手づくり「おでん」お楽しみBOOK ※紙版と一部内容が異なる場合があります。
  • 私の蕾をひらいて-カレと繋がる時間-1
    完結
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    江戸時代の吉原の遊女・小菊が恋をしたのが番頭の誠二郎・・・。しかし二人の恋はご法度だった。恋仲が店主にバレた二人は引き離され、誠二郎が死んだ知らせを受けた小菊は自害してしまう・・・そうして小菊は浮遊霊になり、現代を彷徨いながら誠二郎の生まれ変わりを探していたのであった・・・。ある日、誠二郎そっくりの男の子を見つける。やっと出会えたが彼にはもちろん自分の姿は見えない。困っていると彼と親しげな女の子が現れた。見ると、その女の子はなんと小菊そっくりで・・・。◆時代を超えたラブロマンス!江戸時代の遊女が想い人の生まれ変わりの彼と結ばれる為、彼に近しい女の子に憑依し、吉原で鍛えたテクニックで彼を落としてみせる!!
  • 下級娼婦たちの夜啼き話
    6/29入荷
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    安くても売らなきゃ生きられない! 激安娼婦たちの涙! 8年前にたった一度だけ買った遊女に再会し、身請けをするが――この女、何かおかしい!? 「宵の迷鳥、明けて留鳥」(まんが/葉月つや子)、 ワガママで身を滅ぼし、見世物小屋の娼婦から最下層娼婦になった女の懺悔人生! 「赤い鼻緒 ―夜鷹に堕ちた娘―」(まんが/空路)、 海外に売られた娘は、婚約者の元に戻るため必死で売春し続ける! 「からゆきさん」(まんが/愛田真夕美)、 隠れ売春で奉行に掴まり、吉原で無料遊女を命じられた母と娘「けいど女郎」(まんが/天ヶ江ルチカ) ※「宵の迷鳥、明けて留鳥」(葉月つや子)、「けいど女郎」(天ヶ江ルチカ)はWEB雑誌『まんがグリム童話ブラック』に収録されています。重複購入にご注意ください。

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