すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
先日の高校入試に取り上げられたのがきっかけで、手に取った本。
小6の海斗は、何をやっても中途半端、今はゲームに熱中している。約束の時間が過ぎてもゲームをやめなかったので、お母さんにゲーム機を没収されてしまう。両親に言われて何となく通っている塾に行く途中に、駅構内から聞こえてきたピアノの音に心ひかれて立ち寄り、ストリートピアノを弾く青柳さんと出会う。それがきっかけとなって、ピアノの練習を始める海斗。青柳さんに教えてもらった、『ピアノピアーノ』を合言葉に懸命に練習に打ち込む。
あとがきに書かれていた「あの時あの人に出会わなかったら、あの本を読んでいなかったら、今の自分は全然ちがっていたかもしれない -
Posted by ブクログ
本書を読み終えて、はじめて葬儀場での仕事に関心をもった。
漆原が美空に言った「大切なご家族を失くし、大変な状況に置かれたご遺族が、初めに接するのが我々です。一緒になってそのお気持ちを受け止め、区切りとなる儀式を行って、一歩先へと進むお手伝いをする、やりがいのある仕事でもあるのです。」という言葉にもあるとおり、葬儀場スタッフは様々な死と真摯に向き合ってはいるが、時にはあっさりとした対応をしているところが印象的だった。
仕事をこなしていく中で、美空は「おそらく、何度経験してもこの情景に慣れることはないだろう。いや、慣れてはいけない気がする。他人の悲しみとして受け流すようになってはいけないのだ。 -
Posted by ブクログ
AIを使いこなせるかどうかは、「本質的な問題を設定できるか」によって決まる。
どれほど優れた道具があっても、解決すべき問題が明確でなければ、その道具を持っていても意味がない。
重要なのは、「何を解決するためにその道具を使うのか」という視点である。
問題に焦点を当てなければ、どんなに優れたツールも宝の持ち腐れになってしまう。
プログラムの本質的な価値は「自動化」にある。
これまで人間が手間をかけて行っていた煩雑で面倒な作業を、プログラムによって自動化することができる。そこに大きな価値がある。
そのためには、これまで人間の知恵や経験として蓄積されてきたものを、どのようにプログラムやデータとし -
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(前置き)自分に関するあらゆる記録を残したいと思い、当初はWordを使っていたがなかなか定着しなかったため、OneNoteに切り換えた。Wordとは似ているようで違うこのMicrosoft製の記録アプリは情報入力がWordよりも速く気軽に行え、「ノートブック」、「セクション」、「ページ」、「サブページ」...と情報をテーマごとに階層構造で整理、管理することができるゆえに記録の習慣化は楽に行えた。
本書はOneNoteの基本的機能からちょっとした活用例までを解説している初心者向け解説書である。Microsoft製アプリ全般そうだが、機能やできることが多すぎる上チュートリアルがほぼないため、本書 -
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ネタバレ博士と少年の純粋な愛を描いたヒューマンドラマ。
博士は数学以外のことには無関心かと思いきや、特に血の繋がっているわけでもない子ども(ルート)に対して、大きな愛情を持って接してくれる。
博士は学校の先生をしていたから、元々子供が好きだったことが窺える。
博士は数式でメッセージを伝える。
今までの家政婦からは、星が10近く(10回)ほども面倒が見れないと突き放されてしまったのに、新しい家政婦(ルートの母)はめげずに博士の数式を解こうとし、寄り添おうとする。
ルートも計算を諦めたと思ったら、違うアプローチで博士を喜ばせようとしているのだ。
私はこのシーンに強く胸を打たれた。
記憶を失くす度に -
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- カート
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試し読み
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ネタバレ男女のすれ違いの奥にある真実を丁寧に描く物語。
清瀬は松木のことを知ろうとしすぎてしまったが、松木は家族と不仲、いっちゃんは字の練習をしてることを誰にも知られたくなかったし、清瀬も相手に対してそういう背景があるかもしれないと、配慮する必要があった。
清瀬の考え方について、犯罪者のニュースを見てこんなことする人がいるなんて有り得ないだとか、こんな字の汚い人考えられないと言ってしまうのは、「自分はそうではないとして、切り離そうと考えている」という言葉にハッとした。
手を差し伸べて助けようとしても、真っ直ぐに喜んでくれる人だけがいるわけじゃない。天音の「助けられたら感謝しなきゃいけないんですか -
Posted by ブクログ
長編ですがとても読みやすかった。
淡々と書かれた文からこの時代を生きた人々のくらしを知ることができた。
第三章の清太の質問「家族に挫折したら、どうすればいいんですか?」の一言に思わず涙が溢れ止まらなくなった。
岐阜から上京した山岡悌子(ていこ)は、
槍投げ選手として活躍するが肩を壊してしまう。引退後、国民学校の代用教員になり、幼馴染で早稲田大学野球部の元エース、神代清一と結婚するはずだったが…。
「小国民」と呼ばれた戦時下の子どもたちの様子がよくわかる。食糧が足りなく学校の授業は「修身」中心になり、勝つまでは…と我慢を強いられた日々。B-29から生徒を守れなかった悌子に、朝子の母、富枝の言
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