ノンフィクション・ドキュメンタリーの検索結果

  • ケニアの道端にライオンはいない。 住んで初めてわかったアフリカの話

    ケニアの道端にライオンはいない。 住んで初めてわかったアフリカの話

    「初めてカップ麺を食べるケニア人の反応」動画が190万回再生。 日本人とケニア人の癒し系日常動画で人気のさとこ国立公園、初めての著書! ナイロビから車で3時間半、ケニアのど田舎で暮らして知った想像を超えるアフリカのリアル。 ・スマホ決済が現金よりも普及している意外な背景 ・犯人探しに「呪術」が使われる、現代と伝統が同居する社会 ・成功してもあえて語らない。人間関係を守るための知恵
  • 星読みと縁 かけがえのない人との出会いを引き寄せる

    星読みと縁 かけがえのない人との出会いを引き寄せる

    星読みベストセラー作家yuji、待望のご縁本! 人生を変えてくれる人と出会おう。 恋愛、仕事、友情―― 人生は、「誰と出会うか」で大きく変わります。 星読みは、あなたにどんな人が引き寄せられ、どんな人と人生を動かしていくのかを教えてくれます。 ・なぜか強く惹かれてしまう人 ・一緒にいると力を発揮できる人 ・人生の転機を運んでくる人 ・恋愛や結婚につながる人 ・師匠や仲間となる人 そうした「ご縁の流れ」は、ホロスコープ(星の配置図)に表れています。 「恋愛をしたいけれど、どんな相手が合うのかわからない」 「気になる人との関係性を知りたい」 「自分を引き上げてくれるメンターや仲間と出会いたい」 「人生を変える出会いがほしい」 そんな悩みや願いを持つ人へ向けて、本書では「縁」を星から読み解く方法を、やさしく丁寧に解説します。 年収、学歴などの、分かりやすい条件のマッチングだけでは出会えない、魂の相性とも言える深いつながりを知れるのが、星読みです。 星を読むことで、自分でも気づかなかった縁のパターンや、人生のテーマが見えてきます。 本書では、無料サイトで作れるホロスコープを使いながら、 ・あなたが引き寄せやすい相手 ・あなたとあの人との縁の性質 ・恋愛・結婚・仕事で縁のあるタイプ ・人生のキーマンが現れやすいタイミング ・人との出会いによって開いていく人生の物語 を読み解いていきます。 ホロスコープは、「誰と出会い、どう生きるか」を示す人生の地図。 あなたの人生を変える「ご縁」を、星とともに見つけにいきましょう。
  • もうダメかと思った私、統合失調症でもこんなに元気になりました!

    もうダメかと思った私、統合失調症でもこんなに元気になりました!

    苦しみの中で見つけた、私らしく生きる方法 1999年5月、統合失調症を発症した著者は、眠れない、食べられない、不思議な声や体験に苦しみながらも、早期受診と治療、家族や医師、周囲の人々の支えを受けて少しずつ回復への道を歩んできた。子ども時代の思い出、いじめ、就職とリストラ、発症、恋愛、結婚と離婚、そして寛解へ――。27年間病と向き合い続けた著者が、自身の半生を率直に綴り、統合失調症は不治の病ではなく、治療を続けながら自分らしく生きられることを伝える。病に苦しむ人、支える家族、精神医療に携わる人へ届けたい、痛みと再生の手記。

    試し読み

    フォロー
  • 忘れることは怖くない 専門医が語る経験

    忘れることは怖くない 専門医が語る経験

    老齢の「物忘れ」とは、 こんなことだったのか! 専門医が語る老いと記憶のリアル 老年医学や脳神経内科学を長年研究してきた医師である著者が、医療現場で得た経験や知見をもとに、自らに起こった「物忘れ」やフレイルが生じるメカニズムを探る。 老いと向き合い、老いを生きるための思索の書。 87歳の認知症専門医に突然訪れた、「物忘れ」。人の名前が出てこない、薬の名前が思い出せない――。これまで数多くの患者を診てきた医師が、今度は自らの老いと向き合う当事者となった。医学的知見と、患者としての体験により新たに気づいたポイントから、「物忘れ」の本質に迫る。 "

    試し読み

    フォロー
  • 1990年夏ソビエト社会主義共和国連邦で川端康成の『雪国』を読んでいた

    1990年夏ソビエト社会主義共和国連邦で川端康成の『雪国』を読んでいた

    パンもない。煙草もない。超大国が終わる バブルの熱に浮かれていた日本から、著者は崩壊寸前のソ連へ向かった。 モノ不足、KGBの気配、そして日本研究者のソ連人女性との出会いを通じて、日本について深く知っていく。 歴史の転換点を目の当たりにした若者の見聞録。

    試し読み

    フォロー
  • 九十歳直前から始まった母の十三年介護 脳梗塞、骨折、認知症そして看取り――

    九十歳直前から始まった母の十三年介護 脳梗塞、骨折、認知症そして看取り――

    老いた母と出会い直す 八十九歳から百二歳まで。 母の晩年を支えた十三年は、濃密でかけがえのない時間だった。 脳梗塞に始まる病と老いの進行に向き合いながら、 親子の関係は少しずつ変わっていく。 介護とは何かを問い続けた、その記録。

    試し読み

    フォロー
  • 危うい時代の思考ガイド 扇動・ポピュリズム・フェイクにどう抗うか

    危うい時代の思考ガイド 扇動・ポピュリズム・フェイクにどう抗うか

    SNS時代のデマや分断にどう立ち向かうか。教育、心理、宗教、政治、情報工学など各分野の第一人者が、誤情報が急速に拡散する仕組みを分析。対話や知的な免疫を育む教育を通じ、民主主義と信頼を再生するための道筋を提示する。
  • クラシックホテルが語る昭和史(新潮文庫)

    クラシックホテルが語る昭和史(新潮文庫)

    開戦前夜、日米極秘交渉が行なわれたとされる、箱根の富士屋ホテル。戦後、マッカーサーを迎えた横浜のホテルニューグランド。フィリピン大統領一家が亡命した奈良ホテル。中には百年以上の歴史を誇る名門ホテルは、昭和という時代にどのような役割を果たしてきたのか。富士屋ホテル創業者の曾孫である著者が、その秘められた謎に迫るノンフィクション。『消えた宿泊名簿―ホテルが語る戦争の記憶―』改題。(解説・川本三郎)
  • 道なき道を 大腸がんという宿命を使命に変えて

    道なき道を 大腸がんという宿命を使命に変えて

    阪神タイガースひと筋16年。2025年に現役を引退した原口文仁による、引退後初の著書。 「これはがんです」 プロ野球人生半ばの26歳で告げられた現実。 2019年、大腸がん(ステージ3b)を患い、大腸を13センチ切除した。 手術は成功。再発への不安を抱えながらもプレーを続け、2024年に完治。 そして2025年、16年をともにしたタテジマのユニフォームを脱いだ。 病と向き合った日々、再びグラウンドへ戻るまでの舞台裏、支えとなった家族や仲間への思い――。 ユニフォームを脱いだ今だからこそ明かせる本音を、自身の言葉で綴った一冊。 妻、母、“師匠”と慕う城島健司氏、チームメイト・梅野隆太郎選手からの「特別寄稿」も収録。 【著者プロフィール】 原口 文仁(はらぐち ふみひと) 1992年3月3日生まれ。埼玉県大里郡寄居町出身。帝京高校3年の2009年、夏の甲子園大会出場。同年ドラフト6位で阪神タイガースに入団。ケガの影響で2013年に育成契約となったが、2016年4月に支配下登録に復帰すると、強打の捕手として活躍。5月には、育成契約を経験した野手では初の月間MVPを受賞。2019年1月、大腸がんを公表。同年6月に一軍復帰し、代打サヨナラ安打を放つなど奇跡の復活を遂げると、7月のオールスターゲームでも2試合連続の本塁打を記録。不屈の精神で病を乗り越えた姿は、多くのファンに勇気を与えた。2020年からは代打の切り札として勝負強さを発揮し、2023年には38年ぶりのチーム日本一に貢献。2025年シーズンをもって、16年間の現役生活に幕を下ろした。引退後は、野球界と社会への貢献を軸に、講演活動やメディア出演を行っている。
  • 旅から生まれた名画

    旅から生まれた名画

    なぜ「旅」は、かくも多くの名画を生んだのか。 「怖い絵」シリーズで知られる中野京子が、画家の視点が変わった〈運命の瞬間〉を、「旅」という切り口から読み解く。 もし、その一歩がなかったら、あの名画はこの世に存在しなかったかもしれない。 本書は、宗教画から近代絵画、異文化交流の痕跡までをたどりながら、旅が画家にもたらした変化と、その結晶としての名画の背景をひもとく一冊である。 旅とは単なる距離の移動ではなく、世界の見え方が更新される体験であり、心の揺らぎそのものだ。 中野京子が、旅する画家たちの光と影、希望と不安を、「時間」と「記憶」という視点から丹念にすくい上げていく。 【内容】 星に導かれ、遥かな地を目指す〈東方の三博士〉。 肉体を離れ、感情や記憶が進んでいく〈心の旅〉。 空を渡る影に祈りを託す〈子供の旅〉。 恋に揺れ、人生を揺さぶられる〈恋の旅〉。 祈りと信仰が折り重なる〈巡礼の旅〉。 異国の絵画にひそむ和の気配――静寂の中で時を超える〈日本製品の旅〉。 このほか、森の中、強いられた旅、冬の旅、船旅、巡業、遍歴の騎士たちなど、時代と地域を越える〈旅〉をテーマにした全20編を収録。 恋や信仰、孤独、そして文明へ――旅はやがて、絵画の世界そのものを変えていった。 【本書に登場する主な画家】 ティソ、リヴィエール、リッピンギル、ゴヤ、ブリューゲル、ティツィアーノ、カーガー、ホイッスラー、サージェント、ドガ、ランドシーア、ターナー、ヴァスネツォフ、モロー、そしてホッパー。 時代と地域を越えて描かれる名画の数々から、移動の先で芽生えた視点の変化と、その静かな余韻をたどる。 【こんな方におすすめ】 旅が好きな人に。 名画の見方を変えたい人に。 一枚の絵の奥にある「時間」と「記憶」を知りたいすべての人へ 【著者プロフィール】 中野京子 なかのきょうこ 北海道生まれ。作家・ドイツ文学者。西洋の歴史・芸術に関する広範な知識をもとに、歴史や名画の解説書、エッセイを数多く執筆。2007年に上梓した『怖い絵』シリーズが好評を博し、17年に『怖い絵』展、22年には『星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム』を監修。著作は、人気シリーズ『名画で読み解く 12の物語』『名画の謎』『美貌のひと』のほか、『名画の中で働く人々――「仕事」で学ぶ西洋史』『西洋絵画のお約束』など多数。
  • プチエンジェル事件 なぜ、陰謀論は拡散したのか ―少女監禁事件の真相 ―

    プチエンジェル事件 なぜ、陰謀論は拡散したのか ―少女監禁事件の真相 ―

    「日本犯罪史最大の闇」「日本版エプスタイン事件」などと呼ばれる事件。 しかし、その“闇”は本当に存在したのか。 2003年、東京・赤坂で起きた小学生4人監禁事件。 犯人とされた男は現場で自殺し、事件は多くの謎を残したまま終息した。 だが、事件はそこで終わらなかった。 「顧客名簿には政財界の大物がいた」 「警察は名簿の捜査を打ち切った」 「事件を追った記者が不審死した」 「犯人は口封じのために殺された」 ネット、週刊誌、動画、匿名掲示板――。 断片的な情報はやがて膨れ上がり、プチエンジェル事件は“国家レベルのタブー”として語られるようになった。 しかし、こうした陰謀論はどこから生まれたのか。 どこまでが事実で、どこからが憶測なのか。 本書は、報道資料と関連情報をもとに、現在語られている通説の真偽を徹底検証する。 読み進めるほどに見えてくるのは、陰謀論以上にリアルな、事件のもう一つの実像である。
  • すきやばし次郎 百歳「鮨がたり」
    値引きあり

    すきやばし次郎 百歳「鮨がたり」

    100歳のミシュラン三つ星シェフの自叙伝。 史上最高齢のミシュラン三つ星シェフとしてギネスブックに認定された鮨職人「すきやばし次郎」店主、小野二郎氏が百歳を迎え、自身が作りだしてきた江戸前鮨の“技”の誕生の舞台裏と、いかにして“鮨の神様”と呼ばれる存在に到達しえたか、その人生を初めて語りおろした一冊。  現在、私たちが知る江戸前鮨の多くは、小野二郎の新しい発想とたゆまぬ研鑽によって生み出され、世界中を魅了する鮨の潮流を作ってきた。また、「すきやばし次郎」は鮨職人を育てる素晴らしい学びの場でもある。  3部構成の第1部は、今日常識になっている江戸前鮨のうち、小野氏が研鑽の上に生み出した、鮨の革命について、その背景を語る。第2部は、数えの9歳で料理旅館に奉公に出て以来90年間、修業時代の思い出、従軍時のエピソード。数奇な人生の変遷を経ながら、職人の世界で培ってきた哲学と矜持を語る。第3部では弟子にだけに伝えてきた江戸前の職人として培ってきた経験と知恵を伝え、未来の職人たちに希望を託し、その言葉は今を生きる人たちにとっても大きな指針となるであろう。 ※この作品にはカラーが含まれます。
  • 海をわたった母子手帳 かけがえのない命をまもるパスポート

    海をわたった母子手帳 かけがえのない命をまもるパスポート

    母子手帳は日本でうまれ、その後、世界に広まったことを知っていますか? インドネシアでの農村診療で日本の母子手帳の素晴らしさを再発見した著者は、その普及の先頭に立つことを決意。 その後、母子手帳は世界50か国以上に広まり、国際会議も開かれるまでになりました。 貧しい国の母と子のいのちを守りたい――小さな手帳が生んだ、大きな奇跡の物語です。 ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロローグ 海外ではじめて知った母子手帳のおもしろさ 「自分の母子手帳を見たことがありますか?」 あなたがお母さんのおなかの中にいたとき、生まれてきて「おぎゃー」と泣いたとき、子どものときの体重や身長のことが、一冊の手帳のなかに書かれています。 わたしは小児科のお医者さんをしていました。そして、赤ちゃんや子どもの病気をみるとき、いつも母子手帳を開きました。子どもがいつ、どこで生まれて、どのように成長したのかが一目でわかるからです。でも、そのときは、世界で最初の母子手帳が日本で生まれたことも知らず、世界には母子手帳がない国があるのだということも知りませんでした。 わたしが「母子手帳って、すごい!」と思うようになったのは1980年代、当時はまだ電気も水道もなかった、インドネシアの農村でした。 わたしはインドネシアの農村で家族とともに暮らしながら、小児科医として働いていました。そのとき、インドネシアには、母子手帳がありませんでした。母子手帳がないと子どもの病気や健康の記録がないのですから、お医者さんも困ります。 お母さんも、生まれたときの子どもの状態を聞かれても、なかなか答えられません。健康や医療に関する正確な情報がないことにより、子どもの病気の種類によっては、的確な診断ができず、適切な治療ができない場合もあります。母子手帳がないと、子どもに不利益が生じる可能性もあるのです。 (中略) いま世界の多くの国や地域で、「日本の母子手帳って、すごい!」と認められ、母子手帳を広げようと多くの人が日夜努力しています。どうぞ、一冊の小さな手帳から広がるグローバルな世界を楽しんでください!
  • 檻の中のルフィ 闇バイトを生んだ者たち

    檻の中のルフィ 闇バイトを生んだ者たち

    「闇バイトを生んだのは私たちです」 東京拘置所の静まり返った一室で、犯罪集団の最高幹部の一人は著者に打ち明けた。 SNS上の「闇バイト」で集めた実行犯たちにフィリピンの収容所内から指示を飛ばし、自らの手を汚すことなく特殊詐欺と強盗を繰り返した「ルフィグループ」。 マスコミ各社がこぞって取り上げる重大事件を引き起こしながら、メンバーたちは巨額の犯罪収益で得たカネを原資に、異国の地で酒、女、ギャンブルとこの世の春を謳歌。家賃数百万のコンドミニアムで暮らしながら数千万円の高級車を乗り回し、警察への億単位の賄賂で摘発から逃れ続けてきた。だが、死者を産んだ凄惨な「狛江事件」の発生を期に、「ルフィ」を名乗る主犯格を含む4人の指示役の存在が捜査線上に浮かび上がっていく――。 「檻の中」で指示役の犯行をつぶさに見てきた幹部やかけ子たちは、強制送還後、事件当時の様子や組織の実態を一人の記者に告発し始める。 殺人や現地での日本人同士の抗争、強姦にいじめ、組織内でのSEX、敵対組織への命がけのスパイ行為、現地の警察や有力者に取り入る手法から、実行役たちを恐怖で従わせた「拷問部隊」の存在まで。彼らの口から語られた内容は、あまりに猟奇的なものだった。 組織では裏切り者には容赦なく拷問をくわえる一方、自らの利益のためには幹部同士でさえ騙し合う。緻密なはずだった特殊詐欺に綻びが生じ始めると、組織はフィリピンの収容所の中で狂暴な強盗団へと変貌していく。 後に多くの模倣犯を生み出し、「トクリュウ」の原型となった「ルフィグループ」はどのように生まれたのか。彼らの犯行形態が日本中に恐怖をもたらした最大の理由は、国民の誰もが被害者にも、そして加害者にもなる危険性を秘めていたことにもある。その脅威は事件から3年以上が経過した今も、現在進行系で続く。特殊詐欺と広域強盗が実行されたそのとき、内部では何が起きていたのか。 最高幹部との30回超の面会に200通の手記、「伝説のかけ子」が獄中から寄せた400枚の手紙のやり取り。メンバーの公判や拠点が置かれたフィリピンでの徹底した現地取材……。気鋭のノンフィクションライターが異形の犯罪集団の正体を暴きだす、必読のルポルタージュ! 【目次】 プロローグ 1章 「ルフィ」を生んだ街 2章 絶頂を迎える詐欺組織 3章 女スパイとして 4章 広域強盗団への変貌 5章 「ルフィ」の断末魔 エピローグ あとがき
  • 高畑勲と「火垂るの墓」―「幻の脚本」と「7冊の構想ノート」を読み解く―

    高畑勲と「火垂るの墓」―「幻の脚本」と「7冊の構想ノート」を読み解く―

    幽霊の清太、幾度も登場するドロップ缶、節子を笑顔にした蛍のまばゆい光。映画オリジナルの「仕掛け」と制作秘話から、巨匠が遺した想いに迫る。「これは反戦映画ではありません」――高畑勲監督は生前なぜこう言い続けたのか? NHKディレクターが世界的ヒットとなった映画を丹念に取材した、心揺さぶるドキュメント。
  • 口笛を吹きながら夜を行け

    口笛を吹きながら夜を行け

    笑うやつは笑え、俺の決めた道さーー 一歩でも前へ。 2人の好きな音楽、愛車、地元ヨコハマ、人生までも語り尽くした奇跡の対談。 新曲の“とっておき“ウラ話も満載。 ・横浜サウンドと本牧への憧れ ・ままならぬ人生から生まれ出るのがブルース ・新曲の原点は「アングリーヤングメン」 ・ヨーロッパ車はなぜ廉価版でも美しいのか ・ダメな車ほどかわいい ・横浜で北欧車をロサンゼルス風に乗る ・デビュー曲を書いた頃のこと ・こんな時代こそ「口笛を吹きながら夜を行け」…他 向かい風でも夜の中でも……しんどい世界を歩み続けるその一歩に、 「好き」は人生最強のエンジンになる。 【電子書籍版に関するご注意】 本書の紙書籍にはCDが付属しておりますが、電子書籍版にはCDは付属しておりません。
  • 拉致 封印された真実(上)

    拉致 封印された真実

    なぜ拉致問題はこれほどまでに進展しないのか? 29年に及ぶ国内外への綿密な取材と20年以上眠っていた極秘資料を含む未公開情報を駆使して明らかにされる「拉致」の真相。 拉致取材の到達点をここに! ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 推薦 磯﨑敦仁(慶応義塾大学教授) 私たちは拉致問題を“知っているつもり”だった。膨大な事実を丹念に積み重ね、感情論を超えて構造的に描き出した決定版。 川人 博(弁護士、特定失踪者問題調査会常務理事、北朝鮮による拉致・人権問題にとりくむ法律家の会幹事) 拉致を防げなかったのは何故か? いまなお被害者を救出できないのは何故か? 綿密な取材と非公開・極秘資料により、警察・政治家の無為無策の歴史を解明し、被害者を救うために政府がいま何をすべきかを提起する渾身の力作 私の前には、これまで表に出ることのなかった数々の未公開資料が並んでいる。製本された分厚い捜査資料、外務省幹部による手書きのA4一枚の紙、拉致被害者家族の直筆の手紙、そして門外不出の音声テープなど、どれも“マル秘”扱いのものばかりだ。 その中に、北朝鮮との交渉で日本側の“切り札”となった極秘資料がある。数十枚のコピーには「極秘」の文字が印字されている。政府の秘密文書は、「極秘(限定配付)」、「極秘」、「秘」、「取り扱い注意」の四段階にランク付けされており、これは上から二番目の、極めて厳重な機密レベルにあたる。 (中略) 本書では、数々の極秘資料を含む入手可能な限りの未公開情報と、一九九七年以来の独自取材で得たスクープ情報を用いて、「拉致取材の到達点」を示したつもりである。どうすれば拉致問題を解決していけるのか。そのヒントをこの本から見つけ出し、私たちとともに考えていただければ幸いである。(「はじめに」より)
  • なぜ会社は儲かっても人を豊かにできないのか “ROE偏重による分配・企業統治の歪み”を可視化する

    なぜ会社は儲かっても人を豊かにできないのか

     「手取りは全然増えないのに、物価だけがどんどん上がって大変なんですよ!」 食料品価格とエネルギー価格が上がり、日々の生活費は高騰、教育費もマンション価格も爆上がり、「これ、絶対おかしい。間違ってます!」と言うのは、主婦であり、子育て中の母であり、漫画家=個人事業主であり、未亡人でもある倉田真由美(代表作は『だめんず・うぉーかー』)。 「どこがおかしいのか?」「何が間違っているのか?」「誰がズルをしているのか?」を知るため、参政党の経済政策の中心人物である松田学参議院議員に、日本人の家計を根本的に左右する「お金にまつわるすべてのこと」を尋ねることにした。 「日本はEUのお荷物と言われるギリシャよりも財政状況が悪いと石破総理が言っていましたが、本当なんですか?」「インボイス制度が導入されて、もの凄く面倒くさいし、インボイス登録をしなければ仕事がなくなるし、すれば今度は手取りは減るし。酷すぎないですか?」「そもそも、消費税ってなくせないんですか?」「トランプ関税で企業は大変だと言っているけれど、日本はこれからどうなるんでしょう?」「そもそも国民負担率が5割近いということは、五公五民じゃないですか。生きていけませんよ!」 財政・金融、税金のこと、ステルス増税ともいうべき社会保険料の増額、個人事業主や中小零細企業に大打撃を与えつつあるインボイス制度のこと、生活とお金にまつわることは、今日の生活だけでなく、子どもたちの将来、日本の未来の根本とも言える。 松田学は、元大蔵省(財務省)の官僚として豊富な実務経験を持ち、マクロ経済的政策論やデジタル通貨・ブロックチェーンについての第一人者だが、一般の人に財政・金融政策や税制、年金制度のことを正確に伝えることは、複雑でやはりなかなか難しい。  そこで、くらたま先生が生活者としてのアンテナを生かして、一見難解と思われる問題を「自分がわかるまで」松田に聞きまくり、「えー、知らなかった!」「そういうことだったのか!」と気づいていく。読者は、くらたま先生と一緒に「日本の経済や財政のこと」について目からウロコが落ちる感覚でどんどん知っていくことになる。 数字はウソをつかない。 データによれば、世界でほぼ唯一GDPが過去30年にわたって成長しなかった国、それが日本だ。政権が「成長戦略」を旗印に掲げようと、残念ながら日本人の実質賃金上昇率はインフレ率を大きく下回っている。たった今もなお貧しくなっているのだ。 多くのエコノミストたちは、その原因を「日本企業の生産性が低いから」と評し、「日本からなぜマグニフィセント7が生まれないのか」と嘆いてきた。しかし、それは事実ではない。 日本企業の成長率は決して低位のものではない。多くの大企業が過去最高益を続々と更新し、売上も株価も順調だ。日本人は、ずっと頑張ってきたのだ。 本書の最大の特長は、複雑な数値の動きを「グラフの形で見て直観的に理解する」ことができるように作られていることだ。著者は、財務省の「法人企業統計調査」で発表されてきたデータをつぶさに入力し、わかりやすいグラフとして可視化した。視認性を重視して本文のグラフや表を4色で表現している。著者は、経営コンサルなどを主業として複数の会社を経営しつつ、並行して九州大学大学院博士課程で研究も続けている。本書の骨格は、2019年に書かれた修士論文の論考を発展・充実させ、直近のデータを加えてアップデートし、分析を深化させたものだ。上記のグラフ類は鋭い着眼と普遍的な信頼性が認められ、すでに数多くの論者にも引用され始めている。日本の「失われた30年」の実態と原因・構造を、これ以上明確に説明したものはないと言える。 「企業は大きな利益を出しているのに、なぜ従業員に対してそれに見合っただけの分配がなされないのか?」「儲かった分はどこに行っているのか?」が問題の核心だ。 結論を先取りするなら、一つは株主への配当に分配される比率が非常に高くなっている。 背景には、アメリカ発の「新自由主義」「市場原理主義」の旗印のもと、グローバル金融資本が押し進めた「株主資本主義」とコーポレートガバナンスの制約が、雇用慣行も含めた伝統的な日本型経営を崩壊させ、日本企業の成長力と分配を著しく低下させてきたことがある。企業活動を評価する指標であるROE(自己資本利益率=株主が出資したカネ《自己資本》を経営陣がどれだけ高効率に運用して利益を生み出しているかという指標)の数値を維持・向上させるために人件費を可能な限り抑制し、さらに設備投資まで削減してきた。株価上昇のために自社株買いも頻繁に実行されてきた。経営は歪められてきたのだ。 他
  • “ぼくら”にしか作れないバウムクーヘン

    “ぼくら”にしか作れないバウムクーヘン

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誰ひとり取り残さない居場所づくりに挑んだ、著者と仲間たちの物語 米粉のバウムクーヘンづくりを通して、 一人ひとりの得意を活かす新しい働き方を描く 「自分の居場所が、どこにもない」 「いっそ透明人間になってしまいたい」――。 そんな思いを抱えながら少年時代を過ごしたのが、本書の著者です。自身の特性による生きづらさから、社会に出てからも「自分の居場所」を見つけられず、転職を繰り返してきました。そして気づけば、同じように「居場所」を見つけられずにいる人が、自分のすぐそばにもいました。障がいのある弟や妻の妹――大切な人たちが安心して働ける場が、社会にはあまりに少なかったのです。 こうした経験を通じて著者のなかに芽生えたのが、「誰ひとり取り残さない居場所をつくる」という切実な願いでした。 その願いを事業として形にしたのが、著者が手掛けるバウムクーヘンの製造販売事業です。田んぼで育てたお米を米粉にし、それを原料にバウムクーヘンに焼き上げて、店舗で販売しています。これは1次産業の農業、2次産業の製造業、3次産業の商業を掛け合わせた「6次産業」に、福祉を組み合わせた「農福商工連携事業」です。障がいのある人もない人も、それぞれの力を発揮しながら働ける場をつくっています。 人とのコミュニケーションが苦手でも、細かな違いに気づくのが得意な人は、焼き色や形を確認する工房で製造を担当する。黙々と単純作業をすることが苦手でも、人を笑顔にすることに喜びを感じる人は店舗でお客様を迎える。田んぼ、工房、店舗。複数の現場があるからこそ、一人ひとりの得意なことや苦手なことを見極めながら、その人に合った役割を見つけることができます。 本書は、農福連携事業の仕組みを紹介するだけでなく、スタッフ一人ひとりが役割を見つけ、達成感や成長を実感できる職場へと進化してきた歩みを描きます。誰もが自分らしく活躍できる場所はどのように生まれるのか。その答えを、著者と仲間たちの物語からひもといていきます。 福祉や農業に関わる人はもちろん、これからの働き方、地域づくり、多様な人材が活躍できる経営のあり方を考えるすべての人に読んでほしい一冊です。

    試し読み

    フォロー
  • レアル・マドリードの革命

    レアル・マドリードの革命

    世界で唯一無二のクラブ、レアル・マドリ―ド。“白い巨人”に宿る「伝統」と「革新」のDNAを経営学の専門家が詳解した1冊。
  • 本当はいらない医療 「患者」が作られるカラクリ

    本当はいらない医療 「患者」が作られるカラクリ

    医療を受ける際、検査や薬にどれくらいのメリットとリスクがあり得るのかを正確に知りたいものです。ところが効果に乏しく、時には害もあるのに、大きなメリットがあるかのように見せている医療は多いのです。それが50兆円にも迫ろうとする医療費膨張の元凶にもなっています。本書はワクチン、薬、検査など、本当はやらなくてもいい医療について、医療ジャーナリストが具体的に指摘します。
  • 地面師連絡役カトウ ~積水ハウス55億円詐欺事件、ある実行犯の告白~
    値引きあり

    地面師連絡役カトウ ~積水ハウス55億円詐欺事件、ある実行犯の告白~

    詐欺師集団のリアルを抉るノンフィクション! ネットフリックスドラマ『地面師たち』のモデルとなった「積水ハウス55億円詐欺事件」。その実行犯のひとりで「連絡役」と報じられたカトウは、詐取した“ゲンナマ”2億円を手に怯え、涙を流しながらベッドに投げつけた――。 週刊誌記者である著者に、連絡役という名の“パシリ”だったカトウが明かした地面師たちの犯行と素顔は、ドラマで描かれた華々しさとはかけ離れたズボラで人間くさいものだった。 大物地面師たちへの取材も加わり、カトウの人生の“浅はかさ”と“空虚な欲望”が抉られる! ―選考委員激賞!第32回小学館ノンフィクション大賞受賞作― ◎森健さん 「今さら地面師?」そんな懸念を吹き飛ばす圧倒的なディテールと面白さ。末端構成員だからこそ見えてくる事件、人生がある。 ◎酒井順子さん ドラマではスマートに描かれた詐欺師集団。実際の犯罪計画の意外なほどのユルさに、詐欺犯罪に関わる者たちの心理が滲み出る。 ◎河合香織さん 著者が描く詐欺師たちは時に滑稽で、人物像は絶えず揺れ動く。だからこそノンフィクションは面白い。
  • 施設がそんなにダメですか? ~認知症になった祖母の地獄の在宅介護~

    施設がそんなにダメですか? ~認知症になった祖母の地獄の在宅介護~

    歌舞伎町イチ、クセの強いゲイバー店員のカマたくが、 フォロワー137万人を持つXで、2022年4月にある報告をした。 「ウチのおばあちゃん、認知症(?)の症状っぽいモノがみられてしまい まして。で、ウチで一緒に暮らすことになってるのね。オカンと私と ばぁちゃんで3人で住もうっていってるんだけど。施設のことも考え てるんだけど、とりあえず、うちで看れるうちは、っていう感じで」(動画より抜粋) 認知症の祖母との格闘を赤裸々に語るショート動画は、在宅介護に悩むフォロワーの心を瞬く間に掴んだ。 軽妙かつ辛辣に介護を語るカマたくの言葉に秘められた、家族愛とは 「そんなこと言ったらかわいそう!」とか「家族の愛情で介護して」とかどうせ言うんでしょ?でも私、一日20回くらい「早く死んでくれねえかな?」と思いながら介護していたわよ。ばあちゃんんを施設に入れなきゃ、私と母、マジで死んでいたかもね・・・・・。 読んだら秒で楽になる!カマたく流介護のヒントが満載 こんにちは。カマたくと申します。実は今回「介護の本を書いてほしい」って依頼を受けたの。私がXに投稿してた『おばぁちゃん日誌』が気になったんだって。 私は約1年ほど、祖母を在宅介護していました。ひとりじゃなくて、母と一緒に。 介護について私が伝えたいことは2つ! 一、無理せずSOSを出せ! 二、手遅れになる前に動け! 介護をしてると、視野が激狭になるの。だから介護殺人とかが起こるのよね。 もし介護で苦しんでいる人がこの本を読んでいるなら、これだけは言いたい。 絶対に、自分が悪いと思わないで。 あなたは悪くない。 悪いのは、認知症という病気です。 介護で自分の人生が狂うって、そんなバカバカしいことがあっていいわけないのよ。 少なくとも自分よりずっと長く生きていて、先に死んじゃう人のために自分の人生を捧げるのは、愛情じゃなくてただの自己犠牲よ。 目次 第一章 仲良しな家族。だけど、人生はひとり。 第二章 おばあちゃんがおばあちゃんじゃなくなっていく 第三章 おばあちゃん日誌 第四章 ババアを施設にぶち込みました! 第五章 カマたくの介護お悩み相談室
  • あなたの町のモンスター

    あなたの町のモンスター

    国政もヤバいが、地方自治はもっと危ない! 「誰かがなんとかしてくれる」。そう思っていると、あなたの暮らす町も、どこかの町のようにモンスター的独裁者がトップに立ってしまいますよ! 地方には今、そこに暮らす人々のことをまったく考えることなく、勇ましい発言や行動をして、人気取りに走り、承認欲求を満たすだけの首長が増えています。僕にはモンスターにしか見えません。地方を食い物にして生きているモンスターです。なぜ、日本はこんなことになったのか?公務員を辞めた僕だからこそ書けることがあると信じて、この本を世に出します。       ――― 寺本英仁 人口減少社会、地方消滅都市、コンパクトシティ…こうした言葉の流行の裏側で地方自治におかしな人が増えている!モンスターに町を潰されないために私達が考えるべきこと、行動すべきことは何か? かつてスーパー公務員と呼ばれた著者・寺本英仁が町役場を辞め「地方創生プロデューサー」に転身した今だから書けた、超現実的「地方再生論」! モンスター系の人というのは、自分が生きていけそうな場所を見つけるのがものすごく上手です。ある意味「嗅覚が鋭い」。 ここでなら自分の存在価値を高められるぞ、という場所を直観的に探り当てます。自分の幸福のために。しかし、人々の最大限の幸福を追求するのが政治の本質ではないのでしょうか。首長が、「自分のやりたいことをわかってくれる人だけでいいです」なんて思ったらダメだと思います。そしたらもう、ただのファンクラブです。 ―――それでも、選挙を「推し」で選びますか? 丸山達也 島根県知事 推薦! 目次 第一章 あなたの町にも、モンスターは生まれている! 第二章 地方消滅論はなぜ生まれた? 第三章 地方再生のカギは、創造力 最終章 邑南町役場を退職してからの歩み
  • 星野源論(新潮新書)

    星野源論(新潮新書)

    「異端にしてど真ん中」の傑作群を世に放ち、比類なき地平を切り拓いてきた星野源。しかし、その表現は音楽・演技・文筆など多岐にわたるため、誰もまだ全体像を語り切れていない。なぜ〈生まれ落ちた日から よそ者〉と歌うのか? どんな文化的影響を受けたのか? 生死を彷徨い、絶頂と奈落の先で摑んだものとは――。二人の論者が、「芸能史」から創造の源泉を探り、“アナーキーなポップスター”の神髄に「音楽批評」で迫る。
  • 警視庁公安部外事課~スパイ・テロを水面下で阻止する組織の実態~

    警視庁公安部外事課~スパイ・テロを水面下で阻止する組織の実態~

    日曜劇場『VIVANT』(第1期、TBS系)の監修もつとめた元警視庁公安部外事課の著者が、日本を舞台に繰り広げられるスパイ活動の実態を明かす。人知れず地べたを這うような地道な任務を続ける「公安捜査員」の日常、公安捜査員に必要な意外な資質、ドラマや小説で描かれるあのシーンのリアルとは? 外国人によるスパイ・テロ・犯罪行為を未然に阻止する組織の実像を具体的に描いた話題作に、新たに加筆し新書化。
  • 世界を壊したビッグテックの悪党ども テック業界“ほぼ”全史の取材録

    世界を壊したビッグテックの悪党ども テック業界“ほぼ”全史の取材録

    ――私が長年取材してきた人たちを私がどう思っているのかが気に入らないのなら、彼らを聖人として崇める評伝を読めばいい。そんな評伝はいくらでもある。この本はそういう本ではないとはっきり断っておく。(本書より) 「デジタル革命の最も有名な記録者」によって、テック業界の巨人たちの素顔がすべて明かされる。 「その他大勢のマスク」だった頃からイーロン・マスクとつきあい、1990年にGoogleのセルゲイ・ブリンとラリー・ペイジをとことん取材し、犬猿の仲のジョブズとゲイツの奇跡の対談を成功させ、ジェフ・ベゾスを「野生のマングース」と呼び、マーク・ザッカーバーグを「クソ野郎などではない。それ以上にひどかった」と断じ、19歳のサム・アルトマンに「AIの未来」を語らせた凄腕ジャーナリストの見てきた30年とは? しばしば偶像化される天才起業家たちが、志を忘れて邪悪に走るまでを、愛と怒りを込めて暴く「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー。 2016年12月、次期大統領候補だったドナルド・トランプが、「金箔を張り巡らせた狼の棲家トランプタワー」にテック業界の主要人物を招いた。招待リストの作成者はピーター・ティール。これを皮切りに、利権が渦巻く政治の渦に、テック業界はどうのみ込まれていったのか? デジタルをバカにしていて乗り遅れた新聞などのオールドメディア、ハリウッドとネットフィリックスの関係など、メディア史としても読みごたえ十分。 切れ味ばつぐんの本音だらけの毒舌は、さばさばと気持ち良く、同時に痛みを持って「天才たちの変容」を描いている。 ――まるで意図していなかったとしても、結果的に、テック企業は孤立や怒りの種をまき、スマホ依存を助長し、共同体を破壊し、政治、政府、社会組織を妨害した。そしてなによりも、彼らには私たちの心を鈍らせた責任がある。より良い世界にしたかっただけの無害な若造たちが、成功して王者のごとく振る舞い、ダース・ベイダーのコスプレを楽しむ姿はSFさながらである。けれど、私がこれから話す内容はSFなどではなく、すべて実際に起きた事実なのである。「ファックファックファック」と言いたくなるのも仕方がない。 (本書より)
  • 総力戦研究所の真実 ――歴史の法廷に立つNHK

    総力戦研究所の真実 ――歴史の法廷に立つNHK

    史実歪曲ドラマは こうしてつくられた 初代総力戦研究所長・飯村穣を 卑劣な人間として描いたNHKと映画監督・石井裕也。 その製作姿勢を告発し 「戦争シミュレーション」の真の姿に迫る。 NHKの番組で「祖父の名誉が傷つけられた」として、元外交官の飯村豊が、NHKや映画監督、制作会社などを相手取り損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。2025年8月16・17日に「NHKスペシャル 戦後80年番組」として「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦」が放送され、総力戦研究所の所長が、飯村豊の祖父で実際の所長であった飯村穣陸軍中将とは全く異なる、卑劣な人間として描かれていたからだ。なぜこのようなことが起きたのか。それは、現実の総力戦研究所で行われてきたことを学ばず、目先の利益のためにはフィクションの衣を被れば史実を歪曲し、実在の人物を品性下劣に描いても良いと考えたからだ。総力戦研究所の「机上演習」がいかなるものだったのか。最新の研究も交えつつ、その実態に迫る。 <目次> まえがき Ⅰ 事件はなぜ起きたか 第1章 止められなかった史実歪曲ドラマ 1 発端 2 NHKとの事前協議 3 放送を見て、さらに憤慨 4 逃げるNHK 5 反撃のための第一歩 第2章 NHKとの闘い 1 より多くの人々へ呼びかけるために 2 ドラマ制作の内幕とBPOの見解 3 ついに法的手段に訴える 4 対NHK提訴記者会見 5 第一回口頭弁論 Ⅱ 総力戦研究所とは何だったのか? 第3章 総力戦研究所長・飯村穣の実像 1 二つの総力戦研究所 2 初代総力戦研究所長・飯村穣とはどのような人物であったか 3 戦中・戦後の飯村穣の動向 4 祖父の横顔 第4章 本当の総力戦研究所 1 総力戦研究所の実態とは 2 初代所長・飯村穣をめぐって 3 総力戦研究所のシミュレーションの実際 4 NHKは責任逃れのため、雲隠れをしようとしている Ⅲ 最新研究と資料から見る総力戦研究所 特別寄稿 調査研究機関としての総力戦研究所 中村 陵 はじめに/1 総力戦研究所設立の目的と設立趣旨/2 総力戦研究所における総力戦研究の分析視角/3 戦争指導機構への批判とその改善策/4 総力戦研究所が示すアメリカの国力判断/おわりに――会報にみる「克服」したセクショナリズム 資料1 皇国総力戦指導機構ニ関スル研究(概案) 資料2 戦争術に関する講話案 飯村 穣 あとがき
  • ヤマケイ文庫 山怪 朱 山人が語る不思議な話

    ヤマケイ文庫 山怪 朱 山人が語る不思議な話

    山には楽しみがあり、喜びがあり、そして恐怖がある――山で働く人々、暮らす人々が実際に遭遇した不可思議な体験談を丹念に収集し、「現代版遠野物語」としてベストセラーとなった人気シリーズ「山怪」。 新型コロナウイルスによる取材の中断を経て刊行された第四弾を待望の文庫化。 文庫版特典として、文庫版「あとがき」、黒川晝車(ゆる民俗学ラジオ)による「解説」を収録する。 ■内容 はじめに 消えゆく山怪を追う 1 妖しの森 (高尾山)蛸杉仙人/呼ばれる人/白い着物の女 (奥多摩)小さなキツネが住みつく家/闇女 (奥秩父・丹波山系)白い犬と不思議な人/守られる人/大蛇と火の玉 (西上州)大漁に気をつけろ/恐ろしいヤマカガシ/楽しい遠足/二度と行かない/電報配達人/妙義山中之嶽神社 (奥利根)白目を剥く女/彷徨えるテント/なぜそんな所にいるの? (越後・魚沼)蛇が飛ぶ跳ぶ/奇妙な人?たち/異獣/あなたはどなた/肖像画 (信州・戸隠)テントの中と外/時空のゆがみ 2 静寂の山 (北海道・松前半島)羆撃ちの経験/松前半島の狐狸/行者と石版/熊穴ホテル/変わらぬ叫び声 (白神山地・目屋)罠と黒蛇/マタギvs狸/神様の地/足のある魚 (白神山地・藤里町)謎の電話/田んぼの中、雪の中/下りか?登りか?/山奥の出来事/頭を蹴飛ばすタマシイ/ゴミソと川流れ (南蔵王・七ヶ宿町)狐と蜻蛉爺/小さなおじさん/錫杖の音と裏山の騒ぎ/友の帰還 (奥会津)マタギの体験/会津の狐 (飯豊連峰)飯豊連峰に潜むモノ/何でも大きい?/山の現場 3 背中合わせの異界 (飛騨・東白川村)不幸のツチノコ? (但馬・豊岡)笑う鹿/演歌おばさん (中国山地)棺桶と火の玉/神様と呪いの木/悪いモノ (土佐)優しい狸/山師の体験/川にエンコ、山にはへんど/山の呼び声 (九州中央高地)騒ぐ水/人魂が飛び交う村/カリコボーズの森/悪意無き悪戯/きゃあぼう吹き (山怪拾遺)山怪は何でも狐のせい?/狼を探す男/何者? おわりに コロナと山怪 文庫版「あとがき」 「解説」 黒川晝車(ゆる民俗学ラジオ)
  • 新版 女の本屋の物語

    新版 女の本屋の物語

    このひとがいなかったら……今のわたしはなかった。──上野千鶴子(新版序文、解説、付録対談) 女たちには、これまでもこれからも本屋が必要なんだ。京都で日本初のフェミニスト書店を立ち上げ、WAN(ウィメンズアクションネットワーク)を創設した、すごい女性の知られざる歴史。待望の名著復刊。新版序文、解説、付録対談=上野千鶴子 1980年代の京都。まだフェミニズムという言葉さえ広く知られていなかった時代に、中西豊子は日本初のフェミニスト書店を立ち上げた。書店は本を売る場所にとどまらず、出版の拠点となり、集会や学びの場となり、悩みを抱えた女性たちの駆け込み寺にもなっていく。その歩みは、一軒の書店の物語であると同時に、日本のフェミニズムの歴史でもある。新版付録として上野千鶴子との対談を収録。 【目次】 新版に寄せて(上野千鶴子) はじめに 第一部 ウィメンズブックストア物語 1 ウィメンズブックストアを創る 2 国際フェミニスト・ブックフェア 3 女たちのスペース 4 シスターフッドが生んだ『からだ・私たち自身』 5 日本のウーマン・リブそして女性学 6 ウィメンズブックストアの毎日 7 『資料 日本ウーマン・リブ史』 8 世界のフェミニストを迎えて 9 新たな旅立ち 第二部 フェミニズムと私 10 私の生い立ち 11 主婦業の私 12 私のパートナー 13 一人で生きる 旧版解説 思いは手渡されるために、ある(上野千鶴子) 新版付録 対談 女たちのネットワーク──WANをつくったころ(中西豊子+上野千鶴子) 著者:中西豊子(なかにし・とよこ) 1933年京都市生まれ。京都府立山城高校卒業、のち仏教大学社会学部社会福祉学科卒業。1982年に日本初のフェミニスト書店「ウィメンズブックストア松香堂書店」を開店、1990年に有限会社フェミネット企画を設立。2009年にはNPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)を仲間たちと創設。書店運営、出版、女性たちのネットワークづくりを通じて、市民運動・女性運動・高齢者運動に長く携わってきた。著書に『女の本屋の物語』(ウィメンズブックストアゆう発行、ドメス出版発売、2006年、本書の原版)など。
  • 天国と地獄 選挙と金、 逮捕と裁判の本当の話

    天国と地獄 選挙と金、 逮捕と裁判の本当の話

    当選の歓喜から逮捕の瞬間へ―― 人生はここまで急転するのか。結婚、選挙、そして逮捕。すべてを手にしたはずの女性が転落の果てに見たのは、「政治の闇」だった。前法務大臣の逮捕という大買収事件……公認、票読み、金の流れなど報道では明かされない真相とは? 司法との闘い、4ヶ月半の拘置所生活など権力の光と影を赤裸々に描く実録。
  • P+D BOOKS ホモ・エロティクス

    P+D BOOKS ホモ・エロティクス

    異端の作家による異端の世界の歩き方。 ──エロティックな行動によって、ひとは自己の存在の意識をつかむのである。超越に対する永遠の予感、メタフィジカルな悲劇──これこそエロティシズムの本質というべきであろう。サドの生涯を賭けた文学が、その最も悲痛な報告であった。(「エロティック文学史のための序説」より)──  ナルシシズムやエロティック文学、ニヒリズムなどについて、著者ならではの視点で時代をとらえた社会評論のほか、ボードレール(ボオドレエル)、アンドレ・ブルトン、ジャン・ジュネなど詩人や作家評、『ロリータ』『西洋古典好色文学入門』などの書評、「現代悪書論」「殺人狂時代」などのエッセイなどで構成される、澁澤龍彦という“異端の人”による“異端の世界の歩き方”。
  • モンゴル抑留 見捨てられた死者たち

    モンゴル抑留 見捨てられた死者たち

    悲劇はシベリアだけではなかったーー。 第二次世界大戦後、多くの日本人がモンゴルへ抑留されたことはほとんど知られていない。 その数、約1万4000人。軍人のみならず、数合わせのために無差別に連行された民間人が「日本人狩り」の犠牲となった。 食糧も防寒具もなく、零下数十度にもなる極寒の地で、過酷な労働をかせられた抑留者たちは、感染症や凍死、銃殺などで次々と命を落としていく。自ら命を絶った者も少なくなかった。 戦後の日本政府は、ソ連と異なり、モンゴルの抑留者について実態解明を怠ってきた。モンゴル政府から提供された名簿を30年にわたり棚ざらしにしていた事実もわかっている。 元新聞記者の著者は、在職中に知ったモンゴル抑留を退職後も追いかけ続け、埋もれている歴史を明らかにしてきた。 モンゴル公文書館などから死亡記録を発掘し、そこに書かれた犠牲者の遺族を探しあてて死亡記録を届け、時にはモンゴル諜報庁にまで乗り込む。 日本政府をも知らない資料を基に厚労省にかけあい、腰の重い官僚たちを動かしたこともある。 知られざる抑留の実態を記す貴重な書。 【目次】 はじめに モンゴルのKGBへの挑戦 第一章 置き去りにされてきた抑留者 第二章 2つの戦争が抑留の起こりだった 第三章 民間人が無差別に拉致された「日本人狩り」 第四章 食糧も防寒服も寝具も何もない「絶望の国」へ 第五章 当局に迎合した抑留者、抵抗した抑留者 第六章 死亡記録から見える「さまざまな死」 第七章 突然の一斉帰還命令と残留させられた抑留者たち 第八章 抑留問題に向き合ってこなかった日本外交 最終章 「歴史の扉」は開いたのか おわりに 近くて遠い国
  • フルコース がんと私と家族の日々

    フルコース がんと私と家族の日々

    本当に伝えたかったこと ≪≪ 乳がんになって、私はやっと生きがいを見つけた ≫≫ 2年前に乳がんを公表し、乗りこえるまで―― そこには“アンナ流”の覚悟と選択があった。 波乱万丈の芸能人生、父・梅宮辰夫との思い出、 母に対する葛藤、娘への感謝、 そして電撃再婚の真相を赤裸々に綴る 〈本音を言うと、芸能界は私の身の丈に合っていなかった。毎日が楽しくなかったし、毎日がすごく空虚だった。人がやっていないこと、自分にしかできないことは何なのか。それを見つけるために必死にもがいていた。でも、今なら胸を張って言える。がん闘病の経験を、世の中の人、後に続く人たちに残すこと。そのために記録することが、私の役割だって。〉(第1章より) 【概要】 タレントの梅宮アンナさんが、2024年8月に乳がんのステージ3Aであること公表し、世間に波紋を広げた。以来、梅宮さんは免疫療法や民間療法に一切頼らずに、抗がん剤、手術、放射線治療という「標準治療」でがんと闘うことを決意する。本書は、翌年にがんを乗りこえるまでの赤裸々な闘病記。さらに“昭和のスター”だった父・梅宮辰夫の知られざる晩年の様子や思い出、母・クラウディアに対する葛藤、娘・百々果への感謝の気持ち、そして昨年「出会って10日婚」として話題になった電撃再婚に至るまでの内幕も明かしている。
  • LRT しんかした ろめんでんしゃ ライトレール

    LRT しんかした ろめんでんしゃ ライトレール

    お母さんとピクニックに出かける主人公。途中の乗換駅で友達のりゅうと君と待ち合わせてLRTで公園へ向かいます。主人公は、はじめて乗るLRTに興味津々。駅と呼ばずに電停と呼んだり、改札がなかったり、道路を走ったり、普通の鉄道とはちょっと違います。そうです、LRTは新しいタイプの路面電車なのです。本書は、2023年に開業した宇都宮ライトレールをとりあげて、LRTをたっぷり紹介した絵本です。

    試し読み

    フォロー
  • 教養としてのカレー

    教養としてのカレー

    カレーを知り、世界の解像度を上げる。 京都大学大学院で南アジアの食文化と現代インド料理をフードスタディーズの観点から研究する風雲児「カレー哲学 @philosophycurry」が、歴史・地理・文化・科学の教養をレクチャー。 「本書はカレーの境界線を揺らし、あなたのカレーの常識をじわじわと組み替えることを目指します。(中略) 読み終わった時には、カレーを見て、作って、食べる時の解像度が上がっていることでしょう。そのとき、カレーだけでなく世の中の見え方も変わっていることでしょう。カレーは、世界を組み替えるレンズだからです。それが、「教養としてのカレー」の意味です。」(本文より) 【目次】 第1部 カレーとは何か 1. カレーを定義しない 2. 狭義のカレーと広義のカレー 3. カレーがイギリス料理になるまで 4. 西洋料理がカレーライスになるまで 5. 「ふつうのカレー」の誕生と解体 第2部 インド亜大陸の食世界 6. トウガラシ以前のインド料理世界 7. 「何を食べないか」によって作られる味 8. 日常インド料理の世界 第3部 カレー作りのサイエンス 9. スパイスと油 10. 熱の話――カレー作りに重要なのはスパイスより熱 11. 知覚 第4部 なぜカレーは人生の問題になるのか 12. カレーは人間を利用して繁殖している 13. 瞑想とアヒンサー 14. 撹乱行為としての「遊び」から教養としてのカレーへ 【プロフィール】 清水侑季(カレー哲学) Shimizu Yuki インド料理研究者/合同会社東京マサラ研究所代表 1991年、長野県生まれ。東北大学文学部卒業後、ソニー株式会社に入社し、食に関わる新規事業に携わる。退社後、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科に進学し、現在は博士課程に在籍。南アジアの食文化と現代インド料理を研究するかたわら、「カレー哲学」名義で執筆・編集・料理活動を行う。
  • 40歳をすぎたあなたが結婚をつかむための17か条

    40歳をすぎたあなたが結婚をつかむための17か条

    49歳8か月で結婚した心理カウンセラーが、自身の長い婚活の迷いと挫折を通してたどり着いた「40代からでも結婚できる心の整え方」を17の条文として伝える実用エッセイ。若さや条件に依存した従来の婚活論ではなく、思考習慣や対人姿勢を見直すことで人生後半のパートナーシップを築く方法を提示する。結婚をゴールとせず、「幸せに生き直す力」を読者に手渡す一冊。 40歳を過ぎた女がただただ信じてさえいれば結婚できるわけではありません。そこに至るには、いくつかの自己変革が必要です。そこで、心理を学び、私なりに編み出して実践したその自己変革方法を、「40歳をすぎたあなたが結婚をつかむための17か条」として、方丈社のWEBサイトで連載してきました。 それが、予想以上に好評をいただき、「ああ、こんなにも、かつての私と同じように悩んでいる方が多いのだな」と痛感しました。そして、そんな方々に幸せをつかんでいただくべく、書籍化する運びとなったわけです。 連載スタートから約10年。私は変わらず、楽しく幸せに結婚生活を送っています。しかしながら、この10年で世の中はめまぐるしく変わり、私たちの価値観、コミュニケーションの取り方、婚活の進め方も様変わりしました。 そこで本書は、連載原稿を令和版にバージョンアップ。さらに、心理学の裏付けも記しました。そして、同じく40代で幸せな結婚を手にした「同志」との対談も公開しています。 もう私には結婚は無理……とあきらめかけているあなた。どうぞあきらめないで。大丈夫、あなたもきっと、幸せな結婚ができます!
  • 戦後まもない日本で起きた30の怖い事件――現在の常識とはかけ離れた凶暴で陰惨な犯罪

    戦後まもない日本で起きた30の怖い事件――現在の常識とはかけ離れた凶暴で陰惨な犯罪

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 終戦から9年半、日本はまだ暗いトンネルの中にいた 1945年(昭和20年)8月15日正午、日本国営放送のラジオから昭和天皇裕仁の声が聞こえてきた。 大半の国民は内容を理解できなかったが、連合国から示された日本の無条件降伏を求める ポツダム宣言の受諾を決定する旨を伝えた終戦の宣言だった。 この日を境に日本は変わる。 焼け跡に人が溢れ、闇市が軒を並べ、並木路子の歌う「リンゴの唄」が街に流れた。 国家に滅私奉公する戦時下の重く暗い空気は消え去り、人は自由と活気を取り戻すはずだった。 しかし、玉音放送から15日後、米陸軍元帥のダグラス・マッカーサーが厚木飛行場に到着。 彼を頂点とするGHQ(連合国軍最高司令部)が設置され、日本はアメリカの占領下に置かれる。 本書は終戦から占領期、1952年4月28日発効のサンフランシスコ平和条約による国家独立を経て、 その後の高度経済成長の幕開けとなる神武景気が始まる1954年12月までの約9年半に起きた 30の怖い事件の詳細を記した1冊である。 日本がまた暗いトンネルの中にいたこの時代、 巷では現在の常識とはかけ離れた凶暴で陰惨な犯罪が繰り返されていた。 ■目次 ●第1章 一家皆殺し ●第2章 戦慄 ●第3章 占領下の深き闇 ●第4章 アプレゲールという名の破滅 ●第5章 震撼 ■著者 鉄人ノンフィクション編集部 ※過去に配信していた作品と同一内容です。既にご購入済みの方は、重複購入にご注意ください。
  • 弱った体ががらりと変わる 本当の「解毒力」

    弱った体ががらりと変わる 本当の「解毒力」

    昨日までの「健康常識」は忘れてください! 老化の真の原因は「終わらない炎症」 軽視すると死に至る「歯周病」の恐ろしさ 「酸化=敵」というのは大間違いだった! 抗酸化サプリをとりすぎると寿命が短くなる! コレステロール不足が、がん、うつ、認知症を招く! ステージIVの5年生存率が72%に上昇した秘密 ほか 体がどんどん若返る45の新常識!
  • 増補新装版オカルト・クロニクル 奇妙な事件 奇妙な出来事 奇妙な人物

    オカルト・クロニクル

    小説・文芸
    4.2
    1~2巻1,980~2,750円 (税込)
    膨大な資料の分析と独特の文体で異彩を放つ、オカルト研究サイト「オカルト・クロニクル」の書籍が新装版で復活! 朝里樹氏推薦!(『日本現代怪異辞典』笠間書院刊・著者) 未解決殺人事件、人が消えた家、心霊スポット統計学…… 不可思議な世界をさまざまな視点と綿密な調査で紐解く、オカルトファン必読の書! ◎ディアトロフ峠事件 ――ロシア史上最も不可解な未解決事件 ◎熊取町七名連続怪死事件 ―― 日本版『ツイン・ピークス』の謎 ◎青年は「虹」に何を見たのか ――地震予知に捧げた椋平廣吉の人生 ◎セイラム魔女裁判 ――村に魔女は本当にいたのか ◎坪野鉱泉肝試し失踪事件 ――ふたりの少女はどこへ消えたのか ◎「迷宮」 ――平成の怪事件・井の頭公園バラバラ殺人事件 ◎「人間の足首」だけが次々と漂着する〝怪〞 ――セイリッシュ海の未解決ミステリー事件 ◎「謎多き未解決事件」 ――長岡京ワラビ採り殺人事件 ◎ミイラ漂流船 ――「良栄丸」の怪奇 ◎科学が襲ってくる ――フィラデルフィア実験の狂気 ◎岐阜県富加町「幽霊団地」 ――住民を襲った「ポルターガイスト」の正体 ◎八丈島火葬場七体人骨事件 ――未解決に終わった〝密室のミステリー〞 ◎獣人ヒバゴン ――昭和の闇に消えた幻の怪物 ◎ファティマに降りた聖母 ――7万人の見た奇蹟 ◎赤城神社「主婦失踪」事件 ――「神隠し」のごとく、ひとりの女性が、消えた ◎もうひとりのサジェ ――170年以上前、北ヨーロッパで起きた「ドッペルゲンガー事件」の深層 ◎山荘の怪事件 ――10人が黒焦げで発見された「第二の帝銀事件」 ◎君と僕と呪われた脳 ――世界の幽霊屋敷 ◎数字で学ぶ日本の異世界 ――心霊スポット統計学
  • 境界を越える看護師たち

    境界を越える看護師たち

    自ら看護現場で働きつつ研究者でもある著者が、言語、文化、さらにはジェンダーの壁を乗り越えて日本の看護現場で就労する中国人男性看護師16人へのインタビューを通して、社会的構造や職業的役割に対するジェンダー規範の再生産という視点から丹念な分析を試みた貴重な研究書。著者自身、「どうして男なのに看護師なの?」「なぜ日本で?」と度々尋ねられたことが、研究を始めるにあたってのきっかけになったという。すでに超高齢社会を迎えた日本において、必要不可欠となっている外国人看護職、さらには「男性の看護師」というマイノリティ当事者たちの現場の声を通して、異文化共生社会における共感と理解の可能性を探る。学生や若手研究者はもちろん、ケアの実践に携わるすべての方に読んでいただきたい一冊。
  • エプスタイン文書で暴かれた世界の闇

    エプスタイン文書で暴かれた世界の闇

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 総ページ数500万以上にも及ぶエプスタイン文書。その中にはビル・ゲイツ、英国アンドルー元王子、クリントン、トランプ、ノルウェー皇太子妃などの名前が挙がっています。性接待の舞台となった「ペドフィリ島」への専用機「ロリータ・エクスプレス」に乗ったのは誰か。そして彼らはどんな秘密をエプスタインと共有し、世界をコントロールしようとしたのか。陰謀論と一蹴されていたことが現実に起きています。本書はこの分野に詳しい識者が事件を徹底的に深掘りしていきます。
  • 日本人が移民だったころ

    日本人が移民だったころ

    音楽家であり文筆家の著者が、 植民地パラオに渡った移民たちの「戦後」をたどる、 聞き書きルポルタージュの決定版! 日本はかつて国策として移民を推奨する「移民送り出し国」だった。 そして戦後、日本に戻ってきた移民たちのなかには、故郷に居場所がなく、荒地の開拓を強いられたり、再び南米などに再移住を余儀なくされる者も多かった。 札幌、沖縄、パラグアイ。移民たちが戦後にたどり着いた場所を著者が自らの足で訪ね、それぞれの家族の激動の旅路を追う。 【本文より】 “現在ニュースで語られる「移民」は、一番にアジアやアフリカ、中東などから日本へやってくる人々がイメージされ、日本社会への移民受け入れの是非をめぐる意見や、いかに共生が可能か、といった議論が交わされている。時に無知や差別意識に満ちた意見もみられるが、こうした日本人の「移民」イメージをのぞいてみると、移民はどこまでも「他者」であり、まるで日本人は移民になることなどないような錯覚にとらわれる。しかし、明治から戦後のある時期まで、日本は確かに国策として移民を推奨する「移民送り出し国」であった。” 【目次】 まえがき 父のいない戦後  札幌・平尾富士子さん 台風と格闘した開拓  種子島・中川博司さん 遊水地に拓いた未来  我孫子・玉根康徳さん PTSDを呼び起こされる戦後  那覇・上原和彦さん 死亡も補償も認められない 一六歳の兄の戦死  那覇・阿良光雄さん 靖国に祀られた母  札幌・野村武さん パラグアイからアルゼンチンへ  埼玉・鈴木光さん 除草剤入らなかったらつぶれてた  パラグアイ・フラム 溝際孝市さん 二つの大和村を生きた夫  パラグアイ・エンカルナシオン 中村博子さん 移民の子が大使になった  パラグアイ・フラム イサオ・タオカさん あとがき
  • くらべて、けみして 校閲部の九重さん(新潮文庫)

    くらべて、けみして 校閲部の九重さん(新潮文庫)

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新頂社校閲部10年目、九重心(くじゅうこころ)。甘味が好きでちょっぴり不愛想な彼女は、新入社員・瑞垣(みずがき)さんの教育係を務めることに。直筆原稿の解読、作品を介した作家とのやりとり、誤植への向き合い方――文芸作品に携わる二人を通してみえるのは熱意あふれる校閲の世界。知られざる校閲者の日常と文学界のリアルなエピソード満載のお仕事マンガ、誕生。文庫描き下ろし「こいしゆうかの誤字散歩」収録。(解説・南沢奈央) ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 逆転監督 森保一

    逆転監督 森保一

    《ただの「いい人」じゃ、勝てない。森保一の“したたかさ”の正体とは――》 やんちゃな非エリート選手が、なぜ勝率最高のサッカー日本代表監督になれたのか。 森保監督というと、マジメ、優しそう――そんなイメージを抱く人も多いはずです。けれど本書が描くのは、ただの「いい人」ではない森保監督の姿。 中学にサッカー部はなく、強豪校の推薦も得られず、名門マツダでも長く無名選手。そこから這い上がり、史上最多勝の指揮官となりました。 森保監督が育った長崎、広島や仙台を取材。さらに複数回の本人インタビューから見えてくるのは、穏やかな表情の裏にある、したたかな勝負哲学。 「森保一とは何者か?」その答えにぐっと近づける、熱い一冊です。 《目次》 第1部 ルーツ  第1章 やんちゃな中学生  第2章 ド根性の高校生  第3章 パンチパーマの新入社員  第4章 家族  第5章 まさかの戦力外通告 第2部 密着  第6章 インタビュー【1】 戦術論  第7章 流儀  第8章 インタビュー【2】 リーダー論  第9章 ブラジル戦のウラ側  第10章 インタビュー【3】 組織論
  • 東京で驚いた

    東京で驚いた

    『さいごの色街 飛田』など大阪の表裏を書いてきた著者が、十数年前に移住してきた東京での暮らしのなかで出会った「信心」「食」「街のインフラ」などにまつわる大小さまざまな「歴史と文化」の謎を、現場に突撃、関係者・研究者に直撃して、徹底的に取材! いつから始まったのか、どんな経緯で現代に残るのか。東京人も大阪人も知らないそれぞれの街の歴史と魅力を読み解いて、新たな街の姿を見せてくれる傑作ルポ・エッセイ!
  • おべんとうの時間 その5

    おべんとうの時間 その5

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『おべんとうの時間』が8年ぶりの復活! 阿部夫婦(夫・カメラマン/妻・ライター)が全国各地の手作り弁当を二人三脚で取材したフォトエッセイ集。全日空機内誌『翼の王国』の人気エッセイの書籍化。――炭焼き職人、社交ダンス教師、潜り漁師、書店員、ろ大工、美術品梱包輸送、靴職人、トナカイ観光牧場飼育担当、酒店団長、高校生、中央競馬調教師など、1~4と同様、力強く生きる39人のお弁当と人生の物語を紹介します。
  • 半導体 尖端覇権の興亡

    半導体 尖端覇権の興亡

    尖閣諸島沖の波高い2010年、中国漁船が海上保安庁の巡視艇に体当たりし、海保職員によって船長が逮捕された。中国はこれに反発し、レアアースの輸出を全面禁止すると通告する。狼狽した民主党の菅直人首相は処分保留のまま船長を釈放した。一連の経緯によって、中国はレアアースを「戦略物資」することを学習する。翌年の東日本大震災と福島第一原発の放射能漏れ事故によって、日本は太陽光発電を中心とした自然エネルギーに大きく軸足を移すが、すでに太陽電池の生産は中国メーカーに主導権を奪われつつあった。中国は先進諸国から学んだ技術をもとに政府から巨額の補助金を得てあっという間に日本メーカーを駆逐し、世界市場を握ってしまったのだ。同じころ、半導体製造の根幹となる露光装置でも日本は後発のオランダ企業に打ち負かされようとしていた。次世代の露光装置に極端紫外線(EUV)を使うというアイデアを世界に先駆けて考案したのは日本人研究者だった。しかしニコンが手をこまねいている間にオランダ企業が実用化に成功し、この分野の「世界一強」となった。リーマン・ショックとそれに続く円高によって、DRAMと言われる半導体メモリを製造するエルピーダが破綻し、米マイクロンに買収された。続いて、液晶テレビで世界に先駆けたシャープが、新参者の台湾の鴻海精密工業に下克上された。2010年代初頭、日本のハイテクメーカーは急速に凋落し、気がつくと、韓国や台湾どころか中国に先端製品を抑えられるようになった。中国への警戒感が台頭するとともに「経済安全保障」という思想がアメリカやヨーロッパからもたらされた。日本企業の持つ技術や製品を囲い込んで、外国の「侵略」から守るという戦略を模索し始めた。経産官僚はまずTSMCを誘致することに成功し、渋る財務省を押し切って巨額の補助金をもぎとった。するとアメリカのIBMから「最先端の半導体製造技術を提供する」という話がもたらされる。当初、一部の官僚は半信半疑だったが、ロシアのウクライナ侵攻が転機となった。もし中国軍が台湾に侵攻したら――その連想が、背中を押す。こうして、新興企業「ラピダス」に10兆円もの国費が投入される巨大プロジェクトが、うなりをあげて進行しはじめた。日本の電機企業の盛衰を30年にわたって取材してきた著者にしか書けない壮大な叙事詩。現在進行形のドラマを追う、ビジネスマン必読の一冊。
  • 障害と生きることの現象学

    障害と生きることの現象学

    女性で脳性まひがありパートナーが外国人……マイノリティ性の重なった身体を生きる経験からさまざまな二項対立をつなぐ哲学を考察。
  • 【電子特別カラー版】世界へ飛び出た100人の日本人(集英社インターナショナル)

    【電子特別カラー版】世界へ飛び出た100人の日本人(集英社インターナショナル)

    あなたはどうして海外へ? 海外移住者100名にインタビュー! アメリカで活動中のゆりやんレトリィバァさん大推薦! 北欧の建築家、インドの映画監督、小泉八雲の子孫、メキシコでバズった無職、パリのタトゥーアーティスト、ガーナのからあげ屋さん、ゴミを拾うウルトラマン、日本文学を広める編集者、カリブのDJ、内戦下の日本語教師、東南アジアで売れたお笑い芸人、東欧の空手家、牛糞アートの伝道者・・・・・・百人百様の海外生活のリアルを収録! 電子版は全編フルカラー写真の特別仕様!
  • 【カラー版】江戸前鮨、世界を制覇する ~「鮨よしたけ」一流の流儀~

    【カラー版】江戸前鮨、世界を制覇する ~「鮨よしたけ」一流の流儀~

    ミシュランの三つ星を銀座と香港で同時に獲得し、日本人として初めて世界で計六つ星に輝いた江戸前鮨職人・吉武正博。世襲でもなく、有名店出身のエリートでもない、栃木県から高校卒業後上京した一人の青年がいかにして至高の味にたどり着き、世界中から訪れる美食家を魅了する名店を築いたのか? その40年以上のたゆまぬ努力の軌跡と、卓越した仕事術が初めて明かされる――。また、彼は弟子たちの育成にも情熱を注ぎ、「鮨よしたけ」から独立した彼らも各地で数々の星を獲得し続けている。若者が飲食業に定着しない現代における、独自の料理人教育哲学とは。そして、2026年秋、伝統と革新の江戸前鮨を武器にニューヨークへの出店に挑む。還暦を過ぎ、人生最後の、そして最大の挑戦に向かう吉武は何を語るのか。関係者による数々の証言も添えて、一人の職人の江戸前鮨に捧げた人生を浮き彫りにする。電子版はオールカラー写真掲載。
  • 証言・北朝鮮帰国者 祖国に渡った「在日」はどう生きたか

    証言・北朝鮮帰国者 祖国に渡った「在日」はどう生きたか

    1959年から25年間にわたって行なわれた在日朝鮮人の「北朝鮮帰国事業」で、日本国籍者約6800人を含む9万3340人が日本から北朝鮮に渡った。“地上の楽園”という宣伝に望みを抱き、建国間もない“祖国”へ渡った人々を待っていたのはどんな暮らしだったのか。90年代に北朝鮮が国家的破局に至るまで、民衆レベルで何が起きていたのか。どうやって修羅場を生き抜いたのか。本書は、脱北した帰国者50人への聞き取りから構成。労働・衣食住・教育の実情、厳しい統制と監視・密告、政治犯収容所での体験、在日マネーと日本文化の流入、大飢饉から脱北へ至る過程など、「北朝鮮の生活史」が初めて詳細に語られる。
  • はじめての公共訴訟 社会を動かす、私たちのツール

    はじめての公共訴訟 社会を動かす、私たちのツール

    社会の中で「おかしい」と感じたとき、不条理な壁に突き当たったとき、私たちは何ができるのか。差別、労働、環境問題、ジェンダー、社会保障――さまざまな課題に対し、裁判という方法で社会のあり方を問い直し、変革を働きかけるのが「公共訴訟」である。同性婚訴訟、タトゥー裁判、大川原化工機事件、立候補年齢引き下げ訴訟・・・・・・。本書は、実際の事例や当事者の物語を手がかりに、その歴史と役割を解説。公共訴訟はどのような戦略、連帯によって社会を変えてきたのか。裁判を「社会を動かすツール」としてとらえ、個人の声が制度や社会を変えていくプロセスと、その可能性を示す入門書。
  • 約束のサウナ

    約束のサウナ

    「知識ゼロ、経験ナシ、あるのは亡き友との『約束』だけ」 コロナ禍という最悪の逆風下で、福岡・天神に突如現れた「サウナヨーガン福岡天神」。 2億5000万円という巨額投資、補助金4000万円の獲得、そして立ちはだかる「設計図の外」のトラブル。 本書は、元銀行員という「数字のプロ」でありながら、サウナに関しては「ド素人」だった一人の男が、 いかにして不可能を可能に変えていったかを綴った、汗と涙のビジネス・ノンフィクションです。

    試し読み

    フォロー
  • カティンの森のヤニナ 独ソ戦の闇に消えた女性飛行士

    カティンの森のヤニナ 独ソ戦の闇に消えた女性飛行士

    独ソ戦最大の謎といわれた「カティンの森事件」──そのなかにたったひとり女性の犠牲者がいた。彼女の足跡を追う旅は、やがてポーランドという国家とある一家の激動の歴史を明らかにする。 カティンの森事件──二万人のポーランド将校が何者かによって虐殺された独ソ戦の闇。 その犠牲者のなかに、たったひとり女性がいたことはあまり知られていない。 彼女の名前はヤニナ・レヴァンドフスカ。優秀なパイロットであった彼女の頭蓋骨は調査隊によって持ち去られ、長らく歴史の表舞台から姿を消した。 彼女の足跡を追う旅は、ワルシャワからクラクフ、グダニスク、ポズナン、そしてカティンの森へ……。 ポーランドという国家と一人の女性、そしてその一族の運命が重なり合う、歴史紀行ノンフィクション。 ◆目次◆ プロローグ 第一章 ポーランドいまだ滅びず 第二章 ふたりの将軍 第三章 ヤニナは空を目指した 第四章 開戦前夜 第五章 収容所のクリスマス 終 章 カティンの鳥たち エピローグ
  • 心友 素顔の井上ひさし

    心友 素顔の井上ひさし

    「荘六さんはいわば「心友」ともいうべき存在で、上智に入った唯一の取柄は、彼と出会ったことだ」――著者は1956年4月上智大学フランス語科に入学し、井上ひさしと出会う。厳しい授業を助け合い、麻雀や映画、時にはいたずらも楽しむ仲間となった。ドラマや舞台の台本を書く井上に誘われ、現場で有名俳優を見る緊張も味わった。卒業後も、取材や講演に同行し、国民的作家に上り詰めていく彼と本音を闘わせた。家族ぐるみで続いた54年の交流を「心友」と呼ばれた男が綴る。普段着の井上ひさし秘話。学生時代に井上が書いた秘蔵ノート抜粋&年譜も収録。
  • 荒野へ

    荒野へ

    1992年、厳寒のアラスカの荒野で餓死している青年が発見された。彼の名前はクリストファー・ジョンソン・マッカンドレス。ワシントンDC郊外の高級住宅地に住む裕福な家庭で育ち、学業は優秀、スポーツマンとしてもエリートだった。だが、大学卒業後、彼は預金を全額慈善団体に寄付し、自分の車と持ちもののほとんどを放棄、社会の末端に身を置き、新鮮なすばらしい経験をもとめて北アメリカを放浪する。アラスカで遺体が発見されるまで、家族は彼がどこにいるのかも知らなかった。地方新聞が伝えたその死は全米に波紋を呼ぶ。彼はなぜひとり死んだのか? 全米でベストセラーとなった衝撃のノンフィクション!
  • きずなを結ぶ震災学習列車 三陸鉄道、未来へ

    きずなを結ぶ震災学習列車

    岩手県の海沿いを走る三陸鉄道では、列車に乗りながら被災地を見て防災について学べる、「震災学習列車」を運行しています。「東日本大震災の記憶を風化させまい」という思いで、社員が自らガイドをしているのです。三陸鉄道が大震災で受けた大きな被害と、そこから全線開通を実現させるまでの3年間の軌跡。そして、震災学習列車がつなぐ人々のきずなを紹介するノンフィクションです。

    試し読み

    フォロー
  • 怪魚ハンター、世界をゆく 巨大魚に魅せられた冒険家・小塚拓矢

    怪魚ハンター、世界をゆく

    18歳から12年間で37カ国の秘境を訪ね歩き、体長1メートルを超える「怪魚」と呼ばれる巨大な淡水魚を50種類以上釣り上げてきた小塚拓矢さん。釣り好きの少年が、どのようにして怪魚を釣るヒーローになったのか――。若き冒険家の素顔に迫ります。

    試し読み

    フォロー
  • 田んぼに畑に笑顔がいっぱい 喜多方市小学校農業科の挑戦

    田んぼに畑に笑顔がいっぱい

    福島県喜多方市では、教育特区の制度を利用して、すべての市立小学校に教科として「農業科」を取り入れました。子どもたちは、農家を営む農業科支援員のもと、米や野菜を作り、収穫をし、調理方法も学びます。なぜ喜多方市は、農業を教育に取り入れたのでしょうか? また、農業が持つ「人を育てる力」とは? 全国初の試みの軌跡を追います。

    試し読み

    フォロー
  • 日本——没落か再生か―時代精神とアニマルスピリッツ―(新潮選書)

    日本——没落か再生か―時代精神とアニマルスピリッツ―(新潮選書)

    なぜ分厚い「中間層」が消えて格差が拡大しているのか? 子育て支援を強化しても出生率が改善しないのはなぜか? 企業のイノベーションが停滞する本当の理由とは? マクロ経済学の第一人者が、二人の天才経済学者ケインズとシュンペーターが共に重視した人間の衝動や情念に着目し、「心」と「国力」の相関を解き明かす。
  • 古書贋作師トマス・ワイズ

    古書贋作師トマス・ワイズ

    世界を欺いた文学犯罪を若き書店員探偵たちが暴くノンフィクション 1932年のロンドンで、マニア垂涎の本を発掘し、名を馳せるトーマス・ワイズ。だが彼は、本を偽造してコレクターを騙す詐欺師だった。彼の出品した“綺麗すぎる”本に疑念を感じた二人の書店員は、流行している探偵小説に倣いワイズを調べるが……。衝撃の実話
  • あるコンテナ船の物語 資本はいかに世界をめぐるか

    あるコンテナ船の物語

    ハーバード大学の歴史学者がある船舶の生涯を通じて描く、グローバル資本主義の光と闇 70年代にスウェーデンで造られた一隻の船。それは、市場の要求に応じて、フォークランド戦争時の英国軍兵舎、ブロンクス沖の水上刑務所、自動車工場の労働者用仮設住宅……と様々に変貌してきた。その数奇な運命を追うことで世界経済全体を語る独創的な歴史書
  • 怖い熊 傑作アンソロジー

    怖い熊 傑作アンソロジー

    緊張、衝突、激闘、悲劇――生と死が隣り合わせる古今の熊と人の歴史を記録したノンフィクション、および実話をもとにした小説、全15作品を収録。 巻末随筆:澤村伊智(『ぼぎわんが、来る』著者) ■内容 「手負い熊」今野保 『羆吼ゆる山』(ヤマケイ文庫) 「耕平」吉村昭 『羆撃ち』(ちくま文庫) 「初マタギ」甲斐崎圭 『第十四世マタギ 松橋時幸一代記』(ヤマケイ文庫) 「復讐するクマ」工藤隆雄 『マタギ奇談』(ヤマケイ文庫) 「羆対羆の死闘」西村武重 『山の風物詩』(河出書房新社) 「タキ」今野保 『アラシ』(ヤマケイ文庫) 「熊を殺すと雨が降る」遠藤ケイ 『熊を殺すと雨が降る』(山と溪谷社) 「牧場荒しの大熊を倒す」西村武重 『北海の狩猟者』(ヤマケイ文庫) 「羆風」戸川幸夫 『戸川幸夫動物文学選集4 高安犬物語』(主婦と生活社) 「襲撃された牛舎」久保俊治 『羆撃ち』(小学館文庫) 「まさかの出来事――熊に襲われる」山野井泰史 『アルピニズムと死』(ヤマケイ文庫) 「日高・カムイエクウチカシ山のヒグマ襲撃事故」羽根田治 『人を襲うクマ』(ヤマケイ文庫) 「北千島の人食いヒグマ事件と私」木村盛武 『ヒグマ そこが知りたい』(共同文化社) 「受け継がれる人喰い熊の「DNA」~北見連続人喰い熊事件」中山茂大 『神々の復讐 人喰いヒグマたちの北海道開拓史』(講談社) 「星野道夫の死」スティーヴン・ヘレロ 『ベア・アタックス2』(北海道大学出版会) 巻末随筆 澤村伊智
  • 外国人患者―医療ツーリズムと日本の現実―(新潮新書)

    外国人患者―医療ツーリズムと日本の現実―(新潮新書)

    深刻化する医薬品不足、経営難と求人難で相次ぐ診療科の閉鎖、急増する病院の倒産――いま、日本の病院診療を取りまく状況はかつてないほど危機的だ。それでも希望はある、と著者は言う。それが「医療ツーリズム」だ。なぜ外国人患者の医療インバウンドが日本の医療を救うのか? 患者の周囲に見え隠れするブローカーとは? 世界に知られた健康保険制度は大丈夫なのか? 国際診療の現場から現役医師が鋭く問う!
  • 車いすとハイヒール ~脳性麻痺の双子とおかんの暮らしは山あり谷あり笑いあり~

    車いすとハイヒール ~脳性麻痺の双子とおかんの暮らしは山あり谷あり笑いあり~

    生きる力が湧いてくる七転八起の子育て記! 2023年12月にメジャーデビューした車いすシンガーの関本泰輝さんの母、関本里絵さんの初の著書。 20代で結婚、そして妊娠。男の子の双子(紘輝さん・泰輝さん)を出産後、彼らに脳性麻痺があることがわかります。 障がいを抱えた息子たちと自分の3人家族で、どうやって生きていけばいいのか・・・。 悩み、戸惑い、そしてもがく「おかん」の姿と双子君たちのやりとりは、 ときに過激(!)、ときにほっこり、そして最後はうるっと涙・・・。 問題は山積み、でも、とにかく前へと突き進む、 ノンストップ、ジェットコースター人生のはじまりです! ※この作品にはカラーが含まれます。 (底本 2026年5月発売作品)
  • 明治の出版革命 書店界の風雲児「兎屋」の興亡

    明治の出版革命 書店界の風雲児「兎屋」の興亡

    嘘も誠も、売るための武器。自称「天狗」店主が仕掛けた空前絶後のメディア・ジャック 明治10年代、旧来の出版秩序を根底から揺るがした男がいた。「兎屋」店主・望月誠。新聞を最強の武器に変え、虚実入り混じる「あざとい宣伝」と価格破壊を武器に、読者を熱狂へと誘う。望月が手掛けた出版物や、現代の視点からも驚愕を禁じ得ない、えげつなくも魅力的な広告史料を徹底調査。江戸風情を残す出版界が、近代的な大衆市場へと変貌を遂げる瞬間の生々しいリアルを描き出す。人心を煽る熱狂の正体を暴き出す、異色の出版文化史。
  • 減量の科学

    減量の科学

    根性論や「〇〇だけダイエット」のような流行りに左右されやすいダイエット界隈において、「科学的に裏付けられた減量法」を提示するのが本書の目的。「内臓脂肪を見える化」、「食べる順番の新常識」、「食行動質問票」、「腸内フローラと減量の関係」や話題の「時間栄養学」や「低FODMAP食」など、最新かつ科学的なトピックスが満載。迷えるダイエッターたちに救いの手を差し伸べる。さらに、昨今耳にする「減量の新薬の真価、GLP-1ダイエット」の真相にも切り込む。長年糖尿病専門医として臨床に関わってきた著者だからこそ書ける、既存のダイエット本とは一線を画す実践本。
  • 戦国日本VSヨーロッパ グローバルヒストリーで読み解く信長・秀吉・家康の対外戦略

    戦国日本VSヨーロッパ グローバルヒストリーで読み解く信長・秀吉・家康の対外戦略

    今、世界各地で「日本の戦国時代」に関する新発見が相次いでいる。実は十六世紀の大航海時代、世界と日本は深く結びつき、歴史の大変動が起きていた。とくに注目されているのが、日本にやってきたキリスト教の宣教師たちの機密文書。彼らの背後には超大国スペインがいた。水面下でうごめく「アジア征服計画」とは? 国内外で激しい駆け引きを繰り広げた信長・秀吉・家康は、未曾有の危機といかに戦ったのか。最新研究を踏まえ、地球規模で歴史を俯瞰するグローバルヒストリーの視点から激動の時代を描き出す!
  • 江夏の遺言
    値引きあり

    江夏の遺言

    人に助けられ、裏切られた俺の人生を遺す。 シーズン最多奪三振記録、オールスター9連続奪三振など不滅の記録を打ち立て、「日本プロ野球史上最高の左腕」と評される江夏豊。 日本シリーズでの「江夏の21球」など、球史に残る名シーンの主人公となった「記憶に残る投手」でもある。 世界の王貞治とのライバル関係、そして豪放な言動で数々のチームで衝突を起こした経歴から「球界のヒール役」としての印象も根強い。 軋轢の末に日本球界と決別してメジャーリーグに挑戦し、引退後は「過ち」を起こし、自戒と再起の日々を過ごした──。 野球人として、人間として波瀾万丈の人生を歩んだ江夏氏は、本書の発売日(5月15日)に78歳を迎える。 今まで言わずにいたこと、今だから言えること、今こそ言いたいこと──感謝と後悔の思いのすべてをさらけ出した。 江夏氏は本書をこう結ぶ。 〈いろいろあったが、周りの方々から支えられたおかげで今がある。感謝しかない。本当に、人に恵まれた人生だった〉 記録と記憶に残る名投手の決意の言葉は、最初から最後まで、読んだ者の心に突き刺さる。 巻末には特別寄稿「王貞治から江夏豊へ」を収録! (底本 2026年5月発売作品)
  • いろいろ色のはじまり

    いろいろ色のはじまり

    摩訶不思議な色のお話。化学者で鉱物を愛する著者の田中さんが、石や貝、草花から色をつくりながら、大昔の色、そして今の色までをご案内。私たちが便利につかう、色鉛筆や絵の具、マーカー、染料を手にするまで。それは、知られざる化学の歩み、歴史でもありました。*付録一枚絵 特製<幻の色たちポスター>つき。月刊誌から6色追加の豪華版です。ミイラの茶色、毒の緑に宝石の青など全70色。

    試し読み

    フォロー
  • 命を選ぶ 遺伝病の運命に抗ったある女性の物語

    命を選ぶ 遺伝病の運命に抗ったある女性の物語

    命と引き換えに視力を失うのか 苦悩の連鎖を断つ唯一の方法は『着床前診断』 だが…… 命と引き換えに視力を失う残酷な遺伝病「網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)」。 苦悩の連鎖を断つ唯一の方法は『着床前診断』。 が、それはなぜか日本ではできないのだった。 野口麻衣子は我が子とともに 顔と名前をさらしてその理不尽を世に問うことにした。 1970年代に隆盛を極めた「青い芝の会」。 1999年に神奈川県立こども医療センターで生まれた重度のダウン症の女の子。 障害者と遺伝病患者、決して交わらないと思われた その苦悩と相剋の歴史に、架け橋はかかるのか? その苦悩と相剋、超克の歴史を描く人間ドラマ
  • 白球は海を渡る ――台湾の中の日本野球

    白球は海を渡る ――台湾の中の日本野球

    継承されるサムライ野球スピリット 日台100年の絆に迫る 郭源治、呂明賜、大豊泰昭、郭泰源、荘勝雄。小川宗直、正田樹、高津臣吾、中山裕章、渡辺久信、石井丈裕、榊原良行、中込伸……。 日本から台湾へ、台湾から日本へ 名選手たちの激動の人生とは 頼清徳台湾総統推薦 一九三一年、日本占領下の台湾が沸き立った「事件」があった。夏の甲子園で台湾の学校が初出場ながら準優勝をおさめたのだ。台湾先住民族、漢民族、日本人の混成チームを率いたのは名将・近藤兵太郎。映画にもなったこの実話からおよそ一〇〇年。戦後は、政治的に複雑な関係になってしまった日本と台湾だが、野球を通した絆は健在である。国境を越えた野球人たちの激動の人生を描き出す歴史ノンフィクション。 【目次】 序章 日本野球に台湾棒球が追いついた日 第一章 台湾フィールド・オブ・ドリームス――甲子園の台湾人選手 第二章 台湾の片隅で輝いた野球のDNA 第三章 「国球」への飛躍、王貞治と少年たち 第四章 フォルモサの才能の逆襲 第五章 海を渡ったサムライたち 終章 台湾から夢見る甲子園
  • マイルス・デイヴィスの時代 ~ジャズの帝王とモダン・ジャズの軌跡~
    値引きあり

    マイルス・デイヴィスの時代 ~ジャズの帝王とモダン・ジャズの軌跡~

    帝王マイルスとモダン・ジャズの発展史。 91年にこの世を去るまで約50年にわたってジャズ・シーンを牽引してきたマイルス・デイヴィス。本書では生誕100年を迎える今年、あらためてマイルスの人生を振り返り、その音楽とジャズの歴史を重ねることでマイルスの功績にスポットライトを当てる。 著者は、マイルスに最も多くインタビューをした日本人であり、整形外科医としてマイルス自身から「マイ・ドク」とも呼ばれたジャズ評論家・小川隆夫氏。 本人や共演したミュージシャンへの膨大なインタヴュー、アルバム解説をもとに紐解く、マイルスを中心とした究極の「モダン・ジャズ発展史」とも言える必携の一冊。巻末資料として全132枚におよぶ関連アルバム・データを収録。 (底本 2026年5月発売作品) ※本電子書籍に掲載されている二次元バーコードは、端末の機種やアプリの仕様によっては読み取れない場合があります。その際はURLからアクセスしてください。
  • YOYOKA

    YOYOKA

    シンディ・ローパー、レッド・ツェッペリン、レッチリ、クイーン…… 錚々たるレジェンドたちが賞賛するドラマーYOYOKAと家族の挑戦のリアルを描く、 激動の渡米ノンフィクション! 1歳半でドラムをはじめ、8歳で世界にその才能が発見された。 その可能性を最大限に伸ばし夢を掴むため、父は公務員という安定した職業を手放し、家族4人でアメリカへ移住--- しかし、「天才少女」と世界に称えられる裏側で彼女を待っていたのは、 言葉やビザの壁、お金の問題、そして想定外のトラブルが連続するアメリカでの過酷な日々だった。 伝説のレジェンドたちとの交流から、泥臭い奮闘の記録まで。 その才能はどのように生まれ、なぜ彼女はアメリカで挑戦する道を選んだのか?  出生から現在までをつづる、あまりにリアルで激動の渡米ノンフィクション。
  • 教養としての新宿・歌舞伎町 立ちんぼから半グレまで、裏社会の現在地

    教養としての新宿・歌舞伎町 立ちんぼから半グレまで、裏社会の現在地

    あなたの知っている歌舞伎町は、この街の表層でしかない。 きらびやかなネオン、楽しげな外国人観光客、酔って笑うサラリーマン。 その横で立ちんぼがたたずみ、トー横キッズがたむろし、ヤクザが潜む。 私たちが知るべきは、彼らの背後にある街の深層だ。 なぜ、少女たちは路上に立つのか。 なぜ、若者たちは集まってくるのか。 ヤクザはどこに潜み、半グレとはどう関係するのか。 そして、この街の混沌(カオス)は、一体何なのか。 本書は、徹底した現場取材で歌舞伎町の深層に迫る、新しい形の“教養書”である。 【本書が明かす街の深層】 ■ 路上に立つ少女、トー横に集う若者を生み出す社会の歪み ■「消えたヤクザ」と、凶暴化した半グレの正体 ■ ホストに溺れる女性たちとうごめく欲望の背景 ■ 現役ヤクザが語るキャッチとぼったくりの今 ■【独占・獄中手記】元関東連合・石元太一が明かす「人をヤクザの色に染める」街 ■【独占インタビュー】伝説の右翼・阿形充規が語る、裏社会の掟と「失われた秩序」 ■ 土地は誰のものか? 在日資本とバブル経済、知られざる街の成り立ち これは単なるゴシップ・暴露本ではない。 この街の深淵を覗くと、今の日本が見えてくる。 さあ、ディープな歌舞伎町へ
  • 対話をつくる 分断の時代に言葉を取り戻す

    対話をつくる 分断の時代に言葉を取り戻す

    異なる思考や言葉に触れるとき、対話がはじまる 朝日新聞「論壇時評」、待望の書籍化! 相互不信が深まる現代に、異なる立場といかに向き合うかーー。 ウクライナ戦争、トランプ現象、能登半島地震、裏金問題、生成AIの台頭……激動の時代を縦横に論じた「朝日新聞 論壇時評」2年間の思索をもとに、分断が常態化した世界を複眼的な視座で見据え直す。 第二部には梶原麻衣子氏、三宅香帆氏、三牧聖子氏との対談を収録。「右」と「左」の外側で共通の言葉を探し、「界隈」を超える想像力を掘り起こし、多極化する世界で日本が問われるものを問い直す。 民主主義の根幹が揺らぐいまこそ、対話の可能性を手渡す一冊。 <目次> 第一部 対話をつくる 第1章 揺らぐ世界 第2章 変調の時代 第3章 崩壊と再生 第二部 分断をほどく 「右」と「左」の外側で共通の言葉を探す(対談:梶原麻衣子) 「界隈」を超える 希望は「物語」(対談:三宅香帆) 多極化する世界で日本が問われるもの(対談:三牧聖子)
  • 和歌と漢詩 古典日本語のイメージ

    和歌と漢詩 古典日本語のイメージ

    同じ月でも、万葉の空には暖かく明朗に輝いていたけれども、平安王朝の人びとにとっては孤独な悲哀感を伴う冷たく澄明な光を降りそそぐものだった。 「梅」と「桜」はともに春を代表する花ではあるが、それが表象するものごとには、微妙だが決定的な相違がある。 古典的景物の代表が「雪・月・花」であって、風や雲、雨、もみじや菊などではないのはなぜか。 日本の作品だけを見ていては、日本語のことばが担うイメージにどのような構造的な秩序があるのか、知ることはできない。 なぜなら、古典日本語は、中国大陸からもたらされた多くの文物、とりわけ漢詩文を基盤にして創られたものだったからだ。 奈良・平安びとは、膨大な漢文を書写・訓読・翻訳し、さらに模倣的創作を盛んに行った。 そうして形づくられた「王朝漢文世界」を基盤として、 「和と漢の相互干渉」という平安文学のダイナミズムが生まれ、 古典日本語固有のイメージが形成されたのである。 和歌と漢詩を丹念に見比べ、豊かな古典詩歌の深い森に分け入って、「イメージの文法」を見出す。 日本古典と漢文学の双方を比較「和漢比較研究」に取り組んできた著者がおくる、 古典の世界を深く味わうための、イメージやシンボル、比喩に注目する「読む辞典」。
  • 増補 新橋パラダイス ――駅前名物ビル残日録

    増補 新橋パラダイス ――駅前名物ビル残日録

    サラリーマンの聖地、新橋のランドマークである新橋駅前ビルとニュー新橋ビルには、東京のど真ん中で昭和の懐かしさを色濃く残すディープな飲食店、小売店、マッサージ店がひしめき合う。しかし、駅前再開発計画が進められており、これらを楽しむ時間はそれほど多くは残されていない。ビルで働く人々の証言を多数の写真と共に伝える異色の探訪記であり、東京最後の秘境の記録。 解説 平松洋子
  • エプスタイン文書の衝撃

    エプスタイン文書の衝撃

    性暴力や虐待が記録されたエプスタイン文書について全世界が震撼しています。逮捕された英アンドルー元王子をはじめ関係者にはノルウェー王室、ビル・ゲイツやクリントン元大統領やトランプ大統領など世界の政財界の名前が上がっています。この文書のうち現在300万ページが公開。元NY記者で米国に精通する著者がその中身をわかりやすく解説。
  • 性別違和に生まれて 父と子で綴った23年

    性別違和に生まれて 父と子で綴った23年

    わが子が性別違和を訴えた。 見た目はボブカットの女の子である。 それがいきなり学ランを着て学校に行くということに、私の意識は追いつかなかった。 17歳で乳房を切除。 自分だけが異質であると思い悩み、パニック症を発症した。 居場所を失い、すべてを投げ出そうとしたこともあった。 その時、親と子は何を考えていたのか。 互いの思いを答え合わせのように綴り合い、実子が自分らしさを取り戻すまでの23年間を描いた渾身のルポルタージュ。
  • 届くといいな、くらいで

    届くといいな、くらいで

    その歌声から、涙を流す観客が多いことで知られるシンガーソングライター川崎鷹也。 音楽関係者から「いま日本で一番泣けるアーティスト」と評されることもある川崎の声・表現力に迫った1冊が刊行する。 代表曲「魔法の絨毯」はストリーミング累計再生数が4億回を突破。 今年5月には大阪城ホール、日本武道館のワンマンライブも控えており、彼の歌声を聴きたいというファンが増え続けている。 川崎鷹也の卓越した表現力、声はどのように身についたのか。 本書は川崎本人がすべて書き下ろしたエッセイ。 なぜ自分の声を武器にできたのか。どのように表現力を鍛えていったのか。 自身の半生を振り返りながら、その経験や挫折、努力、テクニックなど初めて語るエピソードを赤裸々に綴った。 書籍では撮り下ろし写真も掲載。 ツアーや作品撮りを共にするフォトグラファー西槇太一が、川崎の世界観を表現している。 川崎鷹也の思いが詰まった1冊をぜひお楽しみください。
  • ゆるふわ天上人と地底人 ~住む世界が違うのに出会ってしまったあの子と私~

    ゆるふわ天上人と地底人 ~住む世界が違うのに出会ってしまったあの子と私~

    格差から希望をえぐり出す満身創痍エッセイ! 「この世には、無数の格差がある。 生まれた瞬間から、いや、生まれる前から。 そして、死ぬその時まで。いや、死んでからも格差はある」(まえがきより) 経済格差、教育格差、見た目格差、体験格差、体力格差、情報格差、所属格差、子持ち格差・・・・・・ 持つものと持たざるもの。強者と弱者。天上人と地底人。 「ないものにされる痛み」の可視化をモットーに、 社会問題からエンタメまで発信する 地方貧困家庭出身のヒオカ氏、4冊目の著書。 著者は大学に進学し、社会に出て様々な世界を“越境”する中で、 世界には持つものと持たざるもの、強者と弱者がいると知る。 地上を見上げる自分はまるで地底人、そして対極にいるのは、天界に住む(ように見える)天上人たち。 著者は子ども時代の「毎日が臨戦モード」の日々から解放されたはずなのに、 今、病院で「深呼吸して」と言われても、できないという。 選べない生い立ちで一生モノの後遺症が残り、 経済的不安が思考を支配する世の中でも、 著者は自分を生きなおし、社会に風穴を開けるのを諦めない。 敷き詰められたあらゆる格差をひとつひとつ取り出し、見つめ、 そこから希望をえぐり出すーー満身創痍エッセイ。
  • マイルス・デイヴィスが語ったすべてのこと ~マイルス・スピークス~
    値引きあり

    マイルス・デイヴィスが語ったすべてのこと ~マイルス・スピークス~

    帝王マイルスとの交流の記録 待望の文庫化! モダン・ジャズのみならず現代の音楽シーンにも大きな影響を与え続けるマイルス・デイヴィス。そんな帝王に、音楽ジャーナリストである小川隆夫氏が初めて会ったのは1985年のことだった。以来、マイルスがこの世を去る91年までの20回近くにおよぶ「会見」を時系列で追ったドキュメンタリーが本書である。 どうやってマイルスと出会い、知遇を得て、その後にどんなことが起こったのか──そのときどきの心情を交えながら綴られるいわば「マイルス会見記」は、読者にとっては、著者がマイルスに接することができた5年間を追体験する一冊となるだろう。文庫化にあたって、巻末に小説家・平野啓一郎氏による解説を付記。
  • 神社建築のカタチ

    神社建築のカタチ

    神社の社殿は、なぜあのカタチをしているのか。 神明造、大社造、住吉造、流造、春日造、八幡造、日吉造、権現造―― 建築形式の違いを読み解くことで、日本人が自然と向き合い、祈りを形作ってきた歴史が見えてくる。 本書は、神社の建築に着目して、日本人の信仰や日本建築の原点を明らかにする、神社建築の入門書です。 鳥居や境内の構成、本殿の形式、日本神話、神仏習合の歴史、匠の技など 神社建築を様々な角度から、図版や写真を交えて丁寧に解説します。 伊勢神宮、出雲大社、春日大社、下鴨神社、厳島神社など全国の神社を取り上げ、「どこを見るべきか」「何が違うのか」が理解できます。 神社建築は、単なる古建築ではなく、自然への敬意と神への祈りが結びつき、日本人の感性をかたちにしてきた空間です。 一見するとシンプルで、どれも似たように見える神社建築ですが、細部に目を向けると、そこには千年以上受け継がれてきた信仰と匠の知恵が刻まれています。 “カタチ”に込められた意味がわかると、見慣れた境内の風景もこれまでとは違って見えるはずです。 著者は東京大学准教授の建築史学者。『奈良で学ぶ 寺院建築入門』(集英社新書)などで古建築の魅力をわかりやすく伝えてきた著者が、今回あらたに神社建築を解説します。 【目次】 はじめに 建物を通して見る神社 第一章 神社建築のはじまり――自然信仰から人工物へ 第二章 境内の構成と諸施設――神へ至る「場」のカタチ 第三章 本殿のカタチ――強い規範と意味 第四章 神社建築と寺院建築――神と仏の交わりのカタチ 第五章 神社を建てる人びと――祈りの空間を生む匠たち 終章 細部に宿るカタチ
  • 五木寛之傑作対談集Ⅰ

    五木寛之傑作対談集

    小説・文芸
    4.5
    1~3巻1,782~1,881円 (税込)
    1970年代から現在まで、五木寛之さんの対談を選りすぐった一冊。様々な人々との対話から、過ぎた時代の面影が浮かび上がる。
  • フットボール・マネー

    フットボール・マネー

    W杯の表彰式でのビシュト姿のメッシ、シティやPSGなどの国家系クラブの登場……現代サッカーの「光」と「闇」に英紙記者が迫る!
  • センセイの一番の本音?

    センセイの一番の本音?

    『センセイ』の正体明かす! 落ちたらタダの人。利益誘導にも汗流す 地方議員として10年以上務める著者が、「センセイ」と呼ばれる議員の実態を赤裸々に語る。世間のイメージとは裏腹に、特権は消滅し金銭的に苦しい。事務所経費や人件費で常に赤字。陳情対応に追われ、一部議員の不祥事の火の粉をかぶって批判される理不尽さにも直面する。4年ごとに洗礼を受ける選挙は「砂漠に水をまく」ような過酷さで、多額の費用と労力がかかる。いつかは政治家という職業が子どもたちの憧れになることを願いつつ、今日も地域のために奔走する──。 著者プロフィール 田村 正志(たむら まさし・ペンネーム) 関西在住の現職地方議員。一介の営業マンから一念発起して国会議員秘書に転身し、政治のイロハを学んだ。2007年の初当選以来、「地域社会・住民のお役に立つために」奮闘努力している。日の当たらない地方議員の悲哀や懐事情を少しでも知ってほしいとの思いで執筆し、第2回「センセイの本音コンテスト」(幻冬舎グループ主催)で大賞を受賞した。世間へ問いかけたい政治テーマは豊富にあり、続編も構想中。

    試し読み

    フォロー
  • 中支戦記

    中支戦記

    これは物語ではない。 一人の将校が記した、戦場の一次記録。 本書は、日中戦争の最前線で何年も戦い抜いた中尉による従軍記録である。中国中部(中支)における高地戦・山岳戦・迂回戦・渡河戦・攻城戦など、次々と訪れる極限の状況と圧倒的な損耗の中で戦い続けてゆく様子を、常に先頭を率いる中隊長の視点で生々しく克明に描写。当時の日本軍の日常や軍紀、生死を分ける一瞬の決断や戦いの機微など、当時の兵士たちの覚悟や息遣いが眼前に迫るように伝わってくる貴重な手記である。翻刻と編集を経て現代に甦った本書が、日本人の歴史認識に新たな視点を提示する。 著者プロフィール 1910年1月1日 熊本県下益城郡(現・宇城市)松橋町(まつばせまち)に生まれる。 1938年5月 銀行に勤めていた折、1回目の赤紙を受けて支那へ出征。負傷後送のため1940年2月に内地送還。同年9月に療養終了とともに招集解除。 1942年2月 再び銀行に勤めていた際、2回目の赤紙を受けて支那へ再度出征。桂林付近まで転戦後、終戦を知らずに数百キロを行軍し、1945年9月に九江で兵器を返却。軍の命令で中国軍の馬事教育に派遣される。その後、旅団職業補導主任を経て、1946年5月に上海から日本に帰還。 戦後、再び会社員を経て生家の「福島金物店」を営む。 1999年3月18日 自宅にて89年の生涯を閉じる。

    試し読み

    フォロー
  • 施設育ちの公邸料理人 語学力ゼロの僕が42歳で海外勤務に挑戦して5ヶ国を渡り歩く

    施設育ちの公邸料理人 語学力ゼロの僕が42歳で海外勤務に挑戦して5ヶ国を渡り歩く

    施設で育った少年が、やがて世界の大使公邸で料理を作ることになる――。 子供の頃の少年は、そんな未来を想像もしていなかった。 料理人になる前にはいくつかの職業も経験した。遠回りをしながらも22歳で料理の道に入り、国内で修行を重ねていく。 そして42歳で初めて海外勤務に挑戦する。語学力はゼロ。それでもシンガポールの日本食レストランで働くことになり、そこから人生は大きく動き始めた。 その後、イタリアの日本食レストランで経験を積み、さらに東ティモール、バーレーン、インド・ムンバイでは大使公邸の料理人として働きながら世界を見てきた。文化も宗教も価値観も異なる国々での経験は、人生観を大きく変えるものだった。 決して順風満帆な人生ではない。それでも、環境や過去が未来を決めるわけではないと私は思う。 語学力ゼロ、42歳からの海外挑戦。 一人の料理人の人生の記録が、誰かが新しい一歩を踏み出す小さな勇気になれば、それ以上の喜びはない。
  • 忘れられた旭日旗

    忘れられた旭日旗

    2026年W杯が開催される。緊迫した東アジア情勢を受けて、サッカースタジアムでの「旭日旗問題」が政治問題として語られることになるかもしれない。  依然としてFIFA(国際サッカー連盟)は、スタジアムでの旭日旗の掲揚を対戦国によって禁止しており、今大会でも同様の措置に出ることが予想されている。 なぜサッカースタジアムで旭日旗は禁止されたのか?  そこには、日本人と中韓のみならず東南アジア諸国の「対日感情」のギャップが存在していた。アジアサッカー連盟や関係者などへの取材を通じて明らかになったことをまとめるとともに、旭日旗がなぜアジアでタブーになっているのかを、アジア各地の戦争の記録のルポと、さらに歴史的な大東亜共栄圏の問題と重ねて検証しながら解説する。 旭日旗問題の源流を広くアジアに探り、遠くインドのインパールから、ミャンマーを超えて、タイそしてマレーシア、シンガポールへ。民主運動に揺れる激動の香港、そして中国、韓国へ。その謎を探ることは、「大東亜共栄圏」が掲げた理念が歴史の中でどのように揺れ動き、そして新しい解釈を生み出してきているのかを探ることでもあった。 2016年に『サッカーと愛国』でミズノスポーツライター賞優秀賞・サッカー本大賞優秀賞を受賞した著者が、揺れ動くアジアのナショナリズムとリベラリズムの葛藤を、旭日旗を通して確かめていくノンフィクション作品。
  • ALSと笑顔で生きる。 声を失った声優の「工夫ファクトリー」

    ALSと笑顔で生きる。 声を失った声優の「工夫ファクトリー」

    「生きればいいじゃん」 意識はあるのに体が動かなくなる難病、ALS。 手が動かなくなったら口に割り箸を加えてキーボードを打った。 トイレに行けなくなったら、オムツを研究した。 妻の言葉で「声を失っても生きる」ことを決めた。 最後は「目で」書いた、60万字の思い。 ニャンちゅうの声を30年つとめた声優が全身で伝えること。 Amazon売れ筋ランキング「終末期医療」ジャンル1位(2026年3月2日ほか) Amazon売れ筋ランキング「医療」ジャンル1位(2026年3月2日ほか) ~できなくなったら、工夫すればいい。~ 〇指定難病や要介護認定の申請はお早めに! 〇「治療法がない=今が一番元気」。やりたいことをやる! 〇手が使えなくなっても、口がある。 〇右手の親指が動かなくなっても、左手の親指がある。 〇視線入力などのトレーニングもお早目に。 〇マウスの設定を変えるだけでできることが増える。 〇寝返りが打てなかったら、脳をダマせ。 〇夜中に水が飲みたい、テレビを見たい…を諦めない。 〇オムツは自分に合うものを試しまくれ! 〇寝たきりにとって「数センチ」は大きい。 〇動けないからこそ、触角を鈍らせない。 〇呼吸器は「身を任せる」と最強。 〇「笑いを取る」チャンスを見逃すな! Eテレで人気のキャラクター「ニャンちゅう」の声を30年以上つとめ、「ちびまる子ちゃん」など多くのアニメや舞台で活躍してきた声優の津久井教生さん。 2019年突然転んだことから異変を感じ、半年間の検査入院ののち、感覚はあるままに体が動かなくなっていく難病「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」と告知をされました。 本作は、体が動けなくなっていく「ALS」という難病に罹患した声優が、一文字ずつ綴った「闘病日記」。「介護をされる人の本音」や、胃ろう造設や気管切開をした人の感触を赤裸々に綴る貴重な体験談でもあり、「声優」として多くの学校で講師もつとめてきた津久井さんが残したい「声の出し方指南書」でもあります。 特筆すべきなのは、津久井さんが絶望しながらも笑いとユーモアを忘れないということ。 できなくなったら、全力で工夫をし続けるということ。 残酷な難病でありながら、「諦めずに全力で、そして今を笑って生きる」活力の源は、妻の雅子さんの存在なのです。 告知のときにも「あなたって、こういう節目節目で派手な事やるよね」と笑いあったふたりのやり取りも多くを教えてくれるのです。
  • オウム真理教の子どもたち 知られざる30年(集英社インターナショナル)

    オウム真理教の子どもたち 知られざる30年(集英社インターナショナル)

    1995年にオウム真理教が起こした地下鉄サリン事件の後、山梨県旧・上九一色村の教団施設から信者の子ども53人が保護された。親から離され、悪臭が漂う第10サティアンで生活していた子どもたちは、あれからどんな人生を歩んだのか。今の日常生活にもカルトの教義や修行の記憶が影を落としているのか――。子どもが保護された山梨県の児童相談所の記録2800点を入手し、大人になった当事者たちに会いに行くと、「オウムの子」の苦難の30年が浮かび上がってきた。
  • 15歳が選んだ世界 大切にしたのは好きな気持ち ギターデュオ徳永兄弟

    15歳が選んだ世界 大切にしたのは好きな気持ち ギターデュオ徳永兄弟

    フラメンコギターデュオ「徳永兄弟」を15歳でスペインへ送り出した家族が綴る、子育てと成長の実話 著者の小島正子さんは、新潟市在住のフラメンコ舞踊家で、世界で活躍するフラメンコギターデュオ徳永兄弟の母親です。徳永兄弟は中学卒業後、日本の高校には進学せず、フラメンコギターを学ぶため15歳でスペインへ渡りました。 本書では、兄弟の誕生から幼少期、思春期の進路選択、スペインでの学びと成長、そしてギターデュオとしてメジャーデビューを果たすまでを、家族がどのように支え、生きる道を見つけていったのかを綴っています。 踊り手として、働く母親として自らの価値観を持ちながら、二人の子どもたちの心と正面から向き合ってきたことが、それまで家族の中にも、既成の価値観にもなかった、新しい未来を引き寄せていく様子が、生き生きと描かれています。 また、兄弟の父親であり、ギタリストの徳永武昭さんが子どもたちにギターを教える際に英才教育ではなく「彼らと一緒にギターを弾けるのが楽しくて、プロのギタリストにするために教えていたわけではありません」と振り返っているのも、徳永ファミリーののびやかで、自然体な子育てを象徴しています。 【目次】 Part 1 兄弟誕生 予定日ぴったりに生まれた二人 同じ親から生まれても顔も性格も異なる兄弟 Part 2 幼少期 ヒーローごっこと絵本の読み聞かせ 五歳、三歳で初スペインへ Part 3 小学校時代 親が機転を利かせる/初めてのギターレッスン 兄弟仲が良いのはなぜ?/母・正子、フラメンコへの道 もう一人の師匠/子どもでも本番をたくさん経験させる ゲームと学習塾には頼らない Part 4 中学校時代 親の小言は効力なし/楽器をする子はぐれない 卓球専門誌をボロボロになるまで読みあさり 行きたい高校なんてない/進路を決めるためには レールを降りて自分の道へ Part 5 十五歳でスペインへ 不安でいっぱい でも手を離そう/ホームステイから友人との共同生活へ 努力は裏切らない/なりたい自分をイメージする Part 6 帰国、日本での本格的活動へ キャラバン活動とアルバム制作/コロナ禍を経て 大人になった子どもたちと良い関係でい続けるために 【著者】 小島正子 1964年生まれ。4歳より五十嵐瑠美子洋舞踊研究所にてモダンダンス・バレエを学ぶ。高校卒業後、ダンスの道を志し上京、日本女子体育短期大学舞踊科に進学し、舞踊全般を学びフラメンコと出会う。卒業後、新潟市にてフラメンコ舞踊の指導を始める。1988年より数度スペインへ渡り、ホセ・ガルバンに師事。新潟でのフラメンコ浸透を志し、県内各地に教室を開設。現在、後進の育成に力を注ぎながら、舞踊家として様々な舞台、イベント、ライブ等に出演。
  • 和食のミライ 食文化と地域を守る

    和食のミライ 食文化と地域を守る

    世界無形文化遺産に登録された「和食」は,海外でも気軽に食べられるようになり,その一方,和食を目的に来日する観光客も増えている.そんな和食の魅力を,歴史や文化をふまえて伝えるとともに,その足元に広がる問題を丁寧に掬いあげて考察する.「和食」を未来につなげていくために,いま何をすべきかを展望する一冊.

    試し読み

    フォロー
  • 家に帰ったらクマがいた

    家に帰ったらクマがいた

    ある日家の玄関を開けると、黒くて大きな影が潜んでいた。「おいっ」と声をかけると、クマは私の脇腹をかすって逃げた――。著者はこれまで3000回以上クマに遭遇し、9回襲われ、何とか生還してきた。振り返ると目の前にクマがいたこともあれば、クマと一緒に寝たこともある。人間とクマとの共生は可能なのか。研究を50年以上続ける日本一のクマ研究家が綴る、数奇な科学ノンフィクション。「駆除するべきか、人間が喰われるか」という二元論を超える ●クマが頭上から襲ってきた ●端正な顔立ちのイケメングマ ●クマのペニスボーンの長さ ●クマと一緒に眠ってみた ●山でクマの死体が見つからない理由 ●命がけで子を守る母グマの覚悟 〈目次〉●第1章:クマの知られざる習性 ●第2章:クマの襲撃、格闘 ●第3章:こんな見た目のクマもいる ●第4章:ちょっと汚いクマの話 ●第5章:クマのありのままの姿 ●第6章:クマチャレンジ ●第7章:クマの死と祈り ●第8章:樹木とクマ ●第9章:食べ物とクマ ●終章:クマの家族
  • 冬の蕾 ベアテ・シロタと女性の権利

    冬の蕾 ベアテ・シロタと女性の権利

    想像してみてください.個人よりも家や家族が重んじられ,女性はつねに男性に従い,選挙権もなかった時代を.敗戦によって,そうした冬の時代に憲法の男女平等条項という一つの「蕾」がもたらされました.本書は,この条項を起草したベアテ・シロタの生涯をたどる名作漫画です.現代日本を生きる女性たちを描いた三つの短篇を併せて収録します.(解説:田嶋陽子)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • 彼らの犯罪

    彼らの犯罪

    人間はどこまで残酷になりうるのだろうか.凄惨な強姦殺人とその根底にある女性差別,カルトのマインドコントロール,家庭内暴力と息子殺し…….現実に起こった事件に取材し,そこから照射される人間と社会の深淵を描いた傑作短編漫画集.ポストフクシマ,ポストコロナの近未来を描写した新作短編を収録.(解説=鈴木朋絵)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • 冤罪の戦後史 刑事裁判の現風景を歩く

    冤罪の戦後史 刑事裁判の現風景を歩く

    何十年という長い時間,無実を叫び続けてきた人たちの声をジャーナリストが丁寧に聞きながら,なぜ冤罪が起きるのかを問う.帝銀事件,狭山事件,名張毒ぶどう酒事件,東電OL事件,足利事件など戦後の著名な17事件を取り上げ,日本の刑事司法の問題点を追及.巻末には冤罪事件年表を付す.

    試し読み

    フォロー
  • 歌舞伎町アンダーグラウンド(新潮文庫)

    歌舞伎町アンダーグラウンド(新潮文庫)

    この街は最高で最低だ――。日本の首都・東京。その中心、新宿にある眠らない街・歌舞伎町。欲望を満たすものが全て揃うこの地には、光と闇が存在する。世間を震撼させた悲劇の裏側、ぼったくりの帝王と呼ばれた男の秘密、美しいキャバクラ譲のリアル、女性を虜にするホストの世界、驚きに満ちたヤクザの生活。濃密に生きる人々を切り取り、日本一有名な歓楽街の核心に迫るディープ・ルポ。

最近チェックした作品からのおすすめ