惚れたが悪いか(小学館文庫)

惚れたが悪いか(小学館文庫)

583円 (税込)

2pt

3.7

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『曾根崎心中』で徳兵衛と心中したはずの遊女おはつは生きていた?『八百屋お七』の事件とそっくりの火付けをした娘がいた?唐人お吉は異人の妾ではなかった?稀代の妖婦・阿部定には娘がいた――?江戸から昭和にかけて、情念の事件と関わりをもった“伝説”の女たちの物語を下敷に、著者一流の筆致で構築した“異聞”短篇集。可愛くも逞しく、業が深くも切ない女たちの心模様が描き出される。『八百屋お七異聞』『東海道四谷怪談異聞』『曾根崎心中異聞』『女殺油地獄異聞』ほか全七篇収録。

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惚れたが悪いか(小学館文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     九平次、あんたバカだけど最高。私は、あんたみたいな男とは一生友達でいたいと思うし、困った時は、手を貸したいを思うよー(笑)。
     気になった言葉〜〜〜★色仕掛けってのは魔術に似たようなあれだが、使える女と使えない女があるな。使えない女はつまらんが、使える女は不幸になる。/あんまり別嬪じゃないほうがえ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    昔の話・逸話の女性の周りからみた話。
    「お皿が1枚〜2枚〜」で有名なお岩さんの話だったり、曽根崎心中物語のおはつだったり、阿部定だったり、の本人や、その周りの人の話。めっちゃ面白かった。こういう見方をすると元の話も深みがでて面白いよね〜

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    愛しすぎる女。
    決して度がすぎているわけではないように思えるのは私も女だからかもしれません。男のロマンとは全く違う形だけれど女のロマンとは人を愛することなのかもしれない。

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