松原文枝の作品一覧
「松原文枝」の「刻印 満蒙開拓団、黒川村の女性たち」「ハマのドン 横浜カジノ阻止をめぐる闘いの記録」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「松原文枝」の「刻印 満蒙開拓団、黒川村の女性たち」「ハマのドン 横浜カジノ阻止をめぐる闘いの記録」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
映画を観てからこちらの本を読んだ。
伝え続けることで繋がっていく。
なかったことにはできない。
断絶などできない。
日本がしてきた加害、している加害、搾取かは目を背けず、しっかり向き合わなければならない。
隠し続け、いや黙らせてきた藤井恒さん及び黒川開拓団の人たちを正直最後まで嫌いとしか思えなかった。
時代の教育や環境も一因かもしれないが、それで仕方がないでは済まされない。
加害者としての自覚をもって責任を果たしてほしかった。
そんな圧力や差別、中傷を受け続け、晒され続け、それでも自身のこと、事実を伝えようとし続けた女性たちを誇りに思う。
そしてこれから先、二度と起こしてはならない。
戦争も
Posted by ブクログ
藤木幸夫という横浜の港湾事業を親の代(戦前)から今の世界的な港にしたという自負、血の気の多い沖仲仕の艀の時代から近代的なコンテナに置き換わって携わってきた仕事へのリスペクトが横浜に賭場はいらないと先頭をきって反対した。彼が育てた政権と対峙して、IRから撤退させた経緯を人間藤木幸夫を深掘りしてかいてます。かなり藤木幸夫に前のめりに熱くかかれすぎてるのが気になります。
反対派の市長を3年前に当選させたとき、主権官邸ではなく主権在民と発言したことが印象に残る。相当な読書家で早稲田政経で学んでます。新憲法が施行されたとき地元の少年野球の練習の後読書会をみんなと開き発表させ、のそれそれ意見を持たせる
Posted by ブクログ
ー 私も同じ思いを込めて映画の最後も藤木さんのこの言葉で終えた。
「『ああ今日も生きててよかったな』。そういう横浜にしたいの。幸せに生きなきゃだめだよ。じゃあ幸せって何なんだ。人間は一人でいる時は実は人間じゃないんだよ。人間は相手がいて初めて人間になれる。二人以上いる時が人間になる時なんだ。だから相手にも幸せな思いを与えるように努力する。また向こうからも幸せになるように助けてもらったり、いろいろあるでしょう。一人では人間とは言えません。皆さんは幸せなことに仲間と来てるものね、今日は。大事だよ」 ー
ハマのドンこと藤木幸夫の人となりや活動が分かる本。そして、市民が、政治を動かせることが実感で
Posted by ブクログ
開拓団の話はドラマなどを見て知っていたが
これほど過酷なことがあったとは。
2017年の中日新聞だったか曖昧だが
黒川開拓団の女性たちが「性接待」に出された記事を読んだ。
佐藤ハルエさんのお名前はその後で知る。
実名で語ることに私自身が抵抗を覚え
黒川開拓団の話を遠ざけるようになっていた。
それでも、新聞記事が載れば気になりサラッと目を通す程度。
改めて動画を見たり、当時の新聞記事を探して読んでみた。
「刻印」を読み終え
ハルエさんたちが実名で語ることへの抵抗は無くなったが
少し複雑な思いは残ったままだ。
時間はかかるが、当時何があったのか
そこから目を背けずハルエさんたちの思いを
この先