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  • 役立たぬ物をもちだすルール

    役立たぬ物をもちだすルール

    小説・文芸
    -
    1巻220円 (税込)
    忘れかけていたころに人は過去の闇とむきあう。買い物にでかけた尾形雪菜はスーパーで初老男に呼び止められた。石橋の名札に雪菜は戦慄する。あの日が目の前に甦ろうとしていた。 高校生だった時に雪菜は同級生の絵里に命じられてゲームに参加させられた。「役にたたないものをもちだす」のがルールだった。 なぜ雪菜は参加しなければならなかったのか。そして現在の雪菜にむすびつかされた過去の闇は、すこしずつ、ゆっくりしたしあわせの日々を不安に陥れようとしていた。
  • ブカレスト1977

    ブカレスト1977

    小説・文芸
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    1巻110円 (税込)
    古書店経営者の本郷瞬は、知人の毒島にさそわれてルーマニアパブを訪れた。そこで、リディアという名のホステスと知り合いになった。 そして彼女からある相談をもちかけられる。 リディアの母アンナが革命前のブカレストで遭遇した事件についてだった。 舞台は1977年にうつる。アメリカ煙草のケントという銘柄が価値ある時代だった。人々が大統領夫妻を賛美していた時代だった……
  • 短篇小説集・殺意の塊

    短篇小説集・殺意の塊

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    殺人願望少年の初殺人。赤髭サンタクロースの正体。空腹で食べた物。ヘアサロンが半額の理由。寝言に話しかけたら…… 残酷エロティックモダンホラー短編小説集・五編集録。 一・【殺意の塊】 二・【赤髭のサンタクロース】 三・【空腹】 四・【黒い水玉模様】 五・【寝言】
  • 安楽死館

    安楽死館

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    高校生の新一が目覚めたのは「安楽死館」という名の洋館。屋敷には七つの特別室があり、各部屋に一つずつ自殺装置が用意されていた。新一を含め、招集された七人の自殺志願者に与えられたのは、それらの装置を使い七日間で安らかに死ねる権利。だが、七日以内に自殺できなかった者には、苦痛に満ちた生き地獄が待っているという。自殺装置を使って一日に自殺できるのは一人だけ。しかも一日経過するごとに、死ぬときの恐怖と苦痛は増大していく。狂気の館に閉じ込められた七人の運命は……?(電子書籍初版の前編・後編をまとめた改訂版)
  • 縊死体

    縊死体

    小説・文芸
    -
    1巻220円 (税込)
    美しく妖しい怪奇と幻想。独特の夢野久作の世界観。脱獄犯が逃亡の果てに見たものとは「白菊」。私が絞め殺した娘……しかしいつまで経っても死体は発見されない「縊死体」。スダマを聞くと死んでしまうという。自分の霊魂が自分に呼びかけたのか「木霊」。悪魔は自分を悪魔とは思っていない……いつかは悪魔の叔父を鉄槌で頭を打ち据えるつもりだった「鉄鎚」。
  • 青年

    青年

    小説・文芸
    -
    1巻110円 (税込)
    作家志望の青年小泉純一は、上京して有名な作家を訪ねたり、医科大学生大村に啓発されたりして日々を過す。ある日、ふとしたことで坂井未亡人と知り合う。本を借りるという名目で訪れるうち箱根に誘われる。夫人を忘れられない純一だったが、夫人が美しい肉体の持ち主にすぎないと感じた時純一は、今こそ何か書く決意をするのであった。色んな経験をして、成長していく青年の姿を描いた森鴎外の青春小説の代表作。夏目漱石の「三四郎」に触発されて書いたとされる。
  • 棺桶の花嫁

    棺桶の花嫁

    小説・文芸
    -
    1巻220円 (税込)
    海野十三のミステリー集。関東大震災の悲劇を描いた「棺桶の花嫁」。女学校の教師の杜と教え子で美しい乙女のミチミ。二人は同棲するが震災により引き裂かれてしまう。二人の運命を変えてしまった災害の描写は凄惨で迫力を極める。偶然助けたお千との同居生活、しかしミチミもまた別の男と暮らしていた。運命はさらに過酷に二人を襲う。お千が何者かに殺されてしまう。果して犯人は誰か。やがて訪れる悲しい結末。他に「鍵から抜け出した女」「雷」「なかなか死なぬあいつ」「階段」の5本を収録。
  • 黒衣の騎士と赤い薔薇

    黒衣の騎士と赤い薔薇

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    貴族とはいえ貧乏な男爵家の美少女フレイア。名家の伯爵アイロスとは幼なじみ。5年ぶりに再会するもアイロスはつれない素振り。なぜなら金持ちの娘と婚約をするという噂が……。揺れるフレイアにさまざまな災難が降りかかる。ピンチになると現われる黒衣の騎士は何者?
  • One’s missing

    One’s missing

    小説・文芸
    -
    1巻220円 (税込)
    片山颯一朗と遠野早紀は付き合いはじめて4年、同居して1年が過ぎようとしていた。変わらない生活の中で、少しずつ歯車はかみ合わなくなっていく。互いに干渉しないルールを持ちながらもそれは次第に二人の関係を揺らしていくことに…。
  • それは言えない

    それは言えない

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    母親に似てない顔を持つ中学生・平由美。彼女は自分の顔にコンプレックスを強く持っていた。そんな彼女のもとへ届いたのはまだ見ぬ父親の写真だった。しかし父親の顔も自分の顔とは著しく異なっていた。そんな折、由美はある人物から母親が殺人を犯した過去があると聞かされる。母親・杏子に不信感を抱く由美。一方、青年実業家として確固たる地位を手に入れた男・公平は自ら自分の過去の記憶を消し去る。記憶を逸した彼は偶然見かけた杏子の顔を気にかけるが・・・。
  • 放課後カイダン倶楽部

    放課後カイダン倶楽部

    小説・文芸
    -
    1巻385円 (税込)
    セーラー服姿の幽霊が出ると噂のある高校に赴任した岡村は、宿直の夜、校舎内に響く不審な足音を聞く。彼は噂の幽霊かと思い、その正体を確かめようとする。しかし、その足音の正体は、浜口と言う名の男子生徒が繰り返し校舎の階段を駆け上がる音だった。深夜の学校での奇妙な行動の理由を問い詰める岡村に、浜口は目標のタイムを出すためだと言うだけで納得できる答えは口にしなかった。だが、浜口の言動になぜか惹かれるものを感じた岡村は、階段を駆け上がる浜口に付き合うようになる。まるで部活の顧問でもするかのように。やがて岡村に心を開いた浜口は、なぜ階段を駆け上がるようになったのか、ようやくその理由を口にする……。 第4回「マイナビeBooks作品コンテスト」学園部門・優秀賞受賞! ■著者コメント■ 読みやすい短編小説です。タイトルにカイダンがつき、作中に幽霊も登場しますが、怖い話ではなく、さわやかな読後感です。
  • 奥さんは総理大臣

    奥さんは総理大臣

    小説・文芸
    -
    1巻385円 (税込)
    日本初の女性総理大臣が誕生した。女性首相・木下道子は元大学教授で海外経験も豊富なエリート、そして留学先で知り合った日本人音楽家と結婚。…なにを隠そう、その音楽家こそ僕なのである。僕は突然、いわゆるファーストレディの男版になってしまった。ある日の早朝、妻と朝食を食べていると官房長官が血相を変えてリビングに飛び込んできて……? ■著者コメント■ 日本初の女性総理大臣とその夫の、とんでもない日々の話です。
  • トゲなしサボテン ~九十九耕一短編集1~

    九十九耕一短編集

    小説・文芸
    -
    1~3巻385円 (税込)
    ぼくは畑のすみの小さな野菜売り場で出会った。「トゲなしサボテン 三百円」、そう書かれた紙とともに売られていたきみと。それから一緒に暮らしはじめて二ヶ月。相変わらず無口で名前さえ教えてくれないけれど、ぼくはなんとなく、きみの気持ちがわかるようになった。だけど突然、別れがやってきて……。 ――表題作『トゲなしサボテン』ほか、『さん・ちょっと・クッキー』『大臣のユウウツ』の3本を収録。 ■著者プロフィール■ 1970年10月10日生まれ。1994年『トゲなしサボテン』で「アンデルセンのメルヘン大賞」入賞。1995年『夜風のウィンディア』で同賞大賞受賞。以降、童話作家として活動。2000年に作品集『トゲなしサボテン』を愛育社より出版。WEBサイト「ストーリーゲート」に多数執筆。「つくも堂まめ本舗」として、豆本の制作やワークショップも行っている。
  • 天空のラブレター

    天空のラブレター

    小説・文芸
    -
    1巻838円 (税込)
    愛おしさが炸裂する物語 田原 剛さまへ 私は本当に嬉しかった。嬉しくて涙が浮き上がってきましたが、私にとってその涙は宝石のように尊いものでした。そして宝石越しに見た貴男の顔は澄んだ眼でとても哀しげに見えました。あの瞬間、私はそれまでずっと探し求めていた本当の男の眼に出逢えたのです。 篠原 綾より
  • 女の海

    女の海

    小説・文芸
    -
    1巻715円 (税込)
    夫と子供を捨てて竜平との恋に走った弓子。母の出奔後グレて事故死した息子や母の知人に夢中になる娘。この子供らにとって私は何であったのか? 愛の歓びにひたりながら、弓子の心の奥底に罪の意識がゆらめく。ひとりの女のラブ・アフェアが子供や愛人の運命に投げかける陰影を通して女の愛といのちの哀しみをくりひろげる。
  • 螺旋階段

    螺旋階段

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    亡き兄の二人の遺児をひきとって育て上げ、肩の荷をおろしたレイチェルは、郊外の別荘でひと夏を過ごすことにする。だが、静かな田舎に安らぎを求めた彼女を待っていたのは恐ろしい事件の連鎖であった。到着早々、不気味な物音や奇怪な人影に心を騒がされ、子供達の到着にほっとしたのも束の間、別荘の持ち主の息子が螺旋階段の下に射殺体で発見される!
  • アリストパネス傑作選(1)

    アリストパネス傑作選

    小説・文芸
    -
    1~2巻880円 (税込)
    アリストパネス(446年頃~385年頃BC)は古代ギリシア、アテナイ出身の劇作家で、喜劇作家、風刺作家の代表として知られる。 ギリシア喜劇は彼の時代に最盛期をむかえ、彼の死とともに衰えた。生涯に44作の喜劇を書いたが、現存するのは11作である。どの作品においても、当時の実在の人物を取り上げ、奔放な想像力と構想力で時代を風刺するのが特徴で、過激な笑いを提供した。この第1集には「蜂」「平和」「鳥」の3編の代表作を収録した。
  • 銀塊の海

    銀塊の海

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    第二次大戦の末期、貨物船トリッカラ号は密かに大量の銀塊を積んで、ソ連からイギリスに向かっていた。船長ハルジーは暴風雨に乗じて銀塊の略奪を計画、仲間数人を残して乗員を漂流死させ、船は沈没したと発表した。同船の生存者バーディー伍長と砲手バートは軍事法廷で反抗の罪に問われる。二人はトリッカラ号沈没の謎と船長の犯罪を糾弾するべく、脱獄する。嵐の北海を舞台に、無実の罪を晴らそうとする男と、船に隠匿した銀塊の奪還を企てる男たちの死闘の物語。
  • 蝋人形館の殺人

    蝋人形館の殺人

    オーギュスト陳列館には数々の蝋人形たちが並び、薄暗い照明の中で異様な雰囲気をかもし出していた。ギロチンの下でのけぞるルイ16世、臨終のナポレオン……中でも傑作中の傑作『人殺しのルシャール夫人』の出来栄えは見事だった。その蝋人形がある娘の後を追って暗い階段を降りてゆき、そのあと、その娘が、屍体となってセーヌ河に浮かぶという事件がおきる!
  • ツァラトゥストラはこう語った

    ツァラトゥストラはこう語った

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    「超人」と永劫回帰と価値の転換を主張する哲学的叙情詩。ゾロアスター教の始祖ツァラトゥストラは「ついに神は死んだ」と叫び、ふたたび人間のなかに帰り、宗教的な厭世主義を否定し、地上を讃美し生を肯定して「人間は征服するために生まれ、かつ生きる」と説く。
  • オズの魔法使い

    オズの魔法使い

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    カンザス名物の大竜巻に家ごと運ばれたドロシーは、見知らぬ土地にたどりつき、頭にわらの入ったかかし、心臓がないブリキのきこり、臆病なライオンたちと出会う。故郷カンザスに帰りたい一心のドロシーは、変わった仲間たちと、どんな願いもかなえてくれるというオズの魔法使いに会うために、エメラルドの都をめざす……世界中で愛され続ける魔法と冒険がいっぱいの物語。
  • クィン氏の事件簿1

    クィン氏の事件簿

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    初老のサタースウェイト氏が事件に直面すると、いつのまにかハーリー・クィン氏が出現して、事件の解決に力を貸してくれる。だが、クィン氏は再び忽然と姿をくらます。雑誌連載方式を断ってまで、クリスティが大事にし、一作一作を丁寧に書き上げた連作佳品。「クィン氏登場」「窓にうつる影」「『鈴と道化服亭』」「空に描かれたしるし」「ある賭場係の心情」「海から来た男」の6編を収録。
  • おびえる女

    おびえる女

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    資産家の未亡人は、毎夜自室に侵入するコウモリ、雀、ネズミにおびえていた。フラー警部の頼みで未亡人の部屋番となった敏腕看護婦ヒルダは、砒素を盛られたと主張する老婦人の奇妙な生活習慣に目をみはる。その背後には無職の長男夫婦、離婚した長女とその前夫、二人の娘ジャニス、召使い、お抱え医師などが織りなす複雑な人間模様があった。こうしたなかで老夫人が殺害され、ついでヒルダの監視の眼をくぐって次の殺人が…
  • ここではお静かに

    ここではお静かに

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    おなじみの野球もの「ハーモニー」「相部屋の男」「でっちあげ」のほか、「キャディの日記」「一族再会」「コンラッド・グリーンの一日」「ここではお静かに」「冷たい女が好き」のヴァラエティ豊かな5短編、「ブルペンにて」「トムプスンの休暇」の短い戯曲2編、最後に「短編小説の書き方」というおどけた短編集の序文をいれて、ラードナーの多彩さを盛り込んである。
  • 悪の花

    悪の花

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    頽廃の美と反逆の熱を謳って象徴詩の世界に「新しい戦慄」(ユゴーの言葉)を創造した「罪の聖書」と呼ばれる詩集。近代人の「神曲」ともいわれる本詩集は、怪奇、極悪、陰惨の世界を妖しい美の人工楽園のように描き、展開する。本書は杉本秀太郎氏がボードレールの詩集から61編を選んで訳したものである。
  • チャタレイ夫人の恋人(上)

    チャタレイ夫人の恋人

    コンスタンスチャタレイ夫人は、第一次世界大戦で半身不随となり、不能者となった夫との空虚な生活にあきたらない。だが、ある散歩の朝、たくましい邸内の森番メラーズと出会い、自然の美しさに目ざめ、情熱がよみがえってくる。そして二人はいつか素朴な肉体愛のうちに人生の真の幸福を発見する。正しい肉体の意味を知った男女両性間のやさしさの哲学を説き、文明に毒された人間の結び付きを否定する……作者が生涯貫き通した生命主義の思想を究極までおし進めた結果がこの作品に結実した。
  • 陸橋殺人事件

    陸橋殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    イングランドの田舎の鉄道陸橋下で、判別ができないほど顔のつぶれた男の死体が発見される。発見者は陸橋近くのゴルフ場でプレイ中の4人組だった。自殺か他殺か、それとも単なる事故なのか? 警察の調べのすすむなか、推理小説ファンの4人はそれぞれ独自の見解を披露していく。
  • 夢遊病者の姪

    夢遊病者の姪

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    離婚裁判で係争中だったドリス・ケントは、夫ピーターが看護婦と結婚しようとしているのを知ると、急に作戦を変更して、離婚訴訟を取りさげた。そして、夫に夢遊病の発作があったことを楯に、精神錯乱だと主張し、禁治産の訴訟を起こそうとしていた。星占術にこるピーターの姪(めい)のはからいでその夢遊病者と逢ったメイスンはそこで奇妙な矛盾を発見する――正気であることを証明させるためにメイスンに依頼してきた男が、狂人じみた芝居をしてみせるのである!
  • 危険な未亡人

    危険な未亡人

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    メイスンのもとを訪れた老婦人は訴えた。ギャンブル好きの孫娘シルビアが、グリーブという男の経営する賭博船で多額の借金をしてしまった。その際書いた借用書を彼女の夫が悪用しようとしているので、それに先んじて買い戻してくれというのだ。しかし船でグリーブが死体となって発見され、容疑はシルビアに、そして逃亡を助けたメイスンにも共犯容疑がかけられた! 絶体絶命に陥ったメイスン!
  • 雨

    雨

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    「雨」はモームの短編の代表作。魔窟から魔窟へ流れ歩く年増女のただれた魅力。情欲に狂う水夫と現地人の女たち。雨季のサモア島を舞台にくりひろげられた宣教師と娼婦との霊肉の闘争は、予想外な結末を告げた。他に心にくい短編の技巧を見せた「ホノルル」、《東南アジアの植民地もの》の「東洋航路」を収める。
  • 人間的要素

    人間的要素

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    モームの短編集『一人称単数』First Person Singular, 1931 から選んだ「ジェーン」「人間的要素」「美徳」の3編を収録する。どれも男女関係、結婚を扱った作品で、「幸福」の質にもいろいろなレベルのものがあることがテーマになっている。
  • 十二人目の妻

    十二人目の妻

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    モームの短編集『一人称単数』First Person Singular, 1931 から選んだ「創作衝動」「変り種」「十二人目の妻」の3編を収録する。どの作品にも、独自の人間観察眼が光っている。
  • 枯れてたまるか探偵団(小学館文庫)

    枯れてたまるか探偵団(小学館文庫)

    小説・文芸
    -
    1~2巻583~671円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 飲み打ち負ける男・松吉はとってもおめでたい75 歳。ギャンブルと酒を生き甲斐に、脳天気な毎日を送っていた。が、ある日老人会仲間の志乃が謎の失踪。手がかりを探るうち不動産をめぐる黒い疑惑に辿り着く。果たして事件の行く末やいかに!? 小学館文庫小説賞佳作受賞作。
  • おとぎ色草紙

    おとぎ色草紙

    小説・文芸
    -
    1巻671円 (税込)
    太宰治の向こうを張って妄想炸裂の睦月版『お伽草紙』。月光のように美しい「かぐや姫とその娘」。極太胡瓜(きゅうり)好きの「河童」、Sっ気たっぷりの「カチカチ山うさぎ」にごっくん大好き「竜宮の乙姫」。熟々に発情した妖(あや)かし美女軍団が待ち受ける山深い温泉宿に迷い込んだのは、ウブなフェチ童貞の信司。昼となく夜となく足舐め尻好き唾液飲みに聖水浴。あれもこれもそんなことまでの桃色三昧!?
  • リストカット(前編)10分で読めるシリーズ

    リストカット

    小説・文芸
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    1~2巻108円 (税込)
    10分で読めるミニ書籍です(文章量12,000文字程度=紙の書籍の24ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 内容説明 過去の恋愛が引き金となって、リストカットを繰り返す女性の話。 OLをしているハルは、真夏でも長袖生活をしている。 リスカの傷を隠すためだ。 それにいつもスカートで通勤をしている。 傷を見せることなく、セックスするためだ。 リスカと『自分いじめ』と称したセックス依存症をどうにかしなくてはと思っているが自分ではどうすることもできない。 そんな時に現れた隣人、恭平との出会い。 彼との時間に心地よさを感じながらも、自分を止めることができない。 ハルは、腕に残る傷と心にある傷、リスカと『自分いじめ』の後悔をぬぐい去るために必死に何とかしようともがき苦しむ。 「不安と安心の間にあるものとは?」 そんな時、偶然恭平にリスカの現場を見られてしまう。 心の奥につらいものをしまい込んでいる人、思い出したくない恋の経験がある人に読んでもらいたい作品です。 心に残った傷を共感しませんか。 著者紹介  桜井 涼(サクライリョウ) 1978年新潟県生まれ。元学習塾講師。その頃より子どもの心に興味を持つ。2009年よりライターとして活動。子どもの心に関するコラム、子どもの心が正常に育つために夫婦へのアドバイスなども執筆中。心の闇を抱える子どもへの取材や心理学を学び、現在はメンタルケア心理士修了課程。資格取得を目指すべく勉学中。
  • 夜想曲 第一夜 ―泣く女―

    夜想曲

    小説・文芸
    -
    1~4巻261~275円 (税込)
    戦前の東京・麻布十番にある、怜と透という混血の姉弟が営む喫茶店「夜想曲」。ここを訪れた人たちの様々な人間模様を紡ぐ短編小説集。第一夜は、旧制高校の同級生二人の友情と死を、「泣く女が死者を迎えに来る」という二人の郷里の言い伝えを背景に描き出します。
  • サンダリング・フラッド

    サンダリング・フラッド

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「サンダリング・フラッド(引き裂く川)」にへだてられた少年と少女。ある日何者かにさらわれてしまった少女を求めて、少年は魔剣を手に故郷をあとにした-北欧文学に影響を受け、愛と友愛精神を描いたモリスの遺作。
  • 子供誌

    子供誌

    小説・文芸
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人は誰でも、昔は子供だった。しかし、その子供はどこへ行ってしまったのか。子供にまつわる古今東西の文芸作品と自らの体験をひもときながら、世界と人間、そして自分自身の現在を見つめなおした豊かな省察の書。
  • 紅楼夢 1

    紅楼夢

    小説・文芸
    -
    1~12巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 口中に玉をふくんで生まれた貴公子と美女たちが織りなす、妖しくも華やかな恋物語。数多の「紅迷」を生んだ世界文学史上の傑作、第一人者による改訳・決定版。全12巻。
  • ギリシア詩文抄

    ギリシア詩文抄

    小説・文芸
    -
    1巻1,174円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ホメロス、サッポオからプラトン、アリストテレスまで、叙事詩、抒情詩から宇宙論、博物誌まで、古代ギリシア文明の詞華が一堂に会する、イデアとイメージの宝庫。解説=中井久夫
  • タイドプール

    タイドプール

    小説・文芸
    -
    1巻1,155円 (税込)
    タイドプール、それは小さくてきびしい世界。そんな場所で私たちは身を寄せあって生きている。父親の再婚をきっかけに、家族や友だちのことで悩む少女の姿を、タイドプールの生き物たちの世界と重ねて描く秀作。第47回講談社児童文学新人賞佳作受賞!
  • 紀の川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿

    紀の川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿

    小説・文芸
    -
    1巻691円 (税込)
    名川・紀ノ川の取材で奈良・五條を訪れた旅行作家・茶屋次郎にはもう一つの目的があった。 2ヵ月前に東京から帰郷し、今は当地のホテルに勤める旧知の諸越真奈美と逢うことだった。 だが、二人が再会を果たすほんの直前、真奈美は客室内で何者かに刺殺された。またしても事件関係者となった茶屋は、独自調査に乗り出すが、やがて真奈美の父が関わった不可解な女性自殺事件を知る。 その死の周辺を洗ううち、さらなる怪事件が……。 奈良・吉野から紀伊水道へと注ぐ大河・紀の川を舞台に旅情ゆたかに贈る、シリーズ第20弾!
  • 好奇心は猫を殺す

    好奇心は猫を殺す

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    その男はいつも、同じ曜日の、同じ時間、同じ席に座り、市営の科学技術館を訪れていた。 そのフロアでは、毎回、同じ内容が上映されているだけだった── 男の目的とは一体何か? 数ヶ月が経った頃、疑心暗鬼に陥ったオーナーは、ある取引を持ち出した。 「この金と引き換えに、もう来ないでくれ」 それは実に率直なものだった。 そして男は大金を手にした── 影で暗躍するオーナー、フロア主任、映写スタッフ、消えた探偵、妻と名乗る女…… その男の真の目的とは?
  • 病があるから素敵な人生

    病があるから素敵な人生

    小説・文芸
    -
    1巻968円 (税込)
    薬よりも言葉で治す医者がいる。疲れた体と心に寄り添う珠玉の89詩。 地域医療へのユニークな取り組みが評価され、2014年「日本医師会 赤ひげ大賞」を受賞した医師・下田憲氏。「けん三(さん)」の愛称で親しまれる下田氏は、北海道の小さな町で「けん三のことば館クリニック」を開業。院内には、下田氏により墨で書かれた多くの「ことば」が飾られており、患者の心を癒す。その中から89詩を厳選した、疲れた体と心に寄り添う珠玉のことば集。 【内容例】 ●愛しあう 「執着はせずにひたすら愛せたらすてきだろうね むずかしいけど」 「愛する人をずっと大事にするためには時々力を抜くと良いよね」 ほか ●許しあう 「嫌だねと思ってた人を好きになれたあの時から人生少し広くなったよ」 「うらやむ事もいばる事もない あの人にはあの人の 私には私の人生が与えられている」 ほか ●支えあう 「自分の喜びだけを追ったら本当の幸せには辿りつけない」 「それぞれに足りないところが与えられ それがすてきな個性を作る」 ほか ●癒しあう 「明日はきっと良い日になるね 意味有って今日の苦労をいただいている」 「切なさに耐えて情が深くなり 困難を越えて絆が強くなる」 ほか ●生かしあう 「人さまにめいわくかけず やせがまんすることもない そんな老い方すてきだなあ」 「生き方下手と言われようとも正直に そしてすなおに生きれば良いね」 ほか
  • 崖っぷちの花嫁

    崖っぷちの花嫁

    小説・文芸
    -
    1巻464円 (税込)
    遊園地に自殺志願の女性現る!? 「私の役目は終わりました――」微笑む彼女は一体何者? 愛されて30年、ロングランヒットの花嫁シリーズ! 親友の聡子とともに遊園地に遊びに来ていた主人公の女子大学生・塚川亜由美。のんきにソフトクリームをなめていると、どこかからかたくさんの悲鳴が聞こえた。あたりを見回すと、ジェットコースターのレールの上で、いまにも女性が自殺しそう!? 亜由美は捨て身の覚悟で女性のもとに駆けつけるものの、どうやら彼女は正気ではないようだ。必死で説得にかかる亜由美だったが、当の女性はにっこりと微笑んで、自分のこめかみに拳銃をあてたのだった――。謎めく彼女の行動の真意とは?(表題作「崖っぷちの花嫁」)。ほか、バレリーナたちにまつわる事件を描いた「花嫁は今日も舞う」を同時収録。華やかでありながらも厳しい世界に身を置く一流のダンサーたち。彼女たちの悲哀と葛藤が、世代と時を越えて謎を呼んだ――!
  • 虚竹の笛 尺八私考

    虚竹の笛 尺八私考

    小説・文芸
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    1巻770円 (税込)
    日本留学僧と中国女性の子として宋にうまれ、尺八を日本に伝えたといわれる虚竹禅師。南朝の御落胤といわれながら破戒の生涯を送った一休和尚。このふたりが、宇治吸江庵で出会い……。遙か古代から近代までの和漢往来を、尺八の海峡を渡る望郷の響きに託した伝来記。日本と中国の交流の深い絆と歴史を壮大な物語に結実させた、著者最後の長編。第二回親鸞賞受賞作品。
  • 闇の戦場

    闇の戦場

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    気温42度。湿度95パーセント。ジャングル。行軍。ただひたすら歩き続ける彼らは「足」と呼ばれる歩兵小隊だ。分隊長の軍曹、黒人兵ハニー・ビー、日系三世のキューシュー、新兵ウェンズディ、インディアンの血をひくダンシング・ベア、異様に大きな鼻の持ち主ノーズ・マン。一つの時空間を共有した6人それぞれの視点から、「戦場」という闇の環に閉じ込められた若者たちの運命を描く連作。戦争シミュレーション小説。
  • 勇者の証明

    勇者の証明

    小説・文芸
    -
    1巻671円 (税込)
    昭和20年、戦時下断末魔の日本。凄まじいいじめ、自由を奪われた4人の少年は、お化け屋敷と称ばれる洋館を探検中、ドイツ人の瀕死の母親から娘を長崎まで送り届けてほしいと遺言される。およそ不可能な遺託に応えて4人は理不尽な時代への勇気を証明するため、少女を送り届けることに。広島を通過、長崎を躱し、千キロ以上の難旅を越え……。輝く壮大な青春ロード・ノベル。
  • 門司・下関 逃亡海峡(十津川警部シリーズ)

    門司・下関 逃亡海峡(十津川警部シリーズ)

    小説・文芸
    -
    1巻506円 (税込)
    大学講師の篠塚昭夫は、留学生のアン・ミカと浮気をしている。それに気づいた妻は、夫と無理心中をしようと部屋に火をつけ焼身自殺。だが、遺体から睡眠薬が検出され、夫に疑惑が……。十津川警部に容疑の目を向けられた篠塚は、葬儀の途中で姿を消し、愛人と逃亡を図る。警察の追跡を巧みにかわす二人を追い詰める十津川警部たち。決死の逃避行の果て掴んだ驚愕の愛! 長編旅情ミステリー。
  • モテない男の残念な7つの特徴。致命的な欠点があるから彼女ができない。結婚できない。10分で読めるシリーズ

    モテない男の残念な7つの特徴。致命的な欠点があるから彼女ができない。結婚できない。

    小説・文芸
    -
    1巻328円 (税込)
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 本書は女性にモテたい方の本です。 女性に引かれる残念な人の行動を参考にしながら、それを反面教師にして、自分を律していこうというものです。 モテる男になりたい方こそ、是非、ご覧ください。 気になる、あの子との距離が縮まるはずです。 女性にモテない人には、残念な特徴があります。 本書では、それを紹介します。 本書で紹介する特徴が少しでもある人は、女性に好かれる可能性は非常に低いです。 そのくらい致命的な特徴を集めました。 逆に考えると、その特徴を避けるように行動すれば好かれる可能性は非常に高くなります。 モテる人には、それなりの特徴があるし、モテない人には、モテないなりの特徴があります。 一番大好きなあの子と付き合いたい方、とにかく多くの女性に好かれたい方、 できる限り早く結婚したい方、これは、あなたの本です。 まえがき 初対面で女性につき合ってくださいと告白して成功する人は少ないでしょう。 だれでも成功率をあげるために、告白の前に良好な関係を築こうとします。 しかし、自身では良好な関係を築いているつもりでも相手にとってはそうでないこともあります。 その結果ごめんなさいと頭をさげられてしまいます。 そのようなとき、男性には理由がわかりません。 なぜわからないのか? 男性側は良好な関係を築いてきたと勘違いしているからです。 要するに独り善がりです。 それでは女性の心を射止めることはできません。 一般的に女性は断るときに理由を詳しくは話さずに「ごめんなさい」と簡潔な言葉を述べます。 しかし、胸の内にはそれなりの理由……ダメ出しがあります。 本書では、女性がダメ出しする致命的な7つの特徴を紹介します。 もし一つでも、あなたが持っているなら、致命的なので、急いで直すことをおすすめします。 それでは早速紹介いたします。 著者紹介 猫又にゃん太郎(ネコマタニャンタロウ) 三度の飯よりもおしゃべりが好物の三十代男。 二十代からサービス業に従事しているが、水商売の経験はなし。
  • 情報捜査員・尾形一刀(1) 黒の闘魂

    情報捜査員・尾形一刀

    小説・文芸
    -
    1~2巻495円 (税込)
    総裁候補にかかってきた謎の脅迫電話、その背後にいる敵の正体とは!?  次期総裁選出馬を目指す深沢龍則に、正体不明の脅迫電話がかかった。政治生命を断つという脅しだった。調査を依頼された元警視庁刑事の尾形一刀は、深沢の人間性に惹かれ、協力を約束する。深沢には、過去に一つだけ他人にいえない秘密があった。ある女性を、彼女が深沢の子供を妊娠していると知りながら、政治家になるために捨てたのだ。脅迫者がその事実をつかんでいるのか!? 尾形は早速女性の行方を追う。一方深沢は、彼を担ぎ出そうという若手グループと、それに敵対する派閥との争いに巻き込まれてゆく…。永田町を舞台に、男たちの熱い闘いが始まった。  権謀術数渦巻く政治の世界、そしてその裏で暗闘する調査員・ヤクザ・警察…。ハードバイオレンス・サスペンスの傑作、第1弾。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 闇刑事(1)

    闇刑事

    小説・文芸
    -
    1~4巻495円 (税込)
    「真人間」を目指す元極道が男に鉄拳制裁、そして出会った女には…?  伝説の極道・天道正義、四十五歳。殺人罪で十三年もの長い間塀の中にいたが、五年間修行すれば真人間になれるといわれ、海然和尚の弟子になった。頭を丸め、僧衣姿になった天道だが、女の味だけは忘れられない。「色」にも「悪」にも滅法強い破戒坊主・天道が思い描く真人間とは…?  長編官能バイオレンス「闇刑事(ヤミデカ)」シリーズ、第1弾。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • ブラック・タイガー(1) 黒虎(ブラック・タイガー)

    ブラック・タイガー

    小説・文芸
    -
    1~3巻495円 (税込)
    巨大総合商社から調停の依頼を受けた事件処理人が、闇の核心たる黒幕へと迫る…! 「貴社のインドネシアにおける自然破壊を暴露する!」通信社の告発状に戦いた総合商社日友物産は、語学・武道の達人にして元官僚の国際的事件処理人(トラブル・シューター)の東金虎仙(とうがね・こせん)を雇った。だが現地では邦人を襲う謎の凶悪事件が続発。環境保護団体、華僑グループ、軍情報班らによる利権争いと熾烈な謀報戦が浮上し、凶弾は虎仙にも及ぶ。やがて虎仙に近づく謎の美女。彼女は敵か味方か? 事件の首謀者はいったい誰なのか…。  壮大な構想と入念な取材、圧倒的スケールで贈る長篇謀略ハード・サスペンス第1弾。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • カトマンズ・イエティ・ハウス

    カトマンズ・イエティ・ハウス

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    十四の街角を曲がり……喧噪から瞑想へ、現実から幻想への旅  言いわすれたが、おれはケイ。齢は二十二。日本の情報は少しは入る。いま、やっているバイトのせいさ。バイトは、いうならばガイドだった。二、三年前にここにいた日本から来た放浪族が、どういうぐあいか、つけたコネを、つぎつぎいろんなやつが引き継いで、おれのところまでまわって来ていた。(「カトマンズ・イエティ・ハウス」より)  のっぺらぼうの人間などあり得ず、常ならぬ部分、ゆがんだ部分は誰にでもある。どこか「常ならぬ部分」をかかえこんだ人びとを描いた短篇集。 ・坂道 ・街角 ・草原 ・秋の日 ・広場 ・暴力 ・春の影 ・すばらしい冬の日 ・冬の日の鳩 ・サマータイム ・おれのバイオレンス ・炎のなか ・ラジャスタンの笛吹き ・カトマンズ・イエティ・ハウス ●河野典生(こうの・てんせい) 1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
  • ルーシーは爆薬持って空に浮かぶ

    ルーシーは爆薬持って空に浮かぶ

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    ジャズとロックのリズムをバックに、幻想と笑いと反逆が爆発する  あいつ、J・Lが死んだのは十二月八日、ニューヨーク時間の真夜中、おれが知ったのは、何となく寝ぼけまなこでボヤーッと見ていた昼間のテレビの短かいニュースだ。へえー、とおれは思っただけだ。あのJ・Lさんがねえ、お気の毒に、と言ったところ。だから、あいつという感じでもない。いや、とてもあいつなんて、言わせていただくわけにはゆかない、お偉いお方が亡くなったのだ、そういう感じだったというわけ。(「ルーシーは爆薬持って空に浮かぶ」より)  ジョン・レノンの死と少年たちの生活を描いた表題作、『街の博物誌』を彷彿とさせる「ブルースマン」など、音楽との関わりが深い13作品が収められた短篇集。 ・ブルースマン ・あいつの夢 ・リヴァーサイドの不思議な空 ・アンダーグラウンド ・おジイさんの輝ける日々 ・笑い男 ・花 ・徳さんのヌートピア ・夜の会話――腹を割る ・犬神屋の一族 ・モンスター ・少年たちの夜 ・ルーシーは爆薬持って空に浮かぶ ●河野典生(こうの・てんせい) 1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
  • 他人の城

    他人の城

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    失踪した女の部屋には〈私〉が雑誌に書いた戦争混血児に関する記事が残されていた  人はみな心の中に他人には窺い知れない孤独な城を持っている。しかしその秘密の城が白日の下にさらされる時、思いもよらぬ悲劇が生まれることもある。ハーフの美少女〈真理〉の失踪。これが〈私〉の四日間、だが四年にも感じられた暑い長い秋の始まりであった…。  本格ハードボイルド・ミステリの傑作。第62回直木賞候補作品。 ●河野典生(こうの・てんせい) 1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
  • 雛の四季報:2015年版

    雛の四季報:2015年版

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    「月刊群雛」日本独立作家連盟刊のレビューのまとめです。 -内容- 1:「群雛」レビュー収録(2014.02-2015.01と2月別冊分)  (レビューしてなかった2014.04月号のレビューを追加) 2:特典短編小説「魔捜研の女 -北の塔と賢者の石-」 (神楽坂らせんさんの「異世界構築リスト」のレビューで書けるじゃん、って言っちゃった、異世界を舞台にした推理モノ。ほんとに書いちゃった) 3:群雛1年目の通観とまえがきとあとがき  以上です。
  • 〈シグマフォース・シリーズ2.5〉コワルスキの恋

    〈シグマフォース・シリーズ2.5〉コワルスキの恋

    小説・文芸
    -
    1巻275円 (税込)
    〈シグマフォース・シリーズ〉初の短編! これまで明かされなかったシリーズとシリーズを繋ぐブリッジ・ストーリー。第1弾は、ジョー・コワルスキが主人公。  シグマフォース・シリーズ3の『ユダの覚醒』で初めて登場したジョー・コワルスキは、体が大きく、頑丈さだけが取り柄のような男だ。どちらかというと頭の回転の鈍い彼は、高いIQを持つ兵士で構成されるシグマフォースの隊員の中では異質な存在と言える。それ以外にも、コワルスキには謎が多い。なぜ病的なまでに「サル」を怖がるのか? シリーズ4の『ロマの血脈』では、シャイ・ロサウロと顔見知りであることが描かれているが、二人の間には過去にどんな接点があったのか?  その謎を探ると、『ユダの覚醒』の前に起きた、ブラジルでのある事件にたどり着くのだった……。
  • 十六団子(1)~『その死からすべては始まるのだ!』

    十六団子

    小説・文芸
    -
    1~6巻220~330円 (税込)
    抱腹絶倒! 笑いと涙の金字塔!  笑いに飢えたすべての読者に捧ぐ「夏目椰子」乾坤一擲の勝負作! その昔、じっさいに村八分のあったムラで起こったお葬式。そのたった1日の出来事を描いた、「十六団子」をめぐる悲喜こもごもな人間模様。 作者独特の軽妙な筆致とユーモアで描く、待望の長編小説! 全6巻の(1)
  • 君がいなくちゃだめなんだ-Waltz for Life Will Born-

    君がいなくちゃだめなんだ-Waltz for Life Will Born-

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    【花澤香菜(映画版主演)×倉田健次(原作・脚本)スペシャル対談(完全版)特別収録】 花澤香菜主演で話題となった映画「君がいなくちゃだめなんだ」の原作。 あなたがいたから、私は今ここにいる― 再生したい父と娘を中心に想いと人がつながる、少し不思議で入り組んだ、でも真っ直ぐな物語。 映画をより楽しむためにも必読の一冊。 <STORY> 楓アンは絵本作家。処女作が偶然にも新人賞を獲ってしまい周囲に期待されるも、その後は泣かず飛ばずでスランプ状態に陥っていた。 しかし元々の気ままな性格のせいもあって、担当編集者のトモエとも軽ふざけをして日々の時間を潰す始末で創作の進む気配はない。 ある日、楓は失踪した飼い猫のペローを探す街角で見かけた伝言板で「ペローを蘇らせる代わりにこの世界から太陽を頂くよ。いいのかい?アン?」と書かれた謎のメッセージを見つける。 そして他にも街のあちこちの伝言板に残された不思議なメッセージたちを次々と探しだしていく楓。 楓はそれが幼い頃に失踪した小説家だった父・光平の文章であることに気づくのだが…。
  • 召集令状

    召集令状

    小説・文芸
    -
    1巻616円 (税込)
    同じ課の新入社員武井に、ある日、召集令状が届いた。「たちの悪いいたずらだ」と気にも止めずにいたのだが、次々と男子社員に令状が届きだした。そして、彼らはそろって無断欠勤をはじめて……!?(「召集令状」)。旧制中学の札つきが集まった同窓会は、いやがうえにも盛り上がり、男はひとり立ち上り軍歌を歌い出した。ところが誰もその歌を覚えていない。それどころか、かの大戦すら知らないというのだ……!?(「戦争はなかった」)。戦争体験者の著者が、大胆な発想と独自の視点で、コミカルにシニカルに綴る、今だからこそ読みたい中・短編8作。
  • 情熱のシーラ 上

    情熱のシーラ

    小説・文芸
    -
    1~3巻1,320円 (税込)
    NHK海外ドラマの原作小説 全3巻刊行開始! 1911年にマドリードで生まれたシーラは、天才的な裁縫の腕をもつお針子だ。スペイン内戦前夜、恋人とモロッコに移り住むが、恋人の裏切りで何もかも失う。失意の底にあったシーラを救ったのは、1本の針と糸だった――。激動の時代、数奇な運命を生きたヒロインを圧倒的な筆力で描く。全世界で400万部以上を売り上げた歴史大河ロマン、待望の邦訳版!
  • 小説なかよしホラー 絶叫ライブラリー 絶望の教室

    小説なかよしホラー 絶叫ライブラリー 絶望の教室

    小説なかよしホラーが刊行スタート!「なかよし」の大人気コミック、待望のノベライズ!ようこそ、絶叫ライブラリーへ。午後4時44分になると、学校の図書館に人知れず絶叫ライブラリーが現れます……。ギギーッと扉があいたら、もう戻れない!この世で一番怖い話を、さあ、どうぞ。
  • クロスロード
    完結

    クロスロード

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    彼女たちは偶然、トウキョウで会い、 またそれぞれの人生に分かれた。 東京・銀座四丁目交差点付近。 休日のこのあたりは、歩行者天国だ。 雑多な人々が行きかう路上に この時ばかり出された簡易テーブルがあり、 ハンバーガーを手にした2人の女性がたまたま相席になった。 2人はかつて、それぞれの仕方で自然の脅威を目の当たりにし、 古い自分を脱ぎ捨ててきた存在だ。 それが偶然、自然から最も遠く離れたように見える日曜日の銀座で、 周囲に溶け込まず、しかし浮き上がりもせず ごく控えめに、微笑と共に出会ううつくしい物語。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。84年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • ブルースのブランケットにくるまって
    完結

    ブルースのブランケットにくるまって

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    久しぶり、と言わずに彼女を迎えてくれるのは そのオリーブ色のブランケットだけ。 シンガソングライターの自伝を出版するための、ゴーストライター。 その仕事を引き受けた彼女は、 インタビューと取材を兼ねて様々な土地への コンサートツアーに同行する。 仕事の仕方は極めて丁寧かつ優秀だ。 そして何人もの男たちが、短い逢瀬のためにホテルの部屋を訪ねてくる。 そうした日々を経て、束の間、東京の自宅マンションに戻った彼女を やさしく迎え入れるブランケットにくるまり、 ようやく彼女は深い眠りに落ちる。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。83年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • よりかかってドライ・ジン
    完結

    よりかかってドライ・ジン

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    男は、バカばかり。 彼女を癒すのは、ドライジンと 心優しきゲイ・ボーイ あからさまだったり、まわりくどかったり。 ホステス、という職業をやっている女性の許には 様々な男たちが寄ってくる。 律儀に対応していると、車で連れ出されたり、 ホテルに連れ込まれたり。 やけになって雨の中、放り出されたり。 五月の連休でさえ、つぶそうとしてくる男たちから彼女を解放してくれるのは、 ドライジンと心優しきゲイ・ボーイだけだ。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。82年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 約束
    完結

    約束

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    誰と約束を交わしたか、ではなく 交わした、という事実と行為だけが問題である。 読みすすめるにしたがって、「これもしかして・・・・・・」と、 嫌な予感が兆すかもしれない。 その予感は・・・・・・ 当たります。 そこにそのような道具があり、 「約束」という言葉が発された以上、行為は遂行される。 たとえその言葉が、当事者同士で正しく共有されていなくても。 そして舞台は、周囲に誰もいない、誰も音を聞いていない荒野。 失敗のしようもなく、完璧である。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。81年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • バドワイザーの8オンス罐
    完結

    バドワイザーの8オンス罐

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    あっけらかん、と、8オンス罐 仲の良い女ともだち、2人。ちょっと久々に会う週末。 楽しく飲んでいるうちに、興が乗って、 知人の男性を呼び出すことになった。 男はステーション・ワゴンを持っていて、 海を見たくなったら横浜へ。車の中では飲みっぱなしだ。 女性2人が、時間をおいて酔いつぶれても、 男が面倒をみることになろうとも、 あっけらかんと屈託のない時間が過ぎていく。 たとえ二日酔いになったって、冷蔵庫には、 自分の好きな8オンス罐がある。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。80年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 昨日は雨を聴いた
    完結

    昨日は雨を聴いた

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    堂々めぐりの言葉の果てに なぜふと、唐突な言葉が出てしまうのか。 浮気。この、凡庸にして普遍的な、 みじめな、疲労感のつのる、男女間の出来事。 言葉は常に行為よりも遅れているから、 言い訳も、釈明も、解決の提示も、嘆願も、 互いの言い分も、堂々めぐりを繰り返す運命にある。 そのような倦んだ言葉のつらなりの中で、 男はふと、あらぬ言葉を口にしてしまう。 何一つ決定的な事柄にはつながらない平凡な、 しかし不思議な言葉を、ふとつぶやいてしまう。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。79年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 夕陽に赤い帆
    完結

    夕陽に赤い帆

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    やがてすべてが終わり、 ヨットの白い帆は夕陽に染まる。 プラターズやナット・キング・コール、フランク永井らの歌唱でも知られるジャズのスタンダード・ナンバーと同じタイトルを持つ短編。 ここに登場するのは堅気ではない、ヤクザな人々だ。 組織からの現金強奪、という物騒な案件に かつての恋人との再会と、それにまつわる情がからみあう。 男は果敢に行動に出る。 そしてハードな仕事をすべて終えた、はずが そこが終わりではなかった。もう1つ、あった。 そのもう1つも終えた時、ようやくホテルに赤い夕陽が差し込んでくる。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。78年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 結婚記念日
    完結

    結婚記念日

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    祝福の日には、 出席者全員に祝砲を。 高原のスロープに立っている優美なヴァケーション・ハウス。 夫妻の結婚記念日を祝うため、7人が集まっている。 残る1人も、まもなくやってくるだろう。 ハウスについての、そしてふるまわれる料理についての詳細な説明が書き込まれ、また、ラッキー・ストライクの歴史をめぐる いささかスノッブな会話が取り交わされる。 空虚にも思えるきらびやかさが、何か別の物事が着々と進行していることを感じさせる。 そしてほら、8人目がいま、到着した。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。77年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 限りなき夏1
    完結

    限りなき夏1

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    それぞれのエンドレス・サマーを描く試みは、 今のところ未完のままだ。 タイトルに「1」とあるように、この小説は さらに長大になる構想のなかにあった。 いや、「あった」ではなく「ある」というべきか。 書かれてから30年以上が経過した今、わかっているのは、 これが未完の小説の一部に過ぎない、ということである。 小説の企みは「あとがき」に簡潔に書かれている。 生きることと波乗りの区別をつけない人々にとって、 いま、生きている夏は過去の夏ともつながっており、 そしてこの先にも伸びていく永遠の夏である、という困難が、 この小説を未完にしている最大の原因なのかもしれない。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。76年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 瞬間最大風速
    完結

    瞬間最大風速

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    渡り鳥 ミーツ キャデラック。 その成り行きは台風とともに。 それまで無関係だった男女が路上で出会う。 片岡義男の黄金パターンが遺憾なく発揮された中編小説。 女は、様々な土地を回っている渡り鳥の歌手。 男は、キャデラックを札幌の友人まで返しに行く途上の身。 その2人の出会いは、速度の遅い、しかし猛烈な 台風の接近、進行、通過とともにある。 過酷、と言って差し支えない状況をともに過ごした 2人のその後は果たして? 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。89年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • どうぞお入り、外は雨
    完結

    どうぞお入り、外は雨

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    これからはひとりになるのだから、 彼女は路線バスを選んだ。 18歳。未成年ではあるが、車の運転は可能な 大人への入り口に立った年齢だ。 ある雨の夜、2人の18歳には、楽しい偶然があった。 同じような環境に暮らす2人は心を許しあった。 やがて彼女のほうの生活環境は、新たな次元に入る。 彼女はほんとうに1人になるのだ。 また別の雨の夜。今度は彼女は、もう1人の18歳には頼らない。 1人で路線バスを選んだ。ただし、彼にはしっかり手を振りながら。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。88年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 最終夜行寝台
    完結

    最終夜行寝台

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    そうしよう、と思ったら、そうしてしまう。 行き着く先は、やさしい最終夜行寝台。 タイトルが示すように最終夜行寝台が舞台にはなっているが、 おそらく、読む前に想像できるイメージとは違っているはず。 その寝台には、女が1人で乗る。 そして、女が立て続けに酒を飲む、という時の 感情の動きや事の顛末なども、 これまで多くの物語が紡いできたものとは違っているだろう。 最終夜行寝台は、きちんと定刻ごおりに任務を遂行するはずだ。 そして寝台のベッドは、上段ではなく下段で、ほんとうによかった。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。87年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • ブルー・ムーン
    完結

    ブルー・ムーン

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    別れ話は3度。そして 空には、ブルー・ムーン。 女と男がいる。 女が「終わりにしたい」という。男は「なぜ?」と聞く。 人類が、これまで無限に繰り返してきた行為だ。 いったい、平行線ではない別れ話というものが、あるだろうか? 終わりにすることと嫌いになることは違う、という言葉がそこにあり、 しかしその言葉は2人のあいだで共有されない。 されないまま、しかし2人は3度、話すために会う。 一度目と二度目は雨。しかし三度目は晴れた。 すべてを終えて、窓から見えるのは、きれいなブルー・ムーン。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。86年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • ステーション・ワゴン
    完結

    ステーション・ワゴン

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    ピカピカのステーション・ワゴンは、 宇宙からやってきて、やがて海に還っていく。 福音館書店発行の雑誌『子どもの館』(1980年)に発表された短編。 自動車をテーマにした片岡義男ならではの一編だが ここでは12歳の少年が主人公であり、 少年がスクールバスという、少年にとって戦場のような社会の中から 光り輝くステーション・ワゴンを目撃する視点がおもしろい。 やがて彼は、大胆にもそのステーション・ワゴンのハンドルを握るのだが およそ現実離れしたその乗り物は、 意外な、いや、もしかすると必然的にそうなるしかない、 というような結末を迎えることになる。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。85年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 波が呼ぶんだよ
    完結

    波が呼ぶんだよ

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    波が呼んだら、どこまでも行く。 幸雄と貴志。波乗りを何よりも愛する2人は そのあいだに麻衣子、という気になる存在をはさみながらも 常に海を、波を第一に考えることにおいて共通している。 ある時2人は、小さな町の映画館で、ポルノ仕立ての安い映画を観た。 そこに彼らが観たものは、他の観客がまるで目にとめないもの、 画面を横に抜けていく完璧なチューブ波だ。 素朴すぎる情熱と手段で、 彼らはその波が生起する場所を、ついに見つける。 あとはもう、いつまでもそこに留まるだけだ。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。84年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • いまから一〇〇年あと
    完結

    いまから一〇〇年あと

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    離婚暦、4年の歳月、初夏の東京。 2人のシャイネスは、言葉で防波堤を築く。 女が営む店の名前はウェンディ。 ビーチボーイズのナンバーから取られている。 いちばん大切な存在だったのに、 去ってしまったウェンディという女の子を歌った曲だ。 時々店に顔を出す男は、ここへ来て4年になる。離婚暦アリ。 彼女の誕生日に、男は、金がなくて贈り物ができない 若い男性が登場する映画の話をしたりする。 店を閉め、外を歩き、2人は今までにない段階に入る。 それを「幸せ」と呼ぶことをためらいながら、体と言葉を重ねていく。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。83年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • ハイビスカス・ジャム
    完結

    ハイビスカス・ジャム

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    大きな音で、静かな仕事。 2つの赤がこの小説の主役だ。 片岡義男の小説のアクションの中には、いくつかの強靭な定型がある。 この小説もその1つを踏襲している。 全長7メートル近いオールズモービル・トロナード。 豪勢に見えすぎないことに金をかけた邸宅。 プールには全裸で泳ぐ女性。 ただ小さな予想外として、ハイビスカス・ジャムがあった。 予定された1つの赤に加えて、 もう1つの赤が、物語には加わった。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。82年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 港町しぐれた
    完結

    港町しぐれた

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    ふられる時には、共に移動してみる、 というやり方もある。 女と男がいて、別れが生じようとしている。 よくある話だ。別れは時に、唐突に訪れる。 別れ話、とは言うけれど、どちらかが決めてしまったら 決意はなかなか覆らない。 2人にとっての最後の時間を、日常ではなく、 列車や、ホテルや、自動車の中で過ごすことで 時間ばかりでなく、互いの中を流れていく何かがあるだろう。 もう二度と会わないのだとしても、 その「流れ」を2人はその時、確かに共有している。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。81年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 彼のお気にいり
    完結

    彼のお気にいり

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    すべての信号が赤の日と、 すべての信号がグリーンの日。 オートバイで走る、ということによってしか 知りえない人の魅力、というものがあるのだろう。 男は前を走る赤いオープン・カーの後ろに付いたまま離れない。 女も、普通なら気味の悪い尾行と思えるこの行為が なぜかしら心地いい。こうして2人は路上で出会った。 路上の出会い。それは、片岡義男の小説の黄金のパターンだ。 その日、彼女の自動車はそのボディの色のように ことごとく赤信号で止められた。だがその1年後。 今度はことごとく信号がグリーンの道を走る運命にある。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。80年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 人魚はクールにグッドバイ
    完結

    人魚はクールにグッドバイ

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    アイドルだって、勝手にやってます。 アメリカのショービズの世界ならいざしらず 日本の芸能界、という所はいささか特殊で まさに偶像としてのアイドルがいまだに健在だ。 彼女(たち)とファンのあいだには 通常、メディアを通じてコントロールされたイメージしか共有されない。 しかし、アイドルも人間である以上、綻びはある。 その綻びは、片岡義男の小説なら、 路上と、エンジンの着いた乗り物の中に見つかるだろう。 世間が見れば事件になりそうな出来事も クールな18歳が係われば、楽しい寄り道になるはずだ。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。79年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • オレンジ・ペコ、午前八時
    完結

    オレンジ・ペコ、午前八時

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    ひとりの朝、はじまりの朝。 祝福には、オレンジ・ペコがにつかわしい。 ユミコ、という女性の名前はありふれているが、 漢字で表記すればいくつもの種類がある。 自分と同じ発音のユミコと、 ありがたくない場所で遭遇してしまった主人公・夕美子は、 自らの将来について、断固とした決意に踏み切る。 あとは自動車で、列車で、それを実行するだけだ。 それらをすっかり片付けたら、彼女には、 オレンジ・ペコの時間が待っている。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。78年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • ときには星の下で眠る
    完結

    ときには星の下で眠る

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    誰もが例外なく、移ろいゆくものたち。 天空の星座のように。 夏のイメージが強い片岡義男の小説にあって この物語は明確に秋を舞台としている。 「時には星の下で眠る」という短編が先行してあり それが北米大陸を舞台としていたのに対し、 こちらは明確に、日本の、高原の秋だ。 オートバイを愛する者同士の4年ぶりの再会を介して 人が4年、という時間を生きることの、いくつもの模様が描かれる。 そこにはいくつも死があり、不在がある。 生きている者たちも紅葉の色の変化のように確実に変わってゆく。 そして時には友とともに、星の下で眠る。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。77年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 翔びなさい、と星が言う
    完結

    翔びなさい、と星が言う

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    見る前に翔べ、と悪い星がささやく。 ティーン向けのレーベルであるコバルト文庫に収録された一編。 冒頭、朝の新宿駅のシーンに象徴されるように 17歳の女子高生2人は、朝のラッシュ・アワーで怒涛のように流れてくる人波に逆行し、そこから外れて生きる存在として描かれている。 通常のヘテロセクシュアルからの逸脱。死への傾斜。 生まれてくるべき星は、ここではなかったのかもしれない。 だから、「翔びなさい」と別の星が言う。 しかし彼女は、この星の現実の中でしか、飛ぶことはできないのだ。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。76年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 味噌汁は朝のブルース
    完結

    味噌汁は朝のブルース

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    2人の関係がどこでわかるか? 会話だ、と言ってみたい。 ロクでもない男、と言ってもいいかもしれない。 販売促進課に勤めるサラリーマンだ。 片岡義男の小説の多くの登場人物(男)がそうであるように、ここでも年齢は27歳。 恋人らしき女のほうは、実に平凡極まりない名前で、 しかしいい女。のように見えて・・・・・・ さてどうだろうか。 凡庸なようで、停滞のない会話。共に迎える朝。 とりあえず、それだけあれば、なんとかなる。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 棟居刑事の荒野の証明

    棟居刑事の荒野の証明

    小説・文芸
    -
    1巻748円 (税込)
    花形部署でエースとして活躍していた山名功は、突然、関連企業のゴルフ場への異動を言い渡される。さらに、妻から離婚を切り出され、彼女の背後に男の存在を感じたが、その申し入れを受け入れた。ある日、同僚の竹内愛から行方不明の姉・由香について相談を受けた山名は、自分を左遷した張本人と由香の接点に気づき――。
  • 30ポイントで読み解く 吉田松陰『留魂録』

    30ポイントで読み解く 吉田松陰『留魂録』

    小説・文芸
    -
    1巻740円 (税込)
    「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」の句で始まる吉田松陰の『留魂録』――。自身が処刑される直前、松下村塾の門下生に向けて書いた文字通りの“魂の遺書”だ。牢獄の中から愛弟子たちへ切々と最後の訓戒を述べ、死に直面して悟り得た「死生観」を書き記したその内容は格調高く、現代でも読む者の心を打たずにはおかない。事実、松陰が遺した『留魂録』は長州藩士を中心に回読され、志士たちのバイブルとなり、幕末維新の原動力ともなった。本書は、そうした凄まじい“感化力”を秘めた『留魂録』のエッセンスと後世に与えた影響を、「大和魂を伝承せよ」「誠を貫け」「後世の評価に委ねよ」「学問の力を信じよ」「志を継承せよ」「尊王攘夷を実現せよ」「京都に学校を創れ」「死を恐れず志を全うせよ」など、30ポイントに分けて解説していく。死して時代を動かした男の“魂のメッセージ”が現代に甦る!
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 合本版

    現代語訳 南総里見八犬伝 合本版

    小説・文芸
    -
    1巻3,135円 (税込)
    わが国の伝奇小説中の「白眉」と称される江戸読本の代表作を、やはり伝奇小説家として名高い白井喬二が最も読みやすい名訳で忠実に再現した名著。長大な原文でしか入手できない名作を読める、現代語訳上下巻の合本版。 ※本電子書籍は、「現代語訳 南総里見八犬伝 上・下」の合本版です。
  • 下着をすべて捨ててしまいたい

    下着をすべて捨ててしまいたい

    小説・文芸
    -
    1巻110円 (税込)
    下着をすべて捨ててしまいたいという欲求に支配されて、じっとしていられない。 こんなとき、みんなどうしているのだろう。 「ねえ、下着ぜんぶを新しくしたいって思うことある?」 始まりの予感がするとき、誰かを好きになったとき、そんな風に思う女の人のお話です。
  • 隣の女王蜂

    隣の女王蜂

    小説・文芸
    -
    1巻110円 (税込)
    ある日目が覚めたら、蜂が大量に部屋を占領していた。いつの間にやら天井裏に蜂の巣ができていたらしい。業者に撤去を頼みつつ、休日がとんだ災難で飛んだと嘆いていたら、隣に美人が越して来たので少しだけ浮かれる。 現実が悪夢に侵食されている事に、気付きもしないで。
  • 長崎・有田殺人窯変 私立探偵・小仏太郎

    長崎・有田殺人窯変

    小説・文芸
    -
    1巻545円 (税込)
    女のタトゥーが事件の地図!? 猟奇殺人の鍵は長崎に――。大人気旅情ミステリー・私立探偵小仏太郎シリーズ! 東京・亀有で探偵事務所を開く小仏は、かつての警視庁の同僚の安間からある依頼を受ける。近頃連続して起きた殺人事件と猟奇事件の二人の被害女性は、元警察上層部で民間企業の重役を務める男と不倫関係にあったらしい。その事実をマスコミに感づかれずに事件の調査をしてほしいと依頼された小仏だったが、殺人事件の被害者・高木の体には意味深な鯉の刺青があり……。社会の闇とつながる男と女たちの因縁。巨大犯罪の影を追って小仏は長崎、そして佐賀へ飛ぶ! 傑作トラベルミステリー。
  • ごちゃまぜスープ

    ごちゃまぜスープ

    小説・文芸
    -
    1巻275円 (税込)
    日常生活におけるインターネット、別れ、無職をテーマにした三編からなる短編集。 「なんだか悲しい」 例えば、なにげなくネットに書き込んだ一言が誰かに何かを思わせているかもしれません。 思いやりとは?優しさとは? 「あいのうた」 大好きな人とのお別れのとき、空がとっても青かった。 「マナブ」 三十三歳でリストラにあい、振り返る。今まで私はなにをしてきたのだろう。
  • 泉鏡教授のアメリカ旅行~ボストン・ニューヨーク・ニューオーリンズ~

    泉鏡教授のアメリカ旅行~ボストン・ニューヨーク・ニューオーリンズ~

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    名古屋にある女子大学でフォークロア学を研究している教授泉鏡が教え子の女子大生たちと研究旅行に行くが、その旅先で必ずと言っていいほど奇妙な事件に巻き込まれる。事件の舞台は今回はアメリカ。ボストン ニューヨーク ニューオーリンズ ロサンゼルス サンタ・バーバラ。さらに、バルセロナ、フィジーと舞台は広がる。研究のためのリサーチ記録が、心ならずもまたもや事件簿となってしまった。
  • 風土記 上 現代語訳付き

    風土記 現代語訳付き

    小説・文芸
    -
    1~2巻1,188円 (税込)
    風土記は、8世紀、元明天皇の詔により諸国の産物、伝説、地名の由来などを撰進させた地誌。現存する資料を網羅し新たに全訳注。漢文体の本文も掲載する。上巻には、常陸国・出雲国、播磨国風土記を収録。 ※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • ざんばらら

    ざんばらら

    小説・文芸
    -
    1巻649円 (税込)
    高校でも目立つギャルの沙耶は、夏休み、仲間と海へ旅行に行く。夜は怪談話をして盛り上がり、次の日は神社で肝試し。狙っていた敏樹先輩ともカップルになれていいカンジ。最高の夏休みの思い出ができた。しかし、新学期直後。海に行った仲間が残酷なやり方で次々と殺される。そして沙耶の身にもあり得ない出来事が起こり始めて――。
  • キミが生きた理由

    キミが生きた理由

    小説・文芸
    -
    1巻869円 (税込)
    母親を亡くし、転勤中の父とも離れ、一人暮らしをする高校生の菜緒。ある日、クラスに瀬戸千秋という美しい転校生がやってきた。色めき立つ女子生徒たちをよそに、彼はみんなの前で、菜緒に「君が好きだ」と告げてきて……。 この出会いがもたらす不思議な出来事の数々。それはやがて――、20年前にほうむられた、ある奇跡の純愛をよびさます。
  • 学校の怪奇事件簿 4:44のおまじない

    学校の怪奇事件簿

    小説・文芸
    -
    1巻649円 (税込)
    恐怖サイトの管理人のもとに今日も恐怖の体験談が届いた。それは中高生の間で流行している恋愛成就の「4:44のおまじない」。 片想い中の彼の気持ちを知りたい高1のかおりは、彼の好きな人が分かるというおまじないを試すため、深夜の学校に忍び込むが…。 占いが大好きな高1のレナ。的中率200%!という噂を聞き、付き合っている彼との相性を占おうと深夜のパソコンルームで、サイトにアクセスしてみると…。  <第6回魔法のiらんど大賞ホラー部門賞>上村あかりがおくる、恋する女の子たちに起きた恐怖の体験談2編を収録したラブホラー集。
  • SAS特命潜入隊

    SAS特命潜入隊

    アルゼンチンで軍部が台頭し、フォークランド諸島の奪取に再び動きだすおそれが出てきた。マーク・ブラック軍曹らSASのチームは、アルゼンチン南端のフエゴ島にある巨大な基地の偵察任務を命じられる。20年前のフォークランド紛争の時、同じ基地の偵察で悲惨な体験をした彼は、チームとともに因縁の島へ向かう。が、予期せぬことが続発し、死の危機に!強力な兵器を有するアルゼンチン軍との激闘を描く冒険アクション。

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