ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
9pt
偶然開いた祖父の日記から「天狗ノオト」の存在を知った保。祖父はこの山で何を見たのか?──過去と現在、山里と異界、人と天狗が織りなす壮大なファンタジー。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
勧められて読んだ本。帯に児童文学ファンタジー大賞奨励賞とあるのだが、児童で括るのはもったいない。 とても面白かったし、濃い。 山の麓で育ったので、山のお話は画が浮かんできて楽しい。 久々のグイグイと読んだ本。
亡くなったじいちゃんの日記に書かれていた言葉「天狗ニアフ」。じいちゃんは本当に天狗に会ったのだろうか。半信半疑で調べ始めたぼくは、思いがけないものに巡り合う。それは天狗に出会ったじいちゃんが天狗の話をかきとめたノートだった。 昔の話を調べているはずが、いつのまにか現在の自分たちまでまきこまれていく。...続きを読む緊張感のある展開で最後まで一気に読ませる物語。文章も巧みでわかりやすい。
かなり良質なファンタジーで、児童書ながらとても楽しめました。特に天狗の語り部分は、上橋菜穂子『守り人シリーズ』を連想させるような緻密で情感あふれた描写で素晴らしい。現代編では神秘的な山の恐ろしさに背筋が凍りました。引き込まれ夢中になります。自分の住む街にも、ほんの昔には天狗が跋扈していたかも知れない...続きを読む。今でもひっそりとその辺で暮らしているかもしれない。この本は子どもに読ませるだけでは勿体ないです。大人向けに文庫化すべき。それにしても私、天狗とか烏とか好きすぎる。
以前からちょっと気になっていた作品。 丁度良い機会なので、読んでみた。 第2章を中心とした物語だけで成立させていたも十分なところに、第3・4章を加え、今という時代を描き込んだところが、新しい。 かつて天狗が住んだ奥深い山は、今や開けた平地で、普通に村が存在し、少年たちが暮らしているという現実。 ...続きを読む山奥のさらに奥にあった洞が、人が暮らしているすぐそこに存在しているという現実。 なんて罪深い。 保と木三太、主人公が冷静な子供だという点が、冒険譚のはずのこの物語を静かなものにしている。 天狗とは、人とは、巣とは、山とは、生とは、何なのか。 私たちが生きているこの場所は、何なのか。 そんなことを考えさせられた。
おじいちゃんが会った天狗の真相を探る子どもたち。 過去の天狗のはなしが、現代も繋がっていた。 生命の起源、森の神秘など、ちょっと難解でした。
静かに森の中に潜っていくような気持ちになる本だった。 子供向けの本にしては読み応えがあって良かった。
間に入っている「ノオト」の天狗の話が長くて少し疲れたけど、この本の軸になっている話なのであきらめず読みました。 後半で現在と「ノオト」のことが繋がったときの感動というのか、驚きというのか、この瞬間が大好きでした(^з^)-☆ 最後まで読んで良かった♪♪♪
死んだ祖父の日記にあった「天狗ニアフ」の一行が気になり、祖父の書いたノートを探し出す主人公。 祖父のノートに書かれている、天狗になりきれない木三太を中心とした物語部分が人間臭くてイイ。 けっこうボリュームあるし、子どもより大人の方が楽しめそう。
タモがじいちゃんの代わりに木三太たちを見届けてあげれてよかった なんで全てが繋がった時にタモが吐き気を催したのか不思議、そういうもんなんだろうか 子供たちの口調が大人びすぎててその子供らしい行動とのギャップに少し違和感感じて逆に面白かったタモの家庭内での振る舞い方がいじらしい素直に生きて欲しいな...続きを読むぁと思ったり
祖父が残した天狗にまつわるノート。それをめぐる4人の小学生の冒険。 児童文学にしてはめんどくさいし、ちょっと中途半端。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
天狗ノオト
新刊情報をお知らせします。
田中彩子
フォロー機能について
「児童書」無料一覧へ
「児童書」ランキングの一覧へ
AYAKO’s My Style
石の神
試し読み
Coloratura
「田中彩子」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲天狗ノオト ページトップヘ