ノンフィクション・ドキュメンタリー - KADOKAWA作品一覧

  • 蟻客 アリと共に生きる虫たち
    NEW
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    ★本書で世界初公開となる新発見も多数★ 「2024年動物学教育賞受賞」昆虫博士のアリ研究15年間の集大成的写真集! 蟻客【読み:ぎ・きゃく】 ――意味:蟻の巣にすむお客さん。蟻とともに生きる生物のこと。たとえばシジミチョウやハネカクシなど。好蟻性生物。 ■アリの巣の中で攻撃をかわし、餌を奪い取る ■アリが発する化学物質を盗聴する ■自らの化学物質でアリの行動を操作する 餌をねだる、かすめる、与えあう、捕食に寄生、そっくりな擬態… アリが社会をつくる昆虫だからこそ現れた「蟻客」の不思議。 「蟻客」研究で世界をリードする著者陣が、世界中を巡り15年以上かけて収集した、稀少なアリと好蟻性生物300種以上を美麗な写真で解説します。 本書で発表となる新発見や新種(未記載種)、これまでカメラに捉えられてこなかった決定的瞬間が満載。 TBS「クレイジー・ジャーニー」でも一部が紹介された撮影旅の裏側を語るコラムも必読です。
  • 【5冊 合本版】寺田寅彦随筆集
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    寺田寅彦は物理学者としての肩書きをもつ傍ら、絵画や文学に精通し、優れた随筆を多く遺した。「天災は忘れたころにやってくる」という名言をはじめ、独特の語り口で鋭い思想を展開させた。 ※本電子書籍は、寺田寅彦の科学随筆『銀座アルプス』『科学歳時記』『科学と文学』『ピタゴラスと豆』『読書と人生』を1冊にまとめた合本版です。
  • 数寄語り
    4.0
    数寄を追う者、つまりディレッタントは広汎な知的探究を通じて専門をいくつも乗り越えるが、学問共同体の一員ではない。著者が還暦から東大文学部の大学院研究生として過ごした二年間は、大学の追及する学問的専門性と、著者の関心である間口の広いアマチュア性との齟齬が、教授陣を困惑させたという。しかし茶の湯領域「宋・元と平安から元禄」と煎茶領域「明・清と享保以降」を統合することで、相互補完的に一千年の日中それぞれの文化が網羅できる。抹茶と煎茶の数寄を同時にすることで、豊かな世界が広がる、という著者の試みは注目に値する。明の文徴明や祝允明の書と薄茶で絵高麗を取り合わせてみたり、江月の書に古染付茗碗で煎茶を飲むなどの試みは、茶に新風を呼び込める可能性もある。著者所蔵の美術館級名物道具で構成する茶事を通じて現代の数寄を浮かび上がらせる。臨場感あふれる茶事の客は、林屋晴三氏を筆頭に、藤田一照氏、佃一輝氏、樂吉左衛門氏、池田巖氏、千宗屋氏、樂篤人氏という豪華な面々。オール新撮影。
  • 村越弘明 詩・写真集 真夜中の太陽
    5.0
    まさに、「生ける伝説」と呼ぶに相応しい孤高のロッカー、 村越弘明のこれまでの活動を振り返る、 永久保存版の詩・写真集。 THE STREET SLIDERSの歌詞と、村越弘明名義のソロの歌詞、 至高なる作品のなかから厳選した113曲を掲載。 そして、長く村越弘明を追いかけてきた写真家・三浦麻旅子氏が撮影した写真、 40年以上にもわたるキャリアを振り返るロングインタビュー、 全アルバムに関する本人解説も掲載! ●Contents ・LONG INTERVIEW ※約3万字のロングインタビュー。幼少期のこと、音楽との出会い、THE STREET SLIDERS結成から解散までのこと、ソロ活動のこと……。これまで決して語られなかった事実がここに明かされる。 ・LYRICS AND PHOTOGRAPHS ※THE STREET SLIDERS、村越弘明名義のソロ曲から厳選した詩を113曲掲載。写真家・三浦麻旅子氏が1983年から現在まで撮影してきた写真からベストショットをグラビア化。 ・DISCOGRAPHY WITH HARRY’S COMMENT ※THE STREET SLIDERSのアルバム計10枚、村越弘明名義のソロアルバム計7枚、全フルアルバムに関する本人解説。 ●宮本浩次氏推薦コメント 俺の尊敬する、同時に愛してやまない 日本最高のロックボーカリスト“ハリー”こと村越弘明氏。 ハリーの歌詞にはいつも男の弱さ、果敢なさ、 やるせなさがどこまでも凛々しく描かれていて 独特のダンディズムに貫かれています。 俺はそんなハリーの歌が大好きだ! こうして改めてハリーの歌詞の世界にひたる喜びを今、噛みしめています。 ハリーはやっぱりかっこいい。最高だぜ。
  • 証し 日本のキリスト者
    4.3
    なぜ神を信じるのか? 北海道から沖縄、奄美、五島、小笠原までを全国の教会を訪ね、135人の声から浮かび上がった信仰と祈りのかたち。
  • アテンション・エコノミーのジレンマ 〈関心〉を奪い合う世界に未来はあるか
    4.5
    人々の「関心」が価値をもち取引される世界――アテンション・エコノミー。 この情報空間が私たちの自己決定から民主主義の行方までを左右する。 デジタル社会の法秩序論(憲法学)の第一人者がその突破口を探る。 【目次】 第1章 変容する言論空間  対談――メディアに与える影響 新谷学(株式会社文藝春秋取締役・総局長)  対談を終えて ナビゲーションを受ける自由と、ナビゲーションからの自由  対談――コミュニケーションの変容と法(code) 水谷瑛嗣郎(関西大学社会学部准教授)  対談を終えて 情報空間に対する国家の“現れ”という難問 第2章 個人情報と広告  対談――アテンション・エコノミーとプライバシー・個人データ保護 森亮二(弁護士)  対談を終えて 個人データに対する主体性は必要か?  対談――広告ビジネスの行方 馬籠太郎(株式会社電通デジタル)  対談を終えて 「クリエイティブ」は本当にクリエイティブなのか? 第3章 認知の仕組みと自己決定  対談――認知神経科学から見た認知と自由 下條信輔(カリフォルニア工科大学 ボルティモア冠教授)  対談を終えて 「やわらかいクッション」による対抗と「自由」 第4章 生成AIがもたらすもの  対談――生成AIが人に与える影響 栗原聡(慶應義塾大学理工学部教授)  対談を終えて 憲法AIと民主主義 第5章 民主主義の再考  対談――これからの民主主義 結城東輝(弁護士/スマートニュース株式会社)  対談を終えて 「民主主義」の均衡(バランス)を再定義する 第6章 ネット空間の行く末  対談――インターネット文化と思想 木澤佐登志(文筆家・ブロガー)  対談を終えて 私たちが向かう場所、そして憲法――あとがきに代えて
  • PAUL McCARTNEY THE LIFE ポール・マッカートニー ザ・ライフ (角川ebook nf)
    -
    ポール・マッカートニーの了解と、家族や近しい友人らの協力を得て執筆された初のバイオグラフィー。ビートルズ時代から現在に至るまで、半世紀分のポピュラー音楽と文化を見事なまでに想起させる本書は、長らく誤解されてきた天才の人生を如実に描き出している。幻に終わった来日公演やヘザー・ミルズとの離婚騒動など、陰の面もためらうことなく描くファン必携の一冊。 ビートルズの解散から40年以上たった今でもその人気は衰えず、彼らの出身地であるリバプール市内では青色のミニバスが観光客を乗せてビートルズ所縁の地を巡っている。4人組の中でもハンサムで甘い歌声が人気であったポール・マッカートニー。ビートルズはもちろん、ポールの人生や歌をより深く知るのに、恰好の一冊となるはずだ。 20世紀のポップ・ミュージックの巨人、ポール・マッカートニーが初めて認めたバイオグラフィー。新たな真実も含まれ、全83万字超・700ページ超(32ページの口絵も収録)の究極の一冊。 ※本書は2017年2月25日に配信を開始した単行本「PAUL McCARTNEY THE LIFE ポール・マッカートニー ザ・ライフ」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • プランタ・サピエンス 知的生命体としての植物
    4.0
    植物が「下等生物」などではなく、「知的生命体」だと知ったら、あなたの世界の見方は一変するだろう。 植物が驚くほど高い知性を持ち、自分が置かれた状況を把握して、未来を予測し、他の生物とコミュニケーションすら取っていると知ったら――どうだろうか? 気味が悪い? 伐採したり、食べたりするのが可哀想? 人間は彼らとどう付き合うか考え直すべき……? そうしたすべての反応を引き出し、考えるヒントを提供するのが本書、『プランタ・サピエンス 知的生命体としての植物』だ。 世界で唯一植物の知性を専門に研究する「MINT研究所(ミニマル・インテリジェンス・ラボ)」の代表研究者、科学哲学教授の著者が描き出す植物の知性についての先端研究内容は、ページごとに私たちを驚かせる。植物研究の成果にとどまらず、植物を他の動物やコンピュータ、人間の脳構造などと比較することで、植物のイメージを「声なき背景である下等生物」から「プランタ・サピエンス(賢い植物)」に引き上げていく。 植物は脳を持たず、人間や動物のように動き回ることもできないが、人間とは異なる驚くべき内面世界があることが今、明らかになりつつある。 植物は計画を立て、学習し、仲間を認識し、リスクを評価し、決断を下すことができる。そして本書の導入部分で明らかにされているように、植物を「眠らせる」こともできる。 我々が思うよりもはるかに、植物は活発に、規則正しく、そして「知的に」生きているのだ。 人間が「動物中心主義」の古い考えを脱し、本当の意味で持続可能な社会を実現するために、植物という「知的生命体」を見直し、理解し、協力関係を築くことを大胆に提案した本書は、人類にとって初めての「教養としての植物本」である。
  • 風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年
    3.8
    伝説的日本語ロックバンド”はっぴいえんど”のメンバーとして活動した後、日本を代表する作詞家となった松本隆50年の軌跡を追う評伝。太田裕美「木綿のハンカチーフ」、大瀧詠一「君は天然色」、松田聖子「赤いスイートピー」、寺尾聰「ルビーの指環」、KinKi Kids「硝子の少年」――。抒情性と物語性に富んだ歌詞で数々のメガヒット曲を生み出した松本隆。シングル曲よりアルバムのコンセプトを重視した作詞など新しい手法を用いたほか、シューベルトの楽曲や「古事記」をもとに作詞をおこなったこともあった。大瀧詠一、筒美京平、松田聖子らとの知られざるエピソードを含め、その挑戦の日々を松本隆本人へのインタビューと証言者たちの言葉から描き、不世出の作詞家の本質に迫る。
  • 市川雷蔵と勝新太郎
    4.0
    市川雷蔵と勝新太郎ともに一九五〇年代から六〇年代にかけて、大映、いや日本映画界を支えた俳優である。 歌舞伎から映画へ移った俳優たちはみな、世襲と門閥で配役が決まる歌舞伎の世界ではいい役につけず、映画という新天地を目指した。そして雷蔵の死と大映の倒産で「時代劇映画の時代」はとりあえず終わり、残った時代劇スターたちの活躍の場もテレビへ移行した。雷蔵と勝は、歌舞伎から映画へ移り成功した最後の世代だった。 はじめに 前史 第一部 関西歌舞伎の凋落  第一章 脇役の子 一九三一年~一九五一年  第二章 歌舞伎役者・市川雷蔵 一九五二年~一九五四年 第二部 長谷川一夫を追う者たち 一九五四年~一九六二年  第一章 注目されないデビュー 一九五四年  第二章 雷蔵の飛躍 一九五五年  第三章 量産時代の始まり 一九五六年  第四章 開く差 一九五七年  第五章 日本人が最も多く映画を見た年 一九五八年  第六章 忍び寄るテレビ 一九五九年  第七章 それぞれの転機 一九六〇年  第八章 悪名 一九六一年   第九章 座頭市と忍びの者 一九六二年  第三部 両雄並び立つ 一九六三年~一九七一年  第一章 カツライス時代の幕開け 一九六三年  第二章 新しい取り組み 一九六四年  第三章 第三のシリーズ「若親分」「兵隊やくざ」 一九六五年  第四章 第四のシリーズ「陸軍中野学校」「酔いどれ博士」 一九六六年  第五章 勝プロ創立 一九六七年  第六章 雷蔵倒れる 一九六八年  第七章 雷蔵無念 一九六九年  第八章 雷蔵のいない大映 一九六九年~一九七一年 終章 生ける伝説 一九七二年~一九九七年 あとがき 市川雷蔵・勝新太郎・長谷川一夫 出演映画リスト 参考文献
  • ロッキード疑獄 角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス
    4.0
    「われわれがそれ(角栄潰し)をやった」。K長官が漏らした真意とは!? 「自主外交」で角栄はアメリカに潰された。 国際ジャーナリストが15年に及ぶ取材で掴んだ、数多くの決定的新事実!! 田中角栄はなぜ逮捕されたのか? その理由は「角栄の外交」に隠されていた。 アメリカは「日中国交正常化」などの「角栄の外交」をひどく嫌っていたのだ。 その後発覚した、戦後最悪の国際的疑獄となったロッキード事件。そこでアメリカ政府高官は、密かに角栄の訴追を可能にする「ある細工」をした。 外交の対立も、角栄訴追に関わる秘密も、米機密文書には記されていたが、日米の根幹に絡む『巨悪』の深い闇は文書が公開されず、解明されなかった。 本書は「陰謀説」の真偽を徹底検証し、初めて証拠を挙げて解明する! ロッキード事件の全容は、上記のように長らく解明されてこなかった。 結果、数多くの陰謀説が流布する事となる。「誤配説」、「ニクソンの陰謀」、「三木の陰謀」、「資源外交説」、「Kの陰謀」……。 米国立公文書館、ニクソン・フォード各大統領図書館、CIA、日本側資料、日米関係者らを取材・調査。 インテリジェンスの機微を知り尽くした国際ジャーナリストが15年に及ぶ取材から、初めて真の「巨悪」の正体を描き、巨悪の訴追が阻まれた理由に迫る!! なぜ、首相の犯罪は繰り返されるのか? その構造までが浮かび上がる巨弾ノンフィクション――。 【目次】 まえがき 第一部 追い詰められる角栄 第二部 なぜ田中を葬ったのか 第三部 巨悪の正体 あとがき ロッキード事件年表 主要参考文献一覧
  • 死の前、「意識がはっきりする時間」の謎にせまる 「終末期明晰」から読み解く生と死とそのはざま
    4.5
    亡くなる前、まともに話すこともできなかった人が、家族や知人を認識し、思い出や感情を語り出す――生き生きと、まるで「昔のその人」が戻ってきたかのように。 本書は、「終末期明晰」と呼ばれるこの不思議な現象について、科学的な視点から説明を試みる本です。 著者は、『夜と霧』の著作で知られるヴィクトール・フランクルの薫陶を受け、現在ヴィクトール・フランクル研究所所長をつとめる認知科学者、アレクサンダー・バティアーニ博士。 博士がこの現象の研究について発表すると、世界中から大きな反響と膨大な経験談が寄せられました。家族や知人を見送った人、医療・ケア現場で働く人々からの報告です。 調査によると、終末期明晰は、公的に研究されてこなかっただけで、古くからその記述が残っていることもわかりました。 本書は、多くのエピソードや報告書を引きながら、この現象が意味するところ、発生原因や発生条件、またこの現象を紐解くことで生まれる可能性について論を展開します。 認知症やその他の病気により脳に深刻なダメージを負い、だれがだれかもわからず、別人になったかのような人が、なぜ死の前に「帰ってくる」ようなことが起きるのか。 この問いは、多くことを示唆します。たとえば、「脳以外に記憶が保存されている可能性」や、「魂と呼ばれるものの存在について」などです。 生きるとはどういうことか。自己とは何か。人の魂はどこにあるのか。 この真摯で丁寧な研究報告書は、読む人に深い感動を与えます。 原題:Threshold:Terminal Lucidity and the Border of Life and Death 著者:Alexander Batthyany (Batthy「a」nyの「a」にはアクセント記号)
  • 脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還
    4.3
    13歳の少年は密航者としてシベリアに送られた。 彼が故国の地を踏むまでに40年以上が過ぎていた。 敗戦後、ソ連に占領された南樺太。日本に帰ろうとする人、逆に家族との再会を目指し樺太に行く人は密航者とされた他、不当逮捕された人も多い。彼らは如何に生き延びたか? 8年強の取材で明かされる“この国”の秘史。 鉄道員、炭鉱夫、大工、運転手……。敗戦後の南樺太で彼らは突然逮捕された。彼らや密航者は囚人としてラーゲリに連行され、苛酷な労働の刑期が明けてもソ連各地に強制移住させられる。 更に組織も名簿も持たないため引揚げ事業の対象外となり、生き延びるためにソ連国籍を取得すると、日本政府は数百人にのぼるシベリア民間人抑留者を「自己意思残留者」として切り捨てた。 ソ連崩壊後、彼らは“発見”される――。 国がなくとも何者でなくとも生き抜いた男たちとその家族の、格闘と尊厳の軌跡。 【目次】 はじめに 荒野に四七年、名前の漢字だけは覚え続けたーー小関吉雄 序章 もうひとつの抑留史――南樺太から囚人としてシベリアに抑留された民間人 第一章 “幽霊”からの帰還――植木武廣 第二章 “再会”という苦悩、女たちの抑留――木村鉄五郎 第三章 母親は一三年間「戦時死亡宣告」を拒み続けた──佐藤弘 第四章 六六年を経て日露の家族がひとつになった日――結城三好 第五章 一三歳の密航者、カザフスタンで「サムライ」となる──三浦正雄 第六章 たった独りの日本人収容者──伊藤實 第七章 決死の脱走、KGBの監視下に置かれ続けた男――熊谷長谷雄 第八章 受け入れなかった故国、死去二四年後の死亡届――圓子賢次 終章 シベリア民間人抑留者群像 おわりに  シベリア民間人抑留者未帰還者一覧 主要史料・論文・参考文献・映像一覧
  • 賑わいを創出する図書館 開館9ヶ月半で来館者100万人を達成した「みんなの森 ぎふメディアコスモス」の冒険
    5.0
    【大きな環境変化の中にある公共図書館。創造、共創を経てどのような改革がなされ「成功事例」が生み出されたのか、具体的なエピソードと共に明らかにする】 この図書館がなぜ『賑わいのある図書館』の旗を掲げて 動き出して行ったのかをできる限り、 そのプロセスとともに書いたつもりである。(略) 公共図書館は大きな環境変化の中にいる。 非正規雇用職員の増加や指定管理者への委託も目立つ。 中央図書館から始まった改革が 図書館を含めた複合文化施設全体にまで浸透し、 メディアコスモスが、まちや人々との関係性にどのような影響や イメージを与え続けて来たのかについても後半で述べる。 中心市街地の賑わいにどのような役割を図書館が果たせるかは、 これからも全国各地の市町村の大きな課題であり期待でもあるので、 私たちの取り組みが、何かの励ましや役に 立つことができればということは私の願いでもある。(略) では、今も年間130万人もの来館者を数える 賑やかで楽しい図書館は、どうやって生み出されて来たのか。 ものがたりを語り始めて行こう。 (本書「はじめに」より)
  • ネイサン・チェン自伝 ワンジャンプ
    4.5
    北京五輪のフリーで5度の4回転ジャンプを決め金メダルを獲得したネイサン・チェン。 その栄光の裏には、想像を絶する苦悩の日々、家族やチームとの絆があった。 トップスケーターが舞台裏を語り尽くす貴重な回顧録。 プリウスで32万キロ移動しながら技術を高めた2011年/名コーチ・ラフの教え「一歩さがって迂回せよ」/4回転習得と引き換えに悲鳴をあげた股関節/追い詰められた平昌「リンクから出ていきたい」/「タイガー・マザー」の母との葛藤/北京直前のプログラム変更決断……クワドキングが赤裸々に綴る、金メダル獲得までの物語。 [目次] はじめに ベラ・ウォン プロローグ 第1章 はじまりのころ 第2章 スケート生活 第3章 アメリカの希望(ホープ) 第4章 恐怖心 第5章 新たな挑戦 第6章 パンデミック 第7章 支えてくれる人たち 第8章 別の道筋をたどって 第9章 2度めのチャンス エピローグ 謝辞
  • 中国思想の基礎知識
    -
    戦乱期の諸子百家に始まり、儒教を軸として育まれた中国思想は、朱子学、陽明学、清朝考証学といった豊かな展開をみせてゆく。気、道、仁、義、礼、孝、理、性などの重要概念から、経書とその成立、故事成語や処世訓の思想的背景まで、最新研究を踏まえて解説。「日本とは何か」という根源的な問いにつながる思想的影響から、近代文明の危機を乗り越えるヒントまで、私たちの価値観をときほぐす中国思想入門。
  • チョコレート脳髄クラブ
    NEW
    -
    ニディガ後のにゃるらがnoteに書き綴った、ネット文化やオタク趣味、日常の喜怒哀楽。ユーモアと皮肉、時に深い自己省察が交錯し、インターネットの片隅で生きる著者の生々しい思考と感情を映し出すエッセイ集。
  • 「大丈夫」を君に届けたい
    5.0
    GENERATIONS・小森隼、30歳の節目に初の著書! ラジオでの素顔、そのままに――悩むあなたに寄り添う言葉たち。 GENERATIONSのメンバーであり、TOKYOFM「SCHOOL OF LOCK!」でメインパーソナリティとして10代に圧倒的な支持を受ける小森隼。 そんな彼が30歳を迎える2025年、自らの言葉で今を生きる人々に届けたい想いを1冊に込める。 友達との距離感、叶うかどうかわからない夢、家族とのすれ違い、恋のこと、自分自身が嫌いになりそうな夜――。誰もがぶつかる“モヤモヤ”に、同じように悩んできた著者がそっと言葉を添えます。 ラジオでは語りきれなかった本音、ステージとは違う素顔の小森隼が詰まった、写真付きエッセイ。「1人じゃないよ」と伝えてくれる、心の応援本です。 ファンはもちろん、いまちょっと立ち止まっているすべての若者に――。 あなたの“これから”に、やさしく光を灯す1冊。
  • 本の江戸文化講義 蔦屋重三郎と本屋の時代
    4.5
    「本屋」が時代を作った! 大河ドラマ「べらぼう」時代考証者の人気講義。べらぼうな男<蔦重>を生んだ江戸文化、300年の歴史を徹底解明!  ★役人と狂歌師のダブルワーク。天明狂歌の牽引者・大田南畝 ★社長・蔦重、「蔦唐丸」と名乗って自ら広告塔となる ★武家も庶民も読んだベストセラー『経典余師』は大人の参考書 ★顧客ファースト! 貸本屋、大盛況の影に地道な努力あり ★江戸で刊行の『東海道中膝栗毛』が全国で爆売れした理由
  • 乃公出でずんば 渋沢栄一伝
    3.8
    2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公・渋沢栄一。 江戸末期から明治・大正・昭和へ――日本という国がまさに変わろうとした激動の時代を生き、 東京第一銀行(現・みずほ銀行)、東京証券取引所など、今に続くさまざまな企業の礎を築いた。 関わった企業・団体の数は500とも言われるが、 「日本資本主義の父」と称される渋沢の行動力の源は、 幼少期に身に付いた「俺がやらねば誰がやる」の気概にあった。 そして、儲けること・道徳心を持つことの大切さを生涯忘れなかった。 本書では、そんな奇跡のような人生を歩んだ渋沢栄一の生涯に、 白洲次郎、吉田茂、松下幸之助などさまざまな評伝を描いてきた作家・北康利が迫る。 そこには、これまで伝わってきた「日本資本主義の父」という言葉だけでは物足りない、 渋沢栄一のあまたの顔が浮かび上がってくる――。
  • フラッシュ・クラッシュ Flash Crash たった一人で世界株式市場を暴落させた男
    3.3
    ナビンダー・シン・サラオ、通常ナブ。36歳・男性。 両親と一緒にロンドン郊外の小さな家に住み、子ども部屋に設置した 古いコンピュータを使って株の取り引きをしていた。 酒もタバコもやらず、質素な生活を送るこの男が 莫大な富を蓄え、世界の金融システムを崩壊させた──!? 元ブルームバーグ記者が5年の綿密な取材で明らかにした、衝撃の犯人像。 これは、優れた頭脳を持ち、金融システムを補強する「配管」を理解し、規制当局が居眠り運転をしている間に平凡な投資家たちから数十億ドルをかすめ取る、新たな金融エリートが出現した物語だ。 これは、業界が自動化されてロボットが人間に取って代わり、人間が大きな代償を払った物語である。 そして、一人の男が自分に配られたカードを受け入れず、巨大な権威に戦いを挑んだ物語なのだ。
  • 写真民俗学 東西の神々
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 折口信夫に学び、復員後、民俗写真家となって60年。日本はもちろん世界各地をめぐり撮りためた写真は数万カットにおよぶ。世の東西を見渡し、共通点や差異の面白さを写真を通して体感できる、芳賀日出男の集大成!
  • 親が悪い、だけじゃない 虐待経験者たちのREAL VOICE
    4.0
    児童虐待を受けた若者が経験を語る映画「REALVOICE」の監督・山本昌子が、ボランティア活動を通じて向き合い続けてきた若者たちのリアルな声。当事者だから聞ける心の叫びを掬い上げたドキュメンタリー。
  • 高校野球と人権
    3.7
    甲子園から「丸刈り」が消える日―― なぜ髪型を統一するのか なぜ体罰はなくならないのか なぜ自分の意見を言えないのか そのキーワードは「人権」だった 人権の世紀と言われる今、どこまでが許され、どこまでが許されないのか 高校野球で多くのヒット作を持つ中村計氏が、元球児の弁護士に聞いた 日本人に愛される「高校野球」から日本人が苦手な「人権」を考える 知的エンターテインメント 【目次】 はじめに ~人権の手触り~ 第一章 丸刈りと人権 第二章 逃走と人権 第三章 表現と人権 第四章 体罰と人権
  • 凡者の合奏
    4.7
    今日本で最も優しい音楽を奏でる男の人間賛歌――。 誰よりも“普通”だった青年は、誰よりも傷つき悲しみ、そして支えられてきた。 そのすべてがアンサンブルとなり、自分を見つけていく。 「さまざまな人にとっての“sumika(住処)”のような場所になって欲しい」 バンド名の由来にもあるように、sumikaの音楽はとにかく優しく、人への愛にあふれている。 その中心にいる、すべての楽曲の作詞を手掛けるフロントマン・片岡健太。 彼の紡ぐ言葉は、人々に寄り添い、そっと背中を押してくれる。その源はどこから来ているのだろうか。 挫折の連続だった中学時代、愛する人の裏切り、度重なるメンバーの脱退、声を失った原因不明の病etc. 「人との関わりで多くの絶望を味わいました。でもそれ以上に、人との関わりに救われてきた僕は、ようやく“自分”を見つけることができました」と彼は語る。 本書は、そんな片岡健太と、彼と関わる人々との記録を綴った人間賛歌エッセイ。 オール本人書き下ろしに加えて、故郷の川崎市や思い出の地を巡った撮り下ろし写真も多数収録する。 「特別な才能があるわけじゃない」「1人では何もできない」「昔も今も常にあがいている」、 凡者・片岡健太のすべてをさらけ出した一冊。 “自分は何者でもない”と悩む人へ――。 明日からの景色が、ちょっぴり明るく見えるはず。
  • 他がままに生かされて
    4.5
    「きっと、弱い自分を認められるはず」 弱さを強さに変える。毎日を必死に生きる人々にエールを。 ロックバンド・THE ORAL CIGARETTESで、作品の作詞作曲を手掛けるフロントマン、山中拓也。 彼が紡ぐ、人間の本質を表す言葉は、なぜ多くの若者を虜にするのか。そして、いかに生み出されるのか。 生死をさまよった病、愛する人の裏切り、声を失ったポリープ手術、友人の死etc. そこには数多の挫折や失敗があり、周りにはいつも支えてくれた家族や仲間、恩人たちの存在があった。 山中拓也は、これまでもこれからも、他に生かされて我がままに生きていく。 そんな彼の半生や人生観。過去と未来のこと。今の時代に伝えたいことを綴ったエッセイ。 故郷・奈良の思い出の地巡り、ドイツや国内で撮影した作品写真、貴重なレコーディング風景など撮り下ろし写真も多数収録する。 2021年に30歳という節目を迎える、人間・山中拓也のすべてをさらけ出した一冊。 山中拓也の吐く言葉は、何よりも弱くて強い。 【出版社からのコメント】山中さんは多くを語りません。ただ、発する言葉選びは丁寧で重く、心を打ちます。初めて生のライブを見た時は、その迫力に、音に殴られるような感覚を覚えました。ああ、この音と言葉が組み合わさり、多くの人々を虜にしているのだ、と腑に落ちました。純粋に言葉だけを紡いでもらったら、どれだけ純度の高いものが生まれるだろう? 言葉を生業にする者として圧倒的な好奇心を抱き、出版をお願いせずにはいられませんでした。
  • 国家とスポーツ 岡部平太と満洲の夢
    4.0
    日本の近代スポーツの影には、福岡から東京、アメリカ、満洲へ……数奇な人生をたどった岡部平太という人物がいた。幻の東京オリンピック、太平洋戦争を経る激動の日本を切り取り、国とスポーツの関係を描き出す。
  • アストロボール 世界一を成し遂げた新たな戦術
    3.5
    成長志向やひたむきさ、チームの和やリーダシップといった、数値化になじまない「ソフトな情報」を駆使したスカウティング・チームビルディングがアストロズを変えた。 弱小球団が初の世界一を成し遂げるまでの軌跡。 日本語版への序文はプロ注目の評論家・お股ニキ。 <本書には野球のすべてが詰まっている。『マネー・ボール』『ビッグデータベースボール』に次ぐ、アメリカデータ野球の最新版にして最高傑作が本作『アストロボール』である。> <ただし、アストロズがこうした成果を出す過程で、球史に残る汚点を作ったことに触れないわけにはいかない。 2020年1月13日、MLBのコミッショナーは調査結果を発表し、アストロズが2017年のシーズンを通して、および2018年のシーズンの途中まで、電子機器を使用して試合中に相手チームの捕手のサインを盗んでいたと断定した。(中略) チームワークや若手へのアドバイスといった貢献は数値化が難しいものであるが、こうしたこれまで数値化されてこなかった直感的な部分を軸とした独自のスカウティングこそ、本書から学ぶべきビッグデータ時代の人事である。アストロズの躍進は決してサイン盗みだけによるものではない。それはそれ、これはこれとして、チームの功罪は区別して考える必要があるだろう。>
  • 【さり】ではなく【さいり】です。【電子特典付き】
    5.0
    伊藤沙莉、初のフォトエッセイ。 9歳でデビュー。コンプレックスを乗り越えて、いま思うこと。 子役時代からのコンプレックスや、生い立ち、家族のこと、地元のこと、 そしてこれから始まる「女優第2章」について……。 本人書き下ろしのエッセイに加えて、写真もすべて撮り下ろし。 1年の歳月をかけて推敲を重ねて綴った原稿には、 これまで誰にも見せたことがない伊藤沙莉がいます。 子役時代からの全出演作品を一挙公開するフィルモグラフィーも収録。 18年間の膨大な作品群の中から自ら選んだエポックメイキング作品への本人解説も掲載。 <私が私であるのも私になったのも 私の人生に関わってくださった人たちや 見てきたもの、聞いたこと、 そんな色んなのがあってこそだなと。 なので、 そんな色んなのをチョロっとお時間頂いて チラッと盗み見て頂けたら幸いです。 私事ですが、こんなんできました。 感謝を込めて。(本書「はじめに」より)> ◆エッセイテーマ ある女の子の物語/ポンコツ人生/我が母/兄/姉/ 私を作った伊藤家の食卓/うちの伯母の話/声/仲間はずれ/繰り返し観る/スタート etc. ◆フォトテーマ 思い出の稲毛海岸/はじめての乗馬/はじめての陶芸/伊藤家の食卓を再現~はじめての料理撮影/幼なじみの親友とガールズトーク etc. ■電子書籍特典として、本編未収録のアザーカットを1点収録!
  • 若者帝国 好きな人たちと、好きなことに熱狂して働く
    4.0
    従業員の平均年齢が25歳(2025年9月時点)という、まさに「Z世代」ど真ん中のアパレル企業・株式会社yutoriが、混沌とする令和の世に打って出る勝算はどこにあるのか。 彼ら彼女らはどこから来て、少子高齢化待ったなしのこの国で、どのような地平へと向かおうとしているのか――。 アパレルは淘汰が激しい業界のひとつといわれ、多くは中小企業であり軒並み苦戦を強いられているのが実情だ。そのような状況下で業界に新風を巻き起こしている株式会社yutoriは、InstagramやTikTokを中心に、複数のアカウントを使い分けるSNSマーケティングによって認知度とEC売上を拡大し続けてきた。 令和ならではの売り方やマーケティングセンス、卓越したブランディング力は、それ以前の世代には、固定観念から発想できない手法であると同時に、独自の企業戦略が大きな注目を集めている。 しかし、本書はそれらの手法を単に綴ったビジネス書である前に、ひとりの「若者」(著者・片石貴展。通称「ゆとりくん」)の読み手の胸を熱くする、パッションの物語である。 同氏がいま現在進行系で築いている「若者帝国」の全貌とその魅力に迫ることで、片石氏と同世代だけでなく全世代の人間が、みずからの可能性を感じられる「勇気の書」となった。 <CONTENTS> INTRODUCTION ブルージーに生きろ PROLOGUE ハグレモノをツワモノに CHAPTER1 いましかできない「好きなこと」 CHAPTER2 上場前夜 CHAPTER3 yutoriというビジネス CHAPTER4 信じることが真実だ EPILOGUE 好きなことを、ただ好きという
  • 神さまがきっとどうにかしてくれる 成功法則を手放す生き方
    4.0
    2020年までに著書約70冊、累計600万部を売った 元心理カウンセラー「心屋仁之助」が、 名義を「Jin佐伯仁志」に変更し、久しぶりとなる著書を刊行。 「心屋仁之助」としての活動に終止符を打ってからの数年間、 ライブハウスで歌い、オリジナルアルバムを作成するなど、 音楽を中心に活動を行ってきた。 そんな彼が、「もう書くこともない」と思っていた本という表現方法を使い、 なぜ、その想いを伝えたくなったのか――。 ここまでにあった考えの変化や新たな気づきを書き示すと同時に、 人間関係の問題、身体の不調への対策、お金との向き合い方など、 「幸せ」を手にするための思考を288ページにまとめた復活の書。 ●「はじめに」より 知らないうちにできていた善悪の基準、常識やタブーなどが、 いまのあなたの人生を動かしています。 これらを知って少しずつゆるめていけば、人生は確実に変わっていきます。 僕はここを徹底的に見つめることによって、平安な心を取り戻していったのです。 本書を通じて、あなたが楽な気持ちで安心して、 楽しく生きられる力となれば嬉しいです。 ――Jin佐伯仁志 ●目次 はじめに 「なぜ悩んでいるのか」を知ることからはじめる 序章  「心屋」以降の4年半 第1章 「うまくいく」ってどういうこと? 第2章 わたしを縛るのは、わたし 第3章 心身の不調は「個性」 第4章 お金は「感」でできている 第5章 心が風になる おわりに 「神さまに任せておけば大丈夫」って思う理由
  • 8週間語学の旅 水先案内人はずれっちと様々な言語の海へ
    3.5
    見知らぬ言語への大学生の奮闘 13の言語パズルへの挑戦 オーストリアの書店のフロアマップ リトアニアの大通りの店のドアから、言語学習のヒントが得られる。 どんな語学でも、つかみとれるようになるための考え方が詰まった1冊です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 子どもの頃、いろいろな冒険物語に夢中だった記憶は、ありませんか? 主人公になりきって、私たちも旅をした。 宝を手に入れたり、謎をといたり、思いがけない人に出会ったり。 進むにつれて見える景色がどんどん変わり、 そしてたくさん、気持ちが動いた。 自律的な言語学習の時間はそんな体験に重なるんだ ということを、私は信じています。                   ――――「はじめに」より
  • 波乱を愛す
    -
    これまであまり語られてこなかった、 幼少期からデビュー前までのこと。 デビュー作『太陽にほえろ!』、 出世作『スクール☆ウォーズ』のこと。 そして、自身が命を懸けて取り組んだ映画作品や、 人生の“いろは”を教えてくれた名プロデューサー、名優たちのこと……。 膨大な数の作品に役者として出演してきただけでなく、 監督業・プロデュース業にも取りくむなかでは、 多くの困難やトラブルがあった。 その困難やトラブルを跳ね返す力、 決して折れずに挑み続ける強靭な心と肉体、 あきらめない胆力はどのようにして培われたのか――。 そんな男の胸中にある、 死ぬ瞬間まで自分の意思を貫く生き方論。 <目次> はじめに 左脳に頼るな、右脳で生きろ! 第1章 波乱の幕開け 第2章 人生の舞台は自分でつくる 第3章 名優たちが教えてくれたこと 第4章 型にハマるな 第5章 逃げるな、戦い続けろ! 第6章 最後まであきらめない おわりに 心のなかにはいつだってチャップリンがいる
  • 限界? 気のせいだよ!
    4.0
    競輪道を貫く不死身の漢が語った、 限界の向こう側にいる最強なる自分に出会う思考――。 48歳にして競輪界のトップレーサーとして活躍する佐藤慎太郎(福島78期)。 2019年には、43歳1カ月という高齢での KEIRINグランプリ制覇を成し遂げるなど、 まさに「中年の星」として競輪界をリードし続けている。 個性的で明るく、ユニークなキャラクターも 多くの競輪ファンを惹きつけてやまない。 「本当に死んでしまうのではないかと思う」と本人が語るほど、 日々のトレーニングは壮絶であり、過酷だ。 そんなトレーニングを続ける理由は、 限界の向こう側にいる「最強の自分」に出会うためである。 アスリート、ビジネスパーソン問わず、 40代、50代にもなれば気力・体力が落ちていき、 少しでも気を緩めれば競争社会から一気にふるい落とされてしまう。 同時に、なにをやっても抗えない「老い」も立ちはだかってくる。 そんななか、数々の偉業を成し遂げてきた著者は、 どのようなマインドを持ち、自らを奮い立たせているのか。 そして、そのマインドを継続させる秘訣はどこにあるのか――。 トップを目指すために必要な思考、 メンタルとフィジカルの限界を超えるための思考を紐解きながら、 「競輪選手・佐藤慎太郎」の本質に迫っていく。 ●Contents はじめに 大台の50代、大台の20億円を目指して 第1章 競輪選手、佐藤慎太郎誕生 第2章 「競輪道」とはなにか 第3章 頂だけを目指して 第4章 心と体に限界はない おわりに 限界の先にある風景
  • アゲもん 破天荒ポテトチップ職人・岩井清吉物語
    3.0
     令和に生きる私たちは、あらゆる企業間競争において、「規模こそ正義」の洗礼を受けてきた。規模はスケールメリットを生み、物の値段を安くし、効率化を促進し、経済を発展させた。結果、小さな存在は小さな存在のままでは存続できなくなった。小は大に呑み込まれ、その大も、より大きな大に呑み込まれる。資本主義の行き着いた先だ。    しかし、小さな存在が小さな存在のまま存続する方法があるということを、岩井清吉は生涯をかけて証明した。壊滅的敗戦から経済大国に成り上がったものの、そこから再び脱落しつつある現在の日本で、清吉の「破天荒な」生き様に視線を向けることには、何かしらの意味を見いだせるものと信じる。  なお、「破天荒」は誤用の多い言葉で、本来の意味は「誰も成し得なかったことを初めてすること」だが、現代においては「豪快で大胆、奔放で型破り」の意味で使用する人があまりにも多いため、それはそれで一定の市民権を得てしまっている。そのような誤解も孕んだイメージの揺らぎ、辞書の正しい定義を越えて人々に与える印象の幅広さも含めて、「破天荒」は岩井清吉という人物に相応わしい形容であるように思う。  地を這う蟻の目から見た、日本人の国民食たるポテトチップスの誕生譚。手触り感のある戦後大衆史。正史に綴られざる口伝の秘話。そして、ひとりの破天荒な菓子職人の物語に、しばしお付き合いいただきたい。 (序章「蟻の目」より) 【目次】 序章 蟻の目 第1章 馬山村 第2章 東京 第3章 チップ屋 第4章 巨人 第5章 ゲリラ 終章 一時
  • まること麻雀の日々 明日からも前向きに
    -
    人気プロ雀士・丸山奏子が、今だから話せる本音を初めて明かす、フォトエッセイ。 北海道で生まれ育った日々、上京して出会った麻雀の世界、ドタバタだった会社員生活、 まさかまさかの大抜擢! Mリーグ赤坂ドリブンズからのドラフト指名、 Mリーガーとしてもがきつづけた4年間、契約終了を告げられて感じたこと、 未来に向けた正直な想い―― 自身の言葉で真摯に語られた「今のまるこのすべて」が、ここにあります。 読めば、いつもまっすぐなまるこの想いが、あなたの日々にエールをくれるはず。 ゆかりの雀荘や、東京・神楽坂の街角での私服ロケ、 プロのスタイリングでスタジオ撮影されたチャーミングなグラビアなど、 まるこの魅力がつまった貴重な撮りおろし写真もたっぷり収録!
  • ゆれる
    4.8
    孤高の天才ミュージシャンの脳内を解く―。 ロックバンド、凛として時雨TK初の書き下ろしエッセイ。 独創的かつ繊細、静と動、狂気的だけど芸術的etc. 多様なイメージが共存しているのが、凛として時雨というバンド。 その源を生み出しているフロントマン・TKが綴る、不完全の哲学。 「永遠に曲が作れないと思っている状況こそが完成」 「完璧主義であるからこそ、満足することはない」 「制作における根本は、“見たことない”“触れたことがない”ものを探す」 「自分の首を絞めていったときに、呼吸の感覚を思い出す」 TKは、20年のキャリアと齢40を経てもなお、悩み、もがき、苦しみ続けている。 作品作りは、毎回自分を一番底まで掘り下げて、 その先にあるものを掴みとってまた何もない状態に戻る。 家族や生い立ち、バンド結成からソロ活動に至るまで、 謎に包まれた人間・TKを解き明かす。 なぜ人は、彼の作る音楽の虜になるのか? その答えが、この本にあります。 ファンのみならず、企画やクリエイティブに携わる人間に読んでほしい一冊です。 ■出版社からのコメント 「バンドの持つ普遍的な世界観は残しつつ、革新性も感じられる」、凛として時雨の音楽を聴いたときに抱いた感想だ。守るべきものを守りながら、新しいものを取り入れる。我々編集者はもちろん、世に出す作品作りをする人間において、これは永遠のテーマではないだろうか。TKさんと接するなかで見えた、誰よりも葛藤し、紆余曲折を繰り返す様。どのように、そしてなぜその思考に至ったのか。ファンのみならず、多くの創作者たちをも魅了する理由とは? 彼のクリエイティブの根源に迫りました。
  • 自分の声をチカラにする
    4.3
    「声を磨けば人生は変わる」。 動画の総再生回数3億回超! 人気歌い手・ウォルピスカーター初著書。 独学で1オクターブ半の音域を拡げた高音のスペシャリストによる、声の仕組みと磨き方を綴ったエッセイです。 ごく普通の男子高校生だった著者は、日々の歌唱練習&動画投稿により自身の声をロートーンからハイトーンに成長させ、人生が大きく好転しました。 「歌唱力が抜群に上がった」「明るくなった」「人と上手にコミュニケーションが取れるようになった」「同じような仲間ができた」etc. 仕事においても、歌い手としての活動だけでなく、CDリリース、ライブ活動、ラジオMCといった「声」を軸とした多彩なビジネスを展開するまでに。 「声」は、人が持つ代表的なコミュニケーションツール。 高い、低いなど個人差はあれど、日常でちょっと意識するだけでも声の伝わり方は変わります。 本書では、声の理論や発声メソッド、ビジネス展開など、ウォルピス流の声の活かし方を紐解きます。 著者が実際に行ったボイトレ方法や、貴重な楽曲制作の裏側なども紹介。 人気歌い手Gero、あらきを交えた特別対談も収録します。 声を生業にしたいクリエイターはもちろん、歌が上手くなりたい人や、人とコミュニケーションを取ることが苦手な人にぴったりな一冊です。 また、本書のカバーイラストは、ウォルピスカーターはもちろん、YOASOBIなどのMVも手掛ける 気鋭のアニメーション作家・イラストレーターの南條沙歩の描き下ろし。 コラムのイラストは、お笑い芸人のイラストが度々SNSでバズり注目を集めるdoccoが担当するなど、 人気クリエイターたちによるイラストも必見です。
  • 四国辺土 幻の草遍路と路地巡礼
    4.2
    辺土(へんど)とは、遍路で生活する者である。 時に放浪者として迫害される彼らに密着取材! 誰も書けなかった「日本最後の聖と賤」たるもう一つの遍路を、5年をかけて描いた唯一無二のルポ! 【辺土(へんど)とは】 草遍路、乞食遍路、プロ遍路、職業遍路、生涯遍路とも呼ばれる。 長い歴史の中、「へんど」はやがて乞食を意味するようになるが、昭和三〇年代までは遍路といえば「へんど」だった。 一方で、八八ヵ所を経文を唱えて回る遍路は、ときに畏敬と畏怖の目で見られた。彼らは聖と賎を同時にそなえる存在だったのだ。 現代の草遍路を探し、共に托鉢修行も著者は行うだけでなく、福田村事件(関東大震災で起きた日本人による日本人虐殺)をはじめ、 路地の歴史もたどりながら5年をかけて遍路を続けた。 最後の聖域の本質を大宅賞作家が抉り出す、類書なき紀行ルポ! 「帰るところもなくなった生活を賭けて、托鉢と接待、野宿だけで何年も何周も巡礼することによって、その人は確実に浄化され昇華されていく。本質的な何かを取り戻すか、もしくは欠けていた何かを得ることができるようになる。  四国遍路で人は変わることも、再生することもできるのだ。私はこの目で、確かにその一例を目撃した」(本文より) 【目次】 第一章 辺土紀行 徳島――高知 第二章 幸月事件 第三章 辺土紀行 高知――愛媛 第四章 托鉢修行 第五章 辺土紀行 松山――香川 第六章 草遍路たち おわりに 参考文献一覧
  • アル・ゴア 未来を語る 世界を動かす6つの要因
    -
    「私たちは2つの時計のことを考える必要がある。毎日の時間を告げる時計と、もっと長い時間の流れを見る時計だ。 だが、私たちは後者を無視しがちである。今の毎日が、数億年という単位の歴史の一部であることを忘れている。」 (本文より) 現在、世界は国や企業などの区別なく相互に影響し合っている。 高度に発達したネットワークは政治的な市民革命をも扇動し、我々の行動は監視されている。 国家予算を超える資産を持つ企業、アフリカの領土を買い占める中国、 地球資源を消費し尽くす人口増加、移民の増加、 デジタル化される生命、出産の倫理的な問題・・・、 世界各地で猛威を振るい、もはや待ったなしの気候変動。 ますます混迷を極めるこの世界において 私たちはどこに向かって進むべきなのか!? 日本の、地球の未来を深く考えるための絶好の手引書。 ※電子版には、紙版未収録の「NOTES / 注記」を収録しています。「NOTES / 注記」内のページ表記は紙版のものです。 アル・ゴア(AL GORE) 元アメリカ合衆国副大統領。米投資顧問会社ジェネレーション・インベストメント・マネジメント社とカレントTV の共同設立者兼会長。アップル社取締役。さらに、非営利団体クライメイト・リアリティプロジェクトを創設し、気候危機の回避に取り組んでいる。93 年1 月、第45 代アメリカ合衆国副大統領に就任し、8 年間務める。著書に『地球の掟』、『不都合な真実』、『理性の奪還』、『私たちの選択』などがある。ドキュメンタリー映画『不都合な真実』は、2007 年に第79 回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞。2007 年にはノーベル平和賞を受賞。
  • 孤高の名家 朝吹家を生きる 仏文学者・朝吹三吉の肖像
    -
    サガンの翻訳で知られる朝吹登水子、鮎川賞詩人・亮二、芥川賞作家・真理子・・。一族に連鎖する美と自由の精神を導いた仏文学者・三吉の生き様と、もう一つの朝吹家の歴史を初めて明かした貴重なノンフィクション!
  • 刻印 満蒙開拓団、黒川村の女性たち
    4.5
    神社の境内には柔らかい笑みをたたえた地蔵菩薩がひっそりとたたずみ、ただ「乙女の碑」とだけ書かれていた。 その建立から数十年、終戦から73年の歳月が経った2018年、いわれを書き記した碑文が建てられた。 戦時下、国策により満洲に渡った岐阜県黒川村の黒川開拓団は、日本の敗戦が色濃くなる中、生きて日本に帰るためにと敵であるソ連に助けを求め、その見返りとして18~22歳の女性たちを差し出すことにした。 身も心も傷を負いながらも、帰国後は差別や偏見にさらされてきたが、女性たちは手を携えて堂々と声を上げ続けた。 そのいきさつが、四千文字でぎっしり刻まれている。 次に生まれるその時は 平和の国に産まれたい  愛を育て慈しみ 花咲く青春綴りたい なぜ「あったこと」は「なかったこと」にされてきたのか。 歴史に残すことが何を生み出すのか――。 2018年に放送されたテレビ番組は大きな反響を呼び、2025年夏、映画化決定。 著者はディレクターとして、映画監督として黒川に足を運び続けた。 共同体が史実を認め、女性たちが尊厳を回復するまでを描くノンフィクション。
  • 幸せを手にできる脳の最適解 ウェルビーイングを実現するレッスン
    -
    脳科学をベースに、多様な個性に合わせた 「ウェルビーイング」の実現を研究する著者は、 子育ての社会化や女性の社会進出、 高齢者の居場所づくりなどを実現させるべく 実際にコミュニティを構築・運営するなど、 「社会全体のウェルビーイング」向上に取り組んでいます。 「VUCA」と呼ばれる先が見通しづらい時代においては、 「お金持ちになる」「出世する」「成功する」といった、 これまでの画一的な「幸せ」のイメージ自体が揺らいでいます。 そもそも「幸せ」は誰しもが願う一方で、 とても掴みどころがない概念でもあり、 「幸せは人それぞれ」だとして主観的に捉えられがちでしょう。 しかし著者は、多様な個人に最適化した 「目標達成」支援システムを研究・開発するなかで、 科学的エビデンスに沿ったかたちで、 「ウェルビーイング」の実現は可能だとします。 本書では、著者自身やその他研究成果をわかりやすく噛み砕きながら、 「目標を達成する方法」「幸せを引き寄せる生活習慣」 「ストレスやネガティブ思考の手なづけ方」など、 総合的に「幸せを手にできる力」を養える具体的メソッドを紹介。 最先端の研究をもとに、「脳と幸せの最適解」を提示していきます。 <目次> はじめに 幸せの実現のための科学的な方法 序章 幸せは誰だって手に入れることができる 第1章 脳科学が紐解く「幸せ」のメカニズム 第2章 目標達成力を最大限に高める 第3章 幸せを引き寄せる生活習慣 第4章 ストレスとマイナス感情を手なずける 第5章 ウェルビーイングな社会をつくる おわりに 考え方にアプローチして自分に変化を起こす
  • 後悔しない選択
    5.0
    2024年8月に現役を引退した元バレーボール日本代表キャプテン、古賀紗理那の初エッセイ。 16歳にして、日本代表デビューを果たして以来、日本女子バレーボールを代表する選手、日本のエースとして活躍した古賀紗理那。 様々な舞台で活躍してきた古賀紗理那が初めて語る、頭の中のひとつひとつを紐解いた1冊。 選手人生を通して、多くの選択をしてきた彼女が語る「後悔しないための選択」とは? 初めて明かすプライベートな一面にも注目です。 本書は、新たな選択を強いられている全ての人に贈る一冊です。
  • 残り30年ジャーニー 悔いなき人生を歩むための50の教え
    4.0
    40代で安定を手放し、 「自分の役割」を生きる道を選んだ社会起業家が綴る、 未来を切り開く指南書。 先が見通せず、舵取りが難しい現代――。 平均寿命が年々延びていく一方で、 「これからの人生をどう生きていけばいいのか……」と 多くの人が不安を抱きながら生きています。 例えば、30代の会社員であれば、 それはおおよそ定年までの時間であり、 40代であればキャリアの集大成を考えていく時間かもしれません。 50代であれば人生の締めくくりの時間へと入っていき、 60代の人にも70代の人にも、 それぞれに残された時間の意味があるでしょう。 2021年に刊行され大ベストセラーとなった、 『一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』の著者 大住力氏は、44歳のときに株式会社オリエンタルランドを退社。 安定を捨て、「自分の社会的役割」を果たすべく 「Hope&Wish公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を」を設立し、 新たな冒険を開始しました。 まさに、「残り30年」の冒険の最中にあるといえます。 本書では、「残り30年」への冒険に出発するまでの現在地の見つめ直し方、 冒険に必要な地図・武器の探し方、道中でのトラブル対応など、 大住氏が自らの冒険のなかで実践してきた50のメソッドを紹介し、 過去への後悔や未来の不安にとらわれて覚悟が決まらない人を、 「いま、ここ」から、最高の冒険・旅へと導いていきます。
  • 赤誠
    -
    歌い手界のトップランナー“あらき”が綴る ニュートラルな人生哲学。 2023年に活動10周年を迎え、 インターネットを中心に長年歌い手界の最前線で活躍するあらき。 業界屈指の歌唱力、圧倒的なライブパフォーマンス、独自の世界観。 また、多くの歌い手仲間から慕われる彼の人間力は、いかにして形成されたのか。 本書は、これまであまり公開されてこなかった 彼の生き方や表現者としての哲学を綴ったエッセイです。 あらきのことがすべて分かるとともに、 彼のようなクリエイターを目指す方のヒントにもなる一冊です。 また、歌い手仲間のそらるさん、Geroさん、KOOLさん、ウォルピスカーターさん、超学生さんからの寄稿や、 オリジナルレシピ、ファン垂涎の愛猫写真、おすすめ漫画&名言紹介といった特別企画も収録。 故郷・青森で撮り下ろしたグラビアも必見です。 ■出版社からのコメント あらきさんは多くを語らず、表情もほとんど変わりません。何事にも動じず、感情的になることもなく、その様相はまるで仏の如しです。それは、心の奥に誰よりも重くて盤石な軸があるため。だから人はあらきさんと一緒にいると、とても安心した気持ちになるんだと思います。彼の周りに多くの人が集まる所以でしょう。本書では、そんな彼の“ぶれない人間力”を紐解きました。
  • マウント取る人 消す魔法
    3.7
    心の仕組みがわかれば、 「嫌いなあの人」を一瞬で消し去ることができる! YouTubeで話題の心理コーチが明かす、 マウント取る人を消し去る最強メソッド! 「悩みの9割は人間関係」といわれるなか、 「マウンティング」で思い悩む人は後を絶ちません。 例えば、転職理由の上位は、 「ハラスメント」や「上司・先輩・同僚と合わない」 といった理由が多くを占めるなど、 マウンティングをはじめとした人間関係にまつわるストレスは 計り知れないものがあります。 YouTubeで彗星の如く現れた心理コーチとよかわ氏は、 まさに「心の悩みを消し去る無敵のコーチ」。 人間関係の悩みを解消することをテーマに、 生きることが楽になる方法を軽妙なトークで紹介し、 注目を集めています。 本書では、とよかわ氏がシリコンバレーで出会った 認知科学理論をベースにした、 ストレスフリーになれるメソッドを紹介していきます。 マウント行為そのものをこの世からなくすことはできませんが、 ひらりとかわして、相手を遥か彼方に見やり、 ニヤリと笑う方法は存在します。 頭のなかから、「マウント取る人」を消し去ることはできるのです。 あなたのなかには、マウントに負けない力が確実に眠っています! ●Contents はじめに マウント行為はなくならない プロローグ 僕「とよかわ」の人生を変えた心理学 第1章 人間関係が楽になる魔法の杖 第2章 大嫌いな相手がみるみる正体を現す魔法 第3章 マウント取る人消す魔法 第4章 強メンタルを手に入れる「ひとりごと」の魔法 第5章 史上最高に幸運になれる「セルフ予言」の魔法 おわりに 人生のハンドルを握るのはあなた
  • ロールモデルがいない君へ 6ヵ国育ちのナージャが聞くルーツが異なる12人の物語
    4.0
    この本を手にとったあなたは、もしかしたらロールモデルがいない一人かもしれない。 あるいは、大切な人、身近な人がロールモデルがいなくて困っている一人なのかもしれない。 もちろん、どちらでもないけれど、常に新しいことに興味を持っているあなたもウェルカム。 この本は、子どもの頃、あるいは、ティーンエイジャーの頃に、ロールモデルがいなかった12人の ルーツが異なる仲間たちが、自らのライフストーリーをシェアすることで、次の世代にヒントとエールを贈りたい という想いから生まれました。 ソ連(当時)で生まれ、両親の転勤で日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダに転校、 各国の地元校で教育を受けた著者ナージャが、自身と似たような「周りの子や親とはルーツが違う中で育ってきた人」に話を聞き、 今、日本で同じように周りと違うルーツを持つ子どもたちや、そのような子の周りにいる人々へのメッセージをまとめました。
  • 甲子園優勝監督の失敗学
    4.0
    仙台育英・須江航監督も、慶應義塾・森林貴彦監督も、 甲子園を制した誰しもが、忘れられない失敗を経験していた。 そこから何を学び、克服して、日本一まで上り詰めたのか。 初めて明かされる名将の失敗学。 負けたときにしか変わるチャンスはない―― 【目次】 仙台育英  須江 航 監督 慶應義塾  森林貴彦 監督 創志学園  門馬敬治 監督 花咲徳栄  岩井 隆 監督 ENEOS    大久保秀昭 監督(特別インタビュー) 前橋育英  荒井直樹 監督 東洋大姫路 岡田龍生 監督 日大三   小倉全由 前監督
  • 大阪偕星学園キムチ部 素人高校生が漬物で全国制覇した成長の記録
    4.1
    大阪偕星学園に実在する世にも珍しい部活動「キムチ部」。 日本で唯一、いや本場・韓国にも存在しない世界で唯一のユニークなこのクラブが、創部1年でまさかの漬物グランプリを受賞する。 さらにオリジナルメニュー「×(かける)キムチ」が商品化され、人気番組『激レアさんを連れてきた。』にも出演するなど快進撃は続く……。 キムチで人生を変えた「どこにでもいる普通の高校生」たちの奇跡の成長物語。 本書の帯には『激レアさんを連れてきた。』で共演したオードリー・若林正恭氏が推薦文を寄稿。 「青春がキラキラと発光(発酵)してる! オードリー若林正恭」 【目次】 プロローグ 創部1年目での栄光 ―漬物グランプリ学生の部優勝 第一章 目指すは「近大マグロ」! ―起死回生の「キムチ部」発足 第二章 周囲の協力とともに ―キムチ部初年度の記録 第三章 「謎の自信」を持つ部長 ―栗川大輝と楊颯太副部長 第四章 「キムチ部」を作ったキーパーソン ―「夢を見る力」を持つ専務理事 第五章 新たな目標は漬物グランプリ獲得 ―全漬連とは何か? 第六章 希望の光は、大豆ミート! ―漬物グランプリ出品作品決定 第七章 栄冠は、大阪偕星学園キムチ部に! ―漬物グランプリ獲得 第八章 人生を変えた、青春のキムチ部 ―それぞれの成長 エピローグ 「キムチ部」がもたらしたもの ―青春のすべてはキムチに
  • テッペン、獲ろうか。 中卒40歳・年商14億円経営者の失敗から学んだ「成り上がり論」
    3.0
    貧困、低学歴、喧嘩上等。 すべてを曝け出して生きていけ! 貧しい幼少期を過ごし、生きることを見出せなかった10代。 中卒で社会に出た著者・小澤辰矢は、 ガソリンスタンド、ホスト、闇金、建設業と職を転々とする。 運命的に出会った「コンクリート打設」という仕事で、独立起業。 海外からも評価される商品を生み出すなど、 いまでは年商14億円の「小澤総業」のグループを率いるまでになった。 類い稀なる「行動力」で嵐を巻き起こし続けてきた、 イノシシのように猛進してきたこれまでの人生。 異色の経営者がすべてを曝け出した、 「生きる勇気」をもらえる珠玉のノンフィクション。 ●目次 はじめに――地獄の底から見つかった、俺の「テッペン」  第1章 因縁――金がない、なにもない 第2章 覚醒――東京で金を稼ぐ面白さに目覚めて 第3章 船出――ポンプ車1台からのスタート 第4章 絶望――事件の連続に打ちひしがれて 第5章 転換――見つけた、俺にとっての「テッペン」 第6章 躍進――世界を変える壮大な発明 おわりに――巨大な嵐が、世界を変えていく
  • それでも私は介護の仕事を続けていく
    4.0
    デイサービスを我が家の一階に移し、軌道に乗り始めた矢先のコロナ禍。想像以上の困難に直面した約3年、「介護」とはいかなる営みかを現場で問い続けながら見えてきた希望と、新たな「介護民俗学」の形.とは――。
  • 104度目の正直 甲子園優勝旗はいかにして白河の関を越えたか
    5.0
    2022年、仙台育英が東北勢で初めて夏の甲子園を制し、深紅の大優勝旗がついに白河の関を越えた。 太田幸司、田村隆寿、大越基、ダルビッシュ有、菊池雄星、大谷翔平、吉田輝星、佐々木朗希…… 彼らでも成しえなかった東北の夢をいかにして叶えたのか。挑み続けた歴史とともに振り返る。 元・東北球児の著者が60名以上の当事者たちの証言をもとに紡ぎ出す、東北野球の結実。 【目次】 はじめに 1989年8月21日 第一章 秋田 ~草の根の野球熱~ 第二章 宮城 ~竹田利秋の挑戦~ 第三章 東北福祉大の台頭 第四章 青森 ~ミックス~ 第五章 楽天イーグルスの誕生 第六章 福島 ~いわき型総合野球クラブ~ 第七章 山形 ~強攻~ 第八章 岩手 ~心を変える~ 第九章 仙台育英と須江航 おわりに 2022年8月22日
  • 名将前夜 生涯一監督・野村克也の原点
    4.6
    野村はあれだけの大監督でありながら、中学野球でも指揮を執った異色の経歴を持つ。 その名を「港東ムース」という。そして、このチームは途轍もなく強かった。 未だ破られていない伝説の全国4連覇。その裏には、野村と少年たちの濃密な日々があった。 さらに、このチームには古田敦也よりも先に野村の薫陶を受けた一人の捕手がいた。 野村と「0番弟子」の知られざる物語。 [目次] 序章  飾られなかったユニフォーム 第一章 野村克也の下に集いし少年たち 第二章 「ID野球」を少年たちに 第三章 少年たちに伝授する「野村の教え」 第四章 野村克也の胴上げ 第五章 日本野球、世界の頂点に 第六章 「野村監督は、僕のお父さんのような人です」 第七章 スワローズ2連覇、ムース4連覇! 第八章 港東ムース、無念の消滅─ 終章  港東ムースが遺したもの おわりに
  • 架僑 中国を第二の故郷にした日本人
    4.0
    黄河の農村に誕生した71歳インフルエンサー。 中国式漫画ビジネスに挑む漫画家。 定年退職後に語学力ゼロでカレー屋を興した男。 中国在住の大人気ドキュメンタリー監督が全土を駆け回り、中国人の心を震わせた人びとを描くルポ! 中国は雑踏から見るほうが面白い――。 彼らが見た現実。彼らから見える実態。 ■中国テレビ界のスターとなった男 ■中国建国記念パレードで行進した日本人 ■大連で奮闘するシングルマザー ■「妻」でなく「私」を目指した女性起業家 ■「中国版シリコンバレー」に集う挑戦者たち ■中国映像界を駆け上がるドキュメンタリー監督 「我住在這里的理由(私がここに住む理由)」。中国で大人気を博すドキュメンタリー番組で累計再生回数は6億回を超える。 この番組では、2015年より日本に住む中国人と中国に住む日本人、約200人が登場してきた。 本書は特に濃い人を厳選し、カメラをペンに替えて描いたルポである。 巨龍を動かすのは、市井の人びとだ。 【目次】 まえがき 第一章 黄河の農村の七一歳インフルエンサー 農業家・川崎広人 第二章 中国式漫画ビジネスに挑む 漫画家・浅野龍哉 第三章 中国テレビ界のスター 俳優・矢野浩二 第四章 中国建国記念パレードで行進した日本人がいる 安達家  第五章 シングルマザー奮戦記 会社員・松尾梨恵 第六章 「歌舞伎町の案内人」から「政治家」へ  事業家・李小牧 第七章 富裕層が見た中国社会 起業家・星本祐佳 第八章 挑戦者は「中国版シリコンバレー」に集う  ビジネスマンの群像 第九章 武漢でカレー屋を興した老人  店主・嶋田孝治 終 章 中国映像界を駆け上がる  ドキュメンタリー監督・竹内亮
  • 英語が出来ません
    3.7
    なんでこうなの? ニッポンの英語。“英語忍者”の名物記者が禁断の問い投げかける。 「だよね~」ポイントがたくさん。探偵に扮した英語忍者がしっかり「犯人」も見つけます。 もちろん、あのお騒がせ英語民間試験もたっぷり話題に……。著者ならではの「つっこみ」芸をご堪能ください! ――阿部公彦(英文学者) 巷にあふれるカタカナ英語、いまや自宅でも習える英会話講座、新刊が絶えない英語学習本、議論され続ける英語教育…… 開国以後、もっとも身近な外国語となり、課題であり続けてきたにもかかわらず、いつまでたっても「出来る」ようにならない、英語に翻弄され続ける不思議さよ――。 自らも辛酸をなめてきた一記者が、学生や教師、国会議員や通訳・翻訳者、自動翻訳の研究者まで、様々な人々業界を30年近くにわたって取材。 そこから見えてきたこととは?「英語が出来ます」といえる日は来るのだろうか……? 渾身のルポ+オピニオン!
  • 家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像
    4.3
    国家に親代わりを求めた男。 法廷で無期懲役に万歳三唱をし、殺人犯なのに刑務所で生存権を主張し続ける犯人・小島一朗。 誰も踏み込まなかったその内面に、異端の写真家が迫る。全真相解明、驚愕の事件ルポ! 犯人はいったい何者なのか? ――――― 【新幹線無差別殺傷事件】 2018年6月9日、走行中の東海道新幹線の車内で男女3人が襲われ、2名が重軽傷、男性が死亡した。「刑務所に入りたい」という動機だったため、一審で無期懲役となった際に小島一朗は法廷で万歳三唱をした。控訴せず20年1月に刑が確定。小島は刑務所内で生存権を主張し続けている。 ――― 2008年以降の無差別殺人事件の犯人は前科前歴なし、両親は揃っており、貧困家庭でもなく友人関係に問題もない、「普通」の者が多い。 だが、「死刑になるため」「刑務所に入るため」と彼らは犯行に及ぶ。 約3年にわたる取材で理解不能な動機、思考を浮き彫りにする驚愕のルポ! 【目次】 序章 鞘――刑務所に入る夢を叶えた男  第一章 心――写真家が人殺しに興味を持つ理由 第二章 偏――歩み寄る難しさ 第三章 記――「むしゃくしゃしてやった、誰でもよかった」の真相 第四章 凶――餓死することを止め、生きる選択をした 第五章 会――アクリル板越しの作り笑顔 第六章 家――浮かび上がる“いい子” 第七章 迷――食い違う家族の言い分 第八章 裁――真実が語られない虚無な裁判 第九章 答――刑務所でしか手に入らないもの 第十章 辿――犯行時のシミュレーションから感じること 最終章 刑――自傷行為を通して得られる愛 あとがき 主要参考文献一覧
  • 天皇家250年の血脈
    3.0
    元々は傍流だった光格天皇から、血脈を絶やすことなくつながる現代の皇室。8代の天皇が250年間で形成したものとは一体何か。近世皇室の歴史をひも解く1冊。
  • 限りなく繊細でワイルドな森の生活
    3.0
    浅間山を遠くに望む、標高1000メートルの森の中に、夏仕様の古い別荘がある。周りには家も人影もない孤立した古家。大切な人たちが50代の若さで次々亡くなっていったショックと病を抱え、失意の底にあった著者は、ここを自分の柩にする覚悟で、60代半ばから10年間、古家に独り隠れ住んだ。友たちへレクイエムを送る静かな日々のはずだったが……、森には可笑しな事件がいっぱい起こるのだった! おびただしい数の猿が侵入してきたり、窓辺に置いたいちごがふと目を離したすきに消えていたり、影猫が現れて原稿を催促したり、やどりぎが大量に届いたり、そして大きい鳥の死。自然界のいのちと共にある喜びに満たされると、人々を恋しく思う気持ちが忽然と湧いてきたーー。80歳を超えた現在地から臨場感あふれるみずみずしい筆致で綴ったレジリエンスエッセイ。写真10点以上。撮影:白川青史。
  • 実像 広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実
    4.0
    聖人(マザーテレサ)にされた母は、「人間」でいたかった。  圧倒的な善行を施す一人の女性。だが、その原点は一切謎に包まれていた。  秘してきた情と業に迫り、偶像を求め、作り、弄ぶ時代を撃つ。 ●「ただいま」「おかえり」を知らずに育った子 ●小学生で覚せい剤を親からうたれた子 ●モヤシを盗んで飢えをしのいだ子 etc. 彼らを救ったマザーテレサと呼ばれる人がいる。 本名よりも「ばっちゃん」の通称で知られる女性、中本忠子。 彼女は広島市にあるアパートを拠点に約四〇年にわたり、非行少年をはじめ、 生きづらさを抱える人たちに無償で手料理を提供し、生活の立て直しを支援し続けてきた。 その圧倒的な善行はメディアに取り上げられ、意に反して急速に聖人化される。 ところが、肝心の活動の動機は一切謎のままだった。 本人、親族、そして「家」に集う人々へ取材を重ね、秘してきた情と業に初めて迫る。 それは、偶像を求め、作り、持ち上げては貶める時代の闇を払うことでもあった! 称賛か嘲笑か。二極化する時代、偶像化された者は、その虚像に囚われ続けなければならないのか!? 渾身のルポルタージュ! 【目次】 序 章 「ばっちゃん」と「中本忠子」――二十五秒のスピーチを聞いて 第一章 基町の家――卵焼きを囲んで 第二章 孤独と空腹――立ち直りのために「立て直す」 第三章 「木に登ったが下りられず」――ドーナツの穴を埋め続けて 第四章 平和都市ヒロシマの足下――人々は見捨てられてきた 第五章 母の背中――息子も里親になった 第六章 ルーツ――お嬢様から母に 第七章 遠いところで――祈りは皿に込められた 終 章 家族――よその子であれ、わが子であれ  あとがき  主要参考文献
  • 憲法についていま私が考えること
    5.0
    特定秘密保護法の強行採決以来、安保関連法、共謀罪の強行採決……加速する改憲問題の行く末は―? 44名の作家が考える、この国のこと、私たちの未来のこと。 【執筆者一覧】 赤川次郎/浅田次郎/あさのあつこ/梓澤和幸/阿刀田高 大城貞俊/太田治子/落合恵子/加賀乙彦/岳真也/金井奈津子 金子兜太/金平茂紀/川村湊/神田松鯉/黒田杏子 玄侑宗久/坂手洋二/佐高信/佐藤アヤ子/下重暁子/志茂田景樹 高野ムツオ/高橋千劔破/谷川俊太郎/田原総一朗/出久根達郎 ドリアン助川/中島京子/中西進/中村敦夫/中村文則/野上暁 馬場あき子/堀武昭/又吉栄喜/松本侑子/三田誠広/盛田隆二 八重洋一郎/山田健太/養老孟司/吉岡忍/若松丈太郎
  • 八九六四 「天安門事件」は再び起きるか
    4.3
    「“その事件”を、口にしてはいけない」 1989年6月4日、中国の“姿”は決められた。 中国、香港、台湾、そして日本。 60名以上を取材し、世界史に刻まれた事件を抉る大型ルポ!! この取材は、今後もう出来ない――。 一九八九年六月四日。変革の夢は戦車の前に砕け散った。 台湾の民主化、東西ドイツの統一、ソ連崩壊の一つの要因ともされた天安門事件。 毎年、六月四日前後の中国では治安警備が従来以上に強化される。スマホ決済の送金ですら「六四」「八九六四」元の金額指定が不可能になるほどだ。 あの時、中国全土で数百万人の若者が民主化の声をあげていた。 世界史に刻まれた運動に携わっていた者、傍観していた者、そして生まれてもいなかった現代の若者は、いま「八九六四」をどう見るのか? 各国を巡り、地べたの労働者に社会の成功者、民主化運動の亡命者に当時のリーダーなど、60人以上を取材した大型ルポ 語り継ぐことを許されない歴史は忘れさられる。これは、天安門の最後の記録といえるだろう。 ●“現代中国”で民主化に目覚めた者たち ●タイに亡命し、逼塞する民主化活動家 ●香港の本土(独立)派、民主派、親中派リーダー ●未だ諦めぬ、当時の有名リーダー ●社会の成功者として“現実”を選んだ者、未だ地べたから“希望”を描く者 etc. 語ってはならない事件を、彼らは語った!!
  • 勝負の分かれ目【上下 合本版】
    5.0
    日本の新聞の部数はこの10年で1000万部減った。ついに日本のメディアにもやってきた変化の波。技術革新によるメディアの変貌をグローバル資本主義の成立とともに書いた本書は、2019年の今日になって再評価が始まっている。若田部昌澄は日銀の副総裁に就任する直前に同書をこう評した。 「日本人にかくも壮大かつ重厚なノンフィクションが書けるのかと驚嘆した。(中略)。市場経済の変化がメディアとジャーナリズムを否応なく変えていく半世紀余りをトップ経営者から現場記者まで、国際的、複眼的、重層的に描き出す」 (若田部昌澄 早稲田大学政治経済学部教授・当時 週刊ダイヤモンド 2017年9月30日号) インターネット以降のこの20年の日本の世界のメディアの変化について記した特別篇「そして『2050年のメディアへ』」を収録した電子版、発売!   プロローグ 第1章  潰れかかった通信社 第2章  取引所とコンピュータ 第3章  黄金郷へ 第4章  国士 第5章  筆剣一如 第6章  同盟解体 第7章  強者連合 第8章  独裁と密告 第9章  退場する将軍 第10章  漂う通貨 第11章  ロイター・モニター 第12章  裏切られた革命 第13章  カジノか、ジャーナリズムか 第14章  進出 第15章  黄金の八〇年代 第16章  森田失脚 第17章  バブル崩壊 第18章  金融からジャーナリズムへ 第19章  兜倶楽部開放 第20章  試練 ほか 解説 外岡秀俊 ※合本版にも、『勝負の分かれ目(下)』に電子書籍版特典として収録した「そして『2050年のメディア』へ」を収録しています。 ※本電子書籍は「勝負の分かれ目(上)」「勝負の分かれ目(下)」の2冊を合わせた合本版です。
  • 格闘ゲーム 全一神話
    3.0
    俺たちにとって、この場所だけが聖域だった。全青春を筐体で燃やしたあの熱。その火種はeスポーツとして燃え盛り、ストリーマーの魂にも着火した。格闘ゲーマーの生き字引・こく兄の視点で紐解く、熱狂の30年。
  • 花宮莉歌 FIRST FAN BOOK
    -
    YouTube チャンネルの登録者数66万以上! 配信者歴15 年&VTuberデビュー1 周年を記念した花宮莉歌の初書籍! 幼少期から配信者にいたるまで、そしてこれからを綴った 大ボリュームの書き下ろしエッセイを特別収録! くわしいプロフィール、イラストや描き下ろしマンガなどのアート集、 配信者・声優からのメッセージなども大公開!
  • 1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日
    5.0
    HKT48時代に「はるっぴ」の愛称でファンに親しまれた兒玉遥は うつ病を患い休業した経験を持つ 「元気な姿に戻れる確率は1割」 医者にそう言われた彼女は、いかにして乗り越えたのか? 2度の休業を経てたどり着いた境地とは? 「デブ」「ブス」「痩せろ」 何年も反省ノートにダメ出しを続けた 真面目すぎて、不器用すぎて 真っ直ぐすぎて生きづらい… …そんな人たちに伝えたい 【目次】 はじめに 双極性障害(躁うつ病)になったアイドル CHAPTER1 アイドルになるまで と なってから CHAPTER2 アイドルと、うつ CHAPTER3 深く潜って、浮上する CHAPTER4 復帰 うつに向き合いながら生きる今 おわりに 生き方に正解も不正解もない
  • ゾンビ化する社会 生きづらい時代をサバイブする
    3.5
    脳科学者である中野信子とメディア・コンテンツの研究者ながらVtuber「ゾンビ先生」としても活躍する岡本健がゾンビというフィルターを通して社会を捉え直した1冊。 中野信子 「岡本先生とのセッションはとにかく毎回楽しくて、議論が発散して思考が拡がっていく喜びを味わいました。制限を受けずに知的遊びができる方に出会うことのできる機会はなかなかありません。対談が終わってしまうのは、なんだかさみしく感じられたものでした。きっとわたしは、あとで本書を何度も読み返して、『あんなことも話したかった、こんなことも話せばよかった』と思うでしょう」 岡本健 「中野信子先生とお話をした後は、いつも頭がアツくなります。(略)対談は三回にわけて行われたのですが、毎回話題がどこに転がるかわからないスリリングな時間であるとともに、『どっちに転がっても面白くなる』という安心感がそこにはありました」 【内容について】 本書では、ホラーエンタメとしてのゾンビ映画の歴史を辿りながら、それがどのように社会を映し出す鏡となってきたのかを考察。ブードゥー教に端を発するゾンビが、科学の力で生み出される存在へと変化し、さらには「走るゾンビ」や「意識を持つゾンビ」が登場する中で、人間の階層社会や個と集団の関係性、そして現代人の「思考停止」や「リセット願望」といった心理が浮き彫りになります。 「ゾンビは、人間社会の歪みを鮮やかに描き出す媒介変数である」と語る二人の知的なセッションは、時に脱線しながらも、人間がなぜ物語を必要とし、変化を求めるのか、そして「終わりなき日常」をどうサバイブしていくのかという根源的な問いへと繋がります。ゾンビを介して、人間と社会の奥深さを探求する一冊です。
  • 素敵なご縁に恵まれて結婚やめました
    -
    『結婚は?』という言葉を浴びながら、男女の結婚相談所に勤務していた著者は、 あることをきっかけに、40代で「ゲイ専用」の婚活所コンサルタントに。 そして自身は「結婚しない」ことを選択する。 それは「結婚ではない形」の幸せに辿り着くことができたから――。 無数の悩みと接した「非婚」の婚活コンサルタントが見つけた「自分らしい幸せ」とは? そして、「幸せな人の共通点」とは? -------------------- (本文抜粋) 「幸せを掴む人」と「幸せを遠ざける人」の違いを事例ごとに考察を重ねた結果、 運のアリナシではなく、職業も年収も容姿すら関係なく、 そこに存在する、あるとてもシンプルな「共通点」を発見したのです。 -------------------- 「他人の人生を生きないこと」、 「運命より現実を見ること」、 「悩み過ぎないこと」…… 読むだけで心が楽になる「自分らしい幸せ」のヒント集。
  • Kamito イラスト+エッセイ集 かつて月に1万円しか稼げなかった配信者
    5.0
    50点以上の公式イラスト・ファンアートをはじめ、これまでの軌跡を綴った長編エッセイも大収録。トナカイト(ヘンディー)とのスペシャル対談も必見!
  • 人脈ゼロ英語力ゼロ 無名のバンドマン、グラミー賞を獲る 途方もない夢の叶え方
    -
    2001年にスリーピースバンドのドラムとして華々しくメジャーデビューした著者は、わずか2年で脱退。オリコンチャートは、公表されるもっとも下であるという300位が最高だった。その後、作曲家としてアニソンやミリオンセラーのグループなどに楽曲提供したり、編曲者として活動していた。2011年ひょんなことから世界の音楽の祭典グラミー賞を見に行って衝撃を受け、「舞台に立つ側として戻ってくる」という決意を固める。 それから12年、Masa Takumi名義でリリースした通算5枚目のアルバム『Sakura』が、第65回グラミー賞最優秀グローバル・ミュージック・アルバムを受賞した。 英語力もゼロ、人脈もゼロ、音楽家としても世界では無名の状態からいかにして受賞にたどり着いたのか。 その戦略を惜しみなく公開する。
  • 慟哭の冠
    4.3
    大阪時代は賞レースを総なめにするも仕事は増えず 東京進出後もM-1準決勝で9回敗退するなど苦汁をなめ続けた その間に妻は家を出ていき生活はどん底に…… 泥まみれのM-1ラストイヤーで栄冠をつかんだ男の、魂の咆哮 【目次】 chapter1 お笑いに勝ち負けはある chapter2 Welcome to hel l Tokyo chapter3 エイエンなんてあるわけない chapter4 慟哭の冠 chapter5 思い立ったが吉日
  • 博士の愛したDT
    4.0
    岡田斗司夫氏「この人は3年以内に天下を獲ると思います」 2019年4月9日、お笑いコンビ・春とヒコーキのぐんぴぃは夜勤明けで新宿の街を歩いていた 日本の童貞・処女率の高さを研究している博士がいるらしく、そのテーマで街頭インタビューを受けた 「バキバキ童貞です」と回答した姿が日本中に拡散され、気づけば新たなネットミームになっていた この無茶苦茶な流れで始まったYouTube「バキ童チャンネル」は登録者数180万人を突破し大人気となった 事の発端となる童貞研究をしていたのはピーター博士。本名:上田ピーター この仇敵となぜか意気投合し、「キモシェアハウス」と呼ばれる魔空間に一緒に住んだ さらにはスウェーデンにも行ったし、オランダもフィリピンも共に旅した 2人は本当に友人なのか、はたまた、あくまで研究者とその対象なのか―― そして「バキ童」という現象は一体なんなのか―― 童貞を研究する博士とそのせいで人生が狂った若手芸人の歪な友情物語
  • 幸せってなんだよ、マジで。
    -
    巷で話題の人気Youtuber まさかまさかの、書籍刊行! 「食べたい、モテたい、お金がほしい」 プライドなんか捨てて、他力本願で生きていこう。 どこまでもピュアに貪欲に、自分の欲だけを満たせば、 幸せのカタチは見えてくる。 「令和の怪物」が現代に放つ、新・幸福論。 (以下、本書より) 幸せの定義なんて人それぞれなのに、 それを深刻に考えてもあまり意味はない。 幸せの定義は自分でつくるものだし、 それを他人と比べても意味がないではないか。 僕はあまりに未完成な人間だ。 でも、自分を信じて、「人でなし」といわれようと、 「わがまま」だといわれようと、 信念だけは曲げずに生きてきた。 どれだけ失敗しても、挫折しても、 みんなにたくさん迷惑をかけても、自分を貫いて生きてきた。 だから、「怪物くん」になることができた。 そして僕はいま、幸せな気分でいっぱいだ。 これは、僕なりの「幸福論」だ。 バカな考えやクズな話に笑ってくれてもいいし、 心の力みが少しでもほどけてくれたらいいなと思う。
  • 異端であれ!
    4.0
    「首都高速4号新宿線に車を走らせると、わたしが西八王子で経営する歯科医院『きぬた歯科』の看板広告が、否応なしに目に入ってくる。どれも巨大でインパクト十分な看板を、かなり目立つ位置に立てているので、見たことがある読者の方もおられるかもしれない。わたし自身、ときどき車で通ることがあるが、夜に走ると、遠くから突如として、まばゆい照明に照らされた派手な造形物が、東京上空に浮かび上がる。それは、わたしの巨大な『顔』だ。(略) 本書で述べるが、わたしの場合、徹頭徹尾、企業戦略として都内250箇所以上に看板広告を設置しているので、たかだか数個程度しか看板広告を立てていない者たちとは、考え方がまったく異なると思っている。看板広告を1、2個立てたところで、大した宣伝効果などない。(略) かつてのわたしなら、いま高速道路沿いにそびえる自分の看板を見て、こう叫ぶだろう。『どうだ、俺は成功したぞ!』と。 だが、いまのわたしは、とてもそんなことを叫ぶ気持ちにはなれない。 毎日、気持ちが晴れないのである。仕事につきものの不安や恐れも、消えることがない。後悔の念と罪悪感に苛さいなまれる日々は、いつまでも終わることなく続いていくかのようだ。わたしは大した家庭環境でも一流大学卒でもなく、強烈な挫折感だけを引きずりながら、これまで働き詰めに働いて生きてきた。そして、今日も憂鬱な気持ちが晴れないまま、ひたすら働いて生きている。 そんなわたしが、人様に語れるような話があるとは思わないが、せめてみなさんの好奇心に応えるためにも、『あのうさん臭い看板の男は何者なのか?』について書いていく」 (本書「はじめに 『わたし』は何者か?」より引用)
  • 年収300万円で心の大富豪
    4.1
    サブスクができた時点で人間平等! 「ブラジルの人聞こえますか~!」のギャグでおなじみ 倹約家でFP資格も持つサバンナ八木真澄が 物価高、低賃金の世を生き抜く最強の術を 心構えから具体案まで余すところなく紹介 大富豪かどうかは自分が決める―― 本書の帯には、出版のきっかけとなった千原ジュニア氏が推薦文を寄稿 「この世には絶対読んだ方が良い本がある。それがコレ。絶対にこれからの貴方を豊かにしてくれる。千原ジュニア」 【目次】 はじめに 第1章 心の持ちよう 第2章 視点を変える 第3章 八木流節約術 第4章 FPとしてのアドバイス 第5章 心の大富豪 おわりに
  • 大谷翔平とホームラン
    -
    年間150試合を解説するMLBジャーナリスト・AKI猪瀬が圧倒的知識と情報量で 「メジャーリーグ×本塁打王」の価値を解き明かす! 日本人、アジア人で初めてMLBでホームラン王を獲得した大谷翔平。偉大なる快挙に世界中が沸いた。 ロサンゼルス・ドジャースに移籍し、打者専任が決まっている2024年シーズンに2年連続戴冠の期待が高まる。 野球の花形であり、ファンをもっとも魅了するホームラン。日本屈指のMLBジャーナリストがその魅力を紐解く。 大谷翔平が2023年に放った全44本はもちろん、歴代名選手も本塁打も徹底解説。 永久保存版の「ホームラン大全」 【目次】 はじめに 日本人初のMLBホームラン王 第1章 2023年シーズン 大谷翔平ホームラン解説 1~22号 第2章 2023年シーズン 大谷翔平ホームラン解説 23~44号 第3章 ホームランの歴史と価値 第4章 ホームランで魅了した男たち 第5章 ホームランに憑りつかれた男たち 第6章 ホームランと年俸の関係性 おわりに 大谷翔平「MLB第2章」の幕開け
  • おいしい話なんてこの世にはない どん底を見たベテラン芸人がいまさら気づいた56のこと
    5.0
    「愛情」と「責任感」をこじらせた男、TKO木本武宏が招いた約7億円の投資トラブル。 絶望の淵に救いの糸を垂らしてくれたのは、心が離れていた相方・木下隆行だった――。 お金、仕事、人間関係……悩みを抱えるすべての人へ。一緒に這い上がれる希望の書。 【目次】 はじめに 第1章 身の程を知る、自分を知る 第2章 不安とどう向き合うか 第3章 成功体験の落とし穴 第4章 世の中とどうやってつき合うか 第5章 生き地獄からどうやって生還するか おわりに
  • 美しく枯れる。
    4.0
    「50代を生きるって、とても大変で、難しい。 それでもオレは、美しく枯れていきたい」 前作『粋な男たち』から約5年半余りのときを経て、 著者・玉袋筋太郎を取り巻く環境は激変した。 2020年、オフィス北野から独立しフリーに。 兄弟弟子である「たけし軍団」から離れ、 「浅草キッド」の相棒である水道橋博士、 師匠であるビートたけしとの距離も遠のいた。 初孫という新しい命に喜びを感じながらも、 母親は認知症を患い施設に入った。 長年連れ添った妻は、ある朝、家から出て行った……。 仕事の人間関係、夫婦仲、家族構成にも変化が訪れる、 波乱万丈な50代――。 「時代遅れ」な昭和の粋芸人が語り尽くした、 悩めるすべての大人たちに捧ぐ、人生後半戦の歩き方。 ●目次 はじめに――50代を迎えて、オレの人生は激変した 第1章 人間関係って大変だよな 第2章 「発酵」した50代の仕事観 第3章 夫婦ってなんだか難しい 第4章 新しい命と消えゆく命とともに 第5章 「人生」のこと、考えてみよっか おわりに――美しく枯れるために
  • 井口ビジョン
    3.0
    プロ野球では日本一、メジャーリーグでは世界一を経験し、ロッテ監督就任後は佐々木朗希らを育てた。 各場面で井口は何を想い、考え、見据えてきたのか。そしてこの先は――。ユニフォームを脱いで初の著書で赤裸々に綴る。 「幻の2試合連続完全試合」で佐々木朗希はなぜ降板したのか?/王貞治、ギーエン両監督から学んだ勝利哲学 電撃トレードの後に掴んだ2度目の世界一/42歳まで戦力でいられた理由/監督辞任を決めたのは最終戦の試合直前…… 【目次】 はじめに 第1章 王道よりも自主性――プロになるまでのビジョン 第2章 挫折と成長で広がった世界――プロ選手としてのビジョン 第3章 環境整備と意識改革――監督としてのビジョン1 第4章 リーグ最下位から目指す常勝軍団――監督としてのビジョン2 第5章 世界王者・日本が果たすべき役割――未来へのビジョン1 第6章 100年先も野球が愛されるように――未来へのビジョン2 おわりに
  • 野球ヲタ、投手コーチになる。 元プロ監督と元生物部学生コーチの京大野球部革命
    4.3
    最下位が定位置の京大野球部に2人の革命児が現れた。 1人は元ソフトバンクホークス投手の鉄道マン・近田怜王。 もう1人は灘高校生物研究部出身の野球ヲタ・三原大知。 さらには、医学部からプロ入りする規格外の男、 公認会計士の資格を持つクセスゴバットマン、 捕手とアンダースロー投手の二刀流など…… 超個性的メンバーが「京大旋風」を巻き起こす! 甲子園スターも野球推薦もゼロの難関大野球部が贈る青春奮闘記。 『下剋上球児』『野球部あるある』シリーズ著者の痛快ノンフィクション。
  • プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生
    5.0
    巨人、西武の投手として19年の現役生活を終え、2022年に引退した内海哲也。 「自称・普通の投手」を支え続けたのは「球は遅いけど本格派」だという矜持だった。 2003年の入団後、圧倒的努力で巨人のエースに上り詰め、 金田正一、鈴木啓示、山本昌……レジェンド左腕に並ぶ連続最多勝の偉業を達成。 6度のリーグ優勝、2度の日本一、09年のWBCでは世界一も経験するなど順調すぎるキャリアを重ねたが、 まさかの人的補償で西武へ移籍。失意の中、ある先輩から掛けられた言葉が内海を奮い立たせていた。 内海は何を想い、マウンドに挑み続けたのか。今初めて明かされる。
  • DJふぉい フォトエッセイ 「#チラ裏」
    -
    日々、SNSやメディアを賑わせているYouTuber・DJ社長率いる5人組グループ「Repezen Foxx」。同グループの中でナンバー1のビジュアルを誇り、男性女性問わず人気を集めているのがDJふぉいだ。YouTubeでは自身の恋愛観や価値観に沿ったストレートな物言いで多くの支持を集め、普通なら彼を避けてしまうような「陰キャ男子」までもが恋愛を相談する不思議な関係性が出来上がっている。カッコイイけど嫌味じゃない、男も憧れるセクシーさは、ふぉいのどんなバックグラウンドや経験によるものなのか。NG一切なしのロングインタビューで、女性観、セックス観まで赤裸々に語り尽くす初のフォトエッセイ。撮り下ろしフォトパートでは、DJふぉいの危険な魅力を存分にパッケージしたスタジオ撮影、「もしふぉいとデートをしたら?」を女性目線で撮り下ろしたifデートロケグラビアも収録。
  • もし、プロのスコアラーがあなたの野球チームにいたら何をやるか?
    3.3
    <アマチュア野球にはデータ分析への「誤解」がある> プロ野球ならいざしらず、アマチュア野球に関していえばデータ分析を取り入れるのが難しいというのも理解できます。まず、そもそも人手が足りません。もちろん、時間もお金もないでしょう。状況的に、データ分析すること自体が難しいのです。「データがあれば有利になるけれど、とてもじゃないが手がつけられない」というのが実情だと推測します。 確かにそのとおりです。後述しますが、わたしはこのなかでも、特にデータ分析を担う人手を確保することについては、もっともハードルが高いと考えています。 その一方、「最初からあきらめるのは、もったいないことではないか?」とも思っています。なかなか一歩目を踏み出すことができない背景には、「そこまでする重要性や必然性はないのでは?」と思ってしまう「誤解」があるからだと見ています。これまでに、わたしがよく耳にしてきたものをいくつか挙げてみましょう。 1、アマチュア野球の多くはリーグ戦ではなくトーナメント方式による一発勝負なので、データを取る意味がそこまでない。 2、データ分析をするには、ひとつの相手に対して複数の試合データを取らなくてはならないので、とてもやりきれない。 3、映像がないとデータは取れない。映像を撮るための道具や設備がない。あるいは、ルール上、映像を撮ることが禁止されている。 4、そもそも、正確なデータを取れない。そういった能力を持った人材がチームにいない。 5、データ分析をして攻略のプランを立てたとしても、そのとおりに選手が動けない。 ざっと、このようなところでしょうか。これらの誤解に対して、本書で一つひとつクリアにしていきます――(第1章より)
  • 夢幻の街 歌舞伎町ホストクラブの50年
    3.4
    「どうせ社会の側の人たちが僕らに理解を示してくれることなんてないでしょう」 これは、生きる場所を求めて歌舞伎町に集まった若者たちの、泡のように淡い夢と重い現実の物語である。 新型コロナの震源地と呼ばれた「夜の街」とは? 新宿歌舞伎町という虚構と真実の入り混じる街で、ホストたちはどんな半世紀をたどってきたのか。ホストブーム、浄化作戦、東日本大震災、愛田武の死、そして新型コロナ……激動の街を描くノンフィクション。
  • 日本の天井 時代を変えた「第一号」の女たち
    4.8
    女たちは、偏見と迷信を破り続けた。 超えたもの、そして未だ超えられぬものとは!? 「女」を追いかけ続ける著者が描く、闘いの時代史。 無数の声なき女性たちの嘆き、悲しみ、憤怒の声が、彼女たちの歩を進めた。 ・女性初の一部上場企業役員となった、高島屋取締役の石原一子。 ・囲碁界で女性初の高段者となった棋士、杉内壽子。 ・男女雇用機会均等法を推し進めた、労働省初代婦人局長の赤松良子。 ・登山家でエベレスト登頂を成し遂げた、田部井淳子。 ・『ベルサイユのばら』で歴史漫画を女性で初めて成功させた、池田理代子。 ・NHKアナウンサーで女性初のアナウンス室長になり、定年まで勤め上げた山根基世。 ・女性初の真打となった、落語家の三遊亭歌る多。 日本にはガラスの、いや鉄か鉛で出来ていた天井があった。 出ること、伸びること、知ることを封じられた女性たちがいた。 その状況に我慢せず、各界の天井を打ち破り、道をつくってきた「第一号」がいる。 そして、彼女たちを後押しした無数の声なき女性たちがいる。 しかし、未だ天井は残る。 大正から昭和、平成、令和へと移ろう中、私たちは何を克服し、何を克服しえていないのか?  女たちの歴史から、この国の姿を浮き彫りにするノンフィクション! 目次 まえがき 第一章 砕き続けたのは、働く女性への偏見 第二章 破ったのは、女性への迷信 第三章 変えたのは、個人では破れない制度 第四章 手にしたかったのは、経験そのもの 第五章 描いたのは、読み捨てられない“文化“ 第六章 追い求めたのは、職業の本質 第七章 望んだのは、優遇ではなく、同等の扱い あとがき 主要参考文献
  • シャブ屋の懺悔 西成密売四十年
    3.5
    前科十二犯、懲役三十年。西成を拠点に「シャブ極道」として知られた元組長は、なぜ薬物の更正支援活動を始めたのか。売人、使用者としてつぶさに見てきた覚せい剤の恐怖。溝口敦氏による序文・対談収録。
  • NO‐NO BOY 日系人強制収容と闘った父の記録
    -
    父の遺品整理中に出てきた古い革の鞄。そこに遺された日記に書かれていたのは、第二次世界大戦中、日系人強制収容所に収容されていた父の姿だった--。  戦時下、「米国への忠誠を示す登録」を拒み、問題人物扱いを受けた人々、「ノーノーボーイ」。彼らは逮捕され、ツールレイク陸軍拘置所に集められた。  亡くなった父親がノーノーボーイだったと知った著者は、「自らの経験や思想を語らない」ノーノーボーイについて、日記を手がかりに調査をはじめる。ノーノーボーイとは、どんな存在だったのか、父はいったいどんな人生を送ってきたのか。  日系人強制収容の研究者や日系4世、当時、実際に収容されていた日系2世などとの出会いを通じて、日本とアメリカを行き来しながら歴史に葬り去られかけていた真実に迫っていく。知られざる「ノーノーボーイ」に迫った衝撃のノンフィクション。 【もくじ】 プロローグ 第1章 砂漠に響く「天皇陛下万歳」の声 第2章 忠誠登録を拒否した父 第3章 私は「日本人」になる 第4章 栄光の442部隊 第5章 陸軍抑留所をたらいまわしにされた父 第6章 終戦とノーノーボーイたちの混乱 第7章 442部隊の勇者が帰ってきた 第8章 日本に帰ったノーノーボーイたち 第9章 市民権回復・謝罪・補償を求めて 第10章 強制収容の歴史を残す 第11章 証言を残す 第12章 日系人だけがなぜ「強制収容」されたのか エピローグ
  • 水の惑星 【電子特別版】
    -
    世界の農業、漁業の現場を見てきた著者が感じる、水と食、エネルギーをめぐる争いと、そして水の汚染問題。次世代に残すべき地球を、これまでしたたかに生き抜いてきた人類の叡智に託したいという著者の思いが、力強い写真と穏やかな文章で綴られている。2012年から2年にわたって公明新聞に連載されたものを再編集。電子書籍だけの特典として単行本未収録の写真8点を巻末に収録しました。
  • ラストピース J2降格から三冠達成を果たしたガンバ大阪の軌跡
    4.0
    監督解任、社長退陣、J2降格、J1昇格即三冠達成 世界でも類を見ない軌跡を辿ったガンバ大阪。クラブ全体の迷走における原因はなんだったのか。そして、復活を果たすクラブにおいてラストピースとは。
  • 惨敗の理由
    3.5
    ザッケローニ前サッカー日本代表監督にイタリア直接取材!彼が語る「惨敗の理由」とは! そして対戦国の代表だった選手たちにも取材を決行、日本の欠陥をあぶり出す。何をすべきか!
  • 震・電気じかけの予言者たち
    5.0
    アルバム『SPEEDWAY』制作秘話、TMのメンバーと関係するある人物とのエピソード、デビュー30周年イヤーへ向けてシンクロする3人……。前作から約10年、小説「電気じかけの予言者たち」シリーズの第5弾作品は、2007年~2012年頃までのTM NETWORKヒストリーを綴った1冊!  ※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを改変しております。※
  • 見えてるうちに全部やる
    4.5
    SNS総フォロワー数40万人超、アパレル企業所属の異彩を放つインフルエンサー・バヤコ。コーディネート投稿の人気はもちろん、世の中の正常に縛られることなくポジティブに自分らしく生きる彼女の姿に、影響を受けるファンが増え続けている。今では活動の場を広げ、前に突き進む彼女だが、<目が見えなくなるかもしれない>病気で人生を諦めかけた辛い過去があった。 病気を乗り越え、40歳で大きな転機を迎え、「やりたいこと全部やる!」に全力で挑戦し続けている。その背景には、さまざまな挫折や努力があった。 病気、仕事、ファッション、家族のこと…これまでに明かされていないエピソードも含め、彼女が赤裸々に語った<生きざま>を詰め込んだエッセイ。
  • 人見知りだった僕がアメリカで9年暮らして見つけた 超自分軸で夢を叶える39のルール
    -
    アメリカは様々な人種や文化、 家庭環境の人々が混ざり合って生活している国だからこそ、 言わないと伝わらないことも多い。 だけど、仕事、留学、恋愛、国際結婚…… 僕が出会った人たちは、いつも本音で生きていた 多様性の中で見つけた、自分らしく生きるためのルールを語る! ●つたない英語でも、本気で対話する ●映画を見た後に倍の時間、感想を語る ●第二言語は人生をリセットする魔法
  • ラスボスに負けても
    3.0
    脚本、演技、編集をすべて一人でこなし、男女問わず何役ものキャラクターを演じ分け、「笑い」を作ることに人生を捧げているハネハネ。 チャンネル登録者数は135万人を越え、男女問わず幅広い年齢層に支持されている。 だが、ここまでたどり着くのは決して順風満帆ではなかった。 野球に打ち込んだ時期があったり、シンガーソングライターや小説家を志したり、20代前半までは何者かになろうと必死であがいたが どれだけ努力を重ねても誰の目にも留まることがなかった。 24歳でプロゲーマーになり、26歳でゲーム実況者として実績を残すことができた。そして、コントYouTubeで注目を集めている今がある。 数えきれないほどの失敗を重ねたからこそ、負け筋と勝ち筋がわかるようになったのだ。 「叶わなかった夢の延長線上に今の僕がいると思っています。 本書には、アイデアの生み出し方、勝つための戦略、正しい努力の仕方などハネハネが人生をかけて得たものを 書き記しました」  ――――― ハネハネ
  • 北京・ハワイ・LAに移住してたどりついた どんな逆境もホームにする生き方
    4.5
    地球のどこにも居場所がなかったギャルが、アウェイな場所を自分の居心地のいい空間に変える方法を話します! 家庭崩壊、文房、人種差別、言語の壁、文化の違い、アイデンティティクライシス…… 北京、ハワイ、ロサンゼルス、東京へ移住してきた著者は、これまで様々な困難に直面してきました。 各国でのリアルと課題解決のヒントを、豊富なエピソードで振り返ります。 YouTubeで81万回再生されている言語習得法についても、じっくり説明します。
  • 弱者の兵法 折られてしまいそうな君たちへの遺言
    3.8
    世界は、激変しています。 世界の変化は多くの「フィクション」を終わらせ、新しい「フィクション」を出現させます。そのせいで、突然成功者となってしまう人、があちこちに出現する一方で、それまでの自分の強みを失ったまま弱者へとなってしまう人たちも現れています。 拡大する力の格差のもとで、弱者はその弱みにつけ込まれて苦い思いをするしかないのか? 本書はこの激変する時代で、著者の世代よりもずっと若い、つまりこれから続く厳しい格差社会を乗り切らないとならない世代に向けて書いたものです。 世の中にはモノの価値をガラリと変え、自分の弱みを強みにしてしまった異能の人たちがいます。彼らが編み出した数々のマジックに「なるほど、そういう手があったのか」と、目から鱗のような奇跡があることを知ってほしいし、そしてそれをヒントにして、弱者の方々に人生を少しでも有利に生きてほしいと思うのです。 (本書「はじめに」より一部引用) 【目次】 弱者の兵法その一 オワコンから脱しろ 弱者の兵法その二 序列に注意 弱者の兵法その三 ゲーム視点で見ろ 弱者の兵法その四 自分を生かす環境を見極めよ 弱者の兵法その五 強者の手口を知る 弱者の兵法その六 居場所を創り出す神業 堀江貴文×斎藤由多加 特別対談【「弱者」はA I とどう向き合うか】
  • 耳が聞こえなくたって 聴力0の世界で見つけた私らしい生き方
    4.0
    一般の小中高大学に通い、ソニーへ就職。 結婚し、難病の娘を授かり、 一念発起で「難聴児」を支援する会社を起業。 英語が話せないのにアメリカ移住を決意ーー。 読唇術を頼りを挑戦を続ける彼女の初著書が発売決定! これを読めば、孤独を恐れず自分らしく生きる勇気が湧いてくる!
  • 聴く監督
    4.4
    WBC 2023では投手コーチとして世界一。 ロッテでは指揮官としてチームをAクラスへ。 ダルビッシュ有、大谷翔平、佐々木朗希らと共闘した 球界きっての名伯楽が実践する「傾聴法」とは? 対話重視、教えないコーチング等の理論にさらなる磨きをかけチームと向き合う。 本心を引き出す武器は「平常心」 【目次】 はじめに 第1章 世界一の投手コーチ 第2章 理想の監督像とその準備 第3章 聴く監督 第4章 根拠のある起用 第5章 土壇場で奇跡を起こす力 第6章 さらなる高みを目指して おわりに
  • この恋の結末は私が決める
    4.0
    “若いうちに知っておいたほうがいいこと” いまTikTokで話題になっている恋愛のコツ・真理がついに書籍化 「記念日にあけたワインのコルクですらやがて香らなくなっていきます」 「恋愛が本当に楽しくなるのは3年目以降」 「見た目と本当の中身は大体真逆」 「愛されたいなら、愛されるだけの生き方を」 「恋愛で失敗しない人なんて多分いないので1つひとつの好きに対して臆病にならず正直に生きてください」 好きな人をどうしても諦められない、思わせぶりな言動に期待してしまう、恋人を好きではなくなったかも… もう悩みにふりまわされなくなる、明日からの過ごし方が変わる恋愛読本。 恋の結末をハッピーエンドに変えたいあなたにおすすめする一冊です。 恋人へのプレゼントにもぜひ。
  • 僕の魅力の醸し方 仕事はしっかり、好きなことも全力で
    5.0
    X(Twitter)、Instagram、TikTok、あらゆるSNSで累計5000万バズ! ネット中を魅了した浪速の実業家インフルエンサー森下直哉初のエッセイ。 2023年6月。1本のストリートスナップ動画がSNS上で大拡散され、一躍時の人となった森下直哉。 端正なルックスだけでなく、その見た目とは裏腹な“柔らかすぎる人柄”が、多くの若者を虜にした。 そんな彼は、飲食店経営やデザイナー、家具の輸入販売、アパレルなど 趣味を生かした多彩なビジネスを展開し、やり手実業家としての一面も持つ。 なぜ彼の周りにはたくさんの人が集まるのか―。 その魅力の根源と何なのか。森下直哉とは何者なのか。 稀代の“人たらし”が綴る人生哲学! 読めば、あなたが今より少し魅力的で自分らしくなれる一冊です。 彼のルーツである大阪、滋賀、京都で撮り下ろしたグラビアも収録! ■出版社からのコメント 森下直哉と担当編集である私は、偶然にも同い年だった。忘れもしない、初対面の日。打ち合わせもそこそこに、青春時代の思い出話が止まらない。別れるころには、彼とはすっかり友人のような関係になっていた。本作りの過程での取材や撮影。そのどれもが“地元のツレ”と遊んでいるような感覚で、これほどまでリラックスしながら制作した本も珍しかった。世代関係なく、誰にでも「また会いたくなる」「一緒に何かしたくなる」、そう思わせる魅力が森下直哉にはある。そんな彼の悪魔的な魅力を紐解きました。

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