裁判官作品一覧

非表示の作品があります

  • 孤立無援の〈医療訴訟〉 糖尿病の母を看護師に殺されかけた元看護師の闘い
    -
    警察も弁護士も裁判官も避けて通る立証が難しい「医療訴訟」――看護師による〈低血糖〉患者の殺人未遂事件――に元看護師が自力で挑み、あと一歩のところまで札幌の総合病院を追い詰めた迫真のドキュメント。
  • ゴーマン裁判官の落とし方
    -
    再会した後輩・優人の恋愛相談にのっていたオレ様系裁判官・豪。恋愛法廷の判決は? 逆視点の描きおろし【おまけマンガ】付き!

    試し読み

    フォロー
  • 再審制度ってなんだ? 袴田事件から学ぶ
    4.0
    2023年3月13日,袴田事件の再審開始決定が確定した.事件から57年が経過していた.なぜ,冤罪は起こるのか?実際に袴田事件で再審開始決定を下した元裁判官をはじめとする刑事裁判の専門家が,日本の刑事司法制度の下で冤罪が発生する要因に正面から迫り,是正策や法改正の必要を解き明かす.

    試し読み

    フォロー
  • 裁判員必携――批判と対応の視点から
    -
    市民が司法に参加する目的は、強要された自白調書を証拠とせず、市民が自主的に評価、事実を公正に判断して無辜を罰しないことです。裁判官が経験則をもちだし裁判員に影響を与えては市民は冤罪に加担させられてしまいます。本書はこのような視点から裁判員制度の真の狙いを暴き、司法への市民参加の展望を考えます。
  • 裁判官からみた 離婚事件における 債務名義作成・強制執行・保全の実務-養育費の回収、子の引渡しを中心に-
    5/31入荷
    -
    3,960円 (税込)
    ◆執行部の裁判官の視点から、離婚事件における権利実現の裁判手続について解説しています。 ◆迅速・確実な強制執行等を行う上で必要となる執行裁判所の運用や取扱いを可視化して説明しています。 ◆申立てにすぐに使える実践的な記載例・書式を豊富に掲載しています。

    試し読み

    フォロー
  • 裁判官が説く民事裁判実務の重要論点[家事・人事編]
    -
    判例を素材として論点ごとの課題を整理し、裁判実務の現状を明示するとともに、実務において主張に織り込むべき内容に指針を与え、解説。網羅的な学説の紹介、自説の展開を避け、学術的記述を抑え、裁判官の視点から実務に即して解説する。

    試し読み

    フォロー
  • 裁判官が説く民事裁判実務の重要論点[基本原則(権利の濫用)編]
    -
    判例を素材として論点ごとの課題を整理し、裁判実務の現状を明示するとともに、実務において主張に織り込むべき内容に指針を与え、解説。網羅的な学説の紹介、自説の展開を避け、学術的記述を抑え、裁判官の視点から実務に即して解説する。

    試し読み

    フォロー
  • 裁判官が説く民事裁判実務の重要論点[継続的契約編]
    -
    判例を素材として論点ごとの課題を整理し、裁判実務の現状を明示するとともに、実務において主張に織り込むべき内容に指針を与え、解説。網羅的な学説の紹介、自説の展開を避け、学術的記述を抑え、裁判官の視点から実務に即して解説する。

    試し読み

    フォロー
  • 裁判官が説く民事裁判実務の重要論点[交通損害賠償編]
    -
    判例を素材として論点ごとの課題を整理し、裁判実務の現状を明示するとともに、実務において主張に織り込むべき内容に指針を与え、解説。網羅的な学説の紹介、自説の展開を避け、学術的記述を抑え、裁判官の視点から実務に即して解説する。

    試し読み

    フォロー
  • 裁判官が説く民事裁判実務の重要論点[名誉毀損・プライバシー侵害編]
    -
    判例を素材として論点ごとの課題を整理し、裁判実務の現状を明示するとともに、実務において主張に織り込むべき内容に指針を与え、解説。網羅的な学説の紹介、自説の展開を避け、学術的記述を抑え、裁判官の視点から実務に即して解説する。

    試し読み

    フォロー
  • 裁判官失格 法と正義の間(はざま)で揺れ動く苦悩と葛藤
    3.5
    悲しみ、涙、嘆き、苦悩、葛藤、温もり、想い、怒り、悔しさ……。 法律に基づいて客観的に人を裁く裁判官。よほど「私情」とは縁遠い存在に思える。 しかしそうは言っても、裁判官も人の子。血もあれば涙もあるし、情にほだされてしまうときだってある。 死刑と無期懲役との間で葛藤もするし、モラルのない弁護士がいれば法廷で怒るときもある。殺人犯の更生を願いもするし、逆に涙する被告人に対して非情にふるまう女性裁判官だっている。 もしかすると、裁判官は誰よりも人間味に溢れた存在なのかもしれない。 本書では、30年以上民事・刑事・家事・少年という多種多様な事件を担当してきた元・裁判官が、実際に体験した法廷でのさまざまな“ドラマ”を交えながら、普段はドライにふるまう裁判官の「本音」を明かしていく。
  • 裁判官・調査官はここを見る! 親権・監護権の弁護士実務
    -
    本書は『離婚をめぐる親権・監護権の実務』の改題新版です。 最新の法改正や重要判例を踏まえて、アップデートしました。 離婚事件の大きな紛争要因である子どもの親権をめぐる争いについて、最新の法改正、基本的な論点、手続運営の実情、実務上の留意点を裁判官、家裁調査官、弁護士等の実務家の視点で説明する。 子の利益を最優先する法運用の実際を明らかにし、紛争解決に向けた当事者支援の実務のポイントを詳解。 さらに、子の発達段階に応じた調査の視点を解説。

    試し読み

    フォロー
  • 裁判官と弁護士で考える 保険裁判実務の重要論点
    -
    現在の保険裁判実務について、当該分野に精通する裁判官と弁護士が解説。実際の保険裁判例をベースに、系統的に整理した項目と設例を作成し、そこにあらわれる重要論点について、現在の判例法理や議論状況を客観的に明示する。

    試し読み

    フォロー
  • 裁判官の人情お言葉集
    3.5
    「困ったときには私に会いに来てもいい。そのときは裁判官としてできるだけのことをします」――公判中、氏名を黙秘し続けた窃盗犯に罰金刑を言いわたして。情を交えず、客観的な証拠だけに基づいて判決を下すのが裁判官の仕事。しかし彼らも人の子。重い刑を言いわたす前には大いに迷うし、法律と世間の常識のギャップに悩むこともある。葛藤を乗り越えて、自らの信条を賭して語りかけるとき、被告人の頑なな心が氷解しはじめる――。ベストセラー『爆笑お言葉集』に続く涙のお言葉集。
  • 裁判官の爆笑お言葉集
    3.4
    「死刑はやむを得ないが、私としては、君には出来るだけ長く生きてもらいたい」(死刑判決言い渡しの後で)。裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。ダジャレあり、ツッコミあり、説教あり。スピーディーに一件でも多く判決を出すことが評価される世界で、六法全書を脇におき、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。本書は法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。これを読めば裁判員になるのも待ち遠しい!
  • 裁判官はこう考える 弁護士はこう実践する 民事裁判手続
    5.0
    現役の裁判官と弁護士、腹を割って民事裁判手続きを語る! よりよい民事裁判のために求められるものとは? 民事裁判手続の流れに沿って、法曹二者が互いの仕事ぶりに意見を交わしあう。裁判官の胸の内も、弁護士の実務テクニックも満載。 若手もベテランも、ここに新しい気付きが必ずある!実務に携わる方必見の1冊!

    試し読み

    フォロー
  • 裁判官・非常識な判決48選
    3.8
    「こそこそとでなく、堂々と女性のスカートを覗き込めば無罪」「女性にデブと言ったから29日間、刑務所へ」「自分名義の家に自分の鍵で入ったのに住居侵入罪成立」――一般人の感覚では「非常識」としか思えない判決が目につく昨今。裁判官が頭でっかちで世間知らずだからこうなるのか? それとも実は、当事者のやむをえない事情を汲みつくした上での英断なのか? 裁判経験豊富な弁護士が、世間で「トンデモ判決」と言われる48の裁判を読み解き、痛快にジャッジ!
  • 裁判官も人である 良心と組織の狭間で
    4.3
    原発再稼働の可否を決め、死刑宣告をし、「一票の格差」について判断を下す――裁判官は、普通の人には想像できないほどの重責を負う。その重圧に苦悩する裁判官もいれば、個人的な出世や組織の防衛を優先する裁判官もいる。絶大な権力を持つ「特別なエリート」は何を考え、裁いているのか? 出世欲、プライド、正義感、情熱…生々しい感情が渦巻く裁判官の世界。これまで堅く閉ざされていたその扉を、粘り強い取材が、初めてこじ開けた。「週刊現代」連載時から大きな反響を呼んだノンフィクション「裁判官よ、あなたに人が裁けるか」に大幅な追加取材と加筆を行い、ついに単行本化。
  • 裁判所っておもしろい! 裁判員になるかもしれないあなたのために
    -
    ベストセラー「すっぴんスチュワーデス」シリーズの著者が挑んだ突撃体感レポート! 被告。弁護人。検察。裁判官。目の前で見たそれぞれのドラマとは? 同じセリフを繰り返すおじいさん弁護人、被告席で談笑する被告人、サイバンインコとの対面、電車痴漢裁判の意外な顛末……人気エッセイストが傍聴席で目撃した、右往左往、驚天動地の現実。これさえ読めば、裁判員制度も怖くない!
  • 裁判所ってどんなところ? ──司法の仕組みがわかる本
    4.0
    司法権の独立、三審制、三権分立など司法制度の仕組みはどうなってる? 公平・公正・正義って? 事件を裁く裁判官の素顔って?……裁判所って、こんなところ。
  • 裁判所の正体―法服を着た役人たち―
    4.2
    原発差止め判決で左遷。国賠訴訟は原告敗訴決め打ち。再審決定なら退官覚悟……! 最高裁を頂点とした官僚機構によって強力に統制され、政治への忖度で判決を下す裁判官たち。警察の腐敗を暴き、検察の闇に迫った『殺人犯はそこにいる』の清水潔が、『絶望の裁判所』の瀬木比呂志とともに、驚くべき裁判所の荒廃ぶりを抉り出す。
  • 裁判長 大岡淳三
    -
    裁判における公正とはなにか。裁きの規準とはなにか。政治家をめぐる贈収賄事件、経済犯罪、悦楽的な殺人、外国人の不法滞在など、現代日本のゆがみを象徴する事件を、裁判官の側からリアルに描きながら、裁判の実態、裁判官の生活や心理に肉迫した連作集。犯罪者や法廷を描いて定評のある著者の秀作。
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか
    3.6
    ワイドショーも小説もぶっ飛ぶほど、リアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる、殺人、DV、詐欺、強姦事件……。突っ込みどころ満載の被告の弁明や、なんとも噛み合わない被告と弁護士、傍聴席に鈴なりの女子高生にハッスルする裁判官、有名漫画家の男気ある証人ぶり、ヒトゴトじゃないと思う切実な事件。「こいつ、絶対やってるよ!」なんて心の中で叫びつつ、楽しく通った傑作裁判傍聴記。自筆のイラスト満載(法廷内は写真撮影不可のため)。
  • 裁判長! これで執行猶予は甘くないすか
    3.6
    ベストセラー『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』待望の続篇は、さらに生々しい人生ドラマたっぷり。缶コーヒー万引きで男泣きするショボいオッサン、流れ弾にも気を使うバランス感覚溢れたヤクザ、トロさん初の本格的な≪電波系≫…。みなさんスゴい罪状の被告人のくせして、法廷での悲喜こもごもや顔つき、態度、思わず笑ってしまう弁明に人間臭さが滲み出る。法廷での「ヤル気あんのか?」な裁判官までもメッタ斬り。「裁判員制度」導入の今こそ必読の爆笑傍聴記!
  • 裁判長のたくらみ(電子復刻版)
    -
    底冷えする京の冬の夜。カキツバタの群落で知られる大田の沢で若い男が射殺された。京都地方裁判所の裁判官河原崎秀治が、度々その男に脅迫され、思い余った末起こした犯行であった。事件の迷宮入りを狙った河原崎の計画は容疑者竹島省三の出現により大きく狂う。竹島は起訴され、あろうことか河原崎の主宰する法廷に引き出される。何としても無罪にしなければならない。不自然な裁判が始まった。法廷小説。

    試し読み

    フォロー
  • 裁判の非情と人情
    4.1
    裁かれるのも「人」なら、裁くのも「人」のはず。しかし、私たちにとって裁判と裁判官はいまだ遠い存在だ。有罪率99%といわれる日本の刑事裁判で、20件以上の無罪判決を言い渡した元東京高裁判事が、思わず笑いを誘う法廷での一コマもまじえながら、裁判員制度、冤罪、死刑などをめぐり、裁判官の知られざる仕事と胸のうちを綴る。

    試し読み

    フォロー
  • シェークスピア「ベニスの商人」の金貸しシャイロックは悪人か。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量6,000文字程度=紙の書籍の12ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 「ベニスの商人」の金貸しのシャイロックは、貿易商人アントーニオに大枚の金を貸す。そして担保も利子も取っていない。ただ証文には、金を返せない場合、「借主の胸の肉一ポンド切り取る」と書かれ、その条件で契約を交わす。 借主の船が難破して、期日までに金が返せなくなると、金貸しのシャイロックは裁判所で証文を振りかざし、胸の肉を切り取ろうとする。裁判官も許可するが、ただし「肉は切り取っていいが、血は流してはいけない」と、知恵を働かして借主のアントーニオを救うというのが、大体の粗筋。 シェークスピア物語の「絵本」などでは、この肉を切り取ろうとする場面が紹介されている。この絵では、金貸しのシャイロックが悪相で剣を振りかざしている場合が多い。ひどいのになると、ニヤニヤ笑った変質者のように書かれている。だから、シャイロックは悪人のイメージを持たれるのだ。 歴史的には、シャイロックが悪人一辺倒に描かれていたが、ヒットラーのユダヤ人迫害で、シャイロックが被害者として描かれるのが流行となったのである。 果たして、シェークスピアはシャイロックを悪人として登場させたのだろうか。それとも被害者か。 シェークスピアは善悪で人間を描くような単純なことはしていない。
  • 死刑執行人の記録 知られざる現代刑務所史
    -
    1巻770円 (税込)
    刑務官の95%が見たことのない死刑台。警察官も、検察官も、弁護士も、裁判官も、法務大臣も知らない死刑の実態とは。人間社会の縮図である塀の中の現状と、刑務官・囚人の人間模様、そして「その日」のこと……。“刑務所を知りすぎた男”が、人間社会の縮図・塀の中の現状とその中でくりひろげられる刑務官、囚人の人間模様を描く。現代の監獄と死刑の実態を、死刑執行人が初めて公開する驚愕のドキュメンタリー・ノベル。 ●坂本敏夫(さかもと・としお) 元刑務官・ノンフィクション作家。NPO法人(受刑者の更生支援、こどのも健全育成等)理事長。1947年12月、熊本刑務所官舎で出生。高校卒業まで刑務所官舎で暮らす。母方の祖父、父に続き三代続いた刑務官。1967年大阪刑務所刑務官(看守)に採用される。神戸刑務所、大阪刑務所で係長勤務を経て、法務省法務大臣官房会計課、東京矯正管区で予算及び刑務所・少年院等矯正施設の施設整備を担当。1987年現場に復帰し、1994年広島拘置所総務部長を最後に退官。以後、作家、ジャーナリスト、タレントとして活動。『死刑のすべて』『刑務所のすべて』(文藝春秋)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)、『囚人服のメロスたち』(集英社)、『典獄と934人のメロス』(講談社)など著書多数。映画・TVドラマの監修(一部出演あり)も多い。
  • 死刑と正義
    4.4
    「ある日、家族が侵入者に殺害されたら」「社会の安全が揺らいだら」――。裁判員制度下、市民は正義の判断を下さなければならなくなった。何が死刑と無期懲役を分けるのか。その裁きを決める根拠とは。秋葉原通り魔事件、光市母子殺害事件、附属池田小児童殺傷事件などを手掛かりに、元裁判官が問いかける現代の罪と罰。(講談社現代新書)
  • 仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること
    値引きあり
    4.1
    生存率51%! あなたは生き残る側? どうすれば仕事が消滅しても人間は幸福か? いま最も必須の知識! 2025年 まずドライバーの仕事が消滅。金融ではAIファンドマネジャーが人間を駆逐。2030年 銀行員、裁判官、弁護士助手など専門的頭脳労働者がAIに換わる。2035年 経営者、中間管理職、研究者、クリエイターもAIに
  • 自然法論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書は「ばら戦争」最中の一四六一-六三年頃、王座裁判所首席裁判官の経験もあるジョン・フォーテスキューによって、ランカスター朝ヘンリ六世の権原を擁護するという実践的意図の下に書かれたものである。イングランドにおける従来の相続法準則によれば、ヨーク朝による王位継承権の主張が有利であったため、フォーテスキューは「被相続人たる国王に男子直系卑属が存在しない場合に、娘およびその子たる孫と国王の弟のいずれが王位継承権を有するか」という――現実の王位継承争いがその応用問題となるような――形で問題を設定し、自然法を準拠法として「弟」に有利な結論を導き出す。詳細な訳註を付した本訳書は、一九世紀の刊本と一六世紀の残存写本(Lambeth MS 262)の厳密な校合に基づく決定版。 【目次より抜粋】 凡例 覚書 第一部 自然法の本質について 第一章 ここで著者は、その執筆の理由を示す。 第二章 これは法に属する問題ではあるが、著者は他の諸分野の援助を拒むものではない。 第三章 この問題の解決は、カノン法あるいはローマ法以外の法を必要とする。 第四章 モーセの手を介して律法が与えられるまで、自然法のみが但界を支配していた。 第五章 自然法は他のすべての人定法にまさっている。 第六章 メルキゼデクは自然法の下でのみ王とされた。 〔省略〕 第四〇章 いかにして正義の名が人の名に等しいものとさせられるか。 第四一章 ここでは、始源的正義が自然的正義といかに相違するかを見よ。 第四二章 自然法は何故に神に属すると言われ、また神法の娘と言われるのか。 第四三章 人定法の神法に対する関係は、月の太陽に対する関係のごとくである。 第四四章 ここでは、神法の目的と人定法の目的が問われ、それが示される。 第四五章 知性を通して活動する意思の目的は二つある。 〔省略〕 第二部 至高の諸王国における継承権について 第一章 提起された問題において正義が裁判官として選ばれ、立てられる。 第二章 王の娘の権原 第三章 王の娘が主張した最初のことに対する王の孫の返答 第四章 王の娘が主張した第二のことに対する〔王の〕孫の返答 第五章 イスラエルおよびユダの王国において、女達は決して継承権を有してはいなかった。 [省略] 第七一章 慣習は、上位のものを知らない王国において女が継承することを可能としない。 訳者あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 フォーテスキュー,ジョン 1394~1480年。イギリスの法学者、政治家。 著書に、『イングランド法の礼賛について』、『イングランド王国の統治について』、『自然法論』などがある。
  • 失敗事例でわかる! 民事保全・執行のゴールデンルール30
    -
    1巻2,640円 (税込)
    苦手意識を持つ弁護士が多い民事保全法・民事執行法。 知識不足や見通しの甘さが原因となって、様々なしくじりが起こる。 本書は、「裁判官に間違いを指摘されて恥を掻いた」という小さな失敗から、 「予想外の費用がかかって依頼者の不興を買った」という苦い失敗、 さらには「間違った知識のため、お金を全額回収できなかった」という弁護過誤レベルの大失敗まで、弁護士が気をつけたい失敗事例を示しながら、保全・執行の実務を解説! そして、同じ失敗をしないために、これだけは知っておきたい心構えを、30のゴールデンルールとして紹介!

    試し読み

    フォロー
  • 司法改革
    -
    司法改革推進委員のノンフィクション作家と、最高裁事務総局の裁判官。この2人が討論番組で舌戦を交わすオンエア中、衝撃の殺人事件が起きた。その真相を探ろうとするディレクター新藤に迫る不穏な気配……。日本の司法制度の問題点を鋭く抉り、参審制など改革論議に新たな一石を投じるリーガル・ミステリー。
  • 司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決
    値引きあり
    4.3
    1巻715円 (税込)
    元裁判官が「死刑」判決の歪みを掘り下げる! 猟奇殺人、強盗殺人、両親殺し。この3事件に典型的に現れた、冤罪もしくは「逆冤罪」の実相とは。死刑判決の核心に迫る、法律ノンフィクション!
  • 司法の現場で働きたい! 弁護士・裁判官・検察官
    4.0
    「人の役に立つ仕事がしたい!」「困っている人を助けたい!」と考える人は多いだろう。法律家(弁護士・裁判官・検察官)の仕事は、まさにその一つ。13人の法律家たちが、今の職業を目指した理由、仕事の面白さや難しさ、意義を率直に語る。ときに法律家以外の顔も垣間見え、進路や生き方に悩む人にとっても役に立つ一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 市民のための裁判入門
    4.0
    1巻699円 (税込)
    裁判員制度の導入により、一般市民にも裁判の知識が必要な時代になった。しかし、そもそも裁判員制度は憲法違反であると著者は言う。憲法が規定する「法律に基づく裁判の原則」が守られず、基準なき裁判となるからだ。このように、裁判を正しくとらえるには、憲法のような原理原則から、着実な理解を積み上げることが求められる。本書は「裁判の意味」「裁判官の独立」「上告と控訴の違い」「民事・刑事裁判の手続き」といった基礎知識から、「蛇足判決」などの現代司法の矛盾点まで、知っておきたい事柄を網羅し、親しみやすい語り口で解説する。著者は元判事(現弁護士)で、司法行政の裁判干渉に抵抗し、裁判官の独立を守り抜いた人物として知られる。その著者が「通常の二、三倍の時間を費やしての執筆となりました」と語る力作。裁判に関わっている人、これから裁判に関わるかもしれない人は必読。

    試し読み

    フォロー
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集
    3.6
    法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ美貌の修道女フィデルマが、もつれた事件の謎を痛快に解き明かす傑作短編集。巡礼として訪れたローマの教会で、聖餐杯のワインを飲んだ若者が急死。居あわせたフィデルマが急遽謎を解く「聖餐式の毒杯」、殺人の疑いをかけられ窮地に陥った幼なじみを救うべく奔走する「ホロフェルネスの幕舎」、偶然立ち寄った宿の幽霊騒動に巻きこまれる「旅籠の幽霊」、アイルランドの大王(ハイ・キング)の王位継承をめぐる事件に挑む「大王の剣」、アイルランド代々の大王の廟所で起きた不可解な殺人を解決する「大王廟の悲鳴」という、バラエティ豊かな5編を収録。/解説=村上貴史
  • 修道女フィデルマの采配 修道女フィデルマ短編集
    4.0
    法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ修道女フィデルマが、アイルランドの各地を巡り難事件を解決する。修道士が占星術で自らの死を予言して死んだが、犯人と名指しされたのは修道院長だった事件「みずからの殺害を予言した占星術師」。ダロウの修道院で客人に供する魚料理が消え、料理長が死体で発見された。犯人は外部の人間か、内部の者の犯行か?「魚泥棒は誰だ」。小王国の族長の跡継ぎを選ぶための会合で、有力な候補者が死亡、どうやら毒を盛られたらしい。犯人を推理する「法定推定相続人」など5編を収録。日本オリジナル短編集第5弾。/【目次】みずからの殺害を予言した占星術師/魚泥棒は誰だ/養い親/「狼だ!」/法定推定相続人/訳註/解説=石井千湖
  • 修道女フィデルマの挑戦 修道女フィデルマ短編集
    3.6
    法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ美貌の修道女フィデルマ。彼女がまだ修道女になる前、モラン師が学院長をつとめるタラの学問所に入学した時に出合った、フィデルマ最初の事件「化粧ポウチ」、フィデルマが学問所の最終試験として出された事件の謎を解く「痣」、ドーリィーの資格を得、修道女になってからの事件、三晩続けて聞かれた死を告げるバンシーの声の正体「バンシー」、有名なローマ第九ヒスパニア軍団の鷲の謎にフィデルマが挑む「消えた鷲」など全6編を収録。若き日のフィデルマに会える、人気シリーズ日本オリジナル短編集第4弾。/解説=大矢博子
  • 新刑事訴訟法綱要(七訂版)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 法学を志すもの必携の「刑事訴訟法」の概説書にして、詳細な理論書でもある。団藤法学の到達点でもある本書は、【七訂版】です。 【目次】 はしがき 凡例・略語表・文献 第一編 緒論 第一章 刑事手続の形態とその歴史的発展 第一節 西洋における歴史的発展 第二節 わが国における歴史的発展 第二章 刑事訴訟法の本質 第一節 刑事訴訟法 第二節 刑事訴訟法の性格 第三節 刑事訴訟法の目的 第二編 訴訟の組織 第一章 総説 第二章 裁判所 第一節 司法権 第二節 裁判所の意義・種類 第三節 裁判所の構成 第四節 裁判所の管轄 第三章 当事者 第一節 総説 第二節 検察官 附 捜査機関 第三節 被告人およびその補助者 第三編 訴訟手続総論 第一章 基礎観念 第二章 訴訟条件 第三章 手続形式――主として訴訟行為理論 第一節 訴訟の進行 第二節 訴訟行為の意義および種類 第三節 訴訟行為の一般的要素 第四節 訴訟行為に対する価値判断 第四章 実体形成――主として証拠法理論 第一節 総説――実体形成の様相、その規制、訴因、審判の範囲 第二節 証拠法総説 第三節 証明に関する手続――証拠裁判主義 第四節 心証の形成――自由心証主義 第五章 訴訟の終結――確定力の理論 第一節 裁判、とくに終局的裁判 第二節 確定力 第四編 訴訟手続各論 第一章 捜査 第一節 総説 第二節 捜査の方法 第三節 捜査の進行・終結 第二章 公訴の提起 第一節 基本原則 第二節 公訴提起の条件・方式・効果 附 公訴時効 第三節 裁判上の準起訴手続 第三章 起訴後の強制処分 第一節 総説 第二節 召喚・勾引・勾留 第三節 押収・捜索 第四節 検証 第五節 証人尋問 第六節 鑑定・通訳・翻訳 第四章 第一審公判 第一節 基本原則 第二節 公判手続 第三節 公判の裁判 第五章 上訴 第一節 総説 第二節 控訴 第三節 上告 第四節 抗告 第六章 裁判の執行 第七章 非常救済手続 第一節 再審 第二節 非常上告 第八章 特別手続その他 第一節 略式手続 第二節 交通事件即決裁判手続 第三節 少年法による刑事手続 第四節 第三者所有物の没収手続 第五節 刑の執行猶予取消の手続および刑法第五二条により刑を定める手続 第六節 訴訟費用負担の手続 第九章 刑事補償法 〔附録〕 刑事訴訟法の時間的適用範囲 判例索引 条文索引 事項索引 団藤 重光 1913~2012年。法学者(刑法・刑事訴訟法)、裁判官。東京大学名誉教授。東京帝国大学法学部卒業。学位は法学博。文化功労者。文化勲章。 著書に、『刑事訴訟法綱要』『刑法の近代的展開』『新刑事訴訟法綱要』『訴訟状態と訴訟行為』『刑法と刑事訴訟法との交錯』『条解刑事訴訟法(上)』『刑法綱要総論』『刑法綱要各論』『刑法紀行』『実践の法理と法理の実践』『この一筋につながる』『わが心の旅路』『死刑廃止論』『法学の基礎』『反骨のコツ』(共著)(対談)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 新 光と闇の方程式 1巻
    -
    1~4巻638円 (税込)
    愛と正義を貫く女弁護士の活躍を描いた社会派大作『光と闇の方程式』の続編が電子コミックスで登場。弁護士になる夢を叶えるため、司法試験に合格し修習生となった宇多子。弁護士もひとつのビジネスだと割り切り、生活を犠牲にしてまで仕事に打ち込む父親のようにはなりたくないと思っていたが…。検事、弁護士、裁判官の実習を経験し多くを学んだ修習生時代や、駆け出し時代に経験した離婚や愛娘との別離など、人情派弁護士・真嶋宇多子が誕生するまでの道程がわかる貴重なエピソードも。立場の弱い依頼人を助け、正義を信じ続ける宇多子の奮闘が心を打つ感動ヒューマンドラマ!
  • C★NOVELS Mini - 黒白 - 包青天事件録
    -
    宋の開封府の新任知事・包拯は、「厳しすぎる」と部下に嫌われていた。衣食住まったく贅沢をしないから部下は知事よりいい暮らしができない。袖の下など一切受け取らないから部下も賄賂を受け取れない。あまりの清廉ぶりに窮屈になった小役人が何事か企むが……。中国史上に輝く名裁判官・包青天の裁きは!?『CN25』(2007年11月25日刊行)所収

    試し読み

    フォロー
  • ジキルとハイドと裁判員 1
    完結
    3.9
    裁判官・辺見直留は、ひとつひとつの案件に入れ込みがちで処理こそ遅いが、裁判官として希望に燃える有望な若手。頼りになる先輩判事・薬師寺の背中を追いかける毎日を送る中、ついに彼は2009年7月──裁判員制度導入初日を迎える。幸い、担当事件は単純なものだと思われたが…
  • 辞書には載らなかった 不採用語辞典
    3.1
    1巻1,200円 (税込)
    国語辞典を作るために、辞書の編纂者は、辞書に載せたいことばの実例をさまざまな媒体から探してきます。新版の改訂時で、その数、一万数千語。辞書に採用するべきか、不採用にするべきか、各編纂者が持ち寄ったことばを編集会議で揉み、その結果、多くのことばが不採用になります。そうして惜しくも不採用になったことばの中には、味わい深いものが少なくありません。そこで、辞書からこぼれおちてしまったことばを集めた“不採用”の辞典を作りました。思いよがり、いさぎなさ、甘下り、ヒラメ裁判官、やるやる詐欺、ウッザー、カルーセル、感情労働、プチプラなど。勘違いから生まれたことば、業界特有のことば、世相を映すことば、クスッと笑えることば。『三省堂国語辞典』の編纂者が、文芸書からツイッター、バスの中の大学生の会話までを渉猟して集めに集めた辞書に載らない、だけど魅力的なことばたちをユーモアたっぷりに解説します。

    試し読み

    フォロー
  • 実践の法理と法理の実践
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は第1部「実践の法理―司法過程における主体性の理論」および第2部「法理の実践―わたくしの少数意見」からなる。第1部中「判例による法形成」は、著者が最高裁判所裁判官退官後に試みた数回の講演を収録、司法のあり方を多角的に掘り下げたもので、わかりやすく語られており、第2部の少数意見の解説にもなっている。著者が世に問う意欲的な労作である。 【目次】 はしがき 第一部 実践の法理――司法過程における主体性の理論 第一章 裁判官論 第一節 裁判官の良心 第二節 学者と裁判官 第一款 学者的良心と裁判官的良心 第二款 裁判官の椅子――学界からの最高裁判所入りをして 第三款 学問の道と裁判の道――この一筋につながる 第四款 裁判官を助ける者――最高裁判所調査官とアメリカのロー・クラーク 第三節 「法と社会」の動態と裁判官の任務 第一款 「アクションとしての法」の理論――ジェロウム・ホール教授の「法学の基礎」 第二款 社会の現実と司法の運用――イタリアにおける状況 第四節 裁判官と少年審判 第一款 少年審判と法の適正な手続――少年法改正の基礎問題 第二款 少年審判における適正手続の理念 第三款 裁判の「感銘力」――少年審判か刑事裁判か 第四款 少年法の基本理念と少年審判の今後のあり方――少年法施行満三十五年にあたって 第二章 判例による法形成 第一節 「判例」というものについて 第二節 裁判における主体性と客観性 第三節 現代社会における判例の任務 第四節 最高裁判所と日本の裁判 第五節 法的安定性と判例の役割 第二部 法理の実践――わたくしの少数意見 第一章 判例の役割 第二章 憲法の諸問題 第一節 平等の原則(憲法一四条) 第二節 政教分離の原則(憲法二〇条・八九条) 第三節 表現の自由(憲法二一条)および罪刑法定主義(憲法三一条・七三条六号) 第四節 公務員・公共企業体職員の労働争議権(憲法二八条) 第五節 裁判を受ける権利(憲法三二条)と迅速な裁判(憲法三七条) 第六節 自白と補強証拠(憲法三八条) 第七節 二重の危険の禁止(憲法三九条) 第三章 刑法の諸問題 第一節 共犯 第二節 個々の犯罪――定型説の適用 第三節 罪数と行為論 第四節 刑の執行猶予言渡の取消をめぐる諸問題 第四章 刑事訴訟法の諸問題 第一節 刑事訴訟法の基礎理論 第二節 強制処分と証拠法 第三節 上訴および非常上告 第四節 少年保護事件 第五章 民事、行政、労働の分野における諸問題 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 自白の風景
    4.0
    1巻660円 (税込)
    菊山事件―殺人罪で起訴された矢代昌宣は、裁判で自供を翻し、無実を主張した。だが裁判官は有罪判決を下し、矢代は控訴審中に獄死した。十八年後、菊山事件の裁判長だった滝川が轢き逃げされ死亡。しかも容疑者として逮捕されたのは、かつて矢代を取り調べ、自供に追い込んだ元警部・堀内だった。矢代同様、無実を主張する堀内だったが、厳しい取り調べの末に自供する。

    試し読み

    フォロー
  • 常識として知っておきたい 裁判の世界
    -
    たとえば、「判決」が「求刑」よりも軽いことが多いのは、なぜ?仕組みや判決基準、法廷の様子、裁判官・検察官・弁護士の日常……その実際と重要ポイントがわかる本。

    試し読み

    フォロー
  • ジョーカー(1) 帝王の庭
    完結
    5.0
    特捜司法官……あらゆる電磁波を認識し、天体望遠鏡なみの照準機能をそなえた銀色の人工眼球を持つ合成人間。司法コンピュータと同等の判決能力を有する彼らは、刑事であり検事であり裁判官であり……死刑執行人でもある。日本州警の警部補・六道リィンはある事件で、特捜司法官・ジョーカーと知り合い……。大人気シリーズ、第1巻!
  • 事例解説 当事者の主張にみる 婚姻関係の破綻
    3.0
    ◆婚姻関係の破綻に関する裁判例を、主要な論点に基づいて分類・整理しています。 ◆破綻をめぐる当事者の主張について、裁判所が重視したポイントを明示しながら解説し、立証資料を例示しています。 ◆離婚事件に精通した元裁判官と弁護士の執筆による、信頼できる確かな内容です。
  • 事例にみる 特別受益・寄与分・遺留分 主張のポイント
    -
    ◆相続に関する紛争の中で争点となることが多い、特別受益、寄与分並びに遺留分について、事例を基に、主要な論点とこれに関連する裁判例をまとめています。 ◆ 特別受益、寄与分並びに遺留分の主張方法について、ポイントを明示して解説した上で、その立証に有効な資料を豊富に例示しています。 ◆家庭裁判所の元裁判官や、相続紛争解決の経験豊かな弁護士が執筆した、信頼できる確かな内容です。
  • 人工知能革命の真実 シンギュラリティの世界
    4.5
    「近未来の衝撃──激変する社会」に どう対応するかを考えるための必読の書。 これは“予測”ではない。すでに見ている現実だ! AI、IT問題の専門家が縦横に語り合う──人類の進化速度がますます加速化されるシンギュラリティ(技術的特異点)がやってくる近未来(2025年~2045年)の日本、世界はこうなる!? 「これは予測ではない。すでに見ている現実だ!」 ・寿命は120歳まで延びて、還暦は人生の折り返し点になる? ・AI兵器によって、人が死なずに戦争ができるようになる? ・AI作家が芥川賞を受賞し、編集者の仕事はなくなる? ・政治家、裁判官、検事、弁護士、外科医、会計士、税理士のほとんどは失職する? ・人間そっくりで会話もアレも可能なセックスロボット誕生で性産業は衰退し売春婦、アダルト女優は消滅! そして人は結婚しなくなる?……

    試し読み

    フォロー
  • 人生を楽しむ 50歳からがゴールを決める
    -
    感ずるところあって、早期退職したサラリーマンたち。「掃除屋」を夫婦で開業、「青い卵」が評判の養鶏所経営、プロ音楽家に転向、裁判官を辞めて始めた居酒屋稼業などなど――団塊の世代を中心に、50代からの新しい生き方を80例以上も紹介。中高年の人々に勇気と希望を与える、生き方指南の書!(『50歳からの人生を楽しむ法』改題)「高齢社会」は望むところ、まだ間に合う人生の選択!
  • 人望の研究
    -
    “人望力”のある人は一体どこが違うのか?――いくら素晴らしい能力をもっていても、それを周囲にひけらかしたり、日頃から身勝手な振る舞いをしていては、いざという時に誰も助けてはくれない。それよりも、控えめな姿勢と人を許すだけの器量をもち、自らの犠牲を厭わず人のために尽くす行動こそが、周りの信頼を得る結果へと繋がるのだ。それは仕事の場であれ、個人の生活の場であれ、まったく同じことである。本書は、『一流の条件』『気品の研究』『幸せの研究』などの著書を通じて、真っ当な人間関係の大切さを説いてきた著者が、人望力をつけるための48の秘訣について自身の体験をもとに考察する。「心の扉を開いておく」「人の言に耳を傾ける」「裁判官にならない」「人のエゴにも理解を示す」「大言壮語をしない」「自己主張よりも相手満足」「自分の非を探し出す」など、包容力の大きさを身につけて“人間関係の達人”になるための知恵が満載!

    試し読み

    フォロー
  • 図解 法律相談ですぐ使える! 相続分・遺留分はやわかり
    -
    相続分・遺留分の割合をパッと検索! 実務頻出で、実務家がミスしやすい相続のパターンを収録し、 各事例について「相続分は4分の1:4分の3」など、結論が具体的にわかる! 「相続法の知識に不安がある」「相続分・遺留分の計算に自信がない」 そんな実務家のために生まれた、 相続分・遺留分の割合を、相続人関係図の事例からパラパラ探せる本です。 養子縁組や代襲相続が絡む複雑な相続の事例も細かに解説。 知識を深めたい読者のために、参考となる裁判例・判例もカバー。 実務家目線のギモン×裁判官経験のある著者の解説×見開き2頁構成の簡潔なつくり の本書は相談業務の必携本です!

    試し読み

    フォロー
  • ズレまくり!正しすぎる法律用語
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    裁判員制度も始まったのに、法律は、難解な言葉できれいごとやタテマエばかりを語り、いい気になってカッコつけている。そんなヤツほど、じつは見せたくないものをたくさん隠しているに違いない! 法律が必死で隠している真の姿を、ここにお見せしよう。 『裁判官の爆笑お言葉集』の著者が放つ、ぶっちゃけ法律用語辞典。 ──あなたは憲法を守らなくていいって知ってた? この世は「悪意」に満ちているって、どういうこと? 日本で最も重い犯罪って、なーんだ? 過去100年間、行われていない国家試験がある? 19歳でも選挙に投票できる裏ワザ、教えます。
  • 請求権概念の生成と展開
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 実体法体系の確立という観点から、訴訟・実体両法体系の分化を前提とした結合関係のあり方を追求しつづけた労作。 【目次より】 はしがき 第一章 ヴィントシャイトの『アクチオ論』 序説 第一節 ヴィントシャイトの法律学 第二節 『アクチオ論』 第一款 『アクチオ論』の課題およびアクチオの概念 第二款 アクチオ理論の展開 第三款 『アクチオ論』に対する補説  むすび 第二章 ドイツ普通法学における請求権概念の発展 序説 第一節 ウンガーおよびノイナーにおける請求権と訴権 第二節 公法的訴権概念の誕生 第三節 公法的訴権理論の影響 第四節 実体法と訴訟法の分離および両者の関連 第五節 普通法学における請求権理論の発展の総括、および、ドイツ民法典以後の発展の展望 むすび 第三章 ドイツ民法の請求権概念 序説 第一節 請求権の本質および機能 第一款 第一期(一九〇〇年~一九一二年頃)の学説 第二款 第二期(一九一二、三年頃~一九四五年)の学説 第三款 第三期(一九四五年~一九五九年)の学説 第二節 請求権をめぐる若干の問題の検討と請求権の本質・機能論の総括 第一款 請求権のFalligkeit(満期)について 第二款 時効の効力 第三款 物権的請求権について 第四款 総括 問題点の整理 むすび 第四章 ドイツ民法学における請求権理論について 第五章 ドイツ民法の請求権(Anspruch)と日本民法 第一節 序説 第二節 消滅時効と請求権 第三節 権利と請求権 第四節 請求権の機能 第五節 結語 第六章 補説 第一節 ヴィントシャイトの請求権概念をめぐる近時の論議について はしがき 第一款 請求権概念検討の理由 第二款 リムメルシュパッハーのヴィントシャイト理論の分析 第三款 ゲオルギアデスの請求権理論 第四款 リムメルシュパッハーの請求権理 第二節 権利と請求権 第七章 民法四一四条について 解釈論的および立法論的見地から はしがき 第一節 民法四一四条の法的性質についての諸学説 第二節 解釈論と立法論 附録 請求権と訴訟物 実体法学からの新訴訟物理論へのアプローチ はしがき 第一節 小山説の提起せる問題とその検討 第二節 三ヶ月説の提起せる問題とその検討 第一款 請求権と訴訟物 第二款 占有承継人に対する執行力の拡張をめぐって 第三節 ドイツの学説における請求権と訴訟物 第一款 ニキッシュの問題提起 第二款 実体法学者の見解 第三款 ヘンケルの理論とその検討 第四節 総括 むすび ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 奥田 昌道 1932年生まれ。法学者、裁判官。京都大学名誉教授。 京都大学法学部卒業。学位論文「請求権概念の生成と展開」で、京都大学より法学博士の学位を授与(法学博士)。京都府文化賞などを受賞。 著書に、『請求権概念の生成と展開』『債権総論 [増補版]』『紛争解決と規範創造 最高裁判所で学んだこと、感じたこと』などがある。
  • 政治と人生 中曽根康弘回顧録
    -
    仕事師内閣を率い、行革を断行した信念の政治家の渾身の生涯とその知られざる素顔。わが政治、わが人生、わが妻。――日本のみならず海外での活躍が光った大物政治家の国家大計の思想に触れ、広く読者が天下国家を語りあう契機となる、決定版自伝です。 政治家の場合、人生の回想を記すことは、読者を裁判官とする歴史の法廷に被告として立たされることである。……特に人生の晩年に書く『回顧録』には、得てして成功物語が多い。本当は身を刻むような挫折と失敗の連続で、成功と喜べるのは選挙で大勝した時くらいのものであるのに……。毎日、毎日は苦渋に満ちている。その失敗の記録のほうが、実は尊いのだろう。しかし、私のようなのんき者は、苦しかったことはおおむね忘れて、楽しかったことのほうが記憶に残っている。(「まえがき」より抜粋)
  • 世界で勝てない日本企業 壊れた同盟
    -
    【カルロス・ゴーン、衝撃の脱走後、初の著書】 日産の問題は、日本の問題。 カルロス・ゴーン事件が投げかけたのは、実は日本企業の本質を深く抉ったものだった。 日本の本質的な問題は太平洋戦争のときから何も変わっていないー。 なぜ日本企業は世界で勝てないのか? なぜ同盟関係は壊れてしまったのか? 本書で明かされる日産の陰謀・人質司法・サディズムな裁判官…。 「地獄にいた私は決行することにした。もし作戦が成功すれば人生を取り戻すことができる」 序章 第1章 一一月一九日 第2章 冷たい地獄のような小菅 第3章 "日本版"モスクワ裁判 第4章 なぜ? 第5章 譲歩 第6章 アライアンスのふたつのビジョン 第7章 龍と舞い、熊と踊る 第8章 アメリカン・ドリーム 第9章 なんとしてもグローバリゼーション 第10章 どうやって世界一になるか? 第11章 人的資本 第12章 偉大な経営者たちの市場 第13章 明日 エピローグ(現在のところは)
  • 【選挙における公正とは何か】米大統領選、都構想住民投票から考える「決着」の条件【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.229】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■否決で終わった都構想住民投票、それでも「最後」とはならない重大理由 ■決着してもなお混乱……もつれにもつれた2020年アメリカ大統領選挙 ■負けを認めず批判集中のトランプ氏、それでも裁判所を利用するのは権利だ ■これがアメリカの裁判所! トランプ氏に選ばれた裁判官がトランプ氏の訴えを退ける ■政治が人事権を行使するからこそ真の「力」が生まれる ■トランプ陣営「郵便投票に不正あり」の主張は本当にハチャメチャなのか? ■厳密で公正な投票制度なのに……都構想住民投票で起きた「ある事件」 ■「捏造」情報をリークした大阪市財政局、報じた毎日新聞の行為は許されるのか? <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 絶対王政期イングランド法制史抄説
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「ローマ法継受の可能性とコモン・ローの近代化」という論点を視座の中心に据え、絶対王政期イングランドの法制度・法思想を見事に描く。 【目次より】: 序 目次 第一篇 陪審制と職権的糾問手続への史的岐路 英米法と大陸法についての―つの覚え書 一 はじめに 二 英仏における古来の訴訟手続 三 イングランドにおける判決陪審の採用 四 フランスにおける職権的糾問手続の採用 五 むすびにかえて 第二篇 「イングランド法とルネサンス」考 イングランドにおけるローマ法継受の可能性とコモン・ローの近代化 一 はじめに 二 メイトランド説とその批判 三 メイトランド批判学説の吟味 四 むすびにかえて イングランド法の近代化 第三篇 請願裁判所素描 絶対王政期イングランドにおける「貧者のための裁判所」 一 はじめに 二 起源 三 構成  四 訴訟手続 五 管轄 六 他裁判所との関係 七 衰減 第四篇 刑罰制定法上の略式起訴と職業的略式起訴者 絶対王政期イングランド刑事司法の一局面 一 はじめに 二 略式起訴の刑事訴訟法上の位置づけ 三 刑罰制定法及びそれに基づく略式起訴についての小史 四 略式起訴に基づく手続 五 職業的略式起訴者 六 職業的略式起訴者の規制と改革 七 まとめ 第五篇 絶対王政期イングランドにおける答弁取引 アサイズ裁判における刑事司法の一面 一 はじめに 二 基礎的事実 三 答弁取引の概念 四 アサイズ裁判における刑事訴訟 五 答弁取引の出現 六 答弁取引出現の理由 付篇 シェイクスピア時代のインズ・オヴ・コート 貴紳子弟教育機関としての ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 小山 貞夫 1936年生まれ。法学者。東北大学名誉教授。専門は、西洋法制史。 東北大学法学部卒業。法学博士。 著書に、『イングランド法の形成と近代的変容』『絶対王政期イングランド法制史抄説』『増補版 中世イギリスの地方行政』『英米法律語辞典 Koyama's Dictionary of Anglo-American Legal Terminology』など、 訳書に、フレデリック・メイトランド『イギリスの初期議会』ジョン・ハミルトン・ベイカー『イングランド法制史概説』フレデリック・メイトランド 他『イングランド法とルネサンス』フレデリック・メイトランド『イングランド憲法史』スタンリー・バートラム・クライムズ『中世イングランド行政史概説』ラウル・ジャール・ヴァン・カネヘム『裁判官・立法者・大学教授』などがある。
  • 絶望の裁判所
    3.4
    裁判官というと、少し冷たいけれども公正、中立、優秀といった印象があるかもしれない。しかし、残念ながら、そのような裁判官は、今日では絶滅危惧種。近年、最高裁幹部による、思想統制が徹底し、良識派まで排除されつつある。 三三年間裁判官を務めた著名が著者が、知られざる、裁判所腐敗の実態を告発する。情実人事に権力闘争、思想統制、セクハラ・・・、もはや裁判所に正義を求めても、得られるものは「絶望」だけだ。(講談社現代新書)
  • 「捜査本部」というすごい仕組み
    3.0
    著者はオウム真理教事件などに携わった元警察キャリア官僚で、MBA(経営学修士)の資格も有する弁護士です。その著者が自らの体験に経営学の知識なども加味しながら、「捜査本部」を多角的に解剖していきます。さらに本書では、捜査本部の仕組みをよりよく理解するために、警察学校の仕組みや警察組織の概要についても詳しく触れています。 ■CONTENTS 【第1章】警察に関する基本知識/【第2章】これが捜査のマニュアルだ!/【第3章】「捜査本部」というすごい仕組み/【第4章】優秀な捜査官を育成する警察学校の仕組み/【第5章】仲が悪い刑事部と公安部/【第6章】現場の力を最大限に発揮させるために/【第7章】もっと強い警察を目指せ! ■著者 澤井康生(サワイヤスオ) 1971年11月9日生まれ、早稲田大学政治経済学部出身。警察庁入庁後は生活安全局等において法令の制定・改廃、警察行政の企画・立案業務に携わる。警視庁出向時は地下鉄サリン事件をはじめとする一連のオウム真理教事件や殺人事件、放火事件、広域窃盗事件等の捜査に携わる。警察庁退官後、旧司法試験に合格し、司法修習生を経た後、東京弁護士会に弁護士登録。その後は弁護士として活躍するとともに早稲田大学大学院ファイナンス研究科に入学し、ファイナンスMBAも取得。現在は東京新生法律事務所に務めるとともに非常勤裁判官も兼任。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 相続における承認・放棄の実務-Q&Aと事例-
    5.0
    ●熟慮期間、単純承認、限定承認、相続放棄、承認・放棄の無効・取消しなど、相続の承認・放棄に関する諸問題を幅広く取り上げています。 ●[実務解説]では、家事事件手続法に即した手続や判例の動向などをQ&A形式で詳しく解説しています。 ●[事例解説]では、重要判例を取り上げ、事案の概要や裁判所の判断を紹介した上で、実務的観点からの考察を加えています。 ●第一線で活躍する裁判官が実務に役立つ情報を一冊に集約した充実の内容です。
  • 訴訟類型別 訴状審査をめぐる実務
    -
    ◆訴訟手続の進行に支障を生じさせ、得るべき利益を損なう事態を招きうる「訴状の補正や訂正」を避けるための情報を1冊に集約! ◆民事訴訟の類型別に、訴状審査でチェックされるポイントや着眼点、訴状審査手続等をQ&A方式で解説!あわせて、具体的な訴状例も多数掲載! ◆実務の現場で訴状審査を行っている裁判官・書記官の執筆による、確かな内容!
  • 即解330問 婚姻費用・養育費の算定実務
    -
    ◆婚姻費用や養育費の算定について、家事調停の現場に寄せられた質問や相談等330件を取り上げ、Q&A形式でわかりやすく解説しています。 ◆家事事件に長年携わった元裁判官の豊富な実務経験を踏まえて執筆しています。
  • 増補改訂版 裁判官幹部人事の研究 「経歴的資源」を手がかりとして
    -
    1巻7,524円 (税込)
    気鋭の学者による、緻密で大胆な裁判官の人事研究。 最新人事データを反映させ、大幅な増補改訂作業を施した最新版。 全ての法曹関係者必読の書! 裁判所には「司法官僚制」という側面が伏在するのか ○裁判官の独立は、司法人事制度によりゆがめられていないか ○裁判官の昇進は資質・能力より、経歴的資源が基準となっているのではないか ○裁判所のポストですら官僚制的人事システムに陥っているのではないか
  • 脱獄者たち
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 脱獄後、裁判官や社長になった男、逢い引きのために夜ごと牢を忍び出た女……。強靱な気力と体力、そして創意工夫を凝らす知力を駆使して看守の目を欺き、自由を求め、果敢に塀を乗り越えていった囚人たちの波乱に満ちた実話集。

    試し読み

    フォロー
  • 脱獄者たち(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 脱獄後、裁判官になった男や社長になった男、夜な夜な牢を抜け出して逢い引きしていた女……。集団脱獄や超法規措置で出獄する赤軍派。自由を求め、果敢に塀を乗り越えていった囚人たちの波瀾に満ちた物語。脱出したところで、やはり管理された社会。管理される側が管理なれして、自由な世界への強烈な脱出意欲やエネルギーを失った現在、塀の内と外での管理の合理化、効率化の差はせばまり、脱獄の時代は挽歌を奏でている。解説・朝倉喬司。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • ダメなものはダメと言える《憲法力》を身につける【HOPPAライブラリー】
    -
    札幌在住の元裁判官・高橋幸一氏による熱く、やさしい憲法講座。国民をだまし憲法をないがしろにする政権から立憲民主主義を取り戻すために国民一人ひとりが〈憲法力〉を身につけよう。

    試し読み

    フォロー
  • 著作権法コンメンタール<改訂版>I
    -
    1~3巻6,930~8,140円 (税込)
    法改正が頻繁に行われている著作権法を立法趣旨から把握し、条文に即して正しく解釈するための注釈書。令和2年改正を含む、著作権法全124条を完全網羅。圧倒的な解説量と緻密な分析--法改正の意義や実務への影響、最新の裁判例や文献、論文等を多数紹介した充実の全3巻。知財の最前線で活躍する弁護士・企業内弁護士・研究者・裁判官が解説。

    試し読み

    フォロー
  • チヨダク王国ジャッジメント 姉と俺とで異世界最高裁判所【電子特典付き】
    -
    ゲームが好きな普通の高校生アクトがある日、裁判官をしている姉のツカサと共に召喚された異世界は……日本の文化を模倣する“チヨダク王国”!? ゆるふわな王女のエクスタシアから、この国の民を正しくお裁きする裁判官になってほしいと依頼されるアクトたち。早速、難題となっていた殺人罪に問われる勇者の裁判を依頼されたことから、アクトは世俗に疎くてファンタジーな異世界の常識を知らない姉の補佐官を務めることになるのだが――!? ひとクセある弁護士や検察をはじめ、アクトたちの異世界生活を補佐するメイドのシロも巻き込み、審理は意外な展開を見せていく! 第16回新人賞《最優秀賞》受賞作、厳粛に、開廷!! 【電子限定!書き下ろし特典つき】
  • 女神〔テミス〕の教室(上)~リーガル青春白書~
    -
    北川景子が月9初主演のリーガル青春群像劇 フジテレビ系人気ドラマを完全ノベライズ! 目隠しをつけ、片手に剣を持ち、もう一つの手で天秤をかざす女神[テミス]の像――。その姿は、司法と裁判の公正さを表す。剣は力を、天秤は善悪を測る正義を象徴し、『剣なき秤(はかり)は無力、秤なき剣は暴力』だと諭すーー。 司法試験合格を目指し、若き法曹家志望者が日夜研鑽を続ける法科大学院(ロースクール)。 そこに現れた派遣裁判官の実務家教員、柊木雫。彼女がこだわるのは、人々の行動の裏に隠された「なぜ?」。 一癖ある学生たちに、柊木は問いかける。法とは何か? 人とは何なのか?
  • 転落
    4.0
    アムステルダムの場末のバーでなれなれしく話しかけてきた男。彼はクラマンスという名のフランス人で、元は順風満帆な人生を送る弁護士だったが、いまでは「告解者にして裁判官」として働いているという。五日にわたる自分語りの末に明かされる、彼がこちらに話しかけてきた目的とは? 『異邦人』『ペスト』に並ぶ第3の小説、待望の新訳。
  • セカンド・ジャッジ~出口の裁判官 岬剣一郎~
    3.5
    1~3巻715~770円 (税込)
    元警察官僚の岬剣一郎は、更正保護委員を務めることになった。受刑者の仮出所を決める、いわば「出口の裁判官」だ。最初に担当したのは、十八歳の時に殺人を犯し少年刑務所で服役する青年だった。岬が更正を信じた彼は、出所後間もなく行方(ゆくえ)をくらましてしまう。そして、青年がかつて殺害した男の知人が不審死を遂げた! またも彼の犯行なのか!? 待望の新シリーズ!
  • 時の剣 告発弁護士シリーズ
    3.0
    時効を目前にして、逃亡中の男が、強姦殺人容疑で逮捕された。弁護士は、猪狩文助。トレードマークは、薄汚い風呂敷包みと剥げたステッキ。80歳を越えているが、いったん法廷に立つと、「法廷荒し」の異名の通り、検事や証人、時には裁判官を向こうにまわし、絶妙のあざとい駆け引きで、被告に有利に導いていく──。
  • 特捜は「巨悪」を捕らえたか 地検特捜部長の極秘メモ
    -
    1巻1,650円 (税込)
    元東京地検特捜部長・宗像紀夫。 彼が明らかにした「極秘メモ」「日記」の数々‥‥ 初めての著作! ---随所に捜査時のリアルタイムの日記も挿入。 臨場感あふれるノンフィクション回顧録 「冷たい表情の裁判官」「居丈高な検察官」「金儲け主義の弁護士」になるな‥‥ ・江副浩正、田中角栄逮捕から日産ゴーン逮捕まで-- ・地検特捜部の仕事は「世の中のドブさらい」「闇を照らす」のが仕事だ! ・村木事件等々、捜査が粗雑で、威圧的、権力的になった特捜は心配だ!
  • 特許判例百選(第5版)
    -
    特許分野の重要判例104件を紛争類型別に収載。斯界を代表する研究者・裁判官・弁護士等が簡潔・明快に判例を紹介する。旧版から掲載判例を大幅に入れ替え,各項目解説内容もすべて一新。令和元年特許法改正にも対応した,特許法を学ぶうえで欠かせない1冊。
  • ナオミのカフェ NAOMI`S CAFE in Vancouver
    3.0
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 故郷から遠く離れたカナダで人種偏見の壁を乗り越え、訪れるすべての人を笑顔に変えたNOMI'S CAFE。その奇跡の物語 1958年11月、戦後復興を遂げつつある日本から、 たったひとりで日系人の夫が待つカナダへ渡った清水ナオミ。 日本人が故の人種偏見を受けながらも1971年11月、 バンクーバー郊外に小さなレストラン「NAOMI`S CAFE」を開業した。 すべての料理は彼女の手から生み出され、 そのおいしい料理は客同士を笑顔という名の絆でつないでいった……。 NAOMI`S CAFE、それは単におなかを満たす場所ではなく、 喜びも悲しみも分かち合える、もうひとつのわが家となっていったのだ。 1996年11月、惜しまれつつ店は閉じられたが、その後も料理インストラクターとして 90歳を超える今も料理の素晴らしさを多くの人々に伝え続けているナオミ。 NAOMI'S CAFEにはじまり現在も続く彼女の生き様、料理に向き合う姿は、 人生に疲れているあなたへ勇気と元気を与えてくれるはずだ。 清水 なおみ(シミズナオミ):1932年1月4日、大阪市此花区生まれ。1958年1月26日、カナダ日系2世の清水ジョージ昭三と結婚し、同年11月2日に横浜港からバンクーバーへ移住。1971年11月8日、NAOMI'S CAFEを開店。以後25年間、地元カナダの人たちにおいしくて居心地が良くて、第2の我が家だと愛される店となり、裁判官や大学の教授、工事現場の作業員や日本人留学生と、職業、人種を問わず多くの人々が訪れた。1996年11月8日、行列の絶えない人気店だったが、ビルの老朽化に伴い惜しまれながら閉店。その後はテレビや雑誌、コミュニティセンターなどのクッキングクラスのインストラクターを務める傍ら、教会のバザーやケータリングなどで、膨大な量の料理を90歳になったいまもなお一人で作り続けている。

    試し読み

    フォロー
  • ナスレディンのはなし トルコの昔話
    4.0
    ナスレディンは、今からおよそ800年前、トルコで生まれた実在の人物だと言われています。裁判官の補佐役をしたり、神学校の先生をしていましたが、人を笑わせることが大好きだったそうで、ナスレディンにまつわる多くの話は、トルコを中心にイスラム世界の人々に親しまれ、長く語り継がれてきました。ナスレディンが、機知とユーモアで大活躍するお話は、小学生のための最適なイスラム文化入門にもなるはずです。

    試し読み

    フォロー
  • なんでも「はじめて」大全―人類と発明の物語
    4.5
    人類がはじめて靴を履いたのはいつのこと? 古代エジプト人が試みた手術とは? 世界最初のチェーンストアはどこの国で生まれた? 1977年に日本の研究所が世界に先駆けて生み出したものとは? ボタン、ホットドッグ、スーパーマーケット、コンタクトレンズ、数字、 タイプライター、歯科ドリル、電気自動車、裁判官、憲法、貨幣、小説、テニス…… 圧倒的な情報量! 驚きの連続! 「最初」を知れば、世界がわかる! ネジから女性の権利まで、人類文明における「はじめて」をこの1冊で網羅! イノベーションはどのように起きたのか? 文明はどのように進歩してきたのか? 世界を知り、未来を切り拓くための、知識と驚き満載の書!
  • ニッポンの裁判
    4.0
    冤罪連発の刑事訴訟、人権無視の国策捜査、政治家や権力におもねる名誉毀損訴訟、すべては予定調和の原発訴訟、住民や国民の権利など一顧だにしない住民訴訟、嗚呼(ああ)! 日本の裁判はかくも凄まじく劣化していた・・・。ベストセラー『絶望の裁判所』の瀬木比呂志教授が、中世なみの「ニッポンの裁判」の真相と深層を徹底的に暴く衝撃作! 裁判の「表裏」を知り抜いた元エリート裁判官による前代未聞の判例解説に法曹界騒然! (講談社現代新書)
  • 【ネット時代の表現の自由(3)】名誉棄損を避け自由に情報発信するための「超実践」ポイント〈6〉(後編) 【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.91】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■ポイント〈5〉:失敗したら「同じツールを用いて謝罪・訂正する」! ■ポイント〈6〉:ただのリツイートでも責任を問われる場合がある ■通信社配信記事でも掲載した新聞には一定の責任。リツイートは? ■「事実の指摘」をリツイートした岩上安身氏には立証責任がある ■不当訴訟(SLAPP訴訟)かどうかを決めるのは当事者ではない、裁判官だ ■言論で挑発しておいて、相手の「訴える権利」を奪うのもおかしい <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 判決から見る 猟奇殺人ファイル
    4.0
    1巻586円 (税込)
    凶悪事件の裁判は、被告人にとって生きるか死ぬかの瀬戸際である。そこでは被告人や弁護人、検察官や裁判官らによって手に汗握るせめぎ合いが繰り広げられている。 本書は、日本の犯罪史に名を残す23の猟奇殺人を取り上げ、その凄惨な内容を紹介するとともに、事件がいかにして裁かれたのか、法廷での戦いにも注目してまとめたものである。 ひとがひとを殺すとき、そこにはひとつの尺度では測ることのできない事情がある。殺人者はどのようにして罪を犯し、そしてどのようにして裁かれたのだろうか。

    試し読み

    フォロー
  • 判例にみる 遺言解釈のポイント-趣旨が不明確、多義的、不記載・誤記、実態との相違、抵触など-
    -
    ◆遺言解釈が争点となった裁判例から重要なものを5つの類型に分類・整理し、遺言の記載内容に対する裁判所の判断や裁判例の意義、特徴等を解説しています。 ◆遺言解釈のポイントを理解することにより、適切な遺言書作成に役立ちます。 ◆元大阪高等裁判所部総括判事が裁判官の目線で編集しています。
  • 判例法理から読み解く裁判実務 取締役の責任
    -
    1巻7,150円 (税込)
    裁判官が、株式会社の「取締役の責任」に関する学説・判例を分類整理し、裁判実務を幅広く、奥深く、体系立てて解説。裁判実務における「取締役の責任」の判断基準を理解し、的確に取締役の責任追及・防御を行うための必携書!

    試し読み

    フォロー
  • 火の粉
    4.3
    累計55万部突破のミステリー。「私は殺人鬼を解き放ってしまったのか?」元裁判官・梶間勲の隣家に、二年前に無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い……。武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴む。しかし梶間家の周辺で次々と不可解な事件が起こり……。最後まで読者の予想を裏切り続ける驚愕の犯罪小説!
  • 深川通り魔殺人事件
    3.0
    昭和五十六年、東京の深川で白昼、女性・幼児六人が通り魔に殺傷され、一人が人質となった。元すし店の板前川俣軍司の犯行までの軌跡と初公判から刑の確定までの全記録を克明に描いた犯罪小説。犯行にいたるまでのおいたちを当時の証言よりさぐりだし、裁判のやりとりを再現。裁判官、検察官、弁護士、精神医などが犯人の「狂気」性について全力を傾注したが、解明できなかった。昭和五十八年、無期懲役が確定。「キレる」現代人による動機の見えにくい犯罪増加の一端が、垣間見える。
  • 不倫判事~女裁判官物語~
    -
    京都地裁の裁判官・松宮亜紀子は、写真週刊誌やストーカー傍聴人に追われる美貌の持ち主。私生活では夫と別居、青年弁護士と不倫している……。そんな彼女が担当した大学教授殺害事件の公判が、意外な方向に展開した。提出された現場の遺留品が、すべて亜紀子の所持品だったのだ。次第に窮地に立たされる彼女の運命は……!?
  • 物権・担保物権の基礎がため
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆民法の基本的かつ重要な項目を、民法をはじめて学ぶ方にもわかりやすく解説しており、各種資格試験対策にも最適です。 ◆難しい法律用語や理解しづらい項目には、注記、イラスト、事例を交えてイメージしやすいよう構成しています。 ◆現役裁判官が豊富な実務経験を踏まえて執筆しています。
  • 平気で冤罪をつくる人たち 誤判は必然的に生まれる
    3.0
    1巻660円 (税込)
    菅家利和さんの無実が確実になった足利事件。男性にとって決して他人事ではない痴漢冤罪。これらの悲劇はなぜ起こるのか。「起訴された刑事事件の有罪率――九九%」という驚くべき数字は、本当に妥当なものなのだろうか。実は日本の裁判所には、誤判を必然的に生んでしまうある心理傾向が存在する、と著者は指摘する。元裁判官だからこそ告発しうる冤罪の根源から、日本の司法の「建前」と「現実」の甚だしい乖離が見えてくる。冤罪は、誰もが巻き込まれる可能性がある人災なのだ。また本書は足利事件の判決を改めて検証する。マスコミは誤判の原因について、DNA鑑定の技術的進歩の結果、昔の鑑定の誤りが判明したと報道している。ならば、その鑑定に基づく判決を行わざるを得なかった当時の裁判官に非はないと考える方もいよう。しかし本書は、当時の判決は当時の水準からしても間違いであったことを、論理的に断定する。
  • 米中貿易戦争の裏側 東アジアの地殻変動を読み解く
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    「米中貿易戦争」のカギは「5G」にある。 その5Gを制するのはアメリカか、それとも中国か。 趨勢(すうせい)を決する「周波数」と「基地局」について、「アメリカ国防報告書」は驚くべき真実を語っていた。 激化する米中対立の裏で、日韓対立が、東アジアの地殻変動を激化させている。 この展開を望んでいたのは、一体誰だったのか? 「モスクワ発の裏事情」を入手した著者が、混沌とする「米中貿易戦争」のゆくえを斬る。 〈目次(抜粋)〉 第一章乱舞する「米中露朝」、陰湿な「日韓」 一、ファーウェイ禁輸解除が前提条件だった―米中首脳会談の真実/二、グローバル経済と「中華の知恵」を読み解く/三、トランプvs.習近平、世界のリーダーにふさわしいのはどっちか?/四、トランプ電撃訪朝の裏側―地殻変動の予兆を読み解く/五、日韓険悪化が招く地殻変動―高笑いするのは習近平か:東アジアが中国の手中に落ちる「最悪のシナリオ」/ほか 第二章ファーウェイを「解剖」する 一、「改革開放の申し子」ファーウェイ誕生の秘密に迫る/二、国有企業ZTEvs.民間企業ファーウェイ/三、「ファーウェイは政府の支援を受けている」のは本当か?/四、ファーウェイと中国政府の「攻防」/CFO拘束の裏で暗躍する「謎のユダヤ人」の正体/ほか/五、5Gで世界をリードするファーウェイ 第三章米中「ハイテク覇権争い」のゆくえ―米国防報告書を読み解く 一、周波数が世界を制する―米国防総省イノベーション委員会報告書/二、中国の5Gに対して「敗北」を認めた国防報告書/三、中国政府「5Gの商業利用を許可」の衡撃「:5G関連特許」は誰が押えているのか?ほか 第四章米中インタビュー合戦 一、任正非が集団取材で語った「本音」/二、ポンペオの「ファーウェイは嘘つき」発言を検証する:中国政府によるスパイ行為の「真の実行犯」ほか/三、駐日米国大使「ファーウェイは国有企業」発言を検証する:ファーウェイの「本当の株主」は誰なのか?ほか/四、毛沢東の「農村を以て都市を包囲せよ」戦略を模倣した任正非 第五章二極化する世界 一、「ツキディデスの罠」に備えてきた中国/二、アメリカなしでも中国経済は成り立つのか:ゴールドマン・サックス100%出資を認めた中国の思惑ほか/三、「ファイブ・アイズ」の一角を崩したファーウェイ5G:ファーウェイを支援する香港華人の「正体」ほか/四、中国が胸を張る「ハイテク産業の成長ぶり」の真実/五、アメリカが「宇宙軍」を正式発足させた「真意」 第六章金融戦争に突入した米中貿易戦争 一、対中制裁関税第4弾発動&為替操作国認定の裏側/二、「金融核弾道ミサイル」米国債売却はあるのか―中国が取り得る報復措置を探る/三、「レアアース・カード」を準備する中国レアメタル禁輸でアメリカがすり寄る「驚くべき相手」ほか 第七章地殻変動と中国が抱える諸問題 一、韓国の「GSOMIA破棄」と「中露朝」のシナリオ/二、「米日豪印」対中包囲網と中露軍事連携:軍事パレードから見る中国の「ミサイル力」ほか/三、米中金融戦争と「国内問題」の真相/四、燃え上がる「香港デモ」と「台湾問題」の行方「:香港最高裁判所の裁判官は17人中15人が外国人」という「盲点」ほか/五、「米中二極化」のカギを握る日本「:日中友好ムード」が想起させる「かつての大失敗」/ほか
  • 弁護士・裁判官・検察官 司法エリートの没落
    -
    弁護士、裁判官、検察官──。 文系最難関の司法試験に合格した、選ばれしエリートたちだ。 今回、特集班は彼ら法曹関係者113人に総力取材し、 重厚な法曹界の扉を開け放った。 その扉の向こうには、 それぞれ固有の事情から没落の憂き目に遭う三者の姿があった。 『週刊ダイヤモンド』(2017年2月25日号)の第1特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。 詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • 弁護士はこう訊く 裁判官はこう聴く 民事尋問教室
    -
    「失敗例」は、極上の教材だ。 民事尋問の具体的なNG例を豊富に取りあげ、弁護士&裁判官が徹底的に添削!  ありそうでなかった、民事尋問で「赤点をとらない」ための、いちばんやさしい実務書! なにがダメで、どこをどうすればOKになるのか? 自身のレベルの把握・上達が難しい民事尋問について、ゼミのように丁寧な解説を施し、NG尋問をOK尋問に導きます。通読すれば、実務のイメージがつかめること間違いなし。 民事尋問教室、開講の時間です!

    試し読み

    フォロー
  • 弁護士はこう表現する 裁判官はここを見る 起案添削教室
    -
    現役弁護士&現役裁判官が、実例をもとにした「ダメ起案」を添削! ていねいなコメントと共に、「お手本起案」ももちろん掲載! また、新人の方が悩む「裁判外起案」の例も! ◎相手方へ要求する書面 ◎クレームに対する回答書 ◎被害に遭われた方へ連絡する書面 ◎代理人を辞任するときの書面 ◎第三者へお願いをする書面 ……など。 正解のない裁判外起案についても、ベテランならではの視点と考え方をもとに、一定の方向性を示しました。 前作『裁判官はこう考える 弁護士はこう実践する 民事裁判手続』と併せて、紙上OJTで起案の基礎力を高めてくれること間違いなしの入門書!

    試し読み

    フォロー
  • 北京から来た男 上
    4.4
    凍てつくような寒さの未明、スウェーデンの小さな谷間の村に足を踏み入れた写真家は、信じられない光景を目にする。ほぼすべての村人が惨殺されていたのだ。ほとんどが老人ばかりの過疎の村が、なぜ。休暇中のヘルシングボリの女性裁判官ビルギッタは、亡くなった母親が事件の村の出身であったことを知り、一人現場に向かう。事件現場に落ちていた赤いリボン、防犯ビデオに映っていた謎の人影……。事件はビルギッタを世界の反対側、そして過去へ導く。刑事ヴァランダー・シリーズで人気の北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルの集大成的大作。
  • 法思考とパタン 法における類型へのアプローチ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 法的類型論の混迷が実定法解釈論にも影を落としている現在の閉塞状況を打破すべく、認知科学における「パタン」というキーワードに注目し新しい視角から類型論を分析した本書は、言語理論・認識論・科学方法論などの古い概念枠組を越えて従来の類型を可能な限りこのパタンに置き換え、立法者・法解釈学者・裁判官の夫々の法思考の構造的相違と相互の連関を明快に指し示す。基礎法/実定法専攻者のみならず司法実務家にとっても必読の書。 【目次より】 はしがき はじめに 第一章 問題状況と基本視角 第一節 現在の問題状況 第二節 本書の基本視角 第二章 法律学的思考(法思考)とパタン 大陸法系を中心として 第一節 本書の狙い 第二節 類型とパタンの置き換え 第三節 法システムの形成 第四節 全体の見取り図 第三章 立法における法思考 第一節 序 第二節 立法におけるシステムの構造形成の問題 第三節 要素としての法命題概念の形成の問題 第四節 要約 第四章 法解釈学の法思考 第一節 序 第二節 法内容システム 一 正常現象の場合 二 変則現象の場合 第三節 法学上の自由な概念 第四節 法学上の自由なシステム 第五節 要約 第五章 裁判官の法適用 第一節 序 第二節 パタン・マッチングとしての裁判官の法適用 第三節 素人の法適用との比較、機械との比較 第四節 個々の法概念とパタンとの関係 第五節 要約 第六章 実用面での諸帰結 第一節 利益コンフリクトのパタンと方法論の段階構造 第二節 法から実生活ヘ 「生活類型」 第三節 漸増概念 第四節 法的パタンの万能性? 第七章 英米のケース・ローと類型論 第一節 ラートブルフ 第二節 レイシオ・デシデンダイ 第三節 動態的比較方法論の試み 第四節 結論 第八章 法理論における類型 第一節 法理論 第二節 法制史と比較法 第三節 法学上の基本概念 第九章 最近の代表的類型論の検討 第一節 序 第二節 ラーレンツとレーネン 第三節 アルトゥール・カウフマンとハッセマー 第四節 禁欲論 リュタースからの批判 第五節 検討 第十章 クーレンの学説の紹介と検討〔第九章補論〕 第一節 問題の所在とテーマの限定 第二節 クーレンの学説の概要と論評 第三節 ヘンペルとオッペンハイムの学説への若干のコメント 第四節 結び 終章 総括と展望 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 青井 秀夫 1943年生まれ。法学者、法哲学者。東北大学名誉教授。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士後期課程中退。法学博士。専門は、法学方法論、法理論。 著書に、『法理学概説』『法思考とパタン』『法理学の諸問題』(共著)『法と法過程』(共著)『医療・医学研究における倫理の諸問題』(共著)『法思考とパタン』『遺伝子工学時代における生命倫理と法』(共著)『刑事法学の現代的課題』(共著)などがある。
  • 法廷戦術
    -
    公立の中学校で女子生徒の転落死体が見つかった。事件に関与した15歳の少年に対する裁判がはじまるが、思いもよらぬ審判が――「審判は終わっていない」。検事出身の弁護士を描いた「完全有罪」、裁判官を扱った「白と黒の殺人」ほか、“司法”に対してさまざまな角度からスポットを当てた短編6作品を収録。
  • 法廷のファンタズマ 1巻
    完結
    3.7
    裁判官と記憶喪失少女、異質のバディ誕生! 浦口徹は試験最下位合格で任官した裁判官。“裏口合格の裏口裁判官”と揶揄されて、さらにオカルト好きの変わり者。記憶を失った少女“アカリ”と共に、不可思議な難事件に挑む!
  • 法服の王国(下)
    -
    1巻1,210円 (税込)
    憲法9条と原発はどう裁かれたのかー「良心ある裁判官の悩みに希望を見出す」(海渡雄一弁護士) 歪んだ裁判官人事行政のツケで、首相私邸への偽電話事件、女性被告人との情交、当事者からの収賄といった不祥事が噴出する。津崎守は、最高裁調査官、東京地裁の裁判長と順調に出世の階段を上るが、突然「招かれざる被告人」が姿を現す。やがて能登の日本海原発第2号機訴訟が金沢地裁で結審し、村木健吾裁判長が「世紀の判決」を言い渡す。 【目次】 第7章 裁判長交代、第8章 天を恐れよ、第9章 最高裁調査官、第10章 招かれざる被告人、第11章 平成の嵐、第12章 鳴り止まぬ拍手、エピローグ 【著者】 黒木亮 1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資をめぐる攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。主な作品に『巨大投資銀行』『メイク・バンカブル!』『地球行商人』など。早稲田大学時代は箱根駅伝に2度出場し、『冬の喝采』で自身の競技生活を描いた。1988年から英国ロンドン在住。
  • 法服の王国(上)
    -
    1巻1,210円 (税込)
    司法界に衝撃を与えた大河小説ー正義か保身か? 知られざる裁判官の実態! これまで金融機関や商社での勤務経験を生かし、スケールの大きいベストセラー小説を発表してきた著者が、新たに挑んだ社会派司法小説の巨編。昭和40年代から始まった人権派裁判官粛清人事(ブルー・パージ)=青法協問題と原発差止め訴訟の2つを軸に、戦後の裁判所の歴史を内側から明らかにする。正義と保身の間で揺れる生身の裁判官の人間ドラマ。 【目次】 プロローグ、第1章 司法試験、第2章 長沼ナイキ事件、第3章 ブルー・パージ、第4章 獅子座の女、第5章 原発訴訟、第6章 天草支部 【著者】 黒木亮 1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資をめぐる攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。主な作品に『巨大投資銀行』『メイク・バンカブル!』『地球行商人』など。早稲田大学時代は箱根駅伝に2度出場し、『冬の喝采』で自身の競技生活を描いた。1988年から英国ロンドン在住。

最近チェックした本