性別違和に生まれて 父と子で綴った23年

性別違和に生まれて 父と子で綴った23年

小説・文芸
2,200円 (税込)

11pt

3.8

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わが子が性別違和を訴えた。
見た目はボブカットの女の子である。
それがいきなり学ランを着て学校に行くということに、私の意識は追いつかなかった。
17歳で乳房を切除。
自分だけが異質であると思い悩み、パニック症を発症した。
居場所を失い、すべてを投げ出そうとしたこともあった。
その時、親と子は何を考えていたのか。
互いの思いを答え合わせのように綴り合い、実子が自分らしさを取り戻すまでの23年間を描いた渾身のルポルタージュ。

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性別違和に生まれて 父と子で綴った23年 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本書が刊行されて、とても驚いた。松永先生の著作は好きで幾つか読んでいるが、まさか先生の子どもが、性別違和に苦しむ当事者だったとは!

    本書は、その事実を受け入れ親子で歩んできた23年の軌跡であり、現在進行形の生き様を記したものだ。
    やはり、自分のアイデンティティに苦しむというのは目を逸らすことが難しく、日々望むと望まざるとに関わらず直面することを余儀なくされる。そこには想像を絶する苦悩があるのだろう。幸いにして、光さんには松永先生とその奥様という、その重い事実を受け止めるのにこれ以上ない懐の深いご家族がいた。それをもってしても、光さんがここまで苦しまなければならないということ自体が、性別違和という症状の重大さを物語っているのだと思う。

    光さんが最後に述べていた「窪んだところにおちても、そこで背筋を伸ばして立つか」「たまにうずくまってしまったとしても、日々を精一杯生きる」ことが「幸福を掴むことにつながる」と、「人生で起きる幸不幸は、自らの手によって変えられる」という言葉が、世の普遍だと私も思う。
    この境地に至った光さんに、最大級の敬意を払いたい。

    0
    2026年10月11日

    Posted by ブクログ

    性別異和を覚えて訴えた娘と、受け入れ見守る両親。作者は医者で、他にも色々著作があるけど、これは自分のことを赤裸々に記録している。自分が感じたこと、娘にも思い出して書いてもらって、両面から、お互いが理解しようとして葛藤しているのが描かれる。 

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    【性別違和に生まれて 父と子で綴った23年】

    娘が性別違和を訴えた。戸惑う父、自分だけが異質であるとパニック症を発症し、全てを投げ出したくなる時もあった子。その時父子は何を考えていたのか。父子の23年間を描いたルポルタージュ。

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    誰かの当たり前は別の誰かの当たり前ではないこと、を改めて感じた。
    自分が悪意なく発言した言葉が誰かを縛り付ける可能性もある。誰も傷付けず暮らすことは出来ないとしても、努力は必要でありその積み重ねにしか誰もが安心できる社会はないと読んで思った。

    0
    2026年06月13日

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