投機作品一覧

  • 「大暴落」――金融バブル大崩壊と日本破綻のシナリオ
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    【内容紹介】 少子高齢化が進む日本。打開策を何も講じなければ「日本という国はなくなる」と警鐘を鳴らし続けている世界的投資家のジム・ロジャーズ氏。国民に現状を伝えない日本政府や、膨大な国債を買い続ける日本銀行の政策姿勢から、「このままでは日本は破綻する」と訴え続けている飲食大手・ワタミの創業者であり会長兼社長CEOの渡邉美樹氏。そのふたりが、アメリカや日本をはじめ、世界各国が抱える問題を、歴史的事実、そして投資家と経営者の視点で鋭く読み解く。すでに各国は急激なインフレにあえいでいるものの、2024年以降、世界のインフレはさらに加速。未曾有の大不況への導火線はすでに着火しており、世界規模での経済危機は目前に迫っているという。さらに、日本の株価は過去最高値を更新し続け、すでにバブル状況であり、アメリカ大統領選挙後の2024年末から、日米の株式相場は大暴落する恐れもあると、ロジャーズ氏は世界の経済史から分析する。そしてインフレは革命や戦争の火種にもなると警告。 日本の状況においては、 ・2024年、日本は厳しい状況に陥る ・円安はさらに加速する ・日本の借金は世界2位、破綻は免れない ・借金をコントロールできなくなったときが危ない、という。 2008年のリーマンショックを超える世界規模の大不況が到来すれば、株価、通貨、不動産など、すべての資産は一気に暴落する。「最悪のとき」に向け、どう備えどう資産を守るべきかをジム・ロジャーズ氏が自信のポートフォリオを公開して提言。 ・アメリカのドルは、安全資産なのか ・大不況のあとには、投機があるのか ・高騰する日本株は持ち続けていいのか 過去に例をみない大規模の世界危機が迫っているからこそ、自分の資産に目を向けることの大切さを問いつつ、大変化の時代を生き抜くためのヒントが満載。 【著者紹介】 [著]ジム・ロジャーズ 1942年米国アラバマ州出身。イエール大学、オックスフォード大学で歴史学を修了。米陸軍従事後、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスと国債投資会社クォンタム・ファンドを共同で設立。10年間で4200%の驚異的リターンを実現。37歳で引退後、コロンビア大学で教鞭を執るかたわら世界を旅する。1998年、商品先物市場の指数である「ロジャーズ国際コモディティ指数」を創設。2007年よりシンガポール在住。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び、世界三大投資家と称される。 [著]渡邉 美樹(わたなべ・みき) ワタミ株式会社代表取締役会長兼社長CEO。明治大学商学部卒。2024年に創業40周年を迎えるワタミグループの創業者として、外食、宅食、有機農業、再生可能エネルギー事業などを展開し独自の6次産業モデルを構築。2011年、東京都知事選出馬。2013年~2019年、参議院議員を一期6年務めた。郁文館夢学園理事長兼校長として教育者の顔も持ち、政府教育再生会議委員なども歴任。公益法人「School Aid Japan」代表としてアジア3地域で350校を超える学校建設や孤児院を運営する。 【目次抜粋】 ■第1章 リーマンショックを超える大不況がきたら、世界と日本はどうなるのか ■第2章 金・銀・株・通貨……未曾有の危機に備え“資産”をどう守るか ■第3章 歴史と今に学ぶ、インフレとブロック経済の功罪 ■第4章 日本への警告と未来への提言 ■第5章 人生100年時代を生き抜く処方箋
  • 学校でもおうちでも教えてくれない「お金のリアル」 お金のコンパス
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お買い物が大好きな真白(中学2年生)は、あるお店で洋服詰め合わせの「福袋」を発見。「3万円相当がなんと3千円!」の宣伝文句にひかれて、つい買っちゃった。これって、ホントにお買い得? 学校でもおうちでも教えてくれない「お金の授業」スタートです! 【第1章】物の「値段」と物の「価値」 3万円相当が、なんと3千円!の福袋を買って失敗したエピソードから、値段は売る側「他人」が決めるものだが、価値は「自分」が決めるものということを学びます。経済の基本である需要と供給、商品のげなと販売価格についても学びます。 【第2章】お金は「信用」でできている コンビニのコピー機でうっかり紙幣をコピーしそうになったエピソードから、なぜ紙幣をコピーしてはいけないのか、コピーすると重罪になるのか考えます。また、製造原価18円の1万円札が「1万円」と信じられるのかなぜかも考えます。 【第3章】「投機」と「投資」 宝くじはパチンコや競馬と同じギャンブル。投資は怖いのに大切なお小遣いで宝くじを買うのはいいのか?宝くじの天文学的な当選確率(200kgのお米の山から1粒の当たりを目隠ししてつまむくらいの確率)を考えます。 【第4章】「円安」と「円高」 混乱しがちな円高と円安について、具体的にわかりやすく学びます。日本のビックマックを世界と比較したり(ビックマック指数)、日本の食料自給率やエネルギー自給率についても考えます。 【第5章】現金vs.キャッシュレス 手触りのない電子マネーより、目で見て触れる現金のほうが安心で確実? 本当にそうでしょうか? 現金の入った財布は、鍵のない金庫のようなもの。紛失リスク・盗難リスクに弱い資産です。また、現金を使い続けることで発生する手数料・社会的コストについても学びます。 【第6章】「お金をかせぐ」ってどういうこと? お金をかせぐことの本質は、誰かを喜ばせる価値を生み出すこと。何の変哲もない紙も人の手や頭を使うことによって「美しい作品」になる。お金は喜ばせたことへの対価「ありがとうの印」でもある。 【第7章】お金と時間のつかい方 良い買い物、悪い買い物とは何か?良い買い物とは、買った値段以上の満足や効果、価値を感じられるもの。誰にとっても1日は24時間。限りある自分の時間とお金をどう使っていくか考えて、未来を変えていこう。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 賢明なる投資家 ──割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法
    完結
    3.7
    市場低迷の時期こそ、威力を発揮する「バリュー投資のバイブル」 日本未訳で「幻」だった古典的名著の改訂第4版がついに翻訳 ウォーレン・バフェットが師と仰ぎ、尊敬したベンジャミン・グレアムが残した「バリュー投資」の最高傑作!株式と債券の配分方法、だれも気づいていない将来伸びる「魅力のない二流企業株」や「割安株」の見つけ方を伝授する 20世紀の最も偉大な投資アドバイザー、ベンジャミン・グレアムが残した永遠のベストセラー『賢明なる投資家』は、世界中の何十万という人々に読まれ、大きな影響を与えてきた。1949年に初版が上梓されて以来、「バリュー投資」という独自の普遍的な投資原理によって、ベンジャミン・グレアムの著作は常に信頼の厚い投資手引書であり続けている。その投資原理は、投資家たちが重大なミスを犯す可能性から身を守るために一役買い、また彼らが安心して投資を続けられる長期戦略を練るための方法を指南している。 長年のうちに相場がさまざまな展開をみせるにつれ、ベンジャミン・グレアムの基本方針の正しさはますます揺るぎないものとなっている。本書では防衛的投資家、積極型投資家の双方を考慮に入れており、それぞれの投資銘柄選択原則の概略を述べ、単純なポートフォリオを構成することのメリットを力説している。数多い本書の特色の一部として、一対の株式銘柄をいくつも比較検討してそれぞれの長所と短所を明らかにしたり、ある特定の質や価格の条件を満たすポートフォリオ作りなどが挙げられる。『賢明なる投資家』は、あなたを投資の成功へと導くための、最も重要な一冊となるであろう。 序文         ウォーレン・バフェット まえがき――本書の目的 第一章 投資と投機――賢明なる投資家が手に入れるもの 第二章 投資家とインフレーション 第三章 株式市場の歴史――一九七二年初めの株価 第四章 一般的なポートフォリオ戦略――保守的投資家 第五章 防衛的投資家のための株式選択 第六章 積極的投資家の分散投資――消極的な方針 第七章 積極的投資家の投資――積極的な方針 第八章 投資家と株式市場の変動 第九章 投資ファンドへの投資 第一〇章 投資家とそのアドバイザー 第一一章 一般投資家のための証券分析 第一二章 一株当たり利益に関して 第一三章 上場四企業の比較 第一四章 防衛的投資家の株式選択 第一五章 積極的投資家の株式銘柄選択 第一六章 転換証券とワラント 第一七章 特別な四社の例 第一八章 八組の企業比較 第一九章 株主と経営陣――配当方針 第二〇章 投資の中心的概念「安全域 著者紹介ベンジャミン・グレアム 1894/05/08ロンドン生まれ。1914年アメリカ・コロンビア大学卒。ニューバーガー・ローブ社(ニューヨークの証券会社)に入社、1923-56年グレアム・ノーマン・コーポレーション社長、1956年以来カリフォルニア大学教授、ニューヨーク金融協会理事、証券アナリストセミナー評議員を歴任。
  • 神の呪われた子 池袋ウエストゲートパーク19
    4.4
    1巻1,800円 (税込)
    インチキ教祖から宗教2世の少女を救い出せ! ウイスキーバブル、過激な推し活、連続強盗団……停滞する日本で起こっているトラブルに、マコトが立ち向かう。シリーズ第19弾。 女子高生のルカは、父親が亡くなり、新興宗教「天国の木」に走った母親に養育放棄されている宗教2世だ。 マコトや自身も宗教2世だった子ども食堂の主催者・アズはルカに親身に接するが、彼女が教祖の目に留まり、花嫁候補に選ばれてしまう。 さらに、教団には教祖直属で荒事を請け負う部署があり、マコトたちに悪質な嫌がらせを仕掛けてくる。 マコトとタカシは、Gボーイズを動員し、ルカを救い教団をたたく計画を練るが……。 表題作のほか、投機目的で高騰するビンテージ・ウイスキーを狙うバイヤー、過激な推し活をする〈私生(サセン)〉、 闇バイトの連続強盗団が登場。難破船さながらの日本で起きている事件を鮮やかに切り取る全4編。 目次 大塚ウヰスキーバブル 〈私生〉流出 フェイスタトゥーの男 神の呪われた子
  • 日本経済の心臓 証券市場誕生!
    4.8
    江戸時代の堂島米会所から明治期の取引所設立、戦後の証券市場復興とバブル期の隆盛まで、「証券市場の歴史」決定版! 世界初の先物市場は17世紀に大阪米市場から生まれた。将軍さえも思いどおりにはできなかった米市場の実態とは? 明治維新後の動乱期に、証券所設立のために政府と民間の立場を超えて協力した渋沢栄一や今村清之介、田中糸平。彼らの生涯とは? 戦後のGHQとの証券市場復活交渉における意外な秘話や、バブル期のエネルギーあふれる市場の活況まで、人と人のつながりが育ててきた証券市場の物語。 【目次】はじめに/第1章 江戸期―証券取引の夜明け―/1 米は大坂を目指す/2 蔵屋敷と米切手/3 大坂米市場の概要/4 大坂米市場と米切手の仕組み/5 米市場と各藩のファイナンス(財政・資金調達)/6 世界最初の証券先物市場・堂島米市場/7 久留米藩の領主米引渡し拒否事件(前)/8 久留米藩の領主米引渡し拒否事件(後)/9 米飛脚・旗振り通信と遠隔地取引/10 日本における投資家と投機家の原型―本間光丘と本間宗久―/第2章 明治・大正期―兜町と北浜―/1 明治初期の堂島米会所/2 取引所設立の背景―武家の退職手当(秩禄公債・金禄公債)の売買―/3 取引所設立の背景―生糸と洋銀取引と明治期の新しい経済人―/4 「天下の糸平」と呼ばれた男/5 明治の若き経済人、島清こと今村清之助/6 証券市場の設計者、渋沢栄一/7 株式取引所の設置までの道のり/8 東京株式取引所の創立と、株主リストから見えるパワーバランス/9 東京株式取引所の開業/10 3人のその後/11 五代友厚―ボッケモン人生をまっとうした男―/12 大阪の経済発展を担う五代の活躍/13 金禄公債から鉄道、資本金分割払込制度/14 東京株式取引所株が人気株に。株式ブーム到来!/15 米取引の手法で株式売買/16 明治期の取引と「シマ」の風俗/17 証券の街、兜町の誕生/18 取引所倒産の危機/19 感謝を忘れず、120年/コラム「成金 鈴木久五郎」/コラム「兜町の食事事情―立ち食い鮨と弁松」/第3章 昭和期 戦後の証券市場復興と隆盛/1 戦争下の兜町(昭和20年)/2 終戦―新円交換と集団売買(昭和20~24年)―/3 「国民一人一人が株主に」―その1 財閥解体・財産税の物納・特別機関解体―/4 「国民一人一人が株主に」―その2 史上最大の作戦(昭和22年~)―/5 証券取引所再開に向けたGHQとの折衝/6 平和不動産は戦前の取引所の承継者/7 証券取引の再開―東京証券取引所の誕生―/8 商法改正とコーポレート・ガバナンスの萌芽/9 山崎種二/10 取引所ビルの変遷/11 バブル期のある日の株券売買立会場―立会場の華「笛吹き中断」―/コラム「株券の紙はどうつくられるのか」/コラム「兜神社」/コラム「立会場で売買された銘柄と手サイン」/終わりに/脚注/年表/参考文献
  • 高性能コンピュータ技術の基礎
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コンピュータの歴史は「高性能化の歴史」。高性能で低消費電力なコンピュータの設計技法について解説。プロセサだけでなく一般的な高性能ディジタルLSIを設計する際にも役に立ちます。※マイコミジャーナル「コンピュータアーキテクチャの話」より再編成。 ■CONTENTS 1 コンピュータの高性能化/2 複数命令の並列実行/3 予測に基づく投機実行/4 複数のプロセサで処理を高速化するマルチプロセサ/5 最近のマイクロアーキテクチャの発展/6 省電力設計 ■著者 Hisa Ando 東京工業大学大学院 理工学研究科 電子工学専攻を卒業後,富士通に入社し,先端コンピュータの開発に従事。現在は,テクニカルライターとしてプロセッサやスーパーコンピュータ関係の報道や解説を中心に活動しており,マイコミジャーナルに『コンピュータアーキテクチャの話』を連載中。また,いくつかの大学で非常勤講師としてコンピュータアーキテクチャの講義を担当している。博士(工学)。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • さぁ、株の時間です♪―塩漬けマンの株奮闘記― : 1
    4.0
    「老後が心配だし…将来的にチャレンジしてみたい!」そう考える人は数知れず――ただ実際に始めている人はめっちゃ少ない、それが株式投資です。このなかなか踏み出せない大きな理由として、“株式投資は恐ろしいもの…、皆さんの脳裏にはそういう思いがあるんじゃないでしょうか!? 残念ながら、あなたのその直感は間違っていません!!!!! 株式投資は――――とっても“怖い”ものなんです。 本作は、人類未体験の株価大暴落となった、コロナ禍(2020年2月25日~)の相場をメインに、専業トレーダーの塩漬けマンが、自らの生活を賭して投資の大海を泳ぎ切った証をまとめたマンガです。株式投資(投機)の深淵を覗き見したい貴方にオ・ス・ス・メ! ※このマンガを読んでも、決して株式投資で勝てるようにはなりません。ご留意ください。 ※1~3話を収録
  • 勝てる投資家は、「これ」しかやらない MBA保有の脳科学者が教える科学的に正しい株式投資術
    3.9
    お金持ちが必ずやっている共通点とは? 株式投資は投機とは違い、ギャンブルではありません。勝ち続ける投資家(=負けない投資家)が大事にしているたった一つのこと。それは、“再現性”です。本書では、「ビギナーでもわかる! テクニカル分析の全技法」「投資マインドを醸成するための勉強法」など、株式投資歴23年で培った経験、MBA理論に裏付けされた独自のメソッドを惜しげもなく公開。本書で書かれているとおりに投資と向き合えば、どんな人でも必ず「億り人」になれます。難解なチャート解説や、専門用語はほとんどなし。株を始めたばかりの初心者は最初の手引きとして、スランプ気味のベテランには「特効薬」として本書を活用いただけます、経営者としての顔を持ち多忙な日々を送る著者ならではの「仕事やビジネスにも活きる投資実践術」は必見です。
  • 50歳から成功する長期投資 65歳でプラス3000万円
    NEW
    -
    まだお金を銀行に預けますか? 定年後もお金に働いてもらう生き方を ◆ドルコスト平均法、私から言わせれば詐欺 ◆複利効果といえるのは「借金」だけ 目からうろこのさわかみ流・金融哲学!! 第一章 投資はしなくてもいいんです ・インフレで預金は目減りしていく! ・儲けばかり気になる投機、価値を高める投資 ・投資信託の仕組み(運用会社が倒産しても資産は守られる) 第二章 65歳までに3000万円ためる! ・今1000万円あるなら、一括? 分割がいい? ・ドルコスト平均法は詐欺の常套句!? ・覚えておきたいお金の基本、72と126の法則 第三章 「実体経済」を知れば、投資は決してギャンブルではない ・アメリカや全世界型の投資信託、まったくお勧めできません ・人口減の日本に投資する、これだけの理由 ・手数料の低いインデックスをアクティブが最終的に上回る 第四章 いまさら聞けない投資の基本用語 ・インデックスファンド ・プライマリー、セカンダリーマーケット ・時間分散・資産分散 ・ETF(Exchange Traded Fundの略) …他
  • 相場勝者の考え方 短期売買をビジネスにするための心理
    完結
    4.0
    頼らない!迷わない! 一流の判断力を養うトレーダーとして生きる 著者のリチャード・D・ワイコフは、伝説の投機家ジェシー・L・リバモア(『孤高の相場師リバモア流投機術』著者)やジョージ・D・テイラー(『テイラーの場帳トレーダー入門』著者)とほぼ同時代を生きたトレーダーだ。 1929年のバブル崩壊後、大恐慌期のアメリカで、短期売買の正しいテクニックを一般的に広めるために創刊された雑誌『ストックマーケットテクニック』。同誌の発行には「大恐慌の悲劇が繰り返されないように」という強い思いがあった。事実、1929年の高値から33年の安値まで、ダウ平均は87%ほど暴落し、回復するまでに約20年を要したのだ。 本書は同誌の重要な記事を抜粋して構成されている。したがってどこから読んでもかまわない。主な内容は次のとおり。 ●値動きの原理 ●他人の意見に左右されることの愚 ●損切りの重要性 ●トレード実践での心構え ここには、ワイコフが伝えようとした「相場の短期的変動から収益の蓄積を狙う株式トレード」の哲学が凝縮されている。『新マーケットの魔術師』でインタビューされたリンダ・ラシュキをはじめ、多くの「マーケットの魔術師」たちから尊敬されているワイコフ。ぜひ彼の金言をトレーダーとして自立するために生かしてほしい。 ※本書は『ワイコフの相場大学』(パンローリング刊)を文庫化したものです。
  • ビジネスエリートになるための 教養としての投資
    4.1
    人生100年時代、「老後に2000万円が必要」と言われて多くの人が絶望的な気持ちになっている。しかし、はたしてそうだろうか? それはろくに「投資」を学ばず、お金を銀行に預けっぱなしにしてきたからではないだろうか。 日本人は投資を知らなさすぎる。投資と投機は違う。投資は危険なものではないし、いかがわしいものでもない。資本主義の健全な形態である。投資が盛んになり、優良企業にお金が集まるようになれば、日本の景気もよくなるはずだ。 農林中金バリューインベストメンツで抜群の実績を上げるCIO(最高投資責任者)が、本来の投資のあり方とその哲学、長期投資のコツ、優良企業の見極め方などを、歴史的な背景や実例を交えながらわかりやすく解説する。 <1時限目> 投資家の発想が人生を成功に導く 労働者2.0を目指せ 貧困は遺伝する 投資をすれば働き方のマインドが変わる 投資の起源 永守さんに働いてもらおう 人生100年時代の選択肢 「時間」という有限のリソースを有効に配分する <2時限目> 私の投資家人生 コンサルタントになりたかった 長銀に入行 刺さらない提案 相場を学ぶ 長銀の破たんと海外留学 バフェットとの出会い バフェット流の投資を日本でもできないか 社内ベンチャーでNVICを設立 <3時限目> 日本人はなぜ投資が苦手なのか どんどん貧しくなる日本 日本人はなぜ投資をしないのか 子供たちに資本家マインドを 楽して儲かることなんて絶対ない 資本家になることは日本人としての責務である <4時限目> 「投資」と「投機」は違う 投資と投機の違いを農地に例えると なぜ日本は投機なのか 投機は存在しない方が良いのか 株式は持続的に利益を生み出す投資対象 営業利益は課題解決の対価 <5時限目> 売らない株を買えばいい 売らなくていい会社しか買わない 強靭な構造を持つ会社を選ぶ 参入障壁は必ず落ちる 日本株に未来はあるのか 長期投資の長期とは「永久」のこと <6時限目> ファンドマネジャー流 株式投資で成功するコツ 個人投資家にありがちな誤解 ファンドマネジャーが会社訪問で聞くこと 仮説の立て方 自分のレンズを磨け 本当の株価指標の見方 2、3年かけて買う 株価が下がっても狼狽しないためには コロナ危機は大きなチャンス それでも保有株式を売却する時の判断基準 投資事例をいくつかご紹介します <補講> 資産形成で失敗しないために 長期投資が出来る仕組みをつくろう 公的年金が破たんすることはない 個別株に投資していい人、いけない人 インデックスかアクティブか 国際分散投資と為替リスク
  • 世界史の中から考える
    3.8
    歴史は繰り返す――英国議会政治の善し悪し、三百年前の欧州における投機バブルから、米内光政など日本政治史におけるリーダー論まで、現代日本が抱える問題の相似形が、世界史を繙くことで見えてくる。十八世紀のヨーロッパや近代の日本に、「現代」と格闘するためのヒントを探る、卓抜なるアフォリズムに満ち溢れた、偉大な歴史家による最後のエッセイ集。
  • スイング売買の心得 トレードの本質をえぐる魔術師のバイブル
    完結
    4.0
    本書が出版されたのは、米国株市場で巨大バブルが崩壊した直後の“失われた1930年代”初めである。 著者のリチャード・D・ワイコフは、伝説の投機家ジェシー・L・リバモア(『孤高の相場師リバモア流投機術』)やジョージ・D・テイラー(『テイラーの場帳トレーダー入門』)とほぼ同時代を生き、『新マーケットの魔術師』でインタビューされたリンダ・ラシュキをはじめ多くの「マーケットの魔術師」たちから尊敬されているトレーダーだ。 ワイコフが本書で伝えようとしたのは、株式の長期保有を目的とする「株式投資」ではなく、相場の短期的変動から収益の蓄積を狙う「株式トレード」の極意である。そこには「大恐慌の悲劇が繰り返されないように」という強い思いがあった。事実、1929年の高値から33年の安値まで、ダウ平均は87%ほど暴落し、回復するまでに約20年を要したのだ。 ワイコフ自身の血肉である「相場に取り組む姿勢」や「相場哲学」は、現代でも十分に通用する含蓄に富んだものが多い。とくにトレードの初学者には「耳寄りな噂や秘密情報をあてにせず、値動きそのものを分析する姿勢」について集中して読んでもらいたい。 ※本書は『ストックマーケットテクニック』(パンローリング刊)を文庫化したものです。
  • ベラミ
    -
    心中にひとかけらの誠意も愛情ももちあわせない青年デュロワが、つぎつぎと女性を誘惑し、女たちを踏み台にしてまたたく間に立身出世をとげる物語だ。デュロワは、教養も知性もあるわけではないが、新聞社の社長の娘を誘惑することによって編集長の地位を得る。社長のワルテルは新聞を利用して政界と結びつき、投機によって莫大な資産を築く。そこに描かれるのは、弱肉強食の熾烈な社会、虚偽が誠実を打ち負かす社会だ。パリの並木道を着飾った名士たちが得意げに散歩しているのを見ながら、「たいしたもんだよ、女たらしに悪党ども!」とデュロワは叫ぶ。
  • 理想の投資と結婚する方法【無料お試し版】
    無料あり
    4.0
    知識ゼロでも、年収400万円台でも大丈夫! 長期投資のプロが お金の不安から解放される「投資の基本」をわかりやすく解説。 本書より一部無料配信します! 第1章 あなたはお金とどう向き合っている?  ・老後資金2000万円のために生きていないか  ・「将来が不安だ」といいながら、実は浪費していないか  ・スイス人銀行家に学ぶ「生きたお金のまわし方」 ほか 第2章 投資とのつき合い方について教えよう  ・投資は「投機」でも、「マネーゲーム」でもあらず  ・投資はEPSを見よ  ・裏事情を知らずして投信会社にお金を託すな ほか 第3章 人生をカッコよく生きるためのお金の増やし方  ・収入の5%をバリバリと働かせる  ・投資信託は手数料で選ぶな  ・新NISAについて知っておこう ほか 第4章 さわかみ投信という選択  ・日本でもっとも歴史ある独立系直販投信  ・日本を支える「理想の投資」ができる ほか
  • いい人がお金に困らない 仮想通貨 新時代のルール(KKロングセラーズ)
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    「価値観」「生き方」までも塗り替える、「新・資本主義」の幕開け。善人が勝つための新しい経済のしくみはこうして生まれる。ブロックチェーンの普及で見直される「共感」「感動」「慈悲」「赦し」「リスペクト」。ブロックチェーンの普及によって、仕事をしなくても「善人ならばお金が入ってくる世の中」になる!? 現在、ビットコインなどの仮想通貨は、主には投機商品としか扱われていませんが、これからは、本来の通貨としての役割を果たすようになります。仮想通貨の正体は勝手な書き換えができないデジタルデータ「ブロックチェーン」です。今まで、インターネットが、人々の暮らしを大きく変えてきましたが、ブロックチェーンも近い将来、AIなどの新技術とともに、人々の暮らしを新たな形へ変えていくことになります。――仮想通貨業界に参入した新進気鋭の起業家が、仮想通貨の未来を予測する!
  • イスラーム金融とは何か(小学館新書)
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    世界のマーケットを動かすイスラームパワー。  1970年代のオイルブームを契機に成長を続け、その後も原油価格の高騰を背景に、世界の金融市場で関心が高まっている「イスラーム金融」。  いまやイスラーム諸国の人口は約20億人、世界人口に占める割合が26%を占めるに至り、もはや「異端」として片づけられない存在となっている。  さらに近年では、金融の世界的サステナビリティやバブル抑制といった観点からも大きな注目を集めている。  その本質は、「イスラームの教義に従った」金融手法。たとえば、 「利子の授受の禁止」「投機的取引の禁止」「不確実な取引の禁止」「アルコールや豚肉の取引の禁止」など、西欧の伝統的な金融ルールとは大きく異なるスキームを持つ。  それゆえ、これまでわが国でもあまり理解されてこなかったと言える「イスラーム金融」。この独特の金融概念の要諦を、国際経済・金融・通貨などの諸問題に関する調査研究を行なう国際通貨研究所に集った各ジャンルのスペシャリストたちが、徹底解説する。 (底本 2024年2月発売作品)
  • 一芸を極めた裁量トレーダーの売買譜
    完結
    -
    一貫して成功するトレーダーになることは大変難しい。それはただ単に素晴らしいトレーディングチャンスを見つける能力や技術があるということだけでなく、相場に関して深く広範囲な知識を必要とされるからだ。さらに、相場の予想どおり動きに対してや、相場の予想外の動きに対して自分がどう感じて、どういう行動に出るのかについても対処しなければならない。  長年、トレーディング業界の第一線で活躍してきたピーター・ブラントほど、これらのことをよく理解している人もいないだろう。この分野で30年以上過ごしてきたなかで、彼は陥りやすい間違いはすべて犯し、その過程で重要な教訓のほとんどを学んできた。彼はまた、ファクター・トレーディング・プランと呼ぶ一組の指針とルールを独自に開発し、トレーディング自体を管理する方法を編み出している。  また、ブラントは本書で、長年にわたってチャートパターンに基づくトレーディングで得た経験と知識と勝つ秘訣を惜しげもなく公開している。そして、2009年12月から2010年4月までのリアルタイムで付けた21週間にわたる日記を通して、彼が典型的なチャートの原理と言われるものを用いて、商品先物市場やFX・外国為替市場でどうトレードに取り組んだかを示してくれている。  本書では、トレーディングにつきまとう不確実性とトレーダーの感情の起伏をありのままの形で明らかにして、トレードでエッジが得られる効果的方法を詳しく述べている。 ●ブラントのトレーディング――良いものも、悪いものも、見苦しいものも――を21週間にわたってリアルタイムで実況解説し、市場分析、トレード機会の確認と選択、リスク管理についての貴重な洞察を提供している。 ●ファクター・トレーディング・プランの基本的な要素に焦点を当て、このプランがどのように市場とともに進化し続けてきたかがよく分かるようになっている。 ●リスク管理が投機において果たす中心的な役割――市場分析やトレード機会の選択よりもはるかに重要な役割――を強調している。 ●トレーディングとは、人間にとって絶対に切り離せない感情という根源的なものとの闘いに打ち勝つことだということを明らかにしている。 ●トレーディングに関係する多くのことを実践者の立場から説明している。  トレーディング本の多くは、「いかにトレードするか(売買するか)」についてを伝えようとする。しかし本書は、この分野ではきわめてまれな現実を直視した本という性格から、本書を熟読すれば、あなたの運用成績を改善してくれる必要なものが何かについて理解させてくれるだろう。 ピーター・L・ブラント(PeterL.Brandt) 30年以上にわたる商品先物およびFX・外国為替の専任プロトレーダー。
  • 岩崎小彌太 三菱を育てた経営理念
    5.0
    三菱コンツェルンのオーナー経営者として、二十世紀前半の激動期を乗り切ったのは、三菱の始祖岩崎彌太郎の甥、岩崎小彌太である。西欧的自由主義と明治の国家意識を身につけ、国家社会への奉仕とフェアな経営を理念に掲げ、投機を排し、大局観と現実感覚をもって日本産業の骨格をつくりあげた。豊かな識見と広い包容力で部下にしたわれた大経営者の実像を、三菱本社の公式記録と、ケンブリッジはじめ内外の資料を駆使して描く。

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  • インターネット以来のパラダイムシフト NFT1.0→2.0
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この1冊でNFTのことが面白いほどよくわかる! 2021年に入ってから、「NFT」という言葉をよく見聞きするようになった人は多いはず。 とはいえ「高額取引された」という報道から、具体的な特徴を知らないまま投機的なイメージを持っている人がほとんどだろう。 それがNFT黎明期の現在、つまり「NFT1.0」でのNFTの一般認識である。 しかしNFTの未来「NFT2.0」では、ユーティリティやコミュニティ、アイデンティティとしてのNFT活用が活発化していくだろうと期待されているのだ。 本書では、NFTやブロックチェーンの基本的な情報はもちろん、NFTの過去から現在までの“NFT1.0”を第1~3章で解説。 そして第4~6章では、“NFT2.0”であるNFTの未来を、日本の大企業やベンチャー企業、NFTマーケット、NFTクリエイターの話を通して探っていく。 NFTを知ろうとしている初心者から、動向を探っている業界人までの全ての人に読んでほしい。 「ブロックチェーンの新革命」と言われるNFTの今と未来について、この1冊を読めばNFTの全貌がわかるはず!

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  • 上杉鷹山を指南した酒田商人 本間光丘
    -
    江戸時代中期、破滅的な財政危機に陥っていた米沢藩を質素倹約、殖産推進によって立て直し名君として知られる上杉鷹山。40年に及ぶ鷹山の藩改革が、ようやく実を結び始めるのは後半の20年に入ってから。その成功に至るプロセスで重要な役割を果たしたのが庄内藩の酒田商人・本間光丘。本書の著者は力説している〈光丘なくして鷹山なし。これは、何度繰り返しても言い過ぎではない〉と。鷹山が挫折からもう一度立ち上がろうとしたときに頼ったのが光丘。〈鷹山公の背後には、本間光丘という希代の名コンサルタントが軍師的存在として立ち現われ、その指導と助言に従って再建事業に着手した時、初めて前半生の二十年間にわたる苦闘の積み重ねがモノを言い、息を吹き返したのである〉。本書は鷹山を指南したその本間光丘の経営哲学を余すところなく伝えている。堅実に徹し、派手な投機には手を出さない。金を貸す相手には無理のない返済方法までを指南。必要な社会事業には惜しみなく金を注ぐ。一介の商人にとどまらない巨象の姿が見えてくる。 〈目次〉 第一章 自由都市酒田の伝統・自主自立の気概 第二章 新興商人のチャンピオン 第三章 米相場の天才、本間宗久の登場 第四章 若き三代目光丘の着眼点 第五章 本間流ケインズ政策の真相 第六章 破産大名の再建請負ビジネス 第七章 上杉鷹山の再建アドバイザー 第八章 救済対策から始まった保険ビジネス 第九章 最も確実な資本蓄積の道 第十章 蝦夷地経営に乗り出す本間船 エピローグ 永続的発展の道
  • 英語の経済指標・情報の読み方
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    投資のプロがチェックしている海外の経済指標・経済情報の中で、相場に与える影響が特に大きいものをピックアップ。着目ポイント、読み解き方などをわかりやすく解説し、資産運用への役立て方を伝授します。 インターネットの世界的な普及で「一次情報」に直接アクセスできる機会は以前に比べると飛躍的に増加しました。ただ、その際にネックになるのが言語の壁です。本書では対象を英語の情報に限定。資産運用のパフォーマンス向上に有用とみられる統計などの英語情報について解説しています。高度な英語力がなくても、そうした情報にアクセスすることができるよう、どこをクリックしたらいいかといった手順に関しても説明を加えました。 【本書の特長】 1)「雇用統計」「ISM(R)製造業景況指数」「ボラティリティー・インデックス(VIX)」「IMMポジション」「石油在庫統計」など、米国を中心とする重要経済指標の読み解き方がわかります。 2)米労働統計局、米商品先物取引委員会、米エネルギー情報局、国際通貨基金(IMF)、経済協力開発機構(OECD)など、指標・統計発表機関のウェブサイトの活用法を解説。 3)「preliminary figures(速報値)」「final figures(確定値)」「nominal(名目の)」「non-commercial(投機筋)」「seasonally adjusted(季節調整済みの)」──この分野の頻出語句200のリスト付き。 【著者プロフィール】 北都 光: 経済ジャーナリスト。記者として30年あまりにわたり金融市場、国際情勢、産業を取材。米国に駐在し、ニューヨーク・ウォール街の動きをフォローしていた経験もある。来日した海外の金融機関の運用責任者にインタビューする機会も多い。
  • 江戸商家の家訓に学ぶ 商いの原点
    5.0
    1巻1,584円 (税込)
    「顧客本位の経営」「投機より本業専念」など、現代に通じる「商いの原点」が江戸にあった。元禄バブルがはじけ、投機型豪商が市場から退場するなか、長期的な視点に立ち、地に足をつけたビジネスを行って、現在に続く老舗ブランド企業の核を築いた人たち―。激変する時代を生き延びた彼らの「商い哲学」から、われわれは今、何を学びとるべきか。老舗の創始者たちが暖簾を受け継ぐ者たちに託したメッセージ。
  • FX取引の王道 外貨資産運用のセオリー
    -
    日本の第一人者 Mr.FX Japanが徹底解説。 基本から具体的戦略まで外国為替のすべてがわかる。 長期投資でも有効活用できる方法を、為替市場の最前線で活躍する著者が初心者にもわかりやすく解説します。 FX取引は短期売買の投機というイメージが強いのですが、長期で外貨資産運用を可能にするツールとしても有効です。 また、外貨投資をするなら、銀行の外貨預金よりも、FX取引のほうが手数料が安く有利です。 こうしたFX取引の有益な活用方法を紹介するほか、相場分析の手法や著者ならではの投資戦略(マトリクス投資法)を実践的に指南します。 最終章ではビットコインに代表される仮想通貨などについても説明、日本人の金融リテラシー向上のための著者の提言も説得力があります。
  • FX用語辞典
    4.5
    1巻1,056円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 外国為替証拠金取引は、損益が投資金額以上に膨れることが理論的に可能な商品であるが故に、「投資」ではなく「投機」だと考える人もおり、あまり良いイメージを持たれていないのが実情です。しかし海外では、ヘッジ目的で中小の企業オーナーがFXを利用していたり、個人が国債や通貨型投資信託を購入する代わりに、あるいは銀行での外貨預金を購入する代わりにFXを利用していたりといったことがよく見られます。その理由としては、同じキャピタルゲイン、インカムゲインを狙うのにかかるコストが、FX の場合遥かに低いことが挙げられます。商品を正しく理解し、リスク管理、レバレッジ管理を怠ることなく実践すれば、FX は非常に優秀な投資商品であり、Working capital が効率的なのです。そこで本書では、群雄割拠・栄枯盛衰のFX業界で22年間、「FXの統計情報配信」と「公平なFX取引環境とインフラ整備」に注力してきたOANDA Japanが、FXにまつわる用語376語を徹底的に解説。「レバレッジ」とはなにか? 「マージンコール」と「ロスカット」の違いは? 「ヘッド&ショルダー」、「ウエッジ」、「フラッグ」ってどんなチャート? 「ストップ狩り」は本当にあるのか?……初心者の「知りたい!」から、上級者の「いまさら聞けない!」疑問に逐一答える、FXの新バイブルです。

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  • オバマ・ショック
    3.9
    史上初の黒人米国大統領に就任したバラク・オバマ。疲弊する大国は、なぜいま、彼を選んだのか? 覇権国家の衰退を歴史軸で考察する研究者(越智)と、合衆国を駆け巡るフィールドワーカー(町山)が、岐路に立つアメリカの過去・現在・未来を縦横無尽に語り合う。サブプライムローンの“現場”やハリウッド空洞化の実情など、アメリカが陥った病の症例を容赦なく暴き出し、多様な人種がオバマを「支持」した理由を明らかにする!【目次】Finally!(やっとだよ!) 町山智浩/第一章 オバマがチェンジ(変革)するもの―レーガン連合の28年/第二章 失われた八年―ブッシュとは何だったのか/第三章 アメリカン・ドリームという博打―サブプライムと投機国家/第四章 覇権国家の黄昏―衰える軍事、経済、文化のヘゲモニー/第五章 異端児か、救世主か―オバマが選ばれた理由/終章 彼の「強運」は世界の味方なのか―オバマの未来、アメリカの未来/アメリカと町山智浩さん双方への注文 越智道雄
  • 会社員から大学教授に転身する方法 第二の人生で成功するための「たった3つ」の必勝ノウハウ
    -
    第二の仕事人生を、知的に優雅に楽しみたい。できれば相応の収入もあって、世間からも敬意を表されたい。こんな都合のよい職業があるのだろうか……。それが、あるんです!【内容】会社後の人生をどうすごすか。リタイア後、なにか知的にすごしたい。相応の収入もあって、しかもいちおう世間体がよくて収入も保証されて、若者に自分の考えなどを説いて聞かせたい。そう思っている人々のために本書がある。本書は、キャンパス育ちの人でなく、ビジネスマンとして第一線で活躍した人が、リタイア後に、あるいは仕事人生の途中で、大学教授になる道を公開し、その準備の手順をお教えしようとするものである。【著者】シンガポール生まれ。慶應大学卒業後、野村証券入社。支店長となる。退社後、三井ホーム九州支店長に就任、取締役を経て常務取締役兼三井ホームエンジニアリング社長。退任後、産業能率大学講師を経て武蔵野学院大学教授。現在、武蔵野大学大学院教授兼武蔵野学院大学名誉教授。投資歴は半世紀を越え、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築。著書『常識力で勝つ超正統派株式投資法』『大損しない超正統派株式投資法』など。電子書籍『実践 金儲け学』『スゴい投機家に学ぶ、金儲けの極意12』『名言に学ぶ金稼ぎ法則』『クソ上司の尻馬に乗る7つの美醜なき処世術』『詐欺師に学ぶ 人を惹きつける技術』『投機学入門』『投資詐欺』『常識力で勝つ 株で4倍儲ける秘訣』『株式投資の人間学』など。

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  • 仮想通貨トレード法人の設立と節税  ——個人投資家のための起業 A to Z
    -
    仮想通貨トレードの個人投資家のための法人化の手引き 本書では、仮想通貨トレード法人の、設立手順からメリット、デメリット、設立後の運用、節税方法まで網羅的に解説。 初歩的・不可欠な情報を提供し、個人投資家が法人化を検討する際の疑問や不安を解消する“教科書”です。 ・個人が保有する仮想通貨で多額の含み益が生じている方 ・仮想通貨トレードその他で生計を立てている方 ・将来そうなりたい方 は必読! 「はじめに」より 一般事業法人の設立や節税に関する書籍は、すでに多数あります。しかし、こと仮想通貨に特化して法人設立から節税全般についてまとめた類書は、まず見当たりません。 テーマを絞れば、非常に多岐にわたる制度のなかから枝葉末節と思われる部分をできるだけ省き、より大切なところを重点的かつ実践的に説明できます。そこでこのノウハウを体系化して本にまとめれば、多くの個人投資家に喜んでもらえるのではないかと考えました。これが本書を執筆した一番の理由です。 世界中のどこでも安価で瞬時にお金を送金できる手段として注目された「仮想通貨」が、いつの間にか巨額の資金が集まる投機市場へと変貌してしまいました。価格が不安定である以上、それは致し方ないことかもしれません。仮想通貨市場が巨大市場となったがために、国家を超越した自由さが魅力だった仮想通貨に、国家の規制が必要になってくるのも、また自然なことなのでしょう。投機を抑えるために証拠金取引のレバレッジを規制したり、証拠金取引自体を禁止すべきだという意見も、個人投資家保護のためには必要なのかもしれません。仮想通貨技術を使った資金調達手段であるICO(Initial Coin Offering イニシャル・コイン・オファリング)も個人投資家にとって、ハイリスク・ハイリターンであることは否定できません。 さらに、重要なことは、仮想通貨そのものに絶対的な価値はなく、将来無価値となる可能性もある以上、筆者としては、ICOも含めた仮想通貨トレードで獲得した利益は、法人をうまく活用して速やかに、株式や不動産などのリアルな投資資産に置き換えていってもらいたいというのが、本書を執筆したもう一つの理由です。
  • 仮想通貨バブル
    3.0
    日経の取材記者による迫真のルポ! 580億円もの不正流出事件に見舞われたコインチェック。 投機マネーに煽られ、わずか3年で100倍に急騰したビットコイン。 相次ぐ分裂を主導する中国の「採掘者」たち。 玉石混交のICO。 いち早くルール整備に動いた日本…… 仮想通貨をめぐる混乱と熱狂、その真相に迫る! -解説コラム「いまから学ぶ仮想通貨」で仕組みがわかる -野口悠紀雄氏、SBI北尾吉孝氏、ビットフライヤー加納裕三氏ほかキーパーソンへのインタビューを収録
  • 株式投資の人間学 なぜ、損する株を買ってしまうのか
    -
    「みんな言ってる」が、大損の第一歩!なぜか何度もやってしまう、間違い・勘違い・思い込み。しくじりを繰り返さないための自戒のポイント、挽回のヒントが満載!【内容】市場で失敗は誰でもする。したことがないと言うならば、その人は市場に本当には参加していなかったか、賛歌していると錯覚していただけだったのだとさえ言える。失敗から正しく学ぶか誤って学ぶかによって、その後の市場から得るものに天地の開きがある。本書では、私が投資家の陥りやすい錯誤を分析して類型的にまとめたものを詳細に読者に紹介したい。そして浅はかな悲観主義や自暴自棄に陥らずに、失敗から正しく学ぶことによって、株式市場から得るべきものを得ようではないかと呼びかけたい。【著者】シンガポール生まれ。慶應大学卒業後、野村証券入社。支店長となる。退社後、三井ホーム九州支店長に就任、取締役を経て常務取締役兼三井ホームエンジニアリング社長。退任後、産業能率大学講師を経て武蔵野学院大学教授。現在、武蔵野大学大学院教授兼武蔵野学院大学名誉教授。投資歴は半世紀を越え、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築。著書『常識力で勝つ超正統派株式投資法』『大損しない超正統派株式投資法』など。電子書籍『実践 金儲け学』『スゴい投機家に学ぶ、金儲けの極意12』『名言に学ぶ金稼ぎ法則』『クソ上司の尻馬に乗る7つの美醜なき処世術』『詐欺師に学ぶ 人を惹きつける技術』『投機学入門』『投資詐欺』『常識力で勝つ 株で4倍儲ける秘訣』『会社員から大学教授に転身する方法』など。

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  • 株式投資は相場格言に学べ
    -
    この本は投資の世界で語り継がれてきた相場格言や名言を通じて、市場の歴史や相場哲学、さらに投資家の行動心理などを学んでいただくために執筆したものです。今日、相場格言の多くは投資家の一般教養として、投資書籍やインターネットなどを通じて知ることができます。これらの文言をあらためて調べてみると、その背景には相場師の命運を左右した格言や、多くの投資家を成功に導いた名言も少なくありません。これまでたくさんの投資本を読んできましたが、相場格言は使い方しだいで、ヘタな本を乱読するより価値あると思います。 もちろん、その文言が尊敬するトレーダーや著名な投資家の文言であっても過信や妄信は禁物です。大切なのはこうした言葉に耳を傾けるゆとりある生活なのです。本書に収録しなかった格言に「市場が血で染まっている時が、絶好の買い場である」という名言があります。これはネイサン・ロスチャイルドがワーテルローの戦い(1815年)で、伝書鳩をつかった独自の情報網でナポレオンの敗北を知り、市場に奇策を仕掛けて巨富を得た史実に基づいています。 僕は昭和の人間なので、これまでいくつものバブル相場や金融危機を経験しています。もっとも大きなものは、80年代の不動産投機と株式市場のバブルです。当時は兜町のみならず日本中が異様な熱気に包まれていました。グリーンスパン氏はバブルを「根拠なき熱狂」と表現しましたがそもそも熱狂に根拠などないのです。 バブル期の証券市場は、投資家にとって冷蔵庫のようなものでした。誰もがそれぞれの思惑で買った株を、自分の口座にせっせと詰め込んでいたのです。すぐ利食いしたい株は冷蔵室や野菜室に入れておき、資産として残しておきたい株は冷凍室といった感じです。 ところが……誰もが壊れるはずがないと信じていた冷蔵庫が、バブル崩壊である日、突然壊れたのですから日本中が大騒ぎになりました。 真っ先にやられたのはそのころ市場で囃されていた優良銘柄や値嵩株で、溶けたアイスクリームのように銘柄の多くはもとに戻ることはありませんでした。ギリシャ神話に「パンドラの箱」の話しがありますが、バブルが弾けて飛び出したのは、恐怖と悲しみでした。これが恐慌の正体です。 なぜ、このような昔話をしたのか自分でもよくわからないのですが、この原稿を整理しながら思い出したのが当時のことなのです。「賢者は歴史に学び、愚者は体験に従う」という言葉がありますが、どちらも体験できるのが、本書に収録した名言や格言の魔力なのかもしれません。
  • 貨幣という謎 金(きん)と日銀券とビットコイン
    3.7
    人間の幻想と欲望が、貨幣を生み出し消滅させる 金と一万円札と電子マネーは、どこがどう違うのか? 続々と登場する「仮想通貨」は国家通貨を脅かすのか? バブルやハイパーインフレはお金につきまとう必然なのか? ハイエク、ケインズなどの論を踏まえつつ、貨幣が持つ不思議な原理と振る舞い、市場や国家との関係、貨幣と資本主義の未来までを徹底的に論じる。圧倒的な貨幣論! 序章 貨幣という謎―貨幣がわかれば経済がわかる 第1章 お金は「もの」なのか「こと」なのか―貨幣と市場を再考する 第2章 「観念の自己実現」としての貨幣―日銀券とビットコインは何が違うのか 第3章 貨幣につきまとう病―バブルとお金の関係 第4章 なぜ資本主義は不安定になるのか―ハイパーインフレと投機を考える 終章 資本主義の危機と貨幣の「質」―どのお金が選ばれ、生き残るのか

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  • 考えるピント 〈カラー版〉
    4.0
    ブームと呼ばれすでに10年になるクラシックカメラ人気。いまやカメラのひとつのジャンルとして定着した。このブームの先導者である著者が、クラシックカメラを、愛玩物、鑑賞物、あるいは投機の対象から解放し、実用の道具として使うための方法を伝授する。クラシックカメラの魅力から賢い選び方まで技術と情報が満載。

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  • 韓国人による末韓論
    4.4
    「慰安婦合意」どころではなく、次は「日韓基本条約」の破棄だ! 話題騒然! 累計50万部を突破したシリーズ待望の最新刊は、《文在寅政権の堕落と暴走「前夜」》《文大統領が抱える弱点》《北朝鮮の術中にハマった韓国》など、傲慢国家の知られざる最新動向を網羅! ――かくもひどい外交の末路は「断交」か? 【国家の責任を放棄し、「偽善者」のふりすらやめる「自死国家」!】 ・韓国の「国是」は「私たちの権利を奪った敵を、思いっきり憎め」・北朝鮮のスパイが暴露した「反日思想」の扇動指令・韓国のメディアが発信した「日本の領土を征服しよう。日本を屈服させよう」・百万円以下の借金を帳消し、携帯電話の基本料金をなくす……謎の「国民迎合政策」・文在寅政権が味方につける「さらに左」にある勢力「正義党」・「ダダコネ法」で「脅迫」「要求」を乱発する慰安婦関連団体「挺対協」・投機にハマり、違法行為も平気でやる韓国民は「損得勘定」至上主義
  • 完全レベル別30代~50代のための海外投資「超」入門
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 月3万円なら30年で 1000万円⇒2500万円――。 日本の多くの個人投資家の運用スタイルは、真の意味での投資にはほど遠い、短期志向の投機的なものであり、スキルに乏しい人が過大なリスクをとった投資を行い、大きな損失を出す結果となっている。 本書では、前提知識が一切なくとも、基本編からスタートして、初級編・中級編・上級編へと順番に読み進めていくことで、投資に必要な知識とスキルを体系的に学べ、投資家としてレベルアップしていくことができる。 自己資産をすべて海外に投資し、2009年以降年率平均15%以上のリターンをあげつづけ、マネー誌・一般誌で人気連載中の著者が初めて書いた、誰でもゼロからはじめられて、確実に利益を出せる海外投資の完全マニュアル。月1000円からはじめられて、30年間で3000万円の資産を無理せず築くことが可能なノウハウを明かします。
  • 狂気とバブル
    4.0
    バブル分析の古典的名著!昔から人は荒唐無稽な話にだまされ、無分別なヒステリー症にかかってきた!  「いつの時代にも、その時代ならではの愚行が見られる。それは陰謀や策略、あるいは途方もない空想となり、利欲、刺激を求める気持ち、単に他人と同じことをしていたいという気持ちのいずれかが、さらにそれに拍車を掛ける」――著者のチャールズ・マッケイは1841年にこう述べている。当時は確かにそうだった。しかし、1980年代後半の日本の株式市場や2000年のアメリカ株式市場のITバブルを見れば、現代も間違いなくそうだろう。  狂った投機熱から聖遺物崇拝まで、集団妄想にまつわる幅広いテーマを扱った知的でユーモアあふれるこの著作は、大衆の狂気、群衆の行動、人々の愚行に関する研究論の決定版となっており、読者の知的好奇心をくすぐらずにはいられない。本書ではさまざまな詐欺やいかさま行為のほかにも、魔女の火刑や壮大な十字軍運動、ノストラダムスの予言、16世紀のオランダの国中を巻き込んだチューリップバブル――たったひとつのチューリップの球根で全財産を失った投機家たちの話――に関する論考も取り上げているが、そこには服のすそを上げ下げし、髪型を変えたりひげを伸ばしたりといった人々の奇行も見え隠れしている。  思い当たる節があるという読者――マッカーシズムやエルビスフィーバーを思い出しただろうか?――に、そして途方もない狂気や荒唐無稽な計画、大衆をけむに巻く詐欺事件に興味津々の読者に、古今を問わず、どんな時代でも、大衆がいかに無分別なヒステリー症にかかりやすいかを諭してくれるのが本書である。 ベストセラー『トビアスの教える投資ガイドブック』(パンローリング)の著者であるアンドリュー・トビアスは本書について、「ほかの古典的名著と同じように、一度読めば本書の存在を知らなかったことなど想像するのも難しい――だからどうしても本書を薦めずにはいられなくなるのである」。
  • 金欠の高校生がバフェットから「お金持ちになる方法」を学んだら
    3.4
    ずっと気になっていた古風な洋館に忍び込んだ主人公は、その奥に金目のものでも隠されていないかと、不自然なほどに経年劣化したボロボロの扉を開けた。しかし眼前に広がっていたのは、なんとチューリップバブル(球根が投機の対象となることで発生したバブル)に沸き立つ17世紀のオランダだった。主人公は経済を司るという謎の美少女とともに、世界経済における重大事件を追体験していくことになる。

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  • 金メッキ時代(上)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 南北戦争後のバブルに躍った人びとを風刺した本書は、「金メッキ時代」(The Gilded Age)という歴史に残る言葉をつくった。トウェインには珍しいC.D.ウォーナーとの共作で1873年に出版され、「今日の物語」の副題がつけられているように、南北戦争後の腐敗し堕落した社会や、富への夢だけを追い求める人びとを描き、中味のない「金メッキの時代」を風刺的に表現している。下巻は、美貌の女性ローラの小悪魔的な生き様を通してアメリカ社会の裏面を描く当時としては、画期的なスタイルの作品。本書に登場する人々の投機熱にわく西部、ウォール街の金融家、成金貴族たちなどの姿は、古くて新しい諸問題の手がかりを提供してくれる文明批評家トウェインの面目躍如の書である。

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  • 金融革命 1985~2008 社会構造の大転換! そのメカニズム
    -
    1巻3,080円 (税込)
    現代社会の大きな課題は格差の拡大とデフレ。いずれも金融革命と深く結び付いている。格差は、社会構造の大転換と金融革命に伴う収奪システムに原因がある。デフレはグローバル化に伴う生産力構造の根本的変化によっている。新しい金融システムが社会の動きの根幹となり、金融機関は新しい金融商品やデリバティブの売買を行いながら、あらゆる投機市場を動かしている。本書は、現在起こっている社会の構造変化を明らかにしていく。
  • 金融政策の死--金利で見る世界と日本の経済
    4.0
    金利は、経済を理解する最強の武器である! 量的金融緩和は効果がなく、むしろ有害だ。日本の経済政策は誤った考えに立脚している。 金利を手がかりに経済問題の本質を解き明かし、通説の誤謬を突く! 1990年代以降、先進諸国に共通して見られる金利の低下は、何を意味するのか? 異常ともいえる日本の金利低下は、なぜ生じたのか? リーマンショック以降先進諸国が競って導入した大規模な金融緩和政策は、効果を発揮したか? 投機を助長しただけではないのか? 金利低下は、資本主義経済の行き詰まりを意味しているのか? 本書はまず、誤解が多い金利という概念の基礎を解説する。そして、金利を手がかりに世界と日本経済の変化を分析し、これらの経済が抱える諸問題を解き明かす。世界的な金融緩和が、世界のさまざまな国や地域でバブルを続発させていること、日本の金融緩和政策は実体経済を改善するのでなく、赤字財政を支える役割を果たしていること、今後、金利高騰の可能性があることなどを明らかにする。そして、現在の日本経済が直面している問題の解決には、マクロ政策では限界があり、経済構造そのものを変える政策が必要であることを主張する。
  • クソ上司の尻馬に乗る7つの美醜なき処世術 なぜ、イヤなやつほど出世が早いのか
    -
    【内容】人が欲するモノの中で「権力」の右に出るものはない。権力さえ持てばカネも名誉も(女も)自在だ。「イヤな奴」は、その真実を知っている。必要なら権力者にすり寄る。権力者の欲するモノを知っている。権力者の欲するモノは盆暮れの付け届けではなく、貴方の誠意でもなくて真心でもない。権力者は貴方の「真心」とは「下心」の別名だということを見抜いている。かえって逆効果だ。権力とは「自分がしたいことを人にさせることができる“力”、及び、自分がされたくないことを人にさせないように来る“力”」である。そこに善悪や美醜は無い。“力”物理学の世界なのだから。【著者】シンガポール生まれ、長野県育ち。慶應義塾大学卒業後、野村証券入社。支店長となる。退社後、三井ホーム九州支店長に就任、取締役を経て常務取締役兼三井ホームエンジニアリング社長。退任後、産業能率大学講師を経て武蔵野学院大学教授。現在、武蔵野大学大学院教授兼武蔵野学院大学名誉教授。投資歴は半世紀を越え、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築。著書『投機学入門』『投資詐欺』『あなたはなぜ株で儲けられないのか』『株で4倍儲ける本』『常識力で勝つ超正統派株式投資法』など。電子書籍『実践 金儲け学』『スゴい投機家に学ぶ、金儲けの極意12』『名言に学ぶ金稼ぎ法則』『クソ上司の尻馬に乗る7つの美醜なき処世術 なぜ、イヤなやつほど出世が早いのか』『詐欺師に学ぶ 人を惹きつける技術』など。

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  • 経済を見る眼―ビジネス現場で役立つ
    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    経営学第一人者が書き下ろした 実践的な経済入門書 本書では、難しい数式は一切出てきません。 「経済を見る眼」を養うための入門書です。 人間の行動やその動機、また多くの人間の間の相互作用を考えることを重視し、人間臭い「経済を見る眼」を提示しています。 著者・伊丹敬之氏は「経済学とは人間の学問である」と述べています。 加えて、「経営の営みは一種の経済現象である」とも述べています。 「原油安でなぜ景気が悪くなるのか」「なぜ機関投機家が企業に過剰な影響力を持つのか」「生産性が低い『おもてなし』サービス産業は発展するのか」など、ビジネスの現場で遭遇する疑問に答えつつ、実践的な経済の考え方や見方を解説しています。
  • 検証 米国農業革命と大投機相場 バイオ燃料ブームの向こう側で何が起きたのか!?
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    1巻2,112円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 強欲マネーに翻弄される農と食。石油、穀物市場での投機バブル復活に警告。

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  • 賢者の商品先物トレード リアルマネー選手権優勝者が明かす売買技術
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    株式よりも断然面白い 高効率の運用手法! 売りも買いも小額で実践できる商品先物は トレードの「型」を学ぶ最高の舞台である! 著者の塩坂洋一氏は、日本初のリアルマネー商品先物トレード競技会「日本版ロビンスカップ」第3回大会で499.84%の高リターンを叩き出し、優勝を飾った「プロ個人投機家」である。 すでにアナリストとしての定評がありながら「本物のトレードで自己資金の運用成績を競う」という真剣勝負に参加した最大の動機について、氏はこう述べている。 「講演で百の言葉を語るよりも、トレードは実践の結果が証明となる。業界関係者だった者が、個人投機家の立場から公けの場で(商品先物の収益性を)証明することは、より多くの投資家がマーケットに参入する呼び水にもなるはずだ… …」 相場が大きく動くことはチャンスである。にも関わらず、日本の商品先物市場は売買高が大きく減少し、手詰まり感が強まっている。世界的に商品価格が急騰急落し、株価が暴落した2008年でさえ、蚊帳の外に置かれた状況だ。しかし、氏は自らの経験から、自信を持って「資金運用のセンスは商品先物で磨かれる」と主張する。 例えば「つなぎ売り」だ。この技法を会得することで、売買技術は格段に進歩する。これを身体で理解するには、低コストかつ少額の資金で売りを仕掛けられる商品先物が、非常に有効なのだ。 本書では、こうした商品先物の魅力を紹介したうえで、市場を構成する参加者とその習性、相場巧者の足跡をめぐるための罫線の見方について紹介していく。罫線のなかにこめられている市場参加者たちの“ドラマ”を理解していくことで、「負けをコントロールする哲学」と「生き残る術」について学んでいくことができるだろう。 それは商品先物のみならず、株式や金融先物、FX(外国為替証拠金取引)など、いかなるトレードにも通用する普遍的な概念である。「自分のトレードの型=売買スタイル」を築き上げるため、本書のアイデアを最大限に活用してほしい。
  • 古代資本主義(名著翻訳叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 古代ローマにおいて、「資本主義」は存在したのか? 古代ローマの経済の諸相(農業、工業、商業、貨幣など)を詳細に検討する。 【目次より】 序言 序論 経済史の研究 その時代区分 ビュッヒャー、ロートベルトゥスおよびその他の国民経済学者の理論体系 歴史家モムゼン、マルクヴァルト、ゴルトシュミット、フリートレンダー エドゥアルト・マイヤー 近代資本主義 第一章 富の発端 最古のローマにおける貨幣と交換 家の「自給自足」体制 商業の微弱な形成 高利貸付け・拘束行為 第二章 動産 富の源泉としての征服と戦利品 新人 ローマの奢侈に関する誇大な諸見解  商人と徴税請負い人・共和制末期の実業家たち アッティクス 高利貸付け、建築・土地およびその他の諸投機 第三章 大土地所有 ラティフンディウム 公有地 軍事植民市  自由農民層への影響と軍団の兵員補充 ラティフンディアの分布と規模 人口密度  第四章 小土地所有 小土地所有存続の例証 ラティフンディウムの弱点 第五章 商品生産 家内経済と都市経済 奴隷を欠く家内生産と、奴隷を使役する家内生産・必要物の備わった家 ラティフンディウムの産業的性格 自由手工業 奴隷労働 解放奴隷 分業 手工業者と消費者との関係 組合 古代産業における資本および大経営欠如の主因 大都市における富の配置 小工業の絶対的優越 第六章 農業生産 資本と農業 古代農業における資本制的生産諸条件の欠如 ローマにおける海外穀物の輸入と貧民給養 ローマおよびその近郊の、爾余のイタリアからの経済的分離 古代農業の弱点 ラティフンディアにおける粗放経営 ブドウ栽培 畜産業 第七章 資本主義 資本主義の定義 古代における産業資本の欠如 労働の、資本にたいする絶対的優越 大土地所有と小土地所有との関係 資本家的小作人 資本と畜産業 古代における農業資本主義の欠如 富の形成と蓄積・征服と諸属州の搾取 高利貸資本および商業資本としての富の使用 資本制に先行する時期に関しての、マルクスの見解 ローマ経済における資本の役割 ローマの財産査定 資本蓄積にたいする諸障碍 古代の貨幣観 第八章 経済制度 古代イタリアの家内および都市経済・都市農村間の交換関係 貨幣・信用および銀行組織 現物租税 第九章 経済的破綻 帝政下の奢侈と浪費 貨幣恐慌とこれにたいする防衛措置 生活水準の全般的低下 貨幣欠乏と鋳貨品位の改悪 現物経済への復帰 租税 コローナートゥス制 小手工業者階級 土地所有・小土地所有者 第十章 古代の経済 古代一般に普遍的な経済、および近代の経済にたいする、特殊ローマ的経済。 原註 あとがき 地図 サルヴィオリ,ヨゼフ 1857-1928年。イタリアの法学者、歴史学者。
  • 国家の存続 ─人生方程式─
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    1巻990円 (税込)
    志摩と大阪を舞台にした物語だが、国家自滅の危機に直面して、人口問題、経済、日銀の政策にも鋭く踏み込んでいる。一方、地震対応の建築技術、水害、津波用建築物とともに町の在り方、国家の在り方についても提言している。本書は『恋のおばんざい ─天下国家への手紙─』の姉妹作である。 現在の市場原理主義マーケットは、個人投資家の短期売買、空売りファンド、ヘッジファンド、証券会社の自己売買等強制的空売りで、経済をデフレへ、そして、一方の投機筋は出来高が少なく、仕掛けやすい日本の市場で、自己の利益のために、株をしていない人まで道連れに、個人や国の資産まで低下させ、好き放題にしている。
  • コミックでわかる 20代から1500万円!積み立て投資でお金をふやす
    3.9
    20代のOL・ユイは未来に対する不安から、投資を始めることに。しかし、「投資」と「投機」の違いや、「投資こそ節約が重要」などイメージが覆ることばかり。真に人生を豊かにする投資の極意をコミックで学べ!
  • これからおもしろくなる世界経済
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    ビットコインによる仮想通貨バブルがはじけた。過剰な期待を持って投機的に動いた人たちが市場から一掃され堅実な成長を示していく。モノからコト、資本から労働へ、資源大国から資源小国への経済力転移が始まる。世界を飲み込む大底を乗り切れば、日本は必ず再生する。この大転換によって各国の一般大衆は国家、大企業、金融機関、大富豪に集中した権力から解放されて、人間の豊かな生活のほうが大事と思い知ることになる。
  • これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話
    3.9
    お金は変わる。そしていずれ「なくなる」――。 2017年、バブルを迎えた仮想通貨市場。だが、その本質は投機対象でも決済手段でも、あるいはブロックチェーンという技術革新ですらない。お金という存在の正体に皆が気づき始めたことこそが、革命なのだ。 ビットコインが目指した自由、イーサリアムがもたらす大変革、そして新しく訪れる個人と会社・国家との関係性とは。仮想通貨から学ぶ「これからの経済学」。
  • さぁ、株の時間です♪―塩漬けマンの株奮闘記― 分冊版 : 1
    5.0
    「老後が心配だし…将来的にチャレンジしてみたい!」そう考える人は数知れず――ただ実際に始めている人はめっちゃ少ない、それが株式投資です。このなかなか踏み出せない大きな理由として、“株式投資は恐ろしいもの…、皆さんの脳裏にはそういう思いがあるんじゃないでしょうか!? 残念ながら、あなたのその直感は間違っていません!!!!! 株式投資は――――とっても“怖い”ものなんです。 本作は、人類未体験の株価大暴落となった、コロナ禍(2020年2月25日~)の相場をメインに、専業トレーダーの塩漬けマンが、自らの生活を賭して投資の大海を泳ぎ切った証をまとめたマンガです。株式投資(投機)の深淵を覗き見したい貴方にオ・ス・ス・メ! ※このマンガを読んでも、決して株式投資で勝てるようにはなりません。ご留意ください。
  • 詐欺師に学ぶ 人を惹きつける技術 仕事に効く人付き合いのポイント44
    -
    【内容】人をたらしこむために必要な技術は、人蕩術と呼ばれるものである。いかにも言葉が悪いが、人付き合いの基本原則ともいえる。相手の信用を得て、こちらの意図を伝えるために、人はみな、多かれ少なかれこの技術を駆使しているのだ。ところが、詐欺師の人蕩術は最初から発想が異なる。熟達した詐欺師は、必ず人を魅了する何がしかの魅力を発散するものである。詐欺師が仕事をはじめるにあたって、まず必要なのは、人が何を求めているかを察知して、そこに「つけいる」ことである。「信用」の本質とは/第一章 常人にない魅力を持つ詐欺師/第二章 詐欺の条件/第三章 詐欺事件はごく身近で起きている【著者】シンガポール生まれ、長野県育ち。慶應義塾大学卒業後、野村証券入社。支店長となる。退社後、三井ホーム九州支店長に就任、取締役を経て常務取締役兼三井ホームエンジニアリング社長。退任後、産業能率大学講師を経て武蔵野学院大学教授。現在、武蔵野大学大学院教授兼武蔵野学院大学名誉教授。投資歴は半世紀を越え、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築。著書『投機学入門』『投資詐欺』『あなたはなぜ株で儲けられないのか』『株で4倍儲ける本』『常識力で勝つ超正統派株式投資法』など。電子書籍『実践 金儲け学』『スゴい投機家に学ぶ、金儲けの極意12』『名言に学ぶ金稼ぎ法則』『なぜ、イヤな奴ほど出世が早いのか』『詐欺師に学ぶ 人を惹きつける技術』など。

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  • 櫻井英明の株式透視論 2019
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 何のために株式投資を行っているのか。 これを明確にすることはいちばん大切なこと。 明確な目標がなければ何事も大成できないのは自明の理だ。 曖昧模糊を排除し、イベントや結果に対する是々非々をその都度片付けることも肝要だ。 なぜなら相場はゼロサムかつアップダウンの世界。一時もとどまることがないのは方丈記の冒頭にも記されている。 【株式透視論2019】 己亥(つちのと・い)/ 2019年変化日 / 上げ下げの特異日 / 株高の特異日 / 大幅高の日 / 天赦日 / 見通し / 万博でバブルへGO!? / 大阪万博の主な関連銘柄 / 兜町ポエム / アレコレアフォリズム / 世界経済 / 銭ゲバ / 香港アノマリー / 金利 / バック / トゥー / ジャパン / 瞬間 / 序破急 / ポスト消費税は円安? / 黄金比率 / なぜ外国人労働者 / キャッシュレス / 触って幸福 / 古の / 必要なもの / 成長戦略 / 投資と投機 / 日経平均27年ぶり高値 / カタリスト / 魚の気持ち / トップたち / リーマンショック10年通過 / 株価はなぜ動くのか / 歴史 / 継続性 / ビルダーバーグ / 伸びる企業 / 干支の亥を考えるヒント ★厳選31銘柄
  • 財投改革の虚と実
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    1巻1,760円 (税込)
    財政投融資は、2001年に始まった改革によって大きな変貌を遂げた。改革は何をもたらしたのか、方向性は正しかったのか。財投研究のエキスパートが徹底的に解明する。 【主な内容】 第1章 資金調達の仕組みの改革/第2章 マーケットにおける財投機関債/第3章 財投事業の見直し/第4章 行政改革推進法/第5章 アメリカの財投改革
  • 資源総予測2017
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    原油の強調減産の実施や化石燃料を重視するトランプ政権の誕生で追い風が吹いている資源相場だが、市場環境が複雑になり、先行きの不透明感も増している。2017年の資源相場を占う。 本書は週刊エコノミスト2017年3月14日号で掲載された特集「資源総予測 2017」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・米中のオールドエコノミー回帰 インフレ懸念でマネーは資源に/インタビュー 寺島実郎・日本総合研究所会長 ・インタビュー 高井裕之 住友商事グローバルリサーチ社長 ・相場大予想 原油(1) 横ばい 米露サウジが緩やかに連帯 減産は継続し50ドル台維持へ ・相場大予想 原油(2) 上昇 シェールは生産抑制 年末には70~75ドルも ・相場大予想 原油(3) 下落 主要産油国は減産延長せず 米中需要減、利上げで20ドル台も ・相場大予想 金 欧州リスクやインド需要増で6月にかけて金価格上昇へ ・相場大予想 銅 チリ銅鉱山でストライキ 供給不足で価格押し上げ ・相場大予想 鉄鉱石、原料炭 粗鋼生産量拡大で需要増 中国やインドがけん引 ・まだ買いの資源銘柄25 中小型の割安株が狙い目 中国の市況回復が好影響 ・米パイプライン 輸送コストは鉄道の3分の1 米国からの原油輸出に拍車 ・米・強硬策の真意 中東危機あおるトランプ政権 油価上昇でシェール企業支援 ・鉱物資源 トランプ政権の1兆ドル投資が牽引 18年に鉱物資源は上昇する ・原油先物の読み方 史上最高の投機筋の買い越し 買い余力とインフレ対策 【執筆者】 松本惇、藤沢壮、畑中美樹、江守哲、藤和彦、亀井幸一郎、芥田知至、柴田明夫、平川昇二、佐藤誠、岩間剛一、新村直弘、本間隆行 【インタビュー】 寺島実郎、高井裕之
  • 市場心理とトレード ──ビッグデータによるセンチメント分析
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    リチャード・ピーターソンは、トレード心理について書いたデビュー作の『脳とトレード』(パンローリング)で、一流投資家が感情を管理することによって優れたパフォーマンスを上げていることを示した。そして、本書では群衆心理の内側に迫り、価格パターンが存在するだけでなく、最も予想可能なパターンは私たち人間が持つ性質に根付いていることを教えてくれた。 ピーターソンのチームは、ソーシャルメディアからデータ(トピックスや考えや感情)を取り出すためのテキスト解析システムを開発した。そして、そのデータに基づいて、ソーシャルメディアに基づいたマーケットニュートラルなヘッジファンドを作り、2008年の金融危機を含めた期間にS&P500を24%以上上回る好成績を上げた。この画期的なガイドは、その方法となぜそれがうまくいったかを解説している。アルゴリズムをソーシャルメディアのデータに応用することによって、定義が難しい投資家のセンチメントが生み出すマーケットのパターンについての洞察という前例のない世界が開ける。 ここで、あなたは、投資家を動かすニュースやソーシャルメディアのテーマに対する特別な見方だけでなく、どこか違うと感じても賢く動くために長期的な実績があるテクニックも学ぶことができる。本書は、テクニカルとファンダメンタルズを奥底まで掘り下げ、市場価格を動かす最大の要因である情報のグローバルな流れとそれに対する投資家の反応について説明している。競争力となるエッジを身につけ、リスクを管理し、時に人間の不備がある性質を克服するために必要な専門的指針を与えてくれるのだ。トレーダーがセンチメント分析と統計ツールを使いこなせるようになれば、次のことができるようになるだろう。 ●ニュースやうわさやソーシャルメディアが市場価格にどのような影響を与えるかを予想する ●価格がいつトレンドを形成し、いつその方向が変わり、いつ急に動きが反転する可能性が高いのかを見極める ●バリュー投資とモメンタム投資のリターンを改善する ●商品や通貨や投機バブルなどの独特な価格パターンを利用する ●世界的な経済活動の変化を予想する ●投資の世界で群衆が最もよく犯す間違いを克服する 本書は、あなたのマーケットの理解を深め、価格が上昇しようと、下落しようと、横ばいで動かなくても、利益を上げるためのツールとテクニックを授けてくれる。
  • 知っておきたい「お金」の世界史
    4.0
    文明ごとに違ったコインや紙幣の価値。交易から生まれた金本位制への移行。株の出現で加速した投資と投機。地球規模で連動する通貨と世界経済システムなど、今だからこそ知っておきたい「お金」が動かす世界の歴史。
  • 将軍様の錬金術―朝銀破綻と総連ダークマネー―
    -
    現代の脅威・北朝鮮はどこから資金を得ているのか? 万景峰号による現金送致、「祖国望郷」を利用した帰還運動、パチンコ事業からの莫大な献金、バブルに乗じた杜撰な不動産乱脈投機、一枚一億円という巨額債券の発行……金日成・正日からの指令を受け、日本から平壌への献金を司っていたのが、朝銀信用組合と朝鮮総連だった。北朝鮮への献金のカラクリをすべて明らかにし、その誕生から没落までを描く「戦後裏面史」。

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  • 小説円投機
    4.0
    外国為替相場で脚光を浴びたYENは、たちまち壮烈な売買戦の対象となった。そうしたなかで、それぞれ一流バンカーとして苛酷な人生を歩む同期入社の3人組。そのうち古海は、海外融資こげつきの責めを負って退社し、一匹狼のマネーハンターとして自立するが……。世界経済の支配者・ロスチャイルドとロックフェラーの死闘を日本側からなまなましく描いた、出色の傑作長編。
  • 初心者でも失敗しない 勝てる!長期型FX 簡単・安心・着実な資産運用のルール
    3.0
    FXは少額ででき、不安要素が少ない投資商品です! 忙しくてヒマがない人も、ほったらかして資産がどんどん成長する運用法! 投資業界25年のキャリア、個人投資家としてもFX、株、投信などで実績を積み上げ、資産運用に強いファイナンシャルプランナーとして活動中の著者が、投資手法や考え方をあますことなく公開します! FXには投機的で難しいイメージがありますが、長期的でやさしい投資も可能なのはご存知でしたでしょうか。 実際のところFXは初心者から上級者まで取引ができ、自由度が高い便利な投資なのです。 運や技術や多くの知識なども必要ありません。 投資に興味はあるけど忙しくてはじめられない初心者、情報に振り回され投資の正解がわからず一歩踏み出せない人、投資をやっているが成果をあげられない人などに向け、本質の情報を提供します。 本書を読めば、FXの間違った投資のイメージが払拭されることはもちろん、FX口座開設の手順、株・不動産より優位であること、レバレッジの活かし方、リスク・ストレスを和らげる購入例、税務のポイントなど、始め方から勝てるFXの知識が身につきます。 誰でも実践可能で、あなたがうまく行動できれば簡単・安心・着実な資産運用ができ、ルール化されて長期にわたってお役に立てることができるでしょう! 年平均利回り15%の結果を実力で目指すことができます!

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  • 新装版 私は株で200万ドル儲けた
    3.5
    ブレイクアウト売買法の元祖「ボックス理論」の生い立ち 多くの熱い読者からの要望で新装版で復刊 個人投資家のダンサーがわずかな資金をもとに株式売買で200万ドルの資産を築いた「ボックス投資法」 本書は、株式市場の歴史に残る最も異例で、輝かしい成功物語のひとつである。ダーバスは、株式市場の専門家ではなく、世界中を公演して回るような、ショービジネス界の世界では最も高いギャラを取るダンサーだった。しかし、株式売買の世界に足を踏み入れ、世界中から電報や郵便などの通信手段を駆使して、百万長者の数倍もの資産を築いた。 というのも、ダーバスが悪戦苦闘の末に開発した独自の投資手法は、マーケットの上昇(強気相場)・下落(弱気相場)に関係なく通用するものであったからだ。そのうち、ダーバスが奇妙な投資手法でものすごい利益を上げているという噂がウォール街で広まり、タイム誌が彼の特集記事を組むまでになった。その後、説得されて執筆した本書は、当時、8週間で20万部近くも売れる大ベストセラーになった。 本書に記載された会社のなかには存在しなくなったものや、取引されなくなった銘柄も多いが、それでも本書に書かれたボックス理論の信頼性に揺るぎはまったくない! 今なお多くの投資手法に取り入れられているこの「ボックス理論」の発案者ニコラス・ダーバスという名は、多少なりともマーケットに関心のある人であれば、遅かれ早かれその名前を知ることになる伝説的人物だ。本書は、彼が投機家としてはまったくの素人だった時代から、やがてボックス理論を考案して200万ドルを稼ぐまでをつづったノンフィクションである。彼がボックス理論を発見するまでの悪戦苦闘は、投資を始めたばかりの初心者がだれでも犯す典型的な失敗の数々であるが、そこから独自の理論を考案するまでの軌跡は読者に驚きと大きなブレイクスルーをもたらすヒントとなるだろう。ダーバスが苦難を乗り越えて成功するまでの姿は、すべてのトレーダーにとって何物代えがたい、今でも新しい最高の教科書である。
  • 新訳 バブルの歴史 ──最後に来た者は悪魔の餌食
    4.0
    「太古の昔から現在に至るまでの投機の狂気について見事に調べ上げよく書かれた本である。今、株式市場に関与している人はもちろんのこと、これから乗り出そうと考えている人にとっても絶対に読むべきものだ」――ジョン・ケネス・ガルブレイス 狂気の投機史 人はなぜお金が絡むと愚行に走るのか? 「バブル」という人間の強欲と愚行と狂気を描いた古典! 本書は17世紀から現在に至るまでの株式市場における投機の歴史を生き生きと描き出したほかに類を見ない魅力的な書である。投機の精神の起源を古代ローマにまでさかのぼり、それが近代世界によみがえった様子を年代順に、分かりやすくまとめている。近代でのバブルの始まりとは、1630年代にオランダで起こったチューリップバブルだった。 その後、ロンドンのチェンジアリーの株式売買(ワインが1インチのロウソクの火が消える直前に値を付けた者が落札者になるという方式のオークションで売られた)、1720年の悪名高きサウスシーバブル(南海泡沫)と続く。サウスシーバブルではアイザック・ニュートンは「天体の動きなら計算できるが、人々の狂気までは計算できなかった」という有名な名言を残している。当時、法外な金額をふっかけたり、女性の貞操を守る保険と題してリスクを引き受けるブローカーがいた。また、お金として流通するクレジットノートや宝くじがあった。アレクサンダー・ポープやベンジャミン・ディズレーリ、アイバン・ボウスキー、ヒラリー・ローダム・クリントンなど、バブルで一獲千金を狙った賢明な投資家や愚かな投資家がいた。 金メッキ時代から狂騒の1920年代、19世紀の鉄道狂時代から1929年のウォール街大暴落、ジャンクボンド王のマイケル・ミルケンに代表されるカウボーイキャピタリズムや、日本のバブルであるカミカゼ資本主義、現代の情報時代に生まれたデイトレーダーまで、いつの時代にも存在した、またこれからも存在するであろう人間の飽くなき強欲と愚行と狂気の結末を描いた興味深い1冊! *本書は2000年4月、日経BP社から『バブルの歴史』として刊行されたものを新たに翻訳したものです。
  • 実務家ケインズ
    5.0
    官僚、政治家、実業家、投機家――。ケインズは現実経済の渦中に身を置いて活躍する。そのなかで培われた実感ないし現実認識と、自らが学び、祖述してきた古典派の教義との間の亀裂は次第に深まり、ついに『一般理論』で革命的なマクロの貨幣経済学を創り上げる。ケインズ経済学形成の背景にあるのは、痛切な実務経験なのだ。金融界から学界に転じた著者が、実務家としての共感をこめて、ヴィヴィッドに描き出す新しいケインズ像。

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  • 実録 7人の勝負師 ──リスクを恐れぬ怪物たち
    -
    日本一の相場師研究家が調べ上げた 700人の相場師から選ばれた7人のサムライ 明治から昭和にかけて活躍した7人の相場師の戦闘録。皆相場師であって、相場師にとどまらない。日本の近代化の先頭に立ってリスクを恐れず突っ走った猛者たち。一筋縄ではいかない癖者揃いだが、人間的魅力を兼ね備え得ていたからこそ市場史に名を刻む。 「天下の雨敬」雨宮敬次郎は相場師として、事業家として明治を代表する巨人。リスクと闘い続けた雨敬は「人はオギャーと生まれた瞬間から投機をしている」というのが持論。「天下の糸平」とは「お主、俺」の間柄だった。 「天一坊」と恐れられた松谷元三郎。一文なしで堂島米穀取引所を買占めるという“快挙”でオーナー気取りの松谷だが、コメ相場に失敗して、松谷の天下は5カ月で終わる。頻発する仕手戦にシテとして、時にワキとして参入、八溝金山という鉱山会社をでっち上げ、上場させたうえで大芝居を打つ。 リスクのそばに利益がある。安全地帯には儲けはないとみた勝負師たち。日清、日露の両戦役で相場が大きくうねり、追い風となって奇利を博し饗宴に浸る。その代表は「鈴久」鈴木久五郎。弱冠27歳で兜町の話題を独り占め、「成金」という言葉は鈴久のために作り出された。人気株を次々に買収、モノいう大株主として企業改革を推進した。今日の資産価値で500億円を誇るが、大隈重信の忠告に従わず、突っ走り成金が元の歩に逆戻りしたと揶揄される。 「入丸将軍」村上太三郎は幼い時人相見に「投機の世界なら成功する」といわれて相場界に身を投じ将軍の名を頂戴するが、仲買人に対する政府の“迫害”に抗議、兜町を去る。「俺たちは虚業家ではない」と仲買業に高いプライドを持っていた。 大正時代は投機街が一番燃え盛った市場経済の黄金期。評論家の小汀利得は「日本経済界のデタラメ時代」と呼び、欧州大戦景気下、派手な立ち回りが演じられた。この時代の代表は「梟雄」島徳蔵。北浜の理事長として開所来の隆昌を演出する一方、久原株で大儲け。中国人の投機好きを当て込んで大陸に次々と取引所を創設、プレミアムを稼ぐ錬金術師。塀の中も一度ならず、「悪名でもいい、無名よりましだ」と広言。 島徳と同時期北浜に生きた岩本栄之助。「駆け引き万能の相場の世界には不適格」と評されるが、100万円を中之島公会堂建設資金に寄付。公会堂建築の槌音が高まる中、ピストル自殺、大新聞は義人の死に号外を発行。「その秋を待たで散り行く紅葉哉」の一句を残す。勝負師は儲けた金を社会の発展のために散ずべしとの信念を実践した。 昭和を代表する相場師は多士済々、雲霞の如し。「山昭」霜村昭平は12歳から相場欄を読む相場の申し子、山昭は負け知らず。後継に人を得ず創業した山梨商事を同業者に30数億円で売却、その直後、商品先物市場は崩壊に向かい「さすが山昭」と同業者はうなる。勝ち逃げを嫌う山昭は先物業界の悲境に殉じるかのように生前葬を済ませ、世間との交渉を絶つ。
  • 常識力で勝つ 株で4倍儲ける秘訣 投資で負けない5つの心得
    -
    野村證券の第一線で取引していた専門家による投資の極意とは?財産のすべてを株で築いた著者が、これまでの取引実績を大公開!バブルでもデフレでも、常に利益を出せる!【内容】本書は神がかり的な〇・〇一%の人を対象とはしない。私にそんな能力もない。本書は普通の常識的な九九・九九%の人々を対象としている。「ほんの少々の努力を継続していけば」という条件つきながら、誰にでもできる方法を説いている。私のいう「教養がカネになる」証拠としての札束。慢心して間違わないように自分を律するストイシズム。質素に暮らすことが趣味となる心境。こんなスリリングで楽しい場はこの世にない。【著者】シンガポール生まれ、長野県育ち。慶應義塾大学卒業後、野村証券入社。支店長となる。退社後、三井ホーム九州支店長に就任、取締役を経て常務取締役兼三井ホームエンジニアリング社長。退任後、産業能率大学講師を経て武蔵野学院大学教授。現在、武蔵野大学大学院教授兼武蔵野学院大学名誉教授。投資歴は半世紀を越え、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築。著書『あなたはなぜ株で儲けられないのか』『常識力で勝つ超正統派株式投資法』など。電子書籍『実践 金儲け学』『スゴい投機家に学ぶ、金儲けの極意12』『名言に学ぶ金稼ぎ法則』『クソ上司の尻馬に乗る7つの美醜なき処世術 なぜ、イヤなやつほど出世が早いのか』『詐欺師に学ぶ 人を惹きつける技術』『投機学入門』『投資詐欺』など。

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  • スゴい投機家に学ぶ、金儲けの極意12
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    【内容】投機ビジネスの仕組み/最高効率の投資理念/ヘッジファンドの定義/普通のファンドとどう違うのか/ベーシックなファンド運用法/限界を迎えた伝統的投資方法/効率的市場仮説の部分否定/ヒトは必ずしも経済人間ではない/集団的・横並び的運用は効率が悪い/可謬論とは何か/バネの力を利用して利益を得る/カール・ポパーの可謬論とは/可謬論を実践して儲けるには/近代経済学の革命家にして長期低迷相場で60億円儲けた/悲劇の最期を遂げた男たちと滅びのDNA/レバレッジの罠にはまった男/可謬論を体現するヘッジファンドの帝王【著者】シンガポール生まれ、長野県育ち。慶應義塾大学卒業後、野村証券入社。支店長となる。退社後、三井ホーム九州支店長に就任、取締役を経て常務取締役兼三井ホームエンジニアリング社長。退任後、産業能率大学講師を経て武蔵野学院大学教授。現在、武蔵野大学大学院教授兼武蔵野学院大学名誉教授。投資歴は半世紀を越え、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築。著書『投機学入門』『投資詐欺』『あなたはなぜ株で儲けられないのか』『株で4倍儲ける本』『常識力で勝つ超正統派株式投資法』など。電子書籍『実践 金儲け学』『スゴい投機家に学ぶ、金儲けの極意12』『名言に学ぶ金稼ぎ法則』『クソ上司の尻馬に乗る7つの美醜なき処世術 なぜ、イヤなやつほど出世が早いのか』『詐欺師に学ぶ 人を惹きつける技術』など。

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  • 図解でわかる! 仮想通貨
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年、ビットコインをはじめとした仮想通貨が高騰し、仮想通貨バブルと呼ばれるほど注目を集めました。仮想通貨が値上がりするにつれ、投機対象として考える人も増えましたが、対象をよく知らずに投資をするのは危険です。本書は、仮想通貨の代表格であるビットコインをモデルに、仮想通貨の基礎知識や取引の仕組み、値動きの仕組みなどを解説した入門書です。アルトコイン・ブロックチェーンなどの重要事項もよくわかります!
  • 図解入門ビジネス 最新 暗号資産の基本と仕組みがよ~くわかる本
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 暗号資産(仮想通貨)は、投機や投資の対象として注目される一方で、便利な決済手段としても注目が集まっています。しかし、税制度や法律が暗号資産の仕組みにまだ追いついていないところも多々あります。本書は、暗号資産の入門書として、仕組みから、関連する法律・制度、売買方法、税務まで、その全貌をわかりやすく解説します。資金決済法、暗号資産交換業者、ICOの基礎知識と規制、Libra、銀行系コインなどもわかります。
  • 世界が見たビットコインの真実
    -
    ビットコインが乱高下している。次世代の通貨として未来はあるのか。 本書は週刊エコノミスト2018年2月6日号で掲載された特集「世界が見たビットコインの真実」の記事を電子書籍にしたものです。 ・欲望渦巻く“投機マシン” 金融市場の撹乱要因に ・【インタビュー】「Lisk」(リスク) マックス・コーデックCEO ・知らずにビジネス会話は乗り切れない! 仮想通貨の「基礎知識」 ・金融エリートの挑戦 「仮想通貨は終わらない」 シリコンバレーと香港の胎動 ・日本の未来? 「マルチ商法国家」の中国 仮想通貨詐欺が頻発 ・仮想通貨はこう動く 乱高下は“2階建てバブル”が原因 賢い投資に不可欠な7つの材料 ・確定申告はどうやるの? 「雑所得」となった仮想通貨益 申告漏れには重いペナルティー ・「ICO」の“ババ”を避けるには 詐欺的な資金調達が横行 “本物”見極めは至難の業 ・モバイル決済先進国 指紋やQRコードで支払い 決済手段として仮想通貨は不要 ・中央銀行もデジタル通貨 現金が消える未来 信用創造に課題 【執筆者】 大堀達也、松本惇、志波和幸(監修)、高口康太、高城泰、向山勇、両角真樹、中島真志
  • 世界と日本経済30のデタラメ
    3.4
    2008年、未曾有の危機に陥った世界経済。元凶は、ヒト・モノ・カネの歯止めなき自由化で世界を投機市場に変えた、経済のグローバル化であるのは明らかだ。にもかかわらず、わが国のエコノミストや政治家は「サブプライム問題は決定的な原因ではない」「日本はまだまだ構造改革を進めるべきだ」「もっと公共投資を削り、公務員を減らし、民営化を進めるべきだ」などのデタラメを垂れ流す。緻密なデータ分析とロジックで絶大な信頼を得ている経済ジャーナリストが、亡国の虚言・妄言を徹底論破。
  • 世界を変えた14の密約
    4.3
    私たちの過去、現在、そして未来はすべて企業が決めていた! イギリスを代表するジャーナリストが世界のタブーを徹底追及。英BBCが番組化し大反響! 日本では単行本刊行当時、「林先生の初耳学」(TBS系)で紹介され、話題になった書の文庫化。 【現金の消滅】 1998年、スタンフォード大学。のちのペイパル創業者達が出会い、始まった。 【熾烈な格差】 2009年、中間層消滅を予言した銀行家。富裕層OR貧困層ビジネスへと舵が切られた。 【ダイエット基準】 ダイエット関連業界の儲けのために、BMIを27から25に引き下げ、肥満人口を増やす。 【買い替え強制の罠】 1932年、電球の寿命が6カ月に決められる。アップル製品のバッテリー問題も。 【フェイクニュースの氾濫】 1981年、マードックとサッチャーが取引。有名メディアが買い取られる。 ほかにも、【投機リスク】【租税回避のカラクリ】【薬漬け】【改革されない働き方】【新自由主義の誕生】【企業の政府支配】【AIに酷使される未来】【知性の取引】【21世紀のインフラ】にまつわる密約など。 解説・佐藤優  ※この電子書籍は2018年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 世界を破綻させた経済学者たち──許されざる七つの大罪
    3.8
    見えざる手、緊縮財政、規制緩和と競争重視、インフレ・ターゲット、投機の奨励、グローバリゼーションと自由貿易、データ偏重――いつの間にか、私たちの日常に浸透しているこれらの考え方。じつはこうした理論が、主流派の経済学者たちによって極めてあやしい基盤のうえに構築されたものであり、2008年の金融危機と現在の世界経済の混乱を招いた元凶だったとしたら? 《ニューヨーク・タイムズ》などで長年経済コラムニストを務めたベテランの評論家が、アダム・スミスからケインズ、ミルトン・フリードマン、アセモグル&ロビンソン、ラインハート&ロゴフ、ピケティまでを俎上に載せ、経済学者たちの犯してきた過ちを筆鋒鋭く告発、学問の罪を問う警世の書。
  • 相場師入門―株のプロを目指せ
    -
    道理の上に立てば勝つ! 長年、経済記者として株の世界を見てきた著者が、相場の秘伝書「本間宗久翁秘録」をもとに投資家の心構えと相場の読み方を解き明かす。 【主な内容】 I章 株の神髄を知る──プロへの第一歩 1 道理の上に立てば勝つ 2 株のプロ──基本心得三カ条 3 株価理論を超える 4 株の本質──投機の本質を知る II章 株の鉄則を知る──プロの基本則 1 株の本筋──大勢張り 2 自分の癖を知る 3 株のプロと機会最大化の原則 4 横槍主義の実践 5 株の大鉄則──「休むも相場」 III章 儲かる株をつかむ──プロの目での銘柄選び 1 長期方針での銘柄選び 2 相場のテーマに乗る 3 業績変化率をみる 4 出遅れ割安株を狙う時 IV章 株の買い方とタイミング──プロの基本兵法 1 買いの基本兵法を知る 2 相場から買うタイミングをつかむ 3 買い下がらずに買い上がる 4 株式格言から買うタイミングをつかむ V章 株の売り方とタイミング──株式格言に学ぶプロの売り方 ・「月なら十三夜、七八分にて止むべし」 ・「名人、天井売らず底買わず」 ・「人のゆく裏に道あり花の山」 ・「見切り千両、しまったと思ったら手仕舞え」
  • 相場秘伝 本間宗久翁秘録を読む―希代の天才相場師に学ぶ必勝の法則
    -
    日本型相場師の原点、投機の真髄を究めた人、本間宗久の人となりと宗久が書き残した本間宗久翁秘録から相場の原点、成功の秘訣を読み解く。 【主な内容】 I章 本間宗久――その人と時代/II章 本間宗久と相場秘伝/III章 <本間宗久翁秘録・現代訳1>/IV章 <本間宗久翁秘録・現代訳2>/V章 <本間宗久翁秘録・現代訳3>/「機を転ずるに智――プロの売買術
  • 増長し、無限に乱れる「欲望大国」中国のいま
    5.0
    現地目撃レポート!宮崎氏と石平氏が北京と上海の現地で見た現実の中国とは――。 中国はこうなる! 中国経済はネズミ講! 投機が大好きな中国人! 人民元は大暴落する! 「中華共栄圏」をめざす中国の野望! 「万里の長城」の崩壊をみることができる! 敵を分散せず、日本一国にしぼる! ASEANを中国が主導し、域内の経済ヘゲモニーは中国が握り、日本、韓国も協力させる。 アジアは「中華共栄圏」とする宣言が静かになされている。 ――中国人の自信の誇示は目を覆いたくなるほど強烈である!

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  • チャンス
    -
    数奇な運命を負わせられた女性フローラ・ド・バラルの物語。裕福な家に生まれるが父親が詐欺師の汚名を着せられて収監されたあとは、他人の好意にすがらざるを得ない境遇におちいる。彼女は南アフリカへ行く輸送船に乗って運命の転換を図ろうとする。この間に彼女の出会う出来事はすべて、コンラッドの他の作品にも登場するマーロウという男、ならびに彼女の関係した多くの人びとによって、多面的にさまざまな角度から語られる。父親が釈放され、同じ船に乗り込んで来たことで別の困難にも直面するが、最後にはハッピーエンドを迎える。投機やフェミニズムなどアクチュアルな社会問題も論じられ、それもこの作品の特徴となった。
  • 月3万円で3408万円の超安心資産をつくる! 毎月5分のシン・米国株投資術
    値引きあり
    3.0
    投資知識ゼロから始めても、カンタンに3千万円超えの資産形成ができる「ほぼ自動でお金が増える仕組み」を全公開! 本書は、どんなシナリオを描いても、「最低でもお金持ち」になれる戦略、「シン米国株投資術」を3つのステップで分かりやすく解説しています。 STEP1 必要な投資目標金額は「投資信託」で複利を味方にカンタン形成 STEP2 GAFAMなどの「成長銘柄」でグンと資産を伸ばす STEP3 資産形成の大きな武器になる「投機銘柄」で大きく勝つ 2022年4月から日本の高校で「金融経済」と「資産形成」の授業が始まりました。 教育科目に金融経済、資産形成が組み込まれたということは「日本国民全員」にその知識が必要だと、国が認めたことに他なりません。 つまり日本は「投資」をしなければ生きていけない国になったのです。 日本人にとって「投資をしないこと」こそ、「最大のリスク」なのです。 「人生100年時代、将来のお金が不安」、「給料も上がらないし、貯金が増えない」、「お金の不安を感じずに人生を楽しみたい」…… こんな悩みを感じたことがあるなら、ぜひ本書を開いて「シン・米国株投資術」を実践してみてください! 本書があなたの「明るく豊かで自由な人生」を約束します。 【目次】 はじめに 序章:知らなきゃ野垂れ死にレベルのお金の話 第1章:超安心資産を作るための「米国株投資」のキホン 第2章:最低でも「お金持ち」確定のシン・米国株投資戦略 第3章:「黒歴史」含めて話す 私が投資を始めたワケ 第4章:楽しんで儲けるための9つの米国株キーワード 第5章:知識、英語力がなくても大丈夫!お金を生む4+1の情報源 おわりに
  • 月を売った男
    -
    ハインラインの「未来史シリーズ」の初編「生命線」をはじめ、「光あれ」「道路を止めてはならない」「月を売った男」「鎮魂歌」の、初期名編5編をあつめた。表題作の中編は、有人ロケットの月世界到着を目前にして一攫千金を狙う企業家がたくらむものを追究する。月における土地所有権? ウラニウムやダイヤモンド鉱の採堀権?……月にひそむ経済価値は、投機の対象となって全世界を震撼するが……。
  • ていねい図解! 初心者のための投資信託教本
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は資産運用初心者の方向けに『投資信託の選び方』を伝えている本です。投資信託について一般的なことが書いてある本や雑誌はありますが、この本ではどうやって選ぶかに注力して書いてあります。 いまだに日本では資産運用が投機だと思っている人が多く、資産運用をすること自体が怖く続けられない人が多い状況です。 資産運用は投機ではありません。自分の資産を複利で運用することで、資産そのものを育てることができます。商品を正しく選べば、リスクをコントロールしながら資産を育てることが可能になります。資産運用初心者の方にも投資信託は良い商品ですが、その投資信託をどう選べばよいか、実際に資産運用を始める前、若しくは始めたばかりのころに、途方に暮れた方もいるのではないでしょうか。また、途中でやめてしまった方もいるのではないでしょうか。それはひとえに、選び方が分からないことが大きな要因です。 そんな方のために、投資信託をどのように選んだら良いかが書いてあります。複数本持つことでリスクを低減させる方法について、その複数本をどのように選ぶか、具体的にモーニングスターのウェブサイトで検索していく例が示されています。ネット証券大手のSBI証券や楽天証券での投資信託の検索例も載っています。 この本を読みながら、ご自身でも投資信託を選んでみませんか。 (※本書は2021/11/22に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです)
  • 出来高・価格分析の完全ガイド ──100年以上不変の「市場の内側」をトレードに生かす
    3.3
    私は出来高に注目してトレードを始めた。これこそが私の成功の第一歩だったと確信している。本書を読んで読者の方にもぜひその栄光を手にしてもらいたい。 VPA(出来高・価格分析)は、伝説的トレーダーであるリバモアやワイコフが使って、莫大な資産を築いてきたテクニックだ。この100年以上にわたって何も変わっていないVPAを使えば、「スマートマネー」に追随することができるようになる。 これに日本古来のローソク足パターンを組み合わせれば、市場の将来の方向性、価格はどのくらい動くのか、その方向は本物なのかも分かるようになるだろう。 出来高と価格とローソク足パターンの融合によって、今は、アキュミュレーション(買い集め)なのか、ディストリビューション(売り抜け)なのか、売りのクライマックスなのか、買いのクライマックスなのか、新しいトレンドが始まるのか、インサイダーは買っているのか売っているのかなども分かるようになる。 また、出来高を見ることによって、支持線と抵抗線の真の意味が分かり、保ち合いや本物のブレイクアウトを見極めることができるようになる。このほかにも、ダイナミックトレンドとトレンドライン、VAP(ボリューム・アット・プライス。価格帯別出来高)など、新しいパワフルな概念を紹介する。 もちろん、VPAの数多くの実例を詳しく見ていく。株式市場や株価指数、FX市場、先物市場、ティックチャートを使ったコモディティーなど。あらゆる市場で、ティックチャートから時間ベースのチャートまで、さまざまなチャートを使って細かく説明する。VPAがうまく機能することが確信できるようになるだろう。 ■本書の内容 本書には、あなたのトレードにVPA(VolumePriceAnalysis。出来高・価格分析)を適用するために知らなければならないことがすべて書かれている。それぞれの章は前の章を踏まえて成り立つものだ。価格と出来高の原理に始まり、そのあと簡単な例を使って2つを1つにまとめる。本書を読み込んでいくと、突然、VPAがあなたに伝えようとする本質を理解できるようになる。それは市場や時間枠を超えた普遍的なものだ。 ■読者対象 必死で成功を目指している人、トレードがストレスに満ち、感情的にしかトレードできないで悩んでいる人――本書はそんなあなたのためのものだ。本書を読み終えるころには、こういった感情は一切なくなっているだろう。あなたの意思決定はすべてシンプルなロジックと良識に基づいて行われるため、自信がつき、感情を排除してトレードできるようになっているはずだ。市場の次の動きを素早く簡単に、かつ自信を持って予測できるようにもなる。成功は自信から生まれるもので、富は成功によってもたらされるものだ。感情を排除してトレードできるようになれば、投機家であれ、投資家であれ、どんな市場ででも成功を手にすることができる、もちろん、FXトレードも。本書は、16年以上のトレード経験を持ち、このアプローチを毎日使っている者によって書かれたものだ。つまり、あなたはこのアプローチを実際に使っている者から学べるということである。 トレードでは主だったインディケーターは2つしかない。1つは価格、もう1つは出来高だ。どちらも1つだけでは弱く、何も教えてはくれないが、2つを一緒に使えば最強の組み合わせになり、絶大な力を発揮する。VPA(出来高・価格分析)のパワーを知れば、なぜこんな素晴らしいものを今まで使わなかったのだろうと思うはずだ。 VPAを使えば、市場が動く前に市場を読むことができるようになる。これを知れば、あなたは驚きのあまり愕然とするだろう。そして、あなたは真実に気づく。2つの簡単なインディケーターを使うだけで、市場の次の動きを予測するパワーと知識を手に入れることができるという真実に。 一言で言えば、VPAは市場のDNAを知る手掛かりを与えてくれるものだ。その素晴らしいパワーを手に入れたあなたは、自信を持ってトレードできるようになり、感情とストレスからは永久に解放される。あなたはトレードを楽しむことができるようになる。なぜなら、シンプルなロジックと出来高および価格のパワーによって、市場が次にどう動くかが分かるからだ。
  • 投機学入門 不滅の相場常勝哲学
    4.0
    50余年にわたって稼ぎ続けてきたツワモノが、千変万化の相場で勝ち続ける極意を伝授。カネの本質を知れば、幸運は「必然」になる! 【内容】本書には重要な基調とするものが二つある。一つは投機というものについての一貫した認識の仕方。もう一つは「人は誤りを免れ得ない」という可謬(かびゅう)論なる哲学上の命題である。「人は誰もが過ちを犯す」という可謬論の考え方は民主主義制度の淵源にもなったり、これがヘッジ機能の思想的根拠であり裁定取引の根拠でもある。本書は市場における行動の経済効率の大小・強弱を論ずることにのみ的を絞り、善悪や美醜の問題については、これを一切捨象する・大小・強弱であるからそれは物理的・数理的であって倫理学の世界ではないし、ましてや美学の世界でもないことを念押ししておきたい。 【著者】シンガポール生まれ、長野県育ち。慶應義塾大学卒業後、野村証券入社。支店長となる。退社後、三井ホーム九州支店長に就任、取締役を経て常務取締役兼三井ホームエンジニアリング社長。退任後、産業能率大学講師を経て武蔵野学院大学教授。現在、武蔵野大学大学院教授兼武蔵野学院大学名誉教授。投資歴は半世紀を越え、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築。著書『投機学入門』『投資詐欺』『あなたはなぜ株で儲けられないのか』『株で4倍儲ける本』『常識力で勝つ超正統派株式投資法』など。電子書籍『実践 金儲け学』『スゴい投機家に学ぶ、金儲けの極意12』『名言に学ぶ金稼ぎ法則』『クソ上司の尻馬に乗る7つの美醜なき処世術 なぜ、イヤなやつほど出世が早いのか』『詐欺師に学ぶ 人を惹きつける技術』など。

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  • 投機とはアートであり、人生そのもの
    -
    ディクソン翁による投機至言集! 「投機はアート」である! 19世紀後半に綿花先物トレードで成功を収めた「ディクソン翁」(ディクソン・D・ワッツ)による「投機のためのガイドブック」である。本書を読めば、現在活躍している偉大なトレーダーや投資家が何度も述べているような金言や格言に出くわすだろう。その源流はすでに150年前には存在し、成功を収める秘訣はそのころと何も変わっていないということだ。時が移り、コンピューターでトレードや投資や投機をする世の中になっても、勝ち組になるコツは永久に不滅ということが証明された形である。ワッツの投機に対する箴言や警句を十分に堪能し、トレードや投資に生かしてもらいたい。また、ワッツの「人生」「ビジネス」「人間」「社会」「言語」についての至言集も併せて掲載している。
  • 投資詐欺 身近に潜む罠から資産を守る法
    3.0
    詐欺師との交流を通じて学んだ「騙しの流儀」とは?詐欺師がストーリーを描く際の「二大法則」とは?「間違いない」と確信した時、人は騙される!カモにならないために、真偽を見抜く技術を伝授! 【内容】本書では、詐欺に関しては筆者の見聞と研究を読者諸賢に供したい。いわゆる「オレオレ詐欺」「宮様詐欺」などのような子供だましめいた小口詐欺は対象にしない。筆者の専門は億単位あるいはそれに近い大型一流詐欺である。詐欺に関して論じるうえで、虚業に関する分析は欠かせない。たとえ上場企業であっても、実現困難なビジネスを企画段階でブチ上げ、IRによって株価を上げ、株式交換でM&Aを繰り返すような、実体のない、虚業めいた経営は詐欺に近い。詐欺と虚業の本質が明らかになれば、そこから身を守ることもたやすいし、また自ら虚業に陥らないための心構えも自然にできるであろう。 【著者】シンガポール生まれ、長野県育ち。慶應義塾大学卒業後、野村証券入社。支店長となる。退社後、三井ホーム九州支店長に就任、取締役を経て常務取締役兼三井ホームエンジニアリング社長。退任後、産業能率大学講師を経て武蔵野学院大学教授。現在、武蔵野大学大学院教授兼武蔵野学院大学名誉教授。投資歴は半世紀を越え、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築。著書『投機学入門』『投資詐欺』『あなたはなぜ株で儲けられないのか』『株で4倍儲ける本』『常識力で勝つ超正統派株式投資法』など。電子書籍『実践 金儲け学』『スゴい投機家に学ぶ、金儲けの極意12』『名言に学ぶ金稼ぎ法則』『クソ上司の尻馬に乗る7つの美醜なき処世術 なぜ、イヤなやつほど出世が早いのか』『詐欺師に学ぶ 人を惹きつける技術』など。

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  • 投資のまちがい
    -
    有名な金融評論家やアナリストがテレビや著作物などで唱えている定番の投資セオリーですが実はこれらは間違いだらけということをご存じの方は少ないでしょう。本書は、現在外資系金融専門家として活躍する著者が投機的な情報も含む投資の常識やセオリーで間違っているものを経済や統計の知識も織り交ぜつつ、歯切れよく解説したものです。人気のREITや、定番のインデックス投信などにまつわる間違いから、保険や不動産投資に関するカンチガイまで、プロならではの着眼点できめ細かく解説する一冊です!! ●全部間違っています!!(以下目次より一部抜粋) ×インデックスファンドが「最強」である ×IPOは儲かる ×新興国の債券は危ない ×元本保証はありがたい ×教育資金を貯めるには学資保険がやはりオススメだ ×日本政府が利上げする ×REITは金利上昇に強い商品である ・・・などなど目からウロコの情報が満載!!
  • 投資を生き抜くための戦い ──時の試練に耐えた規律とルール
    3.0
    勝敗の分け目は“自制心”にある! リバモアの時代から40年以上もウォール街に君臨した成功者が書き記した「完全相場哲学」!! ジェラルド・M・ローブは、1930年代から40年以上にもわたって自ら築き上げた規律と売買ルールをもとに株式市場から多くの富を手に入れた大投機家である。E・Fハットン社で株式ブローカーから取締役副会長にまで上りつめる一方、マーケットへの研究・研鑽を続け、金融誌などに多くのコラムを寄せた。その集大成が1935年に出版し20万部以上の売上を上げた本書の初版である。 当時もいまも、努力なき者へ成功の扉は開かれない。しかも、本書が執筆された当時は、いかがわしい情報や悪徳業者が個人投資家を手玉に取る時代。そんななか、彼のコラムの正確さが評価されたのは当然の流れだろう。 本書は、ローブが株式投資に心血を注ぎ、完璧なまでに築き上げた規律と売買ルールの金言集である。彼自身が、戦場ととらえた株式相場の真髄が余すところなく記されている。それは多くの大トレーダーから、投機を始める前に読むべき本として推薦されている。CAN-SLIMで有名なウィリアム・オニールが自著『オニールの空売り練習帖』の巻頭で本書を掲げ、『スペランデオのトレード実践講座』の著者ビクター・スペランデオも本書に高い評価を与えている。 偉大なトレーダーたちから時代を超えてバイブルと称された名著が、「100年に一度の金融恐慌」が吹き荒れるいま翻訳刊行の日を迎えたのは、いま一度、株式市場の本質を見据えるための好機といえるだろう。
  • 投資価値理論 ──株式と債券を正しく評価する方法
    -
    現代によみがえる「投資価値理論」の記念碑的古典 『証券分析』に並ぶバフェット激賞の名著 ハーバードの教科書にも採用 60年以上読み継がれてきた本書は、ベンジャミン・グレアムやワイコフの著作と並び称される古典的名著である。ジョン・バー・ウィリアムズが本書を書いたのは、第一に、「投資価値理論」という新しい学問分野の姿を明らかにすることであった。この「投資価値理論」とは、独占理論、貨幣理論、国際貿易理論など、経済学という大きな大河から枝分かれした明晰な原理から成り立っている。第二は、抽象的な経済原論と投資の実際の問題を結びつけて考えること、そして、利子率、地代、賃金、収益、税、貨幣の各理論を適用して株式や債券を評価する方法を示すことである。第三は、投資家にとってのニューディール政策の経済的重要性について検証し、現在の投資政策で最も重要な問題を見つけることである。 本書は主に、賢明な投資家やプロの投資アナリストを対象としているが、経済理論家にも興味を持ってもらうように、ジョン・バー・ウィリアムズは執筆した。というのも、長期金利や短期金利、流動性選好、不確実性やリスク、将来の利率、インフレの可能性、それに対する株式と債券の反応、市場の動向、株価の形成、投機的商品の価格と株価の連携、さまざまな税の負担など、さまざまな問題についても提案しているからだ。 「これまでの投資分析が投資家の要求にまったく見合ったものでなかったことは、近年見られた株価の大変動で明らかになった」――大恐慌を経験したジョン・バー・ウィリアムズだからこそ、価格変動を知る信頼できる評価基準を学問まで昇華させることができたのだ!
  • 土地相続人
    -
    悪質不動産屋の手口、欠陥住宅の内情、大手商社の土地転がし。空前の土地ブ-ムを背景に、一億総不動産屋といわれた土地投機の実態を描く。
  • 友

    4.3
    北朝鮮の市井の人々が描かれた文学を読む。 北朝鮮の市井の人々を描いた作品。 1988年に北朝鮮で刊行され、後に韓国で出版。さらにフランス、アメリカでも翻訳出版された。 アメリカの「ライブラリー・ジャーナル」で、2020年のBest Books翻訳文学部門の10冊に選出。 離婚を望む歌手である妻と、寡黙な技術者の夫。そして、その離婚の審議に当たる判事と、野菜の研究者として生きる妻。二組の夫婦の姿を軸に、地方都市の情景や、そこに生きる人々の心情を描く。 「北朝鮮の人が読む北朝鮮の文学とは何か? 1988年に出版されたペク・ナムリョンの小説『友』は、“北朝鮮”という言葉から思い浮かべるロケット弾や軍事パレードではなく、日常を呈している。〈中略〉 小説は、投機的なニュースよりも恒久的な事実を提供するかもしれない」 ――― New York Times Book Reviewより
  • トレント最後の事件
    4.0
    アメリカ実業界の巨人マンダースンが、イギリスにある別邸で頭を撃たれ殺害された。突然の死を受け、ウォール街はじめ世界の投機市場は大混乱に陥る。画家にして名探偵のトレントは懇意の新聞社主に依頼され、この事件を解決して記事にするべく、特派員として現地に赴いた。そこで彼は最重要容疑者である、被害者の美しき妻メイベルと出会うのだった。盟友チェスタトンに捧げられた本書は、独創的な大トリックを有し、恋愛の要素をミステリに持ちこみ成功している。推理小説を旧来の型より大きく前進させ、黄金時代の黎明を告げた記念碑的名作。/解説=杉江松恋
  • ドラキュラ・シンドローム 外国を恐怖する英国ヴィクトリア朝
    4.0
    急成長を遂げた周辺国からの侵略恐怖、増加する貧窮移民の不安、友好国へのぬぐいがたい不信、新たな感染症の脅威……「ドラキュラ」の恐怖と魅力の源泉には、黄昏を迎えた大英帝国の外国恐怖症があった。ゴシック・ホラーの金字塔に織り込まれた、ヴィクトリア朝イギリス社会の闇を描き出す! 世界でもっとも有名な吸血鬼「ドラキュラ」。 数ある吸血鬼作品のなかでも特権的な地位を得て、現代に至るまで映像化が繰り返され、日本では吸血鬼の代名詞にもなっています。 そのドラキュラの恐怖と魅力の源泉には、19世紀末イギリス社会に蔓延する深刻な外国恐怖症がありました。 「太陽の沈まぬ帝国」、「世界の工場」と謳われた栄光は過ぎ去り、軍事・経済ともに急成長を遂げつつある周辺国からの侵略恐怖、増え続けるユダヤ人など貧窮移民への不安、搾取してきたアジアの植民地から入ってくる新たな感染症の脅威……。 落日の大英帝国に生きる人々は心の奥底で何を恐れ、そしてドラキュラは生みだされたのか。 『パンチ』などに掲載された風刺画をふんだんに使いながら、ゴシック・ホラーの金字塔から読み解く世紀末ヴィクトリア朝の社会!  イントロダクション 第1章 ドラキュラの謎 第2章 ドラキュラの年は西暦何年か  帝国主義の世紀末 第3章 侵略恐怖と海峡トンネル計画の挫折 第4章 アメリカ恐怖と「栄光ある孤立」の終焉  反ユダヤ主義の世紀末 第5章 ユダヤ人恐怖と外国人法の成立 第6章 混血恐怖とホロコースト  パストゥール革命の世紀末 第7章 コレラ恐怖と衛生改革 第8章 瘴気恐怖と細菌恐怖 おわりに――ヴィクトリア朝外国恐怖症の文化研究 増補 もうひとつの外国恐怖症――エミール・ゾラの〈猥褻〉小説と検閲 学術文庫版あとがき 引用史料一覧 コラム 吸血鬼の系譜/シャルコーの催眠術/一八九三年一〇月二日のピカディリ・サーカス/ダイヤモンド・ジュビリー/火星人/海峡トンネル・パニック/ベアリング銀行の投機失敗/ロスチャイルド一族の結婚/ロンドンとテムズ川の汚染……ほか
  • どん詰まり中国
    -
    3月の全国人民代表大会(国会に相当)で大規模な改革を打ち出した習近平政権。だが、共産党の一党独裁体制という構造的な問題を抱えており、その実効性は不透明だ。さらに中国経済の混迷が深まれば、その余波は世界に及ぶ。 本書は週刊エコノミスト2015年4月12日号で掲載された特集「どん詰まり中国」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・政府の恣意的改革の限界 ゾンビ企業は生き延びる ・インタビュー 津上俊哉 現代中国研究家・津上工作室代表  「中国は投資バブル後遺症 早期底打ちは期待できない」 ・香港の書店関係者失踪 言論統制強める習政権 ・共産党政権の限界 強まる習主席の神格化運動 ・押し寄せる過剰 増加する「チャイナリスク倒産」 ・人民元の罠  中国が陥った国際金融のトリレンマ  ビットコインで進む資本逃避 ・インタビュー パトリック・ウォン(王偉全)HSBC中国事業開発部長  「中国の資本市場に海外マネーを呼び込もうと規制を緩和」 ・五大過剰  自動車 常態化する「値引き競争」  不良債権 「影の銀行」分含め10兆元超か  鉄鋼 投機買いでゾンビ企業延命  不動産 大都市住宅バブル  液晶パネル 値下がりに歯止めかからず 【執筆者】 松本惇、中川美帆、阿古智子、 興梠一郎、友田信男、竹中正治、 矢作大祐、野呂義久、関辰一、 黒澤広之、安田明宏、津村明宏、 週刊エコノミスト編集部
  • なぜ株価は値上がるのか?
    完結
    3.0
    第1章 株価を動かす要因を知る 1.何が株価を動かすの? 株価急落の日 下落要因を記事から探る 2.株価を動かす要因 第2章 株式市場で注目すべき材料 トレンドラインと投機筋 1.企業業績 サプライズ 2.社会的評判 3.投資家動向 出来高 バブルは崩壊する 4.景気動向 5.金利 金利と株価の関係 6.財政 7.為替レート 8.原油価格 原油高の影響 9.国際情勢 10.国内政局 第3章 株式入門者の素朴な疑問 株式市場の存在意義 分散投資の極意 動かないことにもリスクがある 損は誰にでも出る 高勝率は破滅パターンのひとつ? バリュー株とグロース株の違い 物言う株主 多様な価値観 相場は小さな判断の連続 信用取引ってなぜあるの? 元本保証で高利回り アノマリーって何? 株式分割は値上がりの材料? 外国人の持ち株比率は意味があるの? どうして夜間取引ができるの? 相場の極意 第4章 リスクマネジメント 1.リスクは避けるものではなく、うまく管理すべきもの リスクの管理 2.姿を消したスーパーディーラー 3.市民権を得た「損切りの徹底」 4.評価損は実現損よりも性質が悪い 5.損はでるもの。そして、損は切るもの 6.勝負は潮の流れに乗れているときに行うもの 第5章 テクニカル分析の利用 チャートの有用性 1.「素」のチャート:ローソク足とバーチャート 2.トレンドライン 3.移動平均線 4.オシレーター系のテクニカル指標 5.一目均衡表 6.パラボリック 7.ボリンジャーバンド 8.新値足、かぎ足、ポイントアンドフィギア 9.「素」のチャートとテクニカル指標の使い分け 第6章 値上がる株の見つけ方 1.銘柄検索 他人任せの銘柄選択 自分で行う銘柄選択 出来高に注目する 投資か、投機か 2.チャート分析 スペック(仕手、材料株)の兆候を示すチャートの形状 パニックの兆候を示すチャートの形状 天底確認を暗示するチャートの形状 3.勝負は利食いでつく あとがき――踏み出すところからすべては始まる 著者/矢口新(やぐちあらた) 豪州メルボルン大学卒。日米欧の大手金融機関の為替・債券のディーラー、機関投資家セールスとして東京、ロンドン、ニューヨークの三大市場に勤める。現在、株式会社ディーラーズ・ウェブの社長兼ファンド・マネジャーとして、資本金を株式市場などで運用。主な著書に『生き残りのディーリング』(東洋経済新報社)『生き残りのディーリング決定版』『矢口新の相場力アップドリル為替編』『矢口新のトレードセンス養成ドリルLesson1』などがある。
  • ネクスト・ブロックチェーン 次世代産業創成のエコシステム
    -
    ブロックチェーン技術を用いたビジネスの設計および運用に関する事実関係を把握するとともに、安全性及び利便性をどう評価し、あるいはどう向上するかを探ります。また、ブロックチェーンを用いたビジネスの成長過程で、日本国内および国際的に、法律問題がどのように生じ、どのように手当てすることが好ましいかの検討を試みます。仮想通貨の発行利益、決済手段の多様化など、仮想通貨が社会に浸透する過程で、日本および世界の金融経済に生じる変化について、経済学の視点から分析を試みます。 これまで、ビットコインに代表されるブロックチェーン通貨やイーサリアム上のブロックチェーン・ビジネスは投機の対象となり価値が定まらず、資金洗浄や違法薬物などの取引にも利用されてきました。その結果、ブロックチェーン自体に対する社会の目は厳しいものがあります。しかし、今後、より優れた技術が開発され、それを利用する制度が充実すれば、データという新しい生産要素の活用で生産性を高め、現代の金融制度のもとでの取引費用を大幅に削減し、新しい価値を生み出す可能性が広がっています。本書では、その可能性を、技術、ビジネス、市場システム、規制といったさまざまな観点から検討します。
  • ノーベル経済学賞 天才たちから専門家たちへ
    5.0
    二十世紀後半の混沌たる現実は、自然科学と平和が対象のはずの賞を「拡張」させた。大恐慌、世界大戦、東西対立、欧州統一、共通通貨……。多くの知性が熱い議論を交わし、相対立する政策が提起される。受賞を後悔したミュルダール、デモ隊に乱入されたフリードマン、投機に足をすくわれたマートンとショールズ……彼らは何を語り、何を見ようとしなかったのか。半世紀近くにわたる歴史を一気にたどり、将来を展望する。
  • ハイプ・スニーカーズ コレクション
    -
    スニーカーブームを牽引する人気モデルを象徴する“HYPE SNEAKERS”。世界のスニーカーシーンを席巻したSB DUNKブームと共に広まった“HYPE”と呼ばれるワードが注目され始めた時には投機目的とも言い換える事が可能な、転売に適したスニーカーと言うネガティブな印象を多分に含んでいた。 ただスラングで用いられる“HYPE”の本質は“ワクワクする”と表現すべきポジティブなものだ。 本書はOff-WhiteとSupreme、そしてTravis Scottがこれまでに提案したNIKEとのコラボレーションスニーカーに加え、ファンをワクワクさせるAIR JORDAN 1がベースのコラボモデルをピックアップ。 誰にでも分かりやすく、現代のスニーカーシーンを象徴する構成で仕立てたコレクターズムックだ。 掲載モデル例 THE 10 : AIR JORDAN 1 CHICAGO AIR FORCE 1 OFF-WHITE MCA THE 10 : AIR PRESTO DUNK LOW 1 OF 50 LOT 50 “BLACK 50” DUNK LOW PRO SB WHITE CEMENT SB DUNK BY ANY MEANS BRAZIL AIR FORCE 1 HIGH WORLD FAMOUS RED AIR FORCE 1 SUPREME/CDG AIR FOAMPOSITE 1 SUPREME RED AIR MORE UPTEMPO SUPREME RED AIR JORDAN 1 HIGH TRAVIS SCOTT AIR JORDAN 1 HIGH TRAVIS SCOTT/FRAGMENT DESIGN AIR MAX 270 CACTUS TRAILS AIR FORCE 1 LOW TRAVIS SCOTT AF-100 AIR MAX 1 CACTUS JACK BAROQUE BROWN AIR JORDAN 1 FRAGMENT DESIGN AIR JORDAN 1 TROPHY ROOM CHICAGO AIR JORDAN 1 RE2PECT AIR JORDAN 1 LEVI'S AIR JORDAN 1 J BALVIN AIR JORDAN 1 NIGEL SYLVESTER AIR JORDAN 1 DIOR ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • バブルの世界史 ブーム・アンド・バストの法則と教訓
    3.0
    ■なぜ、ブームとバストは何度も繰り返し生じるのか? なぜ、あるバブルは経済的にも社会的にも政治的にも壊滅的な結果をもたらし、なぜ、あるバブルは社会に恩恵をもたらすのか? バブルを生み出す必要十分条件とは何か? ■この答えを見つけ出すために、本書は魅惑的なバブルの旅へと読者を誘う。1720年代のパリとロンドン、1820年代のラテンアメリカ、1880年代のメルボルン、1920年代のニューヨーク、1980年代の東京、1990年代のシリコンバレー、2000年代の欧米、上海・深センへの旅だ。   ■金融史・経済史の研究者が、「合理性」「不合理性」という従来の議論にとらわれず、バブルの規模、経済全体への影響の度合いを基準に、世界史上の巨大バブルの原因と帰結を明らかにし、教訓を指し示す。そしてバブルには、イノベーションを促し、企業や組織、経営者を淘汰し、社会に恩恵をもたらす「良いバブル」もあると説く。 ■さらに、バブルは投資家、投機家が新しい技術や政治的なイニシアティブに反応することから始まるとし、将来のバブルを予測できることも示す。実証的なアプローチでバブルのメカニズム解明に迫る魅力的なバブル論。
  • バルザック(上下合本)
    -
    『ゴリオ爺さん』『谷間の百合』ほか全九一篇、登場人物二〇〇〇人による壮大な「人間喜劇」を構想したバルザック(一七九九―一八五〇)。富と名声を求めて旺盛な創作活動に邁進し、天才と俗物の間を生きた。その彼を終生敬してやまなかった伝記作家が、五一年の生涯を情熱的に描いた遺作にして最高傑作。〈解説〉宮下志朗 目次 第一篇 青春と初舞台    第一章 少年期の悲劇    第二章 運命への早まった問いかけ    第三章 オラース・ド・サン・トーバン小説工場    第四章 ベルニー夫人    第五章 商業的幕間狂言    第六章 バルザックとナポレオン   第二篇 仕事部屋のバルザック    第七章 三十男    第八章 書斎のうちとそと    第九章 カストリー侯爵夫人    第十章 バルザック自己の秘密を発見す   第三篇 小説を地で行く    第十一章 未知の女    第十二章 ジュネーヴ    第十三章 ウィーンの別れ  第四篇 小説家バルザックの栄光と悲惨  第十四章 破局の年一八三六年  第十五章 イタリア旅行  第十六章 転機の年  第十七章 サルデーニャの銀山  第十八章 芝居の投機 第五篇 『人間喜劇』の作者  第十九章 ハンスカ夫人征服の戦い  第二十章 『人間喜劇』  第二十一章 最初の挫折  第二十二章 蒐集家バルザック 第六篇 事の成就と終り  第二十三章 最後の傑作  第二十四章 ウクライナのバルザック  第二十五章 結婚と帰国  第二十六章 おわり
  • 百億円投機
    -
    三愛銀行ニューヨーク支店資金課長代理。これがついこの間までの村田博史の地位であった。ドルのカラ売りを仕掛け、巨額の欠損に終わった投機(スペキュレーション)の責任を負った村田。美しい妻と子供に囲まれた安逸平穏な生活をとるか、それとも男の闘争本能のまま行動し、さらなる戦いを挑むか……。現代企業に生きる人間とその人生を、鮮烈に描いた経済サスペンス推理小説集。
  • ビビリ投資家が考えた、買ったら永遠に売らない株投資法
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    自分達の「投資」は、実は「投機」でただのバクチだった…。株の初級者から十年二十年やっているベテランまでの多くが間違えていることだ。一攫千金は止めて、資産形成のスタンスこそがまっとうな投資法である。ステップ1・2・3で銘柄を絞り込んでいき、初級者でも簡単にマスターできる目からウロコのスタイル。

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  • 粉飾資本主義 エンロンとライブドア
    3.4
    1巻1,408円 (税込)
    なぜ粉飾決算はくりかえされるのか。なぜトップの不正は止めることができなかったのか。著者・奥村宏氏は、その要因は「株式会社制度」そのものにあると指摘している。奥村氏は、「株式会社制度は、第一期・個人株主の時代、第二期・経営者支配の時代、と発展してきており、現在は第三期・機関投資家資本主義=株主資本主義の時代である」としている。そして、「第三期の特徴として機関投資家の圧力による高株価経営が株式市場、さらに株式会社そのものを投機化させ、ギャンブル資本主義の様相を呈し」ているのがエンロン事件、ライブドア事件などになってあらわれていると喝破する。本書は、最新の事件情報を羅列するのではなく、株式会社制度の歴史を「補助線」として、現在起きている事件をもう一歩深く掘り下げ、読み解くことを主眼としている。一連の事件の流れを知りたい人、また粉飾決算事件などの報道洪水に倦んでしまった人にとっても、必読の一冊。

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  • 武器としてのFX 【電子限定特典付き】
    3.0
    投資デビューは大学3年生。 1順バリ、逆バリを決める「時間帯」 2ハイエナから身を守る「ダウ理論」 3投資家心理を読む最強ツール「オアンダ」 という「3つの武器」で相場に挑んだ著者は、 50万円の元手を9か月で1000万円に増やす成功を掴んだ。 その手法は『東大院生が考えたスマートフォンFX』にまとめ、 同著は10万部を超えるベストセラーに。今なお版を重ね続けている。 そんな前著から4年の月日が流れ、著者は新しい武器を手に入れた。 「ボラティリティをトレードする」アプローチである。 テクニカル、ファンダメンタルズ、投機筋&個人投資家のポジション情報。 勝つための努力を惜しまずに続けてきた著者が編み出した 最新の手法&理論を凝縮した一冊、ここに完成。 第一章ランダムウォークからの脱出 第二章「黄金の15%の時間」を探す旅 第三章「需給」と「日足」はトレンドを探す鍵 第四章ファンダメンタルズ分析とは食材探し 第五章VIX指数で相場の加速度を測る 第六章トレード習得すべき三種の神器 第七章僕がどんなトレードをしてきたのか <内容> ベストセラーとなった「東大院生が考えたスマートフォンFX」の著者が たどり着いた答えは、VIX指数だった。 相場の恐怖感を表すこの指標をいったいどのようにトレードに生かすのか。 初心者~中級者向けだった前著より一歩踏み込んだアップデート版は、 タイトル通りすべてのトレーダーの武器となるだろう。 電子版特典:独自のトレード法を編み出し、50万円を1000万円にまで増やすことに成功した著者独自のトレード法を公開した単行本「東大院生が考えたスマートフォンFX」(2015年2月小社刊)の一部を電子版特典として、追加収録!

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