小説・文芸 - 福音館書店作品一覧

  • 富士山のまりも 夏休み自由研究 50年後の大発見
    4.3
    「まりも」は、名前の通り丸い形をした藻のなかま。北海道の阿寒湖にすむものが有名ですが、じつは、富士山のふもと山中湖にも、まりもがすんでいるのです。最近は数が減ってほとんど見られなくなり、絶滅したのではないかと案じられていました。ところが、50年以上も前、当時小学生だった著者は、自由研究のため山中湖からまりもを持ち帰り、今日まで自宅で大切に育て続けていたのです。様々な縁に守られて数十年家庭で育まれたまりもの物語

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  • ひみつのたからチョコラーテ
    3.3
    1巻1,320円 (税込)
    しょうたくんが、発明家のおじさんといっしょにタイムスリップしてしまったのは、400年前の中米だった。時の大国スペイン、その積荷を狙うイギリスの海賊船との海戦、忍び込んだイタリア人。はたまたスペインをおとずれた日本人使節団まで登場して…大航海時代の雰囲気を臨場感たっぷりに伝える、コマ割りの冒険活劇絵本。身近なお菓子のルーツをさぐることで、世界の歴史や広がりが見えてきます。チョコにも歴史あり。

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  • がっこうのてんこちゃん はじめてばかりでどうしよう! の巻
    4.0
    きょうから学校がはじまります。はじめてのことが苦手な、テンのてんこちゃんはドキドキしながら学校へいきます。クラスは全員で10ぴき。てんこちゃんは、自己紹介で緊張しすぎてしまい……。他に、お弁当や遠足のお話など全5話。はじめての学校で、誰もが経験する不安を少しずつ乗り越えていく姿を描いた本書は子どもたちの心に寄り添うことでしょう。ユーモラスな絵と文が一体化して読みやすく自分で読むファーストブックに!
  • ははがうまれる
    4.2
    多くの人のトラウマと向き合ってきた精神科医が、自身の経験や専門知識も交え、子育てのこと、母親を取り巻く様々な問題について、やさしく語りかけるエッセイ集。赤ちゃんの泣き声にイライラしてしまう、ママ友付き合いで自分一人がはずれているように感じる…。日常の小さな悩みや違和感、言葉にならない気持ちを丁寧にすくい取り、そこから抜け出すヒントを提示してくれます。月刊誌「母の友」連載時に多くの共感を呼びました。

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  • たぶん、なんとかなるでしょう。
    5.0
    1巻990円 (税込)
    元気いっぱいの兄ブンちゃん(5歳)と弟ダイちゃん(2歳)が繰り広げる、てんやわんやの毎日。おもちゃは片付けない、すぐにケンカする、さらに家の中に秘密基地を作り、スーパーではカートに乗って暴走…。想定外続きのこの子育て、一体どうなる!? ドタバタな日常に、あきれたり、イライラしたりしつつも、まあ「たぶん、なんとかなるでしょう。」と、温かなまなざしで父・堀川真さんが描く爆笑・子育てエッセイマンガです。
  • 日曜日のはじめちゃん
    -
    1巻1,540円 (税込)
    はじめましてのはじめちゃん。はじめての人生は、はじめてのことばかり。小さなはじめちゃんとマパ(はじめちゃんのママとパパのこと!)がいつもの暮らしの中で発見してゆくはじめてのおもしろさがゆったりと描かれます。休日ののんびりした空気を吸い込みながら、魔法がかった“はじめての日々”を一緒に楽しみませんか。雑誌「母の友」で連載された1ページ完結のマンガえほん集。本を開けばそこは日曜日!
  • 野ねずみきょうだいの草花あそび 秋から春まで
    -
    身近な植物で楽しむ、あたらしい草花あそびを、野ねずみきょうだいが紹介します。秋の落ち葉でつくるスズメ、サンタクロース、スズカケノキの実のハリネズミ、春が来たら、タンポポのようせい、カラスノエンドウの飛行機……おなじみの植物からうまれる約20種類の作品は、どれも新鮮で美しく、作ってみたくなるものばかり。草花あそびをすると、その植物のことが少しずつわかってきて、季節の移ろいを実感できます。

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  • 野ねずみきょうだいの草花あそび 初夏から秋まで
    4.5
    草花あそびが大好きな野ねずみきょうだいの、初夏から秋まで、3つのお話。季節にあわせて登場する草花あそびは、エノコログサのウサギ、ドクダミの天使、オシロイバナの女の子、カラスウリのバギーと赤ちゃん、ヘクソカズラのおばけ、ノブドウのツバメ、ジュズダマとススキのネックレス、キンモクセイのかおりかごなど約20種類。どれも新鮮で美しく、きっと作ってみたくなります。新しい草花あそびの絵本、第2弾。

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  • ハイジ(上)
    4.7
    人里から離れて、1人でアルプスの山に住んでいる頑固者のアルムじいのもとに、ある日、孫娘のハイジがやってきます。アルプスの草花のように健やかなハイジはたちまち周囲の人たちを魅了してしまいます。ところが、そんな幸せな日々も、思わぬことでハイジが都会にいくことになり、奪い去られてしまいます。矢川澄子によって物語の細部まで訳出された完訳本。パウル・ハイによる美しい挿絵は原書からの復刻です。

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  • 吸血鬼の花よめ ブルガリアの昔話
    4.0
    ブルガリアはヨーロッパのバルカン半島に位置し、古くから東西文化交流の場でした。昔話もオリエントとヨーロッパ相互の影響をうけた独自の楽しいものが多くあります。青春時代にブルガリアのソフィアに留学していた編者が、選りすぐりの物語を集めました。「石灰娘」「パーベルじいさんの光る石」「吸血鬼の花よめ」「ふしぎな小鳥の心臓」など全12話収録。

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  • 黒いお姫さま ドイツの昔話
    4.3
    『マクスとモーリツのいたずら』で有名な絵物語作家ヴィルヘルム・ブッシュが蒐集した、ドイツの昔話。表題作「黒いお姫さま」のほか、「かしこい百姓」「小人のぼうし」「金のくさりをつけた王子さま」「スリクシェばあさん」「しようがないヤギ」「ムッシェティーア、グレナディーア、プンペディーア」「寒い冬」「ふたごの兄弟」「かじ屋と坊主」「魔法にかけられたお城」の全11編がおさめられています。

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  • 美乃里の夏
    3.5
    1巻660円 (税込)
    「その男の子にはじめて会ったのは、わたしにとって最悪の日だった」……。小学5年生の夏のある日、美乃里の前に、実というふしぎな少年が現れる。あることがきっかけで、ふたりの「みのり」は、「木島の湯」という小さな銭湯で、お風呂掃除の仕事を手伝うことになった。頑固な「木島のおじいさん」や実のおばあさんとの交流、そして突然やってくる実との別れを通して、少女の心の成長を描く。

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  • ハッピーノート
    4.1
    小学校でも塾でも、友だちを前に思うように自分を出せずにいる6年生の聡子。塾の帰りにいつも一緒に勉強する霧島くんにひそかな思いを寄せていますが、本当の気持ちは言えないままです。家ではイライラしてつい両親にあたってしまい……。そんな聡子ですが、もっと霧島くんと仲良くなろうとがんばるうちに、次第に周囲の人との関係も変わってきます。単行本発売以来、多くの年若い読者から圧倒的支持を得ている作品の、待望の文庫化です!

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  • 少年動物誌
    4.0
    さまざまな動物たちの息づかいが、人間の生活のすぐそばに感じられた丹波篠山を舞台に、豊かな自然の中でくりひろげられた少年と動物たちとの交流を描きます。神社の夏祭りで買ったモルモットがどんどん増えていくなか世話する『モル氏』、冬枯れの田んぼから、あらんかぎりの力で飛び立とうとするタヒバリを、ひたすらねらいつづける『タヒバリ』など、少年が思う存分自然に親しみ、動物たちの生命を生き生きと感じる10編の短編集。

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  • 水はみどろの宮
    4.5
    七つになるお葉は、山犬らんに導かれて山の懐へと入っていく。山の湖の底深く、「水はみどろの宮」の穢れを祓う千年狐のごんの守と出会ったお葉は、山の声を聴くようになった。そんなお葉のもとに、片目の黒猫おノンがやってくる。やがて山の精たちの祀りに招かれたお葉が見たものとは……。「遠い原初の呼び声に耳をすまし、未来にむけてそのメッセージを送るために」、作者から子どもたちに贈る珠玉の物語。

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  • よい子への道
    4.4
    1~2巻1,100~1,320円 (税込)
    子どもたちの日常や学校生活を元にしたジョーク満載の漫画絵本。「よい子」になるには、何をしてはいけないのか、愉快な子どもたちがにぎやかに教えてくれます。「よい子」になるには「してはいけないこと」がいっぱいで大変です。学級花壇に温泉を作ってはいけないし、保健室でお気に入りのぬいぐるみとねてはいけません……子どもたちはもちろん大人たちも大笑い間違いなし。たくさん笑って「よい子」になりましょう!

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  • けんだましょうぶ
    3.7
    1巻1,210円 (税込)
    けいくんは、けん玉をもってあそびに出かけました。「だれかけん玉する人いないかな?」すると、けん玉をもったきつねがいました。けいくんが、「かぱ」と玉をおさらにのせると、きつねも、「かぱ」。おや? 玉がみかんに早変わり。そのあとも、たぬき、魔女、てんぐが現れますが、そのけん玉は、どれもちょっとへんてこで……。人気絵本「おばけかぞく」シリーズの著者がおくる、ユーモアとナンセンスがたっぷりの絵童話です。

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  • しぶがき ほしがき あまいかき
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    季節は秋。3人きょうだいの末っ子のちえちゃんが、初めての干し柿作りに挑戦します。長い竹で柿をとったり、小刀を使って皮をむいたり、ハンガーに柿をつるしてみたり……、おいしい干し柿になるのを待つちえちゃんでしたが、そんなちえちゃんの干し柿をねらって、なんと夜に、干し柿どろぼうがやってきます。勇気をふりしぼって布団の中で干し柿どろぼうを待ち構えるちえちゃんですが……。

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  • プンスカジャム
    3.4
    「もう、もうもう、もうもうもう、ぼくはおこった!」小学2年生のハルは、友だちのタニくんに遊ぶ約束をすっぽかされて怒っていました。プンスカしているハルの前に「ベーカリーあんぐり」「あなたのプンスカ、ジャムにします」と書いてあるふしぎな車があらわれて、中から、あぐりさんと名乗るおばあさんが顔を出しました。ハルは、あぐりさんとプンスカジャムを作ることになりました。プンスカジャムっていったいなんでしょう。

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  • ほじょりん工場のすまこちゃん
    -
    1巻1,210円 (税込)
    すまこはのんびりやの小学生。春休みは、ころころ(補助輪)つきの自転車にのって、いい気分で町内をいったりきたり。すまこの家は補助輪工場なので、「お父ちゃんがころころ作ってるから、いつまでもつけてるん?」とからかわれますが、いつもちっとも気にしません。ところがある日、お父ちゃんが「補助輪をはずすぞ」といいだして……。大阪の工場の町を舞台にした、おかしくてちょっぴりしんみり、人情味あふれる物語です。

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  • 4ミリ同盟
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    ポイット氏は、今日もがっくりと肩を落とした。「またダメだった……」果たしてこれは何度目の失敗だろう。いったいいつになったら……?ひとり悩むポイット氏に、ある日見知らぬ女性が声をかけてきた。――「あなた、まだ〈アレ〉を食べていませんね?」そして知らされる衝撃の事実。どこか風変わりな中年と老年の男女4人による、ちょっと奇妙なお話。もしかしてあなたも、〈4ミリ〉のお仲間ですか?

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  • カエサルくんとカレンダー 2月はどうしてみじかいの?
    4.1
    皆さんは、日常的に使っているカレンダーの基本が、いつ頃、誰によって作られたのか、どのような理由でできたのか? ご存じですか?そこには、ローマ時代の皇帝のわがままや、エジプトの女王との恋や、さまざまなドラマが隠されています。2月がどうして、短いのか。30日と31日の月があるのは、どうしてか? 7月と8月だけ31日が並ぶのはどうしてか?明日からカレンダーを見る目が変わる絵本です。

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  • かんじるえ
    4.6
    字だけの絵本です。えっ、絵本なのに字だけって、どういうことなのでしょう!? 文章だけのフツーの本ではありません。はたまた、絵文字の本でもありません。じつはこの絵本、「絵」がすべて「漢字」だけで描かれています。数えきれないほどの字で埋め尽くされた空、海辺、牧場、田んぼ、池、花火……。字だけで描かれた夏の風景を通して、アートの世界を感じてみませんか。百聞は一見にしかず、ぜひ手にとってご覧ください。

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  • つくしちゃんとおねえちゃん
    4.0
    頭がよくて、ものしりで、ぶ厚い本を読んでいて、ピアノだって上手、だけど、ちょっと怒りっぽくていばりんぼう、そんなおねえちゃんはあたしの自慢です。おねえちゃんは歩くとき、少し右足をひきずりますーー。笑ったり、泣いたり、けんかしたり、助けたり、助けられたり、揺れ動く姉妹の気持ちが、鮮やかに細やかにつづられた日常の物語。やさしく温かみのある挿絵がたくさん入った、小学校低学年にぴったりの読みものです。

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  • ナスレディンのはなし トルコの昔話
    4.0
    ナスレディンは、今からおよそ800年前、トルコで生まれた実在の人物だと言われています。裁判官の補佐役をしたり、神学校の先生をしていましたが、人を笑わせることが大好きだったそうで、ナスレディンにまつわる多くの話は、トルコを中心にイスラム世界の人々に親しまれ、長く語り継がれてきました。ナスレディンが、機知とユーモアで大活躍するお話は、小学生のための最適なイスラム文化入門にもなるはずです。

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  • パンツはながれる
    4.4
    1巻1,320円 (税込)
    おばあさんは、川に洗濯にいった帰り道、おじいさんのパンツを川に落としてしまいました。にげるパンツをつかまえようと、おばあさんはあの手この手で必死においかけます。作者が、おやすみ前の我が子に語ったおはなしから生まれた本作。軽快なストーリー展開、巧みなくりかえしと予想外の結末に、子どもも大人も引き込まれるでしょう。ストップモーションアニメーションのようなコミカルな絵が、おはなしの魅力をより一層引き立てます。

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  • ぼくのなまえはへいたろう
    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    へいたろうは、自分の名前が好きではありません。クラスの子にからかわれたからです。へいたろうは、いろいろな人に「名前」について話を聞くことにしました。改名のこと、世界の奇妙な名付け、人気の名前などを知ったへいたろうは次に、両親に自分の名前の由来を聞いてみることにしました。自分の名前と向き合う、へいたろう。はたして自分の名前を好きになれるのでしょうか。名前を通して自分自身や家族のことについて考えます。

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  • みんなの家出
    3.3
     お母さんとの衝突をきっかけに、なりゆきで“プチ家出もどき”を決行したAちゃん。家出っぽい行動は全然しないけど、ひとりで生活できる準備を着々進めているBちゃん。さて、本物の家出に近いのはどっち?――こんな内容の本を読んで、感想文を書きながら考えこんでしまった小四のフミは、思い立って作者に手紙を書きます。作者からの返事は……。「家出」というテーマを通して、自分らしい生き方や居場所さがしを考える物語。

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  • れんこちゃんのさがしもの
    3.5
    お料理好きのれおくんが、ある日、包丁で煮物用のれんこんを切ったら、あらびっくり! 輪切りのれんこんが「れんこちゃんよ」と話し出し、キッチンを飛び出しました。煮物になりたくないれんこちゃんは、タイヤや、ボタン、マンホールのふたになろうとしますが、しっくりきません。なぜ、れんこんの煮物以外になりたいのでしょうか? れんこちゃんとれおくんの、奇想天外な自分探しの旅。楽しい挿絵がたっぷりはいったおいしそうなお話です。

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  • 動物がすき! イリオモテヤマネコを とおして みえたこと
    -
    動物好きの少年は研究者となり、新種のヤマネコ発見の地、西表島を訪れる。観察不可能といわれていたヤマネコだが、工夫を重ねて観察を続け、このヤマネコはアジア大陸にいるベンガルヤマネコに近い特徴を持つネコであると結論を出した。でも、なぜ、西表島のヤマネコが大陸のヤマネコに近いのか? …… だいすきな動物と関わり続ける著者の半生をたどりつつ、地球の歴史に由来する日本の野生動物多様性のなぞを解き明かす。

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  • アイヌ ネノアン アイヌ
    3.5
    ずっと昔から北海道で暮らしていた先住民族アイヌ。自分たちの文化をもち、自分たちの言葉で話し、自分たちの神さまを信じてきたアイヌの人たちの歴史や生活を、2編の楽しい昔話とともにお届します。アイヌの人たちの衣食住をテーマに、当時のエピソードが詳細に描かれており、コタン(村)の人々がどのように生きてきたかを知ることができます。

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  • アレハンドロの大旅行
    3.7
    1巻1,430円 (税込)
    イノシシのアレハンドロは、にぎやかな大家族の一員ですが、ひとことも話をしません。心配したおとうさんとおかあさんは、アレハンドロを遠くにみえる丘まで旅に出すことにします。旅の道すがら、いろいろな生きものと出会いますが、アレハンドロはなにも話せないまま、丘の頂上にたどりつきます。そこでアレハンドロが見たものは……。著者がアルゼンチンに住んでいたときの思い出をもとにかいた、ほのぼのしたお話です。

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  • いちばんでんしゃの しゃしょうさん
    4.0
    一番電車の車掌さんは前の夜から泊まり込みます。寝過ごさないように「自動起床装置」のアラームをセットして一眠り。制服に着替えて出勤するのはなんと午前4時前です。車掌かばんの中身や、運転士さんとの交信、出発合図の「レピーター信号」など興味深いディテールが詳細に描かれています。電車が安全に、時間通りに走るよう確認しながら、小さなハプニングを一つずつ解決していく車掌さんのお仕事拝見!

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  • いのちのひろがり
    4.0
    庭にいるアリとわたしたち人間は仲間です。魚も、草や木も、キノコやコケ、細菌も、すべて仲間です。なぜかといえば、すべての生きものの歴史をさかのぼってゆくと、38億年前地球上に生まれた、ひとつの細胞にたどりつくからです。長い長い時間のなかで、さまざまな生きものが生まれたり、滅んだりしながら、細胞はわたしたちへ受けわたされてきました。わたしたちはどこからきたのか? 壮大な「いのち」の物語を描きます。

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  • うなぎのうーちゃん だいぼうけん
    4.2
    南の海で産まれたうなぎのうーちゃんは、潮の流れに乗り日本にやってきます。海から川へと上るうなぎを狙って、漁が行われます。ここで捕獲されたシラスうなぎを養殖したものを、私たちは普段食べているのです。漁から逃れたうなぎは川を上り、川で5~10年近く暮らします。様々な試練を乗り越え、再び海へ戻るうなぎの大回遊の物語。うなぎを通して、現代社会が抱えている環境や資源の問題なども感じていただければと思います。

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  • お姫さまのアリの巣たんけん
    4.0
    ある日、お姫さまと5人の友だちが、クロヤマアリの巣を掘り返していると、中から小さな仙人が出てきました。お姫さまたちは、アリと同じ、1センチほどの大きさになって、仙人とともにアリの巣の中を探検します。 アリの幼虫を見たり、サムライアリに襲われたりしながら、探検は続きます。アリが育てるチョウとは?女王アリの秘密とは?身近な虫アリのふしぎな生態と、平安調の画面をお楽しみください。

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  • お父さん、牛になる
    3.7
    ある朝起きてみたら、お父さんが牛になっていた!一家はボーゼン。周りに知られないよう餌をやりフンの始末をし、なんとか生活を続けようとするけれど、勤め先からは問い合わせがガンガン入るし、近所のおせっかいオバサンは首をつっこんでくるし……。一体どうなるの!? 「詩のボクシング」の第7代日本チャンピオンがライブ感覚いっぱいの言葉を連打して送る、ぶっ飛び変身ストーリー。挿絵のパワーとフットワークもスゴイ!

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  • がむしゃら落語
    -
     小5の雄馬は、心ならずも「特技発表会」にかつぎ出され、落語を演じることになりました。たまたま知り合った冴えない若手噺家に弟子入りしますが、この「にわか師匠」の頼りないこと。 それでも、クラスメイトの女の子にも助けられながら必死に練習を積み、迎えた本番の舞台。工夫のオチを用意して臨んだものの、予想もしないテンヤワンヤの事態が起きてしまいます。さあどうする雄馬!? 落語パワーが炸裂する爽快な物語。

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  • ケイゾウさんは四月がきらいです。
    4.1
    ケイゾウさんは幼稚園に住むにわとりです。うさぎのみみこがやってきてから、ケイゾウさんの暮らしは、一変しました。各章「ケイゾウさんは〇〇がきらいです。」と名づけた、主人公ふたりの織りなす十のお話を、季節感あふれるカラフルな絵とともにお届けいたします。月刊雑誌「母の友」掲載当初から人気沸騰のケイゾウさんとみみこちゃん。さて、あなたのごひいきは、どちらになるでしょうか。

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  • こおり
    4.3
    宝石のように透明で色のついた氷を夢みて、インクを水にとかして凍らせてみたら……インクと氷はくっきりわかれて固まってしまった。氷は、水の分子だけで規則正しく手をつないで、水の分子以外のものをおしだしてしまう性質があるからだ。この氷の性質は、地球のおだやかな環境をつくる原動力にもなっていた。ミクロからマクロへ、氷のサイエンス・ジャーニーをお楽しみ下さい!

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  • ゴリラが胸をたたくわけ
    4.0
    長いあいだ、ゴリラが胸をたたく「ドラミング」は、戦いの宣言だと思われていました。ところがゴリラ研究者 山極寿一さんは、ゴリラのすむアフリカの森に入り、ゴリラと友だちになって、それは誤解だったと気づきました。平和に暮らしたいゴリラたちは、争いをさけるために胸をたたいていたのです。心やさしいゴリラたちのふしぎな世界をのぞいてみましょう。

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  • こんにちは、ビーバー
    -
    アラスカの大自然に生きるビーバーに魅せられた動物写真家が、時間をかけ真正面から、その生態を生き生きと記録しました。動物園でみるビーバーはせっせと巣穴を修復するだけですが、アラスカの野生のビーバーは違います。山を登り、木を倒し、枝をかじって巣穴に運んでくる、力強いビーバーの姿をみてください。天敵のカワウソには太い尻尾を水面に打ち付けて威嚇し、勇ましく闘うこともあります。ビーバーの作る巣穴は、自然のダムになり、他の動物たちの住みやすい環境をつくることにもつながっています。

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  • スズメのくらし
    4.0
    私たちにもっとも身近な鳥、スズメ。しかしスズメが、どんな巣を作るか知っていますか? 何を食べているか? どこで眠るかは? スズメはとても臆病で、人間が近づけないため、そのくらしぶりはあまり知られていません。スズメは、キツネやカラス、タカ類など多くの動物に食べられてしまいます。そのため、子育てをしてなかまをい増やさなければなりません。きれい好きなことが子育てに役立っていることなど、スズメの秘密を明かします。

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  • ゾウと ともだちになった きっちゃん
    4.3
    どうぶつえんできっちゃんは、ゾウを見てびっくり!大きなからだ、ほうきみたいなしっぽ、おざぶとんみたいな耳。きっちゃんはゾウが大好きになります。ところが、ゾウたちはそんな彼女におかまいなし。つぎの日よう日にまたどうぶつえんにやってきたきっちゃんは、ふと、あることに気づきます。「ゾウって、おかおがぜんぜんちがう、まぁるいおかおと、ながいおかお」そして日に日に、きっちゃんはゾウのとりこになっていくのです。

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  • ねこが見た話
    4.6
    うろうろしながら暮らしている、のらねこがのぞき見た、とてつもなく奇妙でユーモラスなお話。のらねこ自身のウィットに富んだ独特な語り口で物語は進んでいきます。第一話「キノコと三人家族のまき」第二話「もちもたれつの館のまき」第三話「おかあさんのいすのまき」第四話「天国か地獄か? のまき」と、ユーモラスに話は進展します。テンポのいい文体、思いもかけない展開に、“おもしろい”と手を打つことうけあいです。

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  • ねこの商売
    4.0
    おまんじゅう屋の幸福堂は、最近めっきりお客が減って困っています。町に新しい道路ができて、観光客が来なくなってしまったのです。そんなある日、店の前に「猫の手お貸しします。まねきねこ派遣協会」という張り紙が。電話してみると、1匹の猫がやってきました。「客ひき」が得意だという猫ですが、本当に幸福堂へお客さんをつれてきてくれるのでしょうか。たがいに持ちつ持たれつ生きていく喜びをユーモアたっぷりに描きます。

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  • ぼくのロボット恐竜探検
    3.8
    “ぼく”のロボットは、顔の部分が操縦室、からだの下の方にはエンジンがあって、中心にはベッドやお風呂に研究室があって、自動調理室もある。ロケットや時速120キロで歩くことができる足もついている“ぼく”のロボットにのって、恐竜探検に出発だ! ティラノサウルスにおいかけられたり、海の中ではモササウルスからアーケロンを守ったり、卵からかえったトリケラトプスを見たりして、白亜紀の恐竜の世界を探検します。

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  • みらくるミルク
    4.3
    人間がミルクをとるために飼った最初の動物は、ヤギでした。ウシが飼われるようになったのは、8000年ほど前。長い時間をかけ、人間は動物のミルクを様々に加工して食べることをおぼえました。その歴史にはおどろきがいっぱいです。ヤギ、ヒツジ、トナカイ、ラクダにウシ。人間がほかの動物のミルクを飲むようになり、チーズやヨーグルトなどの乳製品が身近な食べものになるまでを、温かみのある絵でつづった1冊です。

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  • モグラの生活
    3.0
    絵本やアニメでもおなじみのモグラですが、土の中に住んでいるためか、自然界での生活は意外に知られていません。実際にモグラを見たことがある人も、少ないのではないでしょうか? 実際にモグラを飼ってみた写真家が、その生活や餌の食べ方を観察しました。知れば知るほど面白いその生態をさらに追いかけ、野生のモグラの巣のようすや赤ちゃんまで見ていきます。一見、身近なモグラの知られざる生態を紹介します。

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  • ユウキ
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    “転勤都市”札幌の郊外に住むサッカー少年、ケイタ。小学校入学以来、彼の前には「ユウキ」という名の転校生が三度現れ、たくさんの思い出と痛みとを残してまた去っていった。六年生の新学期にやってきた四人目のユウキは、長い髪の女の子。彼女は不思議少女とあだ名され、いろいろな“奇跡”を起こして話題をさらうが、それがやがて彼女を孤立させることになっていく……。多感な子どもたちの心模様を生き生きと描ききった力作。

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  • 怪盗ブラックの宝物
    4.0
    半世紀も前に世間を騒がせた怪盗「ミスター・ブラック」。この有名な宝石泥棒が残した一冊のスケッチブックと不思議なメモを見つけた小4の4人組が、隠された財宝を求めて謎解きにいどみます。わずかなキーワードを手掛かりに岬の山をめぐり、無人島に渡り、昔を知るおじいちゃんの知恵も借りて、もつれた糸をほぐすように核心に迫るものの、最後の一押しが難しい。まぶしい夏の光の中で展開する熱い熱い冒険の結末は、さて……?

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  • 黒部の谷のトロッコ電車
    3.0
    飛騨山脈の北部に深くきざまれた黒部峡谷。激流と切り立った絶壁が容易に人を寄せつけないこの谷を、遊園地のミニ鉄道みたいなトロッコ電車がゴトゴトと走っていきます。大人が立つと天井に頭をぶつけそうなほどの高さで、1車輌の乗客は約30人の大きさのトロッコ電車です。この電車は、なぜこんな険しい場所を走っているのでしょうか。観光客でにぎわうトロッコ電車に、さっそく乗ってみることにしましょう。

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  • 昆虫の体重測定
    5.0
    昆虫の重さはどのくらいでしょう。たとえば、テントウムシは、どのくらいの重さがあるのでしょうか。著者は、1万分の1グラムからはかれる電子天びんというはかりを使って、身近な昆虫の体重をしらべました。昆虫は動きまわるし、電子天びんは精度の高い機械なので、人の動きや空調の風にも反応してしまいます。息をひそめるようにして、1匹1匹、慎重にはかっていきます。この本には60種以上の昆虫が、体重つきで登場します。

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  • 食べているのは生きものだ
    4.8
    社会の分業化が進み、効率のよい暮らしになった現代。でもその分だけ身近でない仕事は見えにくくなりました。そして、食べることについても、加工食品が氾濫し、自分が何を食べているのかが分かりにくくなり、「生きものの命をいただいている」という実感が薄くなりました。そんな今だから、私たちの生きる力は、私たちの血となり肉となった、たくさんの命に支えられているということを、あらためて振り返ってみたいと思います。

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  • 生物の消えた島
    4.6
    100年以上前の8月27日、大噴火によって生物が死に絶えたクラカタウ島。水面から200メートルも下の深いところから吹き飛び、島の大部分を失いました。やがて、その島に生物が移住してきましたが、一体どこから、どうやって、やってきたのでしょう? 本書では、生命の再生・営みを、わかりやすく紹介します。世界中の生物学者を驚かせた現代の「天地創造」の物語です。

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  • 美術館にもぐりこめ!
    4.5
    ふしぎ美術館のお宝をねらってしのびこんだ、ちょっとドジなどろぼう三人組といっしょに、美術館のウラがわをのぞいてみましょう。企画展がどのようにスタートするのか、絵や彫刻などの美術品がどうやって運ばれ、展示されるか、絵のならべ方や照明の工夫、収蔵庫のひみつなど、学芸員や警備員、空調管理や清掃員、受付や監視員など美術館ではたらくプロたちの仕事もよくわかります。

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  • 鈴狐騒動変化城
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    茶碗屋の娘お鈴は、器量も気立てもよく、町中の人気者。その評判を聞きつけた悪逆非道のお城の殿様が、呉服屋に嫁ぐことの決まったお鈴を、城へよこせと無理難題。このピンチに、殿様の魔の手からお鈴を守らんと、町中の人々が立ち上がった! ひょんなことから、命を助けたキツネのおツネちゃんの力を借りて、繰り広げられる大作戦、なのだが、敵も味方もみなちょっとどこか抜けているから、ことは計画通りにすすまない。忍者空飛び、上田は分身、化け物も出るわで、手に汗握る爆笑必至の大騒動の結末やいかに。「好きやなあいう気持ちは、なんかおもろいことになって楽しいなあ」

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  • アヤカシさん
    3.6
    ケイとメイおばさんは、普通の人には見えない不思議な存在=「アヤカシ」が見えてしまうという秘密を共有しています。象牙の鍵盤を持つピアノを弾くよう促す、牙のない象…女主人の窮地を救うため生きた鳥となって姿を現す鳩時計の鳩…どれもが、読んだあとだれかに語って聞かせたくなるような魅力的なお話です。メイおばさんの小学生時代の秘密に分け入っていく息づまる後半、じんわり胸に落ちるラスト。物語の醍醐味をどうぞ!

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  • おーばあちゃんはきらきら
    4.0
    小学校1年生のチイちゃんには、「おーばあちゃん」ってよんでいるひいおばあさんがいます。チイちゃんはおーばあちゃんのことが大好き。おーばあちゃんは小さくて、しわくちゃで、目が緑色の湖みたいに透きとおっていて・・・・・・チイちゃんは、「おーばあちゃんって、魔法使いかもしれない」って思っています。だって、おーばあちゃんのしてくれるお話は、どれもちょっとふしぎで、なんだかきらきらしている気がするんです。

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  • おばけのクリリン
    5.0
    クリリンは幼稚園に住んでいるどんぐりのおばけです。クリリンは、幼稚園の子どもたちが、おばけの自分の姿を見たら怖がるだろうと思って、いつも姿をかくしています。そして、先生や子どもに化けて、子どもたちと遊んでいます。遊んでいるうちに、ついつい、高い木の枝に飛び上がったりするので、幼稚園の子どもたちの中には、あやしいものがいるのではないかと感づいている子も出てきました。そして、あるとき……。

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  • オバケの長七郎
    4.3
    五歳のオバケ長七郎は、未熟で、消えることも、なにかに化けることもできません。はやく一人前のオバケになって、みんなをこわがらせたいと努力しますが、商店街の子どもたちやおとなにまで大人気。ちっともこわがってもらえません。そんな長七郎が、消えることができたら、こんどは、元に戻れなくなったり、おかしな事件がつぎつぎとおこります。人情味あふれる商店街を舞台にした、オバケのゆかいな物語です。

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  • さくらがさくと
    3.7
    桜が咲きはじめると、道行く人々は足をとめ、その数日間は花に心を寄せます。天気に一喜一憂し、そわそわしながら満開になっていく桜を心待ちにするのはどうしてなのでしょう。いっせいに咲く桜の花には魔法のような力があるのかもしれません。3月半ばから4月半ばの約一か月、川沿いの桜並木で繰り広げられる自然と人間のささやかなドラマをお楽しみください。

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  • さよなら、おばけ団地
    4.0
    結衣たちの住む桜が谷(さくらがや)団地はとても古い団地で、みんなに「おばけ団地」とよばれています。この団地には、ちょっと怖いうわさ話がありました。子どもたちのゆうれいだという「おくりっこ」、子どもを給水塔から突き落とす「黒マントの男」、屋上にむかってのびる「白い手」、まぼろしの「4号棟」……。でもほんとうは、おばけやゆうれいより、もっとふしぎなことがおきていたのです……。

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  • しろくまジローは すもうとり
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    動物園のしろくまの子、ジロー。ある日、客の力士・小太郎さんから巻き寿司をもらい「まげ」のように頭にのせたら、人間の力士に変身しました! 動物園を出たジローは小太郎さんのすもう部屋に入門。体格と腕力は横綱並み、でもなかみは天真爛漫のジローは、楽しくすもうをとり勝ち上がります。一方、小柄で勝てない小太郎さんはいじけてしまい……かわいいジローが巻き起こす笑いとすもうの迫力がユーモアたっぷりに描かれます。

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  • まぼろしの町 ニルスが出会った物語 1
    4.0
    ガチョウの背に乗ってスウェーデンじゅうを旅するニルスは、ある夜コウノトリに誘われて、海辺の砂浜を散歩していました。そこにこつぜんと、堂々とした城壁に囲まれた町が姿を現します。百年に一度、復活祭の前夜に一時間だけ海底から現れるという不思議な町に踏みこんだニルスは、魅惑的な家々や広場や路地をめぐり、アラビアンナイトさながらの経験をするのですが……。オールカラーの美しい挿絵で贈る、名作古典の入門篇。

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  • 地球を旅する水のはなし
    3.5
    地球規模の水の循環を、詩情ゆたかな文章と繊細なイラストレーションでつづる科学絵本。太古から今まで、同じ分量の、同じ水が、あらゆる場所を旅しながら、生きとし生けるものをうるおしてきました。液体、気体、固体……さまざまに姿を変えながら、地球上のあらゆる場所をめぐり、いろいろなものを運ぶ水。そしてこれからもずっと、水の旅は続くのです。水文学を専門とする著者による巻末解説も読みごたえがあります。

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  • 落語少年サダキチ
    4.2
    1~2巻1,540~1,650円 (税込)
    五年生の清海忠志は、ある日、不良にからまれていた酔っ払いのおじいを助けてやる。助けてもらったお礼にと、道ばたで勝手に落語を始めてしまうおじい。めいわくに思う忠志だったが、なんとこれがめちゃくちゃおもしろい! それもそのはず、この酔っ払い老人は、名人と呼ばれる落語家、笑酔亭粋梅だったのだ。落語と衝撃的な出会いを果たした忠志が、落語を武器にさまざまな困難を乗り切って、文字通り時空も越えて大活躍!

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  • 羽毛恐竜 恐竜から鳥への進化
    4.0
    大むかしに独自の進化をとげた恐竜は、すでに絶滅した生き物だと思われていました。しかし近年、羽毛をもつ恐竜の化石が次々と発掘される中で、恐竜は今も、鳥として生き延びているということが明らかになってきました。幼年向け科学絵本『とりになったきょうりゅうのはなし』の著者が、最新の研究データをふまえ、鳥へと変化をとげる過程をじっくりと描きます。恐竜研究の第一人者、真鍋真が監修、一文を寄せています。

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  • しゅるしゅるぱん
    4.3
    突然東京を離れ、父親の田舎、岩手の朱瑠町に引っ越すことになった解人。古くから山神様が祀られている山のふもとで、慣れない新生活を始めた解人だったが、身のまわりで次々と奇妙なことが起こる。いぶかり、苛立つ解人の前に謎めいた男の子が現れた。「しゅるしゅるぱん」と名乗る彼は、いったいだれなのか。なぜ解人にだけ姿をみせるのか。解人の家族の現在と過去を行き交いながら、その謎が少しずつ解き明かされていく。

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  • そらのかんちゃん、ちていのコロちゃん
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    かんちゃんは、雲の上のくにに住んでいます。ある日雲からおっこちて、着いた先は、火山の中の地底温泉プール。地底のくにに住むコロちゃんと友だちになりました。ふたりは、雲の上のくに、地底のくに、氷のくにで、たっぷり食べ、遊びます。それは、幼い子どもたちの暮らしそのものです。「スノークリームにじシチュー」「こうもりつうしん」など魅力的な食べ物や脇役も登場する、不思議で楽しいお話です。全3話。

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  • 火山はめざめる
    3.7
    火山の噴火とひと言で言ってもその様式はさまざま。溶岩が火口からゆっくりと流れ出す噴火や大砲を撃つような爆発、きわめて危険な火砕流など、いろいろあります。また、同じ火山でもときによって違う様式の噴火をします。本書では過去に何度も大きな噴火をしてきた浅間山を取り上げ、火山がどのように噴火するのかをわかりやすく伝えます。実際に起きた火山の噴火を地質学と歴史学の視点も取り入れて当時の生活風景の中に描きました。

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  • 校庭のざっ草
    4.5
    校庭のすみ、あき地や道ばたにしぜんに生えている野草をざっ草といいます。『校庭のざっ草』は、95種の身近なざっ草をていねいにスケッチし、花の色やつるの形などから、ひとつひとつの名前をたどることができる……そんなつくりかたをしています。 ひとつひとつのざっ草の名前はあまり知られていませんが、でも、ざっ草の花をじっと見つめてみてください。 小さい花なのですが、花だんの花にまけない美しさです! 『校庭のざっ草』は、そんなざっ草と友達になろうよ! と呼びかけます。

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  • 石の神
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    江戸時代、上州の石屋「大江屋」に、石工見習いのふたりの少年がいた。ひとりは、一流の石工をめざし一心に修行に励む寛次郎。もうひとりは、天才肌で素性の謎めいた申吉。申吉は実の名を捨吉といい、「石神」を祀る「荒れ地」からやってきたのだった……。宿神思想に想を得て、ふたりの少年の成長を描いた意欲作。第12回児童文学ファンタジー大賞佳作受賞作、待望の刊行。

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  • 魔女の宅急便
    4.2
    1~6巻1,650~1,760円 (税込)
    「ひとり立ち」するためにはじめての街にやってきた13歳の魔女キキと相棒の黒猫ジジ。彼女が懸命に考えて自立するために始めた仕事は、ほうきで空を飛んで荷物を届ける宅急便屋さんでした。ミスしておちこんだりしながらも元気に生きるキキは荷物を運びながら大事なことを発見していきます。相棒の黒猫ジジと喜び悲しみを共にしながら、町の人たちに受け入れられるようになるまでの1年をさわやかに描いた物語。

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  • おじいちゃんの小さかったとき
    4.0
    ビー玉、めんこ、チャンバラ、イナゴとり……どれも昭和の懐かしい暮らしの一つ一つです。 この本は、1950年代から1960年代ごろの子どもたちの暮らしを描いた『父さんの小さかったとき』(1988年刊行)をあらためて作り直した本です。 ぜひ、お孫さんと一緒のときにこの本を広げて、一緒に読みながら、ご自身の昭和時代の体験を語ってあげてください。大好きなおじいちゃんの言葉が子どもの心に深く染み渡ります。★★★本書は1988年刊行の『父さんの小さかったとき』待望の改定版です。

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  • おばあちゃんの小さかったとき
    5.0
    石けり、おままごと、紙芝居屋さん、お手玉、お風呂屋さん……どれも昭和の懐かしい暮らしの一つ一つです。 この本は、1950年代から1960年代ごろの子どもたちの暮らしを描いた『母さんの小さかったとき』(1988年刊行)をあらためて作り直した本です。 ぜひ、お孫さんと一緒のときにこの本を広げて、一緒に読みながら、ご自身の昭和時代の体験を語ってあげてください。大好きなおばあちゃんの言葉が子どもの心に深く染み渡ります。★★★本書は1988年刊行の『母さんの小さかったとき』待望の改定版です。

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  • ふつうやない! はなげばあちゃん
    -
    1巻1,760円 (税込)
    小さな町のはずれの古い家に、はなげばあちゃんが住んでいました。鼻の穴からもっさりと鼻毛がはみ出ていて、町の人々から「汚らしいねえ」「品格のかけらもないな」「まったく困ったもんや」と噂されても、はなげばあちゃんはみてみぬふりをして通っていきます。だれもが生えている鼻毛をテーマにしたこの作品は、奇想天外なストーリー、ユーモアに富んだ会話、芸術性の高い挿絵からなり、子どもたちの興味をそそる作品です。

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  • やぎこ先生 いちねんせい
    4.5
    春の訪れとともに、山里の小さな小学校にやってきたのは、「先生一年生」のやぎこ先生。さっそく、入学したばかりの一年生子やぎたちと、ハラハラドキドキの一年がはじまります。けれども、事件をおこしてしまうのは、やぎこ先生ばかり。学校に着ていく服に悩みすぎて遅刻したり、夏休みの宿題を出し忘れてしまったり……。でも、八匹の子やぎたちは、元気なやぎこ先生の背中を見ながら、たくましく成長していきます。

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  • 夏の朝
    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    住む人を失い、取り壊されるのを待つばかりとなった祖父が暮らした家。祖父の一周忌でその家を訪れた莉子は、庭の蓮池が見える広縁で、老婦人からふしぎな話を聞く。「あのつぼみの中には何が入っているか、ご存じ?」そして、蓮の花が開くとき、時間を越え、少女はいつかの夏へと旅をする。それは、かつてこの家で暮らした人々の想いをたどる旅でもあった。タイムファンタジーのオールタイムベストが、ここに誕生しました。

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  • グドーさんのおさんぽびより
    4.3
    おさんぽ好きなおじさん、グドーさんは、なかよしのイカサワさん、キーコちゃんと連れだってきょうもふらりと外へ出かけます。3人は、ぶらぶらさんぽしながら、おしゃべりしたり、お茶したり、自由気ままに過ごします。のどかで楽しい日常を彩るのは、3人それぞれの、勘ちがい、聞きまちがい、言いまちがい、記憶ちがいが引き起こす、くすりと笑えるハプニングの数々。おとぼけ3人組がおりなす、力の抜けた新しいお話集。全20話。

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  • ドエクル探検隊
    4.5
    1巻3,850円 (税込)
    時代は1930年代。小学校を卒業したばかりの竜二とさゆりは風おじさんの家へ招かれる。動物の言葉がわかるおじさんの家には、神代に祖先をもつ個性豊かな動物たちが一緒に暮らしていた。ある日、この一家のもとにアンデス山脈にいるズグロキンメフクロウから手紙が届く。危機を知らせる差し迫った内容に、さっそく探検隊が結成され、一行は南米ペルーへと向かう。それは太古に巨大哺乳類が絶滅した謎に迫る大冒険の始まりだった。

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  • 私のことば体験
    4.8
    1巻2,200円 (税込)
    敗戦後、子どもたちが心から楽しめる本がなかった日本で、絵本の世界を作り上げてきた松居直。その根底にはことばへの思いがありました。「母の友」連載をまとめた自伝です。
  • 一緒に生きる 親子の風景
    4.0
    歌人・東直子が綴る子育てエッセイ。先人たちの詩や短歌と共に、今、幼い子と共に暮らす人たちがいだく悩みや葛藤にそっと寄り添う。巻末に作家・山崎ナオコーラとの子育て対談を収録。
  • エルマーと16ぴきのりゅう
    4.1
    エルマーのお話の完結編。やっと家に帰りついたりゅうを捕えようと、人間がやってきます。エルマーは、りゅうの家族を救おうと……。心躍る結末です。

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  • エルマーとりゅう
    4.1
    『エルマーのぼうけん』の続編。ぶじ動物島を脱出したエルマーとりゅうが、「知りたがり病」という病気をめぐって大活躍。読みはじめたらやめられない抜群のおもしろさです。

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  • エルマーのぼうけん
    4.2
    動物島に捕えられているりゅうの子を助けるため、エルマーは冒険の旅にでかけます。広がる空想、ユーモア、リアリティー。幼年童話の最高峰の一つとして読みつがれています。

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  • くまのパディントン
    4.4
    ブラウン夫妻がパディントン駅で見つけた子ぐまが、夫妻にひきとられ縦横無尽に活躍します。

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  • お引越し
    3.5
    優れた観察者の目を持つ、主人公レンコ。80年代京都を舞台に彼女の透徹した眼差しを通して、親の離婚、そして親子の自立を描いた傑作が奈良美智の装画を得て甦ります。

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  • カレンダー
    4.0
    現在、過去、未来、老若男女、生者も死者も入り交じり、人と人とのつながりの面白さ、不思議さがみずみずしい筆致で描かれる。

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