作品一覧

  • 天狗ノオト
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    偶然開いた祖父の日記から「天狗ノオト」の存在を知った保。祖父はこの山で何を見たのか?──過去と現在、山里と異界、人と天狗が織りなす壮大なファンタジー。
  • 石の神
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    江戸時代、上州の石屋「大江屋」に、石工見習いのふたりの少年がいた。ひとりは、一流の石工をめざし一心に修行に励む寛次郎。もうひとりは、天才肌で素性の謎めいた申吉。申吉は実の名を捨吉といい、「石神」を祀る「荒れ地」からやってきたのだった……。宿神思想に想を得て、ふたりの少年の成長を描いた意欲作。第12回児童文学ファンタジー大賞佳作受賞作、待望の刊行。

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  • AYAKO’s My Style
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Instagramフォロワー数約9万人、日々のファッションが大人気で注目を集めている田中彩子さん初のスタイルブック。 デニムのお気に入りはハイウエスト&カットオフタイプ、 カラフルな色をふんだんに着こなしに取り入れる、 アクセサリーはシルバー、 スニーカーはワンサイズ上を選んでヒールつきインソールを入れる、 ニットキャップはおでこの生え際が見えるくらい浅くかぶる……など、 田中彩子さんのスタイルをつくるヒミツを全て公開! オール私服、オール本人スタイリング! <本文より> 色に積極的になったのは、1年くらい前から。 子どもが赤ちゃんから幼児になり、子育てが少し落ち着いてきた頃です。子どもが寝てから自分の時間をつくれるようになったので、その時間を使って大好きな「パリコレ」の写真をチェックするように。 すると、いろんなファッションブランドが色を上手に使っていることに気づきました。私もさっそくマネしてみると、顔映りがいいし、新鮮な雰囲気が手に入るなと実感。でも、コレクションのやり方をそのままマネしたのでは日本では浮いてしまう……。 自分らしく落としこむためにでき上がったMYセオリーは、“どこかに黒を入れること”。着こなしによっては黒を入れなくてもうまくまとまることもありますが、困ったらとにかく黒を加える。これでどんな色でも自在に楽しめます。
  • Coloratura
    -
    1巻1,826円 (税込)
    田中彩子フォトエッセイ。 彼女の声は100年にひとりといわれるハイ・コロラトゥーラ(一般的なソプラノより遙か高音域)。「美人すぎるソプラノ歌手」「かわいすぎるオペラ」として、世界で注目を集めている。 京都府北部の普通の家庭で育った田中さんは、幼い頃からピアノを習い、高校の進路相談では「将来はピアニストに」と音大を志望していた。ところが、手が小さく、1オクターブに届かない。そんなとき恩師が声楽の道へ誘った。高校卒業後、18才で単身ウィーンへ渡るものの留学して4年、日本の友人らが次々と就職していくなか、田中さんはドイツ語の辞書を片手に、精神的にも金銭的にもツライ日々を過ごした。それでも夢をあきらめず、前を向いて歩いていたある日、転機が訪れた―― 本書は、田中さんの半生を写真とともに綴る。アジア人に厳しいといわれる欧州のオペラ界で、どのように彼女が階段を上がっていったのか。また32才の女性として、家族、友人、健康や美容、恋愛…と、どのように向き合ってきたのかが綴られる。 【ご注意】※この作品はカラーのページを含みます。 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

ユーザーレビュー

  • 石の神

    Posted by ブクログ

    小学生の時に司書さんからお薦めされて読んだ本。石彫の描写がちゃんと石彫の触感を伝えてくる。すごいと思った。

    0
    2020年02月06日
  • 石の神

    Posted by ブクログ

    村の境で村人を守る役割を課せられながらも村に入ることを許されず不当な扱いを受けていた男たち。その長であった権平爺は幼い捨蔵を自分たちから引き離すことを選択するも、捨蔵は納得がいかず一人逃げ出し放浪することになる。
    石屋「大江屋」で石工をめざし修行に励む寛次郎は、兄弟子たちのもと一番下として下積みに明け暮れる日々だった。親方はある日、ひとりの弟子を連れてくる。彼の名は申吉――名前を伏せた捨蔵だった。

    仕事の呑み込みは早いがとにかく愛想のない申吉。型にはまらない天性の才を垣間見せるも、本気で取り組む姿勢を見せない。一人前の石工を目指す寛次郎はそんな申吉に困惑しつつも、彼の持つ非凡な才能と背負った

    0
    2017年12月02日
  • 石の神

    Posted by ブクログ

    天狗ノオトに続き…
    素晴らしすぎる!!これ、児童文学?
    大人が読んでも読み応え充分よ!
    子供も、ちゃ~んと味わうんだろぉな。
    うん。味わえる。
    子供を舐めてない子の感じ、ホント凄い。
    感動~~!!

    0
    2015年09月15日
  • 天狗ノオト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まずこれが児童書なのか、という一言。
    児童書という枠を越えて心に響くものがこの作品にはあります。
    何気なく手にとった作品だったのですが、ちょっと巧く言葉に出来ない位にとても良かったです。
    この作品に巡りあえたことをただただ幸せに思う。
    土地に残る天狗伝説をモチーフに描かれる上質で極めて日本的な和風ファンタジー。
    作品世界の境界の揺らぎを肌で感じるようです。
    情景が浮かぶような丁寧な描写も勿論のこと、行間から訴えかけてくる語られない部分も奥深い味わいを残す。
    普段児童書は手に取らないよ、という方にも是非お薦めしたいです。

    0
    2013年12月21日
  • 天狗ノオト

    Posted by ブクログ

    勧められて読んだ本。帯に児童文学ファンタジー大賞奨励賞とあるのだが、児童で括るのはもったいない。
    とても面白かったし、濃い。
    山の麓で育ったので、山のお話は画が浮かんできて楽しい。
    久々のグイグイと読んだ本。

    0
    2013年07月21日

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