六車由実の作品一覧

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作品一覧

2023/09/29更新

ユーザーレビュー

  • 介護民俗学という希望―「すまいるほーむ」の物語―(新潮文庫)
    「介護民俗学」を提唱する六車さんのことは何となくそういうものがあることくらいしか知らなかったので、実際のところどんなものだろうと一冊読んでみた。
    この本ではデイサービス施設での利用者の高齢者たちとのエピソードが紹介されている。高齢者の話すことを聞き書きしているということだけど、聞き書き自体の効用とい...続きを読む
  • 介護民俗学という希望―「すまいるほーむ」の物語―(新潮文庫)
    民俗学の研究者だった女性が、介護施設で働きながら、「聞き書き」のスキルを生かしてみたところ、施設運営やサービスが劇的に変化していく。

    民俗学X介護という組み合わせがビックリな組み合わせだが、介護する対象が歴史の詰まった高齢者なのだから、ある意味情報の宝庫と日々接しているようなものだ。

    風船爆弾工...続きを読む
  • 認知症とともにあたりまえに生きていく ―支援する、されるという立場を超えた9人の実践
    認知症の当事者や治療(?)、ケアや社会的なサポートにあたる人たちによる本。どこかで見たようなコンセプトだけど、特徴的なのは当事者である丹野さんが編著として、藤田さんが著者としてかかわっているところだろうか。特に、藤田さんは長らく人権活動にかかわっていたそうで、こんなことを言っている(p.39)。

    ...続きを読む
  • それでも私は介護の仕事を続けていく
    こんなところが近くにあって親を入れることができたらどんなにいいだろう。めったにないからこそなんだけど。すごい。
  • それでも私は介護の仕事を続けていく
    デイサービス「すまいるほーむ」の管理者としての現場からの声を民俗学者ならではの聞き取りなどをベースにまとめている。一人一人に向き合うスタッフや利用者たちの友情支え合いがうまくいかない時でも確かな力となっていくようだ。
    迷惑をかけることも丸ごと受け入れるこんなホームがたくさんできるといい。特に毎年行わ...続きを読む

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