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3.3一九九六年、日本で一番本が売れた年、帝国ホテルで執筆中に山村美紗が亡くなった。二〇〇冊以上の本を出しベストセラー作家と持て囃された〝ミステリの女王〟。華やかな活躍の陰で「文学賞を獲りたい」という強烈な劣等感を抱いていたこと、公然の秘密と噂された作家との関係や夫の存在など、秘められた謎は多い。文壇のタブーに挑むノンフィクション。
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4.0浪人生の工藤陽介は2ヵ月前からファミレスでバイトしている。キッチンを担当しているが、まだ仕事に慣れずミスばかりだ。そんな時、優しくフォローしてくれるのがホール担当の中村夏帆だ。さらさらと揺れる薄茶のボブショートカット、わずかに焼けている染みのない肌、制服の内で弾む豊かな乳房、スカートを盛りあげる立派な尻、そこから伸びるいかにも美味しそうな太もも。31歳の人妻には見えない。陽介は彼女に憧れていた。ある日のバイト帰り、夕立にあってずぶ濡れになった陽介は、車で職場に来ていた夏帆に声をかけられる。単身赴任で夫が不在だという彼女に家に招かれ、食事をご馳走してもらうことになった。シャワーを借りた際、陽介は脱衣所のカゴに夏帆の黒いブラジャーとショーツを見つけてしまう。濡れた下着に興奮を隠せず、匂いをかいでオナニーを始めると、そこに彼女が入ってきて……。
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-30歳の松井真知子は欲求不満だった。夫は毎晩求めてくるものの、ろくに前戯もなく、真知子が奉仕する一方。今日もイケなかった。夫が事業で失敗し、今は義弟の由晴の住むマンションに居候している。火照った体をシャワーで冷やそうと下着姿で洗面所にやってきた真知子。しかし、朝早い由晴に悪いと考え直し、顔を洗うだけにしようと考えた。その時、背後から尻を触ってくる手が。性交を終えたばかりの秘部に指を押しつけ、パンティをずり下げてくる。夫がこんな場所でイタズラしてくるとは。不完全燃焼な女体に期待感が生まれた。洗面台に手を付き、差しやすいように腰を上げる。が、入ってきた肉棒は夫のものとは違った。義弟の由晴だったのだ。逞しい男根が突き上げてきて、真知子は渇望した快感に襲われ、されるがまま……。
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-松原椿は25歳のデザイナー。人間関係が苦手でこの歳になるまで処女だった。京都をひとりで旅していると、高校時代の恩師・三木原と再会する。彼一回り年上で、高校3年生の時の担任だった。椿の悩みを聞いてくれた三木原に処女であることを告白するが、「昔から綺麗な子だなと思ってたから、意外だ」と普通に受け止めてくれる。2人は自然とその日の夜に結ばれた。彼は「肌が白くて美しい。柔らかくて抱き心地がいい、男にとっては最高の女だ」と褒めてくれた。それから15年――。椿は40歳になった。三木原には同級生の妻と大学生の娘がいるが、椿はずっと愛人のまま。彼以外の男を知らない。フェラチオも教え込まれた。女の喜びを知り、乳房が大きくなった。人間関係への苦手意識も薄れた。それでも別れを決意した椿は最後に……。
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5.0板野は50歳のバツイチサラリーマン。出張で京都に来ている。サポート役として同行したのは45歳の野坂由貴子。人付き合いをしない女性で、長い髪の毛をひっつめて眼鏡をかけ、化粧も薄い。今まで結婚したことはないらしく、色気も男の気配もなく、地味なおばさんという印象しかない。板野もこれまで用事以外のことを喋ったことがなかった。しかし、京都育ちの彼女がサポートしてくれたおかげで仕事は早く終わった。何となく2人で夜の北野天満宮へ梅を観に行き、そのまま食事をすることに。いろんな話をした2人は、料理屋で梅酒を楽しんだ。すこし酔ったのか、由貴子の頬は少し赤く染まり、京の言葉が時々混じるようになって、それが可愛らしく見えた。自然な形で2人は一夜を共にする。旅先での過ちで終わるはずが、板野はそれからも由貴子が気になってしまい……。
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3.3平安京は魔から守るために四神に囲まれた土地を選んでつくられたというが、その魔の正体は人間の欲望ではないか? 怨念、嫉妬、呪い、縁切り……現役バスガイドであり、京都を舞台とした「情」の絡み合う作品が人気の著者が、「人間の情念がうずまく、怖い京都」の歩き方を案内する。転ぶと3年以内に死ぬといわれる三年坂。凄惨な地獄が描かれた絵馬が無数に並ぶ矢田寺。昔、処刑場だった三条河原。この水を飲ませると相手との縁が切れるという鉄輪の井戸。あの世とこの世をつないでいる一条戻橋。ある皇后の亡骸が朽ち果て白骨になるまで晒されたという帷子ノ辻。京都最大の魔所であり、宮崎駿氏が「もののけ姫」の着想を得たという志明院。死んだ女が子どもを育てるために飴を買いにきたという幽霊飴の店。人を串刺しにしている形だという説もあるみたらし団子……。京都の深みにますます惹かれる著者初の書き下ろし新書を電子化。
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-壺井光太はカルチャーセンターを運営する会社に勤める40歳。2年前、15歳も年下の妻・葵と結婚した。彼女にとって光太は初めての男だった。幼いところはあるけれど、若くて美しい妻との生活に何の不満もない。だが、そんな光太の気持ちが一変する出会いが訪れる。仕事をキッカケに能面作りをしている未亡人・美耶子と知り合ったのだ。45歳の美耶子は料理が上手く、上品で教養のある女性に思われたが、実は男性器が好きで好きでたまらない淫乱だった。やがて2人は体を重ねる。クンニやフェラをいやがる妻とは違い、美耶子は汗臭い光太の肉棒に喜々として舌をはわせ、アナルを舐めると可愛らしい大きなあえぎ声を出す。「もう……我慢できひん……」。あそこをグショグショにした彼女は自ら着物の帯を外し、いつもそれで腕をしばってほしいと哀願してくるのだ。光太は美耶子との快楽の世界に溺れていくが、妻との間に子供ができて……。
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-大島亜希子は42歳の未亡人。寺岡祥太郎は大学の漫画研究サークルで知り合った気の合う友人だった。学生時代、2人で行った奈良旅行で、互いに恋人の愚痴を言っているうちに、うっかりセックスをしてしまったが、すぐに友人に戻った。20代後半、サークル仲間の結婚式で再会。マリッジブルーだった亜希子はまたも一晩を共にしてしまった。30代後半、サークル仲間のパーティで久しぶりに顔を合わせた。2人とも結婚していたが、セックスレスを抱えており、またしてもいけない関係に。ダブル不倫は長く続いたが、思い出の奈良旅行に行って別れることになった。しかし、その直後、亜希子の夫に末期ガンが発覚。亜希子は罪の意識に苛まれた。未亡人となった42歳の亜希子は再び奈良へと赴くが、偶然にもそこで祥太郎と再会する。運命に誘われるように、2人は激しく求め合って空白の時間を埋めていくが……。
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-秀人は大学進学を機に東京に出ることになった。父親が数年前に他界してからはずっと義母・百合子と2人暮らし。それもこの春で終わりを迎えようとしていた。秀人は一度も彼女を「おかあさん」と呼んでいない。父が亡くなってから、女手ひとつで自分を育ててくれたことには感謝している。ただ、子供の頃、父親と激しいセックスをする淫靡な姿を盗み見してから、一人のオンナとしか思えなくなっていたのだ。別れの時が近づき、百合子から「再婚したい」と相談された秀人。「許可なんて、いらないでしょう。百合子さんは僕の、母親じゃないんだから」そう勢いのままに秀人は百合子をなじる。そして、父とのセックスを見ていたことも告白。「もう、あなたとも会えなくなるんだ。最後に女を教えてよ。“かあさん”」と声を荒らげた。冗談で済ませるだろうと思っていたのに、百合子はいきなり肉棒に舌を絡ませてきて……。
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3.31巻611円 (税込)小説誌の雄『オール讀物』編集部がお贈りする、文藝とエロスの豪華絢爛コラボレーション! 近年オール讀物が掲載した、性とエロスの香り漂う創作や特集記事を再編集し、一冊にまとめたのがこの『エロスの記憶』です。まずは創作。小池真理子、桐野夏生、村山由佳、桜木紫乃、林真理子さんの女性作家陣が妍を競う一方で、野坂昭如、勝目梓、石田衣良、山田風太郎という重量級の男性作家陣も、練達の筆でときに熱く、ときにねちっこく性を描きます。 特集記事は、女優の岸惠子さん、サッカー元日本代表監督フィリップ・トルシエ氏、池田満寿夫・佐藤陽子夫妻といったバラエティ豊かな人選。渡辺淳一×弘兼憲史、東海林さだお×鹿島茂など対談も充実。「飛田新地の『写真屋』」(井上理津子)、「『フランス書院』の秘密」(北尾トロ)など、性の深淵に肉薄するルポものも満載です。 かつて小説雑誌が全盛だった昭和40年代、その一翼を担ったのが他ならぬ官能特集でした。それから半世紀近く経ちましたが、いかなる世であっても男女の仲に秘められた情理を描くのが小説の真髄。本書には、歴代オール讀物編集部がエロスの深淵を追求してきた、その熱気が横溢しています。『エロスの記憶』、どうぞお楽しみください!
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-真壁隼は保険の外交員。就職して5年目になる。日課のジョギングで人妻の木戸清佳に知り合った。目を引くのは彼女の見事な桃尻。両手で掴んでもまだ余りそうな外国人顔負けのボリュームだけでなく、日々のジョギングで鍛えられてきゅっと持ち上がった具合ともあいまって、隼は見るたびに生唾を呑まずにはいられなかった。ある日、清佳から相談を受ける。その熟れた尻を他の男も放っておかず、お尻のモデルとしてスカウトされたらしい。その尻に保険をかけたいと言う清佳。どうしても隼に査定してほしいという。自宅を訪ねると、彼女はワンピースにベージュのストッキングを穿いていた。当初は写真を撮るだけの予定だったが、「魅力的かどうかは写真では分かりません。じ、実際触って実感して頂きたいんです……」と彼女が言い始めた。当然触るだけでは終わらず、桃尻を使って……。
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4.0相沢美耶は満たされぬ欲望を持て余していた。女盛りの29歳。しかし、夫の康夫は51歳で、必然的に夜の生活は多くない。小さな工場を経営している夫との関係は良好で、愛している気持ちは変わらないが、身体がうずくばかり。淫靡な妄想をしては、オナニーを繰り返していた。「こんなにいやらしいことしか考えられなくなるなんて……今セックスできたら私、どうなっちゃうのかしら……」。そんな思いを抱えていたある日、夫が新入社員の西村弘也を家に連れて来た。夫は気分良くお酒を飲んで、寝入ってしまう。すると、美耶の欲望は爆発した。豊満なバストを弘也に押しつけて誘惑。「もうずっとご無沙汰で、我慢できないの。寂しい人妻に付き合ってくれないかしら?」。すでに勃起していた弘也のペニスにしゃぶりつくと、寝ている夫の前で何度も何度も……。
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-46歳の式田秀晃は式田楽遊トラベルの社長。年下の妻と2人の娘がいる。親会社は父が社長を務めていて、腹違いで1つ年上の兄がいる。秀晃は愛人の子だったが、母親が亡くなったあと、本妻の義母に育てられてきた。ある日、女の噂ひとつない兄が結婚することに。その相手と会って、秀晃は驚きを隠せなかった。かつての部下・野々宮月子だったからだ。以前は地味なタイプだったが、8年間の月日で、すっかり艶っぽい女性になっていた。彼女は36歳。艶のある髪の毛は緩いカーブを保ち、肩の下まである。よく見れば、丸くて低めの愛嬌ある鼻の形に見覚えはあるが、この女の瞳が切れ長で艶めかしいのは、昔は眼鏡のせいで気づかなかった。前かがみになった際にワンピースの胸元から見えた胸の谷間の白さに、秀晃は思わず目を逸らす。「あんな男にはもったいない」愚鈍な腹違いの兄に嫉妬を覚えた秀晃は月子と逢い引きを繰り返すが……。
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-倉本は52歳の歴史研究家。カルチャーセンターで講師をしている。ある日、神社の境内で理想の足を持つ女性を目撃して見入ってしまう。格好のあか抜けなさが、足の形にも現れていた。そのふくらはぎはもっさりとしていて、洗練されていない。だが、太ももは肉付きがよく、ふくらはぎに筋肉がついて、少しばかりO脚気味なのがいい。細くまっすぐな足よりも、エロティックで欲情を誘う。倉本にとってまさに理想だった。偶然にもその女性……咲原葵は倉本の講義の生徒だった。彼女は半身麻痺の気難しい父親を介護しており、ずっと独身だという。足に見入られて、妻子持ちながら彼女と懇意になり、ついには肉体関係を持った倉本。葵は40歳なのに処女だった。裸になった葵は、細身で胸も小さかったが、下半身は肉付きがよく、ふれると柔らかく心地よかった。倉本はふくらはぎを愛撫すると……。
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5.0小説家。人妻。五〇歳。 旧赤線街、ストリップ、ラブホテルーー日本全国の色街をひとり彷徨い、男と、セックスと、女の生き方を問う。 情念のハードボイルド・エッセイ。 <目次> なんば・・・ずっと男が怖かったのだということを、女性とセックスして思い出した。 広島・・・・人生は思い通りにならない。けれど、それが不幸だとは限らない。 渡鹿野島・・あんたたちだって、セックスしてんだろ? セックスして生まれてきたんだろ? 加太・・・・セックス、性欲は私にとっては自分の人生を破壊した罪悪だった。 岐阜・・・・彼女は誰のものにもならないまま、あるとき、永遠に皆の前から消えてしまう。 十三・・・・当たり前に「若い女」を享受している人たちとは、違う世界に生きているから。 彦根・・・・社会からこぼれ落ちた、まっすぐ生きられない人間ーーそれは、私自身だった。 六本木・・・痛めつけられたい、虐められたい、支配されたい。好きな男になら、何をされてもいいと思っていた。 五条楽園・・赤は女の色だ。毎月血を流す度に、そう思う。子も産まぬのに、まだ、血を滴らせている。 山形・・・・死の匂いが漂う場所で、自分が生きていることを確かめているのだろうか。 生駒・・・・人前に出ることは、傷つけてくれと言っているようなものだと、たまに考える。 小倉・・・・善と正義を掲げ、それに外れた人々を糾弾する声がネットや実社会にも溢れていて、しんどい。 梅田・・・・いっそ、そうして誰かに殺されるほうが、自死を選ぶより楽な死に方だと思っていた。 道後・・・・私の「幸せ」は、世間が言う「女の幸せ」ではないかもしれないけれど。 別海・・・・どうしてあんな醜い女が男たちからの金で働かずに生きられるの。 渋谷・・・・四十歳なんて、水の中で息を止めるように、一瞬だけ我慢して、乗り越えたらよかったんだよ。 姫路・・・・私は長い間、ラブホテルでしかセックスをしたことがなかった。 城崎・・・・暗鬱な日常から自分を救ってくれるのは、セックスだけのような気がしていた。 比叡山・・・愛や恋などではなく、ただ、男が必要だ。 鳥辺野・・・「女」として生きていたいから、男という存在への執着が強くなる。 別府・・・・「運転手とバスガイドって、デキてるんですか?」どうせなら、一回だけでもやっときゃよかったな。 芦原・・・・踊り子の裸は、女の人生が浮き彫りになる。だから私は、若くない踊り子のステージを見るのが、好きだった。 宮津・・・・私は、底辺なのだ。人としても、女としても、劣等生だというのを、思い知らされた。 長崎・・・・この世に、「女」であることで金銭を得たことがない者が、どれだけいるのだろうか。 高知・・・・背徳的な欲望を持った人間は、逃げ場を失って、どこに行けばいいのだろう。どうやって生きればいいのか。 恐山・・・・若い頃は、死にたいと思わない日はなかった。けれど私は図太く生きながらえてしまい、五十歳を迎えようとしている。 甲子園・・・人は弱い生き物だ。様々な鎧を纏って心身を守り、生きている。 飛田新地・・多くの人が、必死に取り繕っているだけで、正しく生きてはいないのだ。 祖谷・・・・私だって、綺麗な若い女だったなら、AVに出たかった。 熊野那智・・ああ、死後の世界はこんなふうに闇しかないのだと思った。地獄も極楽もない、ただの闇。 福島・・・・セックスでしか癒されない、セックスでしか救われないものが人にはある。 浅草・・・・めんどくさい「女」という性を捨てきれず、あがきながら、私は年を取る。 ーーーーーーーーーーーーーー ◉プロフィール 花房観音(はなぶさ・かんのん) 1971年兵庫県生まれ、京都府在住。2010年『花祀り』で第一回団鬼六賞大賞を受賞しデビュー。官能小説やホラー小説、エッセイほか執筆活動の傍ら京都観光のバスガイドを務めている。
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-40歳の岩本勲は悩んでいた。問題なのは16歳年下の部下・鈴木青葉のこと。勲の前ではいつも無表情で、時折突き刺すような視線を向けてくるのである。今日も一緒に日帰り出張に行ってきたが、ずっとつれない態度。やっと会社に帰ってきたと思ったら、業務時間終了直前に書類のチェックを求めてきた。ちょっとした言葉からも嫌悪感が伝わってくる。青葉は整った顔立ちで清楚な雰囲気。見るものをホッとさせる優しい笑みはファンが多いと聞く。目立つタイプの美人ではないが、いつも周囲に人が集まるような穏やかな空気を持っていた。170cm近い長身で、ビックリするぐらい高い位置に腰があり、抜群のプロポーションを誇っている。そんな青葉に嫌われるのは、中年男にとってはつらかった。結局、2人で残業することに。なぜか青葉は休憩所に行く時もついてくる。仕方なく勲は田舎で見合い話が出ていることを話すと、急に青葉が告白してきた。つれない態度は照れ隠しで、青葉は重度の枯れ専だったのだ。涙まで流した彼女だったが、勲は信じられない。「罪深いほどに鈍感な部長にも私の想いが伝わるよう、証拠をお見せします」。そうつぶやいた青葉が突然、唇を塞いできて……。
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-51歳の渡海孝之は、久しぶりに京都にある実家のお寺にやってきた。以前は父がこの小さな寺の住職を務めていたが、孝之が中学生だった頃に死去。すでに母親もガンでこの世におらず、孝之は母方の叔母に引き取られて、東京に移り住んだ。その後、別の住職が寺を継いだが、その住職も亡くなり、ついに廃寺になることに。跡継ぎがおらず、残された財産を処分するために孝之はお寺にやってきたのだ。孝之は懐かしい寺を見て、父親が母親の死後に入れ込んでいた愛人の存在を思い出す。色の白いふっくらとした女で、年齢はおそらく30代。祇園のクラブのホステスで、結婚もせずに客の子供を産み、その子を親に預けて水商売をしていた時に父と知り合ったらしい。思い出に浸っていると、突然、彼女とうり二つの女性が話しかけてきて……。
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-倉沢志帆は31歳の主婦。当たったら夫と一緒に行こうと思い立ち、懸賞に応募したところ、見事京都の老舗旅館の無料宿泊券に当選した。しかし、夫は仕事で来れず。仕方なく1歳年上の友人・中条涼香と京都観光をすることに。人妻2人で京都中を歩き回り、疲れ切ってベンチに腰掛けていると、大学生2人組がナンパしてきた。派手な鈴香は茶髪の井上和真とすぐに仲良くなり、別行動を取り出す。残されたのは志帆と黒縁メガネの山村拓也という地味な2人。10歳年下の男性と2人きりになって、ぎごちない空気に。それでも似た者同士なのか、意外に悪くない気分で京都を観光した。そのまま2人は旅館に向かい、浴衣姿で料理に舌鼓。夫とセックスレス状態だった志帆は、拓也が童貞だと知ると欲情。旅館の部屋で彼の肉棒を舐め回し、ザーメンを口で受け止めると、そのまま飲み干して……。
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3.7秘めた想いを届けます―― 季節うつろう幕末の京都。伏見にある旅籠・月待屋には、不思議なほどに人の心を動かす手紙を書く代筆屋「懸想文(けそうぶみ)売りさま」がいるという。 秘められた恋、切っても切れぬ親子の情、戦国の世にさかのぼる先祖の因縁―― 人々はそれぞれの想いを胸に、月待屋を訪ねる。京の四季と切ない人間ドラマをしっとりとした筆致で描く、人情時代小説。 〈目次〉 第一章 懸想文の男 第二章 母恋ひし人 第三章 血天井の城 第四章 饅頭喰い 第五章 伏見の酒 第六章 恋文の女 解説/桂 米紫(落語家) 装画/水口理恵子
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3.6
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-森裕士は46歳。7年前に大手新聞社を退社し、フリーの記者になった。新聞社時代の先輩で、議員秘書になった横里龍一が政治家の不正を秘匿し、自殺した事件の真相を追っている。大手町にある平将門の首塚で、京都からやってきた彼の妻・横里響子と会うことに。彼女は40歳で、結婚する前は祇園のクラブでホステスをしていたらしい。花の刺繍が施された青いワンピースの上にカーディガンをひっかけ、日傘をさしている。肩の上に揃えた髪の毛はまっすぐで、年齢よりも少し若く見えた。化粧が薄く、切れ長の目と小さな唇で地味な顔立ちなのに拍子抜けした。先輩の死について詳しく聞こうと、2人で酒を飲んだが、彼女はアルコールに強いようだ。それでも話す言葉が柔らかい京都弁に変わる。「親密な人にしか、京都の女は本音は話せへんねん」と潤んだ瞳で見つめられた裕士は……。
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3.8恋は地獄、恋は人を殺す。「恋したい」なんて、もう言えない。女が本当に知りたい「性」と「生」。--藤田香織(書評家)風俗嬢に堕ちた教え子と潔癖な教師が逢瀬を重ね、“魔所”といわれる古寺を訪れる「鳴神」、再会した幼馴染みとのセックスに籠絡され、夫殺しに荷担する不倫男の末路「恋塚」。性と愛の地獄に嵌まり、時には生死を顧みぬ男女の業を、団鬼六賞作家が生々しくも艶やかに描く傑作六編。 「恋したい」なんて、もう言えない。恋は地獄、恋は人を殺す。 女が本当に知りたい「性」と「生」。--藤田香織(書評家) 醜悪で滑稽な恋をする者たちを嗤う連中の腹の中は、恋に狂う人間たちへの羨望で満ちている。恋で死ぬ―これほど我儘な幸福を味わえることはないのだ。--花房観音 風俗嬢に堕ちた教え子と潔癖な教師が逢瀬を重ね、京都の“魔所”といわれる古寺を訪れる「鳴神」、再会した幼馴染みとのセックスに籠絡され、夫殺しに荷担する不倫男の末路を描く「恋塚」。性と愛の地獄に嵌まり、時には生死を顧みぬ男女の業を、団鬼六賞作家が生々しくも艶やかに描く傑作六編。
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-高木幸次郎は50歳。京都で飲食店を経営している。行きつけの小料理屋で女将から紹介された女性が、死んだはずの女とうり二つで思わず息を呑んだ。白いエプロンをつけた彼女は、肩まである髪の毛と、見ただけでわかる滑らかな肌を持っていた。あの人……美也は自分よりも10歳年上。しかし、目の前にいる彼女は30代に見える。生きていたとしてもこんなに若いわけがない。名前は佐藤琴子。彼女はかつて愛した人の娘だった。彼女の母・美也は高木の父の愛人。高木は2人の関係を母親に告げ口し、全てをぶち壊しにしたのだ。その後、美也は亡くなっていた。狂おしいほどに求めた女性の生き写しと出会い、気持ちが抑えられなくなった高木は、妻子がいるにもかかわらず、琴子に溺れていき……。
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3.9更年期だと思って不調をほったらかしてたら死にかけた! 今のあなたは元気なのではなく、ただ、今は死んでないだけかもしれない。 「シモの毛は剃っておいたほうがいい」 「気になる不調は胡麻麦茶では誤魔化せない」 「四十代は正真正銘、中年です」 「夫の携帯番号はもしもの時には覚えていないもの」 「パンティーライナーの在処を男は知らない」 「悪意は健康な人の心に宿る」 「もう会いたくない人には会わなくてもいい」 「綺麗になるなら病気だって儲けもの」ーーなど 五十路になって初めて極楽浄土の扉を叩きかけた観音さんが病気後綺麗に生まれ変わって悟った「今気づいておいてよかったこと」
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-会社では課長職にある岩井湊は部下に厳しく、周りから怖がられている。そんな自分に自己嫌悪を募らせていた。しかし、家に帰っても夫の晴信は構ってくれず、食事して入浴を済ませると早々に眠ってしまう日々。焦燥感に駆られる湊は、金曜日が訪れるのを指折り数えるしかなかった。なぜ週末を楽しみにしているかというと、金曜日の夜、夫婦の関係はガラッと変わるから。性欲が旺盛な2人は仕事に影響がないようにと、セックスするのは週末だけと決めているのだ。そしてついにやってきた週末。湊が家に帰ってくると、先に帰宅していた夫が笑顔で迎えてくれた。湊が靴を脱ぎ、コートのボタンを外していると、晴信はいきなり抱きついてくる。「もう我慢できないんだ」という夫と1週間ぶりに濃厚なキスを交わす。理性は早々にとろけてしまい、唾液の交換に酔いしれた。足フェチの晴信はタイトスカートをめくり上げ、黒タイツにペニスを擦りつけてくる。愛液と我慢汁が潤滑油となり、早々にイッてしまう2人。それだけでは止まらず、炬燵の中で、浴室で、ソファで、何度も何度も……。
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3.0河本陽太は大学3年生。義母の香澄が住むマンションにやってきている。陽太の実母は幼少期に病死。父は再婚と離婚を繰り返し、香澄が3人目の母となる。父はそんな香澄とも別居中で、結婚生活は破綻寸前だった。陽太は38歳の実年齢を感じさせない若々しい義母を女性として意識していた。ショートボブの髪型も雰囲気に合っており、小柄でスレンダーながらもバストは意外に豊かで、張りのあるヒップも性的魅力に溢れていた。初めて母性を感じさせてくれた女性でもあった。その義母が住むマンションで心霊現象が起きているという。オカルトの知識が豊富な陽太が相談を受けて調査することに。香澄が寝静まったあとも調査を続ける陽太。不可解な出来事が続き、心配になって香澄の様子を確認すると、彼女は猥褻極まりない寝姿で下半身を露出していて……。
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-26歳の草野克彦と27歳の藤井泉水は「はとこ」同士。子供の頃からずっと仲が良かった。明日は泉水の結婚式。そんな時に克彦は、昔よく遊んだ神社に呼び出される。泉水は子供の頃から美少女でまぶしい存在だったが、この日もブリーツスカートから長い足を見せていて、呆れるほどの女っぷりだった。懐かしくなった2人はかつての秘密基地へ。子供の頃、よくここで放尿を見せ合ってふざけあっていた。いろいろな秘密が頭をよぎると、急に泉水にキスをされる。彼女は結婚を前にエッチなことばかり考えてしまうという。当然、キスだけでは済まず、グチョグチョになったアソコに手を伸ばす克彦。「おかしくなっちゃう」と身もだえた泉水は、あの頃と同じように放尿を見せてくれて……。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
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-42歳の作家・田所朝夫が描くのは主に恋愛小説。ヒロインは決まって色白で長い髪を持つ和装が似合う女性ばかり。モデルは学生時代に恋い焦がれていた同人仲間の朝野結子だ。朝夫は取材のため、久しぶりに京都を訪れる。そこで結子と再会。夫は交通事故で亡くなり、今は未亡人となっていた。彼女は朝夫が描いた作品の熱心な読者で、自分がヒロインのモデルになっていたことにも気づいていた。「着物の女と寝たことないんちゃう?」と、まるで誘うように自ら着物を脱ぎ始める結子。小説の中で何度も抱いてきた純粋な“ヒロイン”の淫靡な姿を目の当たりにした朝夫は、興奮を抑えきれなかった。ビショビショになった彼女のアソコからあふれ出す愛液をすすり始め……。
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-友成肇は32歳。昔から大きな尻が好きで、ぽっちゃりがタイプだった。会社の健康診断で、医師からダイエットを命じられ、仕方なく出社前にランニングを始めた。そこで、同じ時間帯に走っているアラフォーの人妻・佐伯さやかと顔見知りになる。たっぷりと肉付きがよく、張り出したお尻、ランニングウェアの上からでも分かる僅かにたるんだウエスト、ハーフパンツから伸びるむっちりとした太もも。笑顔も可愛らしく、完全に肇のタイプだった。後ろでひとつにまとめたセミロングの髪がゆらゆらと揺れている。足を踏み出すたびに揺れるヒップの魅惑にいつまでも浸っていたい欲望に駆られ、肇はすっかり彼女に魅了された。ある日、大雨に遭い、一緒に公園のあずまやで雨宿りすることに。人目がないのをいいことに2人は急接近。いきなり激しくキスを交わすと、肇は汗で濡れる豊かな乳房に手を伸ばし……。
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-羽田は53歳の弁護士。被告人の母親である45歳の青木美喜と関係を持ってしまった。被告人の青木猛は前妻の息子で、父親である美喜の夫・三郎を殺害。その弁護を頼まれたのが羽田だった。依頼人と男女の関係になるなど御法度だとはわかっているが、羽田は美喜と関係を持ってから、自分が若返っていくのを感じていた。彼女はとにかくセックスが好きで、これほど男のものをしゃぶるのが好きな女は自分の知る中でいなかった。一度挿入したペニスでも喜んで口に入れる。45歳という年齢に相応しく尻には肉が付いていたが、腰は十分にくびれ、乳房は揺れるほど大きい。バックから突く時に見える背中は何より美しく、白くて1点のシミも吹き出物もないほど。羽田は美喜との情事に溺れていく。しかし、美喜と猛には秘密があって……。
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-大学時代から京都に移り住んだ笹原は、場末のスナックで牧村彩音と知り合う。和服が似合う清潔感溢れる年下の彼女に惹かれて、肌を重ねるようになった。いつしか結婚を意識するようになるが、両親の激しい反対に遭い、2人は離ればなれに。笹原は転職して東京に戻り、別の女性と結婚。愛娘をもうけた。数年後、京都出張の際に足を伸ばした映画館で、偶然にも人妻となった彩音と再会する。それから年に1回、七夕の夜に逢い引きをするようになった。しかし、妻に彼女の存在がバレてしまい、笹原は別れを決意する。最後の夜。まるで織り姫と彦星のように、笹原と綾音は互いの体を慈しみ、激しいセックスを繰り広げていき……。
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-柿沼孝生は50歳のバツイチサラリーマン。仕事の節目や勝負飯が必要な時には決まって「とんかつ久田」に来ている。老夫婦が営んでいる小さな店だ。もう通い始めて28年。店主の孫娘である久田梨花は当時3歳だった。孝生はよちよち歩きの頃から父親気分で梨花を見守ってきたが、彼女も31歳になった。今日の梨花は白いシャツに胸当てがある藍色のエプロンをつけている。艶やかな黒髪が肩を撫でて、濃紺のスカートの裾からはすらりとした下肢が伸びていた。いつものようにヒマワリのような笑顔を見せている。美容師をやっていて、結婚話があったようだが、あれからどうなったのだろう。孝生は胸が苦しくなるがぐっと気持ちを抑えた。思い出されるのは11年前のこと。近くのビルの屋上で梨花に告白され、背中に押し当てられた乳房の感触を未だに忘れられず……。
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-朽木朝雄は49歳のデザイナー。ミュージシャンを目指して上京してからは実家と没交渉だった。その後、夢に破れて結婚し、子供もいたが、今は離婚して独り身だ。昨年、父が70歳で亡くなった。父は朝雄の母が亡くなったあと、年が離れた後妻の珠世と結婚した。父の葬式で初対面した年下の継母に呼び出され、朝雄は今宮神社にやってきた。彼女は現在42歳。藤色のワンピースの上にブラウンの薄手のコートを羽織っている。肩の上で髪の毛を切りそろえており、ワンピースのスカートの裾から、黒いタイツにつつまれたふくらはぎが見えた。年齢よりも幼く見える。美人というより、丸顔で愛嬌があり、可愛らしい雰囲気だ。改めて話してみると、珠世はミュージシャンを目指していた学生時代の朝雄を知っていて、初恋の相手だったという。「ずっとこうしたかった」と彼女に激しく求められて……。
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-阿佐子の家はマンモス団地の3階の一室である。結婚して10年が経ち、先日32歳になったばかり。息子も8歳になる。団地の壁は薄く、隣家の話し声は筒抜けだ。隣に住んでいるのは半年前に越してきた19歳の夫婦。水商売で生計を立てており、夜型の生活ゆえに、その夫婦はもっぱら昼間にセックスをしている。夫も息子もいない部屋で、阿佐子は1人それを盗み聞きしていた。以前から隣家の主人が気になっていた阿佐子は、均整の取れた彼の肉体に愛される妻に嫉妬する。すでに阿佐子の秘部はビックリするほど濡れていた。彼の男根を想像しながら、クリトリスを撫で、胸を鷲づかみにする阿佐子。とうとう絶叫しながら失神してしまう。直後、玄関のチャイムが鳴る音で目を覚ますと、家の前には隣家の主人が立っていて……。
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3.8
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-佐田茉弓は35歳の専業主婦。夫は単身赴任中で、今は小学2年生の息子と2人暮らしだ。もともと奥手で夫以外の男性を知らない茉弓。だが、最近は性欲が抑えきれず、Eカップの巨乳を揉みしだき、激しいオナニーに熱中していた。それだけでは我慢できなくなった茉弓はテレビで出会いカフェの存在を知る。女性客がマジックミラー越しに男性客に品定めされ、指名されると店外デートをしてお小遣いをもらうというシステム。普通の素人が利用しており、若い女性だけでなく、人妻や熟女専門店もあるらしい。新手のフーゾクに興味津々の茉弓は、思い切って入店。緊張しながら自分をアピールすると、高野と名乗る清潔感のある中年に指名される。そのままラブホテルに行くと、男の態度が豹変。茉弓は命令されるがまま凌辱されて……。
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-河瀬は56歳の建築士。仕事帰りにたまたま訪れた小料理屋のママ・毬絵と親しくなった。彼女は45歳のバツイチ。優しさと色っぽさが絶妙に同居していた。2人は出会って2ヵ月ほどで男女の関係になった。お店では和服を着込み、髪をアップにしている彼女だが、普段は洋服でロングヘアを下ろしている。そんな彼女のパンストとパンティを脱がせ、激しく愛撫する河瀬。ディープキスで責め、全身を撫で回す。すぐにイッてしまった彼女だったが、「料理上手は床上手」の言葉通り、河瀬の肉棒を舐め回すと、自らまたがって激しく腰を振り始め……。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
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3.4
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-責め縄、狂い縄――― 伝統を継ぐ過酷な縛りで 世界的に熱烈な支持を得る 緊縛師・奈加あきらの半生と 命懸けで究極の愛を魅せる 美しき女たちの姿を 団鬼六賞作家・花房観音が描く 【「序章」より】 縛る男、ときには縛る女、そして縛られる女、縛られる男がいる。 理解できないと、目を背ける人もいるだろう。 痛みを与えて何が楽しいんだと非難する人たちも。 けれど、確実に、この広く豊かな世界には、「縄」を必要とする人たちが存在しているのだ。 なぜ、縛るのか。 なぜ、縛られるのか。 縛り、縛られた、その先にあるものは、何なのか。 緊縛師・奈加あきら。 女を縛ることを生業としている、ひとりの男。 彼はどのような人生を辿ってきたのだろう。 彼を通じて、「縄」の世界に、潜っていく。 【カラーグラビア16ページ掲載】 モデル=紫月いろは/友田真希/翡翠/あかね 【目次】 序章 第一章 生誕 第二章 アダルトの世界へ 第三章 緊縛師・男優 第四章 病 第五章 性と美 第六章 縛られたい人たち 終章 彼の岸と此の岸の狭間で あとがき
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-大島和人は28歳のサラリーマン。今日はひとりで暮らす義姉・あゆ美の家にやってきた。あゆ美の夫だった兄は5年前に病死。それ以降、命日に合わせて、和人がお供え物を届けるのが恒例になっていた。未だにあゆ美は独身を通していて、七回忌までは結婚を考えないようにしているという。彼女は色白で瞳が大きく、肌にも艶があって、35歳になった今も美しい。年齢を重ねるごとに色香が増していて、和人はたまに会った時、そのグラマラスな巨乳やお尻を見て、ムラムラしてしまうほどだった。そんな彼女の家を訪ねると、とんでもない場面に遭遇する。和装の喪服を着たあゆ美が中年男に襲われそうになっていたのだ。和人は義姉を救出するが、そんな行為の裏側にはとんでもない兄の遺言が隠されていた。「七回忌まで毎年命日には他の男に抱かれる姿を見せて欲しい」。それを知った和人は……。
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-「沢倉蒼」こと田中勉は53歳の小説家。30歳の頃に脱サラして官能小説を書き始めた。妻に愛想を尽かされ、今は独り身。2年前に京都に移住して時代小説に挑戦し、『萩の寺』を上梓した。本を売るために書店回りをしたが、SNSで有名なアイドル書店員には素っ気ない態度を取られる。肩を落とした勉に声をかけてきたのが店員の葉月沙苗だった。彼女は長い髪の毛をうしろでくくり、カーディガンとジーンズで眼鏡をかけていた。化粧は薄く、身体は太っているほどではないが肉付きはよくて、抱き心地がいいかもしれない。色気はないが、実際の行為になるとこういう女を豹変させるのが面白みがある……などと勉は勝手に分析してしまった。39歳の彼女は官能小説家・沢倉蒼のファンだった。必死に本を宣伝してくれた沙苗に惹かれた勉は、人妻と知りながら逢瀬を重ねるが……。
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4.0
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3.0阿野咲彦は45歳のフリーライター。ストーカーに被害届を勝手に出され、警察に取り調べられる災難に見舞われる。その時、担当した婦警の美しさが印象に残った。肌が白く切れ長の目で、好みのタイプだったなと阿野は思った。後日、祇園のバーで友人と飲んでいると、偶然、彼女と再会する。名前は雪乃。警察官であることを隠して舞妓をしていたのだ。雪乃は31歳。若草色の着物を身に着け、髪の毛を結い上げている。婦警の制服姿では華奢な印象はなかったが、着物を着ていると細身に見える。後日、取り調べのお詫びとして誘いを受けて意気投合。そのまま阿野の家に来てくれた。戸惑いながら初めて女性の着物を脱がすと、雪乃のほうから唇を合わせてくる。京言葉の彼女から激しく求められた阿野は、花の芽に吸いつく。後ろからが好きだという雪乃が自ら尻を突き出してくると、阿野はバックから責めて……。
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-バツイチ46歳のサラリーマン・矢田は、つい先日京都営業所に転勤となった。京都で働くメンバーは五人。この中の一人、柳野原という男が厄介だった。風采の上がらないタイプで、とにかく仕事ができない。さらに矢田を苛立たせるのは、そんな彼の妻である華也子が、30代の超美人だということ。よほど夜の営みが充実しているのか。そう考えていた矢先、仕事帰りに華也子とばったり会う。彼女は矢田の瞳をじっと見つめ、いきなり手を握りしめてきた。「独りで家におるのが寒いねん――温めて――」【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
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-32歳の本多純一はため息交じりで5年ぶりに帰郷した。大学卒業後は東京で懸命に働いてきたが、そこに自分の居場所は作れなかった。会社が業務を縮小することになり、上司からは希望退職者に応募するよう促され、失意を胸に逃げ帰ってきたのだ。しかし、地元で思いがけず、6歳年上の幼馴染み・鈴木律子と再会する。彼女も夫の浮気が原因で、2人の子供を連れて実家に戻って来ていた。今年で38歳になるのに、きめ細かい白肌と黒目がちな瞳は実年齢よりも若く見せている。純一は初恋の相手だった彼女との再会を喜んだ。ともに心に傷を持つ2人はお互いに支え合うようになっていく。ドライブした夜、彼女は「私ってもう、女の魅力、ないのかな……」と問いかけてくる。律子を抱き寄せた純一は口づけをかわすと、全身を優しく愛撫した。憧れの女性に車の中でフェラされた純一は我慢できずに……。
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-50歳の藤堂武彦は久しぶりに故郷の京都にやってきた。10歳年上の兄・智彦の還暦パーティーに出るためだ。兄は父親の後を継ぎ、和装小物や手ぬぐいを手掛ける会社の社長をしている。一方、武彦は京都を離れて北海道に居着き、フリーのカメラマンをしていた。これまでずっと実家を避けてきたが、今回は兄が強引に話を決めてしまった。ホテルにチェックインすると、「お久しぶりです」と声をかけられる。現れた女は、青みがかった紫のワンピースの上に、白いカーディガンを羽織っている。かつて長かった髪は肩のところで揃えられていて、少しふっくらしたように見えるが、切れ長だけど丸い目、コンプレックスだと言っていた薄い唇は変わらない。別れた時は25歳だったから今は45歳のはずだが、若く見えた。彼女……志津子は兄嫁。かつて武彦と愛を語り合い、毎晩のように求め合った相手だった……。
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-不動産会社で働く田中宏幸は11月に遅い夏期休暇を取り、伊豆半島の中途半端なところにある寂れた温泉にやってきた。三十路男の気ままなひとり旅は予想以上に快適で、読書と温泉を交互に楽しんでいた。迎えた3日目。最終日ぐらいはと外に出て、花火大会を楽しむことに。花火から目を離して宏幸がふと横を見ると、見覚えのある美女の顔が合った。テレビでよく見るトップアイドルの大島陽子が旅番組の取材で来ていたのだ。藍色の地に菖蒲柄の浴衣を着ていて、清楚な雰囲気でただならぬオーラを発散していた。その直後、大雨に見舞われた宏幸は、近くにあった神社で雨宿りをすることに。と、そこに陽子がやってきた。どうやら彼氏らしき男と電話をしている。雨でびしょ濡れになり、浴衣からTバックが透けて見える。宏幸の存在に気づかない彼女は行動をエスカレートさせていく。彼氏を挑発しながら、乳首、そしてクリトリスをいじり始める陽子。そこに宏幸がいるのに気づいても止まらずに……。
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-西沢百合子は42歳の主婦。25歳の時に俊彦と結婚した。夫は子供を欲しがったが、30歳の時に百合子が子供のできない体だと発覚。それから距離ができて、セックスレスが続いている。しかし、百合子は男性経験が少なく、セックスが好きではなかったのでちょうどよかった。それからは趣味でアクセサリーを作るようになる。たまに手作り市で販売もしていた。ある日、手作り市で「素敵ですね」と女性から声をかけられた。ショートカットがよく似合う、切れ長の目で色の白い女だった。ノースリーブのブラウスの袖から伸びた腕はほっそりとしているのに、豊かな胸のふくらみが目立つ。人見知りの百合子だったが、彼女……7つ年下の中根桃花とは話が合った。知り合って2週間後、桃花の部屋で自然と2人は抱き合い、キスを交わす。今まで体験したことのないぐらい百合子のあそこは濡れていた。私は男の人よりも女の人のほうが好きだったんだ。そう実感した百合子は……。
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-香坂純也は50歳の独身デザイナー。趣味の神社巡りをしていると、日本画から抜け出したような美人を見かた。切れ長の目は閉じられていたが、長いまつ毛は離れたところからでもわかる。色白でふくよかな頬は柔らかそうで、厚めの口紅は赤身がかったオレンジで塗られていた。うしろでまとめられている髪の毛と、うなじに張り付くおくれ毛が色っぽい。紺のストライプのワンピースのスカートが風にふわりとなびいていた。視線が合いそうになり、慌てて逸らした時に、動揺して御朱印帳を落としてしまう。彼女はそれを拾ってくれた。そうして出会ったのが42歳の人妻・三崎麻也だった。夫の浮気が原因で家を飛び出し、ひとり旅をしているのだという。もう恋愛をするなんてないと思っていた純也だったが、自然に麻也と惹かれ合う。何度も体を求め合い、激しいセックスを重ねていくが……。
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5.0望むものを与えてさしあげるのも私のつとめなのです。さぁ、ご一緒に極楽浄土へ――付き合っていた彼氏にフられた彩音は傷心一人旅に。縁結びで有名なお寺があると同僚に勧められたからだ。ちょっとした不注意で何者かにぶつかった彩音はハッとする。こんなに美しい僧侶を見たことがない……悪いことは重なるようで、自分のヘマでホテルの予約が取れていなかったことに気付いた彩音はベンチでしょんぼり。困っているところに昼間の僧侶が!栄徳と名乗るその美僧侶は、困っている人を助けるのも御縁、と言い彩音をお寺に招く。お風呂を勧められた彩音がゆったりと疲れを癒しているとまさか!?栄徳が入ってきて彩音にマッサージを始め……
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-36歳の桐原源治は独身の高校教師。女子高生に興味はなく、成熟した熟女が好きだった。そんな源治の前に好みの女性が現れる。同じく教師をしていた父の再婚相手である藤乃だった。3歳年上の彼女は色白で艶やかな肌とふっくらとした胸元が印象的。唇はぽってりと厚みがあって、切れ長の目も美しい。どうやら父の教え子らしい。彼女の顔は、写真の中でしか見たことのない幼い頃に亡くなった母とよく似ていた。源治は藤乃のことを「おかあさん」と呼ぶようになる。が、どうしても女として意識してしまう。ある日、父親が旅行に行ったため、源治は藤乃と2人きりに。一緒に酒を飲んだが、彼女の汗で濡れたうなじに目が釘付けになった。胸の谷間を見てしまい、欲情を必死に押し殺す。しかし、藤乃にはバレていた。「ずっとうちのこといやらしい目で見とったやろ?」源治の肉棒から我慢汁が出ているのを確認した藤乃が、それをずっぽりと口にくわえて……。
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-香夜子は京都の長岡京市で小料理屋を営んでいる。かつて祇園のクラブで働いていた45歳の彼女は、年齢を熟した色気と媚びという武器に変える術ぐらい知っている。パトロンたちに男が喜ぶテクニックも教え込まれている。男とのセックスも好きで、男がいないと生きている気がしない。性に奔放な香夜子はこれまでの人生で何度も男を寝取ってきた。今日のお客もその1人。単身赴任で京都に来たという妻子持ちの男を誘惑し、自宅に連れ込むと、その大きな肉棒を堪能した。フェラをしながら指で輪を作って動かすと、男は泣きそうな声を上げる。後ろから突かれると、香夜子はあまりの気持ち良さに涙まで流した。しかし、男は知らない。その家に香夜子の夫・覚馬がいることを。仕事もせずに酒ばかり飲んでいる覚馬は、かつて妹の沙良から寝取った男だった……。
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-寝具メーカーの営業マン・根本辰徳は、ふと立ち寄ったバーで10年ぶりに佐々木瑶子と再会した。同い年の彼女とは友達以上恋人未満の時期が長かった。学生時代は何でも話せる異性の友達で、付き合ったこともある。セックスの相性はよかったが、性格は水と油ですぐに破局。その後は本命ができるまでの繋ぎとして、ずるずるとセフレを続けた。お互いに新しい相手ができた時に友人関係も自然消滅。もう友達には戻れなかった。あれから10年が経って、今は辰徳も瑶子も四十路。お互いに結婚して子供もできた。しかし、今はどちらの家族も旅行で不在。2人はつかの間の独身気分で積もる話を満喫する。特にセックスレスの話で盛り上がった。バーを出る時、彼女が階段で足を取られそうになると、辰徳は抱きしめて支える。その瞬間、焼けぼっくいに火が点き、辰徳と瑶子は激しいディープキスを交わして……。
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5.0田口龍太郎は小学校の元校長。地元住民からは人格者として尊敬の念を抱かれている。そんな彼は、とんでもないものを目撃して愕然としていた。同居している息子の嫁・遼子が極太のバイブを用いてオナニーをしていたのだ。愛液でグショグショになった秘部にバイブを突っ込んで、自らを慰める遼子。それを盗み見た龍太郎は不憫に思わずはいられなかった。息子は若い女にかまけて浮気を繰り返し、彼女を泣かせ続けていたからだ。翌日の朝、昨日の乱れた姿が嘘のように、遼子は穏やかな表情しか見せない。純和風の顔立ちは優しかった亡き母を思い出させ、大和撫子という言葉がピッタリの女性だった。思わず龍太郎は息子の裏切りを詫びる。優しさに触れて感激した様子の遼子は、その日の夜に龍太郎の寝床を訪ねてきた。「はしたない女だと思わないでください。ただ……お義父様に優しくしていただきたいんです」そう告げて、龍太郎のペニスに舌先を這わす遼子。すでに自信をなくしていた龍太郎の男根はそそり立ち、彼女の口の中に大量のザーメンを発射してしまうが……。