無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
花房観音『くちびる遊び』新潮文庫。
『花びらめぐり』に続く文豪の近代文学をテーマにした官能短編小説集の第2弾。いずれの短編も元ネタを連想させながら、花房観音の独特の雰囲気を表現しており、面白い。
『愛しの舞姫』。森鴎外の『秋の舞姫』が元ネタ。美貌のドイツ女性エリスと結婚間近の友人への嫉妬の行方は…
『女禁高野』。泉鏡花の『高野聖』が元ネタ。傷心の女性が高野山の宿坊で体験した耽美的な官能の世界。夢か幻か。
『タレコミ訴え』。太宰治の『駈込み訴え』が元ネタ。政治家と秘書の禁断の関係とマスコミへのタレコミ。さもありなん。
『悦楽椅子』。江戸川乱歩の『人間椅子』が元ネタ。江戸川乱歩には及ばないが、妖しくも官能的な世界を表現している。
『みだら髪』。与謝野晶子の『みだれ髪』が元ネタ。文学界を舞台にした不倫劇の行方は…
Posted by ブクログ
2017年、41冊目は花房観音、近代文学を、現代官能にアレンジ、remixさせた、文豪官能シリーズ、第二弾。
今回はタイトルと一言紹介を。
愛しの舞姫:男の嫉妬話、その①。
女禁高野:孤独の都会と滾る山野。
タレコミ訴え:男の嫉妬話、その②、BL編 with 言葉遊び。
悦楽椅子:性癖話、素晴らしいオチ付。
みだら髪:文学同人誌の歪な三角関係。
前作『花びらめくり』が良かったので、予約購入……、のはずが、予約した書店が発売日オーダーかけてなかったと発覚。2日遅れで入手。
今回、気に入った順では「悦楽椅子」『みだら髪」「女禁高野」この3編は文句無し。完全に好みの問題。「愛しの舞姫」「タレコミ訴え」が続く感じ。 久々の1日、一気読み。元ネタ知らずの文学音痴でも楽しめる、面白さ。評価★★★★☆の価値は充分。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
ビジネス・実用
小説・文芸