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「女の匂いをさせては、獣が来ます」山奥の宿坊。妖艶な僧が、手で舌で、私の体を清めていく――(「女禁高野」) 妻よ、俺の顔に跨(またが)ってくれ。潤みに塗(まみ)れたその尻で、潰してくれ(「悦楽椅子」) 先生は、私の髪で先をくすぐられるのが、たまらなく好きでしょう?(「みだら髪」) 狂おしいほどに疼(うず)き、したたり、吐息が漏れる。団鬼六賞作家が男と女の心の秘部を押しひらく、欲情短編集。
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Posted by ブクログ
2017年、41冊目は花房観音、近代文学を、現代官能にアレンジ、remixさせた、文豪官能シリーズ、第二弾。
今回はタイトルと一言紹介を。
愛しの舞姫:男の嫉妬話、その①。
女禁高野:孤独の都会と滾る山野。
タレコミ訴え:男の嫉妬話、その②、BL編 with 言葉遊び。
悦楽椅子:性癖話、素晴らしいオチ付。
みだら髪:文学同人誌の歪な三角関係。
前作『花びらめくり』が良かったので、予約購入……、のはずが、予約した書店が発売日オーダーかけてなかったと発覚。2日遅れで入手。
今回、気に入った順では「悦楽椅子」『みだら髪」「女禁高野」この3編は文句無し。完全に好みの問題。「愛しの舞姫」「タレコミ訴え」が続く感じ。 久々の1日、一気読み。元ネタ知らずの文学音痴でも楽しめる、面白さ。評価★★★★☆の価値は充分。
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